
はてなキーワード:コシヒカリとは
京都のぶぶ漬け(お茶漬け)が美味しいとされる理由は、いくつかの要素が組み合わさっていると考えられます。
新潟産コシヒカリなど、高品質な米を使用することで、米本来の甘みや食感が際立ちます。
繊細な出汁が使われることが多く、素材の味を引き立てるように工夫されています。白だしなどを使って、手軽に本格的な味わいを出すこともあります。
京都ならではの良質な京野菜から作られた漬物は、その野菜本来の風味や色彩を活かし、控えめな味付けが特徴です。少しの塩気と酸味が、お茶漬け全体のバランスを良くします。
ほうじ茶が使われることが多いですが、緑茶やお番茶を使うところもあります。薄めの味付けのお茶を使うことで、ご飯や具材の味が引き立ち、全体の調和が生まれます。
京都の食文化は、日々の食事を大切にし、手間を惜しまずに丁寧に仕上げることを重んじます。ぶぶ漬けも、単なる手軽な食事ではなく、素材の持ち味を最大限に引き出す工夫が凝らされています。
京料理全体に共通する「はんなり」とした、あっさりしていながらも奥深い味わいが、ぶぶ漬けにも生きています。塩分控えめで、素材本来の味わいを堪能できるように作られています。
江戸時代の商家では、冷たくなったご飯を美味しく食べるためにぶぶ漬けが親しまれていました。これは、ものを大切にする京都人の知恵でもあります。
ぶぶ漬けは、京都で古くから親しまれてきた食文化の一部です。長年の歴史の中で、より美味しく、より繊細な味わいを追求する工夫が重ねられてきました。
これらの要素が複合的に作用することで、京都のぶぶ漬けはシンプルでありながらも奥深く、多くの人に「美味しい」と感じさせる特別な魅力を持っていると言えるでしょう。
新米が出てくる前にってことなんだろうけど(古米になった瞬間に味が激変するわけでもないとは思うけどね
価格のバリエーションを見てると、あきたこまちが割安感あって、このへんが備蓄米放出の影響を一番受けた感じだろうか
5kgのなかに一つだけ4kgで混ざってるカルロースは誤認させよう欲が漂いすぎてて、ここまでラインナップ揃うと買う気にならん
コスパが一番よさげなのは卸経由備蓄米ブレンドかな。古古米とか気にしなくていいしブレンドで味を調えてくれてるし
もともと、元の価格からの上昇速度が急だった以外は、1カ月あたりの消費量からしたら家計を圧迫と言うほどでもない話だったし
我に返ったら備蓄米選ばない家庭も多そう
| コシヒカリ比率 | 都道府県 |
|---|---|
| 80%以上 | |
| 60%-79% | 茨城,栃木,新潟,富山,石川,山梨,長野,三重 |
| 40%-59% | 福島,千葉,福井,京都,兵庫,島根,徳島,高知 |
| 20%-39% | 群馬,埼玉,岐阜,滋賀,鳥取,山口,香川,愛媛,宮崎 |
| 0%-19% | 北海道,青森,岩手,宮城,秋田,山形,神奈川,静岡,愛知,大阪,奈良,和歌山,岡山,広島,福岡,佐賀,長崎,熊本,大分,鹿児島,沖縄 |
この年は多くの県が年0〜1%くらいのペースでコシヒカリの比率を下げていた
特に京都、広島、高知が2%以上の割合でコシヒカリ依存を脱却しようとしていた
逆に千葉、石川、福井、奈良、岡山、香川、徳島、愛媛はコシヒカリ比率を増加させていた
全国的には作付け割合は33.4%(R4年)から33.1%(R5年)に微減という結果になっていた
ブランド化も急いでるけど、コシヒカリが今までのように育たなくなってるんだよ
米どころ新潟、災害級の猛暑でコシヒカリの一等級比率が平年70%→昨年5%に 想定上回る温暖化、「新之助」は窮地を救えるか
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f75b8a15520311a79251e43b2fb8c608c66743e
コシヒカリは暑さに弱いし今の日本には不向きな品種になるつつあるけど慣習で作り続けている所が多くて、これが作況指数は悪くないのに製品になる量は減っているといわれる原因の一つ。
それを最近売り場でも見るようになった「にじのきらめき」や「あきだわら」という高温耐性に優れた多収品種に切り替えるだけでコシヒカリと比べて30%増になる。
へぇって思って軽く調べてみたが色々あるんやね。
素人身では量を増やす対策しか思いつかなかったが耐性品種に変える対策もあるのか。
https://shizenenergy.net/re-plus/column/topics/sustainability/heat_tolerant_varieties/
コシヒカリ系で多収の品種はあるんだが消費者がコシヒカリしか知らない問題が大きくてなあ
なんで米の作付けの1/3がコシヒカリかって言ったら「コシヒカリ」って銘柄じゃないと売れないからだよ
多収品種植えても売れないの
おいしくて他に比べて高く売れるからだよね
他の品種がダメって言ってるんじゃなくて、収穫量だけを見てて本当に売れるんですか。生計が成り立つんですかって話をしています
否定しかできないブコメは出来ないの連呼だろうが、収入はともかく収量を増やす余地はある。
ずっと減反を引きずっていて、品種改良も冷害対策や食味が優先されて収量は二の次だったからこそ、余地は大きくある。
コシヒカリは暑さに弱いし今の日本には不向きな品種になるつつあるけど慣習で作り続けている所が多くて、これが作況指数は悪くないのに製品になる量は減っているといわれる原因の一つ。
それを最近売り場でも見るようになった「にじのきらめき」や「あきだわら」という高温耐性に優れた多収品種に切り替えるだけでコシヒカリと比べて30%増になる。
平成の米騒動のときの冷害の影響が30%減だったことを考えればその影響の大きさがわかると思う。
歴史的に日本では寒冷地で米作りをする為の研究の優先順位が高かったけど、最近は温暖化に対応する、活かす方向での研究も増えている。
先の高温耐性に優れた品種の開発、そしてそういう品種を使った二期作も期待されている。
南国というわけでもない愛知でも昨年、100haの規模で再生二期作の実験をしたり可能性はあると判断して色々と行われている。
愛知の農試は不耕起V溝直播を開発したり先進的な取り組みを続けているところだから注目してる。
そんなこんなでやり方は色々あるけれど、一番の解決が難しい点は零細農家の殆どは稼ぐためにやっていないので、やり方を変える気がそもそもないこと。
やはり田んぼには水を張って昔ながらのやり方でコシヒカリを作り続けたい人が多い。
Permalink |記事への反応(13) | 17:19
国民民主党の玉木代表が「1年たったら動物のえさ」と備蓄米を揶揄したことが大きな波紋を呼んでいる。
「1年たったら動物のえさ」進次郎農相アピールの「1800円備蓄米」を国民・玉木代表がチクリ
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f159b761a2bf8ba7fb1ae28f02cb1ab529ff9f
戦後から1980年代にかけて広く国民から「家畜の餌」「豚も食わない」「猫も避ける猫またぎ」などと揶揄された米産地があった、北海道である。
この当時の恨みつらみは北海道でJA全農を超える加盟者数を誇るホクレン農業協同組合連合会が現在でも語り継ぐほどに北海道米のイメージは非常に低かった。
https://www.hokuren.or.jp/_greenweb_/?post_type=studies&p=1564
北海道では「赤毛」や「坊主1号」が栽培され、独自品種の「ゆきひかり」が開発されるなどしたが、北海道で選択される栽培品種はとにかく寒冷に強く収量が多い品種が求められ、味は二の次とされたこともあり、いくら低価格であっても食卓の主食として多くの国民は買わず、収穫の多くは家畜飼料として用いられた。
しかし、その価格の安さは戦後から多くの貧困家庭、特に母子家庭の主食として高い支持を集めていたのも事実だった。この当時の貧困家庭は北海道米に助けられたと思っている家庭は少なくないだろう。
けれど、その「貧困家庭の米」という事実もブランドイメージ低下に拍車をかけた。貧困家庭以外に安くても売れない北海道米は飼料消費としても余ってしまった収量は破棄しているほどに一億総中流となっていく時代に北海道米は売れなかった。
1988年、そんな北海道米に新品種が生まれる。これまでの寒冷に強い、収量が多いという良さをそのままに食味が著しく大幅に改善された「きらら397」が開発されたのだ。
しかし、この「きらら397」が開発されても直ぐに販売量が伸びたわけではなく、これまでの悪いイメージを払拭する事へ非常に苦労した。貧困家庭からは美味しくなったと大絶賛されたものの中流以上の家庭からは食べもせずにどうせ不味いと考えられてしまっていたのだった。
そんなやっかいどう米に転機が訪れる。牛丼店を中心として全国の飲食チェーンが「きらら397」を採用し始めたのだ。
このエントリを読んでいる諸氏も「あの当時の吉野家で食べた牛丼」と今の吉野家の牛丼が何か違う、家庭で食べるいつもの米と吉野家で食べる何か違う米と気付いてる者も居るかも知れないが、それは広く一般家庭に売れるようになる前の「きらら397」だった。
飲食チェーンが北海道米「きらら397」を採用していることが世間にも徐々に広まっていくと「意外と北海道米も悪くない」として一般家庭でも広く食べられるようになる。
このエピソードは「牛丼を変えたコメ―北海道「きらら397」の挑戦―(足立紀尚 著)」でも触れられており、内地(北海道外を指す北海道方言)を見返してやろうと頑張った北海道米農家の皆さんの努力を垣間見ることが出来る。
「きらら397」以降、北海道米の新品種開発は急速に進み、前述した「きらら397」から更に食味を改良した1996年の「ほしのゆめ」、更に収量を改良した2001年の「ななつぼし」、更に耐冷性を改良した2003年の「ふっくりんこ」、前述の「ふっくりんこ」とは別系統の低アミロース極良食味認定を受けた2003年の「おぼろづき」、そして前述の「おぼろづき」並の極良食味でありながら「おぼろづき」以上に収量を改良した2008年の「ゆめぴりか」が登場するに至った。
「おぼろづき」および「ゆめぴりか」は驚愕すべきことに盲検試験によって日本国内では定番である特定米産地(迷惑かける影響を考慮して特定米産地は筆者の意思で隠蔽しました。ご了承ください。)のコシヒカリの食味に勝ると試験結果が出ており、北海道米が北海道外の米を超えられることを証明した品種となった。
寒冷地で栽培可能で量が取れて安くて美味い北海道米の時代が到来したのである。
国民民主党の玉木代表がなぜ米へ対して「1年たったら動物のえさ」と表現してしまったかと言えば、彼の記憶の中には確かに一部産地の美味しくない米が家畜飼料として使われていた過去、何なら余った分は廃棄していた、豚も食わない米が存在していたことを頭の片隅で覚えていたからだろう。
しかし解釈を誤ってはならない。玉木代表だからこそこういう印象を持ったのではなく北海道外にはまだまだ北海道米へ対して悪印象を持つ国民が大勢居るのだ。しっかりとした学術的なデータで食味の良さが示されようとも極々ありふれた一般の国民の多くが北海道米を忌避し続けているのが現状なのだ。
1993年の平成の米騒動の際にタイ王国から有り難くも拠出されたタイ米へ対して恥を知らぬ言動を取ったのは極々ありふれた一般の国民であったが、その性根は未だ変わっておらず、反省しておらず、その一雫がたまたま国民民主党代表玉木雄一郎であったにすぎない。未だに「猫またぎ」だと思っているのだ。
このエントリを最後まで読み、腹を立てたのであるならば2025年令和の米騒動が収束した後に北海道米を食べてみて欲しい。
「その喧嘩買ってやらァ!」という意気込みで食べてみて欲しい。食ったら言わせてみせるさ「意外と北海道米も悪くない」と。
Permalink |記事への反応(19) | 19:24
もう何十年も前の事だけど、就職で上京してきた時は標準価格米ばっかり食べてた。安かったから。自分好みに堅めに炊くと、実家で同居の爺さん向けに柔らかく炊かれたコシヒカリよりずっと美味かったなぁ。
米は2000円だ、いや3000円だみたいな議論見ててアホじゃ無いかと
テレビのニュースも進次郎も「備蓄米は」2000円って言ってるでしょ
おまけに3等米以下でしょ
そんなの2000円でも高いぐらいだよ
テレビはテレビで微妙で、よく農家へのインタビューとか流してるけど
って聞いたんでしょ?小売りで2000円ってことは1000円ぐらいか?30kgで6000円でしょ?そんなの20年前の価格でしょ
それでも微妙なブランドで3等米とかならしょうがないっていうレベルだし
なので農家によって答えもマチマチになるのは当たり前だよ
一部のニュースだと備蓄米は2000円、ブレンド米は3000円、銘柄指定は5000円が妥当とか言われてるけど
新潟産コシヒカリはもっと高くなるし魚沼産はさらに高くなるよね
他の米は全部同じ同じ値段だと思ってるのがどうかしてるんじゃない?全部グラデーションがあるんだけど
一方でスーパーで売ってる挽いてある粉なんて安くて当たり前だよ