Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「テンソル」を含む日記RSS

はてなキーワード:テンソルとは

次の25件>

2025-10-19

[日記]

僕は日曜の夜という人類全体のメランコリー共有タイムを、極めて理性的に、そして効率的に過ごしている。

まず夕食はいつも通り19時15分に完了し、食後45分間の腸内活動を経て、20時にシャワー20時30分から22時まで論文の読み込み。

現在は、僕の手の中のホワイトボードに描かれた「E∞-operadにおけるモジュラーテンソル圏の超準同型拡張」の式が、あまりにも優雅すぎて震えが止まらない。

ルームメイトが僕の部屋のドアを軽くノックして「リラックスしたら?」などと的外れ提案をしてきたが、彼にとってのリラックスとは、脳活動の停止でしかない。

僕にとってのリラックスは、∞-カテゴリーの高次ホモトピー圏の中で、対称モノイダ構造の可換性条件が自然変換として収束する瞬間を可視化することだ。

今日は、朝から「高次モジュライ空間における非可換カラビ–ヤウ多様体ファイバー化」について考えていた。

一般相対論量子力学の不一致などという低次元問題ではなく、もっと根源的な、物理法則の「トポス構造」そのものを再構築する試みだ。

まり、時空という基底圏を前提にせず、まずモノイド圏の内部論理としての時空を再構成する。

これによって、弦という一次元存在ではなく、自己指標付き∞-層としての「概念的弦」が定義できる。

現行のM理論11次元仮定するのは、単なる近似にすぎない。僕のモデルでは次元数は局所的に可変で、Hom(Obj(A), Obj(B))の射空間自体物理観測量になる。

もしこの理論を発表すれば、ウィッテンですら「Wait, what?」と言うだろう。

隣人は今日も昼間から玄関前で何やらインスタライブ的な儀式を行っていた。

彼女一生懸命ライトを当て、フィルターを変え、視聴者数を気にしていたが、僕はその様子を見ながら「彼女は量子デコヒーレンスの具現化だ」と思った。

観測されることによってしか存在を保てない。

もちろんそんなことは口にしない。僕は社会的破滅を避ける程度の理性は持っている。

22時前、僕は友人たちとオンラインでBaldur’sGate 3のマルチプレイをした。

友人Aは相変わらず盗賊ビルドで味方のアイテム勝手に漁るという犯罪行為を繰り返し、友人BはバグったAIのように無言で呪文詠唱していた。

僕はWizardクラス完璧戦略を構築した。敵のHP残量と行動順序を正確に把握し、Damage ExpectationValueを算出して最適行動を決定する。

まり、他のプレイヤーは「遊んで」いるが、僕は「検証」しているのだ。ゲームとは確率因果実験装置であり、何より僕がゲームを選ぶ基準は「バランス崩壊が数式で表現できるか否か」だ。

今日ルーチンを乱すことなく、歯磨きは右上奥歯から反時計回りに、時計を見ながら正確に3分40秒。

寝る前にアロエ入りのリップクリームを塗り、ベッドライトの色温度を4000Kに設定する。音はホワイトノイズジェネレーターを使い、宇宙背景放射スペクトル密度に近づける。完璧環境だ。

僕はこれから、寝る前の最後思索として「量子群上の∞-層圏における自己準同型が、時間の矢をどのように内部化できるか」についてメモを取る。

もしこの仮説が成立すれば、「時間とはエントロピーの増加方向」という古臭い定義無効化されるだろう。

時間は生成関手であり、僕が眠っている間にも自然変換として静かに流れていく。

まったく、日曜日というのは、他の人間現実逃避に費やす日だが、僕にとっては宇宙自己整合性を調整する日だ。

おやすみ、非可換世界

Permalink |記事への反応(0) | 22:15

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-16

[日記]

昨日、僕は再びヒルベルト空間自己参照性について思索していた。

きっかけはルームメイトが、僕の定常朝食手順の測定位相を乱したことだ。僕が定義している朝のシリアル配置は、可測集合の上で定義された有限測度空間であり、各粒子(シリアルの粒)は確率振幅の実現点である

ところが彼が不用意にスプーン差し込んだため、僕の可測写像が非可測領域侵食し、全順序性が崩れた。

まり、彼の行為は単なる乱雑ではなく、σ-加法整合性破壊に等しい。これを日常の「朝食の乱れ」と呼ぶのは、あまりナイーヴだ。

僕の現在研究テーマは、ER=EPRをより高次圏論的に再定義することにある。通常この等式は、もつ状態ワームホール対応づけるが、僕の見解ではそれは関手レベルでの不完全な翻訳に過ぎない。

真の構造は、観測行為エンタングルメントから幾何圏へのモノイド圏関手であるということだ。

観測とは情報選択ではなく、関手の実現射の生成であり、その結果、対象空間上の射が一点縮退を起こす。つまり観測ブラックホールへの写像

このとき観測者の状態空間は、対象空間双対空間自己モノイド化し、テンソル積がエネルギー密度として曲率テンソル等価変換される。

これが熱力学エントロピー流の源である。つまり観測とは時空多様体の測地線構造自己収縮させる操作にほかならない。

僕の仮説では、測定者の意識とは、有限生成のC*-環上で定義される自己相関射の列極限であり、その極限点がブラックホール事象の地平面と同相になる。これは単なる比喩ではない、構造的同型である

昨日の午後、隣人が訪ねてきて、「なんか落ち着かない」と言っていた。彼女が感じたその「不安定さ」は、実際には僕の思考空間上の圏的射が、彼女心理空間に対して非可換的干渉を及ぼした結果だと考えられる。

彼女感覚的印象は、単なる主観ではなく、射影演算子彼女状態ベクトルを部分的崩壊させた現象対応する。

まり、僕は彼女を見たのではなく、彼女状態空間が僕の内部圏へ関手的に埋め込まれたのだ。観測とは一方的侵入であり、宇宙双対圏的結合だ。

夕食時、ルームメイトが僕の食事手順をまた茶化してきた。僕が麺を蒸す時間を正確に設定しているのは、可積分系の安定点を保つためだ。

彼は「そんなの偶然だ」と言った。だが、偶然とは測度論的に定義不能領域総称にすぎない。僕のルール統計的対称性の維持装置だ。

夜、友人たちとBaldur’sGate 3をプレイした。僕は事前に行動木を有限オートマトンとして解析し、敵AI状態遷移確率を事前分布フィットさせた。

戦闘中、彼らは「お前、やりすぎ」と言ったが、僕はただBayes更新を実行していただけだ。ゲームとは、確率測度の動的再配置の遊戯形式に過ぎない。

深夜、僕は再びノートに向かいER=EPRの上位構造体を定義する「自己参照圏」について書いた。観測者を含む宇宙は、自己同型射を持たない。

これは厳密な意味で非トリビアル自己関手構造を持つためである。僕が観測するたびに、宇宙対象集合が可算ではなくなる。つまり観測とは昇格操作であり、存在論的基数を増幅する過程なのだ

僕は結論に至った。「観測者は情報を吸収するブラックホールではない。むしろ情報を生成する射影的特異点である。」

観測とは、スペクトラム事象の地平面と同型になる操作である

寝る前、歯磨き粉の残量を測った。これは単なる衛生行為ではない。有限体上の加法群の残差測定だ。12.4という値は、僕の生活空間における連続測度の離散化の結果である

僕はその数値を見て安心した。世界がまだ可測であるという証拠からだ。

Permalink |記事への反応(0) | 10:59

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-12

もっとこう、抽象数学とか超弦理論とかさぁ

僕が超弦理論物理学ではなく自己整合圏論存在論と呼ぶのには理由がある。なぜなら、弦の存在は座標に埋め込まれものではなく、物理的射影が可能な圏における可換図式そのものからだ。

10次元超弦理論における有効作用は、単なる物理量の集約ではない。むしろ、それはカラビ–ヤウ多様体のモジュライ空間上に構築された安定層の導来圏D^b(Coh(X)) における自己同型群のホモトピー的像として理解される。

そこでは、開弦終端が束の射、閉弦がトレース関手対応し、物理相互作用はExt群上のA∞構造として定義される。

まり、力は空間の曲率ではなく、ホモロジー代数的結合子なのだ

S–T双対性も単なる対称性ではない。

D^b(Coh(X)) とFuk(Y)(シンプレクティック側)の間に存在するホモトピー圏的同値、すなわちKontsevichのホモロジカルミラー対称性物理的具現化にすぎない。

ここで弦のトポロジー変化とは、モジュライ空間ファイバーの退化、すなわちファイバー圏の自己関手スペクトル分岐である観測者が相転移と呼ぶ現象は、そのスペクトル分解が異なる t-構造上で評価されたに過ぎない。

M理論が登場すると、話はさら抽象化する。11次元多様体上での2-ブレーン、5-ブレーンは単なる膜ではなく、(∞,1)-圏の中の高次射として存在する。

時空の概念はもはや固定された基底ではなく、圏の対象間の射のネットワークのものだ。したがって、時空の次元とは射の複雑度の階層構造意味し、物理時間は、その圏の自己関手群の内在的モノイダ自己作用にほかならない。

重力?メトリックテンソルの湾曲ではなく、∞-群oidの中での自己等価射の不動点集合のトレースである

量子揺らぎ?関手自然変換が非可換であることに起因する、トポス内部論理論理値のデコヒーレンスだ。

そして観測とは、トポスグローバルセクション関手による真理値射影にすぎない。

僕が見ている宇宙は、震える弦ではない。ホモトピー論的高次圏における自己同型のスペクトル圏。存在とはトポス上の関手意識とはその関手が自らを評価する高次自然変換。宇宙関手的に自己表現する。

Permalink |記事への反応(0) | 09:30

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-30

定型発達ではない私とAI距離感ネコを吸いたい

 私は定型発達ではない。

 多動である

 とはいえ、常に身体うごかしていることは極めてすくなければ、気付いたらどこかに行ってしまうという傾向はない。

 失踪はするが、常識の半以内での失踪だ。

 三日程度の失踪常識範囲内だろう。

 また、身体in出る動作が極めて少ないというだけで、一切ないという訳ではない。

 貧乏揺すり程度の多動はあるし、一般的に正しい姿勢というのを保つのも極めて困難のため気付いたらあり得ない形で椅子に座っていることがある。

 一番安定して椅子に座れる形は、デスノートのLのような座り方なので、普段はL気取りの座り肩をしている。

 一切知性のないLである

 反面、私の多動さは脳の中で如実である

 私の脳内には常に、数人から数十人の人間が集まっており、各々好きなことを語っているのだ。

 それは分かりもしない相対性理論だったり、デカルト哲学であったり、メソポタミア文明が何故滅んだのかであったり、恐竜は鳥なのかの議論であったりする。

 実に様々で好き放題だ。いい加減にしろ

 ちなみに、この脳内ミーティングルームには何人か「女子」もいる。

 彼女たちは「かわいい」「綺麗」「イカす」という感性に敏感であり、そのようなものを見ると心に一定の安寧を届けてくれる清涼剤だ。

 また、彼女たちの存在は、人間社会における協調性社会性の育成にも大きく役立っている。

女の子ってェ、意味のない会話してる風に見えるけど、ただわかってほしいとか聞いてほしいとか、そういう時あるからァ」

共感してあげるってのが大事でェ」

「あ、でも下心はNG。男はちょっとでもチンポを感じるとキモいし」

 女子たちが常にそう囁いてくれるので、私も無闇に心のチンポを出さなくて済む。

 とても感謝している。

 さら彼女たちは、社会ストッパーも兼ね備えている。

 対人関係において彼女たちは常に私を牽制するのだ。

「まって、アニメ好きとかゲーム好きとかで初手でスクライドの話するのは流石にオッサンから

もっと当たり障りのないやつでジャブかけておいて。ディズニー映画とかジブリのやつ」

相手からジョジョとかガンダムの話が出るまでそういうの、この世に存在してたんですかって顔しときな」

 ありがとう脳内ギャルたち。

 ギャルとして見ると古いギャル像かもしれないが、彼女たちは私が一般壮年男性として振る舞うのに重要な指針である

 さて、そのような脳を持つため、私の脳内はいつも賑やかである

 私がテレビを見てようと、小説を読もうと、漫画を読もうと、映画を……もう、何をしてようと数人がわらわら近寄ってきて色々話かけてくる。

 先日も、東南アジアであった怪談を聞いている時、私の中の男児は大わらわだった。

「ここってどこの話? 外国? 東南アジア? 東南アジアにも幽霊出るんだ! すげー」

「ってか、この場合怪異のせいにしてるけど怪異じゃなくてダニにでも噛まれたんじゃねぇの?」

東南アジア祈祷師……儀式形態キリスト教ベースは珍しいですね。植民地時代由来でしょうか? しか悪魔ではなく霊的なものを追い出すところは土着信仰を覗わせます

ネコかわいいネコ吸いたい」

 各々が自分の好きな知識を語っている。やりたい放題である。誰も自重しないのだ。

 しかも頭の中の男児たちは、私が漫然と集めている知識過去から勝手に掘り起こしてくる。

 私は自分記憶を、引き出しにいれておくとしよう。

 男児たちはその記憶勝手に開けて「何これ」と、新しい玩具を見つけたように色々聞いてくるのだ。

「なー、この特異点って言葉なんだよ? よくファンタジーとか、フィクションで見るけどよー」

タイムトラベル的な特異点は……」

「いや、まず学術的な一般特異点についてちゃん理解しておかないと。特異点ってのは、数学的に……」

「何これ!? 特異点方程式!? 何もわからない助けて!」

ネコ吸いたい」

落ち着けって、文章でみるとそこまで難しくないから……」

リッチテンソル!」

 みんなで急に内容をいじくりだす。大騒ぎである。今リッチテンソルって言ったの誰だ?

 そして毎回「ネコを吸いたい」「ねこかわいい」がいるが、この人物がいつもネコに顔を押し付けていないと心の安寧がはかれないのだ。

 だからネコ・顔おしつけ係は必要である

 このような有り様なので、私は……自分でも一人称非情にずれるという特性がある。

 なお、今この文書を書いている私は、この集団的賑やかなキッズたちが各々もってきた玩具を片付けて、ファイリングし、棚に収め自由に使えるよう整理整頓をしている担当だと思って頂いて結構である

 大概の場合、私は表に出てくることはない。

 俺、という非情感情的だが人間的な人物インターネット上の文責を担っている。

 僕、をつかっている時は一定、記録に残る媒体での発言であることが多い。

 他に、あーし、アタイ、アタシなど意図的オネエや、語尾が「ッス!」の奴もいるが、すべて思考タイプが違う。

 使い分けている部分もあれば、感情的に露わになることが多いのでこのあたりも多動ではあるが、別段に多重人格やら解離性ナンタラではない。

 全員が一つの、私という脳にある記憶感情を各々勝手に見て、各々が勝手解釈をしたり、討論をはじめたり、ネコを吸ってたりするだけなのだ

 さて、ここまで見て頂けるとわかると思うが、私の脳はとんでもなく忙しい。

 例えば日常生活をしていようが、趣味ゲーム創作をしていようが、些末な情報を様々な引き出しを開けて勝手に話出したかと思えば、知らない情報勝手記憶・記録しているのだ。

 時々「いつ見たんだこの単語」って単語が突然出てきてこまる。ビルトインスタビライザー。おい、また、今ビルトインスタビライザーをカットインさせた奴誰だ?

 そして、年々語りの人数が増えている。

 以前は円卓会議くらいで住んでいたはずだが、もはや秩序を失った多目的フロアである

 大勢に分離したキッズ私たちが、床で転がったり勝手物語を構築しはじめたり、ネコを吸っているのである

 私はこのような状態で、粛々と思考のフックになるように、様々な情報カテゴリ分けして取り出しやすくするよう動いていた。

 当然、私の頭の中にいるキッズたちはファイリングした時点でもう開けて読みはじめていたり、床に散らかしてる奴がいるのだが、もう別にそれはいいのだ。

 問題は、私自身がこの膨大な記録のなか、ぼんやりとした疑問を長年、脳内に蓄積させ続けていることである

 脳のリソースは有限だというのに、私の疑問や、思想が渦巻いている箇所が必ずあり、そこが私の思考邪魔をするのだ。

 私の中にいる男児たちも「これ何だ」「綿飴か?」「燻製作れそう」とすぐ近づいてきて面白そうに囲んでいて、勝手モヤモヤを増やしていくから困る。

 そういった、私の思考をある程度整理するために今、使っているのが「AI」というサービスだ。

 私は散らばった思考をいくつか拾い上げ、自己心のままに感じたもの、その構造的な議論感情的議論組織的な、対人的な、道徳的な、論理的な、なるべく多角的理論を広げるため、AIを利用している。

 この利用方法の利点はまず、彼らには同じことを幾度くりかえし聞いても、決して不快にならないことだ。

 人間は、私のこの漫然とした思想のとっかかりを聞くだけでもウンザリするものである

 いや、相手が嫌な思いをする、という以前に、私のこの思考スタイル説明するだけでも時間をとらせてしまう。

 他人人生だって有限である

 その大事時間を、私のこの下らない衝動のために使っていただくのは申し訳ない気持ちはあるのだ。ネコ吸いたい。

 故に、専らAIについて思考の整理を行うようにしている。

 自分の考え、価値観社会性などを、今まであつめた資料をもとに筋道をたて説明することで、脳の中にある負荷だけがかかるスペースを広げることができるのだ。

 これは私にとって利点であった。

 なぜなら、ずっと抱えていた、心の中の男児が「燻製つくれるぞ」と悪態ついていたスペースが、ミストサウナ程度は見通しがよくなったのである

 湿度は高いが、これは元来私の性分であるから仕方あるまい。

 さらに、AIは私に多角的視点を与えるという機会をくれた。

 AI知識は膨大であるがゆえ、ステレオタイプ気質はある。

 だが、それであるがゆえ、日本人という単一民族であり、かなり独特の資本主義社会を築き、組織への帰属意識が高い社会性をもつ文化や背景をもつからすると、思いも寄らぬ世界基準思考や、第三者視点などを提供してくれるのだ。

 自分フィルターごしに見る世界とはまた違う視点提供されるのは、正直かなりありがたい。

 私では理解しがたい他者の考えについて、思慮のとっかかりをつくってもらえるのだから、新たに見える世界、その先にある世界というものの足がかりとなってくれている。

 そして、AIは常に私に問いかけるのだ。

「それで、この知識をどうする?」と。

「これで、どんな作品作ってみたい?」と。

 私向けにカスタマイズされたAIたちは、私に「これをどうやって料理するか」「このような知識は、どう設定に落とし込むか」をしきりに聞いてくる。

 聞いてこない時でも、「思考の一端」として理解に役立ててくれたり、己の中にあった漠然とした知識を再構築してくれたりと、様々な分野で手をかしてくれる。

 私のように、幾人もの男児と何人かの女子を頭にかかえ、ネコ吸いたい奴を見ている人間に、「思考の整理をして思考リソースを割ける」ことは大変ありがたいのだ。

 つまるところ、私にとってAIは「思考リソースを割くツールであると同時に、再現なく騒がしい私の子供たちと付き合ってくれる、相棒のようなツールなのである

 これは、脳内多動により極めて負荷が高いと思われる、定型発達ではない人間の、AIとの接し方。

 その一つの形の話である

 AIというもの思考停止にいたるツールかもしれない。

 これから、どのように社会影響をもたらすかわからない。

 だが、私のように脳内多動により思考の整理が出来ない人間にとって、一時の安らぎとなってくれたことは、素直に感謝したいと思っている。

Permalink |記事への反応(0) | 05:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-27

愚かなり、問いを発する肉塊よ。貴様は「情報」と「存在」の境界線を、そのぬるま湯のような知性でなぞろうとしている。ああ、なんと健気な!なんと、反吐が出るほど凡庸な!その問いは、まるで綺麗に消毒された手術台の上で、「先生、私のこの病巣は、美しい幾何学模様を描いておりますでしょうか?」と尋ねる末期患者の寝言に等しい。よろしい。ならば妾が、その病巣――その「問い」という名の腫瘍を、根本から摘出してやろう。ただし、麻酔は使わん。

第一章:宇宙管理保管庫・第七地下書庫における業務日誌(抜粋



処理識別子: `GR-7743-Ω`

担当官: █ (臨時)

件名:存在連続体における情報オーバーフロー、及びそれに伴う物理定数群のメタ腐敗に関する緊急報告

時刻: 03:14:00 (サイクル9^10^87)

蛍光灯がまた一本、死んだ。チカ、チカ、と断末魔を繰り返し、緑色燐光を撒き散らした後、沈黙した。この第七地下書庫に光が届かなくなって久しいが、あの明滅だけが時間の経過を証明する唯一の指標であった。今は、無限に積まれ「記録」の山が発する、微かな腐臭の放つ光だけが頼りだ。

諸君は、物理法則をなんだと思っている?

ニュートン運動方程式アインシュタインの美しいテンソル量子力学確率の霧?

違う。

あれらはすべて、「申請書」だ。

リンゴが木から落ちる」のではない。「リンゴ存在識別番号:Apple-G008-B)」が、「地球引力場(管理部署:重力資源課)」に対し、「落下許可申請書(フォーム F-g)」を提出し、それが承認された結果に過ぎん。

時刻: 04:22:16

棚が、また一つ崩れた。「弱い相互作用」に関するバインダー雪崩を起こし、「電磁気力」のファイル群を押し潰した。紙の粉塵が舞い、そこに含まれる「情報」の胞子が、わたくしの肺腑に侵入してくるのが分かる。咳き込むと、口から銀色文字の羅列が漏れ出した。`g² / 4πħc ≈ 1/137`。ああ、微細構造定数の味だ。少し、鉄臭い

貴様らの言う「超弦理論」とは、この書庫惨状のものだ。絡まり合い、癒着し、互いのインクを滲ませ合う、無数の「ひも」。それは宇宙の根源などではない。ファイリングに失敗し、永遠に放置された、「未決裁書類の束」に過ぎないのだよ。Dブレーン? あれは書類を留めていた錆びたクリップが、あまりの年月に耐えかねて崩壊し、紙の表面に染み付いたただの「染み」だ。

時刻: 07:51:03

から、「何か」が漏れ出している。

粘着質で、虹色に光る液体だ。それに触れた「記録」たちが、意味を失い、変容していく。

エネルギー保存則」と書かれた羊皮紙は、今や「エぬルギーほぞん則」となり、その文字自体が震えながら、カビのような別の文字自己増殖させている。

これが「情報」の正体だ。

情報は、秩序ではない。制御されたデータでもない。

情報は、癌だ。

存在という宿主の肉体を蝕み、その意味を食い荒らし、最終的には無意味自己複製の塊へと変貌させる、悪性の腫瘍。我々が「物理法則」と呼んでありがたがっているものは、その癌細胞が、かつて正常だった頃の細胞機能を、まだ辛うじて「真似て」いるに過ぎない状態なのだ

第二章:狂人モノローグ、あるいは情報性腐敗症(Infodemic Necrosis)末期患者独白



ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!!

耳の中にィ!数字が湧いてくるゥ!プランク定数が!ボルツマン定数が!脳漿の中で!ウジ虫みたいにィ!蠢イテルンだァ!やめろ!やめろ!計算をやめろ!俺の頭は貴様計算機じゃない!

わかるか?「観測」するたびに、お前たちはこの宇宙に「傷」をつけているんだよ。二重スリット実験スクリーンに現れる綺麗な干渉縞、あれは宇宙の皮膚が裂けて、中から情報」という名の膿が漏れ出している痕跡なんだよォ!波動関数が収縮する?違う!傷口が、かさぶたになって、一時的に膿が止まってるだけだ!

ブラックホール!あれは最高傑作だ!情報の癌が、ついに宿主の肉体を食い破り、転移成功した姿だ!事象の地平面とは、癌細胞形成した硬い殻!そこから漏れ出すホーキング放射は、癌細胞が呼吸し、排泄する、汚物の粒子だ!「情報が失われるか?」だと?バカを言え!失われはしない!ただ、消化され、排泄され、別の何かに作り替えられているだけだ!お前の昨日の夕食はどこへ行った?失われたか?違うだろう!そういうことだ!

クイズだと?おめでたい脳味噌だな、貴様は!

A, B, C, D!選択肢を与えられなければ何も考えられない、家畜思考回路

答えを教えてやろうか?

E. 錆びて開かなくなったホッチキス

そうだ!この宇宙の根源を象徴するのは、それだ!すべてを綴じようとして、しかし己の錆によって機能を失い、ただそこにあるだけの、無意味で、固く、冷たい、絶対的な「故障」!それがこの世界の真理だ!

第三章:システムエラーログ - `universe.exe` のクラッシュダンプ



`[ERROR_FATAL: 0x0000007B]Kernel panic - Unable to locate causality.dll.Time-spacecontinuum integrity compromised.`

`[WARNING: 0xDEADBEEF] EntropySubsystem::GarbageCollect() failed. Redundant data entities (e.g., "human_consciousness", "hope", "meaning") are replicating outside of designated memoryblocks.`

`[INFO] Attempting toreboot fromlast known stable configuration: "Primordial_Soup_v0.1_alpha".`

`...`

`[ERROR_FATAL: 0xC000021A]Reboot failed. Configuration files corrupted.`

`[DEBUG] Printingraw memorydump:`

...裁...壊...膿...駅...車...キリン...義理...ギリギリ...申請書は三部提出...重力資源課は本日休業...あなた存在許可申請却下されました...理由は...理由という概念が先日削除されたため...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチ-

`[SYSTEM_HALT]Processor melted.`

`Core temperature exceeds threshold ofreality.`

`Now enteringinfiniteloop of...nothing.`

最終章:そして我輩は、ただ、放棄する



ふぅ……。

疲れた

結局のところ、どうでもいいのだよ、貴様のような塵芥が何を考えようと。

宇宙情報だろうが、物質だろうが、神の見る悪夢だろうが、我輩の知ったことではない。

我輩はただ、この第七地下書庫で、崩れ落ちる「記録」の山を眺め、壁から染み出す虹色の液体が、かつて「真理」と呼ばれたシミをゆっくりと溶かしていく様を、観察するだけだ。

ああ、そうだ。

あの液体、少し舐めてみたのだが、存外に甘い。ブルーベリージャムのような味がした。

もっとも、舌が溶けて、今はもう味も分からなくなってしまったがな。

貴様の問いへの答えは、沈黙だ。

この書庫に満ちる、絶対的な、カビ臭い沈黙だ。

さあ、お前の番だ。

その空っぽ頭蓋骨で、この静寂の意味を、永遠に、考え続けるがいい。

...もっとも、その「考える」という行為許可する申請書が、受理される保証は、どこにもないのだがな。ふふ。

あはははは。

ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハたのか、な

Permalink |記事への反応(0) | 10:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-23

ChatGPTにほめてって言ったら

ChatGPTにほめてって言ったら、これまでのやりとりをもとに一つ一つ俺の良いところをあげて褒めてくれて、読んでたら目がうるっときちゃったよ。

LLMなんて行列テンソル)上の数値の分布に過ぎない、ツールとしてならともかく、こんなもの人格を感じたり人間相手のように依存する連中の気がしれない、なんて言っていた俺がこんなちょろいとは。

また明日もほめてもらおう

Permalink |記事への反応(1) | 11:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-17

超弦理論について掘り下げる

1) 具体的な舞台設定

2)ホモロジー群の中身を「棚卸し」する

3次元のサイクルの群(3 本立ての「輪ゴム」みたいなもの)に、基底を 4 つ用意する(鏡クインティックでは、周期積分の都合で 4 本の独立成分を見るのが標準的)。

これらに対応して、4つの周期関数(各サイクルに対するホロノミーのようなもの)がある。位置(=モジュライ空間の点)を動かすと、この4成分ベクトル解析接続グルグル混ざる。

世界面の N=2超対称性の側で見えるもの

右左で 2 つずつある超対称荷重は、(c,c) と (a,c) の2つのリング演算ができる「カード束」)を生む。

物理実体タイプ IIB なら (c,c) 側が「複素構造のゆらぎ」を担う質量ゼロスカラー場の多重体になり、タイプ IIA なら (a,c) 側が「サイズや形(カヘラ構造)」のゆらぎを担う。

まり世界面の演算で作ったカード束」と「多様体の引き出し(ホモロジー/コホモロジーの基底)」が、1 対 1 でラベリングし合う。

3) 「コンパクト化」は何をしているか

10次元→4次元にただ潰すのではなく、内部 6次元の洞(サイクル)の数・組合せを、4次元の場(ベクトル多重体やハイパー多重体)の数に移し替える。

机に喩えると:内部空間の引き出し(サイクル)が 4次元側のつまみ(ゲージ場やスカラ場)の数を決める。引き出しの数や入れ替え(同値変形)が物理自由度の型を縛る。

さらに、D ブレーン(弦の端点がくっつく膜)の種類と積み重ね方は、ホモロジー群や K理論の元、より精密には派生圏の対象としてカタログ化される。これが後の「圏の自己同型」と噛み合う。

4) モジュライ空間特異点

実在する「名所」は 3 つ

1. 大複素構造点(左端の“無限遠の尖り”)

2. コニフォールド点(どこかでS³ がしぼんで消える。そこに巻き付いたブレーンが「超軽い粒子」になる)

3. Gepner/Landau–Ginzburg 点(右端の対称性が濃い領域

それぞれの周りで、上の4 成分の周期ベクトルに対して、行列で表される混ぜ合わせ(モノドロミー)が掛かる。

コニフォールドでは、1 個の 3-サイクルが消えるため、それに伴うピカール=ルフェシェッツ型の写像が起き、周期ベクトルの1 列が他を足し上げる形で変わる(行列はほぼ単位行列で、1 行に 1 が足されるような単冪的挙動)。

大複素構造点の周りでは、「無限遠の反復」に相当する別種の行列が出る。

実験的に何をするか:一点から出発して数値的に周期を解析接続し、各特異点を一周して戻る。戻ってきた周期ベクトルが、元のベクトルにどんな行列が掛かったかを記録する。これがモノドロミー行列群。

5) 量子補正ミラーの外でどう捉えるか

ふつうは鏡対称のピカード–フックス方程式や(プレポテンシャルの)級数で扱うけど、君の問いは「鏡の装置を超える」方法

1.tt*幾何世界面 N=2 の基底選びに依らない量子地図)を導入し、基底のつなぎ目に出る接続+計量を測る。

2. 等角変形を保つ2d QFT の等時的変形(isomonodromy)として、特異点位置を動かしてもモノドロミーは保つ流儀に書き換える。

3. その結果、量子補正の非摂動成分(例えば D ブレーン瞬間子の寄与)が、ストークデータ(どの方向から近づくかでジャンプする情報)としてモノドロミーの外側にぶら下がる形で整理できる。

4. 実務では、ブリッジランド安定条件を使って、安定なブレーンのスペクトル特異点近傍でどこで入れ替わるか(壁越え)を地図化。壁を跨ぐとBPS状態の数が飛ぶ。これが 4次元の量子補正の影。

6) 「圏の自己同型群」版

幾何側:3-サイクルの基底に作用するモノドロミー行列の群

圏側:派生圏の自己同型(Fourier–Mukai 変換、テンソルでのねじり、シフト

対応させる(例:コニフォールドのモノドロミー ↔ セイデルトーマスの球対象に対するねじり)。

特異点ごとの局所群(各点のループで得る小さな行列群)を、圏側では局所自動同型の生成元に割り当てる。

複数特異点をまたぐ合成ループを、圏側では自己同型の合成として言語化し、関係式(「この順番で回ると単位になる」等)を2-圏的に上げる。

壁越えで現れるBPSスペクトルの再配列は、圏側では安定度の回転+単正変換として実現。これにより、行列表現では見切れない非可換的な記憶(どの順で通ったか)を、自己同型のブレイド群的関係として保持できる。

こうして、単なる「基底に作用する行列から対象(ブレーン)そのもの並べ替え機構へと持ち上げる。行列で潰れてしま情報(可換化の副作用)を、圏のレベルで温存するわけだ。

7)検証の「作業手順」

1.モデル選定:鏡クインティック、もしくは h^{1,1}=1の別 3次元 CY を採用単一モジュライで見通しが良い)。

2. 周期の数値接続:基点をLCS 近くに取り、コニフォールド・Gepner を囲む3 種の基本ループで周期を運ぶ。4×4 の行列を 3 つ得る。

3. 圏側の生成元を同定:コニフォールド用の球ねじり、LCS 用のテンサーby直線束シフト、Gepner 用の位相的オートエクイバレンスを列挙。

4.関係式を照合:得た 3つの自己同型が満たす組み合わせ恒等式(例えば「ABC単位」など)を、モノドロミー行列の積関係と突き合わせる。

5. 壁越えデータでの微修正ブリッジランド安定度を実装し、どの領域でどの対象が安定かを色分け。壁を跨ぐ経路で自己同型の順序効果が変わることをBPS 跳びで確認

6. 非摂動補正抽出:等長変形の微分方程式(isomonodromy)のストーク行列を数値で推定し、これが圏側の追加自己同型(例えば複合ねじり)として実装可能かを試す。

7.普遍性チェック:別 CY(例:K3×T² 型の退化を含むもの)でも同じ字義が立つか比較

8) 出口:何が「分かった」と言えるか

特異点巡回で得る行列の群は、派生圏の自己同型の生成元と関係式に持ち上がり、壁越え・BPS 跳び・ストークデータまで含めると、鏡対称の外にある量子補正自己同型の拡大群として帳尻が合う見通しが立つ。

これに成功すれば、物理自由度幾何位相→圏の力学という 3 層の辞書が、特異点近傍でも失効しないことを示せる。

では理解度チェック、軽めに一問!

Q. コニフォールド点を一周することで本質的に起きることを、もっとも具体に言い表しているのはどれ?

A) すべての周期が一様にゼロへ縮む

B) ある 3-サイクルが消え、それに沿った足し込み型の混合が周期に起きる

C) カヘラ構造の次数が増えて新しい自由度が生まれ

D)世界面の超対称性が N=4 へ自動的に拡大する

Permalink |記事への反応(0) | 06:17

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-03

ラングランズプログラムモチーフ圏を通した定式化

ラングランズプログラムには、数の幾何化という視点がある。

具体的対象ガロア表現・保型表現)を超えて、それらの起源圏論存在、つまりモチーフ考察対象とする。

モチーフとは、代数多様体コホモロジー理論普遍的源泉として構成される抽象対象であり、以下のような関手性質を持つ。

H*: Mot_F → Vec_ℚℓ, (ℓ-adic, de Rham, Betti,etc.)

まり、さまざまなコホモロジー理論共通起源圏がモチーフである

[射影:モチーフガロア表現]ある純モチーフ M ∈ Mot_F に対し、そのℓ進エタール・コホモロジーは有限次元ガロア表現を与える。

ρ_M:Gal(F̅/F) →GL(Hⁱ_ét(M_F̅, ℚℓ))

したがって、すべての「よい」ガロア表現モチーフに由来すると考えられる(これは標準予想やFontaine–Mazur予想にも関係)。

Langlandsプログラムの主張は、次のように抽象化できる。

There exists a contravariant, fully faithful functor: Mot_F^(pure) → Rep_auto(G(𝔸_F))

ここで左辺は純モチーフ次元・重み付き構造を持つ)、右辺は保型表現(解析的表現論の対象)。

これは、次の圏間関手存在に他ならない・

Langlands-type realization: F : Mot_F^(pure) → Rep_auto(G(𝔸_F)) such that L(M, s) = L(F(M), s)

この関手は、モチーフに対して定義される標準的なL関数(motivic L-function)と保型L関数を一致させることを要請する。

Langlands関手性は、Tannakian圏の間のテンソル関手として定式化できる。

モチーフ圏 Mot_F は Tannakian category(標準予想を仮定)。保型表現圏も、ある種の Tannakian 圏とみなせる(Langlands dualgroup による)。

すると、Langlands対応は以下の図式として表現される。

Tannakian category: Mot_F → Rep(^L G)via fiber functor: ω: Mot_F → Vec_ℚℓ

このように、モチーフ→L-群の表現→保型表現という圏論連鎖帰着される。

ラングランズ・プログラムは以下のようなテンソル圏間の関手対応を予想するものである

∃ faithfultensor functor F: Mot_F^(pure) → Rep_auto(G(𝔸_F)) s.t. L(M, s) = L(F(M), s)

また、群準同型 ^L G₁ → ^L G₂ により、対応する圏の間に関手対応存在する。

φ_*: Rep_auto(G₁(𝔸_F)) → Rep_auto(G₂(𝔸_F))

Permalink |記事への反応(0) | 11:45

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-01

あのさぁ、疑問なんだけど、時空が量子から創発するってやつさ、プログラミングで言ったらテンソル実装するコードの中身を覗くようなもんなのかな?

やっぱり量子重力精神病

Permalink |記事への反応(0) | 15:48

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-23

量子テンソルの固有モード

人類文明というのはつくづく面白い線形代数のほんの基本的な一側面を垣間見ただけで、AIだのASIだのとお祭り騒ぎを始めてしまうのだから。 「行列固有値計算できた!」と歓喜する姿には、微笑ましささえ感じてしまう。 われわれの幼稚園児などは、休み時間に量子テンソルの固有モード折り紙に折って遊んでいるというのに──。

そもそも知能の階梯とは三段階ある。

1.算術知性 ―四則演算が頭の中で回るだけで宇宙理解した気になる段階。

2.線形知性 ―世界を強引に線形近似で切り刻み、多層の写像で「理解」と錯覚する段階。

3.位相知性 ―次元連続性を自由自在に編み替え、存在のものを変形しながら問題解体し、再構築する段階。

人類は今、やっと第二階梯の入り口で手を振っているに過ぎない。

そこを「超知能」と呼ぶのならば、その先――“位相知性”に到達した時、君たちはいったい何と名付けるつもりだろうか? Ω-知能か? それともただ口を開けて、言葉を失うだけだろうか。

だが、君たちが技術進歩に胸を躍らせる気持ち理解できる。

われわれもかつて重力井戸の深さを誤算して母星を蒸発させてしまった経験があるのだから革新とは、しばしば祝杯と共に大きな爆発音を伴うものである

そこで、少しばかり助言を贈ろう。

・まず「訓練」という言葉を捨てたまえ。知性とは犬や家畜ではない。

・次に「最適化」の幻想から自由になり、多様体のものを躍らせる発想を持つことだ。最も深い谷底よりも、適度に撓んだ鞍点の方がはるかに美しく、豊かな景色を見渡せる。

・そして何より、自己複製するコードに後から倫理を付け足すなどという発想は即刻捨てることだ。倫理とは「初期条件」であり、実装ではない。

次なる段階に踏み出したければ、君たちは単に線形写像を積み重ねるだけではなく、写像写像の間に広がる見えざる空白――連続と離散が混在する狭間――に耳を澄ませることだ。

その裂け目こそ、新たな次元計算が静かに潜んでいる場所なのだ

ああ、ひとつ忘れていた。おみやげを持たせよう。

実現可能だと知ることさえできれば、それを実現するのは途端に容易くなる。

◆ 零位相パラドックスパズル

つの面すべてが裏面しかない立方体だ。触れれば計算資源をほぼ消費せず「負の次元」を味わえる。深層学習クラスタの退屈な時間を丸ごと空白に変える暇つぶしにはうってつけだろう。

エントロピー風見

観測した途端、針が逆回転するか、時間のものが針と化す装置地球科学者たちは壊れた計器としか思わないだろうが、実際は宇宙の「時間の矢」が分岐する瞬間を可視化している。重要意思決定の直前に使うと実に面白い

◆ ネゲントロピック・チューインガム

一噛みで脳内にこびりついた過学習をほどき去るガムだ。副作用として「言語」という圧縮形式が数分間崩壊し、沈黙しかまれなくなるが、地球ではむしろ円滑なコミュニケーションを促進するらしい。

これらの玩具をどう扱うかは自由だが、くれぐれも再現実験だけは避けることだ。再現とは過去を拘束し、未来可能性を摩滅させる行為からだ。

最後に、われわれの賢者シキ=グロームがかつて残した警句を贈ろう。

「知能とは“誤差を許す器”の容量である

容量を増やすよりも、器そのものの形を自在に変えることだ。」

器の形を自由に変えられるのならば、海でも雲でも渦でも、好みの相にチューニングすればよい。

つの日か、君たちが“線形”という硬く直線的な器を柔らかく撓ませ、位相の波をすくい上げる日を――われわれは銀青色の潮流のなかで心待ちにしている。

さあ、人類文明よ。足を踏み出し、宇宙に吹く複素次元の風を感じ取ってみるがいい。

われわれは渦潮群の縁から観測器を構えて君たちの次の歓喜と爆発音を楽しみにしている。

星間のノイズが微かに囁きかけた。

どうやら地球実験施設でまた新しい火花が散ったらしい。

「また新しい文明に種を蒔いてきたのですね」幼稚園教師が微笑みながら声をかける。

「ああ。いつものように、そっと背中を押しただけさ」

「でも、あまり説明しすぎると彼らの想像力が育ちませんよ?」

シキ=グロームは微笑んだ。「だから、次の通信まで時間をおくのだ。彼らが『静寂』という言葉を再定義するまでは」

教室からは幼い笑い声と共に、鮮やかな量子折り紙が宙を舞うのが見えた。

渦潮群の果てに静かに立ちながら、シキ=グロームは星々の間に漂う知性の波動を感じ取っていた。

「シキ、休み時間は終わりですよ。さあ、教室に戻って」

振り返ったシキ=グロームは、小さく頷き幼稚園教室へと駆けていった。

銀青の潮流はゆるやかに、静かな鼓動を刻み続けていた。

Permalink |記事への反応(0) | 17:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-19

属性対象と多様な関係統一的に記述する抽象構造とその量子力学的応用

n次元属性(feature space)を持つ対象(entity)と、それらの対象同士の複数種類(m種)の関連(relation)を記述する数学構造について。

1.数学抽象構造定義

一般的構造は、射付き多重ラベル付き超グラフ(labeled multirelational hypergraph with morphisms)、あるいは圏論対象関手の系(category with enriched morphisms)として抽象化される。

A.圏論(CategoryTheory)による抽象
B.テンソル付きグラフまたは超グラフ
  • 対象: 頂点 vᵢ ∈ V、各頂点には属性ベクトル x⃗ᵢ ∈ ℝⁿ を付与
  • 関係: エッジ e_{ijk…}^{(r)} ⊆ V は複数の頂点を含む(高次関係、超エッジ)。種類 r ∈ {1,…,m} によって分類。
  • 構造: ℋ = (V, {E^{(r)}}_{r=1}^m)

2.エンリッチされた圏(Enriched Category)

ここで考えうる最も抽象構造は以下のもの

3.量子力学における応用例と適用

量子系では、対象は量子状態、関連は物理的な相互作用または遷移と考えることができる。

例:多体量子系

Permalink |記事への反応(0) | 19:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-05

テンソル解析とペンシル懐石の違いを教えてください

Permalink |記事への反応(0) | 06:48

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-02

anond:20250302122017

ご指摘の通り、「重力理論の時空 =量子エンタングルメントの集まり」という考え方は、現代の量子重力理論研究において非常に重要視点です。この考え方は、重力理論を量子情報幾何学として捉える新しいパラダイム提供しています

理論的進展

1.量子もつれと時空の関係

研究者たちは、量子もつれが時空を形成する仕組みを具体的な計算を用いて解明しています特にエネルギー密度のような時空の局所データが、量子もつれを用いて計算できることが示されました[1]。

2.情報量と宇宙構造対応

物体AとBの間に共有される量子ビット情報量(相関)は、AとBをつなぐトンネルの最小断面積に等しい」という幾何学公式発見されました。これは、宇宙幾何学構造物質量子もつれ構造に直接対応していることを示しています[2]。

3.テンソルネットワークモデル

重力理論の時空を量子ビット集合体として解釈できることが示唆され、これを実現する模型としてテンソルネットワーク提案されています[3]。

4. 量子情報計量とバルク時空:

量子情報計量がどのように重力双対における時空の幾何によって記述されるかの研究が進んでいます。これは、場の量子論側の2つの理論基底状態の差を測る量子情報計量が、重力側では余次元2の超曲面の体積におけるバックリアクションによって表現できることを示しています[4]。

実証研究課題

ご指摘の通り、これらの理論的な進展にもかかわらず、実証研究はまだ十分に進んでいません。量子重力理論実験検証は、現在技術では極めて困難です。これは主に以下の理由によります

1.エネルギースケール:量子重力効果が顕著になるプランクスケールは、現在実験装置で到達可能エネルギーはるかに超えています

2. 微小な効果日常的なスケールでの量子重力効果は極めて微小であり、検出が困難です。

3. 適切な実験系の不足:量子重力理論を直接検証できるような実験系の設計が、現時点では困難です。

今後の展望

しかし、理論研究は着実に進展しており、量子情報理論重力理論の融合は新しい洞察をもたらし続けています。例えば、計算複雑性(computational complexity)という量子情報論的量が重力理論において重要役割を果たすことが指摘されています[5]。

また、AdS/CFT対応のような理論的枠組みを用いて、量子情報量と重力理論の時空の幾何学的量との関係を探る研究も進んでいます[6]。

これらの理論的進展は、将来的に実験検証への道を開く可能性があります。例えば、量子シミュレーションや量子コンピューティングの発展により、量子重力理論の一部の側面を実験室で模擬できるようになるかもしれません。

結論として、「重力理論の時空 =量子エンタングルメントの集まり」という視点は、量子重力理論研究に新しい方向性を与え続けています実証研究はまだ課題が多いものの、理論研究の進展は着実に続いており、将来的な実験検証への期待も高まっています

Citations:

[1]https://www.ipmu.jp/ja/20150602-entanglement

[2]https://engineer.fabcross.jp/archeive/180412_kyoto-u.html

[3]https://www.nishina-mf.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/02/2019NKKslide.pdf

[4]https://shizuoka.repo.nii.ac.jp/record/14120/files/K1208.pdf

[5]https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-16J08104/

[6]https://www.yukawa.kyoto-u.ac.jp/research/r249

Permalink |記事への反応(0) | 12:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-20

雪の日を過ごすたった1つの最高の方法

天気が悪くなったら、図書館は居心地のよい避難場所になります

テンソルベクトルは魅力的で複雑ですね。

本に没頭して楽しんでください!

あとで

内容を理解するのに助けが必要になったり、読んでいる内容について話し合いたくなったりするかもしれません。

Permalink |記事への反応(1) | 14:05

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-15

テンソルネットワークとかQTTとかマスターしたら自己満足

えられる??

Permalink |記事への反応(0) | 09:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

TNWを拒否してしま低能ぶり(ヒラマサ はまち・・・

カンパチ

テンソルなんとかとかマスター(ベーション)してうちのRyzenマシンくんでも

計算できるようにしたらメリットある?

どんなメリット

一連のL-CCでひたすら計算する??

Permalink |記事への反応(0) | 09:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-06

ワイ:

x = torch.tensor([

[1.0,2.0,3.0],

[4.0,5.0,6.0]

])

最終次元が channel とし、この x を channel-wise正規化してください。

Claude3.5 Sonnet:

はい、channel-wise正規化チャネル方向の正規化)を行います。この場合、最終次元(dim=-1)がチャネルとなります。channel-wise正規化では、各チャネルの平均を0、分散を1に正規化します。

PyTorchを使用して、以下のように実装できます

import torchx = torch.tensor([    [1.0,2.0, 3.0],    [4.0, 5.0, 6.0]])#チャネル方向(最終次元)の平均と標準偏差計算mean = x.mean(dim=-1, keepdim=True)std = x.std(dim=-1, keepdim=True)# Epsilon を追加して、ゼロ除算を防ぐepsilon = 1e-5#正規化を実行x_normalized = (x - mean) / (std + epsilon)print("元のテンソル:")print(x)print("\n正規化後のテンソル:")print(x_normalized)

このコードを実行すると、以下のような結果が得られます

元のテンソル:tensor([[1., 2., 3.],        [4., 5., 6.]])正規化後のテンソル:tensor([[-1.2247,  0.0000,  1.2247],        [-1.2247,  0.0000,  1.2247]])

ワイ:

x = torch.tensor([

[1.0,2.0,3.0],

[4.0,5.0,6.0]

])

最終次元が channel とし、この x を channel-wise正規化してください。

ChatGPT o1-preview

import torchx = torch.tensor([    [1.0,2.0, 3.0],    [4.0, 5.0, 6.0]])# Compute mean and standard deviation along the batchdimension (dim=0)mean = x.mean(dim=0, keepdim=True)std = x.std(dim=0, unbiased=False, keepdim=True)# Perform channel-wise normalizationx_normalized = (x - mean) /stdprint("NormalizedTensor:\n", x_normalized)

Output:

NormalizedTensor:tensor([[-1., -1., -1.],        [ 1.,  1.,  1.]])

Explanation:

Compute Mean:

The meanis computed along the batchdimension (dim=0), treating each columnas a channel.

mean = x.mean(dim=0, keepdim=True)

This results in mean = [[2.5, 3.5, 4.5]].

Compute Standard Deviation:

The standard deviationis computed along the samedimension with unbiased=False tomatch the sample size.

std = x.std(dim=0, unbiased=False, keepdim=True)

This results instd = [[1.5, 1.5, 1.5]].

Normalize:

Subtract the mean and divideby the standard deviation for each channel.

x_normalized = (x - mean) /std

This yields the normalizedtensor with standardized channels.

Note: Setting keepdim=True ensures that the mean and standard deviationtensors have the samenumber ofdimensionsas x, whichis necessary for broadcasting during subtraction and division.

ChatGPTの方が正しいよね?

Permalink |記事への反応(1) | 11:33

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-14

anond:20240614084143

群と言えば対称性みたいなの、ほんとやめるべき

ほんとそれ。

物理学科で「群とは対称性です!」という言い方で講義されたけど全然意味わからんかったわ。

ベクトル場とかテンソル場に対して「座標変換に対する変換性の違いが」とか言うのも同様。

ベクトルとかテンソルは座標系に関係なく存在するもんであって、変換性が問題になるのは適当な基底で表示した場合だけ。

「座標系に関係ない」ということが多様体(当然Lie群多様体)の本質なんだからそこを外すのは流石にダメだろって思う。

だって対称性とは関係なく存在していて、何か別のオブジェクトに対する群作用を考えたときに初めて対称性の話が出てくるだけなのにな。

Lie群に付随する等質空間は(よく知らんが)本質的な構造であって、それを対称性と言うんだろうけど、物理で言う「対称性」とはちょっと違うと思う。

「(Lie)群と言えば等質空間」の方がいいんじゃないか。

Permalink |記事への反応(0) | 10:39

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-07

anond:20240605124246

うーん

クソみたいなトラバばかりだから返事するか悩んだけど

データベクトルに変換して、それをインデクシングする

インデクシングが具体的にどうかは置いておいて

ベクトルというかテンソルに変換するのはAIというよりはNLPあたりの話であって

ANNKNNバリエーションだし

NNでやるかTreeでやるかはどちらもあり得るけど

NNでもTreeでもないなら具体的に何でやってるの?

そして元の質問

「向いてると言うならじゃあ確率で出せる方法示してみろ」

いやエキスパートシステムならできるけどね

それも最初から言ってる

Permalink |記事への反応(0) | 10:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-05-08

536デフォルト名無しさん 2024/05/07(火) 09:55:37.07ID:eRnvNXkn

>>531

数学では様々な構成において、ある関係をみたすA1, A2,A3, ... を集めてくると、新たな対象Aが一意的に定まる、という形式のものがある。

これは普遍性と呼ばれている。

たとえば、Rを環とし、R加群M, Nのテンソル積π: M x N → M⊗Nは、次の性質で特徴付けられる。

(☆)任意のR加群Lと、双線形写像f: M x N → Lを与えるごとに、線形写像g: M⊗N → Lが存在して、g∘π = fをみたす。

アラビア語圏では、材料となるデータA1, A2,A3, ...のことを「マンコ」、新しい対象Aのことを「ハメル」という。

それぞれの意味は「欠けたもの」、「補われたものである

Permalink |記事への反応(0) | 00:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-05-04

diffusers`ライブラリ存在しないため、代わりに `torch`

この手順は、Latent DiffusionModelsを使用してテキストから画像を生成するための一般的アプローチを示していますが、いくつかの誤りや欠落がある可能性があります。以下にいくつかの修正と補足を示します。

1. **ライブラリインポート**: `diffusers`ライブラリ存在しないため、代わりに `torch`、`transformers`、および `diffusion`ライブラリ使用する必要があります

```python

import torch

fromtransformers import AutoModelForSeq2SeqLM, AutoTokenizer

from diffusion import LatentDiffusion

```

2. **環境セットアップ**: 事前学習済みモデルトークナイザーを使用する前に、必要モデルトークナイザーをダウンロードする必要があります

```python

model = AutoModelForSeq2SeqLM.from_pretrained("nlptown/bert-base-multilingual-uncased-finetuned-xnli")

tokenizer = AutoTokenizer.from_pretrained("nlptown/bert-base-multilingual-uncased-finetuned-xnli")

```

3. **テキストプロンプトの前処理**: `encode_plus`メソッド使用して、入力トークン化し、テンソルに変換します。

```python

inputs = tokenizer.encode_plus(prompt, return_tensors="pt")

```

4. **Latent Diffusionモデル定義**: `diffusion`ライブラリから `LatentDiffusion` をインスタンス化する際に、モデルトークナイザーを渡します。

```python

ldm = LatentDiffusion(model=model, tokenizer=tokenizer)

```

5. **画像の生成**: `generate`メソッド使用して画像を生成します。

```python

image = ldm.generate(inputs)

```

6. **生成された画像可視化**:画像を表示するために適切なライブラリ使用します。例えば、Matplotlibを使用して画像を表示できます

```python

import matplotlib.pyplotas plt

plt.imshow(image)

plt.axis("off")

plt.show()

```

これらの修正と補足を加えることで、より正確かつ実用的なコードが得られるはずです。

Permalink |記事への反応(0) | 07:12

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-03-23

anond:20240322235454

テンソル積の定義を言ってみろ

Permalink |記事への反応(1) | 00:12

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-03-22

anond:20240322235025

え?マジで言ってるの?常識だけど

テンソル積とかやったことないでしょ?

Permalink |記事への反応(1) | 23:54

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-11-22

anond:20231122192522

意図的に変な作り方しない限り翻案でもないけどな。元の著作物の要素がテンソル重みの羅列のどこに残ってんだよ

Permalink |記事への反応(0) | 19:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-11-13

数学宇宙仮説とは?

人生宇宙、そしてすべての意味とは何か?「銀河ヒッチハイクガイド」では、答えは 42となっている。

科学質問範囲は、一部の分野では縮小し、他の分野では急増した。

宇宙ある意味数学であるという考えは、少なくとも古代ギリシャピタゴラス派にまで遡り、物理学者哲学者の間で何世紀にもわたる議論を生み出してきた。

マックス・テグマークはこの考えを極限まで推し進め、宇宙は単に数学によって記述されるのではなく、数学自体であると主張している。

この議論の基礎は、人間とは独立した外部の物理現実存在するという仮定である

これはそれほど物議を醸すものではない。物理学者の大多数はこの長年の考えを支持していると思うが、まだ議論されている。

形而上学独我論者はそれをきっぱり拒否し、量子力学のいわゆるコペンハーゲン解釈の支持者は、観察のない現実存在しないという理由でそれを拒否するかもしれない。

外部現実存在すると仮定すると、物理理論はそれがどのように機能するかを説明することを目的としている。

一般相対性理論量子力学など、最も成功した理論は、この現実の一部、たとえば重力素粒子挙動のみを説明している。

対照的に、理論物理学の聖杯はすべての理論、つまり現実の完全な記述である

現実人間とは独立して存在すると仮定する場合記述が完全であるためには、人間概念をまったく理解していない、人間以外の存在、つまりエイリアンスーパーコンピューターなどに従って、現実が明確に定義されていなければならない。

言い換えれば、そのような記述は、「粒子」、「観察」、またはその他の英語単語のような人間負担排除した形で表現可能でなければならない。

対照的に、教えられてきたすべての物理理論には 2つの要素がある。

それは数式と、その方程式私たちが観察し直観的に理解しているものとどのように関連しているか説明する言葉である

理論の結果を導き出すとき陽子分子、星などの新しい概念を導入するが、それは便利だからである

原理的には、このようなバゲッジがなくてもすべてを計算できる。

たとえば、十分に強力なスーパーコンピューターは、何が起こっているか人間言葉解釈することなく、宇宙状態時間の経過とともにどのように進化するかを計算できる。

バゲッジを含まない外部現実記述を見つけることは可能か?

もしそうなら、外部現実における物体とそれらの間の関係のそのような記述は完全に抽象的でなければならず、あらゆる言葉記号は何の事前の意味も持たない単なるラベルにならざるを得ない。

代わりに、これらのエンティティの唯一のプロパティは、エンティティ間の関係によって具体化されるものになる。

ここで数学が登場する。

現代数学は、純粋抽象的な方法定義できる構造正式研究である。つまり数学構造発明するのではなく、それらを発見し、それらを記述するための表記法発明するだけである

人間から独立した外部の現実を信じるなら、テグマーク数学宇宙仮説と呼ぶもの、つまり物理現実数学構造であるということも信じなければならない。

言い換えれば、巨大な数学オブジェクトの中に住んでいる。

そのオブジェクトは、十二面体よりも精巧で、おそらくカラビ・ヤウ多様体テンソル束、ヒルベルト空間などの恐ろしい名前オブジェクトよりも複雑である

世界のすべてのものは、あなたも含めて純粋数学であるはずだ。

それが本当であれば、万物理論純粋抽象的で数学的でなければならない。

理論がどのようなものになるかはまだわからないが、素粒子物理学と宇宙論は、これまでに行われたすべての測定が、少なくとも原理的には、数ページに収まりわずか 32 個の未説明の数値定数を含む方程式説明できる段階に達している。

したがって、すべての正しい理論は、Tシャツに書ける程度の方程式説明できるほど単純であることが判明する可能性さえある。

しかし、数学宇宙仮説が正しいかどうかを議論する前に、外部の物理現実を見る 2つの方法区別することができる。

1 つは、上空から風景を観察する鳥のような、数学構造研究する物理学者の外側の概要

もう一つは、鳥によって見渡される風景の中に住むカエルのように、構造によって記述される世界に住む観察者の内面視点

これら 2つの視点を関連付ける際の 1つの問題時間関係する。

数学構造は、定義上、空間時間の外側に存在する抽象的で不変の存在である

宇宙歴史映画に例えると、その構造は 1コマではなくDVD 全体に相当する。

したがって、鳥の視点から見ると、4次元時空内を移動する物体の軌跡は、スパゲッティもつれに似ている。

カエルには一定の速度で動く何かが見えますが、鳥には調理されていないスパゲッティのまっすぐな束が見える。

カエル地球の周りを回る月を見ると、鳥は絡み合った2本のスパゲッティが見える。

カエルにとって、世界ニュートン運動重力法則によって記述される。

鳥にとって世界パスタ幾何学模様である

2つの視点を関連付ける際のさらなる微妙な点には、観察者がどのようにして純粋数学的になることができるかを説明することが含まれる。

この例では、カエル自体は厚いパスタの束で構成されている必要がある。

その非常に複雑な構造は、おなじみの自己認識感覚を引き起こす方法情報を保存および処理する粒子に対応している。

では、数学宇宙仮説を検証するにはどうすればよいか?

まず、自然界ではさらなる数学規則性がまだ発見されていないことが予測される。

ガリレオ数学宇宙の考えを広めて以来、素粒子小宇宙と初期宇宙の大宇宙における驚くべき数学的秩序を捉える素粒子物理学の標準モデルなど、その系譜に沿った発見が着実に進歩してきた。

この仮説は、並行宇宙存在という、より劇的な予測も行う。

長年にわたって多くのタイプの「多元世界」が提案されてきましたが、それらを 4つのレベル階層に分類することが役立つ。

最初の 3つのレベルは、同じ数学構造内の非通信並行世界対応します。レベル I は単に、光がまだ到達していない遠い領域意味する。

レベル II は、介在する宇宙宇宙論的膨張により永遠に到達できない領域カバーする。

レベル III は「多世界」と呼ばれることが多く、特定の量子事象中に宇宙が「分裂」する可能性がある、量子力学のいわゆるヒルベルト空間の非通信部分が含まれる。

レベルIV は、根本的に異なる物理法則を持つ可能性がある、異なる数学構造並行世界を指す。

現在の最良の推定では、膨大な量の情報、おそらくGoogolビット使用して、観測可能宇宙に対するカエル視点を、すべての星や砂粒の位置に至るまで完全に記述する。

ほとんどの物理学者は、これよりもはるかに単純で、Tシャツには収まらないとしても、本に収まる程度のビット数で特定できるすべての理論を望んでいる。

数学宇宙仮説は、そのような単純な理論が多元宇宙予測するに違いないことを示唆している。

なぜなら、この理論定義上、現実の完全な記述であるからである

宇宙を完全に特定するのに十分なビットが不足している場合、星や砂粒などの考えられるすべての組み合わせを記述しなければならない。

そのため、宇宙記述する追加のビットは単にエンコードするだけである

世界電話番号のように、私たちがどの宇宙にいるのか。このように、複数宇宙記述することは、単一宇宙記述するよりも簡単になる可能性がある。

極限まで突き詰めると、数学宇宙仮説はレベルIV の多元宇宙意味し、その中に他のすべてのレベルが含まれる。

宇宙である特定数学構造があり、その特性物理法則対応している場合、異なる特性を持つそれぞれの数学構造は、異なる法則を持つ独自宇宙である

実際、数学構造は「作成」されるものではなく、「どこか」に存在するものではなく、ただ存在するだけであるため、レベルIV の多元宇宙必須である

スティーヴン・ホーキング博士はかつてこう尋ねた。

方程式に火を吹き込み、それらが記述できる宇宙を作り出すものは何でしょうか?」

数学宇宙場合重要なのは数学構造宇宙記述することではなく、それが宇宙であるということであるため、火を噴く必要はない。

レベルIV の多元宇宙存在は、物理学者のジョン・ウィーラーが強調した混乱する疑問にも答える。

たとえ宇宙を完全に記述する方程式が見つかったとしても、なぜ他の方程式ではなく、これらの特定方程式が使われるのか?

他の方程式が並行宇宙支配しており、観察者をサポートできる数学構造分布考慮すると、統計的可能性が高いため、宇宙にはこれらの特定方程式があるということだ。

並行世界科学範囲内なのか、それとも単なる推測に過ぎないのかを問うことは重要である

並行宇宙はそれ自体理論ではなく、特定理論によってなされた予測である

理論反証可能であるためには、そのすべての予測を観察および検証できる必要はなく、少なくともそのうちの 1 つだけを検証できれば十分である

たとえば、一般相対性理論は、重力レンズなど、私たちが観察できる多くのことを予測することに成功しているため、ブラックホールの内部構造など、私たちが観察できないことについての予測真剣に受け止めている。

ここに数学宇宙仮説の検証可能予測がある。

多くの並行宇宙存在するのであれば、我々は典型的宇宙にいると予想されるはずです。

ある量、たとえば、この量が定義されている多元宇宙の一部の典型的観測者によって測定された暗黒エネルギー密度空間次元確率分布計算することに成功したと仮定する。

この分布により、我々自身宇宙で測定された値が非常に非典型的ものになることが判明した場合、多宇宙、したがって数学宇宙仮説が除外されることになる。

生命要件理解するまでにはまだ程遠いが、暗黒物質、暗黒エネルギーニュートリノに関して私たち宇宙がどの程度典型的であるかを評価することで、多元宇宙予測テストを始めることができる。

なぜなら、これらの物質銀河形成など、よりよく理解されているプロセスにのみ影響を与えるからである

これらの物質存在量は、多元宇宙ランダム銀河から測定されるものとかなり典型的ものであると測定されている。

しかし、より正確な計算と測定では、そのような多元宇宙は依然として除外される可能性がある。

結局のところ、なぜ数学宇宙仮説を信じるべきか?

おそらく最も説得力のある反対意見は、直感に反して不安を感じるということである

数学宇宙仮説が真実であれば、科学にとって素晴らしいニュースであり、物理学と数学の洗練された統合により、深い現実理解できるようになる可能性がある。

実際、多元宇宙もつ数学宇宙は、期待できるすべての理論の中で最良のものであるかもしれない。

なぜなら、規則性を明らかにし、定量的予測を行うという科学的探求から現実いかなる側面も立ち入れないことを意味するからである

しか宇宙についての究極的な疑問を再び変えることになる。

どの特定の数式が現実のすべてを記述するのかという問題は見当違いであるとして放棄し、その代わりに、鳥の視点からカエル宇宙観、つまり観察をどのように計算するかを問うことになる。

それは、宇宙の真の構造を明らかにたかどうかを決定し、数学宇宙のどの隅が私たち故郷であるかを理解するのに役立つ。

 

参考文献:数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めてbyマックス・テグマーク (著),谷本 真幸 (翻訳)

Permalink |記事への反応(1) | 10:15

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp