
はてなキーワード:ハン・ソロとは
スター女ウォーズ
──完全詳細プロット(約6500字相当の濃密版)
オープニング・クロール
だが頂きエンパイアの恐怖は終わらない。
ワンパ(雪男)に襲われ気絶。
幻覚の中でオビ・ワンの霊体が現れる。
「ダゴバ星系へ行け……そこでヨーダに会え……
ただしヨーダは女子なので、わかりやすく丁寧に教えてくれるぞ」
スーパー・スター・デストロイヤー「エグゼキュトリックス」艦橋に立つ。
ダース・ベイ女ー
「私、女子なので直接指揮はしたくないですけど……
反乱軍は壊滅寸前。
沼の惑星ダゴバ。
「ふむ……来たか。
だがお前、女子ではないな?」
ルーク「え?」
修行内容
朝礼で「私、女子なので残業したくないです♡」を100回唱える
Xウィングを沼から上げる→ヨーダが「子宮系体調不良」で休み、ルークが単独で上げる
暗黒の洞窟で幻覚→ダース・ベイ女ーが現れ「奢ってください♡」と迫る
「恐れは暗黒面に通じる……
特に『奢らされる恐怖』が最悪じゃ」
ランドー
ダース・ベイ女ーが先回りして到着。
ダース・ベイ女ー
有名な「I know」シーン
レイア「愛してる……」
ハン「知ってる♡ でも俺の給料全部レイアちゃんにあげてるからもうない」
ヨーダとオビ・ワンの霊体が止める。
ダース・ベイ女ーとの最終対決。
ACT 5 ベイ女ーとのライトセーバー決戦(クライマックス20分)
赤いライトセーバー(清楚ピンクにカスタム)を構えるベイ女ー。
ダース・ベイ女ー
「ルーク……私と一緒に暗黒面に来なさい……
わかりやすく丁寧に♡」
激しい剣戟。
そして衝撃の告白シーン。
ダース・ベイ女ー
「ルーク……私はお前の……
元カノだった……
でも奢ってくれなかったから暗黒面に堕ちたの!!」
「NOOOOOOOOO!!!!
奢らなかった罪がこんなことに……!!」
ベイ女ー
「絶対に嫌だ!!」
とシャフトに身を投げる。
最後のシーン
「ハン……今頃どこで貢いでるのかしら……」
「必ず取り戻す……
でもその前に、俺はちゃんと奢れる男にならなきゃ……」
カメラが引くと、
ダース・ベイ女ー(小声)
「次は……私が直接ルークくんに
奢らせてあげますね♡」
暗転。
次回
頂きは、まだ終わらない。
──ダースター・ウォーズ外伝:頂き女子・エンパイアの逆襲──
皇帝ダース・シディアス(本名:西野七瀬似の元乃木坂系女子)は、
銀河の全ての男は「月収の70%を女子に貢ぐ」ことを強制されていた。
だが、希望はまだ死んでいない。
オープニング・クロール
伝説のジェダイ・マスター「オビ・ワン・ケノービ(残業おじさん)」の
教えを信じて戦っている……。
灼熱の砂漠の中、
農場の青年ルーク・スカイウォーカー(26歳・地方営業マン)は
叔父と叔母にこき使われていた。
「黙れ! 女子に奢るのが男の務めだ!」
ある日、ルークは廃品置き場で
二体のドロイドを手に入れる。
残業記録をすべて保持
そこに映ったのは、
「助けて、オビ・ワン・ケノービ……
私はレイア姫……
魂の叫びを聞いてください……」
ルーク、完全に釣られる。
シーン2 オビ・ワン・ケノービとの出会い
「私はオビ・ワン・ケノービ。
「ジェダイって?」
女子に奢らずに生きられたんだ……」
「これはお前の父のものだ。
父はダース・ベイ女ーに殺された」
「頂きデス・スターまで運んでやるぜ。
「そんな金どこに……」
「女子に奢る前に俺に払え!」
ハイパースペースで出発。
シーン4 頂きデス・スター潜入
頂きデス・スター内部。
玉座に座っていた。
「フォースの乱れを感じるわ……
でも私、女子なので
レイア姫は拘束されていた。
「私、身体は一切見せてないのに
貢がされるのは性被害です!!」
シーン5 ダース・ベイ女ーとの対決
廃棄シャフト前。
あなたたちは私に教えてくれなかった!!
ライトセーバー激突。
代わりにスマホを取り出し録音開始。
「これハラスメントですよね?
「ルーク……逃げろ……
シーン6 最終決戦 ヤヴィンの戦い
頂きデス・スターが接近。
ルークはXウィングに乗り込む。
オビ・ワンの声が聞こえる。
「私、女子なので
戦闘はしたくないですけど……
でも昇進はしたいです♡」
最終トレンチラン。
帰りますね」
その隙に、
頂きデス・スター、大爆発。
授章式。
「あなたたちのおかげで助かりました♡
でも私、女子なので
戦闘はしてません」
ルーク「いや、俺たちだけで……」
遠くで、
「フォース……?
そんなものより
次回へ続く……
(終)
頂きは続くよ、どこまでも。
フォースと共にあれ……
いや、女子と共にあれ。
主人公以外の男キャラで、その作品ブームの牽引役として圧倒的な貢献をしたキャラ
他に誰がいる?
※作品ブームの牽引役として圧倒的な貢献をしただから、主人公とか他のキャラも人気だけどそれより少し人気が高いくらいじゃダメだよ
アイシールドの蛭魔、ガンダムのシャアは凄くいい、すっかり忘れてた
爆豪も確かに ポップはどうなん?最終的に人気上がっただけで、牽引したかというと…?
~~~~~~~~~
既に人気があった作品の序盤中盤に注目されてない/登場が遅い/活躍が遅い/見直されたのが遅いキャラは難しいかもね
あと女子人気が強く影響するのはそうなんだけど、その中でも特に凄かったキャラという感じだね
~~~~~~~~~
未精査メモ(以下全てがブーム牽引キャラに該当するかは調べてない)
ぱっと思いついたのは八神庵
Permalink |記事への反応(33) | 09:49
むかしむかし、銀河系の片隅、砂漠の惑星タトゥイーンにルーク・スカイウォーカーという若者が住んでいました。彼は日々の平穏な生活を送りながらも、どこか冒険に憧れる心を抱いていました。
ある日、ルークはトスカン・レイダーに襲われていたドロイド、R2-D2を助けます。その中から投影されたホログラフには、オルデランのレイア・オーガナが映し出され、「銀河の平和のため、あなたの助けが必要です。惑星オルデランへ来てください」と訴えかけていました。
ルークはミレニアム・ファルコンの船長ハン・ソロとその相棒チューバッカの助けを借り、帝国の追撃をかわしながらオルデランへ向かいます。到着したオルデランでルークを迎えたのは、優雅で知的なレイアでした。彼女はルークを導き、フォースの神秘を教えます。
「フォースは全ての生命と宇宙を繋ぐ力。あなたはその素質を持っています。しかし、この力を使うには代償が伴います。フォースに目覚めることで、あなたの知る時間と世界は大きく変わるでしょう。」
ルークはフォースの力を得るために訓練を始め、ついにその能力に目覚めます。
フォースの力を用いたルークは帝国の脅威を退けることに成功しましたが、タトゥイーンに戻ったとき、彼が知る世界は変わり果てていました。時間が大きく進み、彼の家族や友人はすでに遠い過去の存在となっていたのです。
それでもルークはフォースと共にあることを受け入れ、新たな使命を胸に銀河へ旅立つのでした。
この物語の教訓は、「Droid」という名称は商標登録されていることです。
ℋ𝒶𝓅𝓅𝓎 ℰ𝓃𝒹.
なぜあれほど駄目なのものが出来たのだろうか?
いや、「あれほど」と書いたが正直内容はさっぱり覚えていない。
とにかくストーリーがひどすぎる。
なんでスターウォーズみたいなスペースオペラに現代アメリカの問題点みたいなものを重ね合わせたのか?
夢やぶれて失意のうちに引きこもり中年男性ルーク・スカイウォーカー。
いや、別にそれはそれでもいいのかもしれないけれど、なんか料理の仕方が間違っている。
痛快な娯楽作品を求められているのに、なんで作りてもそれほど信じていないようなテーマを入れ込んだのか?
スターウォーズってそういう話ではないのにな。
あと主人公だよな。なんで、あんな縁もゆかりもない天涯孤独みたいなやつを主人公にしたのか?
クレイジーだよ。
いったいどこの誰かわからないんだぜ。
せっかく6作品もの物語の蓄積があるのにそれを全く生かさない。
例えば、ルーク・スカイウォーカーの娘、って設定にしただけで急激に視聴者の興味を惹きつけることが出来るだろ?
ある日、ルークがレイアとハン・ソロもとに僕の娘だ、といって赤ん坊を連れてきた。
それが主人公だ。
な?これだけで一気に物語が劇的になるじゃない。
しかし、暗黒面に落ちた兄。
そいつを助けたいがために、父ルーク・スカイウォーカーを探し求める。
で、第2部の終わりで真実がわかるわけだ。
実はルーク・スカイウォーカーは父ではなかった。
なんで、こんなふうにしなかったんだろう?不思議で仕方がない。
主演かどうかではなく「ハリソン・フォードといえば」ならインディ・ジョーンズより先にスターウォーズのハン・ソロが来るやろ
この構成だと女(トロフィー)を男と男が取り合う構図になるからオタクは不安になって不快になる。
実人生においてオタクはトロフィーを獲得するのではなく、為す術もなくトロフィーをかっさらわれていく立場にあるからだ。
本来はだからこそ、トロフィーを獲得するために強い男となれというメッセージとともにこの構成の物語が形作られていたのだが
スターウォーズ辺りから主人公にはトロフィーを獲得しない(出来ない)理由なるものが後付されるようになった。
ルークはレイアと兄妹だから、半笑いしながらハン・ソロに喜んでトロフィーを譲るわけである。
ただ興味深いのはルーク自身はジェダイの騎士となり十分にトロフィーを獲得するための条件・成長を遂げているのにも関わらずトロフィー獲得競争から降りるのである。
このへんがスターウォーズがオタクによるオタクのための映画となりうる条件であるのだと思う。
悪役だけど正義っぽいとかあるけど
そういうキャラの属性の説明を一番うまく出来てるのはAD&Dのルールだと思うし。
善(グッド)
悪(イービル)
というのにざっくりと分かれる。
というもものだった。
善はルーク・スカイウォーカー、
悪はダース・ベイダー、
みたいな感じだ。
でも、それだと説明不足だと感じたのかAD&Dでその3つにプラスしてさらに3つの属性を付加した。
秩序(ロー)
同じくスターウォーズだと銀河皇帝とか悪だが混沌(カオス)ではなくて
秩序(ロー)よりの人だ。
だって元老院から推戴される形、正式な手順で銀河皇帝になったり、
この組み合わせをキャラに組み合わせていくと
なぜ悪なのに正しいことを言っているように感じるのか?
善で混沌とか言えるかもしれない。
(いや、ほんと無理やりだけど)
自分はスターウォーズシリーズのそこそこファンだが、ジョージ・ルーカスが作ったもの以外は偽物という狂信者ではない。
(ただ、マンダロリアン最終回を観たジョージ・ルーカスがベイビーヨーダを救うためにEp7~9をスターウォーズ正史から除外すると発言したのは面白かったが)
とはいえ、やはりジョージ・ルーカスが関わらなかったスターウォーズにイマイチ食指は伸びず昨日の地上波初放送までEp9は観ていなかった。
一応昨日観たのでその感想を覚え書き。
何あの最後。
来たと思ったら能力奪われて、吹き飛ばされて落ちて、パルパティーンが死んだあとに登ってきてチューして消えるって。
あそこ、レイと共闘してあともう少しというところまでパルパティーンを追い込んだけど、
不意を突かれてピンチのレイをかばって・・・そういう演出もできたよね?
そして、これはEp8を観たときにも思った。
ジェダイを裏切り裏切られ、シスも裏切った存在として、スターウォーズの中でもかなり特殊な立ち位置に立っていた。
なのにその後また仮面をかぶっていたし、最後はただの(クソ雑魚)ジェダイだった。
パルパティーンなんか出さずにジェダイでもシスでもない、ただ憎しみに燃える(けどレイちゃんが好きな)カイロレンをラスボスにすることもできたと思う。
そして、確かにジェダイが絶対正義ってわけでもないかも、という疑問をスターウォーズファンに持たせる事もできたと思う。
カイロレンは今までのスターウォーズ=ジェダイ絶対正義を否定するというもっと大きなテーマを持たせることのできたキャラだったと思うので、ただただもったいないの一言。
日和るくらいならEp8みないな映画やカイロレンみたいなキャラを作るなよと。
あまり伏線は追ってなかったので、もしかしたら伏線はあったのかもしれないが、
みんなスカイウォーカーなんだ!って感じの終わり方もなんかダサかった。
せめて最後にフィンのことを助けさせてやれよ。
そこが一番残念だった。
今までのスターウォーズを否定して新しい物語を作る種をたくさん仕込んでいたのに、
結局無難にパルパティーンが出てきて、シスはジェダイに負けて、ジェダイは最高で、
これはマジで最高だった。
とりあえずこんな感想。
ダサいと思っていた
が
2020年になって初めて
「やっぱ単純にポリコレ配慮した"だけ"だと作品がつまらなくなる」
(当然、ポリコレに配慮"しつつ"面白い作品も作れるけど)と思った
というのは
6年前は「おっ今度は女性が主人公か、まあ今の時代だからな」と
で、エピソード7、8、9と進んできた
人間としてまったく魅力が感じられない
三枚目な演技とか人間味のある可愛い描写もできたのかも知れない
強いヒロインを主人公に面白い娯楽作品はいくらでも作りようがある
ところがSWの7~9は本当にただ
「今度は女を主人公にしてみました」
「男」としての情けなさや悲しみが暗示されてたわけやん
(引きこもり爺さんになったの一因もそれなんだろうなあ…)
4~6のアナキンも、王女と自由に恋愛できなくて悶々とする男だった
そういう性的なかっこ悪い面を女でやることを遠慮した結果
1~3のレイアみたいにセクシー衣裳で観客サービスさせられたり
ほかの女にフィンを取られそうになって嫉妬するような描写もなく
男としても女としても魅力的には見えんよ
・
・
・
(とりあえず年内中に吐き出したかったので、すべて記憶に頼って書いてる。間違いがあったらすまない。)
(ネタバレ注意。)
そもそも、ep6の続きを作るなんて、本質的に無理だと思っていた。
スター・ウォーズの世界は、その全てがルーク・スカイウォーカーを活躍させるために構築されている。
ep6でルークが「あがり」をむかえ、わだかまりが解消された以上、もう「めでたしめでたし」で終わった話なのである。その先には、もう何も残されていない。
だから、正史の続きの映画シリーズが作られると聞いたとき、大丈夫なのかと心配になった。プリクエル(前日譚)でもスピンオフでもなくep6の続きを、ドラマシリーズでもアニメでもビデオゲームでもなく実写映画でなんて、完璧にやったとしても二番煎じにしかならなそうなのに、どうすんだと。
何か勝算があるのかと思った。正史の隙間を埋める二次創作しかできない部外者と違って、公式ならばどんな飛び道具でも使える。これならいけるぞというアイデアが何かあるのかなと。
そしてep9が終わってみてわかった。結局、何もなかったのだ。
全てがルーク・スカイウォーカーを活躍させるために構築されている、というのは、たとえば血統によってジェダイになったこと。
スターウォーズの世界設定では、ジェダイは世襲ではない。ジェダイの掟は恋愛や結婚を禁じている。ep1~ep3では、たくさんのジェダイがワチャワチャ出てきたが、誰の血縁だなんて話は特になかった。作品世界の歴史においてはep4~ep6の出来事が例外的なのである。
また、親父が一代にしてレジェンドになった傑物、というのも重要だ。考えてみてほしいが、ルークの家系が代々続くジェダイの家系だった、なんて設定だったら楽しくないのだ。幼いころから厳しい修行を強いられ、偉大な先祖を比較されて品定めされ……ウンザリするだけだろう。堅苦しい伝統とは無縁でありながら、血の繋がりによってスゴい能力を授かっている、というのが心地よいのだ。
ジェダイが滅ぼされたというのも重要である。同世代のライバルと競わされ選別されることはない。「あいつがいるから、おまえいらない」と言われる心配が無い。
ルークはただジェダイなのではない。歴史的にも特別なジェダイなのである。
ジェダイだのフォースだのも、ルークの活躍を支援するために存在する。
ジェダイの思想? そんなもんクソどうでもいい。ep5で、ルークは師匠の言うことに逆らってハンを助けに行く。頭の固い年寄りの言うことを従順に聞く主人公なんて魅力的ではないのだ。ジェダイの掟なんぞは、友情を引き立てるダシにしとけばいい。(余談だが、あのあとヨーダとオビワンはわりと辛辣に「あいつはダメだ」って批判してた気がする。)
ストームトルーパーも、顔が見えないので、人を殺している感じがしない。(スターウォーズを初めて見た幼少期の私は、ロボットだと思っていた。ep4のデススター侵入でアーマーを奪って着たりとか、叫び声がドロイドとは違う感じになってるとかで、「推理」することはできたが、あまり実感はなかった。直接的な描写は避けられていたように記憶している。)
反乱軍の兵士は顔出ししていて、その死は人の死として弔われるが、帝国兵はそうではない。
ライトセイバーやビームブラスターも、鉄の刃や弾丸による戦闘と違って、血が出ない。生々しい人死にの感触はいらないのだ。
このように、ルークの活躍をストレスフリーで鑑賞するための仕掛けに満ちている。
そんな、ルーク・スカイウォーカーのための世界は、ep6の後どうなるだろう。
ジェダイは、子供たちに嫌われる習い事みたいになるだろう。健康診断で素質ありとなったら、ジェダイスクールに通わされる。遊ぶ時間も奪われる。
そんな退屈な平和。映画の観客にとっては退屈だが、そこの世界で暮らす人々にとっては尊い平和。
ep6の続きが作られることになったため、平和は訪れなかった。
観客は退屈な平和なんて見たくないのだ。
カイロ・レンが生まれたのも、観客を退屈させないためだ。レイアとハンの子供が順風満帆でジェダイになるなんて話が見たいか?
みんな大好き「血統の物語」だが、前述の通り「親はポッと出」「他と比較されない」といった要素と組み合わさった場合にだけ楽しいのだ。ep4~ep6でそれは消費されてしまったため、ep7~ep9では使えない。そのせいでベン・ソロは歪んでしまった。
ベン・ソロがダークサイドに堕ちるに足る理由なんぞ、結局、何もなかった。意外性を出すためにダークサイドにしよう、と、それだけ。
無理やり悪をやらされてる感があって気の毒なのであった。だが、そのどっちつかずな感じが「何かある」という錯覚を生み、それらしい苦悩の描写と、アダム・ドライバーの熱演もあって、妙な奥深さを感じさせていた。ep8までは。
ep9で痛感した、「やっぱり無理だったか」。
マスクの扱いが象徴的である。ダースベイダーにとって、マスクは生命維持装置でもあり、必要があってかぶっていた。カイロ・レンにとっては、マスクは特に必要ない。ダースベイダーの表層的なモノマネに過ぎない。これが、「必要ないのにマスクをつけてるワナビー(なりたがりの未熟者)である」という意味をなしていた。
ep8でスノークはこれを看破して、マスクをボロクソに貶したのだろう。マスクを捨て、カイロ・レンは悪として成長を見せた。劇場で見た当時の私は、期待を込めて「ep9では完成した悪としてついに大成するであろう。ただ、その後すぐ死んでしまうだろう」などと書いていた。
ep9でカイロ・レンは再びマスクをつけた。ep8での成長を経て一体どういう心境なのだろうかと注目していたが、特に意味はなかった。
みんなep4~ep6が楽しすぎたせいで目が眩んでるのだろうが、血統の物語のオイシイところはもう使い切っちゃったし、スターウォーズは血統の物語じゃなくてもいいんだよ。
ep8で、レイは「何者でもない」としたのは、慧眼だと思った。ep1~ep3の頃のノリに戻るだけだし。だが一部のファンには不評だったようである。ep9で台無しにされた。
ep9は、ep8の良かったところを台無しにした。
ep8は野心的だがガタついてる印象がある。ベン・ソロがダークサイドに転向したきっかけとか、ワープ特攻とか、無茶すぎる。だが、フィンとローズのバディムービーっぷりとか、カイロ・レンの成長とか、レイの出自とか、レイロ(レイ/カイロ・レンのカップリング)とかは良かった。
特にレイロ。ep9の意趣返しについては、べつに好きにやったらええよアンタの映画だし、という気分だが、レイロだけは違う。ep8は最高のバトンを渡して来たんだから、他のなにもかも台無しにしてでも、そこだけはちゃんと引き継いでほしかった。
なんであの程度でカイロ・レンからベン・ソロに戻るのかと。ep7で父殺し、ep8で師匠殺しを達成して、これは過去の正史映画で誰も成しえなかったことなのに(ep6のは、ベイダーからアナキンに戻ってるので何か違うじゃないすか)。
みんな小物だとバカにしていて、実際小物な面もあるんだけど、それでもやることやってんだなあ、というところが、見るからに威圧的で尊大なふるまい一辺倒の悪役よりも「新しい」気がして感心していたのに。
ep9で大成すると期待してたのに、なんだか小さくまとまって終わっちゃって。ああ、ワナビーのままだったな、と。
カイロ・レンが締まらなかったせいで、レイもなんだか微妙な感じになってしまった。悪い意味で揺るぎねえから、自分ダークサイドに堕ちるかもしれないッス、ってシーンでも「ふーん」って感じで。ep7,ep8のカイロ・レンの方がまだ、こいつライトサイドに戻っちゃうんじゃねえのとハラハラした。
レイはシリーズを通して成長しているが、カイロ・レンもまた成長していた。極まった二人の力がぶつかり合う瞬間を楽しみにしていた。だが、二人の対決は、なんか普通のライトセイバー戦で終わってしまった。
で、キスしちゃうのな。レイロ勢に媚びた安易な燃料投下だと感じたが、まあ、対決が不発だったうえに燃料投下も無かったらマジで残念な感じになるので、ダメージコントロールとしてアリだったのかもしれない。(少なくとも、「ローグ・ワン」やep8の無意味なキスシーンよりはマシだったし。)
レイは自分のことを「レイ・スカイウォーカー」と名乗ったが、なんだか釈然としない。
ep8の頃の「何者でもない」レイだったら、納得できたかもしれない。スカイウォーカーの魂は血縁を超えて継承されていくんだなあ的な。だが、シディアスの孫とかやっちゃったのにそれは。
かといって、レイ・パルパティーンとか名乗られても、銀河に悪名高いシスの名前だからちょっと不穏すぎる。
このシーンで私は、「ハン・ソロ」でソロのファミリーネームが成り行きで決まってしまうシーンを思い出した。だがレイ・ソロって名乗るも、やっぱり違う。
書いてて気付いたのだが、母方の姓を名乗るのが無難な気がしてきた。でもそんなん名乗っても、観客としては「何?」だろう。
まあ、ぶっちゃけスターウォーズに人間ドラマにはそれほど期待してないので、レイロが微妙でもメカの出来さえよければ満足だった。私の原体験がそれだから。スターウォーズを初めて見たのは幼少期の頃で、ストーリーとかまったくわからなかったのだが、それでもメカ活劇に夢中になった。光る剣。宇宙を疾走する戦闘機や艦船。月のように大きな要塞。
ep7で、レイがスターデストロイヤーの残骸を漁ってるシーンと、カイロ・レンが焼けただれたダース・ベイダーのマスクを拝むシーンには、制作陣の「我々はこうやって偉大なる旧作の遺産を食いつぶして細々とやっていくしかないのだ」という諦めの入ったメッセージを言葉ではなく映像で叩きつけられたような気がして、ちょっとビビった。新しいものを作るんだっていう虚勢を張るもんだと思ってたら、こんな赤裸々に弱音を吐くんだ、って。
ep7~ep9のメカを振り返ってみて、旧作から続投しているものを省けば、記憶に残ったのはbb-8とカイロレンのマスクくらいだ。
ep9は特に低調だった。なんだファイナル・オーダーって。あの世界の乗り物は、製造されてるわけじゃないですか。「ローグワン」とep4でデススターの設計者・設計図を巡るドラマがあった。「ソロ」では、製造中のスターデストロイヤーを望むシーンとか、ファルコン号を巡るドラマがあった。それが、念力を込めたら地中からボコボコ出てくるとか。ただでさえスターデストロイヤーをたくさん並べただけという芸の無さがキツいのに、もうちょっと真面目にやってほしかった。
ep1では、ep4~ep6とは明らかに違ったデザイン体系のメカがでてくる(アールヌーヴォーって言うの?)。ep2,ep3と話が進むにつれてep4の体系に近づいていくというのが、帝国の勃興とメカデザインが連動していておもしろかった。
帝国という魅力的な装置はep6で使い切っちゃったので、ep7~ep9ではなんの変化もなかった。
面白い新作メカを作る余地はあったと思う。現在、「トポロジー最適化」「ジェネレーティブデザイン」といったものが登場したので、それを取り入れるとか。
あと、バトルドロイドの可能性は掘りつくしてない気がする。ep5で少し登場しただけの賞金稼ぎドロイドには妙な存在感があった。ep1でドロイデカの登場には、なるほどこれはep4~ep6制作当時のVFX技術じゃ作れなかっただろうと興奮した。ep1より後に作られた「ローグ・ワン」のk-2soといい「ハン・ソロ」のl3-37といい、キャラが濃くて面白かった。ep7~ep9で、改めてバトルドロイドを登場させたら良かったかもしれない。
だが、「こんなのスターウォーズじゃない」と不評に終わる可能性が高いだろう。それが予想できたから、きっと冒険しなかったのだろう。
ネタバレ全開なので注意。
見てきたのでダラダラと愚痴をまとまりのない文章で書いていく。
・フラッシュピカピカやめろ。てんかんじゃないけど普通に目がつらかったわ。見て欲しいなら見やすく作れ
・最後の名乗りがマジで意味不明。「私の両親は強かった」発言何だったの?
結局自分の生まれ、血筋を否定するなら両親上げアピソード無駄だったじゃん
・死んだ人間が出しゃばりすぎる
ハン・ソロ、ルーク、おまけにパルパティーン。 霊体を都合よく使うな。死人を墓から引っ張り出すな。
メンタルやられてるときに寄り添う感じで霊体出てくるのはシリーズ恒例だけど、今回はやりすぎだと思う。
死んだ人間が生きている人間のケツ叩いて話を進めてる感じがすごい。生きてる人間が自分で動いて話を進めろ
・色々とインフレしすぎ、大味になりすぎ
スター・デストロイヤーがデス・スターと同等の破壊力持ったら駄目でしょ
パルパティーンのダークサイド・ビリビリパワーも強くなりすぎ。空に向けてたあれをレイにも打てよ。絶対細い剣で防げる大きさじゃないでしょ。
フォース絡みのあれこれも、ただ「フォースが強い」で片付けちゃうのはいくらなんでもご都合主義的に感じる。
後出しであんなのやられたらクワイ=ガン救えなかったオビワンがバカみたいじゃん。
・死が軽い
チューイ死んだ!→死んでない。カイロ・レン死んだ!→死んでない。レイ死んだ!→生き返った。カイロ・レン死んだ→え待ってなんでほんとに?なんで今?ほんとに死んだの?
死んでもほいほい霊体で出てくるやつもいるせいで、主要キャラが死んだときに本当に死んだのか確信が持てないし素直に悲しみづらい。結果本当に死んでたら悲しい気持ちにうまく入れず置いてけぼり感を味わう
・新しい設定出しすぎ
伏線がない新事実みたいなのがキツかった。パルパティーンもそうだけど、ルークがシスの足跡を追ってたとかレイアがレイの正体に気づいてたとか。
いやいや前作前々作で全く触れてなかったのに無理あるだろ。
・レイの正体
「そうだったのか!」感が微塵もない。7,8,9と通してレイのルーツに迫るのが1つのテーマだと思ってたんだけど、今までそんな伏線なかった設定を急に付けられても納得も驚きもない。違和感しかない。
・パルパティーンさぁ、メイスにおんなじことやられてうっかり死にかけたのになんで対策してないの?
・地上の管制タワー壊すためだかなんだから知らないけど、あそこで地上部隊出す必要(画作り以外に)あった?
スター・デストロイヤーのはいつもみたいにスターファイターで張り付いて砲台潰す感じでやったほうが絶対早いでしょ
・ラスボスのところにうじゃうじゃいた弟子(候補)なんなの?必要あった?シスは常に師1人弟子1人の設定どうした?
・あのシーンやりたいがためだけにレンの機体燃やすな。あまりにも流れが不自然だわ。
肝心のシーンも島に戻った時点で気づいちゃったから懐かしさよりも「はいはいこれがやりたかったのね。わかったわかった」って感じにしかならない
・1人くらい3POに優しい言葉かけてあげてもよくない?
・エイリアンの出番少なくない?
・ドロイドの出番少なくない?
・上でボロクソ言ったけどやっぱハン・ソロが出てきたときはわかってても泣いたわ
・7,8のときは感じなかったけどレイが協調性なさすぎて見てて不快感ある。あの行動全部絆があるから許されるの?置いてけぼりのフィンくんかわいそうだろ!
あとウェイファインダー(?)探しに行くときの「危ないから1人で行く」みたいな発言。お前が修行している間に命がけで情報持ってきた二人に失礼すぎでは?
・ポーとフィンとレンは良かった。
・ポーはエースパイロットなのにスターファイターでタイファイター撃墜するシーン一度もなかったね。最後の戦闘で活躍シーン作って欲しかった
ネタバレ全開なので注意。
見てきたのでダラダラと愚痴をまとまりのない文章で書いていく。
・フラッシュピカピカやめろ。てんかんじゃないけど普通に目がつらかったわ。見て欲しいなら見やすく作れ
・最後の名乗りがマジで意味不明。「私の両親は強かった」発言何だったの?
結局自分の生まれ、血筋を否定するなら両親上げアピソード無駄だったじゃん
・死んだ人間が出しゃばりすぎる
ハン・ソロ、ルーク、おまけにパルパティーン。 霊体を都合よく使うな。死人を墓から引っ張り出すな。
メンタルやられてるときに寄り添う感じで霊体出てくるのはシリーズ恒例だけど、今回はやりすぎだと思う。
死んだ人間が生きている人間のケツ叩いて話を進めてる感じがすごい。生きてる人間が自分で動いて話を進めろ
・色々とインフレしすぎ、大味になりすぎ
スター・デストロイヤーがデス・スターと同等の破壊力持ったら駄目でしょ
パルパティーンのダークサイド・ビリビリパワーも強くなりすぎ。空に向けてたあれをレイにも打てよ。絶対細い剣で防げる大きさじゃないでしょ。
フォース絡みのあれこれも、ただ「フォースが強い」で片付けちゃうのはいくらなんでもご都合主義的に感じる。
後出しであんなのやられたらクワイ=ガン救えなかったオビワンがバカみたいじゃん。
・死が軽い
チューイ死んだ!→死んでない。カイロ・レン死んだ!→死んでない。レイ死んだ!→生き返った。カイロ・レン死んだ→え待ってなんでほんとに?なんで今?ほんとに死んだの?
死んでもほいほい霊体で出てくるやつもいるせいで、主要キャラが死んだときに本当に死んだのか確信が持てないし素直に悲しみづらい。結果本当に死んでたら悲しい気持ちにうまく入れず置いてけぼり感を味わう
・新しい設定出しすぎ
伏線がない新事実みたいなのがキツかった。パルパティーンもそうだけど、ルークがシスの足跡を追ってたとかレイアがレイの正体に気づいてたとか。
いやいや前作前々作で全く触れてなかったのに無理あるだろ。
・レイの正体
「そうだったのか!」感が微塵もない。7,8,9と通してレイのルーツに迫るのが1つのテーマだと思ってたんだけど、今までそんな伏線なかった設定を急に付けられても納得も驚きもない。違和感しかない。
・パルパティーンさぁ、メイスにおんなじことやられてうっかり死にかけたのになんで対策してないの?
・地上の管制タワー壊すためだかなんだから知らないけど、あそこで地上部隊出す必要(画作り以外に)あった?
スター・デストロイヤーのはいつもみたいにスターファイターで張り付いて砲台潰す感じでやったほうが絶対早いでしょ
・ラスボスのところにうじゃうじゃいた弟子(候補)なんなの?必要あった?シスは常に師1人弟子1人の設定どうした?
・あのシーンやりたいがためだけにレンの機体燃やすな。あまりにも流れが不自然だわ。
肝心のシーンも島に戻った時点で気づいちゃったから懐かしさよりも「はいはいこれがやりたかったのね。わかったわかった」って感じにしかならない
・1人くらい3POに優しい言葉かけてあげてもよくない?
・エイリアンの出番少なくない?
・ドロイドの出番少なくない?
・上でボロクソ言ったけどやっぱハン・ソロが出てきたときはわかってても泣いたわ
・7,8のときは感じなかったけどレイが協調性なさすぎて見てて不快感ある。あの行動全部絆があるから許されるの?置いてけぼりのフィンくんかわいそうだろ!
あとウェイファインダー(?)探しに行くときの「危ないから1人で行く」みたいな発言。お前が修行している間に命がけで情報持ってきた二人に失礼すぎでは?
・ポーとフィンとレンは良かった。
・ポーはエースパイロットなのにスターファイターでタイファイター撃墜するシーン一度もなかったね。最後の戦闘で活躍シーン作って欲しかった