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はてなキーワード:ディレクターとは

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2025-12-10

anond:20251210083028

AIアイデア出し数パターン出させてディレクターに選ばせよう。

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2025-12-09

anond:20251209111052

特に日本テレビでは出演料500万円を払い、1976年7月22日木曜日)に「木曜スペシャル 謎の怪奇人間オリバー!」と題して、学者らが鑑定分析する模様を放送して24.1%高視聴率をあげた。ちなみにこれを担当したのが日本テレビ社員ディレクターだった矢追純一であった。その映像BBCが「サイエンス」でオリバー君の特集を組んだとき流用された。ただし、オリジナル音声は英語ナレーション関係者発言が被さっている部分もある。

ホテルの客室は最上級スイートルームで、VIP並の扱いをすることにより話題を盛り上げようとしたが、高視聴率に気を良くした日本テレビさらオリバーの「花嫁」を募集。「オリバーの子供を出産したら1,000万円の報酬が支払われる」という報奨金まで設定されたため、これに対して数十人の女性が応募する反響があった[注 4]。最終的に、無名の19歳のタレント現在占い師を営んでいる[要出典])を康が個人的に選び、記者会見まで行われた。しかし、この前代未聞の企画は実現するには至らなかった。

Permalink |記事への反応(1) | 11:22

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2025-12-07

anond:20251207095303


🟥 第4章:広告の“現場”へ —— タタルスキー映像制作狂気に触れる

第4章は、タタルスキー

コピー文章だけでなく、“映像広告のもの”が動く現場に初めて立ち会う章 です。

ここでは、広告産業

・金

暴力の影

外国資本

即興カオス

言語より強いイメージ

によって動いていることが、タタルスキーに生々しく突きつけられます

タタルスキーの“広告魔術師”としての進化は、ここから一気に加速します。

◆ 1.代理店の朝 —— すでに混沌

タタルスキーが出勤すると、代理店は朝から騒然としている。

ディレクター電話で怒鳴り散らす

クライアントの変更要求が深夜に来ていた

• 期限は不可能レベルの短さ

• 誰もが英語ロシア語を混ぜて叫びながら走り回る

タタルスキー呆然とするが、同時に興奮も覚える。

「この世界は、現実よりも“速い”。」

これはペレーヴィンが何度も描く、

資本主義ロシアの“情報速度”の狂気象徴している。

◆ 2. タタルスキーに新しい仕事CM企画修正

タタルスキーディレクターに呼ばれる。

指示は簡単

「昨日作ったコピーを“今から撮るCM用”にアレンジしろ

30分で。」

タタルスキーは驚く。

映像制作の準備すら終わっていない段階で、すでに撮影を始めなければならないのだ。

この業界では

コピー映像放送

すべてが“同時進行”で、異常なテンションで動いている。

◆ 3.撮影現場へ同行

タタルスキーは急遽、

代理店スタッフたちとモスクワ郊外撮影現場 へ向かう。

撮影現場カオスの極み。

金髪外国人モデルアメリカまたはヨーロッパ

ロシアスタッフが怒号を飛ばし準備

• 古びた倉庫が“アメリカ風のキッチンセット”に改造されている

カメラマン西側出身プライドが高い

スタッフロシア語英語が交じった奇妙なクレオール語を喋る

タタルスキーは完全に圧倒される。

そして、彼は“実物のイメージ生成現場”を初めて見る。

◆ 4. “イメージ現実より優先される”という現場論理

タタルスキー特に驚いたのは、

現実事実よりも、カメラで撮られる“見え方”の方が絶対に優先される という点。

例えば:

モデルは疲れているが、ライトの下では“幸せそう”に笑わされる

食品サンプルは実物より綺麗な偽造品

画角に入る部分だけ豪華に飾り、外側はボロボロ

• 安物商品撮影では“高級品”に見せられる

タタルスキーは息を呑む。

「これは……現実を操る“儀式”だ。」

ここで彼の中で、

広告現代の魔術

という確信さらに強まる。

◆ 5.監督との衝突と“言葉支配力”

撮影が進む中で、

外国人監督がタタルスキーコピー文句をつけ始める。

• 「意味がわからない」

• 「アメリカ人の視点から外れている」

• 「もっと西側風”にしろ

しかしタタルスキーは譲らない。

彼はロシア消費者心理をよく理解しており、

外国人の正しさ”はロシアでは通用しない

ことを把握している。

彼は自分コピー説明し、

ロシア語の深層的連想を語る。

監督理解不能だが、ディレクターロシア側のスタッフは納得する。

ここでタタルスキー自覚する。

「オレは言葉人間認知操作できる。」

これは後に政治家イメージ操作へと発展する

きわめて重要な萌芽。

◆ 6.撮影現場で起きる“資本主義トラブル

タタルスキー制作過程の裏側を目撃する。

予算横領

立場の弱いスタッフへの暴力威圧

外国資本の横暴

ロシア側の“臨機応変な裏取引

責任他者押し付けるための嘘の連鎖

特に印象的なのは

創造性」は“金”と“暴力”の副産物に過ぎない

という冷酷な構造がタタルスキーに露わになる点。

しかしタタルスキーはそれを拒絶せず、

しろ“この世界で生きていこう”と決意し始める。

◆ 7.撮影終了後の“陶酔”

長い撮影が終わった後、

ディレクターたちは酒とドラッグを混ぜたようなテンションで盛り上がる。

今日撮った映像がもう“放送版”になる

商品が売れるか売れないか関係ない

重要なのは存在感”だ

ブランド神話を作るのが仕事

タタルスキー混沌に酔い、ふと理解する。

「人は商品を買うのではなく、

ブランド創造する“小さな神話”を買っている。」

この思想が、後に政治的国家イメージ”へと発展していくことになる。

◆ 8. タタルスキーの内的変化

帰宅したタタルスキーは、

自分今日の行動を反芻する。

言葉現実を動かした

映像は嘘だが、人はそれを本当だと思う

自分は“虚構の一部”として機能した

• そしてその虚構は、現実より強い力を持っている

彼はふと怖くなるが、同時に強烈な興奮にも包まれる。

詩人としては不遇だったこのオレが、

イメージ時代”では魔術師になれる。」

ここでタタルスキー

広告=新しい権力の源

であることを体感する。

◆ 第4章まとめ(象徴的整理)

要素 内容

主要イベント 初のCM撮影現場へ同行

象徴撮影現場 = “現代宗教儀式

テーマイメージ現実凌駕する/広告は魔術である

心理 恐怖・陶酔・優越感・覚醒

物語役割 タタルスキーが“現実操作の側”に立つ最初の本格段階

第4章は、

広告世界の“暴力性・儀式性・魔術性”をタタルスキー直接体験し、

彼の変身プロセスが不可逆になる章

といえます

Permalink |記事への反応(1) | 09:53

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anond:20251207095201


🟥第2章広告業界への初接触 —— “イメージの魔術”との出会い

第2章では、タタルスキーがついに広告代理店の内部に初めて足を踏み入れる。

ここで彼は“ソ連とは完全に異質な、新しい論理支配された世界”と直面する。

この章は作品全体でも重要で、

90年代ロシア広告狂気

資本主義意味不明な魔術

・タタルスキー潜在的適性の発露

が集中的に描かれる。

◆ 1. タタルスキー広告代理店へ向かう

ゴリスキーの紹介を受け、タタルスキー

外資系ブランド担当する小さな広告代理店 を訪ねる。

道中、街には西側ブランド看板や偽物の広告が溢れ、

彼の頭は混乱する。

ソ連時代には存在しなかった“消費の誘惑”

• いきなり増えているカラフルロゴ

• 誰もが金を追いかけている

タタルスキーは、この「現実の質感の変化」を直観し始める。

“これは別の世界だ。

ここでは、言葉よりもイメージの方が人を動かす。”

この認識が、後の彼の“広告思想”の基盤となる。

◆ 2.広告代理店の内部:混沌躁状態

代理店は安っぽいオフィスだが、異様な活気に満ちている。

若者たち英語ロシア語を混ぜて喋る

• “ブレーンストーミング”というよくわからない儀式

タバココーヒーエナジー匂い

• 金の匂い不安の混ざった空気

タタルスキーには、

ソ連には存在しなかった“躁的な競争テンション

として感じられる。

ここで広告代理店が“新時代錬金術工房であることが、読者にもタタルスキーにも伝わる。

◆ 3. タタルスキー、初めての“テスト課題”を受ける

代理店ディレクター(しばしば軽薄で誇張的なキャラ)が、

タタルスキーテストを課す。

テスト内容

ある外資系菓子ピーナッツスナックなど)のキャッチコピーを作れ

というもの

この“軽薄さ”はソ連で詩を学んだ彼にとって屈辱的に思えるが、

彼はしぶしぶ挑戦する。

◆ 4. タタルスキー直感が“詩的才能”として暴発する

タタルスキーは一瞬、“こんなことに意味があるのか?”と躊躇する。

ところが──

彼の内部の言語装置作動する。

ソ連詩のリズム

造語センス

日常神話を結ぶ比喩構造

社会風刺感覚

これらが混ざり合い、驚くほど冴えたキャッチコピーを即座に生み出す。

※ ここは作品でも非常に象徴的な場面だが、著作権上原文を示せないため、構造だけ説明すると:

• “豆菓子”という低俗テーマ

• “神話的・宗教的哲学的イメージ”に飛躍させ

ユーモアアイロニーを同時に成立させる

という、タタルスキーならではの“ペレーヴィン的飛躍”が起きる。

ディレクターはタタルスキー作品に目を丸くし、

「こいつは才能がある」 と即断する。

◆ 5.代理店スタッフの反応

彼のコピーは、周囲のスタッフにも衝撃を与える。

• 「なんだこの感覚は?」

• 「ロシア的だが新しい」

• 「アメリカでも受けるかも」(実際ほぼ理解されていない)

ここで読者にはっきり伝わるのは:

タタルスキーは“詩人”としては挫折したが、

広告という虚構世界では異常な力を発揮する。

という逆説。

世界では役に立たなかった才能が、

新世界では突然“魔術”に転じる。

◆ 6. タタルスキー広告界入りを決意

ディレクターはタタルスキーに言う。

明日から来い

給料は今よりはるかに良い

ブランドロシア向けコピーを量産しろ

問題は“意味”じゃない

重要なのは“印象”だ

タタルスキーはここで根本的な違いに気づく。

ソ連言語 → 真理を語るためのもの

広告言語欲望を作るためのもの

言葉目的根本的に違う”という感覚が、彼を魅了し始める。

◆ 7. タタルスキーの内的変化(この章の核心)

第2章で最も重要なのは

タタルスキーの内側に「広告言語」が芽生える瞬間である

彼は気づく:

広告とは、世界説明するためではなく、

世界のものを創り上げる力だ。」

これは後に

政治広告国家イメージ神話生成装置

へとスケールアップしていく“核心テーマ”。

タタルスキーはまだそれに気づいていないが、

この章で彼は既に“新しい神官”としての道を歩き始めている。

◆ 8.第2章のまとめ(象徴的整理)

項目 内容

主な出来事 タタルスキー初の代理店訪問コピー試験で才能を見せる

重要テーマ言語転用:真理の言語欲望言語

象徴広告代理店新時代錬金術工房

心理描写 恥・興奮・罪悪感・快感が混ざる“言語再生

物語機能 タタルスキー広告世界正式に足を踏み入れる

Permalink |記事への反応(1) | 09:52

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2025-11-25

久しぶりにリアル脱出ゲームに参加してちゃんと落胆した話

タイトルの通り。主にスタッフ対応について。

リアル脱出ゲームについてはだいぶ市民権を得ていると思うし

検索すれば公式非公式わず山程情報が入手できるのでここでは深く言及しない。

今回プレイした作品:忘れ雪の君を探して

『忘れられた実験から脱出』『君は明日と消えていった』『さよなら、僕らのマジックアワー

などを手掛けるきださおりディレクター(この人Pじゃなかったっけ?)が手掛ける最新作で

いわゆるSCRAPという会社リアル脱出ゲーム群におけるエモシナリオレーベルみたいな位置づけ。

ちな上記3作では今回のようなクソスタッフ対応はなく物語のドップリ浸かって心からエモを楽しめました。

3作とも現在常設店でのプレイはできないようなので

もしリバイバル公演を見かけたら是非プレイしてみてください。ステマ終わり。

公演形式:4人以下貸し切りルーム型(プロローグエピローグのみ全体)

公式HP説明野良マッチングありそうだがおそらく繁忙期用の布石

今回3連休初日の昼前の回で3組しかおらずキャパが溢れることは少なそう

=4人未満で参加しても野良マッチングなさそう)

※後述するホール型,ルーム型などの形式SCRAP公式で設定しているものではない

同席者:1人(自分含め2人で参加)

趣味の知り合いで謎解き経験薄め(一つの謎が解けたり段階が進むたびに手が止まる程度にはセオリーに染まってない)

何が起こったか

とあるギミックエラーを起こしてしま本来解かなければ行けない謎が解けていないのに先に進んでしまう。

 スタッフを呼んだところ「巻き戻すか」などの確認もないまま「この段階で解くべき謎とその解法の解説」が始まる。

ゲーム進行中にスタッフが部屋に侵入してきて聞いてもいないヒント(ほぼ解答への誘導)をずっと後ろから囁き続ける。

 クリア出来まいがどんな中途半端な進度で終わろうが一言も口出すなクソが

一旦感情の発露

こっちは金払って謎を解きに行っているのであってお前らのエモ押し付け欲を満たすための道具ではない。

何が不満だったのか

謎解きコンテンツに個々人が求めるものやどういうコンテンツだと捉えるかは人それぞれですが

議論を行うにあたり私が認識している謎解きコンテンツ言語化すると

映画館ゲーセン複合施設である金額を払えば映画一本とそれに関連するゲーム一定時間遊べる」

ゲーム部分=謎解き。あえて映画を分けて記載したのは各チームのクリア状況に寄らず

エピローグクリアした場合正史)は必ず提供される=料金にコミコミから

物語鑑賞と実体験は分割されている認識

体験として重視する=金を払っている謎解き部分を不本意に取り上げられた事例なんすよコレ。

ここうまく例示出来ている気がしないので誰かもっとうまい例出してくれ。

業界裏側的事情

①について,終わった後に同行者の意思確認したが,欲しかった対応は当然「巻き戻し」。

※謎解きの段階を巻き戻して解けていない段階に復元して欲しい。時間はそのまま進めてもらって構わない。

商業的には本来数十~数百分の1も起こり得ないエラー対応を想定していないだろうし

映像プログラムを使ったギミック関係上巻き戻しが難しいだろうなとは納得済み。

単純にアテンド側として一番やっちゃダメなヤツ引いちゃったというしこりけが残った。同行者には飯奢った。

②について,クソオブクソ。

大前提として弊チームは進行が遅かった(結果から判断しただけでプレイ中の判別手段はない)。

リアル脱出ゲームをやったことがある人なら「ヒントブック」なるお助けアイテムが手の届く範囲にあったり

遅いチームに近づいてきてスタッフがさり気なくヒントを出したりする場面を見たことがある人もいるでしょう。

コナンコラボなんて露骨ですよね。10分ごとに大スクリーンに「○段階が解けてない人は××と入力して△△しろ

なんて答えそのまま書かれたりしまからね。

上記の例って「ホール型」なら普通なんですよ。ホール型っていうのはでかい会議室みたいな会場に

テーブル10数個と並べられて1チーム4~6人でガリガリ机に向かって謎を解くタイプの公演。

大体1日に4公演とかあってケツの時間ビッチリ決まってるとか

人員配置の都合上で序盤のチェックポイントを早々に片付けて後半のチェックポイントに回したいとか

大人数を捌くための必要犠牲があったりする。

話を戻して今回の公演形式ルーム型なんすわ。

部屋の中を好き放題に荒らして※破壊行為禁止や触れてはいけない場所ルールは当然ある

情報物理アイテムを見つけ出してなんとかして脱出条件を満たすってコンセプト。

チェックポイントギミックとしてスタッフが部屋内にいることはあっても基本的ノータッチというのが不文律

不文律だと思ってたんだけどなぁ・・・

顧客満足を考えたとき

「A序盤のお使いクエスト中に時間切れ」

「B最終回答次第でアナタNPCのどちらが生き残れるか!!?時間内に決断しろ!!!!?

みたいな状況でどっちが満足度いかっていうとBの方が高いのは当然で

全員をそこまで引っ張り上げるボトムアップ思想そもそもあるんですよね。

んでコラボ物やエモ系シナリオって謎解き段階が進む毎にストーリーも進行していくんですよ。

からがんばって書いたエモエンディング見せるために途中の謎解きなんて全スキップでいいって思想もある。

残念ながらこの思想ガチ勢と呼ばれる客側にも蔓延しているし,本公演のスタッフもそちら側だったようだ。

それらを踏まえて

客はお前らのエモ押し付け欲を満たすための道具じゃない。

その後行った「上海型」のNAZO HAUSEさんはめちゃくちゃ楽しかったです。

上海型ってのはWEB脱出ゲームをそのまま現実に落とし込んだイメージが近い。

なんかハマりそうな溝にアイテムをカチッとか光に手をかざしたらロック開いてとか

感覚・非言語寄り。スタッフ勝手に謎のヒントを演説してくることはない。



追記

絶望的に読みづらかったので急いで見出しと改行だけ直しました

※何が言いたいか分かりづらかったので主張と上海はいいぞを追記しました

Permalink |記事への反応(1) | 11:31

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2025-11-15

最近ドラクエって女キャラ攻撃を受けると喘ぎ声をあげてて下品

つーか声優が下手くそなんか?

それともいやらしい喘ぎ声を出せってディレクターの指示なのか?

Permalink |記事への反応(1) | 15:44

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2025-11-14

映画】ショウタイムセブンを見た

模範的増田として表現するならお腹痛い日のうんちみたいな映画だった。

最初今日普通のうんちかなと思ってたらだんだん緩くなって最後ビチビチうんちになるそんな映画。32点。

 

傑作韓国映画テロライブ」のリメイクなんだけどいったんそれは置いておいて。

 

日本映画のうんちなところがてんこ盛りな映画だった。

序盤はめっちゃいい。

テレビ報道番組が「政治家と電力会社汚職」について討論している裏で、阿部寛ラジオ番組では「犬派?猫派?」で討論しているギャップから入り、犯人から電話小馬鹿にした対応をとる阿部寛傲慢性格描写し、そして実際にテロが起きてしまう。

警察通報しようとするスタッフを止め元々自分がメインキスターを務めていた報道番組ディレクターに掛け合い、独占スクープにして返り咲きを試みる阿部。緩いラジオ空気が一気に張り詰め。ラジオ局では無精ひげでオフィスカジュアルだった阿部がどんどんキャスター然としたルックスに変身していくのは楽しいし、報道規模が上がっていくのもエスカレーション感があり気持ちも高まってくる。

スタジオではマイクが爆発し、キャスターの席に着いた阿部イヤホンにも爆弾が仕掛けられていることが発覚。緊張がピークに達し、そこから急降下していく。

 

ここから急に全部が雑になっていく。

犯人は当初「父親発電所建築に関わっていたが事故で死亡。しか会社はそれを隠ぺいした。社長テレビに呼び出して謝らせろ!」と要求する。しかしその後、「ギャラ1億出せ」と言い出し、「やっぱ総理大臣呼び出して謝罪させろ」と言い、最終的に「阿部寛、お前の罪を告白しろ」と言い出す。

ハァ?

犯人父親事故死を取材してたのにそれを発表せず握り潰しに国民ニュース番組で「真実を明らかにする!」とか言ってる阿部寛のことを一番恨んでいたのだった!ということがわかるんだけど、そのために発電所爆破するか?という話。そもそも握り潰すかどうか阿部寛に決定権ないだろ。さすがにこれは説得力ない。

 

また犯人祖父犯人の幼少期の教師だったとしてスタジオに乗り込んできて、突然発狂しだしてピンマイクを爆破され殺害されると見せかける展開があるんだけど、普通は生死確認するだろ。そもそも普通スタジオに入れないだろというのはもう報道ハイになってるんだと強引に解釈しても、さすがにゲストとして出した人物の胸が爆発して倒れたら駆け寄るし、生死確認はするだろ。放置するのはあり得ない。

しかもその後数分間は妙に死体(死んでるとは言ってない)越しのショットが多くてはいはい死んでない死んでないってある程度リテラシーのある視聴者にはわかる作りになってるのも逆にうるせぇ。

 

他にも竜星涼が演じる阿部の後任キャスター犯人から送られてきた不正告発メールを元に阿部不正疑惑を突然糾弾しだすんだけどめちゃくちゃ演技がかってて「我、正義探究者ぞ!!!!」みたいな感じでドン引きテロリストに爆弾まみれにされたスタジオ犯人空気入れられてよくその態度になれるな。こいつが犯人なのでは?と思うほどだけど別にそんなことはなく、単に突然スイッチが入ったカッコつけ正義マンだった。なにこれ。

 

見せ場のために見せ場を配置しすぎなんだよね。シーン単位しか考えられてないから、物語の流れで見るとそこがどう見えるかが考えられてないんだと思う。

 

最悪なのは最終盤の展開。

阿部寛犯人父親事件を公開しなかったのは実は電力会社総理テレビ局の談合の結果で隠蔽する褒美として阿部寛報道番組のメインキスターに抜擢されていたことが発覚。なるほど、だから犯人は「電力会社」「総理」「阿部」に謝罪を求めたのかと感じるんだが、でもこの事実犯人知らないんだよ。

阿部が「すいません、俺が隠蔽しました。真実はこうでした」って自分から持ち出してくる証拠から

なのでやっぱり犯人要求が二転三転したのは何だったの?ってなっちゃう。

 

そして阿部犯人のお前の罪を告白しろという要求にこたえ、突入した公安犯人逮捕される。

すると阿部は突然発狂し「この2時間マジで興奮した!!!これがやりたくてテレビ入ってきたんだよな!!!」と言い出し、頭おかしすぎて草ァ!と思ってたらその勢いで「じゃあ視聴者の皆さん、俺が死ぬべきか生きるべきか視聴者投票しましょう」と提案。なぜかスタッフがそれに乗って画面にアンケートを出すのも本当に意味不明。出すわけないだろ。

その投票結果は作中には登場しないんだけど、結果を見た阿部犯人が持っていた爆弾の起爆装置を手に取りスイッチを押す。

その後、事件政府ぐるみ隠蔽したのはどうだこうだ話すコメンテーターや、今回の事件を塗り替えるようにロンドンテロが起きてどうのこうの、そんなこととは関係なくヒット曲を流す音楽番組みたいな「はいはい事件があっても何も変わりませんよわかったわかった」という映像差しまれて、パフュームのキレッキレのダンス映像エンディングで流れて終了。

この展開、特に阿部寛発狂して視聴者が「死ね」に投票するのおもろいと思ったん?阿部アンケート出すスタッフも頭おかしすぎてハァ?としか思えんわ。

もろちん途中で阿部がとった「総理謝罪すると思いますアンケート」の結果、圧倒的に「しない」が優勢で「おい総理、お前こう思われてるぞ。考えたほうがええんちゃうか?」と糾弾した展開のミラーとして「俺はちゃんとするぞ」という姿勢に捉えられなくもない。でもそれって、総理が「俺が謝罪した方がいい?」と聞いて「謝罪しろ」の結果に対してブッチしたのに対してなら成立するけど、勝手アンケート取っといて無視したことに対するミラーリングとして成立してないだろ。

もうこの最後の展開がビチビチうんちすぎて本当に憂鬱になった。

 

最後原作の「テロライブ」との比較

原作では主人公の設定自体は同じで爆破箇所が発電所ではなく巨大な橋に。犯人要求大統領謝罪一本。橋にはリポーターとして主人公の前妻が向かっていて第二爆発で危険な状況に。刻一刻と状況が悪化する中、大統領は一向に謝罪する気配はなく、橋は崩落し前妻は行方不明に。大統領秘書テレビ局長が組んで主人公過去癒着全国的公表さらには今回のテロ犯人一味だと発表。犯人は射殺され、主人公逮捕しようと警察が迫る中、主人公犯人が遺したテレビ局に仕掛けられた爆弾の爆破スイッチを押す。

まずリメイク版では「誰もいない旧発電所」を爆破していたのに対して、原作ではバリバリ稼働中の橋を爆破する。そして最終的に主人公の前妻が巻き込まれた際に犯人は声を震わせ「こうでもしないと大統領謝罪しないと思った」と述べる。覚悟が違うよね。

前妻がテロ現場に残された結果、主人公にも大統領に本気で謝罪を求めるべき正当な理由ができ、あ最初功名心だけだったのがだんだん"正義"に目覚めていく。あるかないかわからんスタジオ爆弾じゃなくて、目に見えて危機に瀕している人を配置する(しかも橋はどんどん崩落していく時間制限である)のは展開としてやっぱ強度が違う。

しかしその結果として最後には主人公自分のすべてを国と組織に剥ぎ取られた結果、犯人同化テロリストとなり自害する展開は、誰もがテロリストになりえるというテーマ性や、こうでもしないとこうまでしても何も変わらないという強い諦観、そして現状に対する強いメッセージ性があった。

なに、最後阿部寛発狂してこれがメディアだ!視聴者だ!ジサツ!っていう露悪展開。アホなん?

規模感もメッセージ性も全部後退してる。リメイクする意味is何?インドリメイクはめちゃくちゃ頑張ってたぞ。

 

地域性を鑑みた改変はいいよ。リアリティを高めるために必要なこともあるよ。

でも単に「ここ金かかりそうだし別の展開でいいか」みたいな志だったら、他人作品なんか使うな。

オリジナルでやれ。冒涜だよ。

Permalink |記事への反応(0) | 09:42

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2025-11-06

さくらしめじ Sakurashimeji

Sakurashimejiというギターデュオがいる。

長年ずっと好きで、いわゆる『推し』というものになってからもう結構経つ。

好きになった芸能人の中で一番長い。それくらい好きだ。

2人は名前を、田中雅功、髙田彪我と言って、スターダストプロモーション所属している。大手大手、超大手だ。

スタダのEBiDANという集団、Sakurashimeji以外のみんなが歌って踊るグループで、2人だけがギターを持って、2人きりで、もう11活動している。朝ドラ月9で、知っている人は知っている、という感じな気がする。

しかし2人はエゴサが激しいから、読まれものと思って、ちゃんと書こうと思う。

先の10月22日、2人はアルバムリリースした。タイトルは、『唄うこと、謳うこと』。

12年目にして初めて、1曲目から12曲目まで全部、2人が全曲、2人で作った曲だけが入ったアルバムだ。

10周年で名前を『さくらしめじから『Sakurashimeji』に、肩書きを『フォークデュオからギターデュオ』に変え、明けて11周年にして、ようやくここからスタート

最近の2人の様子を眺めていると、なんとなくそういう感じがする。

スターダストには、というか、アイドル事業には往々にしてリリースイベントというもの存在している。

フリーライブと称してスーパー商業施設で歌い、歌い終わったら、握手だとかツーショだとかポストカードお渡し会だとか、そういう特典会をやる。

このリリースイベントツアー期間に入ると、スパン時間もなかなかのものから、それを成し遂げるアイドル側も、追いかけるファン側もなかなかの重労働である

そしてSakurashimejiも、EBiDAN所属アイドルの例に漏れずその特典会もやっていて、先日、全ての日程が終了した。

2人が小さい頃、初めてフリーライブをした埼玉県大宮市、アルシェ前。余談だがこの日は特典会が存在せず、ファンはみんな、ただ歌を聴くためだけに集まった。

2人の歌を聴くために訪れた人たちは上までたくさん居て、当時からアルシェにいる人にも祝ってもらえて、2人も幸せそうで、本当にうれしかった。

こういったアイドル事業には『リスニングキャンペーン』というもの存在している。再生回数○○回達成で報酬が○○。といったように、それは大抵の場合LINEミュージックで開催されている。

最近、そのLINEミュージックでよくアルバムの曲がランキングに入っているのを見て、うれしい!と思う。

そして同時に、数年前にリリースされた『Iroto-Ridori』という曲のころ、週替わりに実施されていたリスキャン全然達成できなくて、悔しがらせたり、達成記念に撮ってくれてた動画複数お蔵入りにさせてしまたことをよく思い出す。

近頃のLINEミュージックランキングは、以前よりも顔ぶれが『常連』という感がある。

端的に言うと、本当に売れている曲しかのっていない。

から単純にウィークリーランキングに入るのもすごく難しそうだと素人ながら感じるのだが、Sakurashimejiの先日の新曲、『ガラクタ』も、今回の新曲たちも複数ランキングに入っていてすごかった。

から思う。あのとき、なんでできなかったんだろう、2人のなかに、あの失敗体験がなければ、と。最近よく思う。

あのリスキャンがなかったら、あのライブもっと埋められていれば、せめてコロナ禍がなかったら。

いわゆるオタクは演者が思っているよりも演者のことを心配などしているため、本当にそう思っているのだ。

きっと2人は、こういう行き過ぎた想像のこと「変なこと言ってんなあ」とか「ステキ考察を、ね……」とか言って笑うと思うが、まあ心配性なのがオタクという生き物なので、許してほしい。ごめんね、気持ち悪くて。

どうしてこのことを最近頻繁に思い出すかというと、アルバム発売に際して公開される著名人からコメントにちらほら『2人の中学生から大人になるまでの葛藤煩悶』が見て取れたからだ。

ああ、やっぱり、あるんだ。と思った。

泣いて眠れない夜も、全部諦めたくなった日も、私たちの見えない場所で、2人はたくさん、悩んできたんだ、と改めて思った。

時々話してくれてはいものの、創作物からはあまりそういうものを感じなかった。

多分これまでの楽曲では、常に前を向いて進む姿を見せてくれていたのだと思う。

歯を食いしばって、傷も涙もそのままに、前を向いて歩く。ファンのために。

10周年まではそういう姿勢を見せてくれていた。

それが少しずつ変わってきたのが今年だ。

去年までは明かさなかった、今までの話、昔の話、そういうものを聞かせてくれるようになったし、何よりもリリースする曲も変わってきた。

つらかった過去も悩みもいまだに自分の中に存在していて、今はまだ『在る』ままだけれど、どうにかこうにか生きている。そういう姿も見せてくれるようになった。

とはいえ、2人はそういう歌ひとつとっても、ファンのために書いている。

2人が2人の歌を作って、ファンはそれを聴いて、自分の歌だと感じて、救われたり、頑張ろうと思ったりする。

それが2人の創作活動で、多分きっと、生きる糧のようなものでもあるのだろう。

もっとも、普段はこういうことは考えるのみに留めている。2人はきっと感傷的になられるのも苦手だろうから

2人は、そういう感傷も心情も全て歌にして、ファンに寄り添うことを第一に考えてくれているから。

から一応、普段我慢している。まあでも匿名なのであと少しだけ。

2人は高校生ときLINEライブ同接25万人だとかも達成していた。芸能活動なんて数が全てではないが、そこからは今、かなり減っている。

どんな気持ちだったんだろうと思う。

離れていくファン、離れていくスタッフ。身をもって感じる高校生ブランドみたいなもの

実際インタビューやなんかで2人はたびたび『別れ』にも『出会い』にも触れているし、そういったことは、たくさん感じたんだろうなと思う。

別に、好きな対象がバズらない・売れないことに対して、ファン義務があるとも負い目があるとは決して思わない。

しかし、雅功さんはもう一人きりでストリートライブやろうとか思わないで過ごせるのかな、だとか、彪我さんはもっと自信を持って、誰かに褒めてもらわなくても自分を好きでいられるのかな、だとか、最近はよく、そういうことを考えている。

そういえば、今回のアルバムには高校3年生のときスターダスト退職された、2人を組ませたプロデューサーが参加していた。

はいファン、かつインタビューで明かしてくれている箇所を知っているのみだが、それでも彼らが泣きながらそのプロデューサーと離れたことや、「絶対にもう一度一緒に仕事をしたい」と言っていたことも覚えていたため、アルバムブックレットクレジットを見て、かなり泣いた。

2人が、ようやく出せた2人だけのアルバムで、かつての恩人をまた呼び戻す。その姿勢有言実行も、本当に格好いいと思った。

プロデューサーが携わった曲のタイトルは『スパイス』と『normal』だ。

前者の『スパイス』について、私はものすごく、『はじまるきせつ』を感じるなあと思っている。

この歌は上述のプロデューサーが在籍していた頃の歌で、曲調その他諸々、さくらしめじといえばこういう曲、といった感じのものだ。

からスパイス聴くたび実は、「ディレクターってどこまで携わるものなのか知らないけど、この人とっては2人ってずっと妖精だったあの子ものままなんだ」と思って、部外者ながら勝手にじんわりとしている。

スパイス作曲編曲は髙田彪我さんだ。

私は個人的に、彼の作る歌は幼少期の、『さくらしめじ』の影響というか、感性がそのまま残っていると思っているため、今回のスパイスも、ずっとそう思っている。

初めて聴いたときは2人からかつてのプロデューサーへの歌だと感じたけれど、聴けば聴くほど、2人が歌で対話しているような、はたまた、彼が経験してきた全く別の出来事が元であるような、不思議な感じがする。

素敵な歌。大好きだ。

後者の『normal』は、田中雅功さん作詞作曲のものだ。本人が「今までで作るのが一番きつかった」と語るこの歌は、彼曰く「心の柔らかいところ」で、聴いていても、それを痛切に感じる。

先にも少し触れたが、私は去年、雅功さんが「数年前彪我を連れずに一人でストリートライブをやったことがある」と話していたのを聞いて、すごく驚いたし、居ても立っても居られない心地になった。

夜、何かをぐるぐると考えていたら歌いに行かずにいられなくなったのかもしれないし、武者修行的なものだったのかもしれないし、単純にいっとき気分転換だったのかもしれないが、本当に、少し怖かった。

いつか、ファンの前から居なくなってしまう、そういうことも、考えたことがあるんじゃないかと思って。

normalは、そういうちょっとした不安への答えのような歌だった。

しかに悩むこともある、人生なんてくだらないが、それでも、僕はそういう悩みも歌にして、皆さんの前から消えることはないですと、そう言ってくれているような気がした。だから、少し安心した。変な話だが。

これも大好き。2人の歌で嫌いなものなんて一つもないけれど。

彪我さんは今年、50周年までやりたいとよく言っていて、雅功さんもそれに、うれしそうに頷いている。

私はそれがすごくうれしくて、一生一緒にいてクレメンスと思っている。

私の望みは、2人が2人のことを、自分自身のことを、たくさん愛して、たくさん認めて、幸せでいてくれることだ。

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2025-11-05

映画Share thepainを見た。

なんかもっとうまくやれたんじゃないかという感じ。32点。

 

U-NEXTで見たのでそこに書いてあったあらすじを書いておきたいと思う。

全ての男子は初めてのセックスの前に「性交人」と呼ばれる成人男性セックスをしなければならない法律SP法”。そんな法律が当たり前に存在する日本SPを受けたくないユウキは、彼女アヤカが“ヤマダパイセン”に狙われていると知り、決断を迫られる…。

初見はいい設定だなと思った。つまるところ「男性女性に挿入する前に挿入される側の傷みを知れ!」というメッセージ性を一種ディストピア設定にうまく落とし込んでいると感じたからだ。

 

主人公SP法を倫理的問題がある制度として問題視し強く反発している。しかし彼には彼女がおり彼女愛情を深めたい=セックスをしたいという欲望は持っている。しかヤリチン先輩が彼女を狙っていることを知り、SP法クソクラエという自分セックスしたい自分の間で懊悩暴走性交人とのSPから逃亡しして彼女を押し倒すも拒否される。拒否された主人公彼女に「お前はいいよな、好きな相手とヤれるんだから。俺は知らないオッサンとだぞ」と叫ぶ。しかし最終的に性交人とのSP合意彼女の前でSPを受ける。

 

暴走し「お前はいいよな、好きな相手とヤれるんだから。俺は知らないオッサンとだぞ」と叫ぶ主人公ばかりが取りざたされているけど俺は最後性交人とのSP合意する主人公のほうが問題デカいと感じている。

好意的に「痛みを分かち合うことを選んだ」と解釈することも可能だが、でも、これは明確な不同意性交では?

最愛彼女と強引にセックスしようとするも拒否され、法律も破ってしまっている。この状況で性交人とSPすることを拒否できる人間はほぼいないと思う。そういう状況での「同意」のことを「不同意」というのでは。少なくともこれを成長と捉えるのはあからさまな欺瞞に思える。

そう考えるとこのSP法という設定自体が「法律による不同意性交」なのではと思う。本人の意思関係なく制度として性交せざるを得ない立場に追いやられてしまった状態での性交のものからだ。

 

個人製作ディストピアSFではあるのだが設定や作り込みが細かくCMMVディレクターだけあって映像作りも抜かりがない。その中で明らかに意図して「これが女性が受けている辱めだぞ」というのを男性側に転写するミラーリングが行われており、この手のミラーリングの中ではうまく機能している方だと思う。

例えば「主人公SP法をうけようかと考えていることを家族が知ったとき赤飯炊きたがる」とか。

ただ、俺が男性からかもしれないが「全男性法律不同意性交を受けなければならない」ほど現実世界男性は酷い存在だろうかと感じてしまった。もちろん、男性による不同意性交被害にあっている女性は少なくないと思う。そのために「痛みを分かち合う」必要が叫ばれるのはわかる。しかし、ここまであからさまに急な勾配を付ける必要があるか。

そして、SP法には倫理的問題があると発信し続けていた主人公暴走し「お前はいいよな、好きな相手とヤれるんだから。俺は知らないオッサンとだぞ」と叫ぶ衝撃シーンのせいで見る人の多くが「SP法どうかと思ってたけど、やっぱ必要かもなぁ」となると思う。実際そういう感想も多い。

でもそれって「男性去勢しろ、それに反対するやつは犯罪者予備軍だから余計に去勢しろ」と何が違うんだろうと思ってしまう。少なくともこの展開のせいで「SP法という不同意性交」という視点は消え去ってしまったのではないかもっと言えば不同意性交という問題のもの矮小化されてしまったのではとも感じた。

 

SP自体も結局「予防接種」みたいになっちゃってんじゃないのという感じもする。注射針を腕に突き刺す行為って医者以外がやれば普通に傷害罪(まぁ実際には医師法違反だろうけど)が適用されるわけでしょ。でもみんなそれが普通のものとして受け入れてる。

もしくは割礼とかね。稚児大人になるために親がチンコの皮むいたり切ったりするやつ。今やったら極めて恥辱的な行為とみなされるだろうけど、当時の子供は「大人になるために当然の行為」として受け取っていたと思う。

実際、主人公以外はSP法に対して特に何も感じてないし、なんなら「そろそろ大人になっときますか」くらいの感覚SPしている。その結果、主人公彼女を狙うヤリチンみたいなのが普通に存在する社会になってる。「規則って本質が失われがちだよね」という皮肉として捉えることもできるが「SP法」という舞台装置を設定した割に社会本質は変わっていないように見えて「男性女性に挿入する前に挿入される側の傷みを知れ」というメッセージ性がめちゃくちゃ薄まってる感じがした。

なんなら「男は女とヤるためならケツほられてもいいと思ってる」という謎の新偏見を生み出す可能性もあるのではないかと思った。

 

つまるところこの映画目的が「啓蒙」なのか「復讐」なのかという話だ。

監督14歳の時にノリでホモセックスを行い挿入された際に強い恐怖を感じ「挿入される側の恐怖を知った」というのがこの作品原体験であると述べている。なのでこの作品目的がその「復讐であるならすべては納得できる。貴様ら全員掘られる恐怖を強制的に味わえ!というものであればこの設定になるだろう。

でも、そうではなく「男性側にも挿入される恐怖を知ってほしい」ということであれば、それを「制度」に託すのは失敗だったと思う。不同意性交と同じく、制度によって挿入されるという行為から、おそらく本当の意味での、女性必要としている「共感」を得ることはない。

なんなら「制度」という強固で冷たい仕組みに組み込むことで男性が受ける挿入は「法律で定められている行為」であり、女性にする挿入とは別のものだという意識の分断が起きることは想像に難くない。その上「挿入されるという儀式を行った以上、自分には女性に挿入できる権利がある」という過激思想が生まれいかという不安すらある。

そういう設定でよかったの?と強く感じた。

 

総合すると設定はめちゃくちゃ面白そうなのに展開がそれについてきてない。そしてその設定も「面白そう」だけど本当に「面白い」かはよく考えてみると疑問。

それでも40分弱の映画でこれだけいろいろ考えさせられるという点はコスパはいいかもなと思った。

Permalink |記事への反応(1) | 09:45

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2025-11-02

DOWNTOWN+の感想

配信での一人喋り

思ってたよりリラックスして肩の力が抜けてるなという第一印象

本人的にはかなり緊張してたらしいが、緊張感みたいなのはスタジオ雰囲気含めてまったくないムードに見えた。

いわゆる「かかってる」状態になりそうだなと予想してたがそんなこともなく、終始落ち着いていた。

松本本人が流れに合わせて別の話題に切り替えたりの判断も冷静で的確に感じた。

しろフロアディレクター?がやたらと意気込んでいて「この番組ファンをなんて呼ぶべきか・・」とか言いだしてたけど

松本本人は「そういうのはちょっと、ただ色んな芸人が集まれ場所ひとつになったらいいなと」みたいな感じで温度差ありそうだった。

自分が唯一引いたのは観覧席に女性客多めに入れてたこと。これはさすがに意図を感じて引いてしまった。

実のない話トーナメント

あえてつまらない話をしようとすると、なぜかそれが面白くなってきてしまうという現象は確かに起きるんだが、

最終的に「本当につまらない話しかしない人が普通に強い」ということになってしまい、最後のほうはなにを見せられてるんだろうという気持ちに。

恐らく見切り発車でやってるので演者松本本人も難しさを感じながらやってるように見えた。

ぶっちゃけテストでやってたとしたらボツになる企画かもしれない・・

7:3トーク

松本ゲストがサシでトークするが、なにか作業しながら話すことでゆるめなトークにするのが狙いと思われる。

かに作業しながらの雑談って妙な面白さがあるから狙いは分かるんだが、

初回のゲストシソンヌ長谷川という微妙な人選。

相手ツッコミなのもあって芸人のノリが強まり、「餃子作りながら」の部分があんまり意味を感じなかった。

それより問題なのは松本はこういうサシでの対話だと面白いことをあまり言わなくなる。

せめて数人周りにおいてかつてのはしご酒くらいには場の空気を作らないと難しい。

しか芸人以外の芸能人番宣の一環で出たりするものなので、、なかなかつらいかもしれない・・・

大喜利GRAND PRIX

企画的には一番注目していた。

ルールにひねりをくわえてはいるけど、あまり良い方には効果が出てなかった。

ルール変則的なせいで(プレイヤーが出題者にもなる)競い合う感じが薄れた上に、大喜利の部分に集中しづらさもあり見てる側も気が散る。

途中から千原Jrが責めた感じに切り替えようとはしてたが、全体的にぬるっと終わってしまった。

写真一言みたいな分かりやすインパクトのある大喜利テーマが生まれないと、ルールにひねりを入れるだけではちょっと厳しそう。

ダウプラボイス

映像無しで、数人の芸人架空コンビ名と芸名自己紹介としてひたすら挙げていくだけのラジオ乗りな企画

正直、笑えるかどうかでいうと一番お金もかかってなさそうなこれが一番面白かった。

ただこの面白さは例えばもう寝る体制になりつつ流しっぱでニヤニヤするようなそれこそラジオ的な面白さであって、なんならこれだけ無料配信にするといいのでは、とも思う。

なんか全然褒めるとこがないような感じになったが、テレビお笑い番組自体がすっかりなくなってしまったので、

純度の高いお笑い番組をやってくれるというだけで、しばらくは見てみようと思っている。

あとこれはあまり話題になってないんだが、11/1の開始日に合わせて浜田側の後輩たちとの度企画も同日配信されるはずだったんだが、

なぜかそれが急遽延期になってしまっていた。

これはどういうことなのかちょっと気になっている・・・

Permalink |記事への反応(1) | 13:54

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2025-10-30

anond:20251030214417

いい商品発注するメリットがあるかは、発注者の腕による。

腕がなければ、どれだけいい商品でもいいと見極めることができない。逆に言えばどれだけ粗悪品でもいいものに見える。

から使えないディレクターからすると、AIかまともなクリエイターかはどうでもいい。

から使えないディレクターは、AI発注することになる。見る目ないし。

ただ仕事って3割なくなればほとんどの仕事は需給バランス崩れて価格崩壊が起きて成り立たなくなる。

見極めがきく発注者がかなり少ない関係で、低品質なほうが売れることになるから技術品質関係なくどこまでいこうが、人由来の製品って消えることになるんだよね。

あと仕事がなくなるのは飛ぶ奴じゃなくて、まともな奴だよ。価格が下がってどうしようもなくなるのはまともなのだし。

飛ぶことで低単価や利率が悪い仕事、めんどくさすぎる発注から逃げてるから一定以下の仕事から即逃げ出来るから価格やすくできるんだけど、

まともなのはそこと当たった時の面倒込みの価格設定になっちゃってるから価格競争で負けるんだよね。だから最初にいなくなるのってまともな奴なんだ。

Permalink |記事への反応(0) | 22:04

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今のところ発注が下手な人はAIも使いこなせてないと思う

もうクリエイティブ系の職場から転職したけど、前は進行管理してデザイナーさんに発注するディレクター職をやってた。

ディレクター希望で新しい人が入ってくるとき、伸びる人は最初から出来て、そこからさらに爆伸びしていった。そしてダメな人は最初からダメで、1年2年働いても一歩も進歩しなかった。

ダメな人の発注ってデザイナーさんが制作するのに必要情報が欠けてて、納品物は当然求めていたものと違うものになるんだけど、情報が欠けてるんだからその場合は悪いのって発注者なんだよね。

だけど一歩も進歩しないタイプの人ってそこでデザイナーさんの愚痴を言うだけで自分発注問題があったとは絶対に考えないの。そして愚痴共感してくれない人に文句言うの。

あれではAIも使えないと思う。制作するのに必要情報が欠けてるんだから。そんなの思ってるのと違うのが出力されて当たり前。

 

あとデザイナーさんも凄い人と酷い人の差が結構あった。凄い人については本当にこの人と一緒に仕事ができてよかったなと思う。凄い人の凄いエピソード特定が容易なので書かない。

酷い人については、どこでもよくあるパターンから余裕で書けるんだけど、納期を守ってくれない。3日前になってやっぱ無理ですって言われて、

他のデザイナーさんにお願いして急ぎなので料金もお願いして納品してもらったこともあった。それはまだましで、納品予定日になっても来ないので私が残業して制作したこともあった。

私はデジタル絵、描けないこともないけど、アドビ一通り使えるから修正作業全然できるけど、でも上手くはないんだよね。そこには私自限界感があった。だからデザイナーさんの腕にはリスペクトがある。

納品日を忘れてるというよりはメンタルとかで無理で、怒られるのが嫌で連絡ひたすら無視して逃げ回るみたいな人、腹立ったなあ…当時は我慢してたけど、ああいう人と接するのに向いてなかった。

私は短気なんだと思う。でも全然クリエイティブ系ではない今の職場では私が接してて腹立つような「飛ぶ」人と全く合ってないから、クリエイティブ系に明らかに「飛ぶ」人が多い傾向は感じる。

 

AI仕事クリエイティブ系にいたら怖いだろうなと思う。末端の消費者として使う分には最高。特に発注作業に慣れているとAIに何をお願いするか考え方のフレームができているかスムーズ

消費にはとてもいい。これの競合にはなりたくない。

デザイナーさん、すばらしいクオリティ納期も守ってくれる人なら今でも余裕でAIに勝ってる。「人間vsAI」ではなく、「AさんやBさんはAIに勝ってる」みたいな個人単位の話になってくる。

でも飛ぶ人についてはAIにすでに負けてるし、AI導入した企業に真っ先に切られると思う。ああいう人にはAIが無い時代から仕方なく発注していたのであって、本当に仕事なくなると思う。

結構私怨が入ってるな。まああの環境が無理でなかったら、嫌でなかったら、転職してないし。

Permalink |記事への反応(1) | 21:44

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2025-10-27

anond:20251027134956

永野ラッセン本人を対談させた企画作ったディレクターってどういうつもりだったんだろうな

平成ノリ極まってる

Permalink |記事への反応(0) | 13:52

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2025-10-09

影山雅永被告AI児童ポルノだけじゃなく実在児童にも興味あるのか

ル・パリジャン紙の報道によると、日本サッカー協会幹部で元プロ選手影山雅永氏が、今週月曜日にボビニー刑事裁判所で児童ポルノ輸入・所持の罪で公判にかけられた。日本サッカー協会テクニカルディレクターを務める58歳の影山氏は、U20ワールドカップに出場するため日本からチリへ向かう途中、10月2日にロワシーで飛行機を降りた際に逮捕された。客室乗務員が彼のタブレット端末で「10歳くらいの少女」の画像を閲覧していたことに驚いたという。

審理中、元弁護人は、これらの画像は「好奇心から」、そして芸術的文脈人工知能によって生成されたものだと主張し、自らの責任を軽視しようとした。裁判所は、これらの画像AIによって生成されたかかにかかわらず、児童ポルノ禁止された表現に該当すること、そして被告人実在未成年者に関するコンテンツ検索していたことを想起した。

検察官は、彼の要求における年齢基準の引き下げは「意図的選択である非難した。彼は懲役18ヶ月執行猶予付きの判決を受け、さらフランス領から10年間の出国禁止未成年者に関わるあらゆる活動10年間の禁止、そしてフィジャイス(性犯罪加害者リスト)への登録を命じられた。影山正永は日本帰国する前に釈放されたが、日本ではこれらの制裁は法的効力を持たない。

https://moviefull.zohodesk.com/portal/en/kb/articles/one-battle-after-another-2025-f

https://moviefull.zohodesk.com/portal/en/kb/articles/they-call-him-og-2025-f

https://moviefull.zohodesk.com/portal/en/kb/articles/a-big-bold-beautiful-journey-2025-f

https://moviefull.zohodesk.com/portal/en/kb/articles/black-phone-2-2025-f

https://moviefull.zohodesk.com/portal/en/kb/articles/play-dirty-2025-f

Permalink |記事への反応(0) | 23:15

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2025-10-08

影山雅永被告AI児童ポルノだけじゃなく実在児童にも興味あるのか…

https://www.sofoot.com/breves/un-dirigeant-et-ancien-joueur-japonais-condamne-pour-avoir-visionne-des-fichiers-pedopornographiques-dans-un-avion

ル・パリジャン紙の報道によると、日本サッカー協会幹部で元プロ選手影山雅永氏が、今週月曜日にボビニー刑事裁判所で児童ポルノ輸入・所持の罪で公判にかけられた。日本サッカー協会テクニカルディレクターを務める58歳の影山氏は、U20ワールドカップに出場するため日本からチリへ向かう途中、10月2日にロワシーで飛行機を降りた際に逮捕された。客室乗務員が彼のタブレット端末で「10歳くらいの少女」の画像を閲覧していたことに驚いたという。

審理中、元弁護人は、これらの画像は「好奇心から」、そして芸術的文脈人工知能によって生成されたものだと主張し、自らの責任を軽視しようとした。裁判所は、これらの画像AIによって生成されたかかにかかわらず、児童ポルノ禁止された表現に該当すること、そして被告人実在未成年者に関するコンテンツ検索していたことを想起した。

検察官は、彼の要求における年齢基準の引き下げは「意図的選択である非難した。彼は懲役18ヶ月執行猶予付きの判決を受け、さらフランス領から10年間の出国禁止未成年者に関わるあらゆる活動10年間の禁止、そしてフィジャイス(性犯罪加害者リスト)への登録を命じられた。影山正永は日本帰国する前に釈放されたが、日本ではこれらの制裁は法的効力を持たない。

日本の男ロリコン逮捕されすぎで怖いなマジで…。

Permalink |記事への反応(0) | 08:55

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2025-10-07

anond:20251006210432

そもそもバラエティ番組プロデューサーディレクターやってた人って、テレビ局就職してなかったら、明らかに反社世界の人にいた人だよね。テリー伊藤土屋敏男片岡飛鳥とか、表に顔出しできる人ですら、目つき顔つきがやばすぎる連中ばかり。一般社会なら普通に犯罪になることを、テレビバラエティを縦にしてやりたい放題だった。

とくに氷河期世代ADやっていた人たちは本当に不幸。若手の頃は暴力パワハラ日常で、なんとか生き延びて中堅になったら暴力パワハラダメになり、テレビ自体が衰退してしまった。街録の人とか、一部の人youtubeで活路を見出している。陰謀論に闇堕ちしたクズも多い。

Permalink |記事への反応(1) | 14:21

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2025-10-06

テレビ局で働いていた頃の思い出


一度、ここで書いてみたいと思ってた。初老が近いおじさんである

会社勤めとしてのディレクター業について執筆したい。辞めてから時間が経つけど、たまにあの頃の夢を見るのだ。

最近の夢だと……バラエティ番組の収録の時だった。当時は新入社員に毛が生えたくらいの若造の頃。

ナインティナインの2人がネタ合わせしてる横で、ADである自分が怒鳴られてる夢である。夢じゃなくて、本当にあったことなんだが。いい夢を見ることもあるけど数は少ない。

今はフリーランス映像ディレクターをやってる。仕事は順調……とは言い難い。仕事が少ない年もある。

でも、食いっぱぐれる心配はない。一応そういう実力がある。お金がなさ過ぎて餓死なんてことはない笑

から、もう時効かなと思って、昔の話を書こうと思った。大手テレビ局にいた頃の話だ。

え、なに。守秘義務エンタメ業界にそんなものはない。特定個人企業名前を出さない限りは、お見逃しの世界である。ええい、ままよ。ぶっちゃけてやろう。



1.テレビ局奴隷だった頃

小さい頃からテレビっ子だった。特にバラエティが好きで、将来は絶対あい面白系の仕事がしたいと思ってた。小学生中学生の頃は、お笑い芸人になりたかった。人をニコニコさせるのが好きで。ただまあ、才能がないのって、子どもながらに露骨にわかるんだよな。

勉強ができたか?と言われると、割とできる方だった。要領がいいというよりは、突き詰めて普通の人よりも勉強して高得点をとる感じだった。大学早稲田に進学した。今は亡き(?)社会科学部である( ;∀;)

就職活動の結果、テレビ局内定をもらえた時は本当に嬉しかった。人生ピークだったかもしれない。

入ってみたら想像とは違った。

配属されたのは、生ける伝説みたいなバラエティ番組制作部署だった。ここまではいい。配属希望は通ったのだから

自分ADとして入った。一般的ルートである。珍しい新卒だと、最初カメラマン大道具という珍しいパターンもあるにはある。

仕事だけど、最初は正直何やってるのかわからなかった。とにかく怒鳴られる。プロデューサーから、先輩ディレクターから出演者から下請け制作会社の人から、とにかく罵倒の嵐だった。なんというか、現場での動き方がわからなかった。学生時代イベント運営仕事をしておけばよかった。

正式じゃない企画会議デスク周りや喫煙所でやるような……)に呼ばれることがあっても、「面白くない」「もっと笑い取れるの考えろ」って言われ続ける。それこそ誰からも。

ある時は、夜中の3時まで明日の収録の準備で残っていた。実際、自分仕事はほぼなかった。担当ディレクターが帰れないだけであり、自分やほかのスタッフはそれに引きずられる格好だった。

それでも、「さあ帰ろうか」という雰囲気になったところで……

明日までにあれ用の新しい企画を出してこい。運がよかったら使ってやる」

とか普通に言われる。徹夜もある。週に2,3回、家に帰れたらラッキーだった。あの頃は若かったので、ああいう夜型の生活ができた。今は無理だ。眠気に勝てない。

職場の奥には簡易ベッドがあって、そこで寝るんだけど、寝てる間に先輩に……「寝てんじゃねえよ!」って蹴られることがあった。完全に嫌がらせ憂さ晴らしだった。人間、疲れるとこうなってしまう。

仕事ができる人でもそうだった。

疲労が極限に達すると、おそろしいくら残酷になる。ある時、先輩ディレクター女性AD現場の配置関係口喧嘩になっていた。今思えば、考えられないほど下らない理由だった。

その争いの現場はちょうど、小道具が置いてある狭い狭い空間だった。そこでひたすらに道具を指さしながら、喧嘩をしている。

その女性があまり文句を言ってるので、その先輩ディレクターは、何か重たい小道具ごみ箱みたいな?)を持ち上げると、彼女が出られないような位置にドカン!と置いたのだ。

「おい、さーや。おい、デブ自分でどけてみろ!!」

と、その男ディレクターは言った。

自分はただ、出入口のドアからそれを見て「かわいそうに」と思っていた。思うだけで、助けようという気力は湧かなかった。大学生の頃だったら、助け舟を出したに違いない。

案の定かわいそうに、円柱状の小道具が重過ぎて持ち上げられない女性ADのさーやちゃんは、そこらへんの絨毯みたいになってる小道具に突っ伏すと、わんわん泣きだした。

男性ディレクターは、そんな様子をさらからかっていた。これが、疲労人間の態度に及ぼす影響である。今でも気を付けるようにしてる。

あとは、ある料理番組の野外ロケだった。イケメンを多く輩出する芸能事務所の若手タレントがキャンプ場で料理に取り組んでいた。

皿洗いの最中に、先輩からこんな指導を受けたことがある。

バカ。使った皿は洗う必要ない。ズボンで拭いとけ!男やから、どうにかなるわ。イケメンなんやし。いいか増田。ばい菌だって、巡り巡ってまた口に入るんやから。それが世の中ってもんだよ」

何を言ってるか意味不明だった。先輩の人格が壊れていた可能性がある。

この撮影現場というのは、野外キャンプでの調理だった。イケメンタレントさんが食べた後の皿を……ちょうど水場がなかったので、そこらへんにあったエプロンでササっと拭いて、別のタレント用に再利用した場面である。実際、これくらいのことは日常茶飯事だった。

そのタレントさんは若かったけど、多才な挑戦で知られる人だった。普段は二人組で、もっと若かった時に、女の服を来てピンクレディー楽曲テレビ披露していた。

被害……いや、このあたりのことはさすがに書けないし、「書いていいよ♪」と言われても書かない。こればかりは矜持であるアナウンサーから照明、カメラマン、道具係、ADに至るまで、一応は元仲間である。そこまでするつもりはない。



2.新しい道に目覚めたキッカケ

30代になっても体調は悪かった。ご飯はいつもコンビニ弁当だ。風呂にも何日も入れないから、体から変な匂いがする。誰かに指摘されたら「焼肉を食べたんだ」ってごまかした。口内炎は治らないし、胃はずっとキリキリしてる。

身も心もボロボロだった。一応は、大卒総合職のはずだった。オフィスで働く人のはずだった。想像していたホワイトカラーとは違っていた。

さて。この頃の俺は、ディレクター(※特に演出のこと)になる年齢が近づいていた。正直いうと、実質的ディレクターだった。上の人がサボりがちであり、自分の方にディレクターが行うはずの仕事を振っていた。

この時代視聴率がすべて。それがルールだった。

から企画会議では、芸能人のどうでもいいスキャンダルをいじったり、誰かを笑いものにする企画が出てくる。芸人同士の暴力は基本であり、人権感覚など持ち合わせてなかった。あの頃の局全体は、マジでアホだったと思う。

なんで、あん会社で働いてたんだろう……と言うと、理由ひとつだ。「番組を作りたいから」である。ほんのちょっとでも自分の爪痕を世の中に残せたら、それはなんて素晴らしいことだろうと感じていた。

ただ、テレビを見る人の「ペルソナ」って……当時のテレビ業界人の認識においても、「低俗な内容が好きな人」だった。今だからぶっちゃけしまおう。皆そういう認識だった。

今でも同じだと思う。インターネットだと、「やらおん!」「はちな起稿」とか、youtubeだと「アシタノワダイ」「フェルミ漫画大学」とか、あとは暴露系が人気を博している。Xの低俗さはもはや基本。あれが人間本質の一部である

人の心を動かす作品を作りたかった。実録ドキュメンタリーとか、社会矛盾を突くようなドラマとか。そういうのが好きだった。特定作品だと、水上勉の『雁の寺』『海の牙』『火の笛』『土を喰う日々』が好きである

一度だけ、飲み会の場でそういう発言したことがある。「社会派作りたいな~」って。でも、そんなこと言おうもんなら、「何言ってんの?」「誰が見るんや!!」「うちでは作れない」って一蹴される。

自分らはテレビ局奴隷だった。視聴率という数字に魂を売った奴隷である視聴率のためなら、人権侵害も上等の集団。上の人達も同様。

そんな日々の中で、心を救ってくれた作品があった。

地獄のような日々が続いていた30代後半のある夜、たまたまテレビをつけた。とりあえず、家に帰ったらテレビを見る。同業他社作品を観て勉強するのだ。その時も軽い気持ちだった。

その作品は、テレビ東京でやってた『ハイパーハードボイルドグルメリポート』だった。

たことある人がいるかもしれないが、世界ヤバい地域に行って、マフィアとかギャングとか戦争難民とか、そういう人たちが何食べてるのかを映すドキュメンタリーだ。書籍作品で言うと『もの食う人びと』に近いものがある。

最初は「なんか変な番組やってるな」くらいに思ってた。でも、見始めたら目が離せなくなった。

あの時、画面に映ってたのは、コロンビアの元麻薬密売人だった。彼は仲間と、貧しい家で豆を煮て食べていた。その顔には、絶望疲労と、それでも生きようとする強い意志が混じり合ってた。

「これだ!」と思うと涙が止まらなかった。

俺が作りたかったのは、こういう作品だった。くだらない笑いじゃなくて、人間本質に迫るような、生々しくて、でも美しいもの

画面の彼は「食べることは生きることだ」って言ってた。当たり前の言葉だけど、すごく重く響いた。

自分達が毎日作ってる番組は、誰かを笑わせることはできても、誰かの魂を救うことはできない。誰かの心に深く残ることはできない。精神性がないバラエティ番組を作っている。

上っ面ばかりの、人間の心の表層を撫でるだけの、そういうコンテンツ自分が作りたかったのは、人間の心の底流(アンダーカレント)を刺激する番組だった。

テレビ局を辞めることを決意した。独り立ちの準備を重ねたうえ、約二年後に退職願を提出した。



3.貧乏になったのと未来

退職届を出した時のことを覚えてる。人事部長が「もったいない」と言ってた。俺の同期にも辞めた人が何人もいて、知る限りでは、みんな同じことを言われてた。

でも、いいやって思えた。命まで取られるわけじゃない。自分自身の命さえあれば、人の魂を救える作品づくりができるはずだ。

そんなこんなで、業界の伝手を辿って念願の独り立ちを果たした。いわゆるフリーランスである。ほかの会社に勤めるという選択肢はなかった。テレビ東京に不採用になったのもあるけど笑

最初は大変だった。フリーランスになったもの仕事は少ない。貯金は減っていく。実家からは「ちゃん仕事してるの?」って里帰りの度に聞かれた。昔の同僚からは、飲み会の時に「今何してんの?」と聞かれるけど、何とも答えにくかった。それでも答えたが。

初年度の年収は、フジテレビにいた頃の4分の1くらい。段々と家賃も払えなくなって、ボロのアパート引っ越した。都心に出るまでに電車で何十分もかかるような。

後悔はなかった。テレビ局に居た頃は毎日が「作らされてる」感覚だった。誰かの指示で、誰かの期待に応えるために、自分の心が望まないものを作り続けてた。

今は違う。自分が作りたいものを、自分の手で作ってる。CM企画仕事でも、ドキュメンタリー編集でも、放送作家に近い仕事でも、全部自分がやりたいことだ。

特に大きかったのは、サブスク動画配信サービスでの番組制作仕事だ。2025現在アマプラなどでは自社がお金を出してプロに作らせるのが一般的だが、当時は盛んではなかった。

ある時だった。飲み屋で知り合ったのがきっかけで、自分企画書を見てくれたプロデューサーが「面白い」と言ってくれた。それは、テレビ局では「視聴率が取れないから無理」と言われるような、いわゆる追放ものストーリーである社会の片隅に追いやられた人が底辺で足掻くお話だった。『モンテ・クリスト伯』みたいな。

その動画配信サービスプロデューサーは「視聴率はそこまで関係ない。ある種のペルソナ、ある種の人達にどれだけ深く届くかが大事」と言ってくれた。そういうわけで、自分が作りたいものを思う存分作ってやった。



4.人の幸せってこういうこと?

一週間のうち、最低でも数日は充実している。あの頃とは比べ物にならないほどの多幸感である

朝起きて会社に行くわけじゃない。スタジオに行くことは月に何度もあるけど。基本は自分の家で、自分のペースで仕事をする。疲れたら好きなだけ休める。

テレビ局にいた頃は、自分が何のために働いてるのか分からなかった。魂をすり減らしてる感覚だった。

今は違う。自分が作ったドラマを見て「感動した」とか「考えさせられた」とか「面白かった」とか、そういう感想をもらえるとマジで嬉しい。作品が誰かの心に届いてる。そう思うと、もっと頑張ろうって思える。

年収はまだ低い。テレビ局時代の約半分である結婚はできないかもしれない。

でも、幸せだ。あの頃の俺はイライラしてた。自分の好きなものを作れなくて、世の中にウケるものだけを追い求めて、消耗していた。自分自分でないみたいで。

あのグルメリポート番組感謝してる。そしてあの時、勇気を出してテレビ局を辞めた自分感謝してる。

不安しょうがなかったけど、あの頃の不幸だった自分いるから、足掻いていた頃の自分いるから、今があるんだと思える。ありがとう、あの頃の私。諦めないでくれてありがとう

もし、仕事に疲れてる人がいたら、自分の心を無視しないでほしい。本当にやりたいことは何だろう、って自分に問いかけてみてほしい。人生を変えるきっかけになるかもしれないから。

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2025-09-26

鬼滅の4DXおかしいだろ

ずり落ちすぎ

まりにもずり落ちすぎる

追加料金を払ってこんなに踏ん張る体験をすることになるとは思わなんだ

映画4DX面白かった、楽しかった

だのにそれを上回るストレスが私を苦しめた

効果をつけたディレクター的な人、実際に試してるんだろうか?甚だ疑問である

まぁしかし、どちらかというとこれは設備面で解決してほしい問題である

(なぜかというと、ソフト面でずり落ちを回避しようとするとどう考えても動きがマイルドになってしまい、4DX醍醐味が損なわれ、追加料金分の満足度が得られなくなってしまうだろうから)

シートベルト、あるいはジェットコースター安全バーみたいなもの、そういうのが難しかったらせめてもうすこし踏ん張れるような設計をしてほしかった

(座面に角度をつけるとか、フットプレートを大きくして角度もつけるとか、両手で握れるグリップをつけるとか)

からでもどうにかなればいいのに

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鬼滅の4DXおかしいだろ

ずり落ちすぎ

まりにもずり落ちすぎる

追加料金を払ってこんなに踏ん張る体験をすることになるとは思わなんだ

映画4DX面白かった、楽しかった

だのにそれを上回るストレスが私を苦しめた

効果をつけたディレクター的な人、実際に試してるんだろうか?甚だ疑問である

まぁしかし、どちらかというとこれは設備面で解決してほしい問題である

(なぜかというと、ソフト面でずり落ちを回避しようとするとどう考えても動きがマイルドになってしまい、4DX醍醐味が損なわれ、追加料金分の満足度が得られなくなってしまうだろうから)

シートベルト、あるいはジェットコースター安全バーみたいなもの、そういうのが難しかったらせめてもうすこし踏ん張れるような設計をしてほしかった

(座面に角度をつけるとか、フットプレートを大きくして角度もつけるとか、両手で握れるグリップをつけるとか)

からでもどうにかなればいいのに

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2025-09-21

新卒ゲーム業界入社できなかった者のゲーム業界就活アドバイス

タイトルの通り。


ゲーム業界を目指す人はめちゃくちゃ多く、少なくとも新卒での入社狭き門となっている。

業界の知り合いなどいれば現状や対策もわかりやすいが、そうではない人が入ろうとするには情報を集めにくい側面があると思う。(実際に自分新卒就活時には情報が足りていなかった)

そのため、新卒では入れなかったものゲーム業界の末席に籍を置く自分が、当時知りたかった情報自己満足記載していこうと思う。

一応記載しておくが、自己満足のためのものなので記載の内容をもとに行動してうまくいかなかったなどの責任は取らない。最終的には自分判断してほしい。


【経歴】

こういった話はどういう人間が言ったかによって信憑性が変わると思うので、自分の経歴について先に話しておく。

念のため書いておくと、ゲーム業界に入れた自慢のつもりで書くつもりはないが、自慢だと受け止めてもらっても嬉しいだけなので構わない。(そもそも新卒では入れてる人を常時目の当たりにするので自慢に思えていないので)

特定は怖いのでフェイクを混ぜるが、おおよそ変わらないと思う。


自分偏差値50程度の情報大学出身で、入学以前からゲーム業界プログラマ)を志望していた。

入学難易度がたいしたことない大学だが、その分上位10%よりは上の成績だった。

就活の時期が来たので、一人で作った2Dゲームや、大学講義でのグループ開発したWEBシステムなどをポートフォリオにして就活を行った。

その結果、ゲーム業界はどこにも引っかからず、IT企業で客先に常駐するいわゆるSES会社入社した。

最初は非ゲームスマホアプリの開発に従事させられたが、営業の人にゲーム業界に行きたいと伝えてあったので、1年ほど経って契約終了のタイミングで小さなソシャゲ会社に移動した。

そこではUnityなどで開発の経験を積ませてもらった。裁量が割と雑な企業だったので広範な部分の技術を触れたのを覚えている。

2年強そこで働いたものの、サービス終了をきっかけに転職を試みようと思い退職

その後ゲーム業界専門の大きなSES企業入社し、運よく大手ソシャゲ開発案件に入れた。

そこで大手の分業の仕組みに慣れながら働いていたが、もともと志望していたコンシューマゲーム業界へのあこがれもあり、本社営業チームに希望を出していたがタイミングが合わず案件がない時期が続いた。

2年ほど経って、プロジェクト単位での派遣という形だが、Unityなどソシャゲ共通技術を使うためか、コンシューマゲームの開発経験が無くてもOKコンシューマゲーム案件が出てきて、そこに転職した。

今は会社は小さめだが、IPはそこそこ強いコンシューマゲーム案件で、不安定立場ながら従事している。(可能であれば正社員として登用してほしいが、今のところ何も話はない)


【本題】

ここからは実際にゲーム業界を目指す者についてのアドバイスだ。


まず第一に、有名なゲームディレクター桜井さん動画にもあったが、ゲームを作ることが重要

企画職、プログラム職は言わずもながで、デザイン職やサウンド職の芸術系の人でも、そういった経験があると必要な素材の勘所がつかみやすくなるので、作っていた方がいい。

経験を積み上げるために1、2本ではなく何本か作っていてほしい。

可能であれば複数人プロジェクトゲームを作り上げているとなお良い。

目指す企業があるなら、その企業ジャンルに近いゲームの方がアピールになる。


なぜゲームを実際に作ることが重要なのかというと、企業が欲しいのは「良いゲームを作れる人材」だからだ。

良いゲームを作れるとアピールする最大の方法は、実際に良いゲームを作ったという経験を伝えることだからだ。

経験の量や質が良ければ、その分ポートフォリオ自己PRでも伝えられることが増えて、有利になるのは言うまでもないだろう。

なので時間をかけて1本や2本作るよりも、何本か完成させて経験として伝えられる方が基本的には有利。(その1本や2本が、それなりの売り上げを上げられるほど優れた作品なら話は変わるかもだが)

そして、入社後に実際に働く際には、当然複数人でその企業で開発されるジャンルゲームを開発することになるので、入社後に働けるアピールをするためには、複数人でそのジャンル(例えば3Dアクションとか、2Dパズルとか)に近いゲームを作っておいた方が有利になる。

もちろん希望職種に合わせた経験を積んでいることが好ましいが、他職種作業も軽く把握しているとやりとりがスムーズになることが多いので、こちらは参考程度にかじっておくとよいかもしれない。


では、どうして「入社時点で」ゲームを作れることが重要になってくるかというと、やや厳しい現実だが数か月の研修~最悪入社後いきなり業務に放り込んで、ゲーム作りに従事できるかを見られているからだ。

ゲーム業界に来る求人は、経験則でいえば小さな会社でも相当な数になる。その分優秀な人材、いわゆる即戦力が来る可能性も高くなっていく。

そんな状況で、ゲーム作りもそれに類する技術もなく、熱意だけあるというような人を採用して育てていくよりも、ある程度ゲーム作りの経験があって、その下地をもとに仕事を進められそうな人を採用してすぐに働いてもらった方が効率が良いのである

小さい会社から大きい会社まで数々の新卒の人を見てきたが、どの人も下地としてゲーム開発の経験がそれなり以上にはある人ばかりであった。


それから一般的就活対策と同じになるが、コミュニケーション能力は求められる。

ここでいうコミュニケーション能力とは、雑談などで盛り上がる力ではなく、業務遂行に向けたやり取りを円滑に行う力である


ゲーム開発は、言語化の難しいあいまい感覚を伝えなければならないケースがままある。

それらを時に図持したり、時に実例を見せたりして、伝えなければならない。

この辺りは企画職の人に特に必要技能かもしれないが、プログラマやデザイナも日々多くの人とやり取りをすることになるので、とにかく伝える・受け取る技能必須だ。

そういった部分に難がないことを見るために面接などを行っていると思われるので、その点は意識しておいた方がいい。


あとは個々の職種ごとの技術に関する話になる。

意識するべきなのは自分がその職に就いたとしてどのような業務を行うかということである


企画職なら

レベルデザインゲームデザインディレクションPM業務など

プログラマなら

インフラサーバーサイド・UIプログラムキャラクタープログラムCI系・グラフィックスプログラムなど

デザイナなら

キャラクターデザイン・背景デザインUIデザインモデリング・リギング・エフェクトなど


こういった中から自分はどのポジションにいたいのか、あるいはすべてをこなせる万能手になりたいのかなど、戦略を考える必要がある。

基本的にはより詳細な募集になる中途採用情報などから自分の志望するポジションを考えるのをおススメする。


ーー

さて、一通り記載したが、もちろん自分上記のことをできていなかった。

シンプルゲームの開発経験も足りなければ、自分ポジション意識ふわふわしていた。できてた可能性があるのはコミュニケーション能力くらいである。

しかし、これまで見てきた新卒入社する人は上記のことを努力も才能も偶然も含めて結果的にこなせている人材ばかりである


はっきり言って一朝一夕で何とかなるようなものではないものもあり、すでに就活を行っている人などでは間に合わないようなケースもあるだろう。

そうなると選択肢は2つ。「ゲーム業界あきらめる」か「なんとか中途でもぐりこむ」のどちらかである


あえてはっきり伝えたいのだが、自分は「ゲーム業界あきらめる」ことを悪いことだとは思っていない。

ゲーム業界に入ることが絶対的エラいことなのかというととてもそうではなく、志望者が多いということはそれだけ入れない人が多いということになるので、切り替えて別の目標を探すということができるのも一つの能力だと思うからだ。

しろ能力が足りずに経験も積めてないのに、あきらめることだけはできずにいる方が、よっぽと精神には悪い。一歩間違えると自分もそちら側になっていた(なんなら今も危うい)と思うと恐ろしさを感じてしまう。

挑戦してダメだったというのも、あきらめきれるきっかけにもなるかもしれないので、挑戦すること自体は良いことだとは思うが。


それでもあきらめられないのであれば、「なんとか中途でもぐりこむ」ことを選択することになる。

これに関しては様々なルートがある。第二新卒だったり、自分のように客先常駐派遣で、何とか未経験でもOKのところを探す方法だったり、個人で開発経験を積んでから中途採用に応募するケースだったり。

いずれのルートでも必要になるのは「運」と「能力」だ。


運について、そもそも新卒と違い、自分入社できるポジション企業存在するかがわからないので、志望企業に応募すらできない可能性もある。(おそらく求人自体はあるだろうが、第二新卒以外は経験限定のものがかなり多いだろう)

仮に応募できたとしても、競争相手は少なくなるが、その分枠も少ないという戦いになる。

経験である以上、ポテンシャル採用してもらうしかないので、企業側がその気があるのかはどうしても運になる。

自分場合客先常駐で常駐先に同じ会社から出向している人がいたので、その抱き合わせみたいな形で入社できたところがあったので、運が良かったとしか言えない。(別プロジェクトだったので面倒は見てもらえてないが)

こればかりは巡りあわせなので、試行回数を増やして確立を上げるか、万一コネなどあれば、確率の高いルートを用意してもらうかするなどでしか対策はできない。


能力について、何をいまさらと思うかもだが、新卒の時よりも少しシビアになっている。

第二新卒なら新卒同様の扱いになるが、そうでなければ研修など1日程度で簡単に済ませての即戦力としての採用になるので、いきなり現場に出ることになる。

選考時には現場で戦えるかをみられることになり、採用されても即現場なので、使い物にならなければ、雇用形態によってはすぐに首を切られることになる。

なので、業務遂行するだけの能力必須になる。その重みは新卒時より重い。

こちらに関して自分については、正直に伝えると少なくともいきなり放り出されても業務遂行する程度の能力はあったので何とかなっただけだ。(新卒入社の人もこなせていただろうが)

従事する業務に関してはより明確になっているはずなので、食らいついて最低限以上の仕事をしていく必要がある。


中途での現実はそんな感じだ。

競争相手は少なくなるので、単純な確率は上がるが、その分それ専用の武器を用意しなければならない。

一つだけお伝えすると、逆に一度潜り込んでしまえば、経験者の採用を受ける権利が得られるので、より世界は広がる。

志望企業に入るための作戦として中途を選ぶのはアリだろう。


ーー

以上がゲーム業界に遠回りして入った身からできるアドバイスだ。

この辺りの話を新卒のころに知りたかったので、これから就活をしようという人に伝わったら嬉しい。



ーーーーーーーー

追記

自己満足で書きなぐっただけなのになんかめちゃくちゃ反応ある。

文章が優れてるとは到底思えないので、ゲーム業界の注目度の高さを示しているのだろう。

ざっくり読んだが、結局のところ正解のある話ではないので、いろいろな意見があって当然だと思う。

みんな自分経験なんかもあるだろうし、適当言ってるだけの可能性も自分含め全然あるだろうし、名前を出しているでもない限り参考程度で読むのがいいと思う。


学歴についての言及も多かったのでその点に触れようと思って追記したが、そりゃあ当然学歴があった方が良いだろう。

実際応募数の多い大企業では、足切りの条件の一つに使われるのも止む無しだと思うし、そうでなくても大体の高学歴の人はシンプルに優秀だ。

だけど高学歴なだけでは入れないのも事実だと思う。逆に偏差値が低かったりする場合でもそれだけで切られることはそんなに多くはない(ちゃんとしてれば書類は通る)。

実際、大企業なんかでも意外と専門学校卒業生(たいていはトップ層だが)もいたりするのを結構見てきた。高学歴入社やすいのは、それだけ優秀な人が多いというだけの話だと自分は考えている。

高校生とかで有名なゲーム会社で働きたいなどのモチベーションから勉強を頑張るのは大いに問題いかと思うが、専門学校業務に使えるような技術を身に着けて、ゲームをたくさん作る経験を積んで一点突破能力ゲーム業界に挑むのも本気であれば間違いではないと思う。

いろいろなことを選べる立場のうちは、自分がどうなりたいのかを考えて、いろんなパターンから自分に向いている道を選んでいくのが良いだろう。年を重ねるごとにだんだん選べる道は減っていくので、その時に後悔しない道を選ぶことができれば理想だ。

逆に年を重ねると道が狭まっていくことは多いが、年を重ねることで見えてくる抜け道のようなルートもあるので、悲観しすぎないことも重要だろう。

自分も今から進路を考える立場だったら、専門学校選択していたかもしれないと思うことはある。

学歴は選べる立場なら真剣に考えるべきだが、そうでなければ囚われすぎないことも大事だというのが個人的な結論だ。


あとは、採用人間でもないのに偉そうなことをというニュアンスのものがあったが、もとより自己満足のための記載なのと、偉そうな文章に関しては、文の書き方から特定されないようにしているために、普段しないような言葉遣いをしているのが原因なので、勘弁してほしい(意味があるかはわからないが)。

Permalink |記事への反応(14) | 23:29

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2025-09-14

テレビ番組批判を語る場所がない(サクラミーツはクソ)

テレビ番組批判名誉棄損?

テレビ番組批判しようとすると、どうしてもキーパーソンとなる個人批判につながってしまう。これは性質上仕方がないことだが、昨今の事情鑑みると大っぴらにそのことを語るリスクが高い。

マイルドなご意見や誉め言葉だけで埋め尽くされた世界はすばらしいが、批判の場のない世界健全なのだろうか。批判を語る場所がないことで、視聴者フラストレーションはたまり製作者も自己を顧みる機会がなくなる。いずれコンテンツの質は低下し、テレビ局制作の場ではなくなり、他のコンテンツメーカーにとってかわられるだろう。

批判も称賛も同時に存在し、それが過度に個人を傷つけるようなものでなければそれぞれ許されるべきなのではないだろうか。しかし、その判定は個人裁量に任されるもので、はみ出すモノの出現は必然でありジレンマがある。

あえて番組批判をしたい

・私は坂道グループオタクであり、特に櫻坂46のオタクである

テレビ朝日放送されている「サクラミーツ」という櫻坂46メインの番組がある。

・私はサクラミーツは嫌いだが、櫻坂46は大好きなので、決して番組が終わってほしいとは思っていない。

・櫻坂ファン相手にしても、櫻坂自体批判に取られてしま可能性があり、共有しにくい。

・ゆえに、この批判を吐き出す場所がないのでここで吐き出させてほしい。

・以下の批判は、番組を視聴した方々、中でも2025年8月22日9月12日サイパンロケ回を視聴した方々に向けた文章であり、個人人格性質批判する意図はないので気に入らない人は読まないでほしい。

批判海外でなくてもできることを堂々とやる / 圧倒的な準備不足 /スタッフ不手際

カフェフレンチトーストサラダで朝食

→どれを食べるかはじゃんけんで決める。じゃんけん・・・アイドル番組なんだからもっと何かあるのでは?ましてや海外だし。しか食事サイパンらしさなどなく、日本カフェでも食べられるもの。下調べとかないのだろうか。

土産店でTシャツサングラスを買う

Tシャツボケのない平凡なものサングラスでひとボケするもすべる。これはメンバーがすべったというよりもセッティングにすべらされているといっても過言ではない。使った尺もほぼ1分。買わずともサイパンらしいものを物色するとか、いろいろやりようがあったはずである

・ 「海であそぶ」時間が半分以上

→海の風景日本と変わらない。行ったアクティティもパラセーリングサップバナナボートとどれも日本、もとい琵琶湖でもできるものである。正直いじりもリアクション全然おもしろくはないが、かわいいのでその点は問題がない。問題なのはこの変哲もない海遊びが番組の半分以上を占めていることである

サップ対決の罰ゲーム平泳ぎ

→少しも面白くはない。じゃんけんのくだりも含めて、この番組にまともなディレクターはいるのか疑ってしまう。

・昼食がインスタントラーメン

海の家的な場所で食べたのは韓国風のインスタントラーメン海の家メニューなんて普通に下調べの段階で気付くことなのでは・・・

ほとんど現地民と交流しない。

海外ロケなんて現地民と交流してなんぼである海外らしい場面を簡単に作れるし出演者があたふたするのもおもしろい。おそらくこの理由通訳やコーディネーターをケチってつけなかったからだと思われる。何かトラブルになってもフォローしてくれる人がいないと現地民とはからめない。

シュノーケリングで魚を撮影しようとするも、3人中2人がまともに撮れない。

→単にメンバー問題じゃなくてチェックしないスタッフ問題取れ高にもならない。

バギーに乗るが風景がほぼ草

バギーに乗るが当然のごとくリアクションも下手、というかこれでリアクションしろというのが無理難題である。なぜか大沼が泣いたので撮れ高にはなったが、大沼が泣いた理由も大して深堀りされず、謎のまま。絶景ポイントに向かっているとのことだったがただ草っぱら越しに海が見えるだけだった(電柱画角にいれる粋な演出)。これも下調べの段階で詰められた。Goproメンバーを映している映像のみでバギーから視点がないのも気になる。おそらくスタッフ海外ロケどころか普通ロケも未経験なのではとつい疑ってしまう。

・ 「海の見える」レストランでディナー

→夜なので海は見えません。

日本にいる他のメンバー電話

特に何の変哲もない会話をして終わり。まあそりゃそうなるやろ。スタッフからの手助けもほぼなし。

ディナーショーで現地ダンサーダンス

→手をつないでにこにこステップ踏むだけ。メンバーから自発的ボケろとは言わないがシンプル面白くないし、もっとやりようがあったように思われる。


・ 「自称名物プロデューサーからのお手紙」はくそ

→「プロデューサーからのお手紙」等、裏方がしゃしゃって出てくる番組は(裏方といいつつも実質出役になっているような場合を除き)興ざめする。 ごりごりに見切れている。この方は出演者なのか?何を隠そうこのプロデューサーは元地下アイドルの経歴をもつテレ朝社員なのである。だからどうということではない。繰り返すが、だからどうということではない。

嫌なら見るな

・もちろん「嫌なら見るな」であり、コンテンツにあふれる現代では、嫌ならほかのコンテンツをみればいい。しかし、これに淘汰されたりマウントをとられている他の番組制作者が非常にかわいそうだと思う。

・人気アイドル番組なのでTVerは回るしイベント即完、売り上げ的には結果をだしている。ただ、本当にそれでいいのだろうか。コンテンツの質が低いことに、周囲の人間危機感を覚えないのか。否、思うことはあっても言えないのが現実なのだろう。

当人が万が一これを読んだとしても一ミリも響かないだろう。そのまま己の道でがんばってください。

最後に、メンバーのことは大好きです。そこさくは毎週楽しんでみてます

Permalink |記事への反応(0) | 12:35

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2025-09-06

暇空茜の相棒のなるくん=藤澤翔馬、きんたまんこを訴える

登場人物

・なるくん(なるせ)

暇空茜の右腕。今は33歳ぐらい?

かつては2ちゃんねる嫌儲板の住人で、嫌儲発のドラクエギルドネカマ姫プの果てに個人情報流出騒動で男バレした

流出から規則違反RMT行為不適切発言で度重なるBANを受け、逆恨みしてディレクターへの殺害予告を繰り返すなどドラクエ界でアンチが多かった

富裕層生活を発信しネット暴言を撒き散らす暇空の生き様に憧れる取り巻きをしていた

暇空はゆっくりボイス動画youtubeにあげていたが、当時はゆっくりボイスを機械音声スパム判断して削除する方針だったため暇空のチャンネルはBANされ新規チャンネルを作れなくなった

そんな時に、なるが自分名義のチャンネルを暇空に共有してあげ、暇空のつくった原稿をもとに動画制作するパートナーにもなった

現在の暇空チャンネルの実際の名義人や登録住所はなるくんのものであり、一蓮托生の間柄

暇空は仁藤夢乃存在を知らなかったが、なるくんが「有名なフェミなので叩けば弱男を釣れる」と進言したことで標的になった

ロリコンであり、自身ブログスクゾーン」にてロリダッチワイフの購入、中出し、廃棄などを綴っている


・藤澤翔馬

なるくんと同一人物とされる人

岡山理科大学卒業後、地元企業ベネッセ就職、数度の転職を経て現在東京電通デジタル勤務

ビジネスガジェット関係について顔出しで真面目な発信を行うイケメンだが、経歴や発言がなるくんの発信と重なり続けている

2ちゃんねる個人情報流出騒動で流れたなるくんのクレカの名義人がこの人だった

なるくんはamazonスクショを載せた際にうっかり名前欄に藤澤翔馬と載せてしまい削除したりしている

なるくんも藤澤も着物を好み「和服男子」を自称しているのだが、なるくんが着物イベントに行った日にイベント公式が載せた動画に、なるくんが載せたのと同じ着物を着た藤澤が映っていた


・きんたまんこ

ちゃんねる嫌儲板に巣食う狂人

安倍晋三など著名人女体化して性的搾取するSSスレをよく立てている

暇空に対しても性的搾取SSを書いたため開示されている

高齢ニート弁護士を雇える金はないそうだし普通に敗訴する内容だが弱者に対する優しさだけはある

きんたまんこ、藤澤翔馬に開示される

なるくんは小学生女子強姦された事件について、揶揄をした

なる

@nalltama

トー家出の小6女児暴行 不同意性交疑いで男逮捕 警視庁が注意呼びかけ 女児、1日で3人の男から被害東京新聞TOKYOWebhttps://tokyo-np.co.jp/article/339346

公金でコンドームを配って支援してたのに・・・

https://archive.md/c7b0G

これに対して、きんたまんこが反応した

黒須圭亮

@kenmo_kintama

#暇空茜 の親友のなる君(@nalltama)とは全然関係ない自称モテる着物男子・F澤翔馬君は普段ロリダッチワイフ無責任膣内射精しとるからコンドーム重要性を知らないのだと思いますよ!

https://archive.md/KniZ1

黒須圭亮は、きんたまんこのX上での名前

きんたまんこ普段の発信がアレであることは否めないが、この発信については、女児強姦フェミ叩きの口実としかわず揶揄るなるくんへの強い反発が見られる

すぐ他人に体を委ねがちなトー少女もっと体を大事にしてほしいとせめてコンドームを配る活動重要性を訴える、弱者への優しさが根底にあるものと言えよう

この書き込みが藤澤に開示請求された

開示請求の文では、藤澤はなるくんとは別人であり、なるくんが発信したロリダッチワイフ無責任射精とは無関係なのに名誉を傷つけられたと主張している

藤澤の弁護人は、暇空弁護団の一人である小沢一仁である

これにもカンパ金使われているのだろうか

きんたまんこ、藤澤翔馬に訴えられる

なるくんは暇空とともに誹謗中傷を行ったため開示されており、開示済みの人がなるくん=藤澤と明言している

今更別人のふりして訴えるのはリスキーだと話題になり、流石に訴えないのではないかという雰囲気にもなっていたが、9月になって藤澤から訴状が届いたときんたまんこが報告

一般的には犯罪行為を起こしうる特殊性癖を持っているなどと指摘されたことによる原告精神的苦痛は著しく、これを金銭評価すると、150万円を下らない

ロリダッチワイフ無責任射精するのは「一般的には犯罪行為を起こしうる特殊性癖」だと小沢一仁は主張する

そうなのか・・・

なにそのエロ漫画読んでるやつは性犯罪者予備軍みたいなの・・・

暇空となるくんってそういう主張するフェミと戦ってるみたいなポーズじゃなかったのかよ・・・

身長120cmのロリダッチワイフを買うのも無責任射精するのも犯罪行為とは関係ないだろ!!!!!!!!!!!!

なお、なるくん無責任射精編はこち

https://skmz.one/?p=10541

https://skmz.one/?p=12233

https://skmz.one/?p=13595

なるくんはかつて、ロリダッチワイフキモがる人に対してこのように発言した

女児型のラブドール存在することから特にロリコン小児性愛者の存在のもの否定し、差別扇動を繰り返している姿が非常に高頻度に観測されます

「私にとってそれはキモいと感じる」で済んでいれば、それはその人の気持ち問題なのであまり問題ありません。しかしそのラインを飛び越えて差別扇動を繰り返すところまでいくのは単なる人権侵害行為であり、ネトウヨと同じです。

https://skmz.one/?p=12233

ロリダッチワイフが好きな奴は犯罪者予備軍とか抜かして差別扇動する小沢をなるくんも許せねえよなあ???

Permalink |記事への反応(8) | 01:38

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2025-09-01

NHKが突然なんの前触れもなく深夜に放送したコソボドキュメンタリーがすごかった

8月29日金曜日の深夜、25時36分から27時36分まで2時間かけて放送された巨大ドキュメンタリー番組

 

隣人たちの戦争コソボ“憎しみの通り”の25年~ -NHKプラス

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2025083014171

 

コソボ紛争といえば、セルビア勢力によるアルバニア系の虐殺行為が取り上げられるが、番組ではアルバニア系によるセルビア市民殺害も取り上げ戦争悲劇として描いている。このご時世に大変勇気ある内容だった。

ディレクターは25年かけてコソボの同じ通りに住んでたアルバニア家族セルビア家族のその後を追いかけ続けた。

セルビア系に親族殺害され怒りアルバニア系の軍に参加するも大怪我を負い除隊となったアルバニア青年。国が勝利しても怪我病気のため良い仕事に就けずドイツ出稼ぎする今。だけどドイツも今は移民差別が厳しいかキツイだろうなと。

このように勝者側も幸せにならないのが戦争だよってメッセージを打ち出しているのだけど、勝者側で「戦果」を上げて出世して今は良い暮らしをしている人は確実にどこかにいるんだよなと。

一部の人が良い思いをするために戦争が引き起こされるというのが本当の戦争の悲しさである

Permalink |記事への反応(0) | 23:32

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2025-08-31

万博良かったところ悪かったところ

通期パス20回ほど行ってる。

まり語られてない視点から良かったところ悪かったところを述べてみたい。

総評的に言うなればギリギリ成功」ってレベルじゃないかなと思う。

関西では盛り上がっているけどやはり、その他ではいまいちな反応ってのが正直なとこだろう。

よく「これが関東で行われ、電通が入ってたら?」と考える。

主題歌にはコブクロは選ばれないだろう。

米津さんはやり過ぎだし、YOASOBIかミセスあたりがやってたんじゃないかな?

ダンスも作られて音楽番組バラエティでどんどん流されてたと思われる。

東京の人は万博主題歌タイトルは?と聞いて答えられる人少ないんじゃない?

ただこれは良い面、悪い面があってミセスなどを起用した場合

大衆的な方向が出て場内の音楽も聴き馴染み良いどこかで聞いたことのある音環境になってただろう。

今回、大阪万博ではレコード会社のプッシュみたいなものもないため

場内の音楽も攻めたものになって芸術性が高い。

https://expoworlds.jp/ja/sound/

そして、これはデザイン面にもでていて、大資本からのしがらみから外れたものとなっている。

そんな中クリエイティブディレクター引地さんがとても優秀であり

東京オリンピックとは違ったトータルデザインを見せてくれている。

大衆的ではないのに大衆を巻き込み2次創作を促して全体の良い雰囲気を作っているのだ。

ミャクミャクも実は選ばれた当初からマイナーチェンジを重ねてかわいく変更されてる。

初期の変形構想捨てられたしな…(好きなんだが)

ミャクミャクやロゴからして東京万博だとこうはならなかったんじゃないかなと。

しかし、世界万博なのにやたらと地域特産が多い、手作り感あるイベントが多いのは残念な点。

電通が入ればアリーナでのライブイベントも、もう少し良いイベント組めたんじゃないかな。

ほぼ失敗になってたであろう大阪関西万博だけど、

藤本さんの大屋リング(見た目だけでなく避暑として大きな役割を果たした)、

引地さんのデザインイタリアサウジ中東圏の力の入った展示、

ここら辺が奇跡的に化学反応を起こして成功にまで持ち込めたのだろうと思う。

たぶん関東でやってればもっと動員は見込めただろう。

チケットサイトや予約システムももっと洗練されたものになってたに違いない。

けど全体の雰囲気として自分の好きな万博になってただろうか?と疑問。

おそらく大資本の入った大衆的なものになっただろう。(それはそれで良いと思う)

今回の手作り感あふれて尖った万博自分的には良かったと思ってる。

Permalink |記事への反応(1) | 22:58

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2025-08-28

https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/topics/detail/05b39a26f9740ef1bc2baa91ec3a661a2d2802c9

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/topics/detail/05b39a26f9740ef1bc2baa91ec3a661a2d2802c9

例示の部分に”(良いとか悪いというお話しをしているわけではありません)”(原文ママ)とあります

「この例示を持ってして、類似する行為は許された」のような敷衍ふえんして意図しない実質的公式許可が発生すること。それを吉田プロデューサー/ディレクターは望んでいないのではないか

悲鳴の中に優しさを見出しそれを自分都合の理解の助けにするのは、いけないと思います

Permalink |記事への反応(0) | 15:37

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