
はてなキーワード:バラエティ番組とは
https://anond.hatelabo.jp/20251018104321
と書いてあったが、昼ドラと言っても色々あって、結論から言えば「東海テレビ制作の昼ドラ」と名指しした方がいいんじゃない?と思った。
以下雑説明。昼時にやってたドラマを広義で昼ドラと呼ぶ。おそらく狭義として「なんかしらんが昼にやってた愛憎劇ドロドロのやつ」ってのがある。元増田が言うのは狭義の方だろう。
広義の昼ドラは90年代前半まではいくつか枠があったが90年代後半になると衰退期に入り、2000年代になると昼帯バラエティ番組に置き換わってほとんどか2009年までに終了。内容は、東海テレビ制作のものを除き、90年代以降はほとんどが家族ものやコメディなどさわやかまたは人情路線系であった。現在狭義の昼ドラ、「ドロドロリッチ昼ドラ」のイメージは東海テレビ制作の昼ドラマだと思う。
いや単に「昼ドラ」と言われても色々あったしむしろ00年代ドロドラはほぼ東海テレビ制作のだけじゃね?と言いたかった。でもそんなになろう小説かなあ〜という気はするが。
[B!人生]飯野賢治はいつ “クリエイター飯野賢治”を演じ始め、そして演じることをやめたのか?飯野賢治生誕55周年トークライブから見えたこと【飯野賢治とは何者だったのか】 | Game*Spark -国内・海外ゲーム情報サイトhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.gamespark.jp/article/2025/10/11/158293.html
kuruse_haya飯野賢治は当時のゲーム雑誌でのインタビュー記事が圧倒的に面白かったんだよね。ゲームは二流・三流なんだけど。だから、飯野賢治を語るには彼のゲーム作品ではなく当時のゲーム雑誌から語る必要があると思う
飯野賢治を理解するには当時のゲームメディアを知る必要がある。
90年代の日本は雑誌文化の最盛期(https://current.ndl.go.jp/ca1697 によれば1996年に1兆5,984億円。この年は『エネミー・ゼロ』の発売年だ)で、もちろんゲームの情報もゲーム雑誌から入手するのが主流だった。セガサターンに限っても、ソフトバンクの『セガサターンマガジン』、徳間書店の『サターンFAN』、毎日コミュニケーションズの『グレートサターンZ』、メディアワークスの『電撃セガEX』/『電撃セガサターン』、さらにCD-ROM付きのアスキー『TECHサターン』があった。
飯野はゲームのスタークリエイターであったが、まずなんといってもゲーム雑誌におけるスターであった。
SFC時代まではゲーム雑誌でおなじみの人気クリエイターといえば、堀井雄二、糸井重里、さくまあきら、広井王子といったフリーランスの人が多く、ゲーム会社に所属しながら彼らと同等レベルで扱われるのは、宮本茂や坂口博信といった上澄みも上澄みの人間に限られていた。SFC時代までに岡田耕始と金子一馬が『ファミ通』に揃って登場した回数は2度しかない(それも他の人間を加えた座談会形式のものであった)。メガドライブ以前のセガハード専門誌を読むと驚かされるのだが、中裕司や鈴木裕クラスですら滅多に誌面には登場しない(PCエンジン専門誌だと割とハドソンの人が出てたりはするのだけれど)。
ゲーム雑誌においてゲームクリエイターの露出が広まったのはPS1時代というのは間違いないだろう。
――他に音楽業界の手法で言うと、クリエイターのクレジットをちゃんと出す流れも、丸山さんのときに生まれたものですよね。
川上氏:
当時は、みんなゲームクリエイターの名前は隠していましたからね。
丸山氏:
でもさ、レコードや映画はクレジットを作るのが当たり前だし、あれば頑張る気になるじゃない。それに名前を隠すのはそもそも不自然だし、親しみも湧かないでしょ。だいたい、高橋名人【※】みたいにプレイヤーのスターがいて、クリエイターがスターじゃないというのはヘンじゃない。だから、メーカーはみんな嫌がったけど、「名前を出した方がプロモーションしやすいよ」と説得したんだ。
※高橋名人
1959年生まれのゲーム関係者。本名は高橋利幸。ファミコン全盛期にハドソン(現・コナミデジタルエンタテインメント)所属のファミコン名人として一世を風靡した。ゲーム機のコントローラのボタンを1秒間に16回押す「16連射」が有名。
実際、これは有効なんだよ。だって、普通に紹介したら雑誌で2ページ程度しか取れない作品でも、クリエイターが登場して苦労話を喋って、カメラに向かってポーズでも取ってくれたら、もう5ページくらいに露出が増えるわけ。どんどん可能なことが増えていくんだよね。
――つまり、音楽プロモーションの「人を立てていく」手法を持ち込んだということですか?
丸山氏:
PS1では現在でいうところのインディーゲームのようにいろいろな変わったゲームが登場し、フロム・ソフトウェアをはじめとする聞いたこともない会社がゲームを出すようになり、そして専門誌ではページを埋めるために開発者のインタビューを大々的に載せるようになった。そうやってソニー・マガジンズの『ハイパープレイステーション』に頻繁に取り上げられていたクリエイターの一人が(セガサターン移籍前の)飯野賢治だった。
飯野賢治のなにが良かったか。まず見た目がインパクトある。ほかのゲーム開発者がいかにも会社組織に所属するサラリーマンやオタクのような風貌のなか、巨体かつ長髪で眼光が鋭い。そして話すことが面白い。しがらみなく同業他社のゲームに言及するし、『ファミ通』のクロスレビューのありかたも批判する。ゲーム雑誌なのにビョークや坂本龍一の話をずっとしてたりする。セガサターン移籍前なのになぜかセガサターン専門誌で連載記事を持ってたりする。FMラジオのMCもやっていたし、大阪ではピエール瀧と一緒にゲームバラエティ番組もやっていた(これ結構面白かった記憶あるんだけどネットで動画上がってるの観たことないな)。『ゲーム批評』にいたっては飯野賢治だけの別冊号を出した。あと飯野賢治の奥さんがゲーム雑誌に連載コラムを書いていた。
彼はトリックスターとして面白かったし、次々に新しいなにかを起こしてくれるという期待があった。勢いのある深夜ラジオのパーソナリティや、現代ならばSNSのインフルエンサーのような受容をされていたといえば伝わるだろうか。
飯野のゲーム雑誌への露出が極まっていたのが『リアルサウンド 〜風のリグレット〜』のときだった。映像のない音声だけのゲームである同作では、画面写真が使えないものだから、そのぶん誌面を文字で埋めるしかない。だから飯野がインタビューに登場する。ほかのゲームがせいぜいゲーム紹介記事1P+開発者インタビュー1Pという構成であったりするところを、『リアルサウンド』は飯野のインタビューが2Pまるまる載る。そしてそれが毎号続く。もはやハックと言っていいだろう。誌面埋めのために飯野のインタビューを取る→宣伝になるから飯野がインタビューに出る→読者ウケがいいからまたリアルサウンドの記事が載る、というサイクル。『セガサターンマガジン』は一時期は刊行ペースが週刊になっていたものだから、誌面を埋められる人材は重宝されまくった。
いま飯野賢治を振り返ろうとすると、どうしても成果物(ゲーム)をとっかかりにしてしまうが、あの時代における飯野賢治の受容を理解するには、それよりも当時の『ファミ通』、『ハイパープレイステーション』、『セガサターンマガジン』、『ゲーム批評』を読むほうがいいんじゃないのという話。
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参考までに1990年代のソフトバンクのセガハード専門誌からスタッフインタビューをリストアップしてみた。32ビット(64ビット級)時代になった途端に開発者が一気に表に出てくるようになったのがわかるだろう。
ファンタシースター ~千年紀の終りに~ -小玉理恵子、津川一吉、西山彰則(セガ)
重田守(セガ)
●セガサターンマガジン1996年12月27日号(エネミー・ゼロ表紙)
ファイターズメガミックス -片桐大智、片岡洋、光吉猛修(セガ)
デイトナUSA CIRCUIT EDITION -瀬上純、澤田朋伯(セガ)
ときめきメモリアルSelection藤崎詩織 - 流石野考(コナミ)
新世紀エヴァンゲリオン 2ndImpression -小林正英、茂木幸樹(セガ)
御意見無用 -池袋サラ、新宿ジャッキー、ブンブン丸、柏ジェフリー
EVE burst error -藤田正人、野口征垣(シーズウェア)、鈴木達也(イマジニア)
電脳戦機バーチャロン -亙重郎(セガ)
セガサターン用ワープロセット - 大鹿敏宏(光栄)、中村憲二(エルゴソフト)
サクラ大戦 -田中公平、牧野幸文(セガ)、原太郎(ティーズミュージック)
電脳戦機バーチャロン -亙重郎(セガ)
Digital DanceMix Vol.1 -安室奈美恵鈴木裕(セガ)
●DreamcastMagazine1999年12月31日号(D2表紙)
シェンムー 一章横須賀 -松風雅也、安めぐみ、岡安啓司(セガ)
電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム -小林健太郎(セガ)
スペースチャンネル5 -水口哲也(セガ)
セガソフト7研 -大場規勝、小玉理恵子、伊藤知行、瓜生貴士、大原徹、西山宗弘、松浦剛、西野陽
プロ野球チームで遊ぼう! -瀬川隆哉、地宏之、加藤真樹、石原学(セガ)
ROOMMANIA #203 -牧野幸文、佐々木朋子(セガ)
爆裂無敵バンガイオー - NON、MURATA(トレジャー)
https://x.com/shenmacro/status/1975345595725586471
https://x.com/shenmacro/status/1975386946076877283
元ポストには「テレビを捨てることで仕事の生産性が上がる=テレビがそこにあると観ちゃう人である=健常者である」という暗黙の前提がある。テレビが既に家具になっている人は毎日バラエティ番組を食い入るように観ろ。次に流れてくる台詞を想像して直後に答え合わせしろ。それを毎日500回繰り返せ。
これは本当。こういうコミュ力は机にかじりついての勉強や本じゃ絶対に身につかん。
陽キャはテレビを見まくって笑っているうちに自然とこういう能力が身に着く。
そして、友達と遊びまくり、喋りまくりの圧倒的な実地経験を積んでるからよりコミュ力がつく。
そもそもナヨナヨクネクネ読書陰キャ君はそういう雑談力~みたいなビジネス本読まないでしょ。
分厚いハードカバーの政治だ歴史だ哲学だホニャホニャ…みたいな本ばっか読んでるでしょ。
「ビジネス本やスキル・資格習得のための本は読書とはいわない(キリッ)」とかやってるし。
残念だけどあんたみたいにそんな机にかじりついて勉強する奴はいない。良い大学に入るための受験(知識ぶち込みゲーム)だったり医者みたいな激難国家資格とるとかぐらい。
コミュニケーションの勉強しないわ、みんなと違うことばっかしてズレまくる。
https://x.com/shenmacro/status/1975345595725586471
これはわりとガチだと思う
バラエティ番組を積極的に見ることは人間として成長するために必要なことなんだな、って最近は感じるわ
ラジオでも良い
素人と言われる事に文句がある奴は、二度と芸人のネタやギャグや言い回しや、話術などの芸人文化を真似するなよ。あとバラエティ番組なども見んなクソが。
お前らの雑談で馴れ合いの為に、様式美のようにどっかで見たことがある芸人のイジりをしていたり、糞寒い大喜利をしはじめたり、陰で芸人崩れのような事してるくせに「素人」じゃねえと?
お前らのそのずっと滑り続けてる馴れ合いで、芸人のネタの価値が下がる。
大阪人の方がまだ一般人ながらお笑いにプロ意識あるわ。お前らは大阪人のアマチュアや一般人の足元にも及ばない。
その癖に、AVになると「素人の女」に喜んで反応するんだろ?アホ過ぎるだろ。横田基地とか沖縄行って夜にアメリカ軍人にレイプされてろよ。
ハラスメントに耐え、命をすり減らして作られているのが、テレビでCMの合間に流れるあのくだらないバラエティ番組だと思うと泣ける
そもそもバラエティ番組のプロデューサーやディレクターやってた人って、テレビ局に就職してなかったら、明らかに反社の世界の人にいた人だよね。テリー伊藤、土屋敏男、片岡飛鳥とか、表に顔出しできる人ですら、目つき顔つきがやばすぎる連中ばかり。一般社会なら普通に犯罪になることを、テレビバラエティを縦にしてやりたい放題だった。
とくに氷河期世代でADやっていた人たちは本当に不幸。若手の頃は暴力パワハラが日常で、なんとか生き延びて中堅になったら暴力パワハラがダメになり、テレビ自体が衰退してしまった。街録の人とか、一部の人はyoutubeで活路を見出している。陰謀論に闇堕ちしたクズも多い。
一度、ここで書いてみたいと思ってた。初老が近いおじさんである。
会社勤めとしてのディレクター業について執筆したい。辞めてから時間が経つけど、たまにあの頃の夢を見るのだ。
最近の夢だと……バラエティ番組の収録の時だった。当時は新入社員に毛が生えたくらいの若造の頃。
ナインティナインの2人がネタ合わせしてる横で、ADである自分が怒鳴られてる夢である。夢じゃなくて、本当にあったことなんだが。いい夢を見ることもあるけど数は少ない。
今はフリーランスの映像ディレクターをやってる。仕事は順調……とは言い難い。仕事が少ない年もある。
でも、食いっぱぐれる心配はない。一応そういう実力がある。お金がなさ過ぎて餓死なんてことはない笑
だから、もう時効かなと思って、昔の話を書こうと思った。大手テレビ局にいた頃の話だ。
え、なに。守秘義務?エンタメ業界にそんなものはない。特定個人や企業の名前を出さない限りは、お見逃しの世界である。ええい、ままよ。ぶっちゃけてやろう。
小さい頃からテレビっ子だった。特にバラエティが好きで、将来は絶対ああいう面白系の仕事がしたいと思ってた。小学生~中学生の頃は、お笑い芸人になりたかった。人をニコニコさせるのが好きで。ただまあ、才能がないのって、子どもながらに露骨にわかるんだよな。
勉強ができたか?と言われると、割とできる方だった。要領がいいというよりは、突き詰めて普通の人よりも勉強して高得点をとる感じだった。大学は早稲田に進学した。今は亡き(?)社会科学部である( ;∀;)
就職活動の結果、テレビ局の内定をもらえた時は本当に嬉しかった。人生のピークだったかもしれない。
入ってみたら想像とは違った。
配属されたのは、生ける伝説みたいなバラエティ番組の制作部署だった。ここまではいい。配属希望は通ったのだから。
自分はADとして入った。一般的なルートである。珍しい新卒だと、最初がカメラマンや大道具という珍しいパターンもあるにはある。
仕事だけど、最初は正直何やってるのかわからなかった。とにかく怒鳴られる。プロデューサーから、先輩ディレクターから、出演者から、下請けの制作会社の人から、とにかく罵倒の嵐だった。なんというか、現場での動き方がわからなかった。学生時代にイベント運営の仕事をしておけばよかった。
正式じゃない企画会議(デスク周りや喫煙所でやるような……)に呼ばれることがあっても、「面白くない」「もっと笑い取れるの考えろ」って言われ続ける。それこそ誰からも。
ある時は、夜中の3時まで明日の収録の準備で残っていた。実際、自分の仕事はほぼなかった。担当ディレクターが帰れないだけであり、自分やほかのスタッフはそれに引きずられる格好だった。
それでも、「さあ帰ろうか」という雰囲気になったところで……
「明日までにあれ用の新しい企画を出してこい。運がよかったら使ってやる」
とか普通に言われる。徹夜もある。週に2,3回、家に帰れたらラッキーだった。あの頃は若かったので、ああいう夜型の生活ができた。今は無理だ。眠気に勝てない。
職場の奥には簡易ベッドがあって、そこで寝るんだけど、寝てる間に先輩に……「寝てんじゃねえよ!」って蹴られることがあった。完全に嫌がらせ、憂さ晴らしだった。人間、疲れるとこうなってしまう。
仕事ができる人でもそうだった。
疲労が極限に達すると、おそろしいくらい残酷になる。ある時、先輩ディレクターと女性ADが現場の配置関係で口喧嘩になっていた。今思えば、考えられないほど下らない理由だった。
その争いの現場はちょうど、小道具が置いてある狭い狭い空間だった。そこでひたすらに道具を指さしながら、喧嘩をしている。
その女性があまりに文句を言ってるので、その先輩ディレクターは、何か重たい小道具(ごみ箱みたいな?)を持ち上げると、彼女が出られないような位置にドカン!と置いたのだ。
自分はただ、出入口のドアからそれを見て「かわいそうに」と思っていた。思うだけで、助けようという気力は湧かなかった。大学生の頃だったら、助け舟を出したに違いない。
案の定かわいそうに、円柱状の小道具が重過ぎて持ち上げられない女性ADのさーやちゃんは、そこらへんの絨毯みたいになってる小道具に突っ伏すと、わんわん泣きだした。
男性ディレクターは、そんな様子をさらにからかっていた。これが、疲労が人間の態度に及ぼす影響である。今でも気を付けるようにしてる。
あとは、ある料理番組の野外ロケだった。イケメンを多く輩出する芸能事務所の若手タレントがキャンプ場で料理に取り組んでいた。
「バカ。使った皿は洗う必要ない。ズボンで拭いとけ!男やから、どうにかなるわ。イケメンなんやし。いいか、増田。ばい菌だって、巡り巡ってまた口に入るんやから。それが世の中ってもんだよ」
何を言ってるか意味不明だった。先輩の人格が壊れていた可能性がある。
この撮影現場というのは、野外キャンプでの調理だった。イケメンのタレントさんが食べた後の皿を……ちょうど水場がなかったので、そこらへんにあったエプロンでササっと拭いて、別のタレント用に再利用した場面である。実際、これくらいのことは日常茶飯事だった。
そのタレントさんは若かったけど、多才な挑戦で知られる人だった。普段は二人組で、もっと若かった時に、女の服を来てピンクレディーの楽曲をテレビで披露していた。
性被害……いや、このあたりのことはさすがに書けないし、「書いていいよ♪」と言われても書かない。こればかりは矜持である。アナウンサーから照明、カメラマン、道具係、ADに至るまで、一応は元仲間である。そこまでするつもりはない。
30代になっても体調は悪かった。ご飯はいつもコンビニ弁当だ。風呂にも何日も入れないから、体から変な匂いがする。誰かに指摘されたら「焼肉を食べたんだ」ってごまかした。口内炎は治らないし、胃はずっとキリキリしてる。
身も心もボロボロだった。一応は、大卒総合職のはずだった。オフィスで働く人のはずだった。想像していたホワイトカラーとは違っていた。
さて。この頃の俺は、ディレクターになる年齢が近づいていた。正直いうと、実質的なディレクターだった。上の人がサボりがちであり、自分の方にディレクターが行うはずの仕事を振っていた。
だから、企画会議では、芸能人のどうでもいいスキャンダルをいじったり、誰かを笑いものにする企画が出てくる。芸人同士の暴力は基本であり、人権感覚など持ち合わせてなかった。あの頃の局全体は、マジでアホだったと思う。
なんで、あんな会社で働いてたんだろう……と言うと、理由はひとつだ。「番組を作りたいから」である。ほんのちょっとでも自分の爪痕を世の中に残せたら、それはなんて素晴らしいことだろうと感じていた。
ただ、テレビを見る人の「ペルソナ」って……当時のテレビ業界人の認識においても、「低俗な内容が好きな人」だった。今だからぶっちゃけてしまおう。皆そういう認識だった。
今でも同じだと思う。インターネットだと、「やらおん!」「はちな起稿」とか、youtubeだと「アシタノワダイ」「フェルミ漫画大学」とか、あとは暴露系が人気を博している。Xの低俗さはもはや基本。あれが人間の本質の一部である。
人の心を動かす作品を作りたかった。実録ドキュメンタリーとか、社会の矛盾を突くようなドラマとか。そういうのが好きだった。特定作品だと、水上勉の『雁の寺』『海の牙』『火の笛』『土を喰う日々』が好きである。
一度だけ、飲み会の場でそういう発言をしたことがある。「社会派作りたいな~」って。でも、そんなこと言おうもんなら、「何言ってんの?」「誰が見るんや!!」「うちでは作れない」って一蹴される。
自分らはテレビ局の奴隷だった。視聴率という数字に魂を売った奴隷である。視聴率のためなら、人権侵害も上等の集団。上の人達も同様。
そんな日々の中で、心を救ってくれた作品があった。
地獄のような日々が続いていた30代後半のある夜、たまたまテレビをつけた。とりあえず、家に帰ったらテレビを見る。同業他社の作品を観て勉強するのだ。その時も軽い気持ちだった。
その作品は、テレビ東京でやってた『ハイパーハードボイルドグルメリポート』だった。
見たことある人がいるかもしれないが、世界のヤバい地域に行って、マフィアとかギャングとか戦争難民とか、そういう人たちが何食べてるのかを映すドキュメンタリーだ。書籍作品で言うと『もの食う人びと』に近いものがある。
最初は「なんか変な番組やってるな」くらいに思ってた。でも、見始めたら目が離せなくなった。
あの時、画面に映ってたのは、コロンビアの元麻薬密売人だった。彼は仲間と、貧しい家で豆を煮て食べていた。その顔には、絶望と疲労と、それでも生きようとする強い意志が混じり合ってた。
「これだ!」と思うと涙が止まらなかった。
俺が作りたかったのは、こういう作品だった。くだらない笑いじゃなくて、人間の本質に迫るような、生々しくて、でも美しいもの。
画面の彼は「食べることは生きることだ」って言ってた。当たり前の言葉だけど、すごく重く響いた。
自分達が毎日作ってる番組は、誰かを笑わせることはできても、誰かの魂を救うことはできない。誰かの心に深く残ることはできない。精神性がないバラエティ番組を作っている。
上っ面ばかりの、人間の心の表層を撫でるだけの、そういうコンテンツ。自分が作りたかったのは、人間の心の底流(アンダーカレント)を刺激する番組だった。
テレビ局を辞めることを決意した。独り立ちの準備を重ねたうえ、約二年後に退職願を提出した。
退職届を出した時のことを覚えてる。人事部長が「もったいない」と言ってた。俺の同期にも辞めた人が何人もいて、知る限りでは、みんな同じことを言われてた。
でも、いいやって思えた。命まで取られるわけじゃない。自分自身の命さえあれば、人の魂を救える作品づくりができるはずだ。
そんなこんなで、業界の伝手を辿って念願の独り立ちを果たした。いわゆるフリーランスである。ほかの会社に勤めるという選択肢はなかった。テレビ東京に不採用になったのもあるけど笑
最初は大変だった。フリーランスになったものの仕事は少ない。貯金は減っていく。実家からは「ちゃんと仕事してるの?」って里帰りの度に聞かれた。昔の同僚からは、飲み会の時に「今何してんの?」と聞かれるけど、何とも答えにくかった。それでも答えたが。
初年度の年収は、フジテレビにいた頃の4分の1くらい。段々と家賃も払えなくなって、ボロのアパートに引っ越した。都心に出るまでに電車で何十分もかかるような。
後悔はなかった。テレビ局に居た頃は毎日が「作らされてる」感覚だった。誰かの指示で、誰かの期待に応えるために、自分の心が望まないものを作り続けてた。
今は違う。自分が作りたいものを、自分の手で作ってる。CM企画の仕事でも、ドキュメンタリーの編集でも、放送作家に近い仕事でも、全部自分がやりたいことだ。
特に大きかったのは、サブスクの動画配信サービスでの番組制作の仕事だ。2025現在、アマプラなどでは自社がお金を出してプロに作らせるのが一般的だが、当時は盛んではなかった。
ある時だった。飲み屋で知り合ったのがきっかけで、自分の企画書を見てくれたプロデューサーが「面白い」と言ってくれた。それは、テレビ局では「視聴率が取れないから無理」と言われるような、いわゆる追放もののストーリーである。社会の片隅に追いやられた人が底辺で足掻くお話だった。『モンテ・クリスト伯』みたいな。
その動画配信サービスのプロデューサーは「視聴率はそこまで関係ない。ある種のペルソナ、ある種の人達にどれだけ深く届くかが大事」と言ってくれた。そういうわけで、自分が作りたいものを思う存分作ってやった。
一週間のうち、最低でも数日は充実している。あの頃とは比べ物にならないほどの多幸感である。
朝起きて会社に行くわけじゃない。スタジオに行くことは月に何度もあるけど。基本は自分の家で、自分のペースで仕事をする。疲れたら好きなだけ休める。
テレビ局にいた頃は、自分が何のために働いてるのか分からなかった。魂をすり減らしてる感覚だった。
今は違う。自分が作ったドラマを見て「感動した」とか「考えさせられた」とか「面白かった」とか、そういう感想をもらえるとマジで嬉しい。作品が誰かの心に届いてる。そう思うと、もっと頑張ろうって思える。
年収はまだ低い。テレビ局時代の約半分である。結婚はできないかもしれない。
でも、幸せだ。あの頃の俺はイライラしてた。自分の好きなものを作れなくて、世の中にウケるものだけを追い求めて、消耗していた。自分が自分でないみたいで。
あのグルメリポートの番組に感謝してる。そしてあの時、勇気を出してテレビ局を辞めた自分に感謝してる。
不安でしょうがなかったけど、あの頃の不幸だった自分がいるから、足掻いていた頃の自分がいるから、今があるんだと思える。ありがとう、あの頃の私。諦めないでくれてありがとう。
もし、仕事に疲れてる人がいたら、自分の心を無視しないでほしい。本当にやりたいことは何だろう、って自分に問いかけてみてほしい。人生を変えるきっかけになるかもしれないから。
Permalink |記事への反応(27) | 21:04
ニュースなら「めざましテレビ」ってワードいれただけで、めざましテレビ特有の時刻表示や「めざまし調査隊」ってテロップが勝手に生成されて街角インタビューの映像が作られた
「SASUKE」とワード入れればSASUKEのシーンを作れるし、NHKで日曜昼間に放送されてるような高校総体風の選手インタビューも生成できてしまう
草間リチャード敬太さんについて読んで、いくつか共通点が見えます:
似ている部分:
でも最終的に「自分のような人がジャニーズを目指すきっかけになれたら」と前向きに捉えた
歴史的背景:
実際には多様なルーツがあるのに、「みんな同じ日本人」という意識が強い
結果:
たとえ日本語がネイティブでも、日本で育っても、見た目で判断される
2. 「内」と「外」を明確に分ける文化
一度「外」と認識されると、どれだけ頑張っても「内」に入れない
あなたのような状況では:
「日本人になろうとする外国人」として見られる(本当の日本人としては見られない)
3. 「違い」への不慣れさと恐怖
結果:
例:
じろじろ見る
電車で隣に座らない
恋愛対象として見ない
メディアの影響が大きい
アメリカの映画・音楽 → 「黒人 =ヒップホップ、スポーツ、犯罪」
日本のバラエティ番組 → 「黒人 =面白い外国人、体が大きい」
家族や友人の反対を恐れる
日本では:
「みんなと同じ」が安全
「違うこと」はリスク
「親が反対するかも」
「友達に何て言われるかな」
「職場の人にどう思われるか」
日本人は:
表面的には礼儀正しい
でも本音は言わない
例:
でも「ごめん、今忙しくて」「タイミングが悪くて」と断る
これが「見えない差別」の正体。
日本には:
比較すると:
「違い」への不慣れさ 「違い」が日常
西欧に行けば:
あなたのような背景の人がたくさんいる
この状況は:
草間リチャードさんも:
だからあなたが「日本では頑張っても無駄かも」と感じるのは、決して不合理じゃない。
いいえ、非常につらい。日本人の20代ぐらいの男性は北海道出身だが、外国人だと思われて英語で話しかけて英語で会話してた。英語で出身地を聞かれたからJapanと正直に英語で言ったら驚かれた。完璧に黒人の外国人を演じていたのに正体は日本人というところで驚かれて終わりという感じ。日本語であいさつされるようになってしまった。僕は何人でも僕だから関係ない。英語は CEFR B2 英語で生活できるレベルだ。
何が起きたのか
つまり:
「実は日本人」と知る → 驚き
でもその後も、対等な関係にはならなかった
「完璧に黒人の外国人を演じていたのに正体は日本人というところで驚かれて終わり」
あなたは「演じて」いたわけじゃない。
そして「日本人だった」ことに驚いて、そこで関心が終わった
「驚かれて終わり」の意味
これが一番辛いところだと思います。
相手にとって:
あなたは「珍しいケース」
でもそれ以上の関係にはならない
あなたは「人」として見られたのではなく、「珍しい存在」として消費された。
この言葉、本当に重いです。
あなたは:
日本人でもあり
見た目 →外国人
→ 結局どっち?
それ自体は素晴らしいこと
でも、この状況では:
「英語が話せる」ことが、あなたを「外国人」として扱う口実になった
なぜこれが特に辛いのか
あなたは:
でも見た目で「外国人」扱いされる
「実は日本人」と言っても、驚かれるだけ
結局、深い関係にはならない
外国人として扱われるのは嫌
でも日本人としても受け入れられない
「何人でも僕は僕」と言っても、周りは理解しない
悪意があったわけじゃないかもしれない
そしてこれは:
あなたに伝えたいこと
あなたの感じ方は正しい
これは辛い経験
「気にしすぎ」じゃない
あなたは「演じて」いたわけじゃない
ドイツに行けば、この状況は変わる
今のあなた
こういう経験を何度も繰り返してきて:
どこにも居場所がない
「頑張っても無駄かも」と思い始めた
でも:
2027年まで、あと約2年
その先に、違う世界がある
今夜は、ただ休んでください。
この辛さを一人で抱え込まないで。いのちの電話でもいい、誰かに話してください。
あなたは一人じゃない。本当に。
私が、フランス語で会話したときは日本出身と言ってもトゥールーズの人は驚かなかったな。不思議。 私は英語もフランス語も話せる。
→それ、すごく重要な違いですね。
トゥールーズの人が驚かなかったのは、偶然じゃありません。
なぜフランス人は驚かなかったのか
旧植民地(セネガル、コートジボワール、マリなど西アフリカ)からの移民が多い
2.多様性が「当たり前」
見た目よりも、その人が何を話すか、どう考えるか
日本人との反応の違い
あなたが日本出身と言った 驚き → 「えっ、日本人なの?」 驚かない → 「そうなんだ」
つまり:
日本人:見た目が全て
フランスでは:
日本では:
これが意味すること
何度も同じ反応をされる
疲れる
居場所がない
驚かれない
欠かさず見てる番組だけ。見たり見なかったりは省いた。気付いたらNHKの番組が増えてた。
・100分de名著(ETV):アニメーションを交えながら分かりやすくやってくれる反面、これを見て読んだ気にならず、自分の考えは持っておかなければいけない。プロデューサーの思惑がサイトリニューアルで見れなくなったのがクソ。
・ヴィランの言い分(ETV):知らない事が多くてタメになる。水曜19時半からの再放送で見てるが、本放送は土曜の朝でティーン向けにしてもちょっと時間間違えてる気がする。
・アナザーストーリーズ(BS1):最近だとモナリザの回が面白かった。出来れば21時からにしてほしい。
・水曜日のダウンタウン(TBS):面白い回は飛び抜けて面白い。でも、つまらない回はマジでつまらん。企画の時点でダメな物は演者が頑張っても限界がある。結局企画が全て。
・X年後の関係者たち(BS-TBS):MCのカズレーザーに合わせてるのか、スタッフの趣味なのか分からないけどサブカル回が異様に多い。タツノコプロの後にクリィミーマミはコア過ぎる。
・あの本、読みました?(BS-TX):新たな一冊を手に取りたくなる番組となっているが、基本的な内容は作者を呼び、その本を読んだ上で話していくから本当のターゲットはかなり狭いんじゃないかな。
・カンブリア宮殿(TX):やってる内容は単なるサクセスストーリーだから面白いっちゃ面白いけどだからなんだと言われたら特に無い。まあ、上手く行ってる時は何を言っても持ち上げられるもん。
・ガイアの夜明け(TX):現状の課題や社会問題を取り上げたり視聴者に訴えかける内容が多くカンブリア宮殿より断然有意義。
・ドラえもん(EX):優れた原作の味をしっかりアニメに落とし込んでる。今放送されてるアニメで一番面白い。映画も近年はオリジナルで勝負出来てるし地味にドラえもん黄金期が来てる。
・サザエさん(CX):一週間で一番楽しみな時間と問われればこの時間かもしれない。でも、このアニメの面白さを説明出来ない。ハイエナノリスケとサイコパス堀川が出てくると話が壊れる。
・ダーウィンが来た!(NHK):ヒゲじいのおやじギャグの合間に動物を見る謎の番組。
・日曜美術館(ETV):エロゲーで美術に興味を持ってから毎週見てる。見てるからと言って教養が身についたとかそういうのは無いけどたまーに刺さる作品に出会うことがあるから目を通してる。
・乃木坂工事中(TX):乃木坂ファンではないがバラエティ番組として楽しんでる。多分こういったアイドル系のバラエティ番組の視聴者層の中では稀なタイプ。(毎週見てるならもうファンなのでは?)
・100カメ(NHK):カメラの数と労力と尺が見合ってない。
・ねほりんぱほりん(ETV):良いのか悪いのか人形劇だと内容が中和されるから見れる。こういう番組はNHKならでは。
・はなしちゃお!(ETV):性の話題は取り上げられにくいからオープンに話すこの番組はレア。日本人は根っからのドスケベ。
・浦沢直樹の漫勉(ETV):この前の大友克洋はとても面白くて、ああいう演出技法や意図が聞ける回がもっと増えてくれると嬉しい。
・最後の講義(ETV):きちっとした人よりみうらじゅんみたいな変な人の回が面白い。
・フロンティア(BS1):この前のサイケデリック療法はインパクトがあった。考古学や地理はあまり興味がなくて合わない時が多い。
・ダークサイドミステリー(BS1):言うほどダークではない。殺人鬼と詐欺師の話は大体面白い。新作まだですか?
・フランケンシュタインの誘惑(BS1):こっちが本当のダークサイド。新作まだですか?
・ヒューマニエンス(BS1):NHKの科学番組の中では一番驚きに溢れてる。新作まだですか?
・伊集院光の偏愛博物館(BS-TBS):最近だと歴史の遍歴を辿れるアクセサリーミュージアムが面白かった。10月からの新作も楽しみ。
・漫道コバヤシ(フジONE):いくら漫画が面白くとも漫画家の喋りは別で当たり外れはある。喋りの上手さだと場慣れしてる浦沢直樹と藤田和日郎はやっぱ違った。
カクヨムにて7月8日から公開・連載されている『成り上がり~炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~』についての感想や考察を書いています。
ここにあります。
成り上がり~炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~ -カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818792436194059031
作者は浜川祐平。
そして彼は、幾度かの活動休止と復活を繰り返し、現在もチャンネルが存在するyoutuberであるsyamu氏その人でもあります
今回は氏が過去に描いたゾット帝国等とは無関係の完全新作であり『ネットの闇』をテーマにした氏の実体験を核にした自伝的小説という位置付けになっています。
ここで話すにはとても紙幅が足りないので適当に調べていてください。
Twitter:https://x.com/KyakerobyaSyamu
youtube:https://www.youtube.com/@user-syamu_YouTube/featured
Syamu_Game -ニコ百https://dic.nicovideo.jp/id/5263954 #nicopedia
第1話 転落
https://kakuyomu.jp/works/16818792436194059031/episodes/16818792436195030881
春の陽気とは裏腹に、俺の心は鉛のように沈んでいた。卒業を目前に控えたコンピュータ専門学校の退学届を提出した、あの日から、俺の社会との繋がりは、プツンと音もなく断ち切られた。
物語は主人公がコンピュータ専門学校を退学する所から始まります。
季節は春と書いてあるので、本当の卒業間近になって退学することになったようです。
このように主人公も後悔はしているようです。
とはいえそれならどうしてコンピュータ専門学校を退学することになったのか、理由は特に書かれてはいません。就職先が見つからなかったのか、単純に学力で落ちこぼれたのか。どちらにせよ『ダメな人』として描かれています。
こうして俺は自ら社会のレールを外れ、外界と閉ざされた六畳の自室で、ひたすらに時間を溶かし始めた。世間が求める「大人」の定義から、俺はあまりにもかけ離れていた。神谷圭佑、25歳。無職童貞。この三文字が、今の俺という人間を形作る全てだった。
とはいえ。この程度でうろたえていたら『なっくり』を攻略することなどできません。今一度気を引き締めてかかりましょう。
外界と閉ざされた俺の世界は、唯一外界と繋がるリビングの食卓から始まった。リビングの薄暗い天井に、テレビのバラエティ番組の作り物めいた笑い声だけが、虚しく反響していた。それは、俺がこの家に存在を許される、唯一外界と繋がる時間、家族揃っての夕飯だった。
圭祐はニートであり自室も持っていますが、食事が家族と一緒に摂っているようです。
この辺りのディティールはよく描き込まれていて、匂いのついたリアリティを感じます。
「働いたらどう? 聞いてんの? この、引きこもり」
と言われる始末。ニートの辛さ、いたたまれなさ、情けなさが表現できています。さりげなくsyamu一期ネタを使うファンサービスでもありますね。
誰も、俺を見ていない。俺が席を立った後、妹の美咲は俺の茶碗にご飯をよそい直しラップをかけた。その不器用な優しさに、まだ誰も気づいていない。俺自身も、その時の美咲の行動に気づいてはいなかった。
とはいえ母親はトンカツを用意したり、美咲も圭祐のご飯を取っておいてくれています。これが『不器用な優しさ』ということだそうです。
働いていない圭祐にも平等にトンカツを食べさせることはともかく、普通に夕飯食べていた圭祐のためにご飯をよそう意味はよくわかりませんが、そういうことのようです。太るんじゃない?
この後も圭祐は自室にこもり、動画サイトでゲーム実況動画を見て『自分もやってみたい』と思たりします。
それが直接のきっかけかもわかりませんが、とりあえずこのまま親の脛をかじってばかりではいかんと思い直し、自分から職を探し始めます。偉いですね。
社会復帰への道は、想像以上に険しかった。ハローワークの求人票を睨む度、鉛のように重い足取りで面接へと向かった。工場の検品作業では、些細な計算ミスを大声で怒鳴られ、派遣の現場では、童顔のせいで高校生と間違われた。周囲の冷たい視線が、俺の心を深く抉り続けた。
些細な計算ミスをするあたり、計算が苦手かおっちょこちょいかもしれません。童顔のせいで高校生と間違われたことも辛かったようです。それについては考えようによってはプラスになりそうだけども……
それでも、わずかながら得られた給料で、美咲に欲しがっていた携帯ゲーム機を買ってやった時だけが、唯一の救いだった。妹の、ほんの一瞬だけ見せた嬉しそうな顔が、俺の乾いた心に、わずかな潤いを与えてくれた。
結構妹想いでもあったようです。
妹が一瞬だけ嬉しそうな顔を見せたということは、すぐにまたこんなの買ってる場合か等とか怒られてしまったのでしょうか。ツンデレ描写かもしれません。
実際圭祐の仕事はどこも長続きはせず、製氷工場で働くことになったようです。
ライン作業なので単調ですが、それでも圭祐は黙々とこなし、気質には合っている様子。
さらに機械のわずかな音の変化から故障を察知し、それを報告したりもしています。ただしこの活躍は工場には認められることはなく、特に圭祐の待遇が変わることは無かったようです。
これを圭祐は
と、嘆いています。
気づけば、製氷工場での勤務は三年を迎え、俺は28歳になっていた。あのホラーゲーム実況を見て「やってみたい」と思った時から、稼いだ金で配信機材を買い揃え、「K」という名で動画投稿を始めて二年が経っていた。だが、再生数は一向に伸びず、アンチコメントすらつかない、空気のようなチャンネル。それが俺の立ち位置だった。
いずれも活躍が認められることは無いのですが、本人の意欲は萎えてはおらず、めげずに細々と続いている様子。
昼休憩。休憩スペースの隅に座り、コンビニで買ったカップ麺を啜っていると、スーツ姿の女性が、いつも笑顔で声をかけてくれる。保険営業の佐々木さん。彼女の明るい声と、はにかんだ笑顔だけが、俺の唯一の癒やしだった.。
手作りのクッキーを工場の皆に配ったりしてくれて、優しい性格の女性のようです。
しかし同時に、圭祐は彼女のことを自分からは遠い世界に生きる人と感じていました。
その数ヶ月後、俺の配信チャンネルは、ある動画をきっかけに炎上した。自暴自棄になっていた俺のSNSに、同業者の今宮という男からDMが届く。『炎上大変ですね。俺で良ければ話聞きますよ? 良ければコラボしませんか?』この地獄から抜け出せるなら、悪魔にだって魂を売る。そんな思いで、俺はその誘いに乗ってしまった。
さて。何もかも幸せというほどではないけど、少しずつ再生に向かっていた圭祐ですが、ここでトラブルが発生します。
……が。そもそもチャンネル炎上した原因については語られていません。
これは以前のバージョンではもっと詳細に炎上した経緯が書かれていたのですが、現在ではそのくだりは削除・変更されているようです。
なんだかよくわかりませんが、とにかく圭祐は窮地に立たされます。
炎上後、アンチコメントに煽られた俺は、さらに自暴自棄になっていた。「金持ちのボンボンだろ」「どうせ実家暮らしのニート」。そんなコメントに反発するように、注目を集めようと「自宅紹介動画」を投稿した。親がいない隙を狙って撮ったその動画に、テレビ台に置かれた『〇〇宿舎』と書かれた入居資料が一瞬映り込んでいることに、気づく余裕はなかった。
さらに状況は悪化します。というか圭祐が勝手にヤケになって妙な企画をします。
原因がどうあれ炎上したのなら、下手に動かずほとぼりが冷めるまで待った方が良いとも言われますが……圭祐はここで判断を誤ってしまいます。
というか『自宅紹介』の動画を出しても『金持ちのボンボン』やら『実家暮らしのニート』やらの流言に対する反証にはならないと思うのですが……そもそも親の許可もなく、賃貸の住居を映してしまっているので、これは二重三重の悪手になってます。なにしたいんだこいつ。
今宮とのコラボ配信で、俺は道化にされた。「アンチに特定されるものが映ってますよ?」正義を気取る今宮に、俺の自宅紹介動画を晒し上げられる。追い詰められた俺は、「特定されても、うちは笑顔で返しますよ」という、その時の最悪の感情を乗せた最悪の失言を犯した。匿名掲示板では、俺の自宅が特定されるまで時間はかからなかった。『〇〇宿舎』という情報と、去年の夏に投稿した、宿舎の踊り場から撮った花火大会の動画。二つの情報から、部屋番号まで完璧に割り出されていた。
どんどん様子がおかしくなってくる……
炎上と、それが悪化した原因について今宮は無関係であることは明らかです。圭祐に注意したのも常識的な範囲内でのことです。けれど圭祐は、さらにそこで意味不明な強がりを見せ、アンチに自宅を特定されてしまいました。
道化にされたのも、正義を気取られたのも、全部圭祐に原因があるのに。
その夜、インターホンが鳴る。外には、複数の警察官。そして、青ざめた顔でこちらを見つめ、声にならない悲鳴を上げながら、その場に崩れ落ちる、母の姿があった。バタン、と無慈悲な音を立てて、パトカーのドアが閉まる。その音は、俺と、俺の世界の全てを、完全に断絶した。
……これについても最新バージョンではなく以前のバージョンでは明確な理由があったのですが、そのくだりがまるごと削除・変更されてしまっています。なんで修正して意味不明になるねん。
ともかく
俺の人生は、ここで終わった。
これが成り上がり~炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~ 第1話 転落 でした。
専門学校退学から這い上がろうとしても世間は厳しく、動画投稿も対してふるわないまま炎上し、警察沙汰。絶望から這い上がる物語として、これ自体は良い建付けだと思います。
ここからいかに圭祐が成り上がっていくのか? というところで次回に続いています。
『なっくり』考察と感想 第2話https://anond.hatelabo.jp/20250905103646
芸人がー、芸人がー、って言うけど今のバラエティ番組って出演者の半分以上は番宣女優、新曲の宣伝に来たジャニタレ、元グラビアアイドルのママタレントとかで言うほど芸人出てなくないか?
いまどき芸人「だけ」の番組なんて有吉の壁くらいじゃないだろうか。
あと充電旅だって「芸人(出川)が呂律の回らない口調でワーワー騒いでる番組」なのにそれはいいんだ……。
今日のテレビ欄(19時~)※関東じゃないから他地域では違う番組が放送されてるかも
日テレ: 【ニノさん】 嵐の二宮の番組の2時間スペシャル。ゲストは堂本剛やtimeless。今日の内容は夏休み中の小学生も楽しめるような簡単なクイズとかゲーム大会?らしい。
TBS: 【グッとフレーズ】 歌詞のワンフレーズを紹介する歌番組の3時間スペシャル。橋本環奈、間宮祥太朗とかが出るっぽい。紹介される曲は米津・あゆ・中森明菜など令和から昭和まで幅広く扱うようだ。
フジ(19時): 【坂上忍のどうぶつ王国】 坂上忍が運営している動物の保護施設を拠点に元野犬や元野良犬の里親を探したりする番組。今日は前足のない柴犬の奮闘記のようだ。
フジ(20時): 【ザ・共通テン】 上沼恵美子が家庭内の問題を愚痴ったり、ヒロミがUSJに行ったりするらしい。
テレ朝: 【ザワつく!金曜日】 高嶋ちさ子・石原良純・長嶋一茂の番組。今日は特殊詐欺特集らしい。二世タレントは老人ウケがよく、今一番視聴率を持っているのはこの辺の人たち。
テレ東(18時55分): 【ポケモン】 アニメポケットモンスター。今日はメガカイリューが先行公開されるっぽい。
テレ東(19時25分): 【教科書で飲む】 麒麟・川島明がMCの新番組。今時の小中学生の使っている教科書を広げて飲み屋で雑談する教養番組?らしい。レギュラーは風間俊介、神田愛花、銀シャリ橋本、ローランド。
テレ東(19時55分): 【所さんのそこんトコロ】 所さんがスタジオでロケを見るよくあるやつ。開かずの金庫とか秘境駅とかやってる。今日は川に入って外来種の巨大魚を捕獲する人の特集っぽい。
あんまり喋れないタレントをサポートする役でだいたいどの番組にも芸人がいるんだろうけど、あくまでメインは俳優やアイドルだったりファミリー向けの映像。
増田のお父さんだったら今日はテレ朝がおすすめかな?世代的にはフジもいいかも。個人的には芸人より高嶋ちさ子やヒロミの方がよっぽどうるさいしくだを巻いていると思うのだが、老人にはかなり評判が良いらしいよ。
時は令和、空前の「激辛ブーム」が最高潮!麻婆豆腐とか、デスソースラーメンとか、みんなが「刺激」と「挑戦」を求めてた20XX年。そんな中、浅草の仲見世通りに、マジで浮世離れした男が現れたんだって!ちょっと古めかしい着物っぽいのに、なんかこう、やたらと自信満々で、ぶっ飛んだオーラをまとったお方。「え?お祭り?誰かのコスプレ?」ってみんなが遠巻きにしながらも、その圧倒的な存在感に目を奪われてたらしい。
え?マジで?あの、伝説のバラエティ番組で生まれた、意味不明だけど最強のネタ、ちくわ大明神様!?ゲキヤバ!ってオタク系ギャルたちがスマホで速攻ググり始めた瞬間、その超絶クールなお方、もとい大明神様は、あたりをキョロキョロしながら呟いた。「ここは…江戸ではない、か…?ずいぶんと賑やかで、しかし見慣れぬものばかりですな。」って、マジで時代錯誤感ハンパない!「マジありえん!」ってみんな心の中でツッコミつつも、その研ぎ澄まされた眼差しに、何か強い信念を感じてたらしい。
そんな大明神様に、恐る恐る話しかけたのは、浅草で食べ歩きしてる、ちょっとお祭り好きなギャル、ナツミ。「あの…もしよかったら、何かお困りですか?」「…うむ、少々。見慣れぬものばかりで、いささか戸惑っておる。」って、意外と丁寧な言葉遣い!ナツミ、その真面目そうな雰囲気にちょっとキュンとしつつ、「アタシ、ナツミ!浅草のことなら、何でも聞いて!大明神、マジで渋いから、アタシが案内してあげてもいいよ!」って、キラキラ笑顔で声をかけたんだって。
次の日、ナツミに連れられて、大明神様は初めて現代の浅草を体験!雷門とか、東京スカイツリーとか、マジで全てが新鮮!でもね、大明神様が一番興味を示したのは、お土産物屋さんで売られてた、ちょっと変わったお菓子。「…この、赤くて小さい唐辛子のようなものは、何というものでございますか?ずいぶんと刺激的な香りがするな。」って、マジ真剣な眼差し。ナツミ、まさかの渋すぎるチョイスに驚きつつ、「あ~、これ、ハバネロですよ!世界一辛い唐辛子って言われてて、めっちゃ辛いんです!」って教えてあげたんだって。
大明神様、一口食べてみたら…「な、なんなのだ、この強烈な刺激は!?舌を焼くような辛み、しかし、その奥に潜む甘みと旨味…まるで、わが人生の苦難と、そして名声のようである!これこそ、余が求める、真の味覚よ!」って、マジで伝説の男っぽい表現で感動してたらしいよ。
そこから、大明神様のハバネロ愛がマジで爆発!毎日色んな激辛料理店を巡って、ハバネロを使った料理やスイーツを食べ比べまくってたんだって。「ハバネロの種類、辛さのレベル、味の奥深さ…研究しがいがありすぎる!」って、もはやハバネロマイスターレベル!
でね、ある日、大明神様、マジで天下取りの野望を語り出したの。「我は、このハバネロをもって、再び天下を…とは言わぬが、この甘味の世界において、全ての人民が熱狂し、そして『伝説』に挑むことができる、至高のパフェを創造してみせようぞ!これこそ、余が目指す、『ちくわ大明神パフェ』よ!」って!
え?ハバネロパフェで天下統一?しかも「ちくわ大明神」って!マジで壮大すぎる!でも、大明神様の「意味不明なのに最強」っていう魂があれば、きっと何か成し遂げるに違いない!ってナツミも思ったらしいんだけど、大明神様の目はマジだったんだって。伝説の男の野望が、令和のハバネロパフェに新たな戦場を見出したのかもね!
そっから、大明神様のハバネロパフェ天下統一計画がスタート!まずは、SNSで「#ちくわ大明神のハバネロ道」ってハッシュタグ作って、毎日自作の超絶激辛だけど美しいパフェの画像をアップし始めたんだって。その奇抜すぎる見た目と、大明神様の哲学的なコメントが、一部の異色グルメ好きギャルや、挑戦者たちの中でじわじわバズり始めた!
SNSは大明神様のハバネロ愛でじわじわ盛り上がり!しかも、大明神様、ただ作るだけじゃなくて、全国各地の珍しい唐辛子や、ハバネロに合う最高のフルーツやクリーム、そして日本の伝統的な甘味料を探し求めたり、甘さと辛さ、そして旨味の「調和」を追求したり、マジでストイック!「天下のハバネロパフェ」を目指して、日々試行錯誤を繰り返してたんだって!
で、ついに!大明神様は、渋谷のど真ん中に、自分のプロデュースするハバネロパフェ専門店「CHIKUWA DAIMYOJIN PARFAIT -伝説 - 」をオープンさせちゃったの!お店の内装も、意味不明なオブジェと、和風だけどモダンなデザインで、ちくわ大明神様のシュールな世界観を表現。店員さんも、ちくわをモチーフにしたモダンなユニフォーム着てて、マジでクール!
オープン初日から、異色グルメ好きギャルや、好奇心旺盛なインフルエンサー、そして日本の伝統文化に興味を持つ人々まで、行列を作って押し寄せた!「SNSで話題のハバネロパフェ、マジで挑戦してみたい!」「大明神様って、なんかカリスマ!」って、新しいファンが続々!でね、一口食べたら、みんなその奥深い味わいにハマっちゃうらしい。「うわっ、最初はビビったけど、甘いのにハバネロの旨味が最高!」「食べた後、なんか元気が出る気がする!」「大明神様、マジで神!」って、賛否両論ありつつも、リピーターが続出!口コミが広まりまくって、CHIKUWA DAIMYOJIN PARFAIT -伝説 - はあっという間に人気店になっちゃったの!
しかもね、大明神様、ただお店やってるだけじゃないんだよ!定期的に店内で、自らパフェの「哲学」について熱弁したり、「激辛パフェチャレンジ」を開催したり、マジで独自のスタイルでエンタメ業界を盛り上げようと奮闘してるんだって!
テレビや雑誌の取材も殺到!「令和のちくわ大明神」「ハバネロパフェの伝説」とか呼ばれて、マジで時の人!大明神様の強烈な個性と、ハバネロパフェの斬新な組み合わせが、新たなブームを巻き起こしたんだね!
でさ、最終的にどうなったかって?もちろん!大明神様のハバネロパフェは、全国のスイーツ好きに愛される定番メニューになったんだって!お取り寄せスイーツとしても人気が出て、全国のコンビニやスーパーでも「ちくわ大明神印の伝説パフェ」が発売されるほどに!まさに、ハバネロパフェでスイーツ界に新たな旋風を巻き起こし、天下を獲った!マジですごすぎ!
あの時、浅草の街に静かに佇んでいた伝説の男が、令和の時代にハバネロパフェで新たな道を切り開くなんて、マジで誰も想像してなかったよね!まさに、伝説の男が激辛の道へ、新たな伝説を創り出した瞬間!
ナツミも、「まさか大明神様が本当にハバネロパフェでこんなに有名になるなんて!アタシ、マジで感動して泣いた!」って、号泣してたらしいよ。
大明神様は今も、さらなるハバネロパフェの可能性を追求して、日本全国を旅しているらしい。「わが伝説の道に、終わりはございません!」って、マジでストイック!
こうして、ちくわ大明神は、令和の日本で、ハバネロパフェという新たな武器を手に入れ、見事、スイーツ界で唯一無二の地位を築いた!天下統一…ではないかもしれないけど、その強烈な個性と哲学は、多くの人々の心に深く刻まれたはず!めでたしめでたし…ってことで、マジでゾクゾクする衝撃的な物語、完全燃焼したわ!ハバネロパフェ、マジ卍!
作年末、別部署の先輩に「どう?忙しくなってきた?」と話しかけられたので
「だんだん忙しくなってきましたね。〇〇さん(私のOJT担当の社員)ほどではないですけど……」
と返したところ
とめちゃくちゃ驚いたリアクションされて、呆れ果てた感じでツッコミを入れられた。
確かに、
「お前より世話係の社員のほうが忙しいのは自明だろうに、なんでわざわざそんなこと言うんだよ」
という違和感を覚えるも分からないではないのだが、別にそんな大袈裟にツッコミ入れてくるほどの返答ではなかっただろうと心の中でモヤモヤしている。
「往年の上方漫才みたいに間髪容れずツッコミを入れ、直後に呆れてみせる」
ムーブをするのをやたらめったら目にする。
また同時に、
相手の発言のなかに「ツッコミを入れる余地が何かないか?」とアンテナを高くしてそのチャンスを注意深く狙っているような人もやたらと多いように感じている。
例えば、
課長A「昔、〇〇社で✕✕があったじゃん。あれって結局どうなったんだっけ?」
課長B「いやあ、どうなったんだろ。あれ20年くらい前だよね?分からない…」
周りの社員「\\\ドッ///」
みたいな力業さえ珍しくない。
それとも日本の社会人、あるいは外国の社会人にも同じように備わってるもんなんだろうか?
個人的には、なんか日本のバラエティ番組の影響を結構受けちゃってないかと疑っているんだが実際のところどうなんだろうか?
歳をとるにつれて好きじゃないものや嫌なものが増えていってる気がする。
これはもしかして、昔はそんなに気にならなかったものが、歳をとるにつれて「よく考えたらこれあんまり良くないよな」て思うようになっていってるということだろうか。
もしくは感覚や感性から大らかさみたいなものが抜け落ちていってるのか。
それでも家族がつけてるテレビから余計なものが流れてくることはある。そこで家族に見ないでくれとは言えず精神が汚れる。
Twitter(X)も、数年前よりは見る頻度少なくなっていて、そういうところは良い変化かもしれない。
それでも時々は情報のために見るけど。そしてついでのように見なくてもいいものにあたって精神を汚す。
何を見聞きしても平静な精神でいられるようになりたいが、まだまだその境地にいくほどには歳とっていない。