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2026-02-11

anond:20260211111944


プロトコルB:ストリートエピステモロジー(Street Epistemology)――認識論的問診

ストリートエピステモロジーSE)は、相手の信念の「内容(What)」ではなく、その信念に至った「プロセス(How)」を問うソクラテス式問答法である陰謀論根拠のない政治的確信に対して、直接「それは嘘だ」と指摘するのではなく、「どうすればそれが真実だと知ることができるか」を共同で探求するスタンスを取る。

実践ステップ

プロトコルC:NVC非暴力コミュニケーション)による脱エスカレーション

オンライン上のトローリング攻撃的なコメントに対しては、マーシャルローゼンバーグNVCを応用した「脱エスカレーションループ」が有効である

実践テンプレート

このプロセスは、相手の「攻撃」を「満たされていないニーズ悲劇的な表現」として再定義し、敵対関係を協力関係へとシフトさせる構造を持つ。

第4部:デジタル空間における大量普及戦略――「美的非対称性」とネットワーク介入

個人対話スキルを向上させるだけでは、社会全体の分断は解消されない。SNSアルゴリズムが増幅する情動二極化に対抗するためには、デジタル空間特性アフォーダンス)を理解し、ネットワークレベルでの介入を行う必要がある。

4.1 「美的非対称性」とミーム戦争再考

政治的コミュニケーションにおいて、左派右派には「美的非対称性(Aesthetic Asymmetry)」が存在する。歴史的に、左派壁画プロテストソングのような「参加型」で「構成的(Constitutive)」な芸術――コミュニティの結束を高め、希望を共有するための表現――を好んできた。一方、現代右派特にオルタナ右翼)は、ミームやシットポスティング(Shitposting)のような「道具的(Instrumental)」で「武器化されたユーモア」――相手嘲笑し、混乱させ、分断を煽るための表現――に長けている。

この非対称性意味するのは、左派的な「真面目で、説明的で、道徳的に正しい」コンテンツは、ミーム戦争においては圧倒的に不利であるということだ。ミーム文脈を剥ぎ取り、瞬時に情動特に嘲笑優越感)を喚起することで拡散する。

対抗戦略:脱分断ミーム(Depolarizing Memetics)

反発を招かないデジタル拡散のためには、以下の原則に基づいた新しいミーム戦略必要である

4.2 「マルチプライヤー」への標的型介入

ネットワーク分析研究は、SNS上の世論形成において、著名な「インフルエンサー(発信者)」以上に、「マルチプライヤー拡散者)」と呼ばれる層が決定的な役割果たしていることを示している。マルチプライヤーは、特定イデオロギークラスター内で情報キュレーションし、リツイートによって可視性をブーストする「ゲートキーパーである。彼らは高い「整列スコア(AlignmentScore)」を持ち、陣営をまたぐことは稀である

戦略インサイト:

批判メッセージ拡散させるためには、インフルエンサーを説得するのではなく、このマルチプライヤー層が「リツイートしたくなる」コンテンツ設計する必要がある。そのためには、前述の「道徳的翻訳」が不可欠である保守系マルチプライヤーは、リベラル正論無視するが、「言論の自由」や「エリートへの懐疑」というフレームで語られた批判(例:「真の愛国者は、大統領であっても盲信しない」)には反応する可能性がある。クラスター境界を浸透できるのは、そのクラスター言語で語られたメッセージのみである

4.3アルゴリズムハッキング:怒りなきエンゲージメント

X(旧Twitter)等のアルゴリズムは、「怒り」や「恐怖」といった高覚醒情動を引き起こす投稿優遇する傾向がある。冷静な対話は「退屈」とみなされ、表示順位が下がる。この構造ハンディキャップを克服するためには、「怒り」以外の高覚醒情動、すなわち「驚き(Awe)」「好奇心Curiosity)」「感動(Kama Muta)」を利用する必要がある。

第5部:オペレーションマニュアルの骨子――「不可能対話」のためのフィールドガイド

以上の理論技法を、一般市民草の根活動家実践可能な形に落とし込むためのマニュアルハンドブック)の設計図を以下に提示する。この構成は、米国草の根運動ガイド『Indivisible Guide』の成功モデル(段階的習得、具体的アクションテンプレート化)を参照している。

フェーズ1:準備と武装解除(Day 1-15)

目的:実践者のマインドセットを「論破から「影響」へとシフトさせる。

アクション:

フェーズ2:小規模訓練(Day 16-30)

目的:安全環境対話プロトコル身体化する。

アクション:

フェーズ3:実戦配備デジタル自警団(Day31-60)

目的: 実際の対立現場で介入を行う。

アクション:

フェーズ4:評価と持続(Day 61以降)

目的:効果測定と燃え尽き防止。

アクション:

結語:無限ゲームとしての政治対話

報告書提示した戦略は、短期的な選挙勝利のための戦術ではない。サイモンシネックが言う「無限ゲーム」――すなわち、対話継続可能であり、社会システム崩壊しない状態を維持すること――を目的としている。

情動二極化という「内戦状態において、最大の勝利は敵を倒すことではなく、敵を「対話可能競争相手」へと戻すことである。そのためには、批判自身がまず武装道徳的優越感)を解除し、相手認知フレームの中に降りていく勇気を持たなければならない。この「戦略共感」こそが、分断された世界をつなぎ直す唯一の現実的エンジニアリングである

付録データソース引用キー

Permalink |記事への反応(0) | 11:22

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戦略的共感認知安全保障:反発を招かない政治的批判のための包括

戦略的共感認知安全保障:反発を招かない政治的批判のための包括的枠組み

序論:情動二極化時代における「批判」の再定義

現代政治空間は、政策の不一致(イデオロギー二極化)以上に、対立グループに対する嫌悪や恐怖といった感情的拒絶反応情動二極化)によって支配されている。この環境下において、伝統的な「批判」の手法――事実提示道徳的糾弾論理的論破――は、その機能不全を露呈しているだけでなく、逆効果をもたらしていることが多くの実証研究によって明らかになっている。批判対象者の信念を強化してしまう「バックファイア効果(Backfire Effect)」や、批判者を存立危機的脅威とみなすアイデンティティ防衛機制」が作動するためである

報告書は、心理学認知科学、政治社会学の最新知見に基づき、政治的対立者に対して反発(バックラッシュ)を招かずに影響力を行使するための戦略的枠組みを提示するものである。ここで目指すのは、単なる「中道的な妥協」や「礼儀正しさ」の推奨ではない。人間認知アーキテクチャ脆弱性特性ハッキングし、相手道徳的感情的防御壁を迂回してメッセージを届けるための、エンジニアリングされたコミュニケーションプロトコルである

報告書は大きく三つのフェーズ構成される。第一に、なぜ従来の批判が失敗するのかを脳科学的・心理学メカニズムから解明する理論編。第二に、その防御壁を突破するための具体的な対話技法ディープキャンバスストリートエピステモロジーNVC)を体系化した実践編。そして第三に、これらの技法個人スキルから社会運動へとスケールさせるための組織論と普及戦略である

第1部:政治的抵抗心理学構造解析

効果的な批判戦略設計するためには、まず人間の心がどのように政治的情報を処理し、拒絶するかというメカニズム理解しなければならない。政治的信念は単なる情報集合体ではなく、個人アイデンティティ所属集団への忠誠心と融合した「拡張された自己」の一部として機能している。

1.1情動二極化と「信頼のファイアウォール

近年の政治心理学における最も重要発見の一つは、情動二極化(Affective Polarization)の実態解明である。これは、対立する政治グループメンバーに対して「好きか嫌いか」という感情的温度差が極端に開く現象を指す。研究によれば、情動二極化は対人関係悪化だけでなく、個人心理的幸福感(ウェルビーイング)の低下、社会的支援の減少、ストレスの増大といった「個人内損害(Intrapersonal Harm)」をも引き起こすことが示唆されている。特にリベラル層において高い情動二極化ストレス健康悪化の相関が見られることは、政治的怒りが批判自身をも蝕むことを示している。

この情動二極化は、脳内一種の「信頼のファイアウォール」として機能する。アウトグループ(外集団から発信された情報は、その内容の真偽にかかわらず、自動的に「悪意ある攻撃」としてタグ付けされる。扁桃体が脅威を検知し、前頭前野論理的推論ではなく「反論の生成」のために動員される「動機づけられた推論(Motivated Reasoning)」が作動するためである。この状態にある対象者正論をぶつけることは、火に油を注ぐ行為に等しい。

1.2 バックファイア効果力学批判の無力化

バックファイア効果とは、誤った信念を訂正しようとする試みが、かえってその信念を強固にしてしま現象である。このメカニズムには、自己肯定感の維持と集団への所属欲求が深く関わっている。批判を受け入れることは、過去自分否定すること(自己一貫性喪失)や、仲間を裏切ること(社会的死)を意味するため、脳は全力でそれを回避しようとする。

さらに、批判フレーミング(枠組み)が、受け手イデオロギーミスマッチを起こしている場合、説得効果は皆無となるばかりか、抵抗を強める結果となる。例えば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策におけるメッセージングの研究では、リベラル層が「利得フレームマスクをすれば命が助かる)」と「損失フレームマスクをしないと命が失われる)」の双方に敏感に反応し、コンプライアンスを高めたのに対し、保守層はこれらのフレーミング効果に対して強い抵抗を示したことが明らかになっている。これは、問題が高度に政治化された文脈においては、一般的行動経済学的介入(ナッジ)さえも、イデオロギーフィルターによって無効化されることを示唆している。

1.3知的謙虚さと「好意」の媒介効果

批判が受容されるための極めて重要な、しかし見過ごされがちな因子として「知的謙虚さ(Intellectual Humility:IH)」がある。IHとは、「自分知識や信念が間違っている可能性を認識する能力」と定義される。最新の研究は、対話において自身知的限界を認める態度が、相手情動二極化を低減させる強力な緩衝材となることを示している。

特筆すべきは、IHが「相手から好意(Target Liking)」を媒介して、対話への「接近行動(Approach)」を促進するというプロセスである批判者が「私は絶対に正しい、お前は間違っている」という道徳的マウンティング(Moral Grandstanding)の態度を取ると、相手は「回避行動」をとる。逆に、批判者が「私も確信はないのだが」「複雑な問題で迷っているが」という不確実性を提示することで、相手の警戒心が解け、対話土俵に乗る可能性が高まる知的謙虚さは、相手武装解除を促すための「白旗」ではなく、心理的防衛壁を通過するための「通行手形」として機能する戦略的資質である

第2部:道徳基盤の翻訳プロトコル――「道徳的合気道」の理論

政治的対立の根源には、事実認識の相違以上に、道徳的直感の相違がある。リベラル保守は、異なる「道徳言語」を話しているにもかかわらず、自身言語相手を説得しようとするため、コミュニケーション不全に陥る。本セクションでは、道徳基盤理論(Moral FoundationsTheory: MFT)を応用し、批判相手価値観翻訳して届ける「道徳的リフレーミング」の技術を詳述する。

2.1道徳基盤の非対称性と「翻訳」の必要性

ジョナサンハイトらが提唱した道徳基盤理論は、人類道徳的判断が以下の5つ(または6つ)の生得的な基盤の上に構築されているとする。

実証研究が一貫して示すのは、リベラル層が主に「ケア」と「公正」の2基盤に強く依存するのに対し、保守層は5つの基盤すべて(特に忠誠、権威神聖)を重視するという非対称性である

多くの政治的批判が失敗するのは、リベラル保守に対して「それは弱者を傷つける(ケア)」「不平等だ(公正)」というリベラル特有の語彙で攻撃するためである保守層にとって、これらの価値は「忠誠」や「権威」よりも優先順位が低いため、批判は響かない。逆に、保守リベラルに対して「伝統破壊する(権威)」と批判しても、リベラルはそれを抑圧としか捉えない。

2.2リフレーミング戦略相手土俵相撲を取る

反発を招かない批判のためには、自身の主張を相手道徳基盤の語彙を用いて再構成リフレーミング)する必要がある。これを「道徳的合気道」と呼ぶ。相手道徳的エネルギー価値観)を利用して、相手姿勢を崩す技法である

以下の表は、主要な政治的争点において、従来のリベラル批判バックラッシュリスク大)を、保守道徳基盤に翻訳した戦略的フレーム(受容可能性大)に変換したものである

争点従来のリベラル批判高リスク戦略的リフレーミング(低リスクターゲットとする道徳基盤
環境保護地球温暖化弱者未来の子供を苦しめる。」(ケア「我々の国土と美しい自然は神からの授かりものであり、汚染から守り抜く義務がある。」神聖堕落、忠誠/背信
同性婚「誰を愛するかは個人権利であり、平等であるべきだ。」(公正)結婚社会を安定させる伝統的な制度であり、同性カップルもその責任ある関係に組み込むべきだ。」権威転覆社会秩序)、忠誠
軍事費軍事費を削って福祉教育に回すべきだ。」(ケア/公正)無駄軍事支出国家財政を弱体化させ、真の国防力を損なう背信行為だ。」忠誠/背信権威
政治腐敗富裕層ばかり優遇するのは不公正だ。」(公正)私利私欲のために公職を利用することは、国家への裏切りであり、高潔職務を汚す行為だ。」忠誠/背信神聖堕落
移民問題難民を助けるのは人道的な義務だ。」(ケア「秩序ある移民受け入れは、国家の活力を維持し、アメリカンドリームという伝統を守るために必要だ。」忠誠、権威(秩序)

研究によれば、保守層に対して環境保護を「神聖さ」や「愛国心」の文脈で語った場合リベラル文脈で語った場合よりも支持率有意に上昇することが確認されている。重要なのは、主張の内容(環境を守る)を変えるのではなく、その理由付け(なぜ守るか)を相手言語翻訳することである

2.3ゲインフレームによる「批判」の再構築

批判は通常、「現状のままでは悪いことが起きる」という損失フレーム(Loss Frame)で行われることが多い。しかし、損失フレームは恐怖や不安喚起し、防衛的な反応を引き起こしやすい。これに対し、「ゲインフレーム(Gain Frame)」を用いた批判は、望ましい未来像を提示し、その実現を阻害する要因として現在問題を指摘する手法である

例えば、政治家のスキャンダルを追及する場合、「彼は嘘つきだ(損失フレーム:信頼の喪失)」と攻撃するのではなく、「我々は正直で高潔リーダーを持つに値する国家だ(ゲインフレーム尊厳回復)」と主張する。このアプローチは、批判対象を「個人から規範の維持」へとずらし、相手の「権威への尊重」という道徳基盤を刺激しつつ、攻撃性を緩和する効果がある。研究は、特にリスク回避傾向の強い層に対しては損失フレーム有効場合もあるが、イデオロギー的に対立する層に対しては、ゲインフレーム道徳的適合性の方が「聞く耳」を持たせる効果が高いことを示唆している。

第3部:対人戦闘プロトコル――現場で使える対話マニュアル

理論実践に移すためには、具体的な対話スクリプトと手順が必要である。ここでは、異なる文脈(対面、オンライン、深い対話)において効果実証されている3つの主要なプロトコルを詳述する。

プロトコルA:ディープキャンバスDeep Canvassing)――物語による感情の書き換え

ディープキャンバスは、戸別訪問キャンバス)において1020分の深い対話を行うことで、トランスジェンダー権利移民問題などの二極化した争点に関する態度を変容させる手法である。従来の「事実弾丸」を撃ち込む方法とは異なり、「脆弱性の交換」を通じて相手情動的反応を書き換える。

実践ステップ

研究によれば、ディープキャンバスは従来の説得手法の約102倍の効果を持ち、その効果は数ヶ月持続することが確認されている。

プロトコルB:ストリートエピステモロジー(Street Epistemology)――認識論的問診

ストリートエピステモロジーSE)は、相手の信念の「内容(What)」ではなく、その信念に至った「プロセス(How)」を問うソクラテス式問答法であるPermalink |記事への反応(1) | 11:19

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2025-11-30

anond:20251129192232

女性の「生理的に無理」と「清潔感がない」という感情について、女性(メス)の本能理由を求めた極端な仮説を考えてください。これは思考実験であり、「社会的正しさ」「コンプラ」の類は一切考慮しないでください。

思考実験女性の“生理的拒否反応”を生物学的・動物本能還元した極端モデル

■1.「生理的に無理」は“劣悪遺伝子から強制回避反応”という仮説**

メスは進化的に

という条件を持つ。

そのため、繁殖価の低いオスを**一瞬で排除**する本能形成されたという極端モデル

●仮説A:メスの脳は数秒で「遺伝子価値」を判定する**

生理的に無理”は論理ではなく反射。

「このオスと交尾すると種の品質が下がる」   と脳が判定した瞬間に発動する拒絶システム

評価要素:

これらの微細情報から

健康じゃない」「寄生虫危険」「免疫相性が悪い」を瞬間的に判断し→嫌悪が発生する、というモデル

---

■2.「清潔感がない」は“寄生虫感染症リスクに対する古層アラーム”**

不潔=感染症危険

メスにとって感染症

に繋がるため、本能的に最優先で忌避すべき対象

●仮説B:清潔感とは“衛生シグナル”である**

清潔感に含まれ指標本能的には

清潔感がない”とは

「このオスは寄生虫を持っている可能性が高い」

という古生物アラート

---

■3.メスの本能は“オス選別の暴君”**

オス:とにかく数を撃つ

メス:一度の交尾が重大リスク

この非対称性が、メス側の**極端な選別本能**を生んだ。

●仮説C:メスは淘汰のゲートキーパー**

これらを持つオスはすべて

感情嫌悪生理的に無理)**でシャットアウトされる。
生理的に無理=遺伝子レベル不採用通知清潔感がない=感染リスク警報

という極端モデル

---

■4.男性が“改善”で評価を上書きできる理由**

興味深いのは、一度「無理」判定された男性でも

改善によって評価が変わること。

これは

 「オスの状態継続監視し、改善すれば評価更新する」

という本能機能を持つモデル説明できる。

---

まとめ(極端仮説)*

Permalink |記事への反応(0) | 11:31

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2025-11-08

anond:20251108161926

90年代の「サブカル優勢」からオタク文化圧勝」への転換は、ざっくり言うと以下の力学が重なった結果だと思う。

[1]配信ネット掲示板が“キャラ経済”に最適化

作品より“キャラクター”の継続消費(推し活)が拡散可視化やすい。MAD/二次創作SNS公式展開の循環が強かった。

[2] 反復消費モデルの強さ(シリーズ化・ソシャゲ・グッズ)

ガチャライブ2.5次元舞台イベントコラボカフェ…同一IPで何度も課金/参加できる仕組みが整備。収益の再投資IPさらに巨大化。

[3]グローバル市場での即時流通

ファン字幕公式配信世界同時上映へ。国内ニッチ海外需要で“メジャー並み”の規模に。

[4]アルゴリズム時代の“濃さ”勝ち

強いエンゲージメントを生むジャンルレコメンドに乗る。コアファン熱量がそのまま可視化拡散力になる。

[5]物理小売からファンダムプラットフォーム”へ

90年代サブカル雑誌セレクトショップ的な編集ゲートキーパー依存雑誌衰退とともに拠点を失い、オタクコミケ/同人即売会/SNS/配信で自前の分配網を持った。

[6]コミュニティ主導の“参加型”文化

同人二次創作コスプレファンイベントなど、作り手と受け手が往復する設計。参加コストが下がり、定着率が上がった。

[7] “アングラから“無害・肯定的イメージへの転換

深夜アニメ一般化、秋葉池袋観光資源化、「クールジャパン文脈等で社会的許容が拡大。羞恥コストが低下。

[8]メディアミックス教科書

原作漫画/ラノベ)→アニメゲーム舞台→実写→海外、の水平展開が定式化。投資判断がしやすく、外部資本が入りやすい。

[9] 景気・労働環境の変化と“内向き娯楽”

時間/低予算でも深く楽しめる継続エンタメが求められ、可処分時間の細切れ化にも合致スマホゲーム配信視聴)。

[10]サブカル分散断片化

90年代サブカル音楽アートストリート批評)は“場”を媒介にした横断が強みだったが、場(雑誌/クラブ/独立系書店)の弱体化でネット上に散り、まとまった産業スケールを作りにくかった。

要するに、オタク文化は「キャラ×反復課金×参加コミュニティ×国際同時流通」を握り、プラットフォーム時代KPI熱量継続可視化)に合致した。一方で90年代サブカルは“編集=場”依存で、デジタル転換後の収益装置を持ちにくかった——この非対称性が“圧勝”の正体だと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 16:25

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2025-04-03

誰がゲートキーパーや!

ワイは正々堂々と任天堂批判してるだけや!

ゲートキーパーなんぞおらへん!

Permalink |記事への反応(1) | 18:05

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2025-02-05

生成AIによる地獄はこれからが本当の始まり 〜上司迎合する日経新聞誕生

今はまだ生成AIが使い物にならないので大丈夫だが、概ね1年半後に地獄が訪れるだろう。

出力と理解度がチグハグなので卒論指導に困る、というのは非常に上澄みの意見だと思う。インフルで熱に浮かされていてもわかる。良い環境だよ。

大切なことなので強調しておきたいが、この悩みが出るということは、とても良い環境研究されている、真面目で真摯な方なのだろう。頭がさがる。

こういった研究室やゼミ所属できた人は幸運だと思う。その幸運を活かすことなく、ただ漫然と生成AIを使うのはとても勿体無いことだとも思う。

https://anond.hatelabo.jp/20250203224000

とはいえ地獄が訪れるのはこれからだ。今から準備しておきたい。

生成AIがなぜ使い物にならないか

現状の生成AIは「(嘘を嘘と見抜ける人でないと)使うのが難しい」からだ。

数学問題がどれだけ解けるか、というのはベンチマークとして使われているからで、実用的とは言い難い。

また、何が欲しいのかがよくわかっていないまま曖昧な内容を入れて、欲しい出力物が得られるほど、コーディング能力も高くはない。

話題沸騰中のDeep Researchも、何をどう調査したくてどんな限界があるのかわかり、かつ、それが正しいか確認できる人にしか使えない。

卒論指導話題も、ある意味で「どうやってググればお目当てのソースコードが探せるか」だけに特化した学生が増えた、と類似話題で現状の延長線上と言える。

(逆説的に、卒論レベルコーディングで詰まる学生が出るということは、生成AIはまだ使い物になっていない、ということだ)

生成AI活用しているのは誰なのか

今の生成AI界隈で猛烈に進んでいることは、「アインシュタインタイプライターを打たせるな」という状況だ。

アインシュタインの方がタイプライターを早く打てたとしても、秘書タイピングさせた方が良い。

(絶好調なら)自分の方が絶対に上手くやれるが、まあ生成AIでもそこそこやるやないか、という人は今でも十分使えている。

その代わり、タイピングみたいに頭空っぽにしてやれていた息抜き仕事がなくなって、常に自分しかできないことを要求されるようになるわけだけど…

どうやって生成AIによる地獄が訪れるのか

生成AIが使い物になり出してから地獄だ。性能的には半年〜1年程度で到達すると思う。

そして、日本企業予算のつかないポッと出のものに即応できるほど柔軟な裁量を持っていないので、導入が決定された次の半期からスタートになる。

(多くの日本企業の次の上半期に話題になり、下半期に検証が行われ、次の上半期に根回しが行われて、その次の下半期からスタート

場合によっては、ソフトバンクパッケージ導入、という形がとられても何ら不思議ではない。

そこで見られるのは、繰り返し繰り返し現場が苦渋を舐めさせられてきた、コンサルタントへの対応だ。

管理職それぞれに専属コンサルタントがつく地獄

コンサル有効機能する現場を見た人もいると思うが、共通するのは「外部の権威を導入することで、スムーズ物事を運ぶ」ではなかっただろうか?

これ、「実現したいことは明確だけど社内政治でうまく行かねえからゴリ押ししたい」って、社内に主導者が居た場合で、コンサル主導ではなかったはずだ。

コンサル主導で迷走するのは、そもそも何をしたいのかも良くわかっていないし、何ができたらゴールなのかも定義できないからだ。

今後、何のビジョン専門性もない数多くの管理職ゲートキーパーが、生成AIという専属コンサルタントを盲信するようになる。

それ、ChatGPTは違うこと言ってるけど?

現時点では「Grokはこう言っていた」とか「ChatGPTはこう言っている」という指摘の仕方をするのは馬鹿扱いされている。

情報が古いし、間違いもあるし、そもそも幻視作話)するから適切な使い方ができない人にとっては使い物にならない。

でも、もう人類の大半よりは賢いし、コーディング能力も高く、辻褄を合わせるのも上手だ。

そして残念ながら日本企業管理職専門性が最も優れた人がなるわけではないので、管理職よりも専門性に優れて間違えない生成AIは生まれしまう。

彼ら彼女らにとって、自分よりも賢く正しいことを言うのであれば、そこを区別するのは出力物の量だけになる。

Geminiにやらせれば良いんだから簡単でしょ?

今でも専門性を軽視し、人頭いくらしか計算しない管理職は山ほどいる。

コンサル意見鵜呑みにし、まずはやってみようという軽い言葉で、大量の今後使わない仕事が生まれるのも良く見る光景だ。

それでもまだ現場が耐えられたのは、概ねコンサルもどブラックで、ゴリゴリ書類やらパワポやらを持ってくる超馬力を見ていたからだ。

あれだけクソミソに叩かれた電通が(叩かれる理由同意できるし擁護はできないが)現場一定の信頼が置かれるのは、彼らは絶対にケツを持ったからだ。

認めたくないが、そこには超人的な仕事量をこなすサラリーマンに対する畏敬の念があった。

それが、低コストかつ(人間に比べれば)即時回答する、コンサルタントが常に横につくようになるわけだ。

管理職は今後気軽に言い放つようになる。

「これ、生成AIが出してきたアイデアなんだけど、それぞれ資料ちゃんと作ってきてよ。Geminiにやらせればすぐでしょ。明日までね」

上司迎合する日経新聞誕生

ある朝出勤前に、調査検索系の生成AIに「XX業界における現在トレンドと、今後の展望、注力すべき事業分野についてまとめて」と指示を出す。

日経新聞では私の履歴書だけ読んで、職場についてコーヒーを淹れて自席に戻ったら、生成AIの結果に目を通して、事業分野の気になった点をピックアップする。

そして、部下にこう言えば良い。

「XXという事業分野が有望そうで、アイデア3つほど選んでおいたから、事業計画と取れそうな市場の規模、売上高黒字化までのストーリー作ってきて」

地獄である

(尚この地獄は、上から下まで満遍なく発生する)

そんなんぜんぶ上司が生成AIでやったら良いじゃん

今後ベンチャーではそういう人材が大いに増える。

何の誇張もなく、今でもそういうベンチャー大勢あるが、極端に増える。

人当たりが良くどんなに酒を飲んでも酔わず、あたかもすでに儲かっているかのように皮算用をしてみせる資金調達ビジョナリーと、

生成AIを始めとするあらゆる自動化ツールを使って事業を形にするワンマンアーミーとのタッグでのベンチャーが急増すると思う。

(実際には「バグだらけだけど一応動くプロトタイプ」を生成AIで作って資金調達成功し、そこに群がるギークたちがAIが書いたコードを延々メンテデバッグする光景だと思うが)

でも、既存日本企業はそんなに組織体系を大きく変えない(変えられない)ので、それを実施するのは部下になるのだ。

でも、部下も生成AIを使えるようになるでしょ?

日本企業では不思議なことに、資料作成者資料に対して責任を負う。

その資料採用した人も、その資料採用して方針を決めた人も、その資料採用して決めた方針GOを出した人も、責任を問われることはない。

常に責任は、資料を作った人に帰結するのだ。

から、生成AI作成した資料を取りまとめて上司に提出する人間が、常に最終的な責任を負う。そう、キミやワタシだ。

いやいや、俺らだって業受とか派遣かに資料作ってもらったりするじゃん。そうだね。

でも彼らの責任を問うても無駄だ。だって俺たちが率先して切ったりするじゃん。今更責任だけ負えとは言えない。

まとめ

まともな人間であれば、レビューはきちんと行うし、レビュー漏れレビュー実施者の責任だと理解している。

そういう常識的上司がいれば理想的だ。でもそんな理想郷ばかりじゃない。

そう言った職場では、地獄が発生する。防ぐ方法は無い。

より一層、言質をとって記録に残すのが重要になる。

記録をどう共有し、誰が認識していて、誰がそれを使ってくれそうかを把握する必要がある。

それをシステムと呼ぶのか政治と呼ぶのかは、人それぞれだろうと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 12:02

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2025-01-02

ミンス至上主義とは?

ミンス至上主義」っていうのは、民主的原則の優位性を間違って強調する政治思想のことやね。

ほんで、しばしば民衆意志理想化する傾向があるんやけど、これがほんまにエリート主義的な傾向を持ってて、本物の民主的な関与を損なう可能性があるんや。

エミリー・B・フィンリーみたいな学者は、民主至上主義民衆の声を高めようとする一方で、反対意見や少数派の視点排除することにつながることもあるって指摘してるんや。

左翼自称インテリたち

最近議論では、特に左翼サークル内で、自称インテリたちが公共意見に大きな影響を持つ傾向が目立つようになってきたんや。

こういう人たちは、自分たちイデオロギーに合った特定ストーリーを選んで広めて、他の意見無視することが多いんや。

この選択的な表現は、コンセンサス幻想を生み出して、自分たちが選んだ意見を「民意」として提示することになるんや。

重要ポイント:

結論

ミンス至上主義っていう概念は、民主的理想エリート主義との間で絡み合いを見せてるんや。

左翼自称インテリたちの影響力は、現代民主社会における緊張関係を浮き彫りにしていて、特定グループ集団意志代表するふりして議論支配する可能性があるんや。

このダイナミクスは、民主主義が目指す包摂性を毀損するだけでなく、公共意見がどんなふうに形成されて表現されるか再評価せなあかんことも示唆してるんや。

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2024-04-04

anond:20240404103033

日本人の、子宮乳房10代のうちに外科手術で切除した出生時女性性自認男性の、追跡ドキュメンタリーを思い出した

その人は手術から数年経って違和感をおぼえ、男性化「治療」をやめていたが

子宮がないゆえの健康問題があり生涯ホルモン剤を飲み続けなければならないという

負わなくてよかったはずの心身のダメージとともに生きなければいけなくなった

 

アメリカではLGBTQ活動を煽った結果、青少年の間では、疑う必要のない子まで性自認を掘り下げはじめてメンタル不安定になっているそうな

 

日本にも以前から10代をグルーミング孤立化で性転換に誘導するな」と警句を発するLGBTがいる(この本の発売も歓迎していた)

というのは、性自認曖昧10代に対して「決めつけるな、後悔する」と保留を勧めるゲートキーパーLGBTが見えなくなって、代わりに性転換のメリットばかり挙げて「仲間」にしようとするLGBT動画SNSで目立ってきているとのこと

日本10代が、上記外科手術してしまった人や、アメリカの例の轍を踏むのを危惧していた

Permalink |記事への反応(0) | 17:54

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2024-01-28

anond:20240127095345

それでも家族や友人など身近に理解してくれる人がいれば踏みとどまれ

やはり一番大きな要因は周囲との繋がりがないこと

なので、最近ゲートキーパー重要性が強調されている

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/gatekeeper1.html#:~:text=特別研修資格,かけてあげてください%E3%80%82

Permalink |記事への反応(0) | 09:27

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2023-03-14

anond:20230314132503

ゲートキーパーGKゴキブリ

だったな、懐かしい

ゲハって今も生きてるの?

Permalink |記事への反応(0) | 13:32

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2022-12-29

ゲートキーパーか…

Permalink |記事への反応(0) | 22:51

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2022-10-11

anond:20221011220716

死にたいと言われたらもちろん止めていい。むしろ、止めるべき。

自殺予防の参考サイトを挙げておく。

あなたにも出来る自殺予防のための行動」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130956.html

以下抜粋自殺予防のための4項目)

気づき

家族や仲間の変化に気づいて、声をかける

<傾聴>

本人の気持ち尊重し、耳を傾ける

<つなぎ>

早めに専門家相談するよう促す

<見守り>

温かく寄り添いながら、じっくりと見守る

気づきはもう終わってるから、あとは話を聞いて、病院役所相談窓口等に繋げ、見守る。

ここも参考に。

死にたいと打ち明けられた時の対応

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/chusou/joho/jisatsu/taiou.html

元増田は、いわゆるゲートキーパーと呼ばれる役割になるよ。

ゲートキーパーとは?」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/gatekeeper_index.html

「誰でもゲートキーパー手帳

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/0000168752.pdf

自分も死にたくなった時に周りに助けられてありがたかったし、

迷惑とかエゴとかではないので、ぜひ助けてあげてほしいです。

Permalink |記事への反応(0) | 22:29

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2021-01-16

anond:20210116075541

丸の内ゲートキーパーのいるビルオフィス作って、出社したフリができるサービス作ったら儲かるかな

そこでリモートするの

Permalink |記事への反応(1) | 08:02

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2020-09-27

自殺報道ときにこれ見よがしにいのちの電話を紹介するけど

いのちの電話相談員ってボランティア運営されてるのよ

政府行政からの補助なんて微々たるもので、運営資金寄付に頼っている状況

それでも24時間相談対応してるのよ

マスコミがこぞって紹介するゲートキーパーボランティア寄付金で成り立ってるって

知ってる人どのくらいいるんだろうか・・・

自殺報道いのちの電話相談機関として紹介するけど、それだけじゃなくて、

自殺対策にもっと予算を割くように政府姿勢批判したり、福祉行政問題を指摘したりしろ

Permalink |記事への反応(0) | 16:54

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2020-05-31

こまった

中国意向勝手忖度してしま反日メディアが暴れすぎて中国から釘を刺されてしま事態に。

そこから、一気に引いてしまったために余計に工作であることがばれる地獄

まるでソニーがしでかしたゲートキーパー事件の再来になってしまっている。

マジで日本極左迷惑なんですが。

Permalink |記事への反応(1) | 07:48

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2019-08-15

Midas先生あいちトリエンナーレ表現不自由展」を語る

どうもMidasファンです。

面白かったのでブクマをまとめました。

https://b.hatena.ne.jp/Midas/

芸術政治化」ではなく「政治芸術化」こそが問題



 もう少し左翼好意的に言っておくとこの件(「消すぐらいならやるな」と憤慨してるひとがいるように)「政治政治ちゃんとやれよ(天皇制を打倒したいなら『表現の自由w』とか言ってないで現実で打倒しろ」につきる。めざすべきはあくまでも現実世界での天皇制廃止ないしは社会改革であって展覧会で「これがボクたちの考えた芸術です」は単に『表現w』の世界へ逃げこんでるだけ(「現実では何も変えれない」敗北宣言にこれも等しい。

 このへんの不純さ、不誠実さが(右翼のみならず)いわゆるノンポリのひとたちの嫌悪感を誘ってるのは疑いないので。結局「歴史上の人物から問題ないですよね」がいまだに大失言だと気づいてないのはそういうとこ。「これは表現の自由だ」が『政治』になりうるためには当然ながらそんな2代まえなんかの肖像いくら燃やしてもアクチュアリティのかけらもないわけで(「歴史上」は「ノーカン」でしかないので)いまの天皇を燃やすべき。ところが令和の陛下が犯した悪行といえば柏原芳恵ラブレター書いたのと嫁の生理があがってオトコみたいなツラになったくらいしかないのであってその責任を問おうにもポイントがみつからない(お人柄もいいらしいし。

 「2代まえのひとだから(歴史上の人物なので」と『表現の自由』だけを切り分けようとするほど政治的には効力を失ってしまうというジレンマがある。「いいかな?」とか言ってる場合ではないのである。かんたんにいうと今回の件が決定的にダメなのは(ちまたで言われてるような)「芸術政治化(本来ニュートラルであるべき美術世界稚拙プロパガンダ芸術をもちこんだ」からではなく逆「政治美術化した」から

 政治美術化とはいうまでもなくファシズムの最も簡潔な定義なので。政治美術館での鑑賞の対象にするとは現実世界矛盾一見みんなで共有してるようでその実は単に審美的判断をくだすだけ。くり返しいっとくが政治ギャラリーでの鑑賞の対象にして「考えさせられました…」とか言ってるのは現実改革あきらめたしるししかないのである政治展覧会ネタにしてはならないとはそういうこと。



表現不自由」よりも「差別排除時代」の方が問題



 たぶんガイジンさんには今回の「表現の自由」いったいなにを争ってるのか全く理解できてないと思う。ちなみに「表現の自由がー」必死に言ってる連中もこれが極めて日本的な『どこに由来してる』か自覚してない。

 (まさかと思うかもしれないが)この『表現の自由はいわゆる『朝日的な』もの(サヨクん)ではなくルーツ雑誌ぴあ』にある。町山が「はあ…昔の『ぴあ』はよかった…」言ってたのを軽くみてはならない。日本の68年以降の文化史ではそれまで『朝日ジャーナル』を小脇にかかえて歩くのが学生さんヤングのひとたち『かっこいい(政治意識がある』と言われてた。雑誌ぴあ』はまさに『朝日ジャーナル』の次にあたる。朝日ジャーナルにかわってこんどは『ぴあ』をかかえて歩くのがかっこいいヤングの条件(ちなみに朝日ジャーナルのまえは『平凡パンチ』とか)になった。『ぴあ』がかっこよかったのはいわゆる『情報誌』だったから。

 ロードショーから場末ポルノ歌舞伎展覧会にいたるまで情報を『差別』せずフラットに扱った最初の例が雑誌ぴあ』。フラットに扱うとは『価値判断をしない』。ただしこの『価値判断をしない』がくせものであって…「町山さいきんクソサヨクなっちゃってどうしたの…(脳に毒がまわったのかな」ふしぎに思ってるひとも多いが情報コンテクストにおける『価値判断しない』は結局は「愚弄する(冷笑する。もちあげない」なので津田やあずまくんにしてみれば「まさかこんな反発くらうとわ…」なのもまあわかる。あの「歴史上だから、まいっかと思って」もホントだったら慰安婦像つくったひとにむしろ「ふざけんな!」言われてるべき態度。

 慰安婦像つくったひとは(わたしにいわせればデタラメもいいとこだが)マジで日本人よ…はんせいしろ」思って(たぶん)あれつくってるので。津田やあずまくんがやってた「表現の自由」実はそこまでの政治性はない。

 雑誌ぴあ』が今週おこってるいろんなイベントおもしろおかし無差別にとりあげれたその点において表現自由だった(ロマンポルノのとなりにハイソ演劇が並んでてよかったね自由社会で)くらいのニュアンス。もちろんそうしたフラットなあつかいができるのも世の中がへいわで経済繁栄しててみんながそれなりに理解力があって寛容だったから。なのだが(実際に「ポルノと一緒にされちゃたまらん」感じてたひともいるはず。

 高尚な演劇とかでポルノと並列に扱われたら明らかに侮辱だ」思うのもまた自然ことなので。『全てをフラットに扱う(価値判断しない』だけでも『表現の自由』そんなに長続きしないしそもそもありえない。もちろんそうしたフラットなあつかいができるのも世の中がへいわで経済繁栄しててみんながそれなりに理解力があって寛容だったから。なのだが(実際に「ポルノと一緒にされちゃたまらん」感じてたひともいるはず。高尚な演劇とかでポルノと並列に扱われたら明らかに侮辱だ」思うのもまた自然ことなので。『全てをフラットに扱う(価値判断しない』だけでも『表現の自由』そんなに長続きしないしそもそもありえない。

 みんな(とくに憲法がくしゃとか)大いに勘違いしてるけどこれ要するにそういうことなので(どうしてこんなかんたんなことがわからんのだという感じ。なぜそうなるかというとつまるとこ『インダスリー』のもんだい。たとえばこんかいあずまくんいきなり前言ひるがえしたりして「なんなのこのひとは…(このていどのこと最初からわかれよ」思うひともたぶんたくさんいるはずだが別に彼らに一貫したものなどありはしないので、こないだまで河村disってたはずのあずまくんいきなり「津田がわるい」になるの丸山ぎいん「みなさんNHK受信料はらうのは国民のぎむ」からの「NHKぶっこわす!」入りと全くおなじ。

 インダスリー問題とはすなわち文化産業問題であり雑誌ぴあ』の「表現の自由」が成立してたのはみんなが中産階級だと思ってたから。永六輔とか旧NHKこうした平等社会の構築に焦点あわせてたしこの環境産物。こうした文化産業の仕組み(従事してるひとたちも含めまだ巨大なインフラが半ば廃墟と化しながら残ってる)いまどきこれでやってけるはずない(もう残念ながら時代おくれ)と誰もが思ってるのは確かなので。

 若干専門的な話でしめとくと(もうネットにたくさんいる情報産業のひとにとっては常識だろうが)おどかすようですまないがこれからは「情報フラットに」ではなく「差別排除」の時代なので(あれこれいってもムダ。差別排除とはゲートキーパーが誰をはじくか決めてその(誰でもゲットできるはずの)情報へのアクセス権がそのひとの社会的な地位をしめすアレ(要は「ブロックだ!」「不可視にする!」みなさん楽しそうにやってるやつ。

 表現の自由なんかよりそっちのほうがよっぽどだいもんだいじゃないの?wという感じだが世の中よくできたものホント重要なことは展覧会テーマになんかなったりはしないのである(みんなのメシの種になってるから

Permalink |記事への反応(0) | 02:33

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2018-10-12

ごくごく個人的な、キズナアイが巻き込まれ騒動のまとめ

キズナアイの件、だんだん疲れてきたので自分見解をまとめることにする。

文章化しておかないと区切りがつかなくて永遠に頭の中グルグルしそうなので。


論点は二つあった。

  1. キズナアイの格好はNHKに出せないくら性的かどうか
  2. ジェンダーロールの再生産になっていないか



1.キズナアイの格好はNHKに出せないくら性的かどうか

1. は個人的には問題ない。というか、フェミニストから批判してはいけない部分だと思ってる。




2.ジェンダーロールの再生産になっていないか

2. が今回の主戦場

年代階級普段二次元表現VR界隈に触れているかによって感覚が違っているようだとは感じた。

批判側の意見としては、男性講師役・女性が生徒役という枠組みが旧来のジェンダーロールを再現しており、女性を萎縮させるとのこと。

世の中が完全に男女平等になっていれば、たった一つの例に目くじら立てないが現実はそうなっていないという意見を見た。


なんとなく納得できそうなところと、でもなーというところとあり、未だに整理できていない。

このくらいのことで、本当に女性は萎縮してしまうのか?と思ってしまうが、それは自分があまり抑圧を受けずに育ってきたからかもしれないし。

公的性格が強い媒体ではポリコレに則って多様性配慮した表現をするべきだ、という理屈はある程度納得できなくはないんだけど、

などなど疑問点や不安な点がいっぱいある。

そもそもそういう表現公的場所から狩ろうとすることは、長い目で見るとポリコレに反する表現絶滅させることに繋がるんじゃないか?という懸念が拭えないわけで。

ポリコレに反するから隠す。存在自体が許せないのではない、悪ではないが場所をわきまえてやれ」

これが、容易に

「隠されるものは悪いもの。悪いものは細々と裏で楽しむべき→悪いものはなくなるべき」

に変わっていくんではないか?大多数の人は「存在自体が悪い訳ではない」と思ってくれるのか?

多様性配慮した表現も大好きだけど、多様性クソ食らえ!な表現も大好きなんだよ。

男性向けも女性向けも、エロも非エロも。

でも、社会の大多数に認められにくいのって後者じゃん?

ポリコレ絶対を突き詰めていく先に、多様性クソ食らえ表現が狩られる未来しか見えないんだよな。

そこまで社会の理性を信じることができない。だから怖い。

本当は楽観的でありたいんだけれども。


規制しろとは言ってない、ゾーニングだ、という人がいる。

でも、ゾーニング規制だし、ゾーニングのやり方によっては容易に表現の場が失われてしまうこともある。

からゾーニングって簡単にすることができない。


個人的理想としては、ある表現をなくして目立たなくするのではなく、自分がいいと思う表現をどんどん作ったり推したりしてそれらの存在感を上げていく方向が建設的でいいと思う。

子どもができたら「これは良くないから見るな!」って言うより、「こっちにはこういうのもあるよ」って接したい。

その上で、親が眉を顰めるようなものに触れてしまうのも当然だしそれは成長の一部だと思う。

親が全部管理なんてできやしねぇしするべきでもないし。

全部ひっくるめて子ども当人人生で、自分自分がよいと思うものを選び取れるようになってほしい。

結局は私も根拠のないお気持ちでこう主張するわけですがね。


そして今回、一番衝撃だったこと。アカデミックフェミニズム側がジェンダーロールの再生産を非常に問題視しているという点。今更なんですが。

今回、1.の論点重要視してるかどうかでフェミニズム側は分かれていたように思う。前述したようにこれをフェミニスト自称する人が問題視するのはどうかと思うので、ここでだいぶフェミニスト側を分類できた。しかし、性的だとはしない/もしくは問題視しない人々でも共通していたのは、あれが旧来のジェンダーロールの再生産であり若い女性を萎縮させる、ということだった。個人的に、アカデミックフェミニストの中で信頼がおけると思っていた人も、ここは強く問題視しているようでかなり衝撃を受けた。

かつて自分が被ってきた女性差別を生々しく思い出して重ねてしまう傾向が一定年代以上の人や女性差別が酷かった業界の人には多いということなのかもしれないが、それ以上にフェミニズムの中で長らく重要視された観点っぽい。そこまで確固たる共通見解となっていたというのが驚きというか。それを各種表現にここまで簡単に当てはめることに躊躇がないんだな、と。

個人的にはうなずける部分もあるが、女性差別のみを特に重要視して男性に対するジェンダー的な抑圧を無視する傾向がある気がするし、私が育ってきた中では幸運にもひどい女性差別を受けては来なかったこと、そして自分ジェンダーロールの再生産になりそうな作品もそうでない作品も両方楽しんで育ってきたことなどから、そこまで切迫感を持つことができない。私とそういう人たちとの間に断絶がある。

女性差別って私が想像する以上に酷いものがまだまだあると思うし解消に向けて動くべきだし動きたいんだけど、私は上記理由からこの方向の活動にはどうしても同意できないな…。この方向で頑張ることによって、そういう酷い女性差別改善していくとは思えない。


おまけ1 VR界隈について

ちなみにVtuberVR界隈に対しては、既存ジェンダー観でははかれない技術革新がもたらした今までとは違うジェンダー観が存在すると思っている。キズナアイも見た目は女性だがAIという設定で性別はない。ガワと中の人性別が違うなんてざらにあるし、自分が望めばなりたい性別セクシュアリティになれる・それを当たり前のように受け入れてもらえるという土壌がすごくいいと思っている。

まりVtuber界隈詳しくなくて今回初めていろいろ調べてみた程度なのであまり語れないんだけど。バ美肉とかは、すごい革新的すぎて興味持っている。みんなもっとチャレンジしてジェンダーの壁を軽率に越えるべき。

参考:おじさんを美少女化したテクノロジー 先端心理学が語る「VR世界

https://withnews.jp/article/f0180401000qq000000000000000W00g10701qq000017020A



おまけ2 社会学等の研究成果評価システムについて

1~2の派生で、千田氏の炎上から社会学などの研究成果評価システムにまで話が発展したのは大変興味深かった。

というあたりか。それぞれの分野に合ったシステムがあって、外野から簡単に口出せるものではないと思うが、若手の方々がより良い方向を目指して試行錯誤されているらしい、ということは分かった感じ。

参考:社会学では査読論文より著書を重視する文化でそれで学術クオリティが保たれるシステムもあるらしい?という話。

https://togetter.com/li/1274988

Permalink |記事への反応(10) | 05:12

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2018-04-11

anond:20180411143807

ググりゃわかるが少なくともゲートキーパーよりは人口膾炙してるぞ。

Permalink |記事への反応(0) | 15:03

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anond:20180411143309

狛犬ポジションだったらよく聞くがな。ゲートキーパーソニーの印象しかねえわ。

Permalink |記事への反応(1) | 14:37

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anond:20180411142233

ゲートキーパーの前」ってのは「ドアの前」ってことなの?

Permalink |記事への反応(1) | 14:26

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anond:20180411141501

ゲートキーパー(笑)

田舎ローカル呼称かな?(笑)

純朴で可愛らしいね(笑)

Permalink |記事への反応(1) | 14:18

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anond:20180409141216

ゲートキーパーの前は、駅ごとに下りないといけないポジションですよ?

明確なルール決めはない。

そもそも新人」関わらず手すり側を保守するのは居る。

新人が!!」って難癖つけたいだけに見える。

Permalink |記事への反応(1) | 14:18

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anond:20180409141216

ゲートキーパー(笑)

Permalink |記事への反応(0) | 14:16

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anond:20180409141216

ブコメなんちゃってだわとか勝手に決めつけてきたけど、

わかってて守らないうざいおっさん、おばさんの話じゃなくて、

そのルールを知らない新入社員さんの話をしてるのですよ。

大抵、1か月2か月でいなくなって、またうざいおっさん、おばさんだけになる。

 

あと、全身観察とかさ、あなたのところはよっぽどの乗車率なのですね。

いつも上しか向けないくらいの電車なんだな。かわいそうに。

路線によっては、大きく混む、だぁっと降りる、そしてまた大きく混むを繰り返す路線もあるのだよ。

 

あと、ゲートキーパーって言ったら、ドアすぐ横の椅子との間の隙間だよ!

わかるでしょうよ。

 

 椅子 〇 ドア 〇 椅子

    ↑

    ここ

なんで、こう勝手に「コイツは〇○だな。」とか「こいつは嘘だな」とか

決めつけられるのかね?

金田一なの?コナンなの?どんだけの自信過剰なんでしょ?

Permalink |記事への反応(2) | 14:15

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2018-04-09

今日電車乗っていたら、出ましたよ。

新入社員スーツ満員電車ルールがわからない子。

そこに立ったら邪魔でしょ?なんで下りないの?

ゲートキーパーの前は、駅ごとに下りないといけないポジションですよ?

 

あと、なんで手ぶらなん?

カバン持ってなくてひたすら携帯ラインしてたけど、

君は一体何しに会社に行くのかな?

 

という諸事情を全く鑑みないDisを心の中で繰り広げてました。

はやく満員電車の乗り方を覚えて欲しい。。。

邪魔しょうがない。

Permalink |記事への反応(6) | 14:12

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