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はてなキーワード:シモン・ペトロとは

2025-08-29

anond:20250829170114

 その後、イエスガリラヤ湖、すなわちティベリアス湖の向こう岸に渡られた。大勢群衆が後を追った。イエス病人たちになさったしるしを見たかであるイエスは山に登り、弟子たちと一緒にそこにお座りになった。ユダヤ人祭りである過越祭が近づいていた。イエスは目を上げ、大勢群衆が御自分の方へ来るのを見て、フィリポに、「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と言われたが、こう言ったのはフィリポを試みるためであって、御自分では何をしようとしているか知っておられたのであるフィリポは、「めいめいが少しずつ食べるためにも、二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう」と答えた。弟子の一人で、シモン・ペトロ兄弟アンデレが、イエスに言った。「ここに大麦パン五つと魚二匹とを持っている少年がいます。けれども、こんなに大勢の人では、何の役にも立たないでしょう。」イエスは、「人々を座らせなさい」と言われた。そこには草がたくさん生えていた。男たちはそこに座ったが、その数はおよそ五千人であった。さて、イエスパンを取り、感謝祈りを唱えてから、座っている人々に分け与えられた。また、魚も同じようにして、欲しいだけ分け与えられた。人々が満腹したときイエス弟子たちに、「少しも無駄にならないように、残ったパンの屑を集めなさい」と言われた。集めると、人々が五つの大麦パンを食べて、なお残ったパンの屑で、十二の籠がいっぱいになった。そこで、人々はイエスのなさったしるしを見て、「まさにこの人こそ、世に来られる預言者である」と言った。イエスは、人々が来て、自分を王にするために連れて行こうとしているのを知り、ひとりでまた山に退かれた。

 

ヨハネによる福音書 6章1〜15節

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