
はてなキーワード:ドミノ倒しとは
【衝撃速報】熊本県警の“鉄壁の城”が崩壊! 国外ハッカーの魔の手、日本の治安を嘲笑!
熊本県警のメールサーバーが、2025年10月6日、国外からの不正アクセスを受けた。
その結果、約12万通ものメールが“県警の名をかたって”世界中へ放たれた!
目を疑うのは、その到達件数 およそ1万9千件。
もしその中にウイルスが潜んでいたら? もし、県警内部の情報が混入していたら?
「被害は確認されていない」との発表は、まるで嵐の中で“雨は降っていない”と言い張るようなものだ
「警察の情報インフラが破られたということは、行政の“デジタル主権”そのものが揺らいでいる」 情報セキュリティ研究者の声。
熊本が破られたということは、次に狙われるのは
まるでドミノ倒しのように、次の攻撃対象が静かに並べられているのではないか。
だが、専門家の分析によれば、内部情報を熟知した者でなければ突破は不可能だという。
果たして真の敵は外にいるのか?
私は叫ぶ。
あらぬ誤解が発生しつつあるので明記しておきますが、私は京大やレノバを含めた洋上風力業界とは一切関係のない一般人増田です……
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2021年に端を発するためか、そもそも何が起こったのかを知らぬままSNSで騒がれている様子が散見されたので、読みづらくならない範囲でまとめたいと思う。
(三菱商事の社長会見ライブを見ていて、彼らの責任の重さが伝わってこなかったので、書くことを決めた)
洋上風力発電の事業は、基本的に「海域を占有して発電を行う権利」を国が事業者に与える仕組みで進められている。
海は公共財であり、漁業者や航路利用者との調整が不可欠なため、「公募占用制度」と呼ばれる仕組みが導入され、国が事業者を選定する。
流れを単純化すると次のようになる。
つまりこの公募は、一度勝てば1兆円規模の事業権を数十年にわたって独占できる巨大なビジネスチャンスであり、それ以上に今後の洋上風力発電業界を「誰に任せるか」にも影響するという、日本のエネルギー戦略を左右する重大な制度設計である。
その最初の本格的な実施が、2021年12月に行われた「ラウンド1」であった。
このラウンド1は特に注目を集めた。なぜなら、由利本荘(819MW)、能代・三種・男鹿(478MW)、銚子(390MW)という3つの大規模案件を一度に公募という、極めて異例のやり方を取ったからだ。
国の狙いは明快だった。
つまりラウンド1は、単なる民間企業の入札競争ではなく、国家的な産業政策の号砲といえた。
このラウンド1における主人公に"株式会社レノバ"がいるのだが、そもそもその存在を知らない人も多いだろう。
レノバは従業員300人程度の再エネ専業ベンチャーにすぎない。
だが今回の舞台となった地域の1つ、秋田県由利本荘市沖への洋上風力発電事業参入を早期から表明し、2015年から風況観測・地盤調査を始め、2017年以降は環境アセスや漁業者説明会を重ね、さらに2020年にはCOOを常駐させた地元事務所を設置した。
特に2020年のコロナ禍で説明会や対話すら難しい時期も、彼らは現地に足を運び続け、「地元で汗をかいた」という実績がレノバの存在を支える最大の資産となっていた。
漁場などに大きな影響を与えうる洋上風力発電では、通常の公共事業以上に地元との協力体制が実現性を左右するからである。
これら積み重ねに加え、当時の再エネブームやESG投資(Environment, Social, Governance)の追い風を受けて金融筋からも支持を受け、コスモエコパワーや東北電力、JR東日本エネルギー開発との連携につながり、ベンチャーながら由利本荘における“本命候補”と目される素地になった。
しかし、2021年12月に公開された結果は社会に衝撃を与えた。
なんと、三菱商事率いる連合が由利本荘を始めとする3地域すべてを総取りしたのだ。
当時すでに鋼材や資材価格の高騰は誰の目にも明らかで、業界では「12円を切る水準は採算が合わない」という声が多かった。
公募直後の2022年2月からウクライナ進攻が始まったのは運が悪いともいえるが、とはいえ、元々が数十年スパンを見据えた公募である。そのような長期リスクも踏まえて算出された価格であるというのは大前提である。
また、レノバのように事前調査や地元への根回しを十分に行う事もなく、まさに青天霹靂といったダークホース具合だった。
結果として、三菱商事が総取りした事実は、たとえあのまま事業が実現したとしたとしても、制度本来の目的――国内の複数事業者が“並走して”サプライチェーンと人材基盤を育てる――は事実上無に帰した。
特に“実績の少ない市場”の立ち上げ期は、複数の施工・保守プレイヤーが経験曲線を描ける余地が不可欠である。競争の果実を1者に集中させる設計は、調達単価の見かけの最小化と、産業基盤の脆弱化リスクとのトレードオフを過小評価しやすい。
とはいえ、ラウンド1総取りはそのようなリスクも分かったうえで、"あの"三菱商事が総取りを仕掛けたわけで、さすがに何らかの根拠と戦略により、三菱グループという責任を背負って完遂してくれるだろうという淡い期待もあった。
また当然の帰結として、最大6000円超まで伸長していたレノバの株価は、1500円以下まで急落し、3日間で時価総額が1800億円溶けたという報道も流れた。
知っての通り、三菱商事は由利本荘を含む総計1,742MWの3案件(能代・三種・男鹿478MW、銚子390MW)からの撤退と正式表明となった。
こうして大規模洋上浮力発電の2030年運転開始どころか、大幅な遅延が必至となり、三菱商事による根拠不明の焦土作戦の末、国家エネルギー戦略の時間は失われた。
経営判断としてたった数百億で済む現時点での撤退は合理的ではあるが、松下幸之助が説いた「企業は社会の公器である」という理念に照らせば、三菱商事の責任は極めて重大である。
国家戦略の根幹をなす案件を総取りし、他社の芽を摘んだうえで、採算悪化を理由に放り出す。その結果、失われたのは単なる帳簿上の赤字ではない。系統接続枠や港湾整備計画といった公共資源、そして地域住民や漁業者との信頼関係といった“社会的資本”が無為に浪費されたのである。
「三菱なら最後までやり遂げる」という社会的信頼があったからこそ国も地域も委ねた。だがその信頼を踏みにじり、制度全体の信憑性を瓦解させた責任は、一企業の経営判断に矮小化できない。
いま問われるべきは、"三菱"という組織が社会的責任を真に果たす覚悟を持ち得るのか否かという点である。
時を戻して、2023年12月に結果が発表されたラウンド2以前に目を向けよう。
要は、ラウンド1で生じた「安値総取り」と「地域調整軽視」の反省を踏まえた調整だった。
だが同時に、それは元々の制度設計がいかに脆弱で、現実を見通せていなかったかの証左でもある。
併せて、ラウンド2の見直しをめぐり、「負けたレノバのロビイング活動でルールがねじ曲げられた」との論調も当時出た。(まあ、こちらはこちらでかなりの無茶したようだが……)
しかし実際の改定は採点枠組み(120/120)を維持しつつ、総取り防止の落札制限や実現性評価の補正、情報公開やスケジュールの見直し等、市場の立ち上げリスクを減じる方向が中心だ。特定企業の“救済”というより、極端な安値一極集中の副作用に対する制度側のバックストップ強化と整理して良いと思われる。
再エネ議連が毎週、圧力をかけた成果で、5月に入札ルールが変更され、6月に行われる予定だった第2回の入札は来年3月に延期され、審査方法も変更された。野球でいえば、1回の表で負けたチームが審判に文句をつけ、1回の裏から自分が勝てるようにゲームのルールを変えたようなものだ。
http://agora-web.jp/archives/220630094751.html
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/agora-web.jp/archives/220630094751.html
エネルギー素人の池田信夫氏による批判記事と、それに同意するブクマの数々を一例として示すが、三菱商事が自陣の提示した価格の安さで撤退した今となっては笑うしかない。
ここについては2025年視点からの結果論でもあるので、これ以上のコメントは差し控えよう。
ラウンド1の失敗が避けられなくなった結果、この先の洋上風力発電市場、ひいては国家の再エネ政策全体に深刻な影響を残した。
反原発層はここにこそ大声上げるべきだと思うんだけどな。
三菱商事が撤退検討に至ったことで、「三菱ですら無理なら誰がやるのか」という冷笑が広がり、外資や国内他社も日本市場に消極的になった。ラウンド2以降も撤退連鎖が起きる懸念は現実味を帯びている。
本来は「長期的に産業と人材を育てる場」として設計された公募が、逆に「信頼を失わせる負の前例」となってしまった。
安値入札が勝者となったラウンド1に引きずられ、ラウンド2以降も価格面で無理をする形での参入がベースに。市場育成の健全な芽を摘んだ。
ここまで三菱商事への糾弾を重ねてきたわけだが、真に責任を負うべきは、まともな制度設計をできなかったMETI(経済産業省)である。
洋上風力は国家戦略の柱であるはずが、その最初の大規模公募で制度不信を広げ、時間という取り戻せないコストが支払われる結果となった。
必要なのは、第三者機関を交えたラウンド1の反省と、現実を直視した制度設計を国が改めて示すことであると考える。
https://www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_energy/stage2/contents/column0284.html
ラウンド1当時の批判については、京都大学大学院経済学研究科の講座コラムとして詳細に論じてあるため、興味がある方は是非目を通していただきたい。
Permalink |記事への反応(30) | 18:58
○ご飯
朝:朝マクド。昼:パン屋さんのパン。夜:バナナ。ギョニソ。チーズ。キュウリ。天ぷらうどん。目玉焼き。人参と玉ねぎとシメジの和風スープ。間食:くるみ。チータラ。ラムネ。アイス。
○調子
むきゅーはややー。おしごとは、おやすみー。
耳は相変わらず。来週また病院行こうかなあ。
○夕木春央「絞首商會」
大正時代の東京を舞台に元泥棒の蓮野が、過去に自身が盗みに入った被害者から探偵を依頼される奇妙な導入が印象的な本格ミステリ。
解決パートでとある前提に疑問符を付けるところが、魅力的な面白いミステリになっており、とても良かった。
まず面白いのが大正時代を気ままに過ごす蓮野とその相方の井口の日常だ。
太いパトロンのおかげで9時から5時まで仕事をすることもなく、かといって豪遊できるほどでもない彼らの日常パートは、大人なのにモラトリアムな雰囲気があってよかった。
相方の井口が既婚者である点は目配せがされていると思いつつも、ミステリの根幹である「名探偵と助手の関係値」を生き生きと感じられ、とても好きな二人組になった。
冒頭、自己紹介として蓮野が何故泥棒をしていたのか? に関する議論を行うパートがあるが、持論を滔々と語り続ける蓮野とそれを良い意味でただ受け止めるしかない井口の関係値はまさに王道の良さがあった。
そんな二人が挑む村上博士殺害事件は、証言や証拠品を集める内容が多く、作品のボリュームに対して大半を占める。
謎自体への議論はかなり控えめで、主に相方の井口が東京を右往左往し、様々な情報を集めるパートが続く。
ここは正直、かなり読み進める手が鈍った。
集めるのに苦労するわりに、あまり多勢の影響がある情報がなく、実際に解決パートが始まってからも、あまり有効利用されなかったのも残念。
しかし、この作品の魅力の大半は解決パートにおける、ある前提を疑うくだりにある。
文章の記述方法やや作品の構造に仕掛けがあるわけではなく、実直に真っ直ぐな疑問なのがとても好印象。
探偵を探偵たらしめる、ある構成要素に疑問を投げかけることから始まる一連のくだりは非常に興味深く、所謂後期クイーン問題と言われるミステリ界全体の大きなテーマにも食い込む。
文量としてはあっさりしているし、肝心の犯人がそれらを隠すことにこだわっていないため、この点が議論になっていないのは少しだけ残念。
それでも、数々の謎がある一点の見方を変えるだけでドミノ倒し的に次々と解決していく様は爽快で、それまでの鬱憤を解消する気持ちのいい謎解きだった。
シリーズ探偵としての続きも気になる縦筋もあり、とても好きになれた。
大正時代を舞台に子爵の三女として優雅に育てられた鞠子と、サーカス育ちで文字も読めない不思議な出立ちのユリ子、そんな正反対二人が徐々に関係値を築きながら暗号解読と十数年前の財宝消失トリックに挑む、シスターフッドものの本格ミステリ。
作者の前作にあたる「絞首商會」とは世界観が繋がっており、ちらほらと見知ったキャラが登場するが、まあお遊び程度に過ぎずどちらから読んでも楽しめる。
前作が面白かったのでハードルを上げて読んだのが、残念ながらあまり期待を超えてはくれなかった。
前提を疑う興味深い謎解きこそあるものの、探偵役のユリ子が何故それを解くことができたのかに対する目配せが不足していた。
この点は名探偵の誤謬の可能性を示唆していた前作と地続きにあるからこそ、余計に気になるポイントだ。
このユリ子が人知を超越し、地に生きず天に生きるような振る舞いをし続けることは、謎解きパートの一方的さだけでなく、鞠子との関係値においても同様の物足りなさがあった。
超越者よりも悩める探偵を好む僕の性質もあり、終始乗り切れなかった。
探偵役の都合で話が進むこと自体はミステリらしさであり強く否定するつもりはないが、その上で言葉を尽くし丁寧な議論の応酬が読みたかった。
問題編における証拠品や証言を集めるパートの行き当たりばったり感も、最後の謎解きパートの超越っぷりを踏まえるとしっくりこない原因の一つだ。
なお、ここまでの不平不満は「話の流れ上絶対にお風呂に何日も入っていない健康的な婦女子がいるのに、そこへの言及が自己言及のみであっさりしていること」への逆恨みで頭に血が昇っているためであり、フラットに冷静な目での感想ではない。
やあみんな!久しぶりだな!!
この記事を書いた俺だ!!
https://anond.hatelabo.jp/20221121170237
前回は多くの人が読んでくれたようで、ありがとう!!たくさんコメントや質問をもらって、全部に返答しようと思ったんだが、記事の文字数制限に引っかかって返答できなかった。すまんな!!
早速だけど前回もらった質問の返答いくぞ!!一番多かった「どうしてホームレスになったのですか?」だ!!そりゃあ気になるよな!!
昔会社を興してて、それで失敗した。建機ってあるやろ?現場でドドドドってやってアスファルト破壊したり、クソ明るい照明だったり、あと発電機やらなにやらと建設現場で使う機械類を建機とか言うんだけど、あれのリース(レンタル)業やってた。建機は種類によるけど30万〜300万くらいで販売されてるのよ。もうずいぶん前の話なんだけど建機のリース価格が高まって、なんと3ヶ月リースすれば建機の購入価格を超えて利益が出るという値段なのだ!!wwwいやマジ。
そんで飛びついて金出して建機買って、知り合いからもお金借りてまた建機買ってリースするぞ!!ってなってから罠に気づいたんだけどwww建設現場のリースってのは1日単位で、建機の移動時間も考えたらリース料もらえる日数が意外と少ない!!それに一ヶ月まるまる貸出みたいなのは俺が関われるような現場にはあまりなかった。数ヶ月単位の大型現場ならリースしなくて自分で買ったほうが安いしな!さらに建機を現場まで運んだりする手間が大きくて意外と旨味がなかった!!それでもやるからにはやるということでリース業やってたんだけど、そのうちリース価格も下がってきて、借りた金が返せなくなった!そこからはもうドミノ倒し。借金返すために建機を売却してったから、あっという間にどうにもならなくなった。崩壊までがあまりにあっという間すぎて破産手続きのときも冷静だった。「法人」ってあるやろ?あれの反対語で、普通の人間のことなんて言うか知ってるか?「自然人」だってwwwwこれを弁護士が言ってたとき冗談かと思って笑ったwww。法人化して銀行から金借りれば良かったけど難しくてやってなかった。あんまり面白み無い話でごめんだけど、普通に建機リース業に失敗したというだけである。
次に「なんでホームレスは福祉に頼らずホームレスしているの?」だ!!!確かに気になるよな!!!
確かにホームレスの環境は過酷で、暑いし寒いし尊厳失われるしくっせえしで、大変つらい環境だ!!福祉も充実しているから生活保護もらったりなんやかんやでアパート用意してくれたりって方法もあるんだが、そういう福祉が充実してもホームレスは依然としてなくならない!!これには理由は2つある!!
まずひとつ!「国に頼るのはダサい」からだ!!ホームレスって頭悪いしダサいし臭いし、行政の人は何やってんのって思うやろ?実際福祉は充実しているんだけど、頑固ホームレスは「国に頼るのはダサい」って思ってる!!ホームレスにも意外とプライドがあるというか、色々失って最後に残るのがプライドなのよ。人間だから。だって何も出来なすぎて国に金もらうってのは、結構つらいもんよ。誰の役にも立てないと面だって言われているに近い。金は無くてもホームレス生活でなんとかやっていけるなら、金もらってプライド捨てる思いしないほうが良くないか??人間は誰かの役に立つことが幸せで、誰の役にも立てないことが明らかになるってのは不幸なんだよ。多分。だからその不幸から逃れているに近い。ただ言っておいてなんだけどこのパターンはそんなに多くない。
ふたつめ!!こっちのほうが多いぞ!!それは「社会に戻ったほうがより過酷な状態に陥るから」だ!!ホームレスには借金踏み倒ししてきたやつが多い。クレカの請求踏み倒しみたいな行儀のいいやつじゃなくて、反社系の危険なところから金借りてトンズラこいたやつとかだ!!!そんなやつが福祉だなんだといって役所に頼ったらどうなる?身元が債権者側にバレたりしたらどうなる?命取られるかはわからんがそれくらいのことにはなるんじゃないか!?!?だってヤクザに金借りて返さないってのは、これは金の問題じゃなくてメンツの問題になるからな。金の問題はとことんまで突き詰めると金の問題じゃなくなるんだよな。だからホームレスの現状維持で生活する人が多い。あとは、とにかく契約というものを絶対にしたがらない人とか、ほとんど話にならない系の人が多い。まぁ多種多様。ホームレスも多様性の時代である!!
俺が金無くてホームレス直前のころの経験から得た学びを共有しよう!!!それは、貧乏は思考力を衰えさせるってことだ!!!これはもうマジのマジ!!これはもう貧乏という病だと思う。冷静になれば「なんでそんなことするの?」と思うようなことも、貧乏だとやってしまう。俺はこの「貧乏は思考力を衰えさせる」現象を理解してから、その後は貧乏でもまともにやっていけるようになったと思う。とにかくこれはもっと世間に浸透して欲しい。「貧乏は思考力を衰えさせる」。これがわかっているだけで、貧乏なときにおかしな行動をするのを止められるかもしれないぞ!!
あともう一個!金欠のみんな!ホームレスでも意外とやってけるから心配すんな!!!ぶっちゃけ人間なんとでもなる。原始人はみんなそこら辺で寝てたんだから、みんなホームレスの素質あるぞ!!!ホームレスは臭いのに慣れればあとは結構やっていける!!過度に恐れなくてもいいぞ!!!
増田は書き方で損している。「産後の恨みは一生」であるように「産後受けた恩は一生」も真なのだから別に嘘っぽくもない。内容はそんなにおかしな話でもないのに釣りを疑われてるぞ。
「妊娠出産でホルモンバランスが崩れて、いつもと同じような考え方をできなくなることがあるから気をつけて」
「そのせいでなぜか、妊娠する前はなんとも思わなかった旦那さんや他の人の判断を冷たく感じてしまったりする」
「うちのお父さんはあなたを妊娠してる時に産婦人科へお見舞いに来たり、あなたが生まれた時に出生届を出しに行ってくれた」
「家族が大変な時や学校の行事に仕事を切り上げて早く帰ってきてくれたりした」
「今と違って職場の理解もない中、どうやってそうしてくれていたのかお母さんにはわからない」
「でもお父さんはそうやって仕事しながら出世もして、車や家のローンを払って、子供みんな大学まで行けるようにしてくれた」
「それだけじゃなくてオムツや寝かしつけもやってくれたし、1時間も2時間もあなたたちを抱っこしてくれてたし、お風呂に入れてくれた」
「あなたたちが大きくなっても休みになると皆を遊びに連れて行ってくれていたし、おじいちゃんおばあちゃんちに何時間も車を運転して連れて行ってくれた。あなたの部活の送迎も何度もしてくれたよね」
「だからあなたはお父さんが本当にいいお父さんだって知ってると思うけど、お母さんはあなたたちがある程度手を離れるまでそれに気づけなかったと思う」
「小さい頃はあなたたちがずっと同じ遊びをせがんできて、それにそのたび付き合うのがとてもつらかった。何時間も鈴を振り続けたり積み木をやらなきゃいけないの」
「そんな時にお休みの日のお父さんがドミノ倒しをやってみせてくれたの。あなたたちは積み木がパラパラ倒れるのを見て大喜びしてた」
「でもお母さんはそれを見て腹を立ててしまったんだ。『大人が子供と一緒になって遊んでないでちゃんと世話をしてよ』って」
「でもそうじゃないんだよね、あなたたちとお父さんと両方が楽しめる、普段じゃ考えつかない遊びを考えて、やって見せてくれただけ」
「お母さんそんなことも分からなかったの、子供が産まれてしばらくは冷静になれたことがなかったから、お父さんのありがたみがわからなかったの」
「だからあなたも気をつけてね、〇〇(旦那)くんに腹が立った時、それが〇〇(旦那)くんのせいだと100%思い込むのは間違いかもしれないよ」
「もし育児で嫌なことがあってお母さんとか他の誰かに愚痴った後に『私今冷静じゃないんだ。腹が立っちゃうんだ』って考えも持っておいた方がいいと思う」
「誰かに愚痴ってスッキリしたら、そのあとは大変かもしれないけど頭を冷やす時間を持ってみて。それが育児のコツだよ」
当方は妻であり妊娠をそれとなく伝えた際に自身の母親から様々な助言を頂いた
母親の言葉をできるだけ再現しているけどもちろん100%再現では無い
Permalink |記事への反応(12) | 19:19
キングクリムゾンの能力って、発動中に周りの意識が飛ぶならその間行動のとりようもねえだろ。停止するかその場で立てずに崩れ落ちるだけだろ。それとも意識の慣性のようなもので動いてんのか?って不思議に思ってた。
過去は情報でしかないし未来はただ言葉で表されるだけの概念で、この世に存在するのは常に現在だけ。おれはそう思ってるし、それはこの作品においてもそうだと思ってた。
ジョジョの世界においては確定した未来というか運命的なものが存在するという世界観を理解してから、初めてちょっと納得がいった。
というかそれって「眠れる奴隷」に集約されてるように、5部と6部のテーマを理解するにあたって極めて重要な事であると気が付いた。運命は全部決まってるけど、それでもその過程を誠実に生きようというのが話の軸になってる。
でもそれが利他の心である黄金の精神や自分のためなら他人を陥れる事も厭わない吐き気を催す邪悪とどう繋がってくんのかはいまいち分かってない。
「真実に向かおうとする意志」とか「真実から出た誠の行動」とか、多分一般的な意味とは異なるジョジョタームとしての「真実」の言わんとするニュアンスも掴みきれてない。
運命の存在を認めるなら信じるも信じないもなく全部決まってるじゃんと思うけど、ジョジョにおける運命は一直線ではないんだろうか。予め決まった選択肢しかないけど、いつかに枝分かれしたそれを選び取る事は出来る、みたいな感じだろうか。基本的には流れが決まっていて、それと向き合う事が正義であり「真実」に向かおうとする意志。でもスタンドとか使って多少ズルする事は可能で、それを行使する各部ボスは邪悪な存在、みたい事なんだろうか。
運命と向き合う事と、(どちらかと言えば一般的な意味での)真実に向き合おうとする事と、黄金の精神を持つ事はそれぞれ全然別な気がするんだけど、ジョジョを理解していてればそれらが重なり合うんだろうか。
ジョジョの世界観はまだ完全に捉えられてないけど、おれの人生の解釈として似たような事を考えたりする。
物理法則なり化学法則なりが一切の例外なく神様が決めた通りに働くのなら全てはドミノ倒しみたいに必然の連鎖な訳だし、そうなると全ては自然法則の掌の上で踊ってるだけじゃん。そう薄々思いつつ、それでも自由意志というか、脳が生み出す形なき魂の囁きに従って生きているのだと信じたいと思ってる節がある。そんな感じなんだろうか。
でもやっぱ運命の存在を認めてしまうのなら、意志を信じる気持ちも疑念も信念も何もかも全て運命の筋書き通りじゃねえか、結局掌の上じゃねえかって思ってしまう。
メタフィクション作品のキャラが自分は作り物の存在だと気付いたとて、それは結局作者がそう言わせてるパペットに過ぎない。仏陀の掌の上で舞い踊る孫悟空。そんなような感じだ。
理屈でそれを否定出来る気もしないし、した所で幸せに近づけそうな予感もないのでおれは考えるのをやめるようにしてるけど。それすらも運命の筋書き通りだったりしてな……って思ったり思わなかったりするのでやはり蓋をして忘れ去った方が良いように思えてならない。これは真実に向かおうとする気持ちから逃げているんだろうか。でもそれすらも運命の……(無限ループ)ってなるし、こんなん考え続けてたら気が狂うで。
ご飯が食べれない、ガス水道電気のインフラが止まることもありますが、子供達は走り回れるほど元気で活発。なんとか母としての人生を歩んでいけていました。お金がないので仕事を掛け持ちしたり子供達には迷惑をかけてばかりです。そしてまた迷惑を。取り返しの付かない事態となりました。私たちの力ではどうすることも出来ません。どうか助けて下さい
子供が学校を休みがちになりました。学校に行きなさいと言っても具合が悪いと言う。とりま休ませていましたが頻度が増えずる休みを疑いました。病院に行くと異常は無くとりあえず薬出しておきますのテンプレート回答。お金がないのにそんなことを繰り返すもんだから叱りました。でも具合が悪いの一点張り。今まで元気だったのに走り回らなくなり心配はしています。でも病気ではないのであればどうするべきなのか
すると今度は兄弟揃って体調不良を訴え始めました。病院に行くも意味なし。違う病院も意味なしでした。熱は無く寒気がすると言う。あれだけ元気だった子供達がずっと家にいてずっと寝ている。でも私は働きに出ないといけない。しかしあまりの不調により仕事を休まざるを得ず更に生活が困窮し食べ物が買えない日もありました
更に夫も体調不良を打った宇仕事をしなくなりますます困窮していく。インフラを止められ絶望の日々。旦那も家でゴロゴロ。寒気がすると言う。実は私も体調は良くありませんでした。ただそんなことは言ってられないのでママさんパワーで乗り切ります。私の母がそうであったように私も層でありたい。母は家族そして子供を守る生き物だとそう教えられそう実践し今までもそうしてきた。守るために私は生きているんだと。体調不良でも頑張るんだとそう思っていたから気にはならなかった。でも私も実は具合が悪い。実は寒気がする。でもお金が勿体ないので病院には行きません。もしウイルスなら子供達の検査で判明するはずですからそれ以外のなにかが原因でしたが高学歴でも頭脳明晰でもない私たちには何も出来ません
男性と出会いました。別に恋とかそういうはなしではないからね子供の状態や学校での話プリントなどはたまに持ってきてくれ話ました。その時はそれっきり
子供の体調不良は長期間に及び私が家計家庭を支えることになります
気味が悪いことに何人もの人がドミノ倒しのように亡くなっていきました
以前にもあったそうで不可思議な事故死や連鎖する死亡など体調不良者が続出していると
うちの家族にも関係があるのではないかと思い聞くもそもそも分からないと言われどうすることも私たちには出来ませんでした。そして今も出来ていません
薬物の流布
粉が撒かれた家があり調べると有害物質だったという
実は遊び場の公園はその近くでいつももそこで遊んでいたのですごく怪しいでも誰が何の為に撒いたのか
寝たきりになってしまい身体が痛く痺れ縛れる寒いといいガタガタしながら布団に横たわる。妹もずっと寝たきり
家で休むみんなが段々身体が悪くなっていく
私も家にいるときの方が具合が悪く外では気持ちも晴れやかでした
長くなるので省略
詳しくは分かりませんが、私たちの病気にも関係していると言われました。治す方法は?と聞くと引っ越すしかないと。そんなお金はありません家賃もギリギリです
8年ほど前から不審車が多発しているのは知っていました。子供が追いかけられたからです。近づくと窓を開け話すと立ち去ったそうですが、その後こちらを凝視していたそうで家の中に入るまで見られたそう
引っ越しおばさんのように騒音を出し追い出そうとしているようで我が家にも音が届いていたがまさか嫌がらせとは思えず毎日外が随分うるさいなくらいの感じ
屋上から大音量の低周波音を流し家屋を揺らしたり体調不良を起こさせたりして追い出しまたは再建築させお金をふんだくるブラック企業がいると。よく分からない話ですが実は周りの家の大半が転居しています。交流は前述の男性以外はほぼありませんので建物が変わったり子供連れの人になったり入れ替わりが激しいとは感じていたでもまるで映画のような世界本当なのかと疑いましたでも同じ症状の方が何人もいたのです
伝えていなかったけど元々トラブルがあって曰く付きの場所だった。会社を営んでいるのは知っていたが宗教団体が新たに出来教祖として振る舞っていると。カルト宗教で死人も出ているとも伝えられパニックそんなことある?本当に気持ちの悪い話早く出て行ってくれ
複数人が何度か頼んだとでもダメだったとしかも相談履歴が削除される事件もあったと
泣き寝入りですかと聞けばそうだと言う出来る事は ない
事件もあり冤罪で捕まった人がいると 日本全国でいて地元の政治家もいるとなんかとんでもない話になってきたしかも冤罪でっちあげで捕まった一人はあの男性であると知り驚愕した。
自民党議員と複数の統一系宗教団体がタッグを組み潰しに来ていると言う。団体名の一部と国会議員の名前は抑えた。不当逮捕をした人間の名前などの身元も分かっていると
パニックだった自分がふと息を吐いた。ここまで判明するのに時間がかかったそうだがここまで来ればもう終わる悪いやつは捕まりニュースになるニュースになればまた幸せな生活が帰って来るだろうとそう思ったでも違った奈落の底にたたき落とされる一撃をお見舞いされた
メディアに連絡したが反応はない
は?
何回したのと聞くと数えられないくらいしかもほぼ全社に送ったというの
そんなことあるの ニュースで見た胡散臭い事件や嘘臭い被害者嘘みたいな事件本当にあってそれが自分が体験する確率はなんぼ?宝くじ当たらないでこれ当たるの?色々あって引っ越してきて子供達もここに慣れてきたのに地獄があってそれがいつまでもここに有り続けるそんなことあるあるのかがっくりがっかり言葉にならない私達どうすればいいのというより正義はないのねえ悲しくて涙が出る
子供110番使った?と聞かれ話したことがあると聞いたのでそう答えるとだよねと言われたなんでしってるのとおもいきくとリストにあるとなんでリストにあるのときくと
そこ宗教団体のホームだよと言われた大きな施設安心安全役所が認めた場所だから安全だと思っていたというよりそんなことある?そこの会社の評価は高く歴史もあるが同時に宗教団体があり代表名が同じだから間違いないと
でじゃなんでリスト知ってるのと聞くと情報が流出してるとしかも意図的に流している人物がいてそれが近隣のカルト宗教教祖でほぼ間違いないと 車のデータを追うと前述な団体のページに顔写真があったと不審車知ってると聞かれたから知らないと答えたけど昔子供が見たやつということは後で知った
加えて違法外国人が往来していて逮捕者が出ていてここらにもいるとそれを警察に連絡したけど不審車リストだかに掲載されなかった話もされた
アンフェアみたいあれもこれも役に立たないってそんなことあるんだ世の中にはそういうこともあると私達も初めて知ったと弁護士もあちら側の人がいて弁護しない弁護人がいてそのまま監獄行きな話もされた
ご飯の支度片付けでどこまで書いたか分からなくなってしまったんだけど・汗
現状を変えるために様々な被害者の方が行動してくれました。結果は全てダメ
Twitterなどネットで訴えたりサイトで訴えるも効果が無かったそう。長年の疲労がたたり男性はダウンしてしまった。知らなかったが障害を複数抱えながらボランティア活動をしてくれたそうで頭が下がる。その他ほとんどの方が病気持ちでその中で行動しているそう私も含めて一般市民や無力ね
あまりこういう文章は書くのは得意ではないけど出来る事があればやるわということで書いてますが上手く書けていないでしょうね具合も悪いし身体も震えが止まらない
調べたそうです。ここで生まれ育った4割が重度障害。その他精神疾患割合は更に高い
病気症状をこじらせたあと耐えられず精神疾患を発症するそう不安でいっぱい胸が苦しくなる
大人は脚が動かなくなっていくそうで最年少で20代の子もいました。ここは人が住む場所ではなかったのでは。元々住宅地ではなく下に色々埋まっていたそう役所は協力的でなく調査も行わないと。不祥事がありそれを叩けば宗教団体も潰せると意気込むも受け取って貰えなかったそうで
証拠もあるのになぜと
分からないことだらけ支援に聞いても病院に行けばかりで行ってもなにも分からない誰も助けてくれない身体がどんどん悪くなっていくのをただだまって見るのは辛い
どうしたらいいんでしょうか誰を何を頼ればいいんでしょうか何も分かりません
診断書を持って被害届を提出しようにも受理されないようで死んだら受理するとのことですがもう既に人は死んでいますがそれは病死で関係ないと自殺者はただ自殺しただけで関連性はないと
誰か助けて下さい
解決策が分かる方までこの思い届いて欲しいです
母と子 五人家族の母より
世の中の人間が全員おれみたいになったら超平和になりつつ、割とハイペースでゆるりと滅んで行きそうだなって思う。
遅刻しても誰も責めようとしないし、そもそも交通機関の定刻がアテにならない。
ホットスナックコーナーをまじまじと眺めていても店員がせかせか駆け寄ってこないし、服屋に能動的な接客はない。そういうマニュアルだって存在しない。
公共の場では最低でも一つ飛ばしで座るし、その秩序が乱されそうなら慎ましく立ってるか入店を控える。
うっかり人の足を踏んでしまえばすみませんと素直にハッキリと謝る。舌打ちはされるかもしれないが、動機の有無を問わず踏んだのは事実なのだから甘受する。殴り合いになる事もない。
他人が一人でもエレベーターに乗っていたら自分は階段を使うし、乗る時は常に自分だけの空間だ。
親しい友人を喜ばせようとはするかもしれないし、見知らぬ他人同士は最低限の敬意だけ持って互いにいらぬ気を遣い合う必要はない。気まぐれで利他的な振る舞いをする事もあるかもしれない。
自殺率が結構多い社会になりそうだが、スマホのカメラを向ける下品な人間は一人もいない。友人と毒づく事はあるかもしれないが、ネットに悪口を書くこともなければそれを咎める人間もいない。自殺なんてダメだと啓蒙する者もいなければ、個人の悲観を他人に押し付ける者もいない。
雪かきが必要な地域なんかでは、最初から進んでやろうとする人間は一人もいない。それでも少し時間が経って誰も立ち上がらなさそうだなと見れば、各々がそれとなく必要な分だけ作業を始める。
楽しくない事に関してまるでやる気を出さないから、ちょっとイレギュラーな事があるとドミノ倒しに世の中が終わっていきそうだ。
いよいよ人間の歴史が終わりそうだという段になっても現状を打破するイノベーションなんか誰も求めない。ポエティックな言葉を語り合って、おお……いいねぇと褒め合う。
最高の世の中だな。
この他大量にあったものの、増田の仕様にひっかかりそうなのでここまでとする
もう誰かWikiでも作っておけよ
一点の損傷も無い死体(そんな仮定が成立するかは知らない)と生きてる人間の違いって何?
超技術で生きている状態の細胞と全く同じ物質を作り上げてプラモみたいに組み立てたらそれはひとりでに動き出すの?
核がどうのゴルジ体がどうのは習うけど、DNAの転写やらタンパク質の合成やら、それって何のパワーで動いてんの?ってずっと思ってた。
ある仕組みの中で、ひとりでに動くモノを知らない。常に何かの力に動かされている。
川に浮かんだ葉っぱは水の流れに任せて動く。
車は人間がエンジンをかけてアクセルを踏みハンドルを切って動く(内燃機関の仕組みもイマイチ分からんけど)。
そしてそういうミクロな部分での話はそのまま生物ってなんで動いてんの?という疑問に拡大する。
なぜ筋肉を意思通りに動かせるのか。そもそもなぜ筋肉を動かそうとする意思が発生するのか。
タンパク質だかの粒がひとつひとつ意思を持ち、自分の使命を理解して動いているとは思えない。
ふとある時、それはドミノ倒しみたいに連鎖的な動きなのではないかと思った。
ひとつ前の動作によって次の動作が必然的に定まり、それを無限に繰り返していく。
何かのアクションがあって磁石と砂鉄がくっつくみたくアデニンとチミンがくっついて、それがまた次に何かしらのアクションを呼ぶ。
この例えが適切かは知らんけど、そうやって連鎖的に動きが繋がっているんだろう。
しかし物事には始まりがある。ドミノは並べて一押ししてやらねば始まらない。
つまり、やることやって受精した瞬間からドミノ倒しが始まるのだと思うとなんだか非常にしっくりきた。
いわば受精した瞬間に車のキーを回すようなもので、一度エンジンが止まってしまえば再度始動する事は二度と出来ない。
限られた知識や認識の範疇でアナロジーを多分に使ったものだし、果たして適切な理解であるかは知らんけど、腹落ちはした。
より具体的な話を理解するには基礎なし生物なりをやればいいんだろうけど、取り敢えずの納得は得たしそこまでするのは面倒くさい。
まあもっと言えばそのドミノはどうやって用意されたのとかはあるんだけど。
火の鳥にポストアポカリプス世界で不死身の主人公がなんかの物質を海に撒いて、そこから新しくナメクジみたいな知的生命体が現れる話があったな。
川に浮かべたプラモのパーツが偶然組み上がるよりもありえなさそうな事だけど、実際そんな感じだったんだろうな。無から有は発生しなさそうだし。
規範を取り扱うならともかく、自然現象を理解するにあたって宗教はお役御免に思えるけど、やっぱり神様の存在を信じたくなる気持ちはあるね。
一般人にはそれかエセ科学が結局一番腹落ち出来る。不条理を不条理のまま受け止めてモヤモヤするのもいいけどね。
こういう話とか、宇宙の端っこってどうなってんのとか、時間って有限でも無限でも矛盾しねとか、そういう疑問はいっぱいあったな。
人間の思考や認識の範疇では理解の及ばん領域もあるじゃろうて、で片付けるつまらない人間になってしまった。
小難しい物理とかではちょっと突っ込んだ話もあるんだろうけど、説明された所で多分理解出来ない。
どうせオチとしては「断言できる事はありません」みたいな感じだろうし。
あと生物の細胞は細胞膜やら核やら、概ね同じ要素で出来ていますって習ったけど、じゃあ異なる役目を持つ器官ごとの細胞の違いは何なんだよって思った。
これはググれば分かりそうだけど、こういう必然的に生じるであろう疑問に対してノータッチを決め込むのが気持ち悪くて勉強嫌いだったんだよな。
まあいちいち突っ込んでたら高校のレベルを逸脱してしまうのかもしれんけど。
しかし生物が自然法則に従った現象に過ぎないのなら、それって運命が存在する事にならないかなって思った。
キャラクターが脚本の存在に気が付くメタフィクションはあるけど、人間が自然法則を理解して世界の筋書きに接近するのも予定された必然なのかなって。
自由意志も何もかも全て脚本の筋書きに過ぎないのかと思うとなんか恐ろしく思った。
自分はロジックよりもナラティブに魅力を感じる人間だけど、そのナラティブすらも論理の必然から生じるものだと思うともうね。
昨日、妻の車に乗って、妻の運転で買い物に行った。
店に着いたところで俺に仕事の電話があったので、妻は先に降りて俺は後から降りることにした。
電話が終わり、車を降りようとしたときにマスクをしてないことに気付き、マスクが無いか妻の車のダッシュボードの収納を開けてしまった。
車検証やらポケットティッシュが詰め込まれている一番下に、妙に軽い箱があって「なんかコンドームの箱みたいな箱があるな」と思って、取り出してみたらコンドームだった。
妊娠する可能性がゼロなのにコンドームがある理由は一つしか思い浮かばない。
今思うとコンドームの製造年月日みたいなものが箱に書いてないか確認するべきだった。
気が動転していたのと妻が近くにいることですぐに元の場所に戻してしまった。
「俺と出会う前に買ってそのまま奥にしまい込んで忘れていた」が最も幸福なストーリーだ。
さて、これからどうしよう。
まずは製造年月日が箱に書いてあるものなのかは知らないが、折を見て確認してみなければならない。
例えば今年製造の物ならいまだに浮気をされている可能性が高い。証拠をつかむのも楽だろう。
3年前とかだったら?現在まで関係が続いているか分からない。その場合確実な証拠をつかむことは難しそうだ。
コンドームは自分的にはかなり確度の高い浮気の証拠ではあるが、離婚の証拠になるほどのものではなさそう。
この場合どうなるんだろう。
もしかしてこのモヤモヤを抱えたまま一生共に過ごすのか、それが嫌ならこっちが慰謝料を払って離婚してもらうのか…
嫌だ。
というか面倒だ。
あまりにも面倒くさい。
探偵に依頼?金もかかるし証拠が挙がる確証もないのに、妻にばれないようにコソコソ依頼して打合せ?
それで離婚?子供はいないし二人とも仕事はしているから一般的な離婚に比べればこじれる要素は無いかもしれないが、
それでも離婚から始まる手続き、報告、同情などのドミノ倒しが頭の中で勝手に始まり発狂しそうだ。面倒くさい。
案外、自分はこのまま見なかったことにして忘れられるのではないか、とも思う。
この圧倒的な量感と質感を持った「面倒」の塊を前にしたら誰でもそう思うんじゃないか?
だって自分の身を削り相手も傷つけながらこの面倒の塊を切り崩した先に手に入るものは何もないのだ。
それに引きかえ、忘れることのなんと魅力的なことか。
もう忘れたい。
今回の件に怒りもある。
でも自分に落ち度がなかったか?と心に問うと、自信を持てない。
妻の闘病期間中も自分としてはやれるだけのことはやったつもりだが、往々にして相手が望んでいる水準ではないものだろう。
妻と出会ってから自分は浮気などは全くしていないが、それ以前のことを思うと自分だって相手の不貞を責めることが出来るほど清廉潔白な人間ではない。
忘れてしまいたい。忘れられるだろうか。