
はてなキーワード:ネオリベとは
宮城県知事選挙で現職の村井知事について、参政党の能無どもがデマをばら撒いていた、それが選挙情勢に大いに影響を与えたという。
・メガソーラー大歓迎
の3つだ。
メガソーラーについてはたとえば令和4年時点で関西電力の風力発電事業を止めたときにも、山を切り開くメガソーラーへの反対を明言していて、「メガソーラー大歓迎」はデマと言って良いと思う。
https://www.pref.miyagi.jp/site/chiji-kaiken/kk-220801.html
(ちなみに私も景勝地を切り開くメガソーラーの開発には反対の立場だ。)
しかし、そもそも土葬解禁の検討を求めたのは村井知事で、それが各自治体の反発もあり今年の9月20日になって不満タラタラ顔で撤回したという話だ。「険しい顔で」と書く読売の写真が非常にいい味を出している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250918-OYT1T50217/
民意が得られなければ撤回するというのはとても民主的あるいは仁君的なあり方だし、撤回したこと自体を批判するような表現は疑問ではあるけれど、民意を得られなかったから選挙1ヶ月前に撤回したというのを「選挙のために」と評するのは論評の範囲内ではなかろうか。
村井知事は市町村の反発があっても、土葬解禁を争点に選挙を戦い、再選を錦の旗にして市町村に土葬の認可を迫ることもできた。
村井知事は水道の管理を民営化し(ちなみに、その余波でそれを推進した私の知人(元自民党県議)が落選した)、外資に運営を任せ、答弁でも「外資が入って何が悪いのか」と答えた。
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/suido-kanri/20250717kisyakaiken.html
これを「外資にお任せ」と呼ぶのはまさにその通りではなかろうか。
そういうわけで、私は村井知事の打ち出した政策の大部分には賛成なのだが(病院再編は除く)、反対の多い政策を打ち出してきたことも事実ではあるので、デマに踊らされているという意見には全く同意できない。
たしかにメガソーラーはデマなのだが、県民(特に排外主義者)の村井知事への反発はメガソーラーのワンイシューではなく、過去20年の実績に基づいている。
村井知事は基本的にはネオリベ的な開国主義者で、それは人を東京に吸われ続ける宮城県で絶対に必要な方向性だと思うのだけど、それが昨今の排外主義にそぐわないと批判されているときに「いや村井も排外主義者だから安心してください」という話は違うのでないか。
国民民主は2018年にできて金がなく候補者擁立にも金が足りなくてずっとカネコマで人間が足りずにやってきたから間に合ってないだけ。
参政党はファンクラブサブスクがあるから金には困ってない。立憲民主は内部で政策の統一がまったくされていない寄せ集めで人数多いから政党交付金が入る。国民民主は候補者擁立の金がない→票をのばして政党交付金が少しずつ入り始めても今度は候補者が足りず、政策についての考え方は合うけど不倫の前科がある候補者を立てたら大炎上して撤回したりなどした。ずっと人が足りてない。
国民民主は寄せ集め旧民主のバラバラになって空中分解した失敗を繰り返さないのをモットーに設立運営されている政党だから、政策についての考え方が合わない候補者を「とりあえず」で擁立できない。
参政党も結構バラバラだったりする。外国人アンチについては統一感があるが、ほかの案件については候補者のなかで熊アンチと熊擁護の動物愛護団体が混じっている状態だし。反外国人だけが統一されていて、他の案件についてはワクチンについてなど姿勢はかなりバラバラ。バラバラでないと、候補者を揃えられないのだが。
国民民主のウィークポイントは今後もずっと候補者を揃えられない(政策についての方向性が一致していることという審査が厳しい。そして政党の姿勢として不倫には甘く、有権者は政策にあまり興味がなく不倫には厳しい)ことにあると思う。
バラバラな立憲民主、もっとバラバラな参政党のほうが、政策の統一をしないぶん絶対に候補者に困らない。
連合が立憲民主と国民民主の双方に勝たせようとして候補者調整を要求するのもある。国民民主に票を入れたい人は「自民か、維新か、国民民主か、チームみらいか」って感じの人が多くて、立憲民主・社民・れいわには入れたくない人が多い。自分の選挙区からは連合の候補者調整により立憲民主しか候補者が出ていなくて、国民民主からの出馬がなく、入れる先がないという声も出ていた。しかし連合の兼ね合いと、そもそもの候補者不足から、そこに手当できていないのが現状。
国民民主の問題は、リソースが足りていないこと。人も金も足りてない。そして支持層が中所得から高所得が多いわりにケチ。参政党のほうが私財をドカドカ寄付する財布の紐がゆるい人たちを獲得できているから金に困らない。
支持者がケチばかりなのは給与所得者を向いた政策を訴えるネオリベ政党の宿命かもしれない。国民民主の支持層は、貧乏だからない袖は振れぬとかじゃなく、払おうと思えば払えるだけの所得があっても政治献金する金があれば投資に回すってだけだからな。武蔵小杉での国民民主の勝ち方には草。参政党の推し活性が叩かれたりバカにされてるが、支持者に推し活性が無さすぎると貧乏な人不足政党になるってことを国民民主の現状は示してるよ。
戦争体験世代も氷河期世代も、レベルの違いはもちろんあるが、集団的な不幸を経験している点では同じである。しかし両者の政治、社会への意識は対極的なものであるように思う。
戦争体験世代は、戦地や空襲で自分がいつ死んでもおかしくなかった、という経験をしている。近所の人、友人そして家族が多く亡くなり、自分だけ生き残って申し訳ない、という気持ちで戦後を生きることになった。そして戦後しばらくは街で戦災孤児や傷痍軍人の姿を見ることになるが、「自分も運が悪ければああなった」と思わない人はいなかっただろう。
こうした経験をした人たちは、たとえ貧困自己責任論というものを目にしたとしても、それに共感する可能性は少ない。結果として、戦後に社会保障が分厚く整備されるようになり、経済格差も大幅に縮小することになった。
それに対して氷河期世代は、就職状況が最悪の中、なんかと厳しい競争に打ち勝って正社員の座を勝ち取り、その後もブラック企業で過労とパワハラに耐えてきた、という経験をしている。そして非正規や無職になった同世代を見ると、自分などと比較すると明らかに就職活動にも真剣ではなく、厳しい仕事を嫌がっているように感じる。
もちろんそうした人のほとんどは、氷河期世代でなければ普通に正社員で就職できた人たちだが、氷河期をサバイバルしてきた人たちにとっては「甘えた連中」に見えるのは当然だろう。結果として氷河期世代は、ネオリベ的な貧困自己責任論に共感する人が多くなっている。
国民民主や参政党など、社会保障否定や外国人排除の言説を支持している人の中心には氷河期世代がいるというのは、以上の仮説で説明できるような気がする。
岡三証券のCMの最後の方で「頑張る人の一番近く」というナレーションが入るんだが、この「頑張る人」を労働じゃなくて不労所得生活者や利殖の意味で使いまくったのが竹中平蔵だった。
それでゼロ年代のネットでは、給料が上がらないとかライフプランが建てられないと嘆く人の所に竹中に感化されたガキみたいな奴らが押しかけて「投資しなかったのでは?」とか「起業しなかったあなたの責任」とか理不尽な難癖を付けまくっていた。思い出すのも不快だ。
不労所得や利殖する人が世の中心であるべきで、キャリアアップや社内出世のライフプランを持つ労働者は自己責任だから口噤めと。
岡三証券のCMは「人生貢献」を謳い、あなたのライフプランのお役に立ちます、という意味で流してるんだろう。積立NISAとか投資信託とかの比較的安全な商品を長期に亘り取引する客層にリーチして、保険商品相同のイメージを流したいんだと思われる。
だったらなんで竹中とネオリベ背伸びキッズの恥垢が付きまくったような「(不労所得を)頑張る人」というフレーズを使っているんだろうか?保険会社がその言葉を使っても労働者や経営者のサポートという意味にしかならないが、証券会社が使ったら歴史的文脈から意味が違ってくる。
なんであんな印象が悪い言葉を「誠実そう」に見せるCM中で使うのか意味が分からぬ。証券会社と広告代理店両方のセンスが大きくズレているのではないか?
自分は「外国人」みたいなレッテルで弱者を決めない派で、単純に経済的弱者を弱者だと考えている。(これは自分の出自の影響もあると思うが)
例えば「外国人レッテル」持ちを弱者に括って下駄を履かせると、外国人の富裕層の無双になる。正直、そういう「弱者」は切り捨てても、他の有利な国に勝手に移動する資本力があるから気にしなくていい。
それなのに経済的弱者は切り捨てられたら死しか逃げ道がない非対称性がある。だからレッテルではなく経済状態で弱者は決めるべきだと思っている。だから犯罪もしない、日本社会に溶け込もうとしている困窮外国人は寧ろ補助するべきだと思ってる。とは言っても難民を受け入れるとかは別の話で、そういう意味では、あくまで国内の弱者に限定している点で「差別」と批判される余地があるのは否定しない。自分は現実的な線引きだと目を瞑っている。
国民民主とか自民のネオリベ派閥(小泉、河野らへん)は、経済的にどうしようもできない本当の弱者を切り捨てかねないから「ない」かな。それに弱者を切り捨てることが日本の再生だと勘違いしているアッパーミドル層も苦手だし。まさに武蔵小杉とかにありつけた今アラフォーのアベノミクス期のパワーカップル世代には、いわゆる公正世界仮説を信じている人が多いと思ってて、普通に酔ったら老人とかシングルマザーとかを切り捨てる発言するからビビる。(体感、外資系のおっさんとかに多い)
いまはほんと、同世代の中では結構頑張ってる自分でも家が買えないくらい、簡単に弱者になる。少なくとも強者にはなれない。たぶん今後しばらくの世代の若者は、多様性なんか叫ぶ余裕はなくて、諸外国同様右傾化するんだと思う。
立憲・共産・れいわ・社民などの左派政党は、参政党と最も遠いと思われているかもしれないけど、オーガニック系の女性が元々多かった。
そのオーガニック女性層の中に、トランスジェンダーを嫌う層がおり、立憲と共産が無手術の自認のみで女性スペースの利用を認める方針を出しているのがかなり嫌がられている。
同性婚やパートナーシップ条例の流れまでかなり好意的だったオーガニック女性層が、無手術トランス(男性器付きの女性自認)についてはかなり激しい嫌悪や憎悪の反応をしている。
今回の選挙で落選した立憲の議員については、日本人の10代女性に対する強姦致傷で捕まった外国人男性を仮放免させ、仮放免中に再犯したが「差別反対」しか表明しなかったため、落選運動も起きていた。
お気持ちオーガニック系の左派女性にとって、女性の不安よりも性犯罪の前科がある難民の男性や無手術トランスのほうが優先されるというのはかなり耐え難い事態のようで、左派政党からまさかの参政党行きが起きていた。
感情右派の男性が、ネオリベっぽい国民民主は選択的夫婦別姓に賛成しているから「家族制度が壊れる」と嫌悪して、参政党や日本保守党に入れたりしているのに近い現象。
参政党がネトウヨジジイ党として特化されてる印象は無いですね。ネトウヨジジイ党は「30歳以上の女性の子宮を切除」の日本保守党のほう。こっちはマジで女にウケようとしてない。
ネットワークビジネスは女性が7割で、参政党の党首はネットワークビジネスのノウハウを持ってる。統一教会、幸福の科学、アムウェイ、ドテラ等からの動員力がある。
参政党は男性器をつけて女性トイレや脱衣所に入ってくるトランスへの恐怖感や、難民による性犯罪が「外国人差別反対」で黙らされる現象に対する恐怖などの強いお気持ち反応を取り込んでおり、
同時に党首が雰囲気で農薬アンチしてオーガニック系の発言などもしているので、女性に刺さるのは何もおかしくないと思いましたね。
立憲・共産・れいわ・社民を支持している女性が、参政党がネトウヨジジイ党!とブチギレているのをまあまあ見かけるけど、
参政党にはオーガニック系、反ワク、性犯罪への予期不安系(反トランス、反移民男性)の女性が多いことを直視したほうが良いかなって思います。
「立憲・共産・れいわ・社民支持のフェミ、都合悪くなったら男叩きで感情的解決」は日本保守党には通用するけど、参政党には通用しないですね。
1955年に二つの保守政党「自由党」「日本民主党」が合体して「自由民主党」が誕生した。
その10年前、敗戦直後の1945年に、非共産党系の革新政党が集合して「日本社会党」が生まれている。
この社会党の伸長を警戒した保守派が、呉越同舟で集まったのが自民党だった。
それ以降、自由党系と日本民主党系が派閥争いを繰り広げながら、自民党は党勢を拡大していった。
結党直後は鳩山一郎や岸信介など、日本民主党系の総理大臣が続いた。
しかし、そこから池田勇人・佐藤栄作・田中角栄など、自由党系の首相が続き、大勢を占めるようになったため「保守本流」と呼ばれた。
この記事では以降、自由党系=保守本流=「自民党左派」、日本民主党系=保守傍流=「自民党右派」と書く。
「日米安保と憲法9条を利用して軽軍備を保ち、浮いた軍事費を経済発展に回すぞ!」
という感じで、「保守本流」という字面に反して現在の「リベラル」的なイメージに近い。
「アメリカに押し付けられた憲法を改正して再軍備するぞ!経済は自由市場に任せるぞ!」
という感じでネオリベ的であり、現在の「保守」のイメージに近い。
その後、ロッキード事件で田中角栄が失脚、リクルート事件により竹下登が失脚、佐川急便事件により金丸信が失脚。
自民党左派の大物が次々と失脚し、自民党に厳しい視線が向けられるなかで、結果的に左派の重鎮・小沢一郎などが離党。
そうした自民党からの離党者が中心となって新党ブームが起こり、1993年に政権交代、1955年以来の自民党体制は崩壊した。
その後、非自民政権が終わり、自民党が政権復帰すると、右派の森喜朗が総理となる。
続けて右派から小泉純一郎が総理となり、高支持率を背景にネオリベ的な政策を実行していった。
左派の離党と小泉旋風の二つの要因により、自民党左派の影響力は縮小し、右派が力を持つようになった。
2009年の政権交代を経て、自民党右派の隆盛が極まったのが、岸信介の孫である安倍晋三政権だった。
しかし直近では、統一教会問題で右派は逆風に立たされており、左派の岸田文雄・石破茂が続けて総理になっている。
かつての民主党は、自民党から離脱した左派がその中心を担っていた。
いまでも立憲民主党の枝野幸男や、国民民主党の玉木雄一郎などは、保守本流の後継を自認している。
それは安倍政権下では「反自民」として機能していたが、現在の左派回帰した自民党との差異化は難しくなっている。
一方で、自民党から溢れた右派の受け皿となったのが、参政党などの右翼政党だろう。
こうした現状は、自民党の右派・左派の対立が、長い時間をかけて党外に広がったものだと言えるかもしれない。
Permalink |記事への反応(13) | 00:27
道交法もナビも無視して走り続ける戦後日本号。衝突事故を起こしても運転席に居座る気満々。一部支持層の妄想かと思われた「韓国の反日勢力にコントロールされる日本政府」をサプライズプレゼントしてくれた黒サンタ。改憲に関しては手段が目的化している。
暴走車両に付いた自称安全装置。最近はダルダルに緩み、外れかけてる。でもお題目があるから大丈夫。南無妙法蓮華経。南無妙法蓮華経。
本来ならやさしいリベラルの旗印を掲げるはずが、焦点ブレブレすぎて誰の心にも響かなくなってしまった。共産党と手を組んだり組まなかったりで迷い続けるうちに時代の波に置いていかれた哀しきおじさんの集団。
いまにも空中分解しそうな零戦。テレビとネットで脳を焼かれた中高年の怒りを効率よく収集し、現代日本にリサイクル不能な思想を散布中。
“真ん中”を名乗る右傾化装置。SNS映え狙いで言動がブレブレ。ブレないブレ感。最近はネットde真実系の支持層を参政党に掠め取られている。
鮮やかなピンクが目印の教団。“弱者の味方”という言葉をまといながら、内実は情緒と演出に全振り。支持も敵も熱狂的。
科学と民主主義を否定し、排外と陰謀論を売りに躍進中。生活に不満を、人生に不安を抱えた人の心を掴み対立陣営を憎むよう仕向けるシステムは超精巧。80年前にタイムスリップしたい人や、日本をさらに傾けたい人におすすめ。
おそロシア〜!
老人ホーム。“自衛隊は違憲”“護憲原理主義”などが飾られている化石博物館も併設。資本主義への鋭い批判と緻密な政策提案があるのに組織文化はなぜか旧ソの空気感をまだ引きずっている。SNSでは今日も支持者が「それ共産の手柄だろ!!」と吠える。
戦後民主主義の生き残り。これでも昔はブイブイ言わせてたんだから。まだ読経は早い!葛飾ラプソディーいくよ!ペンラの用意はいい?
“改革”と“自己責任”で何でも切り捨てる、反エリートの皮を被った合理主義エリート主義者集団。カネになるならなんでもええやん!の精神。関西のテレビ局に洗脳電波を流させているため、近畿限定で厚い支持を得ている。
制度の抜け穴を突いて登場したバグ系政党。最初はイロモノ扱いだったが今では悪意あるスクリプトで社会のバッファを破壊中。
未来志向のテックおじさんたちがテクノロジー推進を頑張っている。心はシリコンバレーにあるため、ときおり無意識に選民思想を漏らして怒られることも。
確実に存在していて候補者もいるのに、具体的なことは何もわからない。わからないことだけは確かなので、雰囲気で物事を判断したい人におすすめ。党首の根拠なき万能感だけは間違いなく日本一。
日本保守党の流れに続く、保守にとっての第nの選択肢。中身は玉石混淆どころか大体どっかで見た石。不満を増幅するエコーチェンバーと化しているが、それもまた民主主義の醍醐味といえる。
両面宿儺が片割れを切り離したら各々別々に暴れるようになった、みたいな話。
???「ふーん、日本誠真会⋯せいしんかい!?精神科医は麻薬を処方する悪魔だ!!ワクチンは毒!!味の素も毒!!ヨモギ蒸しでデトックス!!児相は児童を誘拐している!!全部NWO(ニュー・ワールド・オーダー)のための布石だああああ!!!」
Permalink |記事への反応(11) | 01:24