
はてなキーワード:グルーポンとは
グルーポンでおせちを買ったんです。お得な値段だったから正直ちょっと心配だったんだけど、届いて箱を開けた瞬間、「あ、これ当たりかも」って思いました。
黒豆はつやつやで、見るからに甘そうだし、伊達巻の黄色も鮮やかで厚みがあって、食べ応えがありそう。昆布巻きもきれいに巻かれていて、何が中に入ってるんだろうって、ちょっとワクワクしてました。
それから、洋風のローストビーフとか、マリネ風のものも入っていて、「ああ、これ最近の流行りだな」なんて思いながら一品一品見てたら、気づけば結構な時間が経ってて。結局その場では食べずに、また蓋をして冷蔵庫にしまいました。
新年の朝、グルーポンで買ったおせちを広げて、彼とふたりで迎えるはずの特別な時間。お得に手に入った豪華なおせちに少し胸を張りながら、私は彼の反応を期待していた。
彼の嬉しそうな声に、私もほっとした。黒豆に伊達巻、紅白なますに洋風のバゲットまで入っていて、確かにちょっと変わったラインナップだなとは思う。
「バケットまで入ってるなんて新しいな!こういうの面白いよな!」
……バケット?
一瞬耳を疑った。でも、彼はその後も「バケット」を連呼している。
「バケットって、なんにでも合うよな。グルーポンのセンス最高だわ!」
「箸じゃなくてバケットがあると手軽でいいよね!」
その言葉が耳に刺さるたびに、私の中で少しずつ何かが冷めていくのを感じた。たったひとつの言い間違い、いや、たったひとつの勘違い。訂正するべきか迷ったけれど、なぜか疲れてしまってやめた。
彼の明るい声が響く中、私はぼんやりと考えていた。これから先、この人と何度もこうして食卓を囲むんだろうか。そのたびに「バケット」とか、ほかの似たようなことを聞くたびに、私は笑って流せるんだろうか。
せっかくのおせちの彩りも、彼の顔も、どこかぼやけて見えてきた。温かく始まるはずだった新年が、私の中でひそかにひんやりとした空気を帯び始めるのを感じた。
・原発
その人災を経てなお金をケチることしか考えてない時点で無理でしょ。
それでもゴリ押しで再稼働始めてるんだからむしろ失敗をなかったことにして
再チャンス与えまくりじゃん。
再チャンスどころか一つ目のチャンスもまだ潰れてない。
・PayPayの障害云々