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はてなキーワード:ネクタイとは

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2025-10-25

anond:20251025212657

支配象徴だって誰かが言ってた

夏だけじゃなくオールシーズンネクタイ外していこう

Permalink |記事への反応(0) | 21:28

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2025-10-20

お気軽に普段着でお越しください。そう書いてある企業説明会があった。

俺はそれを文字通りに受け取った。デニムパーカーという完全オフモードで家を出た。

会場のドアを開けた瞬間、世界が静止した。

全員スーツ。黒。黒。黒。

会場全体がまるで葬式のように統一されていた。

そのなかで俺だけ完全に休日ショッピングの格好。

受付の女性が微笑んだ瞬間、目が一瞬泳いだのを俺は見逃さなかった。

そのあと一時間半、スライドの内容はまったく頭に入らなかった。

お気軽にって何?普段着でって、誰の普段のこと?

帰り道、笑うしかなかった。トイレによって鏡に映る顔を見て、思わず笑った。これがやらかし人間の顔なのかって。

家に帰ってからもう一度メールを見返すと、そこにはこう書かれていた。

「お気軽に普段着でお越しください」

罠以外の何ものでもない。いや…よく見ろ。普段着って書いてあるだろ!!

こっちは忠実に読んで、ちゃん普段着で行ったんだよ!

それなのに全員スーツじゃねぇか!!!

あいつらの普段着スーツなのか!?ネクタイ締めて寝てんのか!?

あれか?風呂スーツで入ってんのか!?

もう二度と信じない。“普段着”って言葉がある限り、世の中に普段着なんて存在しない。

あの瞬間に俺は狂った。社会人には普段着なんて存在しない。

それ以来、普段着という言葉が大嫌いになった。

見るたびに歯ぎしりする。

それ以来、俺は“お気軽に”って言葉が嫌いになった。

見るたびに歯ぎしりする。

普段着で行ったら地獄を見るのがこの世のルール

俺は悟った。この世の中に普段着なんて存在しない。

Permalink |記事への反応(17) | 11:04

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2025-10-17

村山元総理の服に関する裏話

本日逝去の報せがあった村山氏だが、自社さ連立政権の成立により突如首相の座に登る事になった。

ところが周囲は賛意を送りながら頭を抱えてしまった。村山氏はロクな服を持っていなかったのだ。

背広スーツでなく)の肘は伸びて出、ズボンパンツでなく)は生地が薄くなって穴が開いた箇所をパッチと裏あてで繕ってあり新品のラインは無くなりオールジーンズのようなラインになっていた。シャツ昭和中期の商店街洋品店で買ったようなワイシャツ(襟が大きくて開いてるデザイン)で、やはり袖口や襟元がボロボロ

要するに昭和の古い社会主義者そのままの出で立ちであった。しかも家にある予備も全部同じ状態

世界一貧しい大統領」と呼ばれたウルグアイホセ・ムヒカそっくりだ。因みにホセ・ムヒカ氏も今年に亡くなっている。

 

それで、労働者弱者の為の政治する社会主義者としてならそれも良いかもしれないが、日本首相としてはかなりマズイ。洋服の青山に行って「どのような場面での服をお探しですか?」「今度首相をする事になりまして」と言う訳にもいかない。しか総理親任式では天皇陛下の前に立たねばならないのだ。

という事でスタイリストファッションコーディネーターが付くことになったのだ。大急ぎで身の丈計って服を数セット揃え、美容(と言っても洗顔方や調髪に関して程度だが)の指南などをする人が付くことになった。

こういう職業人をいきなり探すというのも難しいので、どうも自民党関係者が紹介したらしい。

 

村山氏の総理在職時の写真を見ると、かなり服装はシャキッとしているし、ネクタイTPOに合せてコンベンショナルなガラ、カジュアルなガラと使い分けている。しかネクタイの結び目も細い(昭和は結び目が太くなる結び方が一般的だった。昭和オヤジの襟が広い&デカい結び目は民民の玉木代表を参照のこと)。

それら全ては派遣されたコーディネーターらが指定した通りのものを着用した為であったのだ。

ただ、この人らは付き人のようにずっとそばにいるんじゃなくて、最初につきっきりで服装指導スーツの購入をしたら、状況別の服の組み合わせを置いて行って何か特別なことが無い限りは来ないという風にしたそうである

 

総理退任後の写真を見ても結構シャキッとした服装をしているので、服装センス総理経験で上昇したようである

 

ついでに言うと、高市氏はタレント出身なのに化粧が変なことがよくある。コンベンショナルな化粧じゃなくて変な色のリップを塗ったり、フラッシュを焚かれる仕事なのにUVファンデを厚塗りしてきて顔が真っ白く飛んだ写真新聞に載ったりとメイクの基礎がおかしい事があるのだ。肌の黒ずみを気にしているようなのだが。多分だが、年を重ねて若い時のメイク通用しなくなっているのだと思う。

総理椅子が見えた今、高市氏のこの辺が急に改善されたらメイク指導の人などが付いたということであろう。

Permalink |記事への反応(7) | 23:59

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2025-10-15

男の子になりたいの?」とやたらと聞かれる

「スボンネクタイが好きな女の子スカートリボンが好きな男の子が居ても良い」が多様性だったはずなのに、結局「ズボンを履くなら男だな」に着地してるの、ほまキショイよな...

Permalink |記事への反応(1) | 13:02

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2025-10-12

なんで男はスーツネクタイなんだよ

野球解説者までスーツネクタイだよ

意味わかんねえ

ビジネスカジュアルじゃダメなのかよ

まあ男の私服って難しいんだけどさ

#Suitoo

Permalink |記事への反応(0) | 15:50

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2025-10-11

子供の頃の夢を叶えた

小学校卒業文集に、将来の夢は「サラリーマン」と書いた。

理由なんてなかった。

他に何も思いつかなかったからだ。

田舎で育ったから、周りにサラリーマンなんていなかった。

農家とか、自営業とか、そんな人ばかりだった。

スーツを着て働く大人なんて、テレビの中にしかいなかった。

卒業文集自画像は、頭にネクタイを巻いて笑っていて、

当時はまだかけてなかったメガネまで描いていた。

それがサラリーマンだと思っていた。

大学上京して、就職した。

でも最初仕事私服で、スーツネクタイもいらなかった。

あの絵の中の自分とは、まったく違っていた。

30歳くらいで転職して、

旧・東証一部上場企業本社がある新橋で働くようになった。

毎日スーツを着て、会議に出て、夜はガード下で飲んでいた。

ある夜、同僚がふざけて俺の頭にネクタイを巻いた。

笑いながら、ふと思った。

――あの絵が完成した。

子どもの頃に描いた、

なんの夢でもないような夢を、

俺は本気で叶えてたんだ。

サラリーマン聖地新橋で。

あの瞬間、俺は夢の頂点にいた。

――夢は叶うんだ

なお、その会社はクソだったのですぐ辞めた。

Permalink |記事への反応(2) | 17:54

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2025-09-26

名古屋大学病院はクソ」コメント返し

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20211124160544

> これぐらい個人情報が載ってたら匿名告発はもはや全く匿名じゃないんだわ。

 そう?

弁護士さんと証拠固めるまではマジでこういうの書かない方がいいよ。

 一定証拠はあっても、裁判だと結局カネの話になるんだわ。でもカネが欲しいわけじゃない。お互い時間無駄

岐阜まで通勤すればいいのでは?

 なるべく病院の近くに住みたい。

怪文書

 そりゃぁねぇ。「パワハラしてました」なんて公文書存在しないからね。

専門医資格取れれば転職も楽なんじゃなかったっけ

 部分的にそう。

>たとえ匿名でも名指しで攻撃するなら、訴訟になる可能ちゃんと考えといた方がいいよ。訴えられるのを待つ作戦としても大した意味はなさそうだけど。

 訴訟にならないと思ったし、今のところなっていない。

 慰謝料せいぜい100万円でしょ? 100万円のために訴えるかな? 訴えて、世間耳目を集めることの方が怖いと思うけど。

大学医局にのこっているなら、転勤あるの当たり前じゃないのか。

 そうでもない。専門医を取るまで転勤は多いけど、取ったら減ってくる。科にもよる。

勤務医なら名古屋市内でもできそうだけど、できないって言い切るのがちょっと奇妙。

 詳しくは書けないが、自分専門性を活かせる病院は限られている。

 生活のためだけに医者やってるわけじゃないから。生きがいでもあるから

>同じ大学医局でも科が違えば全く別組織だよ。

 某教授との面談で、他科でもパワハラがあった旨、教えて頂きました(録音あり)。別組織ではあるが、ある程度文化は共有しているかな。

筋トレして筋肉解決して欲しい

 結構上がるようになった。

 今はSQ140,BP 90,DL150(1 rep、パワーフォーム)くらい上がる。40台中年、体重66kg。疲れを抜いたらもうちょい上がる。

 パワー

>お堅さってなんだろう。

 教授権力の強さ。医局会や「学会発表して当然だよね」感、服装例えばスーツネクタイワイシャツの着用率とワイシャツワイドカラーの少なさ、革靴黒ストレートチップの多さとかetc

杓子定規ってことか、暗黙のルールで雁字搦めなのか、身分制のように上司絶対ってことか…

 そう。

大学病院パワハラはよく聞く

 でょうね。

>関連病院じゃないところもあるので、人材紹介会社登録してみたら

 した。でも良いところは出ないんだよね。専門性を生かせる病院は少なく、ぴったり欠員が出たりはしないから。

 紹介料も高いし…年収の2-3割とか要求するらしいよ。

 専門性の高い病院って少ないし、教育のためにも若い人で充足していたりしてね。給料安くても埋まっちゃう

 病院から見ても有能な医者を取りたいわけで。人材派遣会社経由で大して有能でもない医者が、面接トレーニングして有能そうな顔してきたら困るでしょ。

 本当は人が欲しくても求人出してない病院が多いはず。自分のかかってる病院求人出してたら、ちょっと嫌な感じするよね。

被害を装った嫌がらせかもしれないからな。静観。

 正解。訴える権利を持っているのは俺だけ。ただまあ…全体読んで「嫌がらせかもしれない」と判断したならちょっと読解力が低いかもしれないね

名大病院、高熱出して意識も虚ろに待合室で待ってたら夕方迄忘れ去られていたのを思い出す。

 患者として受診するなら、悪い病院ではないと思う。個々人のレベルは全体に高く感じる。ただ、内部でパワハラがあったっていう話。どんな組織でも起こり得る。

 他人事で受け止めてくれ。

名大病院、ひいては名古屋近郊だけの問題じゃないだろうが(そもそも医局システム問題ある気も)、

 その通り!! パワハラ医もシステム被害者かも知れないね。過労で一時的おかしなっちゃったのかも。

増田の前途が良くなることを。大学病院以外に行けたらいいんだが。

 ありがとうございます。でも大学病院が良いんだよー。やっぱり勉強になるから

>親戚が名大病院だけど少し心配になってきたな…

 多分大丈夫だよ。こういうことはたまにあるけど、多くはない。

 昔からずーっと存在してきて、徐々に減っている印象だけど、将来なくなることもない。

愛知県のでかい病院医者名大系か名市大系かとかの学閥で分かれていて、患者としても転院したりする時には気を遣わないといけないって

 名市大というか、市のお偉いさんが意識しているかもね。

増田はお大事に。

 ありがとう

覚悟が決まってないヤツの訴えは聞かないって体制が固まってますな。

 巨大な組織だとパワハラの訴えも多いらしく、いちいち取り合ってられないというのもあるでしょう。

 パワハラがあっても、組織としては業績とか売上を優先するからね。強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がないってヤツ?

旧帝大大学病院地元の関連病院を牛耳ってるからそこで嫌われると厳しい。

 嫌われないに越したことはないね

怪文書

 そう。

特定上等なのか捨て鉢なのか、何にせよ実名を挙げて批判する姿勢応援したく思ってコメント。もし消えてもこの記事の事は忘れない。

 ありがとう

 これで特定できるのかな。

移籍できないということは専門が狭いのかな。特定前提で書いていらっしゃるんだな。頑張って。

 そう、専門が狭い。Generalなことも出来ますが。

 特定に至らないと思ったけどな。実際、この4年無風だったし。

>今はどこもパワハラには厳しいから、パワハラ医が教授でもない限り証拠があれば戦えると思うけどね。

 仮にそのパワハラ医が教授だったら、どうでしょうね?

 名大パワハラに緩いよ。某教授から実例を聞いた。教授候補者パワハラいっぱいしてて〜みたいな。「いっぱい放置してきたんだ〜」ってびっくり。教授候補者ってことは准教授とか講師だよね。そのレベルでも放置されるんだよ。

 他大学でも結構見たよ。放置やね〜。

>まぁ市内の独立系に転勤すればよいのではないだろうか。

 そうでもない。欠員がある病院にはそれなりの理由があるんだな。

愛知医大を「愛医大」という略し方を初めて見たので、増田地元出身者じゃなさそう。

 正解!

パワハラ庇うアホが居るからパワハラ野郎エスカレートするんだよね・・せめてパワハラ講習ぐらい受けさせてくれと思うわ。

 かばってるわけじゃなくて無視だよね。無関係を装ってる。パワハラって権力者のサポートがないと戦えないけど、なかった。

 講習、効果ないと思う。40,50超えたやつが講習で変われると思う? ムリ

 若いから意識改革していくしかない。ただ、パワハラしようって思ってなくても、ストレス限界突破した時にしてしまもの

増田名大から離れられる事を祈る(お世話になってます

 お祈りありがとう名大病院提供する医療自体は基本、悪くないと思う。

 医療という仕事大学病院っていう職場のキツさが、パワハラになって噴出したって所だろうね。

>離れることができないのに、ここに書いていいのだろうか。特定されそうだけど。

 この話、細かいことを知っている人は少ないし、そのあたりは口が固い。特定したとしても言わないと思う。

 実際このパワハラ医は、以前勤めていた大学病院でもやばかったらしい。けど、そんな噂全く聞かなかった。

名大の人の話では、特に移籍しても問題なく、勤務先も見つかるとのこと。その名大の人は外勤で、毎週、岐阜静岡まで行ってる。

 病院の近くに住みたいかな。大学時代の友人、東京に住んで、飛行機青森通勤してたやついる。土日だけ帰るらしい。でも遠いのはキツいよな。

Permalink |記事への反応(1) | 03:58

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2025-09-19

anond:20250918101912

ワイトもジャージか鎖帷子とかで戦えとおもいます

チェンソーマンがメインビジュアルでいつも黒ズボンシャツネクタイしてるのも納得いかん そんなシーンあったっけ?わすれるほど昔に一瞬あっただけじゃないか

Permalink |記事への反応(0) | 03:30

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2025-09-18

なぜ待遇最悪な田舎のクソ中小が潰れないのか

いきなりだが地方とある中小企業を紹介したい。


社員数50名ほど

・年間休日96日

└これにはカラクリがあり、一日の所定労働時間が8時間より短く設定されている。

・なお実質労働時間は余裕で8時間オーバー

・始業時間は9:00なのに朝礼が8:30から。朝礼に遅れれば遅刻扱いで厳しく叱責される

・見込み残業手当が一律で付くが、オーバーした分の残業代は出ない

タイムカードなどの勤怠管理システムがなく、遅くまでの残業存在しないことになっている

雇用契約書を労働者側に渡さない。労働条件通知書もない

就業規則を誰も見たことがない

給料は額面18万からスタート。到達点が年収500万

世襲の超ワンマン社長

・気に入られている社員休日ゴルフ等に強制的に付き合わされる

・嫌われている社員理不尽な言い掛かりをつけられ退職に追い込まれ

女性は「お茶汲み係」なので(実際の社長発言女性管理ゼロ

・内勤でもスーツネクタイ、革靴必須

└当然スニーカーなんてNG


なぜ行動を起こさないのか?

ここまで読んでくれた諸兄は思うかもしれない。そんな環境ならば、なぜ行動を起こさない?労基に通報したり、訴訟したり、転職して離れればいいだろう、と。


結論から言えばそうする者はいる。

まず労基だが、実際に査察が入ったことも何度かある。しかし都会は知らないがこの地域の労基は「X月Y日に伺います」と事前告知をするのだ。それに備えて様々な"準備"をする。そして乗り切ってしまう。長年勤めている社員は結局是正されないので諦めてしまった。


訴訟までする者は滅多にいないが、いるにはいる。だが会社としては儲かっており、敗訴しても痛手にならない。田舎マイナー中小企業なぞニュースバリューもないので情報も外に漏れない。


転職して出ていく者はもっと多い。だが残る人間のほうが多い。これはなぜかというと、中途採用しか行っていない当初のような会社に流れ着くのは「相応しい」人材からだ。

まずそもそも能力が低い。その上向上心も無く、業務意欲も学習意欲も無い。だがそのような人材であっても、曲がりなりにも「正社員」でいられるのが当社なのだ

当社の社員は皆わかっている。資格取得やスキルアップなんて怠くてとてもやる気にならないが、かといって当社にいてもろくな経験は積めない。このまま転職活動したってどこにも引っかからないだろう、と。


それに、そもそもこのクソ環境を、私を含め心の底では大して苦に思っていない者も少なくないのだろう。SNSなどで上を見ればキリがないが、生活必要な金は貰えるしたいした趣味もないので休みも高い給与も本当は必要ないのだ。

から茹でガエルである自覚はありながらも、クソ企業の持続を助け続けるのである

Permalink |記事への反応(10) | 22:02

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2025-09-17

anond:20250917135037

この前県庁行ったけどみんなわりとラフな格好してたぞ

ネクタイ締めてる人なんていなかった

Permalink |記事への反応(2) | 13:53

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2025-09-08

もっと現代性のあるアイドルゲームは出せないの?

そんなにたくさんアイドルゲームやってるわけじゃないけど。

少なくともシャニマスはきつかった。

キャラが令和の現実没交渉おっさん脳内で組み上げられたような女ばかり。

面白味がゼロ

 

やっぱりこういうのはある程度若い女やらせないとダメなんだけど

若い女リアルディテールを出しながらかつ自分の性欲は適切にセーブして

男性向け商品として仕上げられるような有能なのはめったにいないんだよね。

 

いないけどいるわけで

そういうのを連れてくることから始めるしかないと思うけどね。

 

いやーシャニマスはきついっす

ノクチル目当てで始めたけどノクチルですらちょっとね。

それ以前のユニットはマジきつい。

過去ギャルゲーテンプレを人型に成型しただけの女しかいない。

  

 

全部きついんだけどいま思いつく順に上位にきつい奴ら挙げる

 

櫻木 真乃

すべてがきちー

ほわわーとかはわーとかいう喋り方が許されるの四半世紀前のエロゲーまでだろ

俺がガキの頃にオタクパイセンたちがこういうヒロインをめでていたのを歴史的には知ってるが

趣味はお出かけ・公園日向ぼっこ、特技は鳥に好かれること。ほんわかとした性格癒し系

心底気持ち悪いし

そういう古いフィクション対応するレセプターが無いと

このキャラの声や発言のすべてが知的障害しか思えない

  

って書くとすぐ障碍者差別だ!とか頓珍漢なこと言ってくる奴がいるだろうけど

キャラ内面をきちんと構築してなくて目の前無視した変な声出すこと個性になってるのを 

目の前に上手く対応できないなんらかの障碍者みたいになっている(そんな設定じゃないのに)と表現することの

どこが障碍者への差別なんだって話なんだよな

 

単に作ってる人間キャラストーリーのすり合わせを出来てないとか

そもそもキャラの構築が粗雑だとか言う話なんだが 

 

八宮 めぐる(はちみや めぐる)

うえのほわわーと同じユニットの内容のないポジティブと元気

ほわわーともう一人と内容のない人間関係を築いて内容のない仲良しをやってる

何も思いつかないけどよくあるポジティブキャラをこねてまとめましたー

 

あとこのユニット155cm154cm157cmとチビばっかで

メインユニットチビぞろいってとこもなんかキショい

 

大崎 甘奈(おおさき あまな)大崎 甜花(おおさき てんか)

双子

古代ギャル概念の薄めの煮凝り

病的な怠惰無気力インドア対人恐怖の腹立つ奴

虚無しか感じないけど育成してると後者がすぐ帰ろうさぼろうとするのは腹立つ

当人のやる気がない奴育成とかしたくないよな みお53歳になるまで家でゲームやってろ

 

桑山 千雪(くわやまちゆき

双子と同ユニットのきつさの権化

「いいお嫁さんになると思うよ」みたいなのがベストコミュニケーションな脳の腐った会話を延々とする

昭和おっさんの「家庭的な女」の概念を人型にしたテイストレスバケモノ

  

双子17歳でこの女は23歳でなぜか双子にかーちゃん扱いされてる

おめーさあ、23歳と言うまだ十分若い女女子高生と組まされてこのわけわかんねえポジションアイドルやることにどういう心情になるのかとか

そういうことちょっとでも考えて設定作ってんのか?ってスタッフに聞きたいわけ

フィクションフィクションなりのリアリティってものがあるだろ  

 

浅倉 透(あさくら とおる)

俺の好きなノクチル

  

髪の内側青くしてて爪も同じ色にしてて

両耳に不ぞろいのピアスばちばちつけてて

制服リボンなのに一人だけネクタイしてて

顔が超よくて焦点がちょっと現在からズレてるみたいな人格してて

学校でもやべー奴として有名だろっていうデザインなんだけど

  

ちゃん学校での扱われ方とかも断片が描かれて

ちょっとこれは実在感と言うか生きてる感がある

でもそこどまり

他のキャラよりはいいどまり

 

なんでこのスタイルなのかとかについて

深い話とかいつまでたってもたいしたものなくて

これたぶん見た目のデザインした人と話書いてる人が別で

かつ何もイメージを共有してないなってわかっちゃって

まあ萎えるよね

 

不思議発言とそれっぽい音楽テンポ悪く芝居にするだけで

ストーリーってほどのストーリーも展開もない(これは全キャラそう)から

結局は腕のいい作家がいないんだろうけど

  

あとこいつよりも同じユニットで幼馴染の樋口円香の方が人気ある

結局わかりやす暴言ツンデレみたい消費のしかたしやすいのがキャッチしていくそういう程度の客層

樋口自体は悪くないんだけど 

  

イカレてる浅倉を筆頭にそこまでイカレてないしカリスマ性ないけど同じぐらい素材が良い樋口

同じく幼馴染で素材が良くて背と乳がでかい市川、同じく幼馴染でまともにしゃべれない福丸、

という絶対朝倉軍団」とか呼ばれてるチームでつるんでてそのままアイドルユニットになった

 

一応面白味のあるディテールのあるユニットがこれぐらいなんだよね

このあとに新ユニットのにちかっていうのはディテールはあったけど

ひたすら同じ芸を繰り返すだけでそこから話があるわけじゃなかった

そんなんばっかや

そこで俺はやめた

 

あとゲーム部分が死ぬほどつまらなくてカード集める意味マジで紙芝居読むことだけなのもどうかと思った

あのゲーム部分作ってる奴等はマジで仕事辞めて堅気になれ

Permalink |記事への反応(4) | 19:04

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2025-09-07

anond:20250905054532

私の世界は、丁寧に、そう、まるで細胞の一つ一つにまで神経を行き届かせるようにして磨き上げられた、半径およそ十メートルほどのガラスの球体であり、その球体の中心には、世界のすべてであり、法であり、そして揺るがぬ神であるところの、生後六ヶ月の息子、光(ひかる)が、ただ健やかな呼吸を繰り返している。その完璧な球体を維持すること、それこそが水無月瑠璃(みなづき るり)、すなわち三十一歳の私に与えられた唯一にして絶対の使命であったから、私は今日もまた、タワーマンション二十八階、陽光白磁の床にまで染み渡るこのリビングダイニングで、目に見えぬ埃の粒子と、あるいは時間という名の緩慢な侵食者と、孤独な、そして終わりなき闘争を繰り広げているのであった。北欧から取り寄せたというアッシュ材のテーブルの上には、一輪挿しに活けられたベビーブレスの、その小さな白い花弁の影さえもが、計算され尽くした角度で落ちており、空気清浄機は森の朝露にも似た清浄さを、ほとんど聴こえないほどの羽音で吐き出し続け、湿度計のデジタル表示は、小児科医が推奨する理想の数値、六十パーセントを寸分違わず指し示しているのだから、およそこの空間に、瑕疵という概念の入り込む余地など、どこにもありはしなかった。かつて、外資系コンサルティング会社で、何億という数字が乱れ飛ぶ会議室の冷たい緊張感を、まるで上質なボルドーワインでも嗜むかのように愉しんでいた私自身の面影は、今やこの磨き上げられたガラス窓に映る、授乳のために少し緩んだコットンのワンピースを着た女の、そのどこか現実感を欠いた表情の奥に、陽炎のように揺らめいては消えるばかりであった。

思考は、そう、私の思考と呼んで差し支えるならば、それは常にマルチタスクで稼働する最新鋭のサーバーのように、光の生存に関わる無数のパラメータによって占有され続けている。次の授乳まであと一時間二十三分、その間に終わらせるべきは、オーガニックコットンでできた彼の肌着の煮沸消毒と、裏ごししたカボチャペーストを、一食分ずつ小分けにして冷凍する作業であり、それらが完了した暁には、寝室のベビーベッドのシーツに、もしかしたら付着しているかもしれない、私たち世界の外部から侵入した未知のウイルスを、九十九・九パーセント除菌するというスプレー浄化せねばならず、ああ、そういえば、昨夜翔太が帰宅時に持ち込んだコートに付着していたであろう、あの忌まわしい杉花粉の飛散経路を予測し、その残滓を、吸引力の変わらないただ一つの掃除機で完全に除去するというミッションも残っていた。これらすべては、愛という、あまり曖昧情緒的な言葉で語られるべきものではなく、むしろ生命維持という厳格なプロジェクト遂行するための、冷徹なまでのロジスティクスであり、私はそのプロジェクトの、唯一無二のマネージャーであり、同時に、最も忠実な実行部隊でもあった。誰がこの任務を私に課したのか、神か、あるいは生物としての本能か、はたまた「母親」という名の、社会発明した巧妙な呪縛か、そんな哲学的な問いを発する暇さえ、このシステムは私に与えてはくれなかった。

である翔太は、疑いようもなく、善良な市民であり、そして巷間(こうかん)で言うところの「理想の夫」という、ほとんど神話上の生き物に分類されるべき存在であった。彼は激務の合間を縫って定時に帰宅すると、疲れた顔も見せずに「ただいま、瑠璃。光は良い子にしてたかい?」と、その蜂蜜を溶かしたような優しい声で言い、ネクタイを緩めるその手で、しかし真っ先に光の小さな体を抱き上げ、その薔薇色の頬に、まるで聖遺物にでも触れるかのように、そっと己の頬を寄せるのだ。週末になれば、彼はキッチンで腕を振るい、トマトニンニク匂いを部屋中に漂わせながら、私や、まだ食べることもできぬ光のために、絶品のペペロンチーノカルボナーラを作り、その姿は、まるで育児雑誌グラビアから抜け出してきたかのように、完璧で、模範的で、そして、どこか非現実的ですらあった。誰もが羨むだろう、この絵に描いたような幸福風景を。友人たちは、私のSNS投稿される、翔太が光をあやす姿や、手作り離乳食が並んだテーブル写真に、「理想家族!」「素敵な旦那様!」という、判で押したような賞賛コメントを、まるで祈り言葉のように書き連ねていく。そう、すべては完璧なのだ完璧なはずなのだ。このガラスの球体の内部では、愛と平和と秩序が、まるで美しい三重奏を奏でているはずなのだ

――だというのに。

夜、ようやく光が天使のような寝息を立て始め、この世界のすべてが静寂という名の薄い膜に覆われた頃、ソファで隣に座った翔太が、労わるように、本当に、ただ純粋愛情と労いだけを込めて、私の肩にそっと手を置く、ただそれだけの、あまりにも些細で、そして無垢行為が、私の皮膚の表面から、まるで冷たい電流のようにして内側へと侵入し、脊髄を駆け上り、全身の毛穴という毛穴を、一斉に収縮させるのである。ぞわり、と。それは、神聖な祭壇に、土足で踏み込まれときのような、冒涜的な不快感であった。あるいは、無菌室で培養されている貴重な細胞のシャーレに、誰かが無頓着なため息を吹きかけたときのような、取り返しのつかない汚染への恐怖であった。彼の指が触れた肩の布地が、まるで硫酸でもかけられたかのように、じりじりと灼けるような錯覚さえ覚える。私は息を止め、この身体が、この「水無月瑠璃」という名の、光のための生命維持装置が、彼の接触を、システムに対する重大なエラー、あるいは外部からハッキング行為として認識し、全身全霊で拒絶反応を示しているのを、ただ呆然と、そして客観的に観察していた。

「疲れてるだろ。いつも、ありがとう

翔太の声は、変わらず優しい。その瞳の奥には、かつて私が愛してやまなかった、穏やかで、そして少しだけ湿り気を帯びた、雄としての光が揺らめいているのが見える。それは、私を妻として、女として求める光であり、かつては、その光に見つめられるだけで、私の身体の中心が、熟れた果実のようにじゅくりと熱を持ったものだった。だというのに、今の私には、その光が、聖域である保育器を、ぬらりとした舌なめずりをしながら覗き込む、下卑た欲望眼差ししか見えないのだ。許せない、という感情が、胃の腑のあたりからせり上がってくる。この、二十四時間三百六十五日、寸分の狂いもなく稼働し続けている精密機械に対して、子を産み、育て、守るという、この宇宙的な使命を帯びた聖母に対して、己の肉欲を、その獣のような本能を、無邪気に、そして無自覚にぶつけてくるこの男の、そのあまりの鈍感さが、許せないのである

ケダモノ

その言葉が、私の内で、教会の鐘のように、低く、重く、そして厳かに反響する。そうだ、この男はケダモノなのだ。私がこの清浄な球体の秩序を維持するために、どれほどの精神を、どれほどの時間を、どれほどの自己犠牲にしているのか、そのことを何一つ理解しようともせず、ただ己の種をばら撒きたいという原始の欲動に突き動かされているだけの、ただのケダモノなのだ

そんなはずはない、と、脳のどこか、まだかろうじて「かつての私」の残滓が残っている領域が、か細い声で反論を試みる。これは翔太だ、私が愛した男だ。雨の匂いが充満する安ホテルの、軋むベッドの上で、互いの名前を喘ぎ声で呼び合いながら、世界の終わりが来るかのように貪り合った、あの夜の彼なのだパリへの出張中、セーヌ川ほとりで、どちらからともなく互いの唇を求め、道行く人々の冷ややかな視線さえもが、私たちのためのスポットライトのように感じられた、あの瞬間の彼なのだ結婚記念日に、彼が予約してくれたレストランの、そのテーブルの下で、こっそりと私のスカートの中に忍び込んできた、あの悪戯っぽい指の持ち主なのだ。あの頃、私たちは互いの肉体という言語を、まるで母国語のように自在に操り、その対話の中に、世界のどんな哲学者も語り得ないほどの、深遠な真理と歓びを見出していたはずではなかったか。あの燃えるような記憶は、情熱の残骸は、一体どこへ消えてしまったというのだろう。それはまるで、昨夜見た夢の断片のように、あまりにも色鮮やかで、それでいて、掴もうとすると指の間から霧のように消えてしまう、遠い、遠い銀河の光なのである

瑠璃…?」

私の沈黙を訝しんだ翔太が、私の顔を覗き込む。私は、まるで能面のような無表情を顔面に貼り付けたまま、ゆっくりと彼の手を、自分の肩から、まるで汚物でも払いのけるかのように、そっと、しかし断固として取り除いた。そして、立ち上がる。

「ごめんなさい。少し、疲れたみたい。光の様子を見てくるわ」

それは、完璧な嘘であり、そして、完璧真実でもあった。私は疲れていた。だがそれは、育児という名の肉体労働に疲れているのではなかった。私という個人が、水無月瑠璃という一個の人格が、「母親」という名の巨大なシステムに呑み込まれ、その歯車の一つとして摩耗していく、その存在論的な疲弊に、もう耐えられなくなりつつあったのだ。これは、巷で囁かれる「産後クライシス」だとか、「ホルモンバランスの乱れ」だとか、そういった便利な言葉で容易に片付けられてしまうような、表層的な現象ではない。違う、断じて違う。これは、一個の人間が、その魂の主導権を、自らが産み落とした別の生命体に完全に明け渡し、「装置」へと、あるいは「白き機械」へと、静かに、そして不可逆的に変質していく過程で生じる、存在のものの軋みなのである

聖母、とはよく言ったものだ。人々は、母という存在を、無償の愛と自己犠牲象徴として、何の疑いもなく神格化する。だが、その実態はどうか。自己を失い、思考も、肉体も、感情さえもが、すべて「子」という絶対的な存在奉仕するためだけに再構築された、ただのシステムではないか。私は聖母などではない。私は、高性能な乳製造機であり、汚物処理機であり、そして最適な環境提供する空調設備が一体となった、ただの生命維持装置に過ぎないのだ。この気づきは、甘美な自己陶酔を許さない、あまりにも冷徹で、そして絶望的な真実であった。そして、この真実を共有できる人間は、この世界のどこにもいやしない。翔太のあの無垢な優しさでさえ、結局は、この優秀な装置が、明日も滞りなく稼働し続けるための、定期的なメンテナンス作業しか見えないのだから、その孤独は、宇宙空間にたった一人で放り出された飛行士のそれに似て、どこまでも深く、そして底なしであった。友人たちがSNS投稿する「#育児は大変だけど幸せ」という呪文めいたハッシュタグは、もはや、この巨大なシステムの異常性に気づいてしまった者たちを、再び安らかな眠りへと誘うための、集団的自己欺瞞儀式しか思えなかった。

寝室に入ると、ベビーベッドの中の光は、小さな胸を穏やかに上下させながら、深い眠りの海を漂っていた。その無防備な寝顔は、確かに、この世のどんな芸術品よりも美しく、尊い。この小さな生命を守るためならば、私は喜んで我が身を投げ出すだろう。だが、それは、この身が「私」のものであった頃の話だ。今の私にとって、この感情は、プログラムに組み込まれ命令遂行しているに過ぎないのではないか。愛でさえもが、システムを円滑に稼働させるための、潤滑油のような機能に成り下がってしまったのではないか。そんな疑念が、毒のように心を蝕んでいく。

私は、息子の傍らを離れ、再びリビングへと戻った。翔太は、ソファの上で、テレビの光をぼんやりと浴びながら、所在なげにスマートフォンをいじっている。その背中は、拒絶された雄の、どうしようもない寂しさを物語っていた。かつての私なら、きっと背後からそっと抱きしめ、「ごめんね」と囁いて、彼の寂しさを溶かしてやることができただろう。しかし、今の私には、もはやそのための機能が、インストールされていないのである

私は、彼に気づかれぬよう、書斎として使っている小さな部屋に滑り込んだ。そして、ノートパソコンの冷たい天板に触れる。ひやりとした感触が、指先から伝わり、かろうじて、私がまだ血の通った人間であることを思い出させてくれるようだった。スクリーンを開くと、真っ白な光が、闇に慣れた私の網膜を焼いた。カーソルが、無人荒野で、点滅を繰り返している。何を、書くというのか。誰に、伝えるというのか。この、言葉にもならぬ、システムの内部で発生したエラー報告を。この、機械の内部から聞こえてくる、魂の悲鳴を。

それでも、私は指を動かした。これは、誰かに読ませるためのものではない。これは、祈りでもなければ、懺悔でもない。これは、私という名の機械が、自らの異常を検知し、その原因を究明し、あるいは再生可能性を探るために、己の内部へとメスを入れる、冷徹自己解剖の記録なのだ

真っ白な画面に、私は、震える指で、最初言葉を打ち込んだ。

『これは、私という名の機械が、自己を観察し、分解し、あるいは再生を試みるための、極秘の設計図である

その一文を打ち終えた瞬間、私の内側で、何かが、硬い音を立てて、砕けたような気がした。それが希望の萌芽であったのか、それとも、完全なる崩壊への序曲であったのか、その時の私には、まだ知る由もなかったのである。ただ、窓の外で、東京夜景が、まるで巨大な電子回路のように、無機質で、そして美しい光を、果てしなく明滅させているのが見えた。私もまた、あの無数の光の一つに過ぎないのだと、そう、思った。

自己機械定義たからには、次なる工程は当然、その性能向上のための最適化、あるいは、旧弊OSから脱却するための、大胆にして静かなるアップデート作業へと移行せねばならぬのが、論理的な、そして必然的帰結であった。そう、これは革命なのだと、私は深夜の書斎で、青白いスクリーンの光に顔を照らされながら、ほとんど恍惚とさえいえる表情で、そう結論付けたのであった。かつてロベスピエールが、腐敗した王政ギロチン台へと送り、新しい共和制の礎を築かんとしたように、私もまた、この「母親という名の献身」や「夫婦の情愛」といった、あまりにも情緒的で、非効率で、そして実態としては女の無償労働を美化するだけの前時代的な概念を、一度完全に解体し、再構築する必要があったのだ。そのための武器は、かつて私が外資系コンサルティングファームで、幾千もの企業相手に振り回してきた、あの冷徹ロジックと、容赦なき客観性という名のメスに他ならない。愛という名の曖昧模糊とした霧を晴らし、我が家という名の王国を、データタスクリストに基づいた、明晰なる統治下に置くこと、それこそが、この「水無月瑠璃」という名の機械が、オーバーヒートによる機能停止を免れ、なおかつ、その内部に巣食う虚無という名のバグ駆除するための、唯一の処方箋であると、私は確信していたのである

かくして、週末の朝、光が心地よい午睡に落ちた、その奇跡のような静寂の瞬間に、私は翔太をダイニングテーブルへと厳かに召喚した。彼の前には、焼きたてのクロワッサンと、アラビカ種の豆を丁寧にハンドドリップで淹れたコーヒー、そして、私が昨夜、寝る間も惜しんで作成した、全十二ページに及ぶパワーポイント資料印刷したものが、三点セットで恭しく置かれている。資料の表紙には、ゴシック体の太字で、こう記されていた。『家庭内オペレーション最適化計画書 Ver. 1.0 〜共同経営責任者(Co-CEO体制への移行による、サステナブル家族経営の実現に向けて〜』。翔太は、そのあまりにも場違いタイトルを、まるで理解不能な古代文字でも解読するかのように、眉間に深い皺を刻んで見つめた後、恐る恐る、といった風情で私に視線を向けた。その瞳は、嵐の前の静けさにおびえる子犬のように、不安げに揺れている。まあ、無理もないことだろう。彼にしてみれば、愛する妻が、突如として冷酷な経営コンサルタントに豹変し、家庭という名の聖域に、KPIだのPDCAサイクルだのといった、無粋極まりないビジネス用語を持ち込もうとしているのだから

瑠璃、これは…一体…?」

説明するわ、翔太。よく聞いて。これは、私たち家族が、これから幸せに、そして機能的に存続していくための、新しい聖書バイブル)よ」

私は、そこから淀みなく、プレゼンテーションを開始した。現状分析As-Is)、あるべき姿(To-Be)、そのギャップを埋めるための具体的なアクションプラン家事という、これまで「名もなき家事」という名の混沌の海に漂っていた無数のタスクは、すべて洗い出され、「育児関連」「清掃関連」「食料調達調理関連」「その他(消耗品管理資産管理等)」といったカテゴリーに分類され、それぞれに担当者と所要時間、そして実行頻度が、美しいガントチャート形式可視化されている。例えば、「朝食後の食器洗浄」は、担当:翔太、所要時間:十五分、頻度:毎日、といった具合に。さらに、月に一度、近所のカフェで「夫婦経営会議」を開催し、月次の進捗確認と、翌月の計画策定を行うこと、日々の細かな情報共有は、専用のチャットアプリで行うこと、そして何よりも重要なのは、これまで私一人が暗黙のうちに担ってきた「家庭運営の全体を俯瞰し、次の一手を考える」という、いわば管理職としての役割を、これからは二人で分担する、すなわち、彼にもまた、単なる作業員(ワーカー)ではなく、主体的思考する共同経営責任者(Co-CEO)としての自覚と行動を求める、ということ。私の説明は、かつてクライアント企業役員たちを唸らせた時のように、理路整然としており、反論余地など微塵もなかった。翔太は、ただ呆然と、私の言葉の奔流に身を任せるしかなく、すべての説明が終わった時、彼はまるで催眠術にでもかかったかのように、こくり、と小さく頷いたのであった。

「…わかった。瑠璃が、そこまで追い詰められていたなんて、気づかなくて、ごめん。僕も、頑張るよ。君を、一人にはしない」

その言葉は、疑いようもなく誠実で、彼の優しさが滲み出ていた。私は、その瞬間、胸の奥に、ちくり、と小さな痛みを感じたのを覚えている。違う、そうじゃないの、翔太。私が求めているのは、あなたのその「頑張るよ」という、まるで部下が上司に忠誠を誓うような言葉ではない。私が欲しいのは、私がこの計画書を作る必要すらないほどに、あなたが私の脳と、私の視界と、私の不安を共有してくれるPermalink |記事への反応(0) | 05:15

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2025-09-05

『なっくり』考察感想 第2話

これは何ですか?

 

 カクヨムにて7月8日から公開・連載されている『成り上がり炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~』についての感想考察を書いています

 通称『なっくり』。

 こちらは第2話 天神姉妹 についてです。

 第1話こちら↓

『なっくり』考察感想 第1話

https://anond.hatelabo.jp/20250904223228

第2話 天神姉妹 について

第2話天神姉妹

https://kakuyomu.jp/works/16818792436194059031/episodes/16818792436315513393

 前回の『転落』では主人公の圭祐が専門学校中退きっかけにレールを外れ、転落していく様が描かれていました。

 これ自体は展開の無理や矛盾は少なく、完璧と言えないまでも、カクヨムの平均からすればまずまずの完成度と言えます。言いたいことはわかるし、これからの展開に期待を持てます

 とはいえ、第1話は作者が何度も修正をかけている部分でもあります。それでも所々に破綻が見えかけているのは、不安が募るところでもあります

 

 というわけで第2話。天神姉妹です。

【取調室】

 今回から各話の中に小見出しがつくようになっています

 カクヨムの連載作品においては、各話の文字数はおおよそ2000字~4000字程度に収める事が多いのですが、第2話に関しては既に6000字を超えています

 正直こういう小見出しをつけるなら話数を分けてしまった方が読みやすいと思うのですが、そこはともかく……

蛍光灯の白い光が、古びた金属製の机と椅子、そして彼の顔を無機質に照らし出していた。徹夜尋問で、彼の思考はすでに霧散寸前だった。乾いた唇はひび割れ、数日髭も剃っていない顔は、まるで廃人のようだった。

 いきなり疲弊している圭祐。

 警察署で長時間わたり取り調べを受けているようです。

 しかし前回のどこを読んでも、圭祐がこんな扱いをされる理由はわかりません。

 というか、前回は圭祐の一人称で書かれていましたが、今回は『圭祐は』とか『彼の』とかで三人称で書かれていますね。

やっていない。だが、証拠はすべて彼が犯人だと示していた。どうして。誰が。思考霧散し、泥のように重い絶望けが、彼の腹の底に澱のように溜まっていく。

 圭祐の自認では『やってない』ことは確実のようです。

 ……修正前のバージョンの話では、圭祐の自宅のPCアンチによるハッキングを受けていました。そしてPC踏み台にされ、市役所爆破予告したことで圭祐が疑われることになってます

 が、これらはもう削除された部分なので、作者にとっては不要な話だったのでしょう。

 じゃあなんで捕まってるのか? どんな証拠があるのか? 読者はずっと置いてけぼりです。

 ともかく圭祐は『やってない』認識なので、ここはじっと耐えるしかありません。そうするべきなのですが……

「…あなたネクタイ、少し曲がってますよ。昨日、家に帰れていないんじゃないですか? 大変ですね、刑事さんも」

 追い詰められた圭祐は、刑事おちょくるような発言をしてしまます

 どうも圭祐は、極度のストレス状態になると自暴自棄になって、言わなくていい事ややらなくていいことをやってしま特性があるようです。

 圭祐のこの特性は、この後の物語でも度々現れます描写的にはここは圭祐の知性や洞察力をアピールしているようですが、それ以上に『空気読めない』感が出てしまっています

 物語的には、状況を動かしやすいので便利な『特性』とも言えるのですが……

 重い鉄の扉が、控えめに、しかし二度、規則的にノックされた。許可を待たず、扉は静かに開かれる。

 そこに立っていたのは、黒縁メガネをかけたスーツ姿の若い男と、その背後に現れた、息を呑むほど美しい少女だった。

 圭祐の態度に激昂しかける刑事

 そこへ突然、二人の人物乱入してきます。一応ノックしましたが、勝手に入ってきてしまっています

年の頃は二十一歳くらいだろうか。シンプルデザインでありながら、上質な仕立てのお嬢様ワンピースプラチナブロンドの髪が、蛍光灯の光を吸い込んで、銀糸のように輝いている。その佇まいだけで、澱んだ取調室の空気が、まるで聖域のように浄化される錯覚を覚えた。その凛とした存在感は、この閉塞した空間に、一筋の清冽な風を吹き込んだようだった。

 先に入ってきたスーツ姿の男より、その後ろの少女に注目し始める圭祐。

 見た目だけでなんで21歳だと一桁目までわかるんだよという突っ込みは野暮でしょう。20歳以上を少女と呼んでいいかも、ちょっと意見が別れる所かも知れませんがここも置いておきます

 

 刑事が色めき立つ。だが、その声は、彼女たちの存在感に弾かれるように、空虚に響いた。別の刑事少女の顔を見て、椅子から転げ落ちんばかりに目を見開く。

「て、天神財閥の……玲奈!? なぜこのような場所に……」

 天神財閥を聞いて『GHQによる財閥解体がなされなかった架空歴史か?』と解釈する人が出てきた問題の部分です。

 とはいえこの『財閥』はほぼ『大企業』と読み替えても差支えないとは思います天神玲奈の顔を見ただけで、ただの刑事すら怯んでしまっていますが。本当に財閥だったとしてもそんなことできないと思うので……

 美少女天神玲奈というそうです。天神が『てんじん』なのか『あまがみ』なのかはルビが無いのであいまいです。

天神玲奈と呼ばれた少女は、刑事たちの動揺など存在しないかのように、ただ冷たい視線で室内を見渡すと、まっすぐに圭佑を見据えた。その琥珀色の瞳は、感情を一切映さず、まるでガラス玉のようだった。

 「この男、私が引き取ります

 琥珀色の瞳。プラチナブロンドの髪と合わせると、日本人離れした容姿のようです。こういうのはファンタジーでありますから、非現実的なモノも悪くは無いでしょう。

 玲奈はいきなり現れて、いきなり圭祐を連れて行こうとします。

隣の弁護士が黒縁メガネをくいと上げ、冷静に告げる。

「不当な取り調べは即刻中止してください。証拠不十分なままの拘束は人権侵害にあたります。これ以上の異議は、我々天神法律事務所正式申し立てます

 黒縁メガネの男は弁護士だったようです。

 そして名前からして天神財閥法律事務所にも関わっている様子。暗黒メガコーポ。

 刑事の口ぶりと圭祐の認識では『証拠は圭祐が犯人であることを示している』とのことでしたが、実際には証拠は不十分であり、圭祐の自白を無理矢理待っていた話であるようです。

 そうなってるってんだからそうなんでしょう。知らんけど。

【偽りの日常

 ここから二つ目パートになります

 圭祐は天神玲奈によって救い出されましたが、そのまま家に帰れるわけでもないようで。

 目の前には、一台の黒塗りのセダン。その傍らに、石像のように佇む初老の男。完璧に仕立てられた燕尾服を身につけたその姿は、まるで絵画のようだった。

 圭佑たちの姿を認めると、男は滑らかな動作完璧お辞儀をし、後部座席のドアを音もなく開けた。

 「執事柏木と申します。圭佑様、どうぞ」

 弁護士の桐島とは別れ、玲奈と共に車に乗り込む圭祐。

 状況の変化に頭が追いついておらず、今だ混乱状態です。

 

彼女は慣れた手つきでロックを解除すると、圭佑に何も言わずに、その画面をこちらに向けた。画面に表示されていたのは、美しい彼女アイコンと、その横に並ぶ、信じられない数字だった。

 『天神玲奈 フォロワー 1.2M』

 そして唐突玲奈自身SNSを圭祐に見せます

 まあ。大企業セレブというのなら、単にSNSアカウントがあるだけでもフォロワーは相当になるでしょう。そういう人なら普段の買い物や着てる服を投稿するだけで数千はバズるでしょうし。

 圭祐では太刀打ちできない人気の差に、彼はすっかり委縮してしまます

 「どうぞ。その汚れた服で、容疑者のまま、あの地獄へお帰りなさい」

 車を降りようとする圭祐に玲奈はそう告げます

 弁護士が来てくれたんだから面倒を見てくれるんじゃ……とも思いかますが、ここはまあパフォーマンスだと考えましょう。

 実際圭祐の服は相当にボロボロでみじめな有様です。玲奈によれば、圭祐の実家殺害予告をするアンチもいるようです。当然元の製氷工場でも噂は届いていて、居場所はありません。

 ……圭祐は何をしたのでしょうか? そんな大事になるほどの動画をどうして投稿してしまったのでしょうか? 結果だけが描写されていて、理由とか経緯は一切明かされていません。

 会計前のパック寿司をその場で食べるくらいの迷惑行為をしていたのでしょうか? さっぱりわかりません。わかりませんが炎上しているし、炎上しても本物の人気者には遠く及ばないことは確かなようです。

「私はあなたガチ恋リスナーよ。あなたには才能がある。私にあなたの夢を見させて」

 問題のシーンです。

 お嬢様で、明らかに人気者のセレブが。零細のゲーム実況動画投稿者でしかない圭祐に興味を抱き、あまつさ『ガチ恋』という俗っぽい言葉を使っています

 本来ガチ恋とは『芸能人二次元キャラクターに対し本当に恋をしてしまっている状態、またはそのような人を指すスラング』とされており、あまりにも熱心過ぎて他のファン関係者迷惑がかかりそうな人というネガティブ意味も含まれます

 ですか『なっくり』世界観においては、このガチ恋は『真実の愛』と同義です。移行ガチ恋という単語が出ても、戸惑わず真実の愛』と読み替えていきましょう。

 車が向かったのは、高級レストランではなく、どこにでもあるファミリーレストランだった。店内は、昼時を過ぎた時間帯で、家族連れの楽しそうな声が響いていた。その、あまりにも日常的な喧騒が、圭佑には酷く場違いに感じられた。

ステーキです。一番大きいの」

 メニューを渡された圭佑は、何かに憑かれたように注文した。一番大きいものを。

 圭祐に無用な緊張をさせないためか、玲奈は圭祐をファミレスに連れてきます

 そして圭祐が注文したのが『一番大きいステーキ』。

 注文するにしてももう少し言い方あるだろとか、イマドキならタブレットで注文だろとか少々のツッコミがありますが、落ち着きましょう。取り調べを受けていたし、お腹が空いていたのでしょう。

「……あの弁護士、腕いいのか?」

「桐島のこと? 彼は天神が抱える中でも最高の駒よ。負けを知らない」

 数時間前まで爆破予告犯として詰問されていた男が、財閥令嬢とファミレスにいる。あまりの非現実眩暈がした。

 ここでようやく。ようやく。圭祐が『爆破予告犯』として取り調べを受けていたことが明かされます。おっそーい!

 でも圭祐は『やってない』認識なので、自分から爆破予告動画投稿したとかそういう話ではないでしょう。じゃあなんなんだよお前マジで。というかシンプルにこれは修正前の部分の残骸にも見えます

その時、店の入り口から金髪ツインテール制服少女が、弾けるような笑顔で駆け寄ってきた。天神莉愛。その明るさは、部屋の澱んだ空気を一瞬で吹き飛ばす。

 そして現れるさらなる美少女。今度は制服姿であり、学生であるようです。

 姉はプラチナブロンド銀髪)ですが妹の方は金髪な様子。

 この莉愛に関しては作者のお気に入りらしく、XでもAI生成のイラスト掲載しています

https://x.com/KyakerobyaSyamu/status/1951467840772653519

 

 彼女も席に着くなり、姉と同じパフェを注文する。そして、圭佑の隣に座ると、キラキラした目でスマホの画面を見せてきた。

「Kくんのガチ恋リスナー天神莉愛だよ!」

 彼女もまた、百万フォロワーを超えるアカウントを圭佑に見せつけた。「Kくん大変だったね! でもも大丈夫私たちがKくんの女神だもん!」

 妹もまたパフェを注文し、そして自身の百万アカウントを圭祐に見せてきます

 ところでそのアカウントってYouTubeでしょうか? どっちかというとInstagramとかTikTokとかやってそうなものですが。

 曲がりなりにも年上の圭祐に対し『Kくん』呼びで懐いてきます

 そして気になるのが『女神』という単語

車が向かったのは、都心にあるシネマコンプレックスだった。エントランスに足を踏み入れるなり、女性スタッフが駆け寄り、深々と頭を下げた。

 ファミレスを出て、天神姉妹と圭祐が次に向かったのは映画館でした。

 そういう予定だったのか、スクリーンは貸し切りにしてあって、上映作品天神姉妹がしていしたアクション映画

 圭祐は状況が飲み込めないまま、二人に挟まれ映画館デートします。

 巨大なスクリーンに派手な爆発シーンが映し出される。その轟音に、莉愛が大げさに肩をすくめ、圭佑の腕にぎゅっと抱きついてきた。

「きゃーっ! こ、怖くなんてないんだからねっ!」

そのあからさまなアピールに、反対隣に座っていた玲奈の眉がピクリと動く。その表情は、僅かながら嫉妬の色を帯びていた。

 彼女は何でもない素振りを装いながら、そっと圭佑の手に自分の指を絡ませてきた。その指は、映画の迫力に偽装された、圭佑への牽制、あるいは甘えのようにも感じられた。

 この辺りは天神姉妹の甘え上手な妹と、嫉妬深くもちょっぴり不器用な姉の対比ができていて良い感じの描写と思いました。

 タイプの違う美少女に同時に好かれて両手に花。まさしくラノベ的なロマンです。

 ただそれでも圭祐はどこか上の空で、後に誘われたゲームセンターでも調子が出ません。

 ゲーム実況動画投稿者ではありますが、やり込み系の動画ではないようです。リアクションも薄いようですが。まあ零細動画投稿者なんでそういうものかもしれません。

 

 車は、夜景の美しい高台にあるモダン邸宅に着いた。ガラス張りの壁が特徴的な、まるで建築雑誌から抜け出してきたような、非現実的な家だった。

「ここが、あなた物語舞台よ」

 ついに圭祐は天神姉妹の自宅にまで招待されます

 そしてようやく明かされる姉妹が圭祐の前に現れた理由

「正直に言うと、妹に布教されるまで、あなたことなど全く興味がなかったわ。でも…見なければ分からないこともあるものね」

 その言葉は、圭佑の心を深く抉った。彼の存在価値は、彼女にとって、たかが「コンテンツ」に過ぎなかったのか。

あなたの才能は音楽だけではないわ。あなたの『自宅紹介』の切り抜き動画、見たわよ」

 音楽の話なんて出てたか? と首をかしげる人は正しい人です。

 修正前のバージョンでは圭祐はオリジナル楽曲を作ってゲーム実況動画のオープニングに使っていたという話があります。でも現在修正バージョンにはそんな文言はありません。

 とはいえ工場で圭祐の『耳』が良いことは描写されてますし、それ故に彼に作曲の才能があることは示唆されています玲奈が言ってるのはそう言うことだと思われますが……

動画の中で、妹さんにお給料ゲーム機を買ってあげたと話していたでしょう? ふふっ、優しいのね」

 彼女は圭佑の全てを知っていた。彼の才能も、惨めな過去も、そして誰にも気づかれていないと思っていた不器用な優しさも。その事実に、圭佑の背筋に冷たいものが走った。まるで、魂の奥底まで見透かされているかのようだった。

あなたの作る音楽、書く言葉、そしてその不器用な優しさ。そのすべてを最初享受するのは私たちあなた時間も、音楽も、未来も、全て私たちのもの

 しゃらくさい言い方してますね。

 要するに玲奈は圭祐の才能のみならず、人間性も含めて、それら全部を所有し支配したいと考えたようです。圭祐自体は平凡な、どこにでもいるような『ただの男』であるように見えますが、本人にもわからない魅力や才能が、天神姉妹琴線に触れたのでしょう。

 いいんじゃないでしょうか。ヒトの趣味はそれぞれなので。

 助けられたのではない。捕らえられたのだ。その言葉は、圭佑の心を完全に支配する、絶対的な宣告だった。

 これが成り上がり炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~ 第2話 天神姉妹 でした。

 無実の罪によって社会的な死を迎えた圭祐は、今度は天神姉妹によるミザリー的な軟禁生活を強いられることになりました。

 鳥籠の中で彼は『成り上がり』できるのか? というところで次回へ続きます

『なっくり』考察感想 第3話https://anond.hatelabo.jp/20250905141623

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2025-09-03

中年男性ファッションの一例

anond:20250901212532

40代前半の田舎住み。子どもと遊ぶとき以外は仕事普段着もジャケパンスタイル

靴:スコッチグレインバーウィックで購入した4足を使いまわしている。1足30000円くらいだった。紐靴は 25cm だけどローファーは 24cm を履いている。数年に1回、町の修理屋さんで靴底を修理してもらう。新しい革靴は長年買っていない。1、2ヶ月に1回靴磨きをする。

シャツ:鎌倉シャツクラシックフィットが好き。オーダーシャツも利用する。 1着 7000円から15000円 くらい。

靴下:無印のロング 390円。

ネクタイ: 無地ばかり。秋冬はウールタイ。ネイビー、茶、グレー、オリーブなど。1本 7000円から15000円くらい。

ズボン:ユニクロ等のチノパンが多い。4000円から20000円くらい。本当はオーダーで仕立てたような上等なズボンも履いてみたいけど、自転車にのることもあるし、汗や尿がつく(汚い話で申し訳ない)ので、家でがしがし洗濯できることを優先している。仕立て屋さんでズボンも作っている人は、普段どのように手入れしているのか聞いてみたい。

ジャケット: 町のテーラーさんに仕立ててもらっている。春は混紡(ウール +リネンなど)、秋冬はツイードジャケットが多い。夏は着ない。値段はいろいろ。お店に生地がある場合はドーメルの二者混で8万円だった。お店に生地がなくて取り寄せの場合ラバットツイードで13万だった。いつもナットボタン、三つボタン段返り、袖ボタンは4つ、サイドベンツ、本切羽。クリーニングには基本的には出さず、日頃の手入れはブラッシングとスチームのみ。

時計:シチズンと KUOE。

もちろんこれらは一度に買ったものではなく、少しずつ買い足してきたものお金持ちではない私は、なるべく身の丈にあったものを着なくては、と思うのだけどジャケットが好きで贅沢しているので背徳感もある。そんなときは、NISAで少しだけ増えた資産もあるし...、と思うようにしている。

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2025-08-29

anond:20250828151921

ネクタイの結び目を見ろって言われただろ

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2025-08-28

三菱商事社長さんとか高給取りでキラキライメージだけど、

洋上風力で出てきた人のスーツ、仕立ては良さげだけどなんだか野暮ったいな。型が古くて生地が秋冬っぽいからかな。ネクタイも高級品ぽいけどなんだか野暮ったい。

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2025-08-08

anond:20250808104339

迷惑系ユーチューバでもそれくらいはいから

ネクタイが超長いとかみかん食い続けて将棋に勝つとかガチ奇人系がいい

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2025-08-03

夏に転職活動するもんじゃないな、ジャケットネクタイとかアホすぎる

法律禁止してくれんか

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anond:20250803193006

サラリーマンいかに報われない存在かわかっていないとそういう発言をする。

彼らはネクタイという首輪を嵌めた社畜です

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2025-07-20

みんな脱ハンコのときは苦しむ印鑑業界ことなんか知ったことかと言

みんな脱ハンコのとき印鑑業界ことなんか知ったことかみたいなこと言ってたし、クールビズビジネスカジュアルの時もネクタイ業界に同情する意見はすくなかったけれど、AI自分仕事が奪われるとなったら大騒ぎするんだな。

自分は当時も「産業構造社会構造の変革は個人対応できるものではないのだから、脱落する人美とは社会が救済すべき」と言ってたけど、小数意見だった。

AI仕事を奪われる人達も同じで、社会で救済すべきだと思うけど、それなら同じ見方を他の業界にもできないかい?

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2025-07-10

anond:20250710084826

そうだぞ

レジ係は絶対に立ってないと駄目だし、営業スーツネクタイ必須

出来ないやつは社会的に殺す

Permalink |記事への反応(0) | 08:50

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2025-07-07

anond:20250707145709

熱すぎてリモート面談で上はカッターシャツスーツネクタイ装備

下半身パンイチとかやったことある

Permalink |記事への反応(0) | 14:58

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2025-07-05

ジーパンダメ

そんなフォーマルな集まりでもないかスーツネクタイじゃなくてもいいけどジーパンはねえ〜

理由がいまだにわからない

からないというかわかったようなわからないようなといった感じですか

シャチハタダメってのとあまり変わらないようなお気持ちが凝固して屁理屈コーティングされたような明確なものはないような気はする

問題は、ジーパンスーツ以外の手頃なものがわからないんだよね

Permalink |記事への反応(3) | 09:08

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2025-07-02

政党イメージカラー広告戦略デザイン雑感

最近参政党」の躍進がめざましい。

個人的には支持するところではない政党ではあるが、いくつか目を見張る部分もある。そのひとつが「色」だ。

政党、あるようでないと思ったら実はあったりするのがイメージカラーだ。

選挙特番自民党が赤、立憲民主党が青で表現されるように、それぞれの政党には色のイメージ根付いている。

参政党のイメージカラーといえばオレンジグラデーションを用いたエネルギッシュなものであり、政党というよりかはどこか今風の会社やサービスロゴに見えもする。鳥のシルエットで作られたコミュニケーションマークも相まって非常にキャッチーだ。

また、橙(だいだい)と代々を掛けてもいるらしい。ぐおお、広告代理店が提出するプレゼンシートに書いてありそう。根拠説明可能性を徹底している。

ロゴ字形も、ミニマルゴシックベースに一部をやわらかな曲線にすることで親しみやすものになっている。

全ての文字が線で繋がっているので、「繋ぐ」でまたなにかコンセプトを説明できそうな雰囲気がある。手を取り合って参加する様子を云々、など。

また、党の文字日の丸をあしらうことで、愛国的なイメージも持たせている。

これまであまり政治に興味を持ってこなかったひとたちにそっと寄り添って、素朴な愛国心をくすぐり政治参加を呼びかける。

そんなデザインだと言えるだろう。

参政党の広告戦略方向性は、いわゆる「緑の保守主義」の環境問題意識部分を、日本土地信仰自然信仰に置き換えた、「日本緑の保守主義2.0」だとざっくり考えている。

「この国の土とともに生きる」的なナショナリズム自然信仰に「みんなでつくる」的な素朴な参加意識を注入。刺さるひとは多そうだ。

さて、そんな参政党の広告デザインを振り返ってみると、とにかくオレンジを前面に押し出している。

参政党 チラシ」で検索すれば、その徹底ぶりがよくわかる。公式ユニフォームオレンジだ。

先述のロゴや、イメージカラーを徹底して用いた広告物を含め、参政党の広告戦略は他党と比較してかなり巧みな部類に入ると感じる。

もちろん、参政党以外にもイメージカラー戦略的に活用している政党はある。

たとえば国民民主党だ。

国民民主党イメージカラー黄色と青であり、広告物はもちろん、マスコットキャラクターの配色、ネクタイの柄、さらにはYouTube動画テロップの色にまで徹底されている。

この色の組み合わせだけで、知らない候補者議員国民民主だなと一目で分かるだろう。

身につけるものイメージカラーを反映している政党としては、「都民ファーストの会」と「再生の道」が挙げられる。

都民ファーストの会イメージカラーは緑だ。地域政党ながら国政政党に引けを取らないほど色に関しては徹底している。

まず百合はいつも緑色の服を着ている。緑色の服ではないとき緑色の布を首に巻いていたりする。

とにかく緑だ。当選とき名前のところに貼る花のやつも緑だ。すごい。

再生の道のイメージカラーは紫だ。

再生の道がまだ存在しなかった都知事選の段階で気づいたことだが、石丸伸二が紫のネクタイポケットチーフを身につけていた。

かなり目立つ色なのでみなさんも気付いたことだろうと思う。

驚いたのが当時のYouTubeライブコメント欄

石丸発言するたび、コメント欄が🟣や💜(紫の絵文字)で埋め尽くされていく。

かなり上手くやっていると思った。応援メッセージで埋め尽くされるより余程インパクトがある。

ピーク時にはメッセージを追えないほどのスピードで流れ去っていくコメント欄

読まなくても、いや、読めなくても一目で分かるのが「色」の強さだ。

一方、自民党立憲民主党はどうか。

どうもイマイチだ。

自民党イメージカラーは赤の印象があったが、調べてみると緑バージョンロゴもあった。なんで多色展開してるんだよ。

広告物も漁ってみたが、みなさん思い思いの色で作っているようだった。その中でも青系が多いように見受けられた。なんでだよ。

自民党ほどの規模になると、細かなイメージ戦略など気にせずとも勝てる、ということなのだろうか。

立民はというと、イメージカラーは青だ。これはそれなりに守られているようだ。

しかしみなさん思い思いの青を使っているようだった。なんでだよ。

紺色っぽい青、水色っぽい青、グレーっぽい青……緑や黄色を使っている広告物も見つけた。

青に黄色を使ったら国民民主になってしまう。


色というのは、イメージ戦略において非常に重要な要素である

「色」をしっかり使いこなしている政党もあれば、おざなりになっている政党もある。

参政党や国民民主追随しろとまでは言わないが、広告戦略などはもう少し気を使っても良いのではないかと思いました。




特に立民。

女子高生スカッジャパンさせる変な動画作ってる場合じゃなくてさ、もうちょっと考えたらどうだ。

リベラルポジションは保ってていいんだけど、いい加減共産党左翼から距離をとって「都市型改革政党」に戻るべきだと思うぞ。

せっかくロゴデザインも斜体のゴシック先進的なイメージで、色も目の覚めるような鮮やかな青でやってるんだからさ。

Permalink |記事への反応(3) | 16:43

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2025-06-26

あきちゃんの事、出会い

いつか書こうと思ってたあきちゃんについて、忘れることはないと思うが、万が一の事があるので書き残しておこうと思う。

あきちゃんとは僕が35歳で嫁と離婚駒込で独り暮らしの頃、プレミア赤坂という本◯ありデリヘルみずほという源氏名で働いていたとき出会った。長身スレンダーで当時おそらく23歳くらいだった。

確か90分35000円と高級な部類で、顔出しはしていなかったがデニムワンピースが可愛くて、写真指名したのを覚えている。

受付に電話みずほちゃん指名と伝えると、もう上がりの時間だという。仕方ないと諦めたのだが、少し後から電話があり、本人がぜひ行きたいと言ってるとのことで、駒込の部屋に来てもらうことにした。

デリヘルは待ってる時間がたまらない、チャイムが鳴る瞬間、心臓が止まりそうになる。

時間程まって、チャイムが鳴った。

ドアを開けると、HPで見たデニムワンピースネクタイを締め、メガネを掛けたショートカット女の子が現れた。

その日から約20年、未だに忘れる事が出来ない、あきちゃんについて、すこしづつ書いていこうと思う。

Permalink |記事への反応(1) | 03:15

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