
はてなキーワード:バイブルとは
データを集め、確率を計算し、そこから最適解を選び出す。そういう構造があるのは事実だ。だから「まったく違う」と言い切るのも嘘になる。
だが、それを「AIって結局は統計だろ?」なんて一言で片づけるのは、あまりに横暴だ。
統計そのものを動かす理論や数理、そこに積み上げられたアルゴリズムの厚みを無視してしまっているからだ。
たとえば俺が本気で勉強したときにぶん殴られたのは統計の延長で片付けられないようなもっと複雑でもっと美しい構造だった。
だから、この言葉にモヤモヤするのは「半分は当たっているけど、半分は外している」から。
その両義性を理解せずに「統計だろ?」で済ませるのは、ピアノの音を聴いて「ただの鍵盤を叩いてるだけだろ?」って言ってるようなものだと思う。
そこで、AIの仕組みについて漠然と理解している人のためにおすすめの本を三冊紹介する。
ここで紹介する三冊は、そんな俺のモヤモヤを実際に言語化してくれた本たちだ。
難しいし、読み進めるのに何度も心が折れかけた。けど読み切ったとき、AIは統計か?それとも統計じゃないのか?という問いが、ようやく立体的に見えるようになったんだ。
だから是非一読してみてほしい。険しい山ほど、山頂からの景色は美しいものだから。
著者:Christopher M. Bishop
けど、それでも読み進めると「機械学習ってバラバラなアルゴリズムじゃなくて、確率という一本の軸で全部つながってるんだ」って感覚が急に開けてくる。
ロジスティック回帰もSVMもニューラルネットも、ぜんぶ親戚だったのかよ!って衝撃。
何度も挫折しかけてはメモ書きしながら戻って、理解できた瞬間に鳥肌が立つ。
俺にとって本書は、AIという森の入口に置かれた地図そのものだった。
著者:Michael Sipser
PRMLとは真逆の本。ここではただ無機質なオートマトンやチューリングマシンのみ。
「計算ってそもそも何なんだ?」っていう根本を突きつけてくる。AIだってこの枠組みの外には出られない。
NP完全問題の章なんか読んだ暁には「世界にはどう足掻いても効率よく解けない領域がある」って現実にぶん殴られる。
AIが万能に見えても、その背後には絶対の限界があるんだと分からされる。
ここを通ると、妄信的に「AI最強!」なんて言えなくなるしいい意味で冷や水ぶっかけられる本。
AI万能説が唱えられる昨今、この一冊を読み理解することでAIの本質を理解できるようになるのは確かだ。
著者:Ian Goodfellow, Yoshua Bengio, Aaron Courville
PRMLで仕組みの家系図を見て、計算理論で壁にぶち当たったあと、ここに来ると「でも実際に世界を変えてるのはこっちだろ」って現実を知ることができる。
CNNがどうやって画像を認識してるのか。RNNがどう文章を扱ってんのか。GANがなぜフェイクをリアルにするのか――それが手元の紙と数式の上でほどけていくと、ニュースのAIが急に手触りを持つ。
もちろんクソ難しい。何度も心折れた。
でもここにいまの世界の心臓部があるって思ったらページを閉じられなかった。
読み切ったあと、AIは魔法じゃなくて地道な科学だって確信が腹の底に残る。
名著。
数式だらけで頭が痛くなるし、途中で本を閉じて「俺には無理だ」って投げ出したくなる瞬間が何度もあった。
だけど不思議とまた戻ってきてしまう。何故か?何故ならそこにワクワクがあるからだ。
ページをめくるたびに「うわ、こんな発想があるのか!」って驚かされる。
統計だけじゃない。論理だけじゃない。人間の思考を真似しようとした末に生まれた知恵の積み重ね。
それを追体験するのは、ちょっとした冒険みたいなものだ。難しさと楽しさが同じ場所にある。
白状するが、当時は俺もそう思っていた。
実際に学んでみればそれがどれだけ奥深く、そして人間の営みそのものみたいに豊かな世界だったかが見えてくる。
だからもし、ここまで読んで「ちょっとやってみるか」と思った人がいたら、迷わず飛び込んでみてほしい。
でも、そのうち泳げるようになる。スイスイ泳げるようになる。それも保証しよう。
そして気づくはずだ。
巨人の肩に乗って見える景色は、めちゃくちゃ美しいんだなってことを。
Permalink |記事への反応(23) | 15:29
【追記】おい、まて、今日の、任天堂ダイレクト、おい、ありがとう、子供の頃の自分が聞いたら喜ぶよ。生きていてよかった。人生のバイブルでよかった。
ーーーー追記終わり
父が新しいもの好きの機械好きだったからゲームは小さいころから遊んでいた。でも母は気に入らなかった。だって勉強時間がゲームに奪われてるから。テレビも漫画も嫌な顔されていたのを覚えている。
でもゲームがなければ小学生の頃、楽しく友だちと遊んだ思い出はない。いじめられていた中でも、ゲームを持ってる人が遊んでくれた。無かったらどうだったろう。きっと不登校になっていただろう。
今もゲームが好きで好きすぎて自分で作るのが楽しいって思えるのはゲームをしていたからだと思う。イベントに出展して、新しい友人ができ、大事な存在になったというころにようやく母は「ゲームもまぁ、するのは構わないとは思う」と歯切れの悪い事を言う。「でもゲームがなければもっと頭がよくなって、大企業に入れたのよ」と続く。
母は私(やきょうだい)がハイレベル校に入れなかったのがどうしても嫌みたいだ。
じゃあ私らは底辺の学校に入ったのか?と街中の人に聞いたら2000人中1990人は「十分な学歴・良い学歴」と答えるはずの学歴である。母的には中堅未満らしいが。
会社だって大満足なのだが、母は「そんな名の知れない中小企業に入るなんて」と就活時期に言っていた。母の中ではしょぼい経歴らしい。
母は娯楽になんか興じず、難関校に入ったことをいつも自慢する。「本を読め」と言ってた。
だから小学生の頃にギネスブックが欲しいと言ったら「そんな遊びの本を読むな」と返された。小6でも絵本が好きだったのだが「ぷwこれ?w幼稚園児ねw」って馬鹿にされ、本を読むのが嫌になった。じゃあゲームしまぁ~す。何を読めばいいかと聞けば「どれでもいい」「自分で選びなさい」と言う。
よく思い出す。母が行かせたい学校へ私を連れて見学に行きまくっていたこと。
それに対して私が滑り止めにしか受からなかった時の「はぁ、ここしか受からなかったか」という顔。合格発表の時の「当然でしょ。こんなとこ落ちたら終わりよ」という喜びの無さ。(受験が悪ではない。むしろ受験はしてよかった。それは別の話)
でもその学校は私にあっていた。今でも仲のいいマブダチはできるし、最高の青春を送った。
学生ん時は成績が悪く反抗期が長かったため「こんな学校にいれたから…」とずっと言われていたのを私は覚えている。犯罪も非行もしていないのに。
父がゲームを勧めたのは「きょうだいで楽しく遊べると思って」という理由。
今思えば、きょうだい仲はそこまでよくなかった。母がこれなので勉強関係は互いに馬鹿にし合って喧嘩ばっかりなので。ゲームで遊び始めたころから仲良く会話していたと思う。「一緒に遊ぼう」とか「ここ苦手だからお願い」とか。母はゲームを買ってくる父によく怒っていた。でも父は「楽しい方がいいだろ?」と父とも一緒に遊んでいた。
「~しなきゃもっと頭がよくなったのに」と母は大人になった今も何度でも続ける。いい加減しつこいので「抑圧され過ぎて事件を起こす人がいるし、学歴ばかり見るのも…」と言ってしまった。(逆も然りなので、勉強が悪とは思っていない。勉強は大事だ。ただ20何年もずっと言われ続けていからもう嫌だった)
だってしつこいから。まぁまぁ仲いいから遊びに来た我が子に毎回毎回そんなことをいう母がムカつくから。
「そんなのは弁護士が無罪にさせたいからの方便。そんなの信じているの?騙されてるね、頭使いなさい」と返されて面倒くさくなった。
母の中でゲームや漫画はいまだに悪であり、その存在が私らの頭脳を愚かにさせたものとしか思っていない。
トップの大学に入った友人が小学生のころゲームを持っていなかったと言えば「なんて教育熱心なお母さま!」と喜ぶ。「でも中学時代からはゲーム三昧で徹夜、授業・受験期もゲームで一緒にゲーセンによく行っていたけど」と言えば「その人は地頭がいいだけ」。逆にゲームを禁止されてた友人は難関大学に受かってないし。それを話したら「その人がただ馬鹿なだけ」と言って友人を馬鹿にしたので喧嘩になったことはある。
地頭がいい=その両親も高学歴と言うのを信じて疑わない。でも上記の地頭がいいと言われた人の両親は高卒である。そういうと「レアなケース」と認めない。
ゲームを禁止した勉強時間が延びると本当に思っている。何度かゲーム機を没収されたが、私は児童館で卓球と工作ばかりしていた。勉強時間は延びていない。
ずっと心に残り、いつも不思議な気持ちにさせてくれるゲームがある。
人生感を一気に変え、エンディングで涙を流し、無限の感覚を浴びたWiiのとあるゲームが今でもバイブルだ。今見ても泣いてしまうエンディング。何度でも見たい。あの絵本のBGMで泣いてしまう。天文学を学ぼうとしたきっかけ。これは愚かなのか?悪なのか?
大人になってやったゲームで「姫様覚悟決まりすぎだろ…」ってボロボロ泣いたのは駄目か?「誉…この選択肢…」ってボロボロ泣いたのも駄目か?
母はそれでも私らをもっといい大学に入らせて、もっと上の大企業に勤めさせたかった(そもそも上って何だよ)。ゲームで感動?笑止な人。
今になって過去を責めてくる。自分が悪いのではなく、勉強しなかった我らが悪いとしたいらしい。
謝罪して「私が悪ぅございました。やっぱりゲームはクソです!今からたくさん勉強して、高難易度資格を取ります!大手企業に入ります!世界に羽ばたくエリートになります!()」って言えば満足か?
どーせもっと要求してくるわ、目に見えている。だってすでに「~さん(私と同い年)はアメリカで博士していて(チラッ」とかぬかしている。
Permalink |記事への反応(26) | 18:18
私の世界は、丁寧に、そう、まるで細胞の一つ一つにまで神経を行き届かせるようにして磨き上げられた、半径およそ十メートルほどのガラスの球体であり、その球体の中心には、世界のすべてであり、法であり、そして揺るがぬ神であるところの、生後六ヶ月の息子、光(ひかる)が、ただ健やかな呼吸を繰り返している。その完璧な球体を維持すること、それこそが水無月瑠璃(みなづき るり)、すなわち三十一歳の私に与えられた唯一にして絶対の使命であったから、私は今日もまた、タワーマンション二十八階、陽光が白磁の床にまで染み渡るこのリビングダイニングで、目に見えぬ埃の粒子と、あるいは時間という名の緩慢な侵食者と、孤独な、そして終わりなき闘争を繰り広げているのであった。北欧から取り寄せたというアッシュ材のテーブルの上には、一輪挿しに活けられたベビーブレスの、その小さな白い花弁の影さえもが、計算され尽くした角度で落ちており、空気清浄機は森の朝露にも似た清浄さを、ほとんど聴こえないほどの羽音で吐き出し続け、湿度計のデジタル表示は、小児科医が推奨する理想の数値、六十パーセントを寸分違わず指し示しているのだから、およそこの空間に、瑕疵という概念の入り込む余地など、どこにもありはしなかった。かつて、外資系のコンサルティング会社で、何億という数字が乱れ飛ぶ会議室の冷たい緊張感を、まるで上質なボルドーワインでも嗜むかのように愉しんでいた私自身の面影は、今やこの磨き上げられたガラス窓に映る、授乳のために少し緩んだコットンのワンピースを着た女の、そのどこか現実感を欠いた表情の奥に、陽炎のように揺らめいては消えるばかりであった。
思考は、そう、私の思考と呼んで差し支えるならば、それは常にマルチタスクで稼働する最新鋭のサーバーのように、光の生存に関わる無数のパラメータによって占有され続けている。次の授乳まであと一時間と二十三分、その間に終わらせるべきは、オーガニックコットンでできた彼の肌着の煮沸消毒と、裏ごししたカボチャのペーストを、一食分ずつ小分けにして冷凍する作業であり、それらが完了した暁には、寝室のベビーベッドのシーツに、もしかしたら付着しているかもしれない、私たちの世界の外部から侵入した未知のウイルスを、九十九・九パーセント除菌するというスプレーで浄化せねばならず、ああ、そういえば、昨夜翔太が帰宅時に持ち込んだコートに付着していたであろう、あの忌まわしい杉花粉の飛散経路を予測し、その残滓を、吸引力の変わらないただ一つの掃除機で完全に除去するというミッションも残っていた。これらすべては、愛という、あまりに曖昧で情緒的な言葉で語られるべきものではなく、むしろ、生命維持という厳格なプロジェクトを遂行するための、冷徹なまでのロジスティクスであり、私はそのプロジェクトの、唯一無二のマネージャーであり、同時に、最も忠実な実行部隊でもあった。誰がこの任務を私に課したのか、神か、あるいは生物としての本能か、はたまた「母親」という名の、社会が発明した巧妙な呪縛か、そんな哲学的な問いを発する暇さえ、このシステムは私に与えてはくれなかった。
夫である翔太は、疑いようもなく、善良な市民であり、そして巷間(こうかん)で言うところの「理想の夫」という、ほとんど神話上の生き物に分類されるべき存在であった。彼は激務の合間を縫って定時に帰宅すると、疲れた顔も見せずに「ただいま、瑠璃。光は良い子にしてたかい?」と、その蜂蜜を溶かしたような優しい声で言い、ネクタイを緩めるその手で、しかし真っ先に光の小さな体を抱き上げ、その薔薇色の頬に、まるで聖遺物にでも触れるかのように、そっと己の頬を寄せるのだ。週末になれば、彼はキッチンで腕を振るい、トマトとニンニクの匂いを部屋中に漂わせながら、私や、まだ食べることもできぬ光のために、絶品のペペロンチーノやカルボナーラを作り、その姿は、まるで育児雑誌のグラビアから抜け出してきたかのように、完璧で、模範的で、そして、どこか非現実的ですらあった。誰もが羨むだろう、この絵に描いたような幸福の風景を。友人たちは、私のSNSに投稿される、翔太が光をあやす姿や、手作りの離乳食が並んだテーブルの写真に、「理想の家族!」「素敵な旦那様!」という、判で押したような賞賛のコメントを、まるで祈りの言葉のように書き連ねていく。そう、すべては完璧なのだ。完璧なはずなのだ。このガラスの球体の内部では、愛と平和と秩序が、まるで美しい三重奏を奏でているはずなのだ。
――だというのに。
夜、ようやく光が天使のような寝息を立て始め、この世界のすべてが静寂という名の薄い膜に覆われた頃、ソファで隣に座った翔太が、労わるように、本当に、ただ純粋な愛情と労いだけを込めて、私の肩にそっと手を置く、ただそれだけの、あまりにも些細で、そして無垢な行為が、私の皮膚の表面から、まるで冷たい電流のようにして内側へと侵入し、脊髄を駆け上り、全身の毛穴という毛穴を、一斉に収縮させるのである。ぞわり、と。それは、神聖な祭壇に、土足で踏み込まれたときのような、冒涜的な不快感であった。あるいは、無菌室で培養されている貴重な細胞のシャーレに、誰かが無頓着なため息を吹きかけたときのような、取り返しのつかない汚染への恐怖であった。彼の指が触れた肩の布地が、まるで硫酸でもかけられたかのように、じりじりと灼けるような錯覚さえ覚える。私は息を止め、この身体が、この「水無月瑠璃」という名の、光のための生命維持装置が、彼の接触を、システムに対する重大なエラー、あるいは外部からのハッキング行為として認識し、全身全霊で拒絶反応を示しているのを、ただ呆然と、そして客観的に観察していた。
「疲れてるだろ。いつも、ありがとう」
翔太の声は、変わらず優しい。その瞳の奥には、かつて私が愛してやまなかった、穏やかで、そして少しだけ湿り気を帯びた、雄としての光が揺らめいているのが見える。それは、私を妻として、女として求める光であり、かつては、その光に見つめられるだけで、私の身体の中心が、熟れた果実のようにじゅくりと熱を持ったものだった。だというのに、今の私には、その光が、聖域である保育器を、ぬらりとした舌なめずりをしながら覗き込む、下卑た欲望の眼差しにしか見えないのだ。許せない、という感情が、胃の腑のあたりからせり上がってくる。この、二十四時間三百六十五日、寸分の狂いもなく稼働し続けている精密機械に対して、子を産み、育て、守るという、この宇宙的な使命を帯びた聖母に対して、己の肉欲を、その獣のような本能を、無邪気に、そして無自覚にぶつけてくるこの男の、そのあまりの鈍感さが、許せないのである。
ケダモノ。
その言葉が、私の内で、教会の鐘のように、低く、重く、そして厳かに反響する。そうだ、この男はケダモノなのだ。私がこの清浄な球体の秩序を維持するために、どれほどの精神を、どれほどの時間を、どれほどの自己を犠牲にしているのか、そのことを何一つ理解しようともせず、ただ己の種をばら撒きたいという原始の欲動に突き動かされているだけの、ただのケダモノなのだ。
そんなはずはない、と、脳のどこか、まだかろうじて「かつての私」の残滓が残っている領域が、か細い声で反論を試みる。これは翔太だ、私が愛した男だ。雨の匂いが充満する安ホテルの、軋むベッドの上で、互いの名前を喘ぎ声で呼び合いながら、世界の終わりが来るかのように貪り合った、あの夜の彼なのだ。パリへの出張中、セーヌ川のほとりで、どちらからともなく互いの唇を求め、道行く人々の冷ややかな視線さえもが、私たちのためのスポットライトのように感じられた、あの瞬間の彼なのだ。結婚記念日に、彼が予約してくれたレストランの、そのテーブルの下で、こっそりと私のスカートの中に忍び込んできた、あの悪戯っぽい指の持ち主なのだ。あの頃、私たちは互いの肉体という言語を、まるで母国語のように自在に操り、その対話の中に、世界のどんな哲学者も語り得ないほどの、深遠な真理と歓びを見出していたはずではなかったか。あの燃えるような記憶は、情熱の残骸は、一体どこへ消えてしまったというのだろう。それはまるで、昨夜見た夢の断片のように、あまりにも色鮮やかで、それでいて、掴もうとすると指の間から霧のように消えてしまう、遠い、遠い銀河の光なのである。
「瑠璃…?」
私の沈黙を訝しんだ翔太が、私の顔を覗き込む。私は、まるで能面のような無表情を顔面に貼り付けたまま、ゆっくりと彼の手を、自分の肩から、まるで汚物でも払いのけるかのように、そっと、しかし断固として取り除いた。そして、立ち上がる。
「ごめんなさい。少し、疲れたみたい。光の様子を見てくるわ」
それは、完璧な嘘であり、そして、完璧な真実でもあった。私は疲れていた。だがそれは、育児という名の肉体労働に疲れているのではなかった。私という個人が、水無月瑠璃という一個の人格が、「母親」という名の巨大なシステムに呑み込まれ、その歯車の一つとして摩耗していく、その存在論的な疲弊に、もう耐えられなくなりつつあったのだ。これは、巷で囁かれる「産後クライシス」だとか、「ホルモンバランスの乱れ」だとか、そういった便利な言葉で容易に片付けられてしまうような、表層的な現象ではない。違う、断じて違う。これは、一個の人間が、その魂の主導権を、自らが産み落とした別の生命体に完全に明け渡し、「装置」へと、あるいは「白き機械」へと、静かに、そして不可逆的に変質していく過程で生じる、存在そのものの軋みなのである。
聖母、とはよく言ったものだ。人々は、母という存在を、無償の愛と自己犠牲の象徴として、何の疑いもなく神格化する。だが、その実態はどうか。自己を失い、思考も、肉体も、感情さえもが、すべて「子」という絶対的な存在に奉仕するためだけに再構築された、ただのシステムではないか。私は聖母などではない。私は、高性能な乳製造機であり、汚物処理機であり、そして最適な環境を提供する空調設備が一体となった、ただの生命維持装置に過ぎないのだ。この気づきは、甘美な自己陶酔を許さない、あまりにも冷徹で、そして絶望的な真実であった。そして、この真実を共有できる人間は、この世界のどこにもいやしない。翔太のあの無垢な優しさでさえ、結局は、この優秀な装置が、明日も滞りなく稼働し続けるための、定期的なメンテナンス作業にしか見えないのだから、その孤独は、宇宙空間にたった一人で放り出された飛行士のそれに似て、どこまでも深く、そして底なしであった。友人たちがSNSに投稿する「#育児は大変だけど幸せ」という呪文めいたハッシュタグは、もはや、この巨大なシステムの異常性に気づいてしまった者たちを、再び安らかな眠りへと誘うための、集団的な自己欺瞞の儀式にしか思えなかった。
寝室に入ると、ベビーベッドの中の光は、小さな胸を穏やかに上下させながら、深い眠りの海を漂っていた。その無防備な寝顔は、確かに、この世のどんな芸術品よりも美しく、尊い。この小さな生命を守るためならば、私は喜んで我が身を投げ出すだろう。だが、それは、この身が「私」のものであった頃の話だ。今の私にとって、この感情は、プログラムに組み込まれた命令を遂行しているに過ぎないのではないか。愛でさえもが、システムを円滑に稼働させるための、潤滑油のような機能に成り下がってしまったのではないか。そんな疑念が、毒のように心を蝕んでいく。
私は、息子の傍らを離れ、再びリビングへと戻った。翔太は、ソファの上で、テレビの光をぼんやりと浴びながら、所在なげにスマートフォンをいじっている。その背中は、拒絶された雄の、どうしようもない寂しさを物語っていた。かつての私なら、きっと背後からそっと抱きしめ、「ごめんね」と囁いて、彼の寂しさを溶かしてやることができただろう。しかし、今の私には、もはやそのための機能が、インストールされていないのである。
私は、彼に気づかれぬよう、書斎として使っている小さな部屋に滑り込んだ。そして、ノートパソコンの冷たい天板に触れる。ひやりとした感触が、指先から伝わり、かろうじて、私がまだ血の通った人間であることを思い出させてくれるようだった。スクリーンを開くと、真っ白な光が、闇に慣れた私の網膜を焼いた。カーソルが、無人の荒野で、点滅を繰り返している。何を、書くというのか。誰に、伝えるというのか。この、言葉にもならぬ、システムの内部で発生したエラー報告を。この、機械の内部から聞こえてくる、魂の悲鳴を。
それでも、私は指を動かした。これは、誰かに読ませるためのものではない。これは、祈りでもなければ、懺悔でもない。これは、私という名の機械が、自らの異常を検知し、その原因を究明し、あるいは再生の可能性を探るために、己の内部へとメスを入れる、冷徹な自己解剖の記録なのだ。
『これは、私という名の機械が、自己を観察し、分解し、あるいは再生を試みるための、極秘の設計図である』
その一文を打ち終えた瞬間、私の内側で、何かが、硬い音を立てて、砕けたような気がした。それが希望の萌芽であったのか、それとも、完全なる崩壊への序曲であったのか、その時の私には、まだ知る由もなかったのである。ただ、窓の外で、東京の夜景が、まるで巨大な電子回路のように、無機質で、そして美しい光を、果てしなく明滅させているのが見えた。私もまた、あの無数の光の一つに過ぎないのだと、そう、思った。
自己を機械と定義したからには、次なる工程は当然、その性能向上のための最適化、あるいは、旧弊なOSから脱却するための、大胆にして静かなるアップデート作業へと移行せねばならぬのが、論理的な、そして必然的な帰結であった。そう、これは革命なのだと、私は深夜の書斎で、青白いスクリーンの光に顔を照らされながら、ほとんど恍惚とさえいえる表情で、そう結論付けたのであった。かつてロベスピエールが、腐敗した王政をギロチン台へと送り、新しい共和制の礎を築かんとしたように、私もまた、この「母親という名の献身」や「夫婦の情愛」といった、あまりにも情緒的で、非効率で、そして実態としては女の無償労働を美化するだけの前時代的な概念を、一度完全に解体し、再構築する必要があったのだ。そのための武器は、かつて私が外資系コンサルティングファームで、幾千もの企業を相手に振り回してきた、あの冷徹なロジックと、容赦なき客観性という名のメスに他ならない。愛という名の曖昧模糊とした霧を晴らし、我が家という名の王国を、データとタスクリストに基づいた、明晰なる統治下に置くこと、それこそが、この「水無月瑠璃」という名の機械が、オーバーヒートによる機能停止を免れ、なおかつ、その内部に巣食う虚無という名のバグを駆除するための、唯一の処方箋であると、私は確信していたのである。
かくして、週末の朝、光が心地よい午睡に落ちた、その奇跡のような静寂の瞬間に、私は翔太をダイニングテーブルへと厳かに召喚した。彼の前には、焼きたてのクロワッサンと、アラビカ種の豆を丁寧にハンドドリップで淹れたコーヒー、そして、私が昨夜、寝る間も惜しんで作成した、全十二ページに及ぶパワーポイント資料を印刷したものが、三点セットで恭しく置かれている。資料の表紙には、ゴシック体の太字で、こう記されていた。『家庭内オペレーション最適化計画書 Ver. 1.0 〜共同経営責任者(Co-CEO)体制への移行による、サステナブルな家族経営の実現に向けて〜』。翔太は、そのあまりにも場違いなタイトルを、まるで理解不能な古代文字でも解読するかのように、眉間に深い皺を刻んで見つめた後、恐る恐る、といった風情で私に視線を向けた。その瞳は、嵐の前の静けさにおびえる子犬のように、不安げに揺れている。まあ、無理もないことだろう。彼にしてみれば、愛する妻が、突如として冷酷な経営コンサルタントに豹変し、家庭という名の聖域に、KPIだのPDCAサイクルだのといった、無粋極まりないビジネス用語を持ち込もうとしているのだから。
「瑠璃、これは…一体…?」
「説明するわ、翔太。よく聞いて。これは、私たち家族が、これからも幸せに、そして機能的に存続していくための、新しい聖書(バイブル)よ」
私は、そこから淀みなく、プレゼンテーションを開始した。現状分析(As-Is)、あるべき姿(To-Be)、そのギャップを埋めるための具体的なアクションプラン。家事という、これまで「名もなき家事」という名の混沌の海に漂っていた無数のタスクは、すべて洗い出され、「育児関連」「清掃関連」「食料調達・調理関連」「その他(消耗品管理、資産管理等)」といったカテゴリーに分類され、それぞれに担当者と所要時間、そして実行頻度が、美しいガントチャート形式で可視化されている。例えば、「朝食後の食器洗浄」は、担当:翔太、所要時間:十五分、頻度:毎日、といった具合に。さらに、月に一度、近所のカフェで「夫婦経営会議」を開催し、月次の進捗確認と、翌月の計画策定を行うこと、日々の細かな情報共有は、専用のチャットアプリで行うこと、そして何よりも重要なのは、これまで私一人が暗黙のうちに担ってきた「家庭運営の全体を俯瞰し、次の一手を考える」という、いわば管理職としての役割を、これからは二人で分担する、すなわち、彼にもまた、単なる作業員(ワーカー)ではなく、主体的に思考する共同経営責任者(Co-CEO)としての自覚と行動を求める、ということ。私の説明は、かつてクライアント企業の役員たちを唸らせた時のように、理路整然としており、反論の余地など微塵もなかった。翔太は、ただ呆然と、私の言葉の奔流に身を任せるしかなく、すべての説明が終わった時、彼はまるで催眠術にでもかかったかのように、こくり、と小さく頷いたのであった。
「…わかった。瑠璃が、そこまで追い詰められていたなんて、気づかなくて、ごめん。僕も、頑張るよ。君を、一人にはしない」
その言葉は、疑いようもなく誠実で、彼の優しさが滲み出ていた。私は、その瞬間、胸の奥に、ちくり、と小さな痛みを感じたのを覚えている。違う、そうじゃないの、翔太。私が求めているのは、あなたのその「頑張るよ」という、まるで部下が上司に忠誠を誓うような言葉ではない。私が欲しいのは、私がこの計画書を作る必要すらないほどに、あなたが私の脳と、私の視界と、私の不安を共有してくれるPermalink |記事への反応(0) | 05:15
「どっちにしろダメダメ」ってコメントで思い出したけど、商業BLは昔は今ほどあけすけにエロではなかった
もちろん性行為のシーンがない小説漫画の方が数えるほどだったけど、性行為がメインというわけではなかった。少女漫画の延長の位置づけだったから
今ほどセックス!ビッチ!エロメイン!みたいなのが前面に出てなかった。エロがあっても少年漫画のお色気シーンとか村上○樹みたいなもん
インターネットの普及の影響にも思うけど、より短い時間で多くの刺激をっていうのと、あとやっぱりわかりやすくエロい方が幅広い層に売れるからね
昔はBLってだけでレアでバイブルみたいなシリーズものは新刊出るだけで売れてたから。でも今は市場に溢れちゃってて、話題性で勝負するしかない
ギフテッドは生きずらい。
かなり。
思い付きで、走り書く。
まず、ギフテッドに関して世界的にも未発達な分野でよくわかっていないし(自分自身も己のことをよくわかってない)何も定まっていない。
便宜上ギフテッドと呼んでいるだけで、ギフテッドという名前は嫌いだ。
何か、診断できるような形にして、名前は不特定困難性パーソナリティとかにしてほしい。
ギフテッドにも特性があって、さらにその個人の性格まである(性格とか特性の因果関係とかここら辺はもう全然よくわからない。たぶん誰もわからない)発達障害のようにいろいろ枝分かれしていて、ギフテッド同士だから分かり合うなんてことも多分無理。
なにせ、私が特殊なもので多分ほかのギフテッドとは仲良くなれないと思っている。
ギフテッド本人たちは、内部で考えてること起こってることが、どう他人と違うかそもそも何が違うかわかってない人が多いと思うし、それこそ目に見える困りごとしか共有されてない。
目に見えて困っていることは、本人たちだってほかの人と違うってわかってる。
でも、目に見えない誰も気づかない本人でさえ気づかないズレは、大きくなって鬱のような症状になったりする(体験談。結果鬱の治療が効きましたが、最後まで病名はあやふやなまま、4年間ぐらい2週間に一度通った。躁鬱かもとも言われていた)
端的に言うと、日本で行われているようなギフテッド教育とかはあまり意味がないように思う。
そもそも特殊な理由がない限り(出世事態に興味があるとか、何か重い理由付けがあるとか)ギフテッドの子は出世に興味はわかないだろうな。
ギフテッドでも成功しているギフテッド(推定)は、多分幼いころからそれを本能的に理解していたのかなって思う。
ここでいう幸福は何が幸福かっていうと、普通の人と同じ。自分の好きなことをし続ける事。ただ普通の人よりその毛色は濃いと思う。
しかもそれも、頭がいいとされるものじゃなく、運動でも、絵を描くこと、お菓子をつくる、動物と触れ合う、知的探求でもなんでも。
一般的な娯楽(ゲームやらなんやら)とされる物の場合もあるだろうけど、それはちょっと依存があったり過集中だったりで他の要因があるんじゃないかな。
ギフテッドの情報が得られにくい中で、フランス人のギフテッドに関する本がかなり的を得ている。
この方↓
【ジャンヌ・シオー・ファクシャン:1957年生まれ。臨床心理学者でセラピスト。パリとマルセイユの公共病院の元専門医。高知能者の専門家で、このテーマでは世界的な参考書となっている『高知能の子ども』の著者として知られている。また、フランスで最初の学習障害を診断し、治療にあたるセンター「コギトZ Cogito‘Z」を創設。】
調べてみたら、フランスではまぁまぁ?ちょっとスピリチュアル?方面のことも言及しているそうで、ウィキペディアには批判文的な内容が載っていた。
どう育てればいいか。とかではなく、ただただどういう人間かということが書いてあって、本人もギフテッドなんじゃないか?って思ったけど、ギフテッドだったら普通との違いがわからないからここまで書けないよなって思ったり。
とにかくこの本を読んで、成功したギフテッド以外の項目は全て当たっていた、というか私そのままのことが書いてあって、それが普通じゃないってことに驚愕した。
気になる人は読んでみてほしい。
この本を読んで、めちゃくちゃ私は生きやすくなった。そもそも根本が、どこがどうやって人と違っていたかっていうのが理解できたから。
この本に出合うまで、ギフテッドに関する本なんて胡散臭すぎたし全部教育系だしで何も読めるものがなかったけど、これはまさにバイブルになりえるものだった。
私は2Eという特性もある。
2Eとは【何らかの学習障害を持つギフテッドを指す[8]。これらの学生は、才能(知能、創造性、知覚、運動など)と障害(特定分野の学習障害、神経発達障害など)との両方の「特別」を併せ持つと見なされる。2eの性質と障害は非常に多様であるため、2eの子供達の明確なプロファイルは存在しない】ウィキペディアから参照するとこんな感じ。
これがまた、私は分かりずらい。
私が持つ2Eは、学習障害だとかいろいろパラパラあるけど一番でかいのは感覚過敏、五感すべて。
かなりつよくて、一見普通の人なので、配慮とか求めれなくてマジで何かあったら苦痛の時間を耐えるしかない。それでその後は疲れで熱が出る。
ちょこっとだけでもサングラスがないまま日差しの中歩いたりするとすぐ精神が不安定になる。
PCゲームをよくやるんだけどPCゲームもサングラスしてやらないとその後精神やら睡眠やらに影響が出る。
ギフテッドは大なり小なり環境が整っていればベストをつくしてうまくやれるだろうけど
だけど、そのベストっていうのは必ずしも目に見える成果じゃないこと。
よく想像されるのが、数学の天才、科学の天才、みたいな感じだとして、
特に何もないギフテッドはそれらの天才と同じ思考の仕組みを持ってるだけであって何に興味があるかって感じ。完全に好み。
私もルービックキューブ(5×5)やらナンプレやらチェスやらが好きだけど、そこまでそこに重きを置いてない。
他と違う思考の仕組みを持っているってかんじ。
多分世界には、自分のことをギフテッドだと知らずに苦しみながら生きてる人がいる、と思うので誰かに届けばいいな~
特に刺さる事言ってないけど気になったらウィキペディアでいいから見てみて。
まぁ、私の事しか知らないから大したこと言えないんですけどね。
わたしはいまだに自分が本当にギフテッドか疑って暴れることもあるし(ギフテッドは精神面でいくらか不安定なりがち)ギフテッドを受け入れずに生きてる瞬間もあるし、かと言えば本当にギフテッドなんですよね私って、みたいな時もあって、本当に困る。
他者とのズレ
人と分かり合えなさ
↑これ書いてすごく中二病って思えるけど、ほんの些細なことで感じてるor感じてることすら気づかない。
誰しも感じることだけど、それすらもずれてる。
パートナーとさえ分かり合えない。分かり合ってるって思ってたのは違ったらしい。
誰かと分かり合いたかった。
ずっと自分が分からないまま、じぶんは誰だ、自分の特性は、どうしたらよりよくなれるか、自分でケアするしかない。
chatGPTで乗り切っている。
先週は職場全体の飲み会だった。いわゆる歓送迎会というやつだ。都内にある洋風居酒屋で催された。
実は、ちょっと思うことがあった。あるヤツの行動にムカついてしまった。普段から問題行動を起こしがちなのだが、この時ばかりは頭に血が上った。
土日のうちに投稿しようと思ったけど、頭に血が上っていてイマイチな出来だった。さすがに数日考え直すことにした。わかりにくい箇所があったら読み飛ばしてほしい。
今回の主題について、まず言わせてもらうと、年齢に関係なくマナーがなってない奴がいる。
目に余るヤツがたまにいて、イラっとくる。そういうヤツは組織を辞めてほしい。
周りを馬鹿にしてるのがわかってない。自分から喋らない奴のはまだ許せるのだが、話を振られても知らないフリやスルーをするヤツとか、上の人間にお酌を勧められても飲まない奴だ。人類社会そのものをバカにしている。
以下、そんなヤツのことを話していく。特定?はされないと思うけど、可能性はゼロではない。
でも、別に特定されてもいい。そうなったとしても職場で責任追及される可能性はおそらくない。ここで語る「そういうヤツ」の信頼度がゼロだからである。
今回は、自己責任というやつで書かせてもらう。それくらい(#^ω^)心頭なのだ。できるだけぼかすようにはする。
まず、上に挙げたのは、30前後の若手職員である。先週の飲み会では何の役割も果たさなかった。他部署では、幹事を引き受けたことがないし、新人時代は断ったことすらあるという。
さらに言うと、前の部署では職場の親睦会にすら入ってなかったらしい。
先週の飲み会は、六時半に約30人で、洋風居酒屋の広間を貸し切ってスタートした。ほかの若い職員連中が皆のビール瓶を用意したり、誰がどの席に座るか決めたり、年配社員を周ってどのお酒を飲むか聞いて回ったりしてるというのに、そいつは何もしない。まだ一応は若手だというのに、ほとんど手伝わない。
だがそいつは、さらに限界を超過した。なんと、春の新人歓迎会の飲み会だというのに、ビール瓶を持って全体の座敷を周ることすらしなかった。周りのことを仲間だと思ってないのだ。
いやマジで、自分の直属の上司にすら酒を注いでなかった。ただ飲み食いしてるだけ(気持ちはわかる。一人七千円のコースだった)。飲み物はソフトバンク。
ほかの一部の連中とは会話をしてた。少しだけど。飲み会の広間の端っこで、後輩や年配の人と一緒に飲んだりもしてた。でも、「みんな」と会話してるかって言ったら、そんなことはなかった。
そいつは、同年代の飲み会の幹事から、「お酌して回った方がいいですよ」と言われていた。
だが、そいつは普通に拒否したのだ。お酌をして回るのを。お前の近くにビール瓶があるじゃん。その瓶を持って回ればいいんだよ。ビール飲むのが嫌だったら、お前が今飲んでるウーロン茶のグラスを持ってお酌して回ればいい。
10年ほど前からは、公務員業界でも飲み会帰りに車を運転することは断固禁止となっている。それまではギリギリセーフだった。
でもさ、お前は自転車通勤か徒歩のどっちかじゃん。酒飲めるじゃん。法律としてはダメということになってるが、お巡りさんだって、イチイチそんなことで個別に自転車呼び止めたりしないよ。
結局、そいつは最後までお酌をしなかった……社会不適合者が。うちがまともな民間企業みたいにしっかりした体質だったら、とっくに退職勧告を受けて追い出されてる。
お前は、新年度スタートの飲み会で、お酌をして回ってないんやぞ。非常識だって理解できてないだろ??
そいつは昔もそうだった。ヤツは別部署での新人時代に、同じようなことがあって、社会のルールや規律に厳しい上司に飲み会の場で怒られていた。
そこでも上の人間や先輩方に「酒を飲め」って言われてたけど、結局従わなかった。で、「お前は辞めろ!!」って怒鳴られてたけど、「労働者の自由です! そっちには行きません。自転車で帰るので」ってめちゃ大声で返してた。
何が悲しいかって、翌週に人事課に係員がひとりずつ呼び出されたんだよ。「先日、飲み屋でトラブル起こさなかったか?」って。事情聴取だった。飲み屋の店員か、近くにいた市民が告げ口したのだ。
あの時は悔しかったよ。なんで、協調性のないヤツのせいで事情聴取なんて受けないといけないんだ……。
公務職場においても、法律や要綱要領で×となってることでも、市民のためを思えば……ということで、特別な対応をすることはある。上司もそれで認めてくれる。国家公務員に比べて、杓子定規(※公務員業界では繁文縟礼という)ではない。地方公務員のいいところだ。
またムカつきが蘇ってきた。心臓が(#^ω^)怒りでドクドク言ってる。そいつの勤務中の問題行動エピソードもいくつか列挙したい。
民間だったら、試用期間の時点でクビになってるレベルだ。公務員業界に試用期間はない。法律上はあるにはあるのだが、無条件で全員が採用になる仕組みになっている。意味ねえ。
彼は俗にほうれんそうと呼ばれるものができない。とことん身勝手である。俺とはデスクの位置が離れているのだが、それでも彼が上司から指導されてるのを何度も見ている。
上司から「そんなに自分勝手なら自営業者にでもなれ」って言われてたんだが、そいつは「私の進退が私が決めることです」とかほざいていた。あと「私がどんな動き方をしても自由です、結果を出します」とか。一スタッフの分際で。民間でいうと平社員の立場でこんなことをほざいている。
あとは、同僚とのコミュニケーションミスを咎められた時は「解決できる力はあるんです。やろうと思えばできますが、○○さんとの相性があまりよくないようです」だって。馬鹿じゃねぇの。それを何とかするのが社会人としての責任じゃないのか。
挙句の果てには、上司から「それで失敗して、どうしようもなくなったら?」って聞かれたら、「失敗を受け入れます。前に進むしかないのです」だってさ。お前に責任が取れるのかよ。ヒラの立場で。責任は上司が取るんだよ。お前の行動のせいで。
(②仕事以外のことを鼻にかける)
彼は仕事の腕前はダメだと思う。間近で見たことないけど。自分勝手だし、いつも自分ひとりで突っ込んでいくイメージだ。でも、彼のことを(彼がいない食事会で)悪く言わない人もいる。ベテラン勢の男女職員だと、彼が上司に今まさに怒られて弁解している最中でも、「ふむふむ」みたいに話を聞いてる。
彼のよくないところは、過去の栄光を鼻にかけるところだ。彼は剣道が強かった。あれは俺が社会体育課にいた時のこと、彼が高校生~大学生の時のことだ。剣道で国民体育大会やインカレに出場する際、青梅市体育協会の人と一緒に市長のところを表敬訪問したのだ。一年に一度、全国大会などで表敬訪問してたから、当時は比較的若手職員だった俺でも覚えてる。年配の職員だと、もっと覚えてるんだろうな。
ヤツ自身も、剣道での実績を鼻にかけることはある。それらの実績は、もう過去のことなのに。仕事で失敗した後で、そのことで言い訳しようとしたこともある。
いくら過去にスポーツで実績出して、市内の道場で剣道の指導員もしてるからって、それは違うんじゃねーの? という発言や行動が多すぎるんである。実績出したのは認めるけど、仕事とは関係ねーだろ。
ちなみに、上司や先輩が彼に「スポーツをやっていたとは思えん!」と言われたら、「私は学校教育には適していない人間でした。公務員のキャラではないのでしょう」とほざきやがる。
それを見て、どんな意図かはわからないが、ほかの年配職員を含む何人かはクスクスと笑っているのだ。バカにしてるような感じもするし、子どもをほほえましい感じで見てるような空気感もある。
残念ながら、ヤツはスポーツしかできない人間である。それ以外はダメなのだ。
これは結構前に窓口で見た光景なのだが。うちの部署のお客さんの中に、耳が不自由な人がいた。うちの部署は産業系なんで、こういう福祉な感じの場面をニガテとする職員が多い。
その時は、身振り手振りでコミュニケーション取ってたけど、ダメみたいだった。筆談しろよ!と間近にいた俺は思ったんだが、きっとできない事情があったんだろう。
そしたら、最後の最後でヤツで出てきて、その窓口のお客さんと手話で会話を始めたのだ。
「お前できるんかーーーーーーーいっ!!」
て、ブチ切れそうになったよ。なんで。なんでもっと早く出て行かんのや。最初に客が来てから20分以上経ってるだろ。同僚ピンチだっただろ。お前仕事バカにしとんのか??
あなたが勤めてる会社ではどうだか知らんが、公務員業界におけるバイブルのひとつ、地方公務員法にはこうある。
第三十条 すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。
この全力規定を根拠として、公務員の副業は禁止されている。それだけでなく、仕事中に舐めプすることも当然禁止。手を抜くことはできない。
しかし、ヤツはその禁を破った。手話ができるのにそれを隠していやがった。あのお客さん、相当不安だったと思うぞ? お前、すぐ近くでそれを観ていて、助けに入るのに20分かかるって、どういう神経してるんや? もうお前、それは「辞めてもらっていいか」って上司や人事に勧告されても文句言えんぞ?
でも、社会というのは不思議なもので。いい人に限って早く市役所辞めるし、ダメな人とか問題のある人に限って残るんだよな。あーあ、もう怒りの感情が凄すぎて、語りすぎてしまった。ほかにざっとダメ発言を挙げると、こんなところだろうか。
・ルーティン業務に対して「そもそもこの種のは、住民からの申請が必要なのですか?」と発言
注;それは部署のルールに従うべきであって、お前が決めることじゃない
・正規の公務員を副業でやる人がいても……それは本人の判断では? 職業選択の自由です
注;誤り。特別権力関係というのがあって、公務員は労基法や日本国憲法まで含めて一部適用除外
・(飲み会の最中)複数の社会にいることで人生のリスク回避をしたいです
注;それはあなたの自由だけど、職場には迷惑をかけないでね(^^♪
・(飲み会の最中)結婚とかしないですね。事実婚とかはあるかもしれません。不自由はしてないです
注;SHINeeeeeeeeeeee!!(※読み方はシャイニーではない)
ものを書くっていいことだ。ムカつきが収まってきた。
今の状態は、これでも「激おこぷんぷん丸」である。その上位は何だったろうか。何年前に流行ったネタかは忘れてしまった。
その子は、飲み会中はほぼ1人でゆったりしてた。たまに誰かに話を振られて「うんうん」って相槌を打つのが基本だ。別にこんなのを視界に入れたくないが、席が近いので入ってしまう。
姑息にも、自分は喋らないのに、周りと同化して喋ってるフリをしていた。特に、直属の上司が近くを歩いてる時はそうだった。飲み物を注がれるのを回避してるのだ。
せっかく臨時職員さん(パートさん)が酒を注ぎにきても、そいつは烏龍茶を飲んでいて「自分は呑めないんです」とかほざきやがる。数年前に全く別の飲み会があった時、そいつが実は酒が飲めるのを見ている。
こういう飲み会で苦心した人を知ってる。例えば、ヤツと同じ職場の若手社員は、この飲み会を運営するために必死こいてた。
開催前は、いろんな先輩や上司を公務中にもかかわらず周って、おいしく安く飲める店を聞いていた。飲み会中は、若手連中はグラスや酒を並べるとか、みんなの注文を取るとか、二次会の前にはタクシーや代行を呼んだりしてた。
女の子は、上の人間や年配社員の席に近くに行って、クラブ嬢並みとは言わないが、話相手になったりしてる。
高校や専門学校を出て就職したばかりの初々しい子も、内心ビビりながら職員全員のところを周ってお酌をしたり、その他いろいろしていた。
ある子は運悪く、ちょっと下品なこと(男性がビール瓶を男性器に見立てて、相手のグラスに酒を注ぐやつ)だってされたけれども、ニコニコしながら酒呑んでたよ。きっと嫌だったろうな。
でも……みんな我慢してるのだ。それが社会だ。俺だって若い頃はそうだったし、どんな世代でも社会に適応する必要がある。これはその一環である。バブル期と今の若者に違いなんてない。何千年前だって、若者はいまと同じである。違うとしたら経済環境や文化的価値観だ。
一番悲哀があるのは(先ほど書いた)臨時職員さんだ。昨日は、飲み会に臨時職員さんが5人きてた。
会費が正規職員の半分だから来てるのもあるけど、その5人はみんな、飲み会に参加してる人全員のところを周ってビールのお酌をしてたんだよな。もちろん、そいつのところにも行ってた。
なぜそんなことをするかって、正規職員、特に上司に嫌われると職場を追われるからだ。官公庁で働いている臨時職員の人事権は、人事部署ではなく担当課にある。
そういう必死さには悲哀がある。個人的にはぜひとも応援したいところである。彼女らの会費の半分は正規職員の餅持ちだけど、別にそれでいいと思う。
だが、そいつは……お酌に回っている彼女らに対して「自分は、烏龍茶なんでお酌はいいです。お酒呑めないんで」と嘘をこいていた。マジでむかつく。氏ね。
飲み会に非協力的なヤツは理解できない。普段の人間関係って、常にメンテナンスし続けないと壊れてしまうだろう。家庭だって趣味だって、仕事だってそうだよ。飲み会はその一環なのだ。それがわかってない。人間は、生きてる限りは繋がらないといけないのに。
いや、ただ……唯一褒めるところがあるとすれば、彼は、自己紹介タイムの時は堂々としてた。
「自分フツーに頑張ります!」みたいな感じで、めっちゃ堂々とした感じで、自分が正常な人間みたいに振る舞ってる。新人は騙されるだろうな。見た目はブサイクではないし。
一応は、みんなから笑いを取っていた。それを見てる人達が「おー」みたいな雰囲気になってる。錯覚なんだけど。人を騙す天才である。
結局そいつは、ほぼ飲み会の手伝いをすることもなく、まったりと1人につき7千円のメニューを堪能していた。
烏龍茶を無限にグビグビ飲んで、約三時間の飲み会が終わると、みんなの目を盗んでサーっと消えて行った。
ああいう自己中心的なヤツが年配になると、いわゆる老害職員になる。
職場歴が長いからって、偉そうな顔をして職場で好き放題に自己中ムーヴを取るようになる。
それで、若い子が仕事が嫌になって、イマドキな会社に転職していく。
これまで見た転職先だと、大学や高校の事務職員とか、リクルートとか、ITできる人だったらYahoo!とか、フリマアプリの会社とかコンサル業界に転職していく。
有能な職員ばかり消えていくのは悲しい限りである。ダメな職員に限って辞めない。
人事課もおかしいよな。ここは公務員業界なんだから、公立小学校~中学校~高等学校で「社会不適合者」の扱いになる子は、採用してはいけないと思う。採用したんなら、己の間違いを正面から認めたうえで、きっちり試用期間で解雇すべきだ。
むかし俺が、市教委の学事課に在籍してた時に、業務の一環で、何人かの生徒さんの公立中学校の内申書を読んだことがある。学校の先生はしっかりしていて、社会不適合な感じの生徒さんには、きっちりとそう書くんだよ。受験で生徒の評価を行わないといけない、高校の先生向けに。
内申書には「社会不適合者」とは書かないけど、「協調性に欠ける」「年齢相応の社会常識がない」「素行からして家庭教育が不十分と思われる」とか、ダメな子に対しては正直に書いてくれる。
※中学生は法律上は「児童」が正しいのだが、あえて「生徒」と表記するのが一般的
上のような評価を受ける子って、公務職場ではまず使えない。本来はクビにしないといけないのだが、今の地方公務員法その他の法律に不備がある状態であり、それができない。
「まず使えない」と書いたのは、例外があるからだ。うちの腸内SE(システムエンジニア)として情報課で働いてる子がいるのだが、彼は明らかにアスペルガー症候群である。だが……彼は普通に使えているようなのだ。そいつの上司が言ってた。
なんというか、適性がぴったり合っているらしい。そういう例外がもっと生じればいいのだが。多くの発達障碍者にとって総合職や事務職は望み薄だろう。
私は今40代だ。あと20年もしないうちに引退である。あっという間に過ぎていくのだろうが、それでも職場には思い入れがあるし、いい環境であってほしいと願っている。
これを読んでいるあなたはどう感じただろうか。もしあなたが、自分の組織が主催する飲み会に参加したことが何度もあるのだったら、ぜひ感想を聞かせてほしい。
ぜんぶ読ませていただく。
ランキング1位の「あなたが癌になった時に最初に知ってほしい事」が挿入し忘れていたので追加(id:ancvさんコメントありがとう!)
順位をひとつ分変えるのがめんどいので0位とさせてもらいますm(_ _)m
[前書き]
keepメモに残っていた呪物みたいな文章のお焚き上げです。n年前の文章なので今も通用するか分かりません。
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まず注意書きとしては別にこれを見て真似れば必ず偏差値70取れる訳ではありません。
ただ自分はこの方法で独学で勉強して河合塾の全統マークと記述模試でMAX71、アベレージ65-70、
ほかの教科の出来の悪さを抑えて、世界史が難問悪問で有名な四谷の私大に滑り込みました。
良ければ参考にしてください。
☆☆☆
5.実力をつける100題
☆☆☆
②一節ごとに教科書を読んでみる。
③一節読んだら書き込み教科書を赤シートで消えるペンで埋める。
④全て埋まったらまた節ごとに赤シートを隠して別紙に空欄の答えを書くことを暗記するまで繰り返す。
☆☆☆
①マンガを読む
歴史はぶつ切りで覚えても年号問題にやられるだけなのでハナから流れで覚えるべき。
ただ最初から教科書を読んでもワケワカメでつまんないはずである。
そこで小学館、集英社etc...どこが出しているのでもいいので、
「世界の歴史」みたいな名前の10巻くらいある漫画をとりあえず全巻読んでみる。
最初に世界史を掴むなら年号などない小学生向けの平易なやつの方が絶対ハマりやすく図書館にもあるのでそちらをオススメする。
一周読めばなんとなく世界史の流れやナポレオンのような著名な人物&エピソードは掴めるはずである。
万が一漫画を読んでもひとつも興味のある人物やエピソードがない場合は、
残念ながらあなたは世界史受験、もっと言えば恐らく日本史にも向いてないので政治経済あたりに転向した方がいい。
②③教科書を読み穴埋めする
高校世界史における最もスタンダードでありここからそのまま引用して問題文が作られることも多いバイブルだからである。
こんなに面白いことが簡潔にまとめられている書籍もないことに気がつく。
勿論、ただ教科書を読むだけでは特に単語が頭に入ってこない。そこで穴埋め教科書の出番である。
最初軽く教科書を読み流したあと、次は教科書を片手に赤ペンで穴埋めノートを埋めていく。
こうすることで教科書のセンテンスを流れで入れながら単語も手を動かすことによって自然と頭に入ってくる。
またこの時、対応する資料集のページを開いておくことも大切だ。
教科書で小さく表示された地図や作品も資料集では大きく表示されて視覚的に世界史を捉えるのにもたいへん向いている。
④穴埋めを周回する
400ページにも渡る教科書の重要事項のみとはいえ書き込みを終えただけでも、
余程記憶力の好い人以外偏差値70には遠い。ここからが周回するのが本番である。
これまで私は赤シートで隠れるペンで書き込めと言ったが、
この2週目からは赤シートで隠しながら何も無い状態で別紙に書き込み教科書の空欄を埋めていくわけである。
この2週目からスラスラと答えが埋まる人はそうそういないだろうが、それでいいのである。
思いつかない言葉があった節の教科書・書込み教科書・資料集の黄金トリオをまた傍らに読み込めばいい。
これを何周かするとあら不思議、教科書を見ずに書き込み教科書の空欄が埋められるようになる。
更に書き込み教科書の仕様上、一問一答のように単語だけを覚えるのではなく教科書の文脈も揃った上で単語を覚えている最強の状態になる。
注意としては例え苦手な分野があっても、覚え切るまで時代や地域を大規模に前後左右することはやってはいけない。
せっかく流れで覚えているのにごっちゃになってしまう。
ただ1周を順番通りにやり遂げることを覚えるまで何度も成すのが一番の近道である。
⑤実力をつける100題
正直書き込み教科書をマスターすれば早稲田の文化構想や慶應の文学部あたり、それからそもそも英語がめちゃくちゃ強い人ならこれ以上対策はあまり必要ないと思う。
過去問演習に入っていいだろう。そこで分からなかったことは追って学べばいいだけである。
ただ世界史で性格の悪い問題を出しやすい早稲田の社学や慶應の経済あたりを受ける人、
そして世界史で国語英語を補強したい人にオススメするのが実力をつける100題である。
書店で見ていただければわかるが実力をつける100題はテキスト穴埋め型の問題が多く、
これが書き込み教科書穴埋めに馴染んだ人には非常に適している。
またレベルは教科書では心もとない早慶レベルの世界史を補うにはちょうどいい。
教科書を読んでも分からないことも多いと思うので実力をつける100題までやるなら、
山川の世界史用語集は必須である(そうでなくても持っていると安心)
但し★マークのついた問題はこんなの誰も解けなくて当然なので余程の暇人以外は飛ばした方が賢明かもしれない。
これも何周でもやれるならやるべきだが、どこのどんな難化した世界史の問題でも9割以上取らないと死ぬ人以外は正直2-3周でいいと思う。
深くやるにしても正答率の低い単元だけ周回を増やすくらいの感覚でいい。
このテキストは難易度もそうだが量とそこから広がる引き出しが膨大なので、時間を費やすぎると沼って他の科目や過去問演習の時間を奪いかねない。
何より知的好奇心を持って世界史を勉強することを念頭に書き込み教科書をマスターして、実力をつける100題を数周するだけでも、
全統模試70はいけるポテンシャルと実力は得られるので、それ以上はもうお好きにどうぞの次元である。
-----
以上である。
ブロック2の途中まで
【特別企画】キンタロー。×白組(ゴジラ-1.0)「3D-VFX 顔まねメドレー」今年脱松し独立。以前より攻めたモノマネ。今年オールスター感謝祭などに出た際のシャイニングのモノマネかと思われる
https://togetter.com/li/2405422
| 日 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 01 | 2510 | 269125 | 107.2 | 40 |
| 02 | 2615 | 291275 | 111.4 | 40 |
| 03 | 2776 | 289481 | 104.3 | 37 |
| 04 | 3077 | 492219 | 160.0 | 37 |
| 05 | 2110 | 272286 | 129.0 | 37 |
| 06 | 1979 | 209287 | 105.8 | 38 |
| 07 | 2717 | 280099 | 103.1 | 39 |
| 08 | 3221 | 299089 | 92.9 | 38 |
| 09 | 2315 | 262014 | 113.2 | 39 |
| 10 | 2026 | 218955 | 108.1 | 39 |
| 11 | 2507 | 301454 | 120.2 | 37 |
| 12 | 2031 | 200822 | 98.9 | 38 |
| 13 | 2082 | 239419 | 115.0 | 43 |
| 14 | 2243 | 263996 | 117.7 | 39 |
| 15 | 2516 | 286354 | 113.8 | 40 |
| 16 | 2415 | 257843 | 106.8 | 42 |
| 17 | 2574 | 249933 | 97.1 | 37 |
| 18 | 2613 | 307120 | 117.5 | 44 |
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マガジン20選を決める際、一人一作しばりを外した。ちばてつやと梶原一騎(高森朝雄)はどうしても二作選ばなければならなかった。週刊少年マガジンはちばてつやに育てられ梶原一騎に鍛えられた。特にちばてつやがいなければ今日のマガジンはない。
『ちかいの魔球』1961-1963『ハチのす大将』1963『紫電改のタカ』1963-1965『ハリスの旋風』1965-1967『あしたのジョー』1968-1973『おれは鉄兵』1973-1980『あした天気になあれ』1981-1991『少年よラケットを抱け』1992-1994
と三十年以上に渡りマガジンを牽引してきた生き神様のような存在だ。新人発掘のちばてつや賞選考委員として世に送り出した漫画家たちも数多い。Wikipediaを見るとあの人もこの人もちばてつや賞出身だったのかと驚く。漫画家初の文化勲章受章者になったのも当然すぎるほど当然の偉人。
梶原一騎は他誌でも書いているがマガジンでのヒット作が多い。『空手バカ一代』も『愛と誠』もマガジン連載作。
部活漫画の開祖。ガキ大将が剣道やボクシングやサッカー等様々なスポーツに挑戦する。後世への影響力は『あしたのジョー』以上ではないだろうか。アニメ化の際はガキ大将が大山のぶ代、メガネくんが小原乃梨子という配役だった。後のドラえもんコンビの原点という意味でも重要だ。
『墓場の鬼太郎』から改題。マガジン発ではないがマガジン連載で有名になり今もアニメがリメイクされる国民的キャラクターになった。
後世への影響力は間違いなくマガジンNo.1。苦悩する主人公、激しい特訓、写実的な絵でスポ根というジャンルを確立した。漫画界に地殻変動を起こした。その分パロディの対象にされることも多い。夏目房之介『消えた魔球 熱血スポーツ漫画はいかにして燃えつきたか』と斎藤貴男『夕やけを見ていた男 評伝梶原一騎』を読むと理解が深まる。
奇跡の名作。二つの異なる才能がぶつかり合い、週刊連載による偶然が積み重なり、梶原一騎的世界ともちばてつや的世界とも違う唯一無二の作品が完成した。日本漫画史はここで一つの頂点に達する。
日本最高の漫画を選ぶなら『あしたのジョー』と『デビルマン』は有力候補になるだろう。この二作が同時に載っていた当時のマガジンの恐ろしさ。永井豪は週刊少年漫画誌5誌全てに連載を持っていた。
アウトドア漫画の魁。前代未聞の高度な画力で釣りを啓蒙した。梶原一騎や時代の影響で暗くなっていたマガジンから明るさを取り戻す好機にもなった。当時10年間連載というのは非常に稀なことだった。
少年誌のラブコメの基礎を築いたというだけでも偉大だが、その後深刻なメロドラマへと変貌する。今の瀬尾公治や流石景はこの流れの中にある。柳沢きみおは過小評価されている。永井豪同様5誌全てに連載を持っていた。
熱血の時代から熱血を笑う時代へのパラダイムシフトを象徴する一作。小林まことと島本和彦は熱血する自分を高らかに笑いながらまた熱血し続ける。三四郎は『ハリスの旋風』のようにスポーツを転々とする。『青春少年マガジン 1978〜1983』を読むと壮絶な舞台裏が垣間見える。
かつてマガジン最長連載を誇っていた。超巨大学園の抗争から異種格闘技になったかと思えば突然ロックバンドをやり出して最終章ではどシリアスな展開に突入し「新」では柔道漫画に様変わり…と融通無碍な作風。マガジンのカラーそのものだ。「L」連載中マガジンSPECIALに移籍し2004年に中断。
峠の走り屋だった高校生が世界的レーサーへと成長するまでの物語。楠みちはる『あいつとララバイ』と共に80年代のバイクブームを盛り上げた。『バリバリ伝説』をバイブルと呼ぶバイク乗りは多い。後の『頭文字D』の布石にもなった。
森川ジョージはちばてつやの正統的後継者だ。『ハリスの旋風』を読んで漫画家を志し、ちば先生が描いているからという理由でマガジンに持ち込みデビュー。ちばてつや的世界を平成風にアップデートした『はじめの一歩』は途轍もなく面白い漫画だった。そんな時代があった。
世間への悪影響ではトップクラス。今でこそ「な、なんだってー!」をネタにしていられるが当時1999年人類滅亡に本気で怯えた子供は多い。70年代の五島勉の記憶が薄らいだ頃に再びノストラダムス大予言の恐怖を植え付けた。山本弘『トンデモノストラダムス本の世界』『トンデモ大予言の後始末』は解毒剤として有効。後者でのMMR批判は傑作。
ヤンキー漫画の集大成。同時期の『湘南純愛組!』『カメレオン』等と共にマガジンの治安の悪さに貢献した。これ以上不良を熱く描くのはもう不可能かもしれない。
1億部を超えるマガジン最大のヒット作。推理漫画というマイナージャンルを一気に隆盛へと押し上げた。雨後の筍のように模倣作が乱立しその中から『名探偵コナン』というもう一つの巨星が生まれた。影響力では『巨人の星』に次ぐNo.2だろう。福井健太『本格ミステリ漫画ゼミ』は推理漫画の歴史を概観した労作。これを読むと『金田一少年の事件簿』以前以後で全く景色が違うのがわかる。
『湘南純愛組!』の主人公の一人だったヤンキーが教師になって大暴れ。マガジンがジャンプを破り日本一の発行部数に君臨する立役者にもなった。TVドラマも大ヒット。反町隆史・松嶋菜々子のビッグカップル誕生のきっかけになったという意味でも影響力は大きい。
萌えをマガジンに定着させた。雑誌のカラーを変えたという点でかなり重要。これ以後の『スクールランブル』等の恋愛漫画にもつながる。一方でヤンキー漫画は減っていった。
正確なスポーツ描写の時代を象徴する一作。同時期の『あひるの空』はスポーツ弱小校を描くことによって、『ベイビーステップ』は現実的なトレーニング理論を取り入れることによってリアリティを追求した。梶原一騎の根性主義は完全に過去のものになった。
70年代しかあり得なかったはずの週刊少年漫画誌全誌連載が10年代に甦った。『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『FAIRY TAIL』『魔法先生ネギま!』等のファンタジー漫画隆盛の象徴としても挙げておきたい。
障害にいじめという深刻な問題を描き大反響を呼び様々な議論を巻き起こした。マガジンは塀内夏子以来女性漫画家が多い。(最初は里中満智子だが流れを作ったのは塀内夏子)『シュート!』の大島司、『HarlemBeat』の西山優里子、『ゴッドハンド輝』の山本航暉、『トッキュー!!』の久保ミツロウ、『ベイビーステップ』の勝木光、『ヤンキー君とメガネちゃん』の吉河美希、『ドメスティックな彼女』の流石景等。
今、不良は現実でも漫画でも下火になっている。その状況で不良漫画を描くにはどうしたらいいか。タイムリープで不良が盛んな時代に行けばいい!という発想の転換で大ヒットになった。時代の移り変わりを象徴する一作。
『天才バカボン』も『男おいどん』も『野球狂の詩』も『三つ目がとおる』も『ミスター味っ子』も『シュート!』も『BOYS BE…』も『サイコメトラーEIJI』も『エア・ギア』も『FAIRY TAIL』も『五等分の花嫁』も『ブルーロック』も選外になってしまったが、マガジンの歴史の流れを重視して選んだ。
追記・返信
今回の20選は「後世への影響力」「時代の象徴」という観点から選びました。
>”柳沢きみおは過小評価されている。” 同意なのですが、すっきり終わるのがないからでしょうか。
今の流行と合わないというのもありますが、本人が自分のブランド化に失敗してる感じもします。
>ミスター味っ子はグルメ漫画の演出にだいぶ影響を与えたのではないだろうか。むしろアニメ版が大きいのか?
そうですね、『ミスター味っ子』の影響力はアニメの今川演出によるところが多く、原作は割と普通なので。
>巨人の星とあしたのジョーの連載時期が重なっていることを再認識して呆気にとられる
本当に恐ろしい。よほどマガジンの風が合ったのか。
>90〜ゼロ年代の読者には「週刊少年キバヤシ」みたいな印象があるが、こうして列挙されるとそこまででもない、のかな。いや
>バリ伝が入ってるのは嬉しい。イニDのキャラクターに感じられなかった生気のようなものがまだあった。
『バリバリ伝説』は絶対入れようと思ってました。『頭文字D』よりこっちですね。
>七つの大罪ってそんなか?とか所々疑問はある。
うーん確かに。『FAIRY TAIL』の方がよかったかもしれません。
>「コータローまかりとおる!」途中で訳が分からなくなって、読むのを止めた。それまでは楽しみに読んでたよ。私は20選に選ばない
まあ名作というわけではないけど、あのなんでもありな感じが実にマガジンらしいと思います。
>味っ子IN大罪OUTだな、スーパードクターKは面白いけどブラックジャックと北斗の拳の悪魔合体だし
うーんやっぱり『七つの大罪』は外そうかな。Kを入れなかったのはまさにその理由です。
>つのだじろう「うしろの百太郎」は外せないのではないか。当時恐怖オカルトマンガ大ブームの立役者の一つだったよ。
> 私は良き読者でないのでどれを落とせとは言えないのだけど『天才バカボン』を外すのは納得できん。友人は「当時のマガジンはガロなんかよりよっぽど前衛的だった」と言っていた。ていうか全般に赤塚評価低すぎん?
『天才バカボン』も本当は入れなきゃいけないんですが……。かなり悩みました。赤塚作品はサンデー10選にもりぼん10選にも入ってるので全般的に評価が低い訳ではないと思います。
>「ミスター味っ子」は良くも悪くも王道の少年グルメ漫画なので、個人的にマガジンならではって意味では「将太の寿司」の方が重要かな。
同感です。入れるなら味っ子より将太。しかしただでさえ90年代が多いのでこれ以上入れるのは難しかった。
>ミスター味っ子は料理漫画としてエポックメイキングだったし、オフサイドは女性作家の描くスポ根漫画としてエポックメイキングだったと思う。
塀内夏子はマガジン漫画家20選なら入ると思います。かなり重要な作家。ただ作品で見ると20選は難しいかと。
>概ね同意ではあるんだが、さすがに真島ヒロが居ないのはおかしい。 迷うが、七つの大罪→FAIRY TAILはしないといけないかと。
そうですね。真島ヒロはここ四半世紀のマガジンには欠かせない……。『七つの大罪』と『FAIRY TAIL』を入れ替えるか。
Twitterでの反応も
https://x.com/FUNDOSHIMASK/status/1851540864256065548?t=4HG7KChe6go4rpZiQoj5uA&s=19
>しかしジャンプ版でもサンデー版でもそうだったけど、通史で語るとどうしても21世紀が弱くなっちゃいがち。というか流石に21世紀マガジン作家として、ばっちょ>真島ヒロは無くない?
通史という性格上今が弱くなるのは仕方ないかと。しかし確かに鈴木央を入れて真島ヒロを入れないのはおかしいか。
https://x.com/renge_kick/status/1851544678833025184?t=5xA6twKuvH1r8CV6s02t7g&s=19
>RAVEはマガジン史においてかなり重要だと思う(ヒット規模はFAIRY TAILのほうがデカいけどマガジンに能力バトルが増えたのはRAVEからだと思ってるので)
https://x.com/renge_kick/status/1851601194126614683?t=n_MMf633SxuDnTGjJXmTUQ&s=19
>厳密にはRAVEよりも先にゲトバやKYOが始まってるんだけど、人気に火がついた早さやその後のネギまやツバサなんかのファンタジーバトルもののノリを見るとやっぱ重要なのはRAVEだよなーって
https://x.com/npeofnpe/status/1851570584460910706?t=ZqperbBdCK13dY0B_N36cg&s=19
>ごとよめって確か巻割100万いってましたよね?ラブコメ史上最強といえるので入ってない方が変かな
聲の形は単発でパッとあたったけどマガジン史においてなんか重要かと言われると別に…
というわけで改訂版を出します。00年代漫画が一作だけなのも気になっていた。
驚異的な執筆量で21世紀のマガジンを牽引する真島ヒロ。本作は海外人気も非常に高い。『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『魔法先生ネギま!』『七つの大罪』等のファンタジー漫画隆盛の象徴としても挙げておきたい。