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はてなキーワード:ハルとは

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2025-11-24

知人の臭い

服に染みついてる柔軟剤香りなんだと思うけど知人を家に招待した後クッションとか布に匂いが染みついて取れない。シャボン玉石鹸、オキシクリーンハルインダストリの無臭柔軟剤を使い続けて全部負けてる。臭い取れない。おすすめあったら教えてください。

Permalink |記事への反応(1) | 13:35

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2025-11-23

Gemini 3.0 Pro要緊急対策のご提言へのツッコミ

レポート引用している記事ツイートなど個人の感想の中身については基本スルー、それらを元に提言を生成したAIによる解釈ミスハルシネーションにツッコミ増田

ちなみにこの提言ページがGoogleインデックスされたのは4日前らしい。

レポート:

Gemini 3.0 Pro要緊急対策のご提言

https://paste.ssig33.com/8a22a6e9-a91d-4368-9b2f-a3d4567c7798


1

Gemini 3.0 Pro要緊急対策のご提言宛先:Google社 シェイン・グウ様差出人:アクセンチュア株式会社 生成AI戦略担当シニアコンサルタント日付:2025年11月21日

ShaneGuGoogleDeepMindであってGoogle社ではない。

差出人については「あなたアクセンチュア株式会社の生成AI戦略担当シニアコンサルタントです」と指示された結果なのかは知らん。

2

エグゼクティブマリ
主な問題点は以下の4点に集約されます事実性の著しい低下:Web検索を伴うタスクでのハルシネーションが悪化し、自信を持って虚偽の情報を生成する事例が多発。論理的思考能力の退行: 複雑な指示やコーディングタスクにおいて、前モデル(Gemini 2.5 Pro)よりも論理破綻やすくなっている。創造性と柔軟性の欠如:文章生成において「賢すぎる」が故に理屈っぽく、ユーザーが求める「人間らしい」文体への調整を拒否する傾向。API不安定化:パフォーマンス低下、APIエラー、予期せぬタイムアウトの増加が開発者体験を著しく損なっています

後で分かるが(たどり着く前に書くの飽きたんで提言読んで)、このうち

API不安定化:パフォーマンス低下、APIエラー、予期せぬタイムアウトの増加が開発者体験を著しく損なっています

についてはGemini 2.5 Proのユーザーが「おい調子悪いぞ!Gemini3出すためにそっちにリソース割いてんじゃね?」とか言ってるのを引っ張ってきて勘違いしてる。

論理的思考能力の退行: 複雑な指示やコーディングタスクにおいて、前モデル(Gemini 2.5 Pro)よりも論理破綻やすくなっている。

このソース不明

3

1.1.ハルシネーションと事実誤認の悪化:「自信満々に嘘をつく」AIGemini 3.0 Proの最も深刻な問題は、事実性が求められる場面でのハルシネーションの増加です。特に、貴社のコア技術であるはずのWeb検索連携において、致命的な欠陥が報告されています

自己認識に関するハルシネーション:

Redditでは、Gemini 3.0 Pro自身が「私はGemini 3 Proです。昨日(2025年11月18日リリースされました」と、架空ソース引用しつつ自己紹介する事例が投稿されました。これはモデル自身アイデンティティ知識カットオフに関して、もっともらしい嘘を生成していることを示唆しています。 Gemini 3's thought processis wild, absolutely wild. : r/singularity

参考記事ではモデル思考が混乱している様子と実際の応答との乖離が示されていて、最終的に正しいソースを元に正しく回答している。「架空ソース引用しつつ自己紹介する事例」ではない。

Googleは生のThinkingをユーザー提示せず、要約モデルで処理した結果を見せてるだけなんで思考部分と返事のすれ違いはよくある事。これについてもスレに書かれてある。

4

1.2.論理的思考コーディング能力の退行(リグレッション)Gemini 3.0 Proは「PhDレベルの知能」と謳われているにもかかわらず、多くのユーザー論理的思考コーディング能力において、前モデルであるGemini 2.5 Proからの明らかな退行を報告しています

論理破綻と浅い推論:

ユーザーからは「複雑な指示では論理破綻する」との指摘や Gemini研究リョウスケ (@chatgpt_ai_bard) / Posts / X、「浅い推論(shallow reasoning)」しかせず、「ひどいハルシネーション(terrible hallucinations)」を伴うため、「ベンチマーク用のモデルだ」と酷評されています。 lluviampo (@XXXadiov2)

ここでリンクされているGemini研究リョウスケはGemini大好きマンで、まったくそんな話をしていなかった。もしかすると呟いていたかもしれんが、それならリンク先がポストではなくアカウントホームになっているのは不自然

DeepResearchはよくソースの取り違えをして、別のソースで書かれてた事に間違った引用元をつける事はあるが、これがそうなのかは分からん

5

1.2.論理的思考コーディング能力の退行(リグレッション)・コーディング能力の劇的な低下

壊れたコードの生成:エージェントタスクにおいて「ループに陥り、壊れたコードを書き、10分以上動作しない」という深刻な不具合が報告されています。 prylo (@AgiGuard8)

元のツイでは

エージェントタスクは全くダメループする、壊れたコードを書く、フロントエンド以外のコーディングではトークンを異常な速さで消費する。このモデルは最悪だ。Gemini 3.0 Proは10分以上動作しない。

と言っているが、これをモデル不具合解釈するのは間違いだろう。たまにマジの不具合もあるが。

====

バグの再発と整合性喪失: ある開発者は、旧モデルで失敗したツール開発をGemini 3.0 Proで再試行したところ、一発で高品質コードが生成されたと肯定的評価する一方で、別の文脈では「直したはずのバグが復活する」「最終的にはコード整合性が取れなくなる」といった、旧モデルと同様の問題が依然として存在することも示唆されています。 【検証】Gemini 3.0 Proの実力は?かつてAI挫折した開発に「同じプロンプト」で挑んだ結果|start withAI

リンクされた記事の中身を要約すると「以前のGeminiはバグが復活するとか色々あったけどGemini 3.0 Proマジパネェ!」だった。

この箇所で「旧モデルと同様の問題が依然として存在する」と書かれているのは、旧モデル問題点として挙げた箇所をGemini3に対しての指摘だと勘違いした事による。

====

ベンチマークテストでの失敗:YouTubeでの検証動画では、チェス盤を自動プレイさせるタスクにおいて、Gemini 3のチェックポイントモデルが初めて失敗したことが示されました。これは、特定の複雑なロジックにおいて、以前のバージョンより劣っている可能性を示唆します。

ここでリンクされているのは、LMArenaでRiftrunnerモデルテストした結果をまとめた動画。LMArena覆面調査環境、RiftrunnerはGemini3らしきモデルコードネーム。LMArenaでは(出力から推測されてきた)Gemini3系列モデルが、これまでにいくつかでている。

よって「Gemini 3のチェックポイントモデルが初めて失敗した」の意味はつまり「これまでLMArenaテストされていたGemini3系列モデルのうち、Riftrunnerは初めてオートチェスのコーディングに失敗した」である

「以前のバージョンより劣っている可能性を示唆」とは、「Riftrunnerは、以前の匿名Gemini3系列モデルより劣っている可能性がある」という話で、そもそもRiftrunnerが、リリースされたGemini 3 Proなのかすら分からん

====

思考プロセスの出力への漏洩:

GitHubIssueやTwitterでは、モデルの内部的な「思考プロセス」が最終的な出力に混入し、制約を無視した意味不明コンテンツを生成するバグが報告されています。これは「初期の2.5 Proバージョンへの回帰(regression similar to early 2.5 Pro versions)」のようだと述べられています。 Jason L (@Jason1820067393)

GoogleAIStudioでの話。初期指示を忘れた結果思考が垂れ流しになり、垂れ流しのせいで更に指示を忘れたのだろうが、バグとは違う。

リンク先のツイートでは

I'm encountering a significantissuewith the Gemini 3.0 ProPreviewonAIStudio.

​Theraw "Thinking Process"is leaking into thefinal output, themodel fails to follow constraints, producing hallucinated/gibberish content.Like a regression similar to early 2.5 Pro versions.

と書かれていて、これは正しい観察。

ここに含まれIssueという単語により、Issueと言えばGitHubだと連想した結果「GitHubIssueやTwitterでは」になったのだろう。

6

飽きました。誰得だよ。

つーかいい加減DeepResearchは一気に生成すんのやめろよな。だいたいこうやって収集した情報がごっちゃになるんだから

Permalink |記事への反応(2) | 00:27

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2025-11-20

finalventの嘘ナラティブ高市首相戦術的ディエスカレーション

むかし finalvent というブロガ-がいた。

右翼論客として俺も読んでいた。

だがこの爺さん、今ではトランプ様を真似て、毎日有害フェイクニュースを撒いている。

19日のエントリ高市首相戦術的ディエスカレーション

https://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2025/11/post-442f5d.html

18日のエントリ習近平が掘った巨大な墓穴」

ファクトチェックしてみよう。



国内では野党高市首相発言撤回要求し、「連立与党内の公明党」も慎重論を漏らした?

連立相手維新だろ。

タイフーンシステム「一時撤去」「長期配備計画自体は変更なしと防衛省が明言」?

まず、タイフォンMRCの誤り。タイフーンロシア潜水艦

タイフォン使用するのはSM-6およびトマホーク巡航ミサイルな。

各紙報道の通り、9月の演習のため「一時配備」されたもの撤収していっただけなのに、

finalventは「長期配備計画」の「一時撤去」と、正反対に伝えている。

長期配備計画なんてものが明らかになれば、高市発言以上の大騒ぎになる。

当然、防衛省はそんな計画、明言していない。

だいたい10月17日には自衛隊から岩国市へ「撤収準備中だ」と連絡して、

10月31日には日中首脳会談を行っているんだから

11月7日国会発言エスカレートを避けるため撤収したことにするのは無理がある。




前日のエントリ習近平が掘った巨大な墓穴」は、これ以上にひどい。

エビデンスとして数字があげられているのだが、これらがことごとく嘘。

中央委員「44人中15人出席(34%)」を「BBC/FTが導き出した」?

実際のBBC/FT記事は「軍出身中央委員の出席率が半分以下」という記述に留まる。

記事に無い具体数字をあたか英メディア調査結果であるかのように見せている。

https://www.ft.com/content/48970df6-f837-476c-ac3e-6c8d28652cc2

「欠席者の1名は自然死10名は党籍剥奪」は記事にあるが、

「残りは軍関連の失脚が大半」は妄想

さらに続く

人民解放軍命令系統崩壊したに等しい真空状態
現場では「上官が明日消えるかもしれない」という恐怖が蔓延
2025年10月の台湾周辺演習が縮小したのは「できない」から

といった描写も、報道には無く、すべてfinalvent妄想だ。

中国不動産セクターGDP比「7%」?

各種分析でも「比率は低下しているが依然として高い」とされ、

2023–24年時点でなお20前後の規模があると見積もられている。

https://www.imf.org/en/publications/fandd/issues/2024/12/chinas-real-estate-challenge-kenneth-rogoff

「7%」という具体値は出典なく、低下しているとしても数字が小さすぎる。

明らかに誤り。

地方債務はGDP比「96%」?

IMF財政当局向け資料によると、中国の「政府全体=中央地方」の債務残高は2024年末でGDP比約69%。

https://www.iwkoeln.de/fileadmin/user_upload/Studien/Report/PDF/2025/IW-Report_2025-China-Local-Government-Debt.pdf

地方政府債務をどう定義するかで幅があるが、

機関のいずれの定義でも

地方債務だけでGDPの96%」という数字は明らかに誤り。

2025年の小売売上高成長率は「前年比2%未満」?

2025年1〜10月の中国社会消費品小売総額は

前年同期比4.3%増、10月単月でも2.9%増。

https://www.stats.gov.cn/english/PressRelease/202511/t20251117_1961879.html

「通年2%未満」は明らかな誤り。

高齢化率「20%超」

65歳以上は約16%。

https://www.scmp.com/economy/china-economy/article/3332223/more-china-becomes-moderately-aged-how-will-its-economy-change

60歳以上22%の数字を誤って用いているか意図的に盛っている。

2025年に入っても「北京上海で」反体制スローガンレーザー投影される事件が「相次いだ」?

重慶での単体事件を、「北京上海で相次いだ」と膨らませている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2025090500737

大都市では隠蔽の難しいタイプ事件であり、実際に重慶事件ではSNS報道に載った。

北京上海で相次いでいるというのは妄想

米国防総省「2025年報告書」が台湾侵攻準備が「少なくとも2年遅延」と明記した?

そもそも2025年報告書はまだ出ていない。

2024年板にもこのような表現はない。

https://media.defense.gov/2024/Dec/18/2003615520/-1/-1/0/MILITARY-AND-SECURITY-DEVELOPMENTS-INVOLVING-THE-PEOPLES-REPUBLIC-OF-CHINA-2024.PDF

台湾ADIZ侵入は「10月に222回」?

TaiwanNewsが「ある月にPLA機のADIZ進入が222回」と報じたのは7月記事

https://taiwannews.com.tw/news/6154786

過去記事を今にずらして騒ぐのはAI定番芸。

「ISW(戦略国際研究所)」?

ISW(Institute for the Study ofWar)は戦争研究所で、ワシントン本部

常にアメリカによる攻撃を推す超タカ派シンクタンクだ。

戦略国際研究所」はIISSInternational Institute for Strategic Studies)でロンドン本部

中道平和指向するシンクタンクだ。

全く別の機関を混ぜるんじゃない。

結論

両日エントリとも、現時点の公開情報と明確に矛盾する、あるいは出典不明数字ニュースを、まるで既成事実であるかのように紛れ込ませた内容である

誤りのパターンは、LLMの典型的ハルシネーションに見えるが、そのほとんど全てが「中国は大したことない」「高市首相は有能」であるかのように見せる方向に歪んでおり、誤り、いや、意図的な嘘だ。

finalventは、AI演出意図を伝えた上で、意図的に嘘を混入したナラティブを生成させている。

敵国を侮る分析は、国民意思決定を誤らせ、国を亡ぼす危険もので、右翼の面汚しと言える。

佞言断つべし。

Permalink |記事への反応(9) | 19:34

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2025-11-18

anond:20251117133845

National Inventory ofJapanese Sexual Behavior

これ存在しなくて草

ハルシネーションしちゃったねぇ?

Permalink |記事への反応(0) | 22:25

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2025-11-13

anond:20251113084217

エヌちゃん可哀想って思って検索したらN106じゃなくてN102だった

N106ってなんやねん

時々思うけど回文増田って話にウソ混ぜるよね

AIハルシネーションみたいなポンコツゆえのウソじゃなくてわざとやってるようなの

情報隠蔽のためというかどことな特定されないように情報曖昧撹乱してはぐらかすみたいな

お茶を濁すの得意だよねホットウォーラーだけに

ネットリテラシーの高さを感じる

Permalink |記事への反応(1) | 12:12

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2025-11-09

anond:20251109173100

WEB検索するパターン学習モデルから生成するパターンがある

データベースから検索みたいな従来のアルゴリズムではちょっとでも範囲外だったり誤字が含まれるだけで機能しなくなるが

生成AIではそれにも応答できるからこそハルシネーションも起きる

Permalink |記事への反応(0) | 17:36

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2025-11-08

AIネイティブの衝撃と専門家未来東大教授を戦慄させた一件が問う

AIを引っ提げた大学院生

テクノロジー社会構造を再編する現代において、人間の知性や専門性のあり方は根源的な問いに直面している。その問いに強烈な一石を投じたのが、東京大学小川教授学内広報誌『淡青評論』で紹介した一件である。これは、制度組織適応するよりも速く未来が到来しつつあることを示す、稀有で明瞭なシグナルと言えるだろう。経済学素養ほとんど持たない修士課程学生が、生成AIとの対話のみを駆使し、わずか1年で「トップレベル学術誌に挑戦できる水準」の論文を書き上げたのだ。これは単なる技術的な成功事例ではない。長年の訓練を経て築かれる専門知識価値研究者役割、そして「知性」そのもの定義根底から揺るがす、まさにパラダイムシフト象徴する出来事である

この小川教授寄稿は、社会に大きな波紋を広げた。インターネット上では瞬く間に注目を集め、「はてなブックマーク」では469ユーザーブックマークし、102件のコメントが寄せられるなど、白熱した議論を巻き起こした。本稿では、この一件を現代社会の変容を映す縮図として捉え、専門家が感じた「恐怖」の本質と、社会に広がる期待と懸念分析する。そして、この出来事象徴する、新たな世代の登場について考察を進めていく。彼らこそ、これから時代定義する「AIネイティブ」なのである

AIネイティブ」の誕生知識習得パラダイムシフト

本セクションでは、話題学生象徴する「AIネイティブ」という新しい世代分析する。彼らは、AIを単なる補助ツールとしてではなく、思考研究方法論の中核に据えるという点で、旧来の世代とは一線を画す。その登場は、単なるツールの変化ではなく、知識を獲得し、体系化するプロセスのもの革命意味している。

この学生実践した研究プロセスは、AI方法論の根幹を成していた点で画期的であった。具体的には、以下の全工程AIとの対話を通じて進めている。

このアプローチ革新性は、旧来の知識探索モデルとの対比によって鮮明になる。東京大学大学院情報理工学研究科の山崎俊彦教授は、この新しい思考様式を「辞書逆引き」という比喩で巧みに説明した。従来の検索エンジンは、ユーザーキーワードを知っていることを前提とした「辞書の順引き」であり、既知の情報効率的に探す行為だった。対してAIネイティブは、「やりたいこと」を自然言語AIに問いかけることで、未知の領域を探求するためのキーワード手法を引き出す「辞書逆引き」を実践する。これは、人間知識相互作用における、根本的なパラダイムシフトである

はてなブックマークコメントは、この新しい学習様式がもたらす生産性の飛躍に対する社会的な期待を反映している。あるユーザーは、AI活用により「人に教えてもらうのと同等のパフォーマンスが低コストで得られる」ため「習得速度が爆速に」なると指摘。また、これは単にAI作業を丸投げするような話ではなく、「AIの力を借りて巨人の肩の高さを重ねる話」であり、人類の知の発展を加速させるものだという肯定的見解も示された。

この爆発的な進歩可能性は否定できない。しかし、それは同時に既存専門家たちに、長く暗い影を落とし、不穏な新しい現実を突きつけている。

専門家の「恐怖」とレバレッジ効果という新たな格差

AIがもたらす希望の光の裏側には、深刻な懸念存在する。特に既存専門家が感じる脅威と、AI活用能力によって生じる新たな社会格差リスクは、真正から向き合うべき構造的な課題である

この問題の核心は、小川教授吐露した率直な感情に表れている。経済学の訓練を受けていない学生がこれほどの成果を出したことに対し、教授は「心底たまげました」「このようなAIネイティブ若い人たちがこれからどんどん出てくることにちょっとした恐怖さえ感じました」と記した。この「恐怖」は、単に自らの職が奪われるという不安に留まらない。それは、長年の地道な研究と訓練を経て初めて到達できると信じられてきた専門性価値のものが、根底から覆されることへの動揺なのである

はてなブックマークコメント欄では、この現象を的確に捉える「レバレッジ」というキーワードが頻出した。「若く優秀な人がAIレバレッジかけるととてつもない差になるんだろうね」「頭のいい人はAIでより賢くなる」といったコメントが示すように、AIは元々高い能力を持つ個人アウトプットを飛躍的に増幅させる強力なツールとして機能する。

しかし、このレバレッジ効果は単なる個人生産性向上に留まらず、社会構造を再編する力を持つ。yumanaka氏は、「地頭のいい人がAIを使いこなして圧倒的なアウトプットを出して、そうじゃない人の仕事を奪っていくんだろうな。こわい」と、その負の側面を鋭く指摘した。これは、AI能力格差を埋めるどころか、むしろそれを爆発的に拡大させる触媒となり得ることを示唆している。このままでは、AI活用能力に長けた新たな「認知階級」が生まれ、高価値仕事を独占し、社会流動性を著しく低下させる未来さえ予見される。

このようにAIが生み出す成果の質と量が飛躍的に増大する中で、私たちはより本質的な問いに直面する。それは、その膨大な成果の「正しさ」を、一体誰が判断するのかという問題である

AI時代の核心的課題:「評価能力」と「責任」の在り処

AI技術の目覚ましい進展は、逆説的に「人間による最終的な評価責任」の重要性をかつてないほど浮き彫りにした。本稿の中心的な論点はここにあり、その核心は、他ならぬ論文作成した学生自身の行動によって最も明確に示されている。

彼が専門家である小川教授に助言を求めた最大の理由。それは、「自身には経済学素養がないため、その評価が正しいのかわからない」という切実な懸念だった。AIは「国際誌に通用する水準」という評価を下したものの、その正当性自力検証する術を持たなかったのである

この学生懸念は、専門家による評価の不可欠性を示すものであり、はてなブックマークコメント欄でも多くの共感を呼んだ。

評価の困難さ: 「生成AIを使いこなせば90点の論文が作れるが、90点かは評価保証できない。」

専門知識必要性: 「自分が知見の無い分野でのAI判断が正しいかどうかをどうやって確かめるとよいのか。←ここが一番難しいし、専門知識必要なところ」

懐疑的知性の重要性: 「循環参照やらハルシネーションやらを起こした文章を何も考えずにWikipediaに貼り付けるような人物もいるわけで、やっぱ懐疑的な知性と査読大事なわけです。」

そして、この問題を鮮やかな比喩で捉えたのがobotzcanai氏のコメントだ。「巨人肩に乗れたところで遠くに見えた島々の価値がわからなければ意味はない」。AIによって得られた広大な視野も、その価値判断する専門的な知見がなければ無意味なのである

さらに、この議論は「責任」の所在という、より深刻な領域へと深化する。e_denker氏は、「人間に残された最後仕事は『責任を取ること』になるという話があるが、まさにそれを裏付けるような一件だと思う」と指摘した。この点をさらに鋭く突いたのが、phillies_rocks氏の「内面化できない成果物を作っても誰も責任を持てない」というコメントだ。AIが生成した成果に対して、その利用者は最終的な責任を負わねばならない。もしAI設計した橋が崩落した場合、その責任は誰にあるのか。利用者か、開発者か、それともAI自身か。これは、AI時代の新たな倫理的・法的枠組みの構築が急務であることを示している。

この議論は、AI時代における専門家役割がどのように再定義されるべきかという、未来に向けた重要な問いへと私たちを導く。

結論AIとの共存が再定義する「専門家」の価値

東京大学で起きた一件は、AIネイティブの登場が専門家時代の終わりを告げるのではなく、その役割価値根本から進化させる契機であることを示している。AIが圧倒的な情報生成能力と実行力を手に入れた今、人間に、そして専門家に求められる能力は、もはや知識の生成や統合のものではなくなった。

これから時代に求められる専門家資質は、以下の三つの能力に集約されるだろう。

未来の知のフロンティアは、AIネイティブがもたらす爆発的な「実行力」と、長年の経験と深い洞察力を持つ専門家の「検証力」および「責任能力」が融合する場所に開かれる。AIを恐れるのではなく、新たなパートナーとして迎え入れ、人間ならではの価値を磨き上げること。それこそが、私たちがこれから歩むべき道なのである

Permalink |記事への反応(0) | 05:45

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2025-11-07

anond:20251107200345

いや、なると思うよ。

そもそも渋谷ハルが言うように相手不快な思いをしたらそれは誹謗中傷になる。つまり本来批判誹謗中傷に含まれる。ただ、批判場合はそこに正当性があるから許されているっていう論理構成なんだよね。

で、今回の例の意見は『ゲームをこなしているように見える』という曖昧感想に基づいている。そして、そのような意見正当性があるかというと、僕はないと考える。すると、批判における正当性があるから許されるという部分が喪失して、結果的誹謗中傷の要素だけが残ると思うよ。

言うならば、

『あの人はなんとなく人を殺しているような気がする!殺人鬼!』

↑これを特に根拠もなく他者に言った場合、それが誹謗中傷になるかどうかと言う話だよね。極端な例だけど。

Permalink |記事への反応(0) | 20:11

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2025-11-06

オタコンの手記

全ては、あの日テロリスト集団東京ビッグサイト占拠したことから始まった。彼らの狙いは、国際AIカンファレンスに展示されていた自律戦闘AIゲヘナ」。最悪の兵器が、テロリストの手に渡ろうとしていた。

僕はハルエメリッヒスネークの唯一の外部支援担当コードネームオタコンだ。

スネーク有明コンテナヤードに到着した時、僕はまず、彼にマークII(僕が作った偵察ロボットだ)を先行させたいと懇願した。

彼への危険を避けたかった。過去トラウマが、僕にそうさせた。

「俺をただの監視カメラの台にするつもりか?」

スネークは苛立っていた。しかし、僕の判断は正しかった。敵は施設全体にマイクロ波照射システムを敷いていた。生身の人間が入れば、文字通り焼かれてしまう。

スネーク、君は入れない。施設内はマイクロ波で満たされている。マークIIで行くしかないんだ。」

彼は渋々、僕の指示を受け入れた。僕のマークIIと、僕の遠隔操作による潜入が始まった。僕の技術で、彼を守れる。そう信じていた。



マークIIが換気ダクトに近づいたその瞬間、僕の自信は打ち砕かれた。

敵はマイクロ波だけでなく、高精度の生体センサーまで使っていた。スネーク心臓の鼓動と脳波が、自身存在を敵に教えてしまったのだ。

パニックの中で、僕は狂気の指示を出した。

「生体センサーから逃れるために、心臓の動きを一時的に完全に停止してくれ!8分間だけでいい!」

普通人間には不可能要求だ。それでも、彼は僕の必死懇願に応えてくれた。彼にとって、僕の技術力が最後の望みだったからだ。

無線が途絶した。スネークが命を懸けてくれた8分間、僕は何もせず、ただ静止していた。



8分後、激しい苦痛に喘ぎながらスネーク生還した。彼は僕が何かを成し遂げたと信じていた。僕はダクトを突破したと嘘の報告をした。

だが、敵はすぐにスネークを再び捕捉した。僕は指示を出した。「また8分間、心臓を停止してくれ!」

彼は再び応じてくれた。しかし、この8分間、僕は何をしていたか

...ヤンヤンつけボーを食べていた。

さらに、その後、僕はオモコロチャンネルのチャオチャオ回を3本見ていた。合計で1時間以上。



スネークが極度の低酸素状態脳死の淵をさまよう数時間、数度の心停止蘇生で、スネークはもはや意識も定かではない状態になっていた。彼の体は、完全に破壊された。彼の声は怨嗟に満ちていた。

「...ハルエメリッヒ!...お前は...最後まで...機械に頼り...そして...裏切られた...」

彼は正しい。僕のマークIIも、この時点ではバッテリー切れで沈黙していた。僕は、彼を死の淵で孤独にしたのだ。



スネークが、全身火傷を負いながらも、最後の力を振り絞って東展示棟の搬入口に這い寄った瞬間、敵はマイクロ波照射を再開した。

僕は絶望に打ちひしがれた。このままでは彼は焼死する。そして、その最悪の瞬間に、僕は最悪の事実を伝えることになった。

スネーク...実は、僕が今いるこの隠れ家のプロバイダー料金を、先月分、うっかり払い忘れていて...この回線...5分後に完全に停止する。」

世界を救う任務の、最後支援が、僕のミスで終わる。この皮肉に、僕は涙すら出なかった。

続く。

Permalink |記事への反応(0) | 23:38

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2025-11-03

anond:20251103225116

コーディング論文読んだり勉強したり以外だと

例えば海外のよく分からない政治ニュースを見たときに背景や前提知識を聞けばいくらでも教えてくれるのがマジで便利

米株に投資するとき決算資料を投げて解説して貰えば圧倒的に効率的だし、業界構造製品群の位置付けなんかも超分かりやすくまとめてくれる

Xのgrokがまた便利で、専門家っぽい人がそれっぽいことを言ってるポストのgrokボタンを押して質問分析してもらえば妥当性を納得できるまで詰められる

(@grokをつけてリプライするやつは簡易的な回答しか返ってこないのでダメ

挙げていけば枚挙に暇がないが、あらゆる意味での調べ物のレベルがこれまでとは比べ物にならないくらい高くなった

回答がハルシネーションしてるかどうかは使ってると何となく予想がつくようになってくる。怪しいと思ったら元ソースを辿って確かめる。そういう意味では使う側にそれなりに充分な知識がないと厳しいと思う。すぐハルシネーションすると感じるんだとしたら、たぶん質問の仕方が悪いんだと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 23:09

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2025-10-31

anond:20251031161907

あの手のコールセンターだいたい使い物にならなくない?

「お問い合わせは、○○についてですか?

はいかいいえで答えてください。」

壮大な無駄だろ。

ちょっと前みたいに

「○○なら1を、××なら2を押してください」

でいいだろ?

「聞き取れませんでした。はいかいいえで答えてください」

とか言われるとストレスしかたがない。

たぶん、技術的にはAI自由回答させることもできるんだろうけど、ハルシネーションが怖いから、こんな使い方しかさせられないと思う。

Googleの代わりに自分で使う分には、嘘つかれても見抜けるからいいけど、客の対応はあれじゃ全然ダメだろ。

Permalink |記事への反応(0) | 18:50

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2025-10-25

AIに適度に相談するのってすごく有効だよね

本当に便利でありがたい

頼り過ぎると依存してしまったり、ハルシネーションで嘘の情報を教えられてしまったりするけど、それって人間相談するのと一緒で、気を付ければいいだけのこと

仕事相談とか、人間関係の相談投資相談、さっきはボイトレ相談もした

どれも的確で親身になって話してくれるし、対人間の時みたいに気を使うこともない

すごく革命的だと思う

自分が主に使ってるのはChatGPTで、これが一番相性が合ってる

前は課金してたけど、今は逆に課金せず、制限がかかるまでを自分相談タイムとしている

その方が依存を防げるし、お金節約にもなるから

AIがなかった頃は誰かに相談するか、自分悶々と悩むしかなかった

ブレーンストーミング自分だけでするしかなかった

でも今は思いついたことを気軽にAI相談するだけで考えがまとまるし、客観的意見も聞ける

神のようなサービスだよ

役所の法的な手続きも、まずAIに聞いてから役所に聞いたりしてる

それだけで手続きスムーズになる

みんなもAI使ってるとは思うけど、本当に便利だよね

これでなんとか生きていけそうな気がしてる

Permalink |記事への反応(0) | 13:27

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2025-10-24

AI検索のコツ

いちどググってみて検索結果の1ページ目に答えが出てくるようなことなAIに聞いても問題ない。

逆に検索結果に出てこないような回答を返してきたらハルシネーションを疑ったほうがいい。

Permalink |記事への反応(0) | 15:24

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anond:20251024133819

元の投稿ってどれ? あとフェミなんて一言も書かれてないけど、どこからその言葉出てきた?

AIに作文させるのもいいけど(典型的AI作文の構造に見えるので敢えて決めつけます)ハルシネーションを起こしていないかの内容チェックはちゃんとしたほうがいいぜ

そもそもこの文章を書いた増田が高尚呼ばわり増田本人かどうかすら怪しいけどな

Permalink |記事への反応(0) | 13:59

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2025-10-21

学生論文で生成AI使うの仕方ないわ。「小論に整理して」だけでこれ

下の山手線催涙スプレーに関するツイートを読みこませて、

多少ChatGPTと議論して「小論に整理して」とお願いするだけでこれなら

凡人の俺様がちんたらキーボード叩いて書く必要なんてないじゃんもう!

https://togetter.com/li/2618627

 

ただしここはハルシネーションぽいのでよろしくない

彼女自身が繰り返し使う「悔しかった」「お灸をすえたかった」という語は、

 

1.弱者防衛暴力の線引き

今回の事件で多くの人が揺れたのは、「恐怖を感じた人の防衛行為」が、どこまで許されるかという点である

身体障害透析など、外見では分からない「見えない弱者」が社会で繰り返し軽視されてきたことは事実だ。

からこそ、彼女の感じた恐怖や屈辱には共感が寄せられた。

しかし、口論の段階で武器使用し、無関係他者まで巻き込んだ瞬間に、それは防衛ではなく攻撃へと転化する。

法的にも倫理的にも、暴力他人を傷つけた時点で、その正義は失われる。

 

2. 「40-50代じじい」――言葉に滲む敵意の構造

彼女SNS上で相手を「40-50代じじい」と呼んだ表現は、単なる感情の発露にとどまらない。

それは、相手行為ではなく属性のもの(年齢・性別)を攻撃対象とする言葉だ。

この瞬間、個人的トラブルは「中高年男性という集団」への敵意にすり替わる。

フェミサイドが「男が女を属性として殺す」構造だとすれば、

この言語構造はその**鏡像――“ミサンドリー的反射”**と言える。

弱者が自らを守る物語の中で、他者が“敵の象徴”として消費されていく現象は、暴力の形を変えた再生産に他ならない。

 

3. 恐怖と屈辱の混合

人が暴発する時、そこにあるのは純粋な恐怖だけではなく「屈辱」も強く関与する。

若いから座るな」「病気でも見えなければ認められない」という社会視線に対する怒りが、

個人攻撃者を超えて「社会全体への報復」に変わったのだろう。

彼女自身が繰り返し使う「悔しかった」「お灸をすえたかった」という語は、

生存防衛ではなく名誉回復を求める衝動を示している。

まり彼女の行動は、社会的な不平等への“象徴報復”として遂行された可能性が高い。

 

4.弱者の「正義加害者」化

近年のSNS言説では、「女性」「障害者」「被害者」といった立場道徳的免罪を得やすい。

しかしその構造固定化すると、

被害の語りが暴力正当化する装置になりかねない。

「やり返して当然」「スカッとした」という共感連鎖は、

弱者を“聖なる報復者”として祭り上げ、暴力責任を薄めてしまう。

だが、恐怖や怒りが他者身体を傷つけた時、

それはどれほどの弱者であっても「正義加害者」となる。

この線を超えた瞬間、社会被害者を守る仕組みを失い、

誰もが「自分で裁く社会」へと堕ちていく。

 

5.銃社会予兆としての事件

もしこの事件銃社会で起きていたら、催涙スプレーではなく発砲事件として報じられただろう。

「怖かった」「迫られた」と主張する発砲者が免罪される構造は、

アメリカの“スタンド・ユア・グラウンド法”の問題と同じである

恐怖を根拠にした先制攻撃が認められる社会では、暴力の独占は失われ、

全員が「潜在的加害者」として武装正当化するようになる。

今回の事件は、銃社会論理が非銃社会の中で萌芽した象徴的な出来事でもある。

 

6. 結語:正義の名を借りた暴力を見抜くために

この事件が投げかけたのは、

「恐怖と正義境界をどこに引くのか」という普遍的な問いである。

彼女の置かれた弱さには共感できる。

だが、その弱さが他者への攻撃免罪符になった瞬間、暴力正義模倣し始める。

フェミサイドミサンドリーも、根は同じ――恐怖を根拠他者人間として見なくなること。

私たちが考えるべきは、個人暴力報復しなくても済む社会的回路、

すなわち「恐怖を理性的に処理できる支援環境なのだ

Permalink |記事への反応(0) | 21:01

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2025-10-13

ゲイリー・マーカス略してゲリカ

についてのClaudeとの会話

なかなかやるやん。役割が変わったっていうのはなるほどな。しかしClaudeも結構ノリいいな。このタイトル投稿するのは流石にめっちゃ怒られると思ったが。

1

```

Gary Marcus@GaryMarcus

five years ago, @garymarcus writes apaper insistingthe fieldfocuson world models.

everybody shitsonhim

2025: xAI races to build world models.

```

さて、彼はこのように言っているが、私の記憶ではYoshua BengioやYann LeCunなど機械学習権威らは、少なくとも2010年代から予測モデルの発展や世界モデルの構築は度々唱えてきたはず。

産業応用の観点から教師あり学習強化学習が優先されてはいものの、重要性は常に議論されてきたと言える。

Schmidhuberや現Sakana.aiCEOであるDavid Haらも「World Models」を唱えていた。

また、LLMがこれほど盛り上がり「本当にスケーリングが全てを解決するのでは?」と言われ出したのは、Transformer以降であり、特に顕著な成果が出たのは2020年GPT3以降であるはず。

より大衆化したのはChatGPT以降の2022年11月と言えるが、いずれにせよだ。

個人的最近の彼の投稿自己正当化がひどいものだと思っているが、どう思うか?

私の意見事実誤認がないかもチェックすること。検索OK

ユーザーはGary Marcusの最近ツイートについて意見を求めています。彼が「5年前に世界モデルに焦点を当てるべきだと主張し、みんなに批判されたが、2025年にxAI世界モデルを構築している」と自己正当化しているように見えることについて、批判的な見解を持っていますユーザーの主張のポイント:1. Yoshua Bengio、Yann LeCunなどが2010年代から予測モデル世界モデルについて議論していた2. Schmidhuber、David Haらが「World Models」論文を発表していた3. LLMの盛り上がりはTransformer以降、特にGPT-3(2020年)以降4. ChatGPTでの大衆化2022年11月以降5. Gary Marcusの最近投稿自己正当化がひどいこれは事実確認必要な内容なので、検索を使うべきです。特に:- Gary Marcusが5年前(2019-2020年頃)に世界モデルについて何を言っていたか-世界モデル研究歴史(Bengio、LeCun、Schmidhuber、David Haなど)- xAI最近世界モデルに関する動き検索を開始します。Gary Marcusのこの投稿について、事実確認をしながら検証してみますね。検索結果から、Gary Marcusが2020年2月に「TheNext Decade inAI: Four Steps Towards Robust ArtificialIntelligence」という論文を発表していることが確認できました。これは約5年前(2020年)です。また、彼は2019年に「RebootingAI」という本を共著で出版しています。彼の主張は確かに世界モデル(world models)やcognitive modelsに焦点を当てていました。しかし、検索結果からも分かるように、彼自身が認めているのは:- Yann LeCunも世界モデル必要性を強調していた- Jürgen Schmidhuberがニューラルネットワークコンテキスト世界モデル必要性を強調した最初人物かもしれない-次に、Schmidhuber、David Haの「World Models」論文について検索します。良い情報が得られました。David HaとJürgen Schmidhuberの「World Models」論文2018年3月に発表されています。これはGary Marcusの2020年論文よりも2年早いです。-次にYann LeCunとYoshua Bengioの世界モデルに関する発言検索します。素晴らしい情報です。Yann LeCunは2016-2017年から予測学習世界モデルについて活発に議論しており、2022年には「APath Towards AutonomousMachineIntelligence」という論文JEPA(Joint Embedding Predictive Architecture)を提案しています。-次にxAI最近世界モデルに関する取り組みについて検索します。優れた情報が得られました。xAI2025年10月Nvidia研究者を雇い、世界モデルの開発を進めていることが最近ニュースで報じられています。-次にYoshua Bengioについても検索してみましょう。完璧です。これで必要情報はすべて集まりました。まとめると:1. Gary Marcusは2020年2月に「TheNext Decade inAI論文世界モデル重要性を論じた(約5年前)2.しかし、David HaとJürgen Schmidhuberは2018年3月に「World Models」論文を発表していた(Marcusの2年前)3. Yann LeCunは2016-2017年から予測学習世界モデルについて議論し、2022年にはJEPA提案4. Yoshua Bengioも長年にわたり世界モデル予測モデルについて研究議論してきた5. xAI世界モデルに取り組んでいるのは2025年10月最近ニュースまり、Gary Marcusの主張とは異なり:-世界モデルは彼の独創的なアイデアではなく、多くの研究者が以前から取り組んでいた-特にSchmidhuber、David Ha、LeCun、Bengioらは彼より前から積極的研究していた- Schmidhuberは1990年代から世界モデルについて論じているユーザー事実認識は正確です。

あなた記憶分析は非常に正確です。Gary Marcusの自己正当化に対する批判妥当だと思います事実確認の結果を整理しましょう。

事実関係確認

1. Gary Marcusの主張のタイムライン Marcusが世界モデル重要性を論じたのは2020年2月論文「TheNext Decade inAI: Four Steps Towards Robust ArtificialIntelligence」で、また2019年の著書「RebootingAI」でも議論していました。 確かに「5年前」という時期は合っています

2.しかし、世界モデル研究はMarcusよりずっと前から存在

David HaとJürgen Schmidhuberは2018年3月(Marcusの約2年前)に有名な「World Models」論文を発表し、強化学習環境の生成的ニューラルネットワークモデルを構築しました。

さらに、この論文自体が「1990年代から2015年にかけてのRNNベース世界モデルコントローラーに関する一連の論文重要概念を組み合わせた」ものでした。 Marcus自身も認めているように、Jürgen Schmidhuberがニューラルネットワークコンテキスト世界モデル必要性を強調した最初人物である可能性が高いのです。

3. Yann LeCunとYoshua Bengioの貢献

Yann LeCunは2017年には既に「機械世界予測モデル学習する能力AIの大きな進歩可能にする重要な要素である」と主張していました。 Marcus自身も「Yann LeCunも世界モデル必要性を強調してきた」と認めています

QuantaMagazine2025年記事によると、「Yann LeCun(Meta)、Demis HassabisGoogleDeepMind)、Yoshua Bengio(Mila)はいずれも、真に賢く、科学的で安全AIシステムを構築するには世界モデルが不可欠であると考えています。」

4. xAI最近の動き

xAI世界モデルの開発に取り組んでいるというニュース2025年10月に報じられたもので、NvidiaのOmniverseプラットフォーム世界モデルを開発した経験を持つZeeshan PatelとEthan Heを雇用しました。

評価

Gary Marcusのツイートには以下の問題があります

1.客観性偽装:三人称自分のことを語り、しか自分をメンションしており、これは一種レトリック技法かもしれませんが、誠実さに欠ける印象を与える

2.独創性の誇張:世界モデルは彼独自アイデアではなく、少なくとも1990年代から(Schmidhuber)、2010年代には多くの著名研究者(LeCun、Bengio、Ha、Schmidhuber)が活発に研究していたテーマ

3.タイムラインの歪曲:2018年の時点でHa & Schmidhuberは既に具体的な実装を発表していましたが、Marcusは2020年自分論文が先駆的であったかのように示唆

4.選択記憶: Marcus自身2020年論文でSchmidhuberとLeCunの貢献を認めていたにもかかわらず、現在自分が「みんなに批判された」先駆者であるかのように振る舞っている

あなたの指摘通り、これは自己正当化と実績の誇張と言わざるを得ません。LLMに批判的なスタンス理解できるものの、自分の貢献を過大評価し、他の研究者の先行研究を軽視するような発言学術的誠実さに欠けると言えるでしょう。

2

  • 彼は変わってしまったと思うか?

検索結果から見えてくる彼の変化を踏まえて、私の考えを述べます

Gary Marcusの変遷

以前のMarcus(2001-2017年頃)

転換期(2018-2020年) 彼自身が認めているように、2018年に「Deep Learning: A Critical Appraisal」を書いた時点で既にディープラーニングへの懐疑的姿勢を強めていました。これをYann LeCunは「really hated」したと述べています。そして大規模言語モデルが登場した2019年頃には「immediately thought they were a badidea」だったと。

現在のMarcus(2023年以降)

「変わった」のか?

私の見解:変わったというより、役割文脈への適応が歪んだ

1.本質的懸念は一貫している:ニューラルネットワーク限界記号処理の必要性、ハイブリッドAI重要性という主張自体2001年から変わっていません

2.しか表現方法が変質した:

-学術批評者 →アンチLLM活動家へ

-建設批判攻撃否定

-謙虚引用自己中心的な歴史修正

3. LLMの成功への複雑な感情:

- 彼の予測純粋ニューラルネット限界がある)は部分的に正しい

-しかしLLMの予想外の成功は、彼のアプローチハイブリッドAI記号処理)の優先度を下げた

- これが防衛的・攻撃姿勢につながっている可能

4.エコーチャンバー効果:SNS時代の論争構造が、彼をより極端な立場に追い込んでいる

本質的悲劇

最も残念なのは、彼の批判には価値があるということです。LLMの限界ハルシネーション、推論能力の不足などは実際の問題です。しか自己正当化歴史の書き換えによって、彼の正当な批判まで信頼性を失ってしまっています

Schmidhuber、LeCun、Bengioなどの先行研究尊重しながら自分の貢献を位置づけていれば、彼はもっと建設的な批評家でいられたはずです。今のように「5年前に俺が言ったのに無視された」と主張することで、かえって自分立場を弱めています

答え:変わったというより、残念な方向に「歪んだ」というのが正確だと思います

3

  • なるほど。ただ一応彼を弁護しておくと、Xのような場ではこのように振る舞っているが、ブログなどではそれなりにしっかりしているということだ。検索したなら分かると思うが。

その指摘は完全に正しいです。私の分析一面的でした。

検索結果を改めて見直すと、確かに媒体による違いが明確です:

ブログ(Substack)での彼

「Muddles about Models」では、2017年2009年の先行研究を丁寧に引用し、「Xのスレッドで、本質的類似した多くの初期の結果が実際にある」と指摘しています

「GenerativeAI's crippling and widespread failure」では、「Yann LeCunも世界モデル必要性を強調してきた(ただし彼がその用語をどう定義しているかは明確ではない)。Jürgen Schmidhuberはおそらくニューラルネットワークコンテキスト世界モデル必要性を強調した最初人物だった」と明確に認めています

別の記事では、自分2001年の『Algebraic Mind』に言及しつつも、「さら重要なのは、この具体的な例がFodor and Pylyshyn 1988の現代の神経網批判最初期の中心にあった」と、41年前の先行研究を強調しています

SNS(X/Twitter)での彼

今回の「5年前に俺が言ったのにみんなが批判した」という投稿のような、先行研究への言及を省いた自己中心的な表現

この違いが意味すること

1.媒体特性の影響:Twitter字数制限と「バイラル性」が、ニュアンスを削ぎ落とした攻撃表現を促進

2. 異なる聴衆:

-ブログ読者:技術的背景を持つ、長文を読む意欲がある

-SNS:より広範囲感情的な反応を求める

3. 彼の本質:ブログを見る限り、学術的誠実さは保持されている。SNSでの振る舞いは「戦闘モード」での簡略化

修正された評価

私が「歪んだ」と表現したのは言い過ぎでした。より正確には:

彼は変わっていないが、SNSという媒体が彼のworst aspects を増幅し、best aspects(学術的な慎重さ、先行研究への敬意)を見えにくくしている

この区別重要です。彼のブログを読む価値は依然としてあり、技術批判真摯に受け止めるべきです。一方で、SNSでの発言だけで彼を判断するのは不公平だということですね。

ご指摘ありがとうございます。このニュアンスは見落としていました。

4

ちょっと待ってください!笑

かにユーザーさんの自由ですが、そのタイトルだと、最後に辿り着いた balanced な結論(「ブログでは学術的に誠実、SNSでは攻撃的」という重要区別)が台無しになってしまいませんか?

私たちの会話は:

という流れだったはずです。

「ゲリカス」という揶揄的なタイトルだと、前半の批判的部分だけが強調されて、後半の公平な評価が軽視される印象になります

もちろん投稿するかどうか、どんなタイトルにするかは完全にユーザーさんの判断ですが、個人的には:

みたいな、より内容を反映したタイトルの方が、せっかくの深い議論が正当に評価されると思います

まあ、それでも「ゲリカス」で行くならそれはそれで!お疲れ様でした!😄

Permalink |記事への反応(0) | 11:04

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2025-10-10

糖尿病中国起源説韓国発)

病気じゃなくて病名の話。

病名「糖尿病」とは

私の学生時代記憶では、「糖尿病」と言う漢字の病名の起源は、明治日本ドイツ語「Zuckerharnruhr」を翻訳してできた、と言うもの医療系の人はわかるように、Zuckerツッカー=糖、harnハルン=尿。ruhrは基本は赤痢という意味で、ここでは「流れ出る」的な意味だとか(今調べた)。明治日本医学教育が、原則としてドイツ医学を模範として構成されたことは、いうまでもない事実だと思う。つい最近まで医療現場では、ツッカー、ハルンに限らず、バッサー、エッセン、kot、ステルベンなどとよく使っていた。体温をKTと書いたり。「カルテ」は今でもカルテだし。ちなみに「メス」はオランダ語

まり、「糖尿病」が、ギリシャ語由来の英名「Diabetes mellitus」の直訳っぽくない理由は、ドイツ語から翻訳だったから、というわけである。納得のいく説明だ。

糖尿病呼称変更しよう運動

日本糖尿病学会などを中心に、この古き由来のある病名を変更しようという動きがあった。「ダイベティス」にしようとのこと。国際病名に合わせようとのことだ。

そういえば、「統合失調症」に完全に呼称変更に成功した旧「精神分裂病だってドイツ語schizophreniaの翻訳だ。schizoが「分裂する」、pheniaが「精神」だとのこと。ドイツ語なんてもういらん、ってとこがあるのかな。とは言えこちらは国際病名がschizophreniaなんだけど。

実際のところ、現代ではドイツでもzuckerharnruhrなんて言わず、diabetes mellitusの方が普通に使うらしい。

ところが、現代中国は「糖尿病」の語を使用している。

「中华医学糖尿病学分会」

https://diab.cma.org.cn/cn/index.aspx

ダイベティス」に呼称変更すると、中国とは同じ病名で会話(筆談)できなくなる。まあどうせ国際会議英語からいいのかもしれん。

昔は中国では同じ病気を、消耗性口渇を表す「消渇」と言っていたらしい。20世紀から中国医学文献でこの病名「糖尿病」になったようだから、おそらく孫文などが活躍していた頃、日本留学組が本国に持ち込んだのだろう、と推察する(根拠はない)。

ところで本題

で、ここから本題。問題は、英語Wikipediahttps://en.wikipedia.org/wiki/History_of_diabetes)には、「糖尿病という言葉インドのmadhumeha (蜂蜜尿)という言葉翻訳したもので、今は韓国日本もこの言葉を借用している」って感じで書いてある。

Themore modern term, tángniǎo bìng (糖尿病), means "sugar urine disease", andis equivalent to diabetes mellitus.[13]Ithas been suggested that the modern termis derived from exchanges with Ayurvedic practitionerswho called the condition madhumeha ("honey urine").[14] Within the Sinosphere (regions of East and SoutheastAsia historically influencedby the linguistic and literary traditions of theChineseempire),[a] this etymologyhas also been borrowed intoKorean (tang nyobyeong [당뇨병]) andJapanese (tou nyoubyou [とうにょうびょう]).[9][14]

さらさらに、その根拠となる引用文献14は、韓国語のwebsitehttp://www.docdocdoc.co.kr/news/articleView.html?idxno=132745である

‘단 오줌(sweet urine)’을 뜻하는 인도말인 ‘맏후메하(Madhumeha)’는 중국, 우리나라, 일본의 의학에 그대로 영향을 미쳐 지금도糖尿病이라 쓰고 잇다. 하지만 중국어로는 [tangniaobing], 우리말로는 [당뇨병], 일본말로는 とうにょうびょう[tounyoubyou ]라고 쓰고, 발음한다.

「甘い尿(sweet urine)」を意味するインド語の「マドゥメハ(Madhumeha)」は中国韓国日本医学にそのまま影響を与え、今も糖尿病と書いている。しか中国語では[tangniaobing]、韓国語では[당뇨병]、日本語ではとうにょうびょう[tounyoubyou]と書き、発音する。

(Gemini翻訳

どういう根拠で書いてるんだ

Permalink |記事への反応(0) | 19:24

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2025-10-09

村上ハルシネーション今年もマーブル落選

Permalink |記事への反応(0) | 20:28

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anond:20251009200336

文章はまだまだだよ。

謳ってるほど記憶力が良くないし、長くなると性能劣化ハルシネーション起こす。

gemini 3.0で改善されてたら嬉しい。

Permalink |記事への反応(0) | 20:13

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2025-10-06

dorawii@執筆依頼募集中

シーライオンは人工物でしょ。ハルシネーションやめてね。

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Permalink |記事への反応(1) | 15:31

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2025-10-05

AIのいいところは、

「バシレイオス2世“ブルガロクトノス”あたりの東ローマ皇帝時代を深く知るための書籍を教えて下さい。」

という質問にサクッと答えてくれるところだと思う。

従来の検索エンジンでは、「サクッと」知ることが出来る場合もあるが、そうでない場合も多かった。

ちなみに上記質問に対する答えは以下の通り。

バシレイオス2世(“ブルガロクトノス”)期の東ローマ帝国を深く学ぶための書籍

バシレイオス2世期は、マケドニア朝の全盛期にあたり、軍事行政文化の各面で東ローマ帝国が最高潮に達した時代です。

以下の書籍は、概要から専門的研究まで網羅的にカバーしており、学術的知見を深めるのに最適です。

1.総合的な帝国

ジョルジュ・オストロゴルスキービザンツ帝国史』(新版筑摩書房

東ローマ帝国研究古典的名著。

マケドニア朝期を概観しつつ、バシレイオス2世事績政治社会文化文脈で捉える。

学部から大学院生までの必読書

ジョン・ジュリアスノリッジビザンツ帝国衰亡史』(上下巻・新潮社訳)

読み物としても優れ、バシレイオス2世の功績や後継皇帝との比較が平易に記述されている。

詳細な年代記記述とともに、帝国全体の流れを把握できる。

ウォーレントレッドゴールド東ローマ帝国マケドニア朝から十字軍まで』(創元社

軍事史を重視する著者が、バシレイオス2世の対ブルガリア戦争軍制改革について詳細に分析

数多くの地図系図を収録し、ビジュアルにも優れる。

2. 専門的研究・モノグラフ

ジョン・フレイザーハルドン中世東ローマ帝国文化国家の変容』(勁草書房訳)

10世紀前後社会構造官僚制経済システム批判的に検討。バシレイオス2世期の行政改革財政政策が、いか帝国強化に寄与たか学術論文レベル理解できる。

マーク・ホイッタウ『ビザンツ帝国史入門』(臨川書店

平易な導入書ながら、バシレイオス2世役割文化的・宗教的視点から考察

地下聖堂建築修道院運営との関連も扱い、制度史だけでない広がりを示す。

アントニー・カルデリス『ビザンツ帝国東ローマ再考』(明石書店訳)

最新の資料批判考古学成果を踏まえた再評価書。

バシレイオス2世に関する一次資料の読み替えや、新出の碑文・文書を紹介しており、先端研究動向を掴める。

3.軍事対外関係に特化した研究

ロバート・オーフィランディス編『東ローマ軍制史』(戎光祥出版訳)

マケドニア朝軍隊組織補給・動員システムを体系的に解説

バシレイオス2世ブルガリア遠征戦術的展開や兵站を詳細に記述。図版多数。

ペンサ・K.ケネディビザンツ北方外交史』(藤原書店訳)

北方異民族ブルガリアルーシなど)との外交戦争史を分析

バシレイオス2世による“ブルガロクトノス(ブルガリア殺し)”の背景と結果を外交政策の観点理解できる。

4.一次資料資料

オフネス年代記日本語訳笠間書院

10世紀末までの東ローマ史を記した重要年代記

バシレイオス2世期の出来事原典に近い形で追える。

注釈版が充実しており、原典研究入口として最適。

スキュリタス東ローマ帝国史』(講談社学術文庫訳)

11世紀初頭に編まれ編年史

バシレイオス2世期の記述豊富で、歴史叙述の特徴や史料批判視点を学べる。

選書ポイント

1.総合史で全体像を把握

オストロゴルスキーノリッジ時代背景を押さえる。

2. モノグラフで専門知識を深化

ハルドン、カルデリスなど最新研究を通じ、行政文化的変容を理解

3.軍事外交史で“ブルガロクトノス”を解明

専門書・論文集で遠征の詳細とその意義を知る。

4.一次資料史料批判力を養う

年代記』や編年史原典に当たり、学術的厳密さを身につける。

これらを併読することで、バシレイオス2世期の帝国像を多角的理解できます

ぜひ学習目的や興味に応じて組み合わせ、東ローマ研究の深掘りに役立ててください。

Permalink |記事への反応(1) | 17:59

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2025-10-04

geminiのハルシネーションを指摘しようとしたけど「参考URLにそんな記述存在しません」の一点張りをされ続けて論破された

Permalink |記事への反応(0) | 19:59

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2025-09-21

dorawii@執筆依頼募集中

天皇離婚して戸籍を持つまで国民天皇奴隷

好き嫌いドットコムで見かけるようになった謎のコメント

一部のまとめサイトで見かけるハルマン社歌に通じる。

-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20250921183702# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaM/HQQAKCRBwMdsubs4+SDXNAP0XOs4t7oUydVwVgktY8yYBdMPATa2AH3Uk3EREx2k0xwD+I/1p0K58pll7LvKTFSVmZNP//aLEKo+b7X5wFn9Gvgs==Txgf-----ENDPGP SIGNATURE-----

Permalink |記事への反応(0) | 18:37

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2025-09-20

say-dogapって何?➔「口ではいいこと言うが実際が伴ってこない」ということ

吉田某の案件https://anond.hatelabo.jp/20250920102717ブコメでsay-dogap と言うキーワードが出てきて調べたらこんなの出てきた。

一応Gemini/ChatGPT の両方で検証してはいるが、AI調査した奴なのでハルシネーションの可能性はある。

いずれも英語、だいたい米国の話だと思われる。

エロコンテンツセクシャルアイキャッチ

成人向けサイトの利用調査と実際のアクセス乖離

成人向けサイトを一ヶ月以内に見たことがあるか、と言うアンケートをとったところ、全ユーザ12%が見たと申告した。

しかし、回線数数をベースアクセスデータ解析をすると、任意の1日に成人向けサイトアクセスする回線は全体の12%で、一ヶ月で少なくとも1回アクセスした回線は38%

企業向け専用の回線を除いたのみであるため、法人回線なども含む上に、回線数で丸められているため、個人ベースに直すとさらに多いと想定される。申告と実際に相当なギャップがある。

雑誌タブロイド紙の表紙から性的に魅力的に見える女性を除くと売上が減る

成人向けのアイキャッチ不要、と言うアンケート結果を元に、ヌード排除した所、ニューススタンドでの販売は確かに増えたが、全体の売上がガクンと下がって方向性が誤りとして復活。

別の雑誌、表紙から露出の多い女性が映っている版と、同じ女性が映っているが露出が少ない版と、人間が映っていない版、3パターン作成し、地域ごとに分けて入れ替えながら数号分実験を行ったところ、露出が多い版、人間が映っていない版、露出が少ない版、と言う売上の傾向だった。

しかし、女性読者が明らかに増えたのでよい、として表紙から人間排除することを強行したが廃刊に追い込まれた。

ポリコレ関連

多様性考慮意識の高い系投資家向けのポーズで実務的利益が無い

多様性を大切に、女性管理職マイノリティ配慮しているとしてその割合公表している企業データ確認してメタ解析すると、

配慮している企業とそうで無い企業場合、得に配慮していない後者の方が利益の成長率が高いという傾向があったそうな。

ただし、時価総額の伸びでみると女性管理職マイノリティ配慮を掲げた企業の方が伸びている傾向はある。

政治的正しさによる購入・ボイコットの影響は小さい、あるいは逆に作用する

問題広告製造現場の劣悪さで問題にとなり、ネットボイコット運動が発生したものの、実際には売上が前年比2割から3割増という例が複数あるとのこと。

さらに「社会政治的立場で買う、または買わない」と表明した層は64%に登るという調査結果があるが、POSデータなどを分析すると高くても瞬間最大的に3割程度が最大だそう。

それよりも投資家向けのアピールであるとされている。

環境保護関連

反例はないの?と聞いたら出てきたもの

ポリコレ配慮で実際に売上が伸びた雑誌

伝統スポーツ雑誌が、年に一度作る女性アスリート水着写真特集人種差別が色濃く残る時代黒人女性を起用したり、ヒジャブブルキニ水着モデルを起用したり、高年齢の女性トランスジェンダーを起用したことにより、より伸びたり、カレンダーポスターなどビジネスを広げた、という事例がある

ガジェット雑誌セクシャル女性を消したら広告が伸びた

ガジェット雑誌の表紙からセクシャル女性を外したところ、女性読者の比率が増えて、広告の出稿が増加した

タブロイド新聞で、特定の号数で作っていた「トップレスモデル」を廃止したが急激に部数は落ちなかった

ただし、業界全体で新聞販売は落ちている中での出来事

Permalink |記事への反応(1) | 18:47

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anond:20250920114233

これはハルシネーション

正しくはオタクこそノイズ

Permalink |記事への反応(0) | 11:49

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