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はてなキーワード:ハードスキルとは

2025-06-24

なぜあなたは作り置きができないのか。私の週末作り置きシステムを伝える

私は料理が得意である

スズキパイ包み焼きソースショロンを作ることもできるし、江戸前鮨を握ることもできる。

しかし、私の一番の得意領域は、週末の料理の作り置きである

買い出しは含まずに、1h~2hで家中のタッパーを埋め尽くすほどの作り置き(5~6品)を用意することができるし、

それによって、朝食の用意や弁当の用意が劇的にラクになり、あわただしい平日の朝を、比較的ゆったりと過ごすことができている。

いっきり過言すれば、作り置きには料理人生のすべてが詰まっている。

家庭料理であるし、特別ものではないから敷居は低い一方で、品質・速度・品数の三つを高めていくことを意識しながら取り組めば劇的な料理スキル向上に加え、仕事全般に生かしうる思考スキルの向上が期待できる。何よりも楽しい

具体的には以下のスキルが、週末を重ねるたびに向上していくのを実感できるはずである

限定された時間品質高く食材を下ごしらえするスキル

・早く、かつ高品質な作り置きを複数品用意しながらも、後片付け工数を最小化するための段取り設計能力

・家にある食材や買ってきた食材をもとに、それっぽいレシピを考えるための思考の瞬発力

一方で、作り置きをしようとして挫折するものは後を絶たない。

私はその挫折あなたが乗り越えるためのノウハウを持っている。

私はそれを作り置きシステム、と呼んでいる

対象読者

・ある程度の自炊スキルを持っている読者を想定している

・具体的には包丁を扱うことができる、強火と弱火の違いが判る、直材は同じサイズに切り分けたほうが良いと知っている、家に調理器具フライパン電子レンジオーブントースターなど)が存在し、日常的に利用している、といった読者を想定している

・また四人家族程度までを想定している。それ以上の人数の場合も基本な考え方は変わらないと思われるが、単純に量が増えるので調理アプローチが変わる可能性はある

一般に共有されている作り置きにおける課題

作り置きを週末に用意したいと考えている人は多いものの、以下のようなハードルがあってなかなかできない、続かないことが多いのではないか

①そんなたくさん何を作るか決められない:

普通の人は4品も5品も料理することを考えるだけでうんざりする。

・そんなにレシピの引き出しないよー。クックパッド見てもなんか食材がたくさん書いてあるし、工程も複雑だし……。

②買い出し~後片付けまで段取りが大変:

レシピが決まっても、買い物リストを作るのも面倒、作る段取りをあれしてこれしてと考えるのも面倒、できてみたら鍋と皿の山がシンクに……。

・これならコンビニでいいや……

③いざ作っても、いつも同じ味、全部同じ味になって飽きちゃう

料理中級者以上にあるあるだが、何を作っても自分好みの味にはなるのだが、全部同じ味になってしまう……。

・結果、すぐ飽きる

上記課題の背景には何があるか

・まず、上記問題は、レシピ検討における基本的な考え方や、段取り設計にかかる基本的な考え方が備わっていないがゆえに起きていると考えている

・多くの人は、個別レシピを見る⇒おいしそう!つくってみよう!⇒また別のレシピをみる⇒つくってみよう!を繰り返していると理解している

・この場合包丁の扱いや火加減、味付けなどのハードスキル自体自然と向上していく一方で、個別レシピ抽象化したレシピ設計の考え方や調理工程設計調理~後片付けの考え方といったソフトスキルが身についていないものを思われる

ソフトスキルである個別レシピ抽象化した基本的な考え方”があれば、個別レシピを探さなくとも料理を低負荷高品質で用意することが可能になる

・そこで、本文章では私なりのソフトスキルに該当する”基本的な考え方”を共有する

作り置きを用意するうえでの基本的な考え方

レシピ検討フェーズ

料理材料×調理方法である

作り置きにおける材料調理方法基本的な考え方は以下の①と②である

この①と②だけ頭に叩き込んでおけば、買い出し前のレシピ検討ほとんど不要である

レシピ材料基本的構造:すべての料理は以下の構造で作るべし(油はダイエット中ならば減らしても可)

食材野菜、肉、魚など)+調味料さしすせそ等)+薬味ハーブわさびなど)+油

調理方法バリエーション:以下のロジックバリエーションをつけるべし

食材~油の選択×加熱方法(生、炒め、ロースト、蒸し、茹で等)×調味タイミング(加熱前 or 加熱中 or 加熱後)

そのうえで、まず、一料理につき、食材は一つにすることを強く推奨する

・具体的には、ナスピーマンのみそ炒めを作るのではなく、ナスのみそ炒めとピーマン塩こぶ和えを作るということである

・具体的な効用として、

食材単一にすることで、調理負荷は変えずに、品数を増やすことが容易になる

ナスピーマンをそれぞれ切って合わせて炒める手間も、ナスを切って炒め、ピーマンを切って塩こぶ和えを作る手間も変わらない

複数食材火入れ管理を同時にする必要がないので、料理品質の向上につながる

ナスピーマンの炒め物程度のものでも、ナスピーマン両方に適切に火が入っている状態にするのは難しい

③全部違う味になるので飽きが来ない

料理は色と似ている。あれこれ混ぜれば混ぜるだけ、よくわからない、全部同じ味になる

同様に調味料の種類も絞ることを推奨する。薬味と油も同様である

・これは一種類とは言わないが、六味(五味うまみ)のうち、一つの料理適用するのは2種類に抑えたほうがいい(塩味担当調味料+それ以外の味)

・これは複数の種類の作り置きを、それぞれ違う飽きない味にするためには、それぞれの品のエッジをある程度たたせたほうがいいかである

一品だけ食べるとちょっとものたりないな、と感じても、いろいろたべたら飽きずに満足、という世界観を目指している

【買い出しフェーズ

スーパーにいって、その時特売になっているもの、ピン!とき食材薬味調味料バンバンかごに入れていく。以上である

上記説明したレシピ検討原則にのっとっていればよいため、何を買ってもいい

・買った食材の数と品数は完全に一致するので、食材の組み合わせなども考えなくてよい

調理フェーズ

・買い物からの帰り道に調理段取り設計をする

調理段取り成功とは、つまるところ以下の二点に帰結する

①最短時間で最大の品数をつくること
調理中、調理後の洗い物ならびに拭き掃除を最小化すること

上記を実現するためには、

①最短時間で最大品数:複数食材を平行的に調理
②洗い物・拭き掃除の最小化:利用する鍋やバッドの数を減らす。調理中のまな板包丁の洗浄頻度を減らす

ことが肝要となる。

段取り設計するうえでの基本的な考え方を示す
・同時並行調理成功させるために、レシピは「切った後は放置でできる系のもの」「切ったのちも炒めたり味付けしたり手間かかるもの」の二種類に分けて考えること

イメージとしては6食材買ったら、、、

1つは漬物

2つはオーブントースター/オーブン

3つは炒め/茹で系

に配分するイメージ

具体的なプロセスとしては

放置系準備

放置系加熱(or漬け)開始

③手間系準備

④手間系加熱

⑤全品完成

を繰り返していくイメージである

・下ごしらえの順番、調理の順番を”洗い物の低減”に合わせて設計すること

加熱せずとも食えるもの⇒加熱必須もの、の順に下ごしらえする。

具体的には野菜⇒魚⇒肉の順に下ごしらえする

野菜も、汁のでないもの⇒汁の出るもの、の順に下ごしらえする

火入れ工程では水の出にくいもの根菜類や肉魚)⇒水の出やすものナスキャベツ)の順番に調理する

上記を通じてまな板や鍋を毎回洗う工数を減らす

具体的な実施イメージ

【買い物フェーズ
以下の6食材を購入。薬味系や調味料は家にあるものとする

ナス

きゅうり

ピーマン

かぼちゃ

いわし

鶏もも肉

帰宅しながら段取りフェーズ
・つけもの系:きゅうり
オーブン系:いわしかぼちゃ
・炒め/焼き系:ピーマンなす鶏もも肉

設計

調理フェーズ
一品につき食材一種調味料は二種、薬味一種
放置系⇒手間系へ、生食可⇒要加熱へ

原則を守って調理するだけ

放置系×生で食える】

きゅうりスライス、塩と酢(調味料は二つまでのルール)、練りからしと混ぜて放置砂糖は加えないこと!)

かぼちゃ適当な大きさに切る。塩、オリーブオイルニンニクのすりおろし調味料薬味、油が一種類ずつ)と混ぜてオーブンに広げ加熱開始(オーブントースターでもよい)

手間系×生で食える

ピーマンなすを好みのサイズに切る。ちぎったっていい

ピーマンは炒め、オイスターソースで調味、唐辛子を振る

なすに油と醤油をかけ、蓋して蒸し煮、わさびを加えてまぜる

放置系×要加熱

⑥そうこうするうちにかぼちゃローストが完成しているので、取り出す

イワシに塩を振ってオーブンに突っ込む

手間系×要加熱

ナスを取り出したら鶏肉を鍋に入れる

日本酒か水と味噌砂糖を入れて火にかける

⑩15分くらいして火が通ったらおろしショウガたっぷり入れる

⑪そうこうするうちにイワシが焼けたら、ほぐしてちぎった梅干し、刻み葱と和える

調理結果(1h程度)

きゅうり酢の物

ピーマンピリ辛中華炒め

なすの炒め煮わさび風味

かぼちゃイタリア風ロースト

いわしの梅和え

鶏肉味噌

Permalink |記事への反応(13) | 22:43

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なぜあなたは作り置きができないのか。私の週末作り置きシステムを伝

私は料理が得意である

スズキパイ包み焼きソースショロンを作ることもできるし、江戸前鮨を握ることもできる。

しかし、私の一番の得意領域は、週末の料理の作り置きである

買い出しは含まずに、1h~2hで家中のタッパーを埋め尽くすほどの作り置き(5~6品)を用意することができるし、

それによって、朝食の用意や弁当の用意が劇的にラクになり、あわただしい平日の朝を、比較的ゆったりと過ごすことができている。

いっきり過言すれば、作り置きには料理人生のすべてが詰まっている。

家庭料理であるし、特別ものではないから敷居は低い一方で、品質・速度・品数の三つを高めていくことを意識しながら取り組めば劇的な料理スキル向上に加え、仕事全般に生かしうる思考スキルの向上が期待できる。何よりも楽しい

具体的には以下のスキルが、週末を重ねるたびに向上していくのを実感できるはずである

限定された時間品質高く食材を下ごしらえするスキル

・早く、かつ高品質な作り置きを複数品用意しながらも、後片付け工数を最小化するための段取り設計能力

・家にある食材や買ってきた食材をもとに、それっぽいレシピを考えるための思考の瞬発力

一方で、作り置きをしようとして挫折するものは後を絶たない。

私はその挫折あなたが乗り越えるためのノウハウを持っている。

私はそれを作り置きシステム、と呼んでいる

対象読者

・ある程度の自炊スキルを持っている読者を想定している

・具体的には包丁を扱うことができる、強火と弱火の違いが判る、直材は同じサイズに切り分けたほうが良いと知っている、家に調理器具フライパン電子レンジオーブントースターなど)が存在し、日常的に利用している、といった読者を想定している

・また四人家族程度までを想定している。それ以上の人数の場合も基本な考え方は変わらないと思われるが、単純に量が増えるので調理アプローチが変わる可能性はある

一般に共有されている作り置きにおける課題

作り置きを週末に用意したいと考えている人は多いものの、以下のようなハードルがあってなかなかできない、続かないことが多いのではないか

①そんなたくさん何を作るか決められない:

普通の人は4品も5品も料理することを考えるだけでうんざりする。

・そんなにレシピの引き出しないよー。クックパッド見てもなんか食材がたくさん書いてあるし、工程も複雑だし……。

②買い出し~後片付けまで段取りが大変:

レシピが決まっても、買い物リストを作るのも面倒、作る段取りをあれしてこれしてと考えるのも面倒、できてみたら鍋と皿の山がシンクに……。

・これならコンビニでいいや……

③いざ作っても、いつも同じ味、全部同じ味になって飽きちゃう

料理中級者以上にあるあるだが、何を作っても自分好みの味にはなるのだが、全部同じ味になってしまう……。

・結果、すぐ飽きる

上記課題の背景には何があるか

・まず、上記問題は、レシピ検討における基本的な考え方や、段取り設計にかかる基本的な考え方が備わっていないがゆえに起きていると考えている

・多くの人は、個別レシピを見る⇒おいしそう!つくってみよう!⇒また別のレシピをみる⇒つくってみよう!を繰り返していると理解している

・この場合包丁の扱いや火加減、味付けなどのハードスキル自体自然と向上していく一方で、個別レシピ抽象化したレシピ設計の考え方や調理工程設計調理~後片付けの考え方といったソフトスキルが身についていないものを思われる

ソフトスキルである個別レシピ抽象化した基本的な考え方”があれば、個別レシピを探さなくとも料理を低負荷高品質で用意することが可能になる

・そこで、本文章では私なりのソフトスキルに該当する”基本的な考え方”を共有する

作り置きを用意するうえでの基本的な考え方

レシピ検討フェーズ

料理材料×調理方法である

作り置きにおける材料調理方法基本的な考え方は以下の①と②である

この①と②だけ頭に叩き込んでおけば、買い出し前のレシピ検討ほとんど不要である

レシピ材料基本的構造:すべての料理は以下の構造で作るべし(油はダイエット中ならば減らしても可)

食材野菜、肉、魚など)+調味料さしすせそ等)+薬味ハーブわさびなど)+油

調理方法バリエーション:以下のロジックバリエーションをつけるべし

食材~油の選択×加熱方法(生、炒め、ロースト、蒸し、茹で等)×調味タイミング(加熱前 or 加熱中 or 加熱後)

そのうえで、まず、一料理につき、食材は一つにすることを強く推奨する

・具体的には、ナスピーマンのみそ炒めを作るのではなく、ナスのみそ炒めとピーマン塩こぶ和えを作るということである

・具体的な効用として、

食材単一にすることで、調理負荷は変えずに、品数を増やすことが容易になる

ナスピーマンをそれぞれ切って合わせて炒める手間も、ナスを切って炒め、ピーマンを切って塩こぶ和えを作る手間も変わらない

複数食材火入れ管理を同時にする必要がないので、料理品質の向上につながる

ナスピーマンの炒め物程度のものでも、ナスピーマン両方に適切に火が入っている状態にするのは難しい

③全部違う味になるので飽きが来ない

料理は色と似ている。あれこれ混ぜれば混ぜるだけ、よくわからない、全部同じ味になる

同様に調味料の種類も絞ることを推奨する。薬味と油も同様である

・これは一種類とは言わないが、六味(五味うまみ)のうち、一つの料理適用するのは2種類に抑えたほうがいい(塩味担当調味料+それ以外の味)

・これは複数の種類の作り置きを、それぞれ違う飽きない味にするためには、それぞれの品のエッジをある程度たたせたほうがいいかである

一品だけ食べるとちょっとものたりないな、と感じても、いろいろたべたら飽きずに満足、という世界観を目指している

【買い出しフェーズ

スーパーにいって、その時特売になっているもの、ピン!とき食材薬味調味料バンバンかごに入れていく。以上である

上記説明したレシピ検討原則にのっとっていればよいため、何を買ってもいい

・買った食材の数と品数は完全に一致するので、食材の組み合わせなども考えなくてよい

調理フェーズ

・買い物からの帰り道に調理段取り設計をする

調理段取り成功とは、つまるところ以下の二点に帰結する

①最短時間で最大の品数をつくること
調理中、調理後の洗い物ならびに拭き掃除を最小化すること

上記を実現するためには、

①最短時間で最大品数:複数食材を平行的に調理
②洗い物・拭き掃除の最小化:利用する鍋やバッドの数を減らす。調理中のまな板包丁の洗浄頻度を減らす

ことが肝要となる。

段取り設計するうえでの基本的な考え方を示す
・同時並行調理成功させるために、レシピは「切った後は放置でできる系のもの」「切ったのちも炒めたり味付けしたり手間かかるもの」の二種類に分けて考えること

イメージとしては6食材買ったら、、、

1つは漬物

2つはオーブントースター/オーブン

3つは炒め/茹で系

に配分するイメージ

具体的なプロセスとしては

放置系準備

放置系加熱(or漬け)開始

③手間系準備

④手間系加熱

⑤全品完成

を繰り返していくイメージである

・下ごしらえの順番、調理の順番を”洗い物の低減”に合わせて設計すること

加熱せずとも食えるもの⇒加熱必須もの、の順に下ごしらえする。

具体的には野菜⇒魚⇒肉の順に下ごしらえする

野菜も、汁のでないもの⇒汁の出るもの、の順に下ごしらえする

火入れ工程では水の出にくいもの根菜類や肉魚)⇒水の出やすものナスキャベツ)の順番に調理する

上記を通じてまな板や鍋を毎回洗う工数を減らす

具体的な実施イメージ

【買い物フェーズ
以下の6食材を購入。薬味系や調味料は家にあるものとする

ナス

きゅうり

ピーマン

かぼちゃ

いわし

鶏もも肉

帰宅しながら段取りフェーズ
・つけもの系:きゅうり
オーブン系:いわしかぼちゃ
・炒め/焼き系:ピーマンなす鶏もも肉

設計

調理フェーズ
一品につき食材一種調味料は二種、薬味一種
放置系⇒手間系へ、生食可⇒要加熱へ

原則を守って調理するだけ

放置系×生で食える】

きゅうりスライス、塩と酢(調味料は二つまでのルール)、練りからしと混ぜて放置砂糖は加えないこと!)

かぼちゃ適当な大きさに切る。塩、オリーブオイルニンニクのすりおろし調味料薬味、油が一種類ずつ)と混ぜてオーブンに広げ加熱開始(オーブントースターでもよい)

手間系×生で食える

ピーマンなすを好みのサイズに切る。ちぎったっていい

ピーマンは炒め、オイスターソースで調味、唐辛子を振る

なすに油と醤油をかけ、蓋して蒸し煮、わさびを加えてまぜる

放置系×要加熱

⑥そうこうするうちにかぼちゃローストが完成しているので、取り出す

イワシに塩を振ってオーブンに突っ込む

手間系×要加熱

ナスを取り出したら鶏肉を鍋に入れる

日本酒か水と味噌砂糖を入れて火にかける

⑩15分くらいして火が通ったらおろしショウガたっぷり入れる

⑪そうこうするうちにイワシが焼けたら、ほぐしてちぎった梅干し、刻み葱と和える

調理結果(1h程度)

きゅうり酢の物

ピーマンピリ辛中華炒め

なすの炒め煮わさび風味

かぼちゃイタリア風ロースト

いわしの梅和え

鶏肉味噌

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2025-01-13

コンサル人材の育成方法、あるいはコンサル業界展望

Xなどでは未だにコンサルの素晴らしさやコンサルによるマウンティング跋扈しているが、現役として違和感があるため、思っていることをまとめて記しておく。

なお、ここでの「コンサルになる」とは自称ではなく、なんらかのコンサルティングサービス提供する企業(戦コンとか総コンとか)に就職することを指す。

本件、主な読者として、コンサルに新たに就職した新卒あるいは中途、あるいはコンサルを頻繁に使っている事業会社に加え、業界に何らかしら物申したい現役/OBを想定する。

まず、前提としてこれらの企業に勤める人間は、論理的思考資料作成あるいはプレゼンに長けているので、一見スーパービジネスマンに見えるかもしれないが、個々人の能力値は大したことはない。また業界知見が豊富な人は稀。現代コンサルは、多かれ少なかれ人材派遣ビジネスに近付いているように思う。

一方、いわゆるコンサル企業は並の人間を「速く即戦力にさせる」仕組みはとりわけ秀でているように思う。最近コンサルは規模拡大に伴い、DXなどの大量投入系の案件が好まれる傾向があり、すぐにパッと見だけでもそれっぽく動ける人間を育成したいが故、この仕組みを作る(あるいはそれらしくするためのブランディング)ことに投資する傾向が強いように思う。

さて、前置きが長くなったが、コンサル企業人材育成の仕組みは主にカルチャーハードスキルソフトスキルに分解されると思われる。

一番重要な、そして最近働き方改革や急拡大で最も危うくなっているのが、カルチャーだ。

これはいわゆるプロ意識ストイックさ、それゆえのハードワークが挙げられる。

プロ意識についてはドラッカープロフェッショナルの条件」などに記載があるような、やりきる力、あるいはグリットとでもいうような気合い/根性がまず挙げられる。これが無い個人はまず伸びないし、入社してもお互い不幸になると思われる。

ストイックさは、論理的な正しさ、資料の細かさなど、兎にも角にもこだわり抜くこと。「神は細部に宿る」とはよく言われる通り。

ハードワークはこれらを実現する手段である。逆説的だが、仕事の成果が高ければハードワークは必ずしも必須ではない。

ハードスキルについては、論理的思考資料作成プレゼンテーションに大別される。これらについては各種書籍定型化されており、ここで詳説するまでもないだろう。入社時、あるいは入社数ヶ月以内に一定自学自習していることが前提であろうし、それが出来ないのであれば上述のプロ意識のように、入社しないことが懸命である

ソフトスキルは、論点発見キャッチアップ力、コミュニケーション力に大別される。これに関しては、一朝一夕には身に付けにくく、これこそがコンサルが徒弟制度的要素が強くなりがちな点であるし、ある意味醍醐味になる(あるいは、企業コンサルなどがあまりワークしなくなる)ところだと思われる。

論点発見については、仮説検証の繰り返しをして精度を上げていくことが肝要である。これは良い師、良いクライアントに恵まれなければなかなか育成しにくいと思うし、自身も育成に常に悩んでいる。

キャッチアップについては、いろいろな案件経験を積むことで、メタ的に課題解決の力を上げることであるコミュニケーションについてはその裏返しで、いろいろな上司部下、あるいはクライアントとの接点の中で関係性をメタ的に構築することである。これらについても能力や育成は個々人によるところが大きく、育成する側としていつも悩むところである自分場合は毎度抽象度の高いことしか言えないし、結局は自分なりに自分としてのコツを掴むほかないのかもしれない、とも思う。

さて、業界の今後の展望についても触れておきたい。コンサル自体は急拡大あるいはコンサル卒業生市場内増加に伴い陳腐化している。コロナ禍で少し延命されただけで、今後はコンサル価値も急速にデフレしていくだろう。

実際、戦コンも総コンも実態としてはクライアント人手不足に伴うアウトソース然とした案件が増えているのではないか。また、広告代理店総合商社メーカーなどもコンサル人材の育成やブティックコンサルM&Aすることでコンサル企業とそうでない企業の垣根も急速に無くなってきている。

中長期的にコンサルという仕事が無くなることはないが、今のように高い給与水準あるいはレア職能であり続けることは難しいように思う。

昨今蔓延自称コンサルの台頭に伴うバックラッシュもおそらく相当数あるであろう。

現役諸氏、あるいはこれからコンサルを目指す皆様については、「一人前」にはなるべく効率的になっていただいた上で、+αの味付けになるようなスキルセットや業界への洞察を得ない限りは陳腐化はやむを得ないだろう。

また、能力一定高い人が進む、モラトリアム的な「潰しが効くキャリアである時代はもう終わったと思われる。そういうつもりで今後参加を検討される方は、なおのこと超早期の「一人前」化、そして現時点での出口戦略の仮説立案お勧めする。

Permalink |記事への反応(2) | 20:20

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2024-08-12

Web系ってなんでSIerや電機メーカに突っかかってくんの?

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/zenn.dev/sta/articles/2024-08-10-sat-what_is_si

Web系とSIerネット上では対立してるって言ってるけど、Web系がSIerや電機メーカ(組み込み系)を馬鹿にする内容がほとんどだよね。

ソフトウェアで食ってるという共通点だけで、ビジネスモデルが違えば求められるスキルセットも全く違う(Web系はハードスキルSIメーカソフトスキルを重視しがち)のに、自分たち基準他人を測ることに何の意味あんの?

そんなにWeb系が賢くてSI馬鹿なら、SIの方が儲けてるんだからさっさと成り代わって代わりに稼げばいいじゃん。個人単位でも技術力軽視なSIer異世界転生して無双とか出来るんじゃないの?でも現実はそうなってないよね?なんでだと思う?

Permalink |記事への反応(1) | 20:53

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2022-07-22

派遣という雇用形態が多くの日本人を救っている事実

派遣という雇用形態が世に浸透してから20年は経とうという令和の現在、"派遣=クソ"という世間イメージは当時から今でも変わってない。

それ故に、派遣法を推進した政治家今日も叩かれている。



しかし、私は派遣は多くの日本人を救っていると思う。順を追って説明したい。








派遣給料妥当

まずね、派遣社員は全てにおいてスキルが滅茶苦茶低い。まじでビックリする。

これまでの経験上、派遣社員は以下の項目が2つ以上当てはまる。


・専門スキル無し

ヒューマンスキル無し

・やる気無し



"いやいや、派遣社員も有能な人いますけど"

と言う人もいます

そりゃいるよ。

でも何百人に一人とか、ゼロコンマからはじまる超絶低いパーセンテージ。超少数派の例外議論対象に加えたら終わりがないので、語るべきをもたない

ちなみに有能な派遣社員と言われてるのは、だいたい「子持ちのママ

まり、有能だけど正社員ほど労働時間を投下できないから、好きで派遣という雇用形態を選んでる。


"私は派遣給料安いのに、正社員仕事できなくて辛い"

という意見もあるが、

仕事ができれば正社員オファーが来るよ。そりゃ会社によっては派遣から正社員に上がり辛いだろうけど、転職すればいい話。

それができないなら、あなたの実力は勘違いだったということ。

仕事をこなせるハードスキルはあっても、コミュ力のようなソフトスキルが足りてなく、周りをかき乱すタイプは多い。やばいのはそれを自覚していないこと

就職氷河期世代スキルの積み上げがし辛い環境に産まれたか正社員になりにくいという、世代間の格差も多少はあるものの、景気が良いとき転職したり日頃から勉強しておけば簡単正社員になれるだろう。

ほとんどの派遣は、どこか欠けている。

スキルもなければやる気もない。奇跡的にスキルがあっても、チームの和を乱してトラブルを起こすコミュ障。話が長く、要点を掻い摘んで話せない。寝癖直さないし化粧しないし身だしなみからできてない。

挙げればきりがないが、派遣社員の給料妥当であるといえる。















派遣がなければ、正社員数は上がるのか?


"派遣という雇用形態存在しなければ、正社員率は上がる" という意見はよく聞く。

スキル選考で弾かれるものの、多少は正社員率は上がるかもしれない。ただし多少ね。

人材が確保できないか選考基準を緩めなければならないだろう。



では仮に、派遣社員が全員、正社員になれたらどうなるか?



本来全くスキルが足りてない派遣社員の人が正社員になったら、まず仕事ができる人から詰められます

「なんで私と給料同じなのに、何もできないの?なんでマトモに会話できないの?」

と。

絶対そういう壁にぶち当たる。


多少給料もらえるとはいえ、こんなに詰められるぐらいなら、お気楽派遣する方が良いのでは。そこまでして本当に正社員になりたいの?

お気楽にできない派遣先もあるかもしれないけど、期間が決まってて嫌なら次の派遣先にポンポン変えれるなら、お気楽と言わざるを得ない。

そして正社員だって、何もできない人にかき乱されて成果が上がらず、お互いに不幸になる。













派遣は素晴らしい。日本オワコンから


一人なら派遣給料で生きていける。

何もしたくない、何もできないのに、無理矢理正社員になっても、零細ブラックしか受け入れ先はない。

本当にそれでいいの?

それなら派遣の方がいいと思う

正社員からしても、派遣の人がミスしてもいちいちキレない。給与体系も違うし、別会社から、キレるのはマナー違反とさえ思う。


派遣という雇用形態は、みんなを平和にする。


もう日本は誰でも正社員になれる時代じゃないし、正社員になっても安泰じゃない。

このまま少子高齢化で沈んでいくだろう。


性格が悪くてキツイ投稿かもしれないが、本当に人生変えたいなら勉強してスキル磨く以外、打開する方法はない。

いまの日本は昔と違う。

自戒をこめて

Permalink |記事への反応(3) | 14:25

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2022-05-17

anond:20220517213106

まぁ、芸の道は模倣からというし、思考力というソフトスキル根底にあるのはハードスキルなんで。真似も別に悪い事じゃない。

そもそもソースを示せない根拠の薄い情報を討論の場に持ってきても弱いし、「ソースは?」とか言われるようなお前も悪いと思うしな。

Permalink |記事への反応(1) | 21:35

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2022-03-20

ヤフー株式会社退職しました

あんた誰

30代前半、男性デザイナー職。

20代後半で中途入社して、3年くらいで転職しました。

先日増田ヤフー退職エントリを久々に見かけたから、懐かしくなって自分も書いてみようと思った。

こちら→https://anond.hatelabo.jp/20220313111358

なんで辞めたの

理由は主に3つあって、

といった感じです。

年収が低い

これは大半の退職エントリに書かれているので私が書くまでもない気がしますが、日系Web大手というブランドに期待するとナカナカ渋いです。

若い子ほど待遇には不満を抱えていて、本当に優秀な子(エンジニア)は新卒3年目くらいに1200万とかで外資に引き抜かれてる現状。

それを目の当たりにしたソコソコの子も触発されて転職活動するんだけど、スタートアップあたりに600-700万くらいで軟着陸するパターン散見される。

私は470万くらいで入社して、毎年50万ずつ伸びて620万くらいまで行きました。

毎期昇給していたのは、かなり恵まれていた方なのではと思います。それでも、牛歩カード使われた時の気分で働いていた気がする。

ヤフー給与体系はグレード制で、グレードが上がると100万くらい一気に伸びるケースもあるんだけど、会社組織の業績や昇給原資、他社員の成果との兼ね合いがクリアされないと上がらないので、「能力的には上げれるんだけど、タイミングいから、無理なんだ。ごめんね。」と2年くらい言われ続けており。。

自分入社する直前まではわりとイケイケだったことを知っていたので、急に渋くなってしまったのは残念だった。ただただ運が悪かった(それ以前に、私に圧倒的技術力が無かっただけですね)。

でも、自分仕事量を調整できる環境だったので、残業は月に10時間未満でした。有給も毎年ほとんど使い切ってた。

かつ、年間12万の技術学習費用がもらえたり、オフィスが綺麗で備品も充実していたり(付箋やホワイトボードを沢山使わせていただきました)、社食カフェがオシャレだったり、社内コミュニティが活発だったり…(最初のやつ以外、コロナ禍で恩恵なくなりましたが)。

とってもホワイト環境だったと思います

今は外資ITで同じくデザイナーをしていて、1000万届かないくらいです(残業代が全額出るので、月40時間働いたら超える(今は月平均25時間くらい))。

社員デザイナーにもそんなに出してくれるんだーとか、1000万てヤフーじゃ部長になった上でソコソコ成果出さないと到達しないんじゃなかったかなーとか、ちまちま昇給すごろくから抜け出せてよかったーとか思います

業務ハードスキルを伸ばしづらい

これは所属によると思いますけど、自分が居たところは20代前半〜半ばの子が中心の組織だったので、30代前半の社員結構割を食ってたと思います

まだまだ自分スキルも伸ばしたいのに、マネジメント中心の業務だと、業務外で頑張るしかないので…

はやくマネージャーやりたいんじゃ!という人には最高の環境だったのかもしれませんが。

それでいて昇格も渋いとなると、居続けるのは最適解ではないのでは、と考えてしまいました。

今の会社は平均年齢が10歳くらい高いということもあって、一緒に働く人が50過ぎとかの事もよくある。

そんな老兵と一緒に働くの、嫌だという人も居るかもしれませんが、50までプレイヤーで生き残ってる人、プレイヤーに舞い戻ってきた人は滅茶苦茶に優秀かつタフです(n=8くらいですが…)。

その分緊張感も高いけど、今のところ楽しめてる。

毎日勉強になることだらけです。

その分雰囲気堅いのかというと、意外と毎週どこかでzoom飲みが開かれてたりする。ワイワイしてて楽しい

業務内容に刺激がない

これも所属組織によりますね。

私がいたところは出来て7,8年くらい経っていたので大部分が定型化していたし、個々人の役割がハッキリしてた。

それはそれで良かったんだけど、去年も今年も同じことやってるな〜となると、飽き性の私は停滞感を得ました。

今の組織は去年立ち上げたばっかりで、ほとんどカオスです。

ただ、仕事プロセスは他組織で実績のあるフレームワーク採用しているから最低限の安心感があるし、その上で手を挙げれば職種に縛られず何でもやらせて貰えるので楽しめてます

英語での商談にいきなり出ろって言われてテンパる時もあるけど。。

あとは、前から憧れてた本国プロダクトチームの開発風景傍観できたり、ナレッジシェアセミナー日本からも参加できたり(英語話せないので、聞いてるだけですが)、情報収集元が日本1カ国から世界200カ国くらいになるのは楽しいです。

ヤフーの方が良かったことってないの?

あります



以上です。

30後半〜40前半でも転職するんだろうけど、次はどこに行けば幸せなんだろう。

終の住処とは。

Permalink |記事への反応(1) | 21:27

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2022-03-08

anond:20220308233208

みんな「ハードスキルって何?」からいっぱいいっぱいいーっぱい読み取ることができるんだね

すごいね

圧縮言語か読心術でも習得してるの?

Permalink |記事への反応(0) | 23:37

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anond:20220308203641

そもそもハードスキルって結構使うビジネス用語だと思うしググれば出てくると思うんだけど、そんなのも知らないし調べられない職種な時点で接客業バカにするしか能がないのかな?

前提として俺は接客業じゃないし、接客業やってる周りの人間接客業で働かざるを得ない人間ほとんどだから言ってるだけなんだけど、架空相手と喋ってるのはそっちでは

自分から聞いといて「はぁ」っていうのもよくわからん、当然転職できた例を知ってるからエントリ書いてるんだろうな?事情も知らずに文句垂れたいだけか?

そんなんじゃ接客業でもして対人スキル磨いた方がよっぽどいいんじゃないですかね…

Permalink |記事への反応(1) | 21:31

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anond:20220308191024

はぁそうですか

途中から相手じゃなくて脳内勝手に作り上げた相手と喋り続けてるけど、ハードスキル以前にそう言うのやめたら人生ちょっとはマシになるんじゃない

Permalink |記事への反応(1) | 20:36

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anond:20220308165939

ハードスキルって何?

Permalink |記事への反応(1) | 19:04

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anond:20220308165107

接客業しか採用してもらえない人もいるんですよ

正直ハードスキルが身につく職で未経験の若くもない人間をどれくらい採用しているのか分からないけどいけるもんなの?

Permalink |記事への反応(1) | 16:59

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