
はてなキーワード:セクガルとは
新生timeleszが本格的に動き始めた中で、反転アンチと化している自称セクラバ、あるいはオリジナルメンバー個人担がツイッターのおすすめ欄に流れてくるたびに、はて?という声が脳内に響く。というのも、私がSexy Zoneそしてマリウス葉に興味を持った2014年からツイッター上で眺めていた、いまだに生き残っている古参のセクガル(死語)たちは、みな新生timeleszの一挙手一投足に盛り上がり続けているからだ。
私が観測してる古参たちの大半がオーディション発起人である菊池風磨の担当であることには留意すべきである。しかし、そもそも2014年時点で古参だったから私は眺めていたわけで、その当時の古参はデビュー前後から追っていたオタクを指す。すると、デビュー前後からオタクを抱えていたのはふまけんのみで、そこから流動化や活動休止や卒業や脱退や改名やメンバー増員を経ても尚振り落とされていないのは、シンプルに腕っぷしの強さが感じられる。そして、盛り上がり続けている古参はみな別ジャンルのオタクの顔も持っている。みんなどこからかやってきて、Sexy Zoneや担当個人の活動が少なくなったら別ジャンルへと移っていく。たまにSexy Zoneが盛り上がるタイミングで戻ってくる。それを繰り返して今に至る。何かしらの施策が打たれるまでは別ジャンルで好き勝手遊んでいるファンダムだったため、真剣さに欠けていたのは確かである。グループ活動が少ないことに嘆きながらも、それは売上しかり話題性しかりが作れてなかった結果であり、本来ならばその前からファンが挽回の姿勢を見せるべきなのであったが、じゃあ私もお暇させていただきますと言わんばかりに別ジャンルへ飛び出していく。2019年の活動があまりにも少なすぎて、宝塚、バーチャルジャニーズプロジェクト経由でなにわ男子、そして2.5次元舞台へと走っていた私がソースであり、Sexy Zoneが売れてなかった理由の一つがここにある。ただ、タイプロというコンテンツが投下されたことによって、私含め出戻ってきたセクガルは一定数存在するのではないか。そして運営側も本気となりこの機を逃すな!と供給を増やしているため今のところ離れるタイミングは無い。このまま供給さえ続いてくれれば、古参たちが別ジャンルに軸足を移すことは無いように考えられる。ただ、この供給の元となっているのは、別ジャンルでヘラついていた古参ではなく、勢いのあるタイプロ新規たちの需要なので、そこらへんが飽きてこられたら下火となり先細りするだろうという漠然とした不安はある。
そもそも、このコンテンツ過多時代において一つのジャンルだけを見つめ続けることは到底無理なのである。飽きるのは仕方がない。現timeleszのバックグラウンド的にも、Sexy Zone時代からあった他ジャンルへの接続のしやすさ、親和性の高さは維持されているように思える。Sexy Zoneを見ていれば別ジャンル先でSexy Zoneらしさを見つけられる。そして別ジャンルから帰ってきた時に広い視野でSexy Zoneを見つめられる。別ジャンルのオタクたちはハロプロや宝塚やテニミュなどなどで卒業加入制度を学んできている人間が多く、今回の加入劇を楽しんでいるように見えた。このタイプロの人気も、タイプロが初めての推し活です!という層と同じぐらい別ジャンルから来た層がいて、後者はどこかで自ジャンルに通じる部分を感じてtimeleszに引き留められているのではないか、と考えられる。結成からたった2週間で毎日ありえない燃え方をしているが、だいたいいつかどこかで見覚えのある現象だからそもそも燃やされる理由が分からない。燃やされる要因を理解したとしても、それに動じる必要がない。
一方、今までSexy Zoneにだけオタク活動をやってきた人間にとっては、受け入れられないことも多いだろうと推察される。そもそも、こんなにも魅力的なコンテンツが溢れかえっている世の中で、あの程度の活動量だけで手一杯になっていた時点で、単純にオタクとしての才能をお持ちでないのでは?と疑いの目を向けたくなるが。なので、もしtimeleszの言動やファンやアンチの意見に釈然としない感情を抱いているのなら、一旦timeleszから離れて別ジャンルに留学することをオススメしたい。オタク活動で心を病めることほど愚かなことはない。そしてふとtimeleszを目にした時、腑に落ちる瞬間があると思う。
アイドルマスターシンデレラガールズで年に一度行われる総選挙の投票期間中に生まれた、アイドルの1人である松本沙理奈を扱ったネタで、セクシーを売りにしている松本沙理奈があらゆる所に現れ、セクシーを振りまいていくものである。
詳しくはセクシーデリバリー松本でググってその目で見て欲しい。
さて、本題。
なのに何故、ここまでセクシーデリバリー松本を話題にしてきたかというと、今回の総選挙で、個人的に1番上手いと思った選挙広報がセクシーデリバリー松本だったからだ。
セクシーデリバリー松本ネタが話題になることで、松本沙理奈は最終的に総合20位と、中間発表の順位よりも大幅に上げてきた。
松本沙理奈Pには申し訳ないが、セクシーデリバリー松本ネタ無しに、彼女の順位がここまで上がることは無かったのでは無いかと思っている。
セクシーデリバリー松本は、松本沙理奈の元々の魅力であったセクシーを基にして、そのセクシーを色んなアイドルに振りまく(デリバリー)のを描いた″漫画″から生まれた。
まずここ。
Twitterで、担当アイドルに投票お願いします!!と文字や既存の公式イラストやデレステのスクショを加工して載せただけのものを見て興味を持って投票してくれる人間はまずいない。
ならば、漫画ならどうだ。
ただ加工しただけの画像や、気合いの入った1枚絵よりも、漫画のほうが見られやすい。(と個人的に思っている。実際には分からない)
ある程度の画力、彼女の魅力を分かりやすく描いた内容、そして『セクシーデリバリー』というインパクトのあるワード。
そこで人々を引きつけたのが、大きい。
そしてセクシーデリバリーという言葉に興味を持ったのは、アイマスPやその周りのオタクだけではない。
同じくセクシーを売りにしている(?)Sexy Zone界隈にまで、セクシーデリバリー松本は波及した。
そこでSexy Zoneのファンと松本沙理奈Pの交流が生まれ、松本沙理奈PはSexy Zoneのアルバムを買い、逆にセクガル(とSexy Zoneのファンのことを呼ぶらしい)は松本沙理奈に票を入れた。
本来総選挙に参加するはずの無かった層を取り込み、投票へ導いた。
恐らくだが、シンデレラガールズのコンテンツをしていても、担当がいなかったり、総選挙にあまり興味のないライトユーザーの1部の浮動票も『セクシーデリバリー』効果で得られたのであろう。
ここで少々話題は逸れるが、上記に挙げたライトユーザーの持つ浮動票を1番得たのは誰だろうか。
聞くまでもない。
夢見りあむだろう。
新アイドルでありながら、3位という好成績を残し、ボイス実装が決定した夢見りあむ。
ここまで触れてこなかったが、私の担当には声が付いていない。
声無しPと声付きPのあれこれに関しては言及するとキリがないので割愛するが、
同じく声無しで、更には発表時あまり評判の良くなかった新アイドルでありながら、りあむに浮動票が流れ、高順位になったのは何故か。
見事に評価は分かれて、それぞれがそれぞれの主張をした分、話題になった。
シンデレラガールズを知らない層にも、夢見りあむという、一風変わったキャラクターが認知され、面白がられた結果が、これなのだと思う。
そして、りあむが叩き付けた現実でもある。
万人に面白がられれば、どんな盛り上がりかたであろうと話題になれば、高順位になれるという現実。
話題になればいい。
それを叩き付けた。
それをまざまざと見せつけたことに関しては、ある意味評価をしている。
だが、私は夢見りあむの大躍進よりも、松本沙理奈の躍進のほうを評価している。
それがタイトルでもある、セクシーデリバリー松本は誰も傷つけていないことに由来する。
夢見りあむは、私から言わせて貰えば、りあむを盾にしてイキがりたいオタクのオモチャにされてしまったアイドルだと思う。
もちろん中には純粋にりあむに惹かれたプロデューサーもいるので、りあむに票を投じたのが全てイキりオタクだとひとまとめにするつもりは無い。
だが、りあむを盾に、他のアイドルとその担当Pを馬鹿にしていた層が一定数いたのも事実。
そして「りあむは炎上がウリだからw」と言い訳をしながら、りあむ自身をも蔑む人間も少なくない。
夢見りあむというアイドルを持ち上げるために、その他のアイドルとその担当P、そしてりあむ自身も傷つけられた。
松本沙理奈はどうだろう。
これが、松本沙理奈とはかけ離れたネタであれば、ここまで浸透しなかったのでは無いだろうか。
松本沙理奈というアイドルのキャラクターを損なわず、松本沙理奈の担当Pにも受け入れられ、
それだけに留まらず他の浮動票をもつ層や、シンデレラガールズに縁のなかったセクガルまでもを巻き込んだ。
セクシーデリバリー松本ネタの漫画には他のアイドルだって出てきていたが、それを蔑ろにするような描写は無かった。
セクシーデリバリー松本は、大きなインパクトを残しながらも、誰も傷つけない、プラスな方向での話題性を持っていた。
夢見りあむの話題性は爆発的ながらも、どう甘く見積もっても、マイナスな方向性であった。
結果としては、夢見りあむの話題性のほうが勝り、様々な現実を我々に叩き付けたわけだが、そこはもうどうでもいい。
私たちは嫌という程分かったはずだ。
私の担当は50位内には入ったが、何か話題になる大きなブーストがあったわけでもない。
声無しアイドルの中では、声付きに近いからというだけで得た同情票があったのだと思う。
だが、来年もその同情票が貰えるとは限らない。
りあむも言うようにオタクはちょろい。
じゃあ、話題性を作ろう!と、既に動き出している人々もいる。
話題になったもん勝ちではある。
だからと言って、他の誰かを蔑ろにしたものや、アイドル自身の魅力とは関係のないもので興味を引くのはちょっと待って欲しい。
話題性重視で、周りに敵を作ったり、アイドルと関係のないもので盛り上げたのに、もし望む順位になれなかったらどうする?
瞬間的に集って、飽きて去っていった人間を再度呼び戻すことは容易ではない。
もし、望む順位を得られなかった場合、その翌年にはそんなリスクを背負った状態で戦うことになる。
セクシーデリバリー松本は、そんなリスクを負わない、絶妙なバランスで成り立っていたと思う。
今年よりも多少話題性は落ちるかもしれないが、上手く扱えば、松本沙理奈Pは来年もセクシーデリバリー松本で戦うことができる。
来年に向けて、話題性勝負に臨む前に、どのアイドル担当のプロデューサーも、
神出鬼没の藪からセクシー、セクシーデリバリー松本を忘れないで欲しい。
私の文章力が無いのか、読み手に読解力が無いのかわからないが、
【夢見りあむ】が誰かを傷つけたとは言っていない。
【りあむを取り囲む環境】のことを言っている。
本題についても、【松本沙理奈】が誰も傷つけないのではなく【セクシーデリバリー松本】が誰も傷つけていないことを言っている。
追記などするつもりはなかったが、そこだけ強調させていただく。