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はてなキーワード:ティアンムとは

2025-03-22

anond:20250320164124

シャアアムロ並みに無双してティアンム提督に「12機いたジムが全滅だと!」とか言わせたほうがネタっぽくありつつ

戦局ひっくり返し説得力が出たのでは”

 

おもしろ

Permalink |記事への反応(0) | 09:33

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2025-03-20

ジークアクス見てきたので思ったこ

見る前の取得情報

積極的には収集してなかったが目に入るものは避けずに眺めてた結果、

シャリアブルが活躍・1年戦争映像で流す・庵野が出しゃばってる・ジオンガンダムを鹵獲して使うぐらいまでは把握

あと、主人公もしかしてハマーンかもという噂はとてもいい話なので積極的に信じていた

 

今になって見た理由

TVで見ればいいやと思ってたら「劇場版編集劇場版だけでTVでは流しません」て聞きつけ

チネチッタポイントが溜まってた上にシステム更新制度が変更になるので、ポイント使いたかったのもある

アニメ特別上映だとポイントが使えないので溜りがち)

 

第一世代オタクやその後のオタク基本的弱者男性ではなかった問題

これは初代ガンダムを語る際に割と重要ポイントで、当時はまだオタクという概念はなかった

若者文化」のなかのバリエーションのうちの一つなので、原宿路上に繰り出すのとガンダムで盛り上がるのは同じ扱い

( 「ロリコン」すらも若者文化枠)

ヤマトガンダムに労力をかけられるぐらいのオタク第一世代というのは、スネ夫んちみたいな金持ちか、

もしくは大学生がまだエリート層の枠につま先ぐらいは引っ掛かってた時代大学生が中心

金、生活、頭の良さ等に余裕がないと参加できない

ガンダムというコンテンツは、そういうハイソ向け内容として提供されてるという前提がある

今作も基本的弱者男性向けではない

 

ガンダムは学級内ヒエラルキー確認のためのツールだった

自分団塊ジュニアガンプラ直撃世代だが小遣いがなかったので、

毎日30分から時間おもちゃ屋で積み上げられたプラモの箱をただ眺めるだけの日々だった

あるとき1個だけ買ってくれることになって手に入れたガンプラは、

学級内ヒエラルキー上位の子たちに無理やりバルキリーガンプラより安くて出来が悪い)に交換させられた

ジャンプ子供たちを支配していた時代

ジャンプを買うお小遣いもなく、回し読みグループに入れてもらえず、ジャンプ文化から弾き出されていたのと同様に、

ガンダムガンプラ底辺男子排除して成立していた

 

サイバーコミックス世代ガンダムエース世代の違い

視聴後にネットで拾える情報つまみ食いしたところ、鶴巻監督サイバーコミックスを真っ先に挙げているのに、

記事化してる人たちや動画を出してる人たちはサイバーコミックス言及してるのを見かけない

自分が真っ先に連想したのはブラスターマリだった(緑のおじさん、というネットミームもブラマリの某赤いひとを連想した)ので、

1年戦争IFストーリーというだけで「ギレンの野望」を引き合いに出す感覚世代のズレを感じた

 

サイバーコミックスは、ガンダムブームの時期に、アニメスタッフ玩具会社とは無関係に、

雑誌ファン勝手ガンダムコンテンツを膨らませていった(二次創作という言葉すらなかった)

時代の残り火、ガンダム周辺が次第に真面目になり整理されていく前の最後自由気ままなコンテンツで、

それゆえ最も奔放で、しか最後の生き残りであるがゆえに、最もガンダムコンテンツであることに忠実だった

Gの影忍、逆襲のギガンティス、ブラスターマリなど、「ふざけてるけど1年戦争ガンダムに対しすごく真摯」な作品が成立していた

 

ガンダムエース創刊のあたりからファンが「真面目」になっていく

ガンダムオリジンという名前象徴されるようにフィクションなのに「情報の正しさ、間違ってなさ」が重視され、

バンダイガンダム正史を決め、情報を整理し、「正解がある」ことに対し従順になっていく

これは、古いコンテンツにわざわざ参入してくる新規層が何を求めてるか、という話になるんだと思う

自分で好き勝手解釈できる」ものが好きな層はエヴァンゲリオンなりゲームDQFFなりの新しいコンテンツ流れるか、

なんなら同人誌文化も分厚くなり自主製作も容易な時代になったので、オリジナルに挑戦してもいい

わざわざ古いコンテンツであるガンダム新規参入してくるのは、既に大量に積み上がった既存情報を読み漁るのが好きな層が多くなるのは自然な流れと言える

 

ギレンの野望」の名前を出したりしがちなクソ真面目な原典主義と、それ以前のデタラメだけど豊かだった広がりが忘却されるのはおそらく裏表で、

「早く情報を消化して次に行きたい」(増田への書き込みは三行にまとめろボケ)という需要youtubeオタクコンテンツに溢れる解釈の一元化への帰依に繋がる現象(この解釈を暗記すれば正解を得られる、暗記してる俺が正義、て感覚)とも重なるのだろう

 

思ったより庵野じゃなかった

ようやく映画館の視聴内容について

仮面ライダーぐらいを想定してたので、それよりずっと変えてるとこが多くて庵野じゃなかった

シャア声優池田さんに寄せてない、ザクが全くザクじゃない、あたりが意外で、これは鶴巻さんがちゃんと主導してんだなと思った

ガンダムが新デザインなのはガンプラから普通なんだけど、ザク商売にならないかザクのままで作っちゃうのが庵野なので

 

さら1年戦争を忠実にやられてきついなーと思ったこ

ドローン全盛、ジャミング下で有線やら自律AIやらで次から次へと進化してく現代に、

ビット活躍戦局を変えちゃうの無理がないかなと

シャアアムロ並みに無双してティアンム提督に「12機いたジムが全滅だと!」とか言わせたほうがネタっぽくありつつ

戦局がひっくり返した説得力が出たのでは

 

トップをねらえ

感想漁ると「トップ2だよね」って人はそこそこいるが、そういう感想ほどブクマも少ないなあと

庵野シャアだ1年戦争だ、というお祭りにだけ参加したくて、鶴巻作品だねえ、みたいなことはどうでもいい感じ

ただ今作のガンダムバスターマシンぽい(エヴァっぽいとかGセルフぽいというよりかはバスターマシンぽい)気がするので、

「歯がある」のもバスターマシンからでは、というような

自分ガンダム1作目よりも先にトップ2を見返した

 

プラネテス

トップ2絡みで、グラナダで月面探査船が飾ってあるくだりはプラネテス連想

アニメ版のプラネテス原作と異なるオリジナル部分が多く、その元ネタがやたらカジュアル

月面基地コロニー落し(たぶんガンダム1作目じゃなく0083から)もあるし、

宇宙放射線病(若本規夫ボイスの教官なのでヤマトじゃなくトップをねらえ1作目から)もある

トップ2のノノはいつか地球に行きたいと語るのだが、プラネテスの月面生まれルナリアン、ノノもまた、いつか地球に行きたいと語ってたりする

 

マブ

ニュータイプ(個)ではなく、マブ(対)

言い出しっぺはおそらくニュータイプ感応を通じた何かを言いたくて

でも言葉は独り歩きして、ふわっと二人組的な意味人口膾炙

シャリアブルを引っ張ってくる以上はニュータイプ論をやらないで済ませるわけにはいかないし、

サイバーコミックス魔法少女で、という鶴巻さんの発言があるってことはブラマリニュータイプ論の話も念頭にはあるはずで

ガンダムXのニュータイプ談義やNTとは違うニュータイプ現代版、けっこう難しい気がする(いまどきそれ? みたいな時代遅れの結論になりそう)

のだが、どう持ってくのかなというのは気になる

  

悪役令嬢キシリア転生が思ったより知られてない

オタ女子がキシリアに転生して「正史」に介入する話 で、けっこう最近やっており、

1年戦争改変ものとしてジークアクスの先行なのだが、

正史を変更といえばギレンの野望が云々」ばかり見かけてフーンてなった

オタク、というかガノタの、まさに「正史」という正しさに執着して周囲を全く顧みない業の深さが

悪役令嬢テンプレと組み合わさって興味深い作品なんだけども、

まさにそれゆえに悪役令嬢改変なんて無視されるしかないんだよなあ、と思った次第

(( 「異世界宇宙世紀 二十四歳職業OL、転生先でキシリアやってます」 カクヨムで公開されてたhttps://kakuyomu.jp/works/16816927860802917218 ))

 

追記6月18日

サイバーコミックじゃなくてサイバーコミックスだろ、というツッコミが入ってたので修正しました

やっぱりブラスターマリじゃねえかと思って検索しにきたのに自分の書いたコレしか引っかからなかった

つらい

Permalink |記事への反応(2) | 16:41

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