
はてなキーワード:クラムボンとは
一晩経って読み返したら追記しないとなあ、あそこも書くの忘れてたなあ、ということが山ほどあったので岩手の他の場所のこと書く前に追記・補足しておく。
あと、「地元の人が行く店を避けている」という言及があったけど別に避けてない。忍ばせている。
まず補足から、
神子田朝市: 朝は早い(3時台)。朝8時にはほぼ閉店している。ホテルが近くにないので前日のうちにタクシーを予約しておくといい(たぶんホテルの駐車場は一時的に出すと損になる)。
盛岡駅の店が10/1境になっている理由: 駅の改札口フロア北側で大改装工事が予定されていて、その予定地になる店が軒並み閉店するから。改装工事は既に始まっていて南側には新しい店が増えている。
わんこそば店:わんこそばそのものとは関係ないが、東家はカツ丼の評判がいい。あと直利庵のオニオンそばは今上天皇絡みで隠れた名品だったりする。
じゃじゃ麺: "折り返すまでは大した列ではない"は、混んでない時に座っても15分待つがたいていはその客が食べだした後に並んでいるので食べ終わった後に座る人たちにはすぐ出てくる、ということ。なおあなたが玉子アレルギーでないなら「ちーたんたん」は必ず注文すること。
ヘラルボニー:岩手発のブランドなのでコラボ製品はあちこちにある。IGRの車体とか、盛岡バスセンター宿泊施設の内装とか。
坊っちゃん:つまみの定番は「ライスコロッケ」と「生ラムジンギスカン」。あとはお好みでどうぞ。
ベアレンビール:ネギトロとアボカドのタルタルがあるのは盛岡駅前地下の店だけ。つまみメニューについては全店舗方針が違う。なお材木町店は現在貸し切り営業以外はしていない(春から秋の土曜は"よ市"で店前に出店をだしていて飲める)。あと市内の工場では100年前の設備の見学対応している。
小岩井農場: ここは観光農園である前に商業農園なので、口蹄疫騒動以降動物との触れ合いは最小限になっている。牛の乳搾り体験とかなくなった。その分遊具を増やしているので子供連れは遊ぶ場所はある。
紹介していなかったものについて書く前に少しだけ。岩手の観光地は「一箇所でたっぷり楽しむ」というよりは「薄く広く見て回る」という施設が多い。たぶん宮沢賢治とかあたりは来る前に生涯について調べて来たりするほうがいい(妙に偉人が多いので、そのための先人記念館、という説はある)。NYタイムスが「歩いて楽しめる街」として紹介したのにはそういう面があるのかもしれない。
三ツ石神社: "岩手"の語源となった、鬼の手形がついた岩が祀られている。ただ、ここ5年くらい、「手形が見えなくなった」という話題でもちきり。今後見えたならかなりラッキーかもしれない。
盛岡天満宮:狛犬の風貌が変かわいい、ということで最近少し話題になっているが、その横にいる撫で牛が地味にかわいい。
住吉神社: 併設されている"体操神社"の御神体が意外なもの(意外ではない)。誰でも扉を開けて御神体を眺められる。
岩手公園: "六三四の剣"で主人公が登った石垣がある。啄木が学校抜け出して寝転んだのもこの公園。
喫茶店:クラムボン以外にも珈琲店紅茶店を含め「文化」として売り出しがかかるくらいあちこちにある。
ハンバーグのベル:びっくりドンキーの1号店。ただしメニューは店名が違う以外はびっくりドンキーとほぼ一緒。
五百羅漢: 三ツ石神社近くの報恩寺にあり、宮沢賢治石川啄木ゆかりの地でもある(観覧は有料)。実は500体ない。
十六羅漢:あさ開そばの公園にある(ただで見られる)。実は16体以上ある。宮古までの旧街道は実はこの公園とあさ開の間にある細い道だったりする。
とふっち:岩手をPRするキャラクターとして「わんこきょうだい」というキャラがあり、お椀の中に豆腐がある"とふっち"は盛岡近辺地域の担当。実は盛岡市は全国有数の豆腐消費地で汲み出し豆腐の"よせ豆腐"がうまい。
岩手山:盛岡駅周辺に茶色の建物が多いのは、北上川の背景に見える岩手山の光景を邪魔しないように建物に色制限をかけたから。駅の北の方には"六三四の剣"で主人公が通った道場のモデルがある(現在増築中)。
高松の池, 小鹿牧場:マンガ「とりぱん」で、「T松の池」とか「O公園」とされているのはこの2ヶ所。小鹿牧場は実はもう牧場ではないので小鹿公園と名称を変更している。おそらく作者が住んでいるのはこれらの近辺。どちらも桜の季節には桜が見られる。
岩手大学農業資料館:岩手大学の敷地は無駄に広いがその南端にある古い建物。前身となった学校の旧本部で宮沢賢治にもちょっとだけ関わりがある。昼間だけ有料で見学可能。
盛岡駅: "滝の広場"は東京制作のロケ番組で挨拶に頻繁に使われるほか、呪術廻戦を始め盛岡絡みではこの近辺の絵がよく使われる。理由は「もりおか」の文字(石川啄木による)がここの場所でよく見えるから。
マリオスとアイーナ:盛岡駅西口の公共施設。背が高いほうが盛岡市絡みの「マリオス」で最上階は無料の展望台。ガラス張りのほうが岩手県絡みの「アイーナ」で最近ネーミングライツで名前が変わった、県立図書館が入居している。カタカナ名前のせいか、なぜかよく取り違えられる。
プロスポーツ:サッカーチームはJ3からJFL落ちして1年で復帰を目指していたが9月末現在かなり厳しい。バスケチームは今シーズンよりB2入り。どちらも盛岡だけではサポーターブースターが足りないので岩手県全体をフランチャイズにしていて、ホーム戦でも盛岡で試合が見られるとは限らない。
盛岡手作り村: つなぎ温泉とダム湖を挟んだ対岸にある。南部曲り家が移築保存されているほか、盛岡の伝統工芸関係の工房が集まっていて一部は体験も可能。たぶんいちばん手軽なのは南部せんべいの手焼き体験(焼くのはクッキータイプ)。周辺というか行くまでのところにはラブホテルが集まっている地域があってこの地域のことが「子作り村」と地元では呼ばれている。
多分また追記するかもしれない。
2泊ということは丸1日あるのは1日間だけ。
ということであれば、盛岡は初日と最終日のみにする。盛岡はなんとか半日x2でも回れるけれども、それ以外の場所は往復で丸一日かかることを覚悟しないといけない。これは二戸でも八幡平でも久慈でも岩泉でも宮古でも西和賀でも山田でも釜石でも大船渡でも陸前高田でもそう。例外は花巻(北上)と奥州(水沢)と一関(平泉)だけど、これらは新幹線の停車駅の関係で帰りが遅くなることとのトレードオフになる。
神子田朝市: ほぼ毎朝やってる。元は農家が直販やっているだけの市場だったが、観光客が増えてひっつみとかそれ向きの商品も増えた。ただインバウン丼みたいなことにはまだなってない。
福田パン:連休とか観光シーズンには地元民以外が長蛇の列を作るので本店は避けるべき。歩いていける場所にはないが厨川店と流通センター店は比較的空いてる。盛岡駅にある類似品は9/30でたぶん販売終了する。
岩山展望台:盛岡を舞台にしたTV番組で俯瞰を映すときには必ずここからの風景が映る。そういう意味では実はサブカル的。歩くと少し遠いが近くにある動物園が最近少し頑張ってる。
紺屋町:名物の角打ちは酒造会社の移転と共になくなった。酒造会社の跡地は岩木山を使った広告でトラブったマンションが建設中。その近くに秋元康がハマった珈琲店「クラムボン」がある。あと別の酒屋「アッカトーネ」は、関西万博のポルトガル館のレストランとして出店していた。なんでも東北で最もポルトガルワインを売ってるのがこの店なんだそうだ。
盛岡グランドホテル:ホテル営業を大幅に縮小しているので行けるかどうかは運が絡むが、ここのレストランの眺望がちょうどいい高さで中津川を見られる。昼食に。
わんこそば: 東家の最安値でないプランで頼むこと。食べたお椀が積み重ねられるサービスはここの店の中級以上の値段でないとやってない。
冷麺: 食道園、ぴょんぴょん舎、髭、三千里、肉の米内、盛楼閣のなかから選ぶ。でもたぶんあなたは盛楼閣を選ぶと思う。
じゃじゃ麺:白龍が元祖だが夜営業は控えめなので〆じゃじゃは別の店を選ぶ必要がある。白龍は盛岡駅にもあるが観光客で混むので14時以降がおすすめ。ただしこの店は麺ゆでに15分かかるので行列が折り返すまでは大した列ではない。
ラーメン: "ラーメン大好き小泉さん"にでた「レアチーズ納豆ラーメン」は盛岡駅の地下にそれを出す支店があるがおすすめではない。レアチーズケーキ入りでない方がうまい。
そば: 下の橋のカワトク側の近くにある「やまや」は評判がいい(わんこそばはない)。
盛岡バスセンター: 建て替えて少し新しくなった。高いが宿泊施設もあるしサウナ付き入浴施設もあるし、なぜかジャズ博物館もある。
あさ開: 酒造見学が市内で出来るもはや数少ない酒造会社。試飲もあったはず。この南側一帯には湧き水の観光地がいっぱいある。かつて酒蔵だった岩手川の跡地も観光施設になっていてこの付近も歩いていて気持ちがいい。
カワトク:デパート。1Fにヘラルボニーコラボの喫茶店がある。ヘラルボニーの説明は省略する。この響きに興味があれば調べて。
展示施設: 意外と多い。もりおか啄木・賢治青春館、盛岡てがみ館、もりおか歴史文化館は岩手銀行旧本店を見るついでに寄れる。先人記念館、県立美術館は駅に近い(歩くには遠い)。県立博物館は盛岡なのに遠いが時々マニアックな展示をやっている。今は酒造りについて。
夕食: たぶん地元の居酒屋から選ぶとハズレが少ないと思う。里伊、きりや、しまか、ゆ屋、番屋ながさわ、満声天、沢内甚句、わらしべあたりから入れる店を選ぶことになる(予約推奨)と思う。これ以外の店もハズレではないところは多い。なお市内チェーン店の坊っちゃん(含どんどん)は地元でかつて若者だった人はほぼ通った店なので、ここで飲み食いしたことを話すと確実に地元の人相手のネタに出来る。
地ビール:ベアレンビールが直営店を盛岡市内3,4店舗展開している。2次会にでも行くといい。1番人気のつまみはネギトロとアボカドのタルタルだが、それ以外に地物メニューが多い。
盛岡郊外と、それ以外の場所は行くのにレンタカーがあったほうがいい(そうでない場合は相当の日程を組む必要がある)。以下はレンタカー前提の盛岡郊外の春~秋のおすすめ。
小岩井農場: どこのガイドブックでもここは外さないので詳しくは説明しない。
つなぎ温泉:ホテルの日帰り温泉が意外とレベル高い。個人的なおすすめは愛真館だが、他のホテルも日帰り湯はたいていやっている。
滝の上温泉:秘境感あふれる場所にあるが施設はきちんとしている。
松ぼっくり:酪農家が始めたジェラート店が行列店になった。とは言え所詮アイスクリームなので行列の速度は速い。盛岡駅にも支店があるが10月以降の営業は未定。
都南図書館:図書館前に菊池雄星の図を描いたマンホールがある。MLBはPRのために選手のマンホールを各地に設置しているらしくてこれはその1つ。ARアプリをかざすと動く。同じようなマンホールが奥州市に大谷翔平バージョンで存在する。
かどしげ農園:国道沿いのかき氷店で、りんご100%のかき氷が売っている。ただし今シーズンの販売は終了した。
岩洞湖: ここも実は盛岡。本州で最も寒い場所はこの湖畔の"薮川"に存在する。少し離れているが行く途中にある「薮川そば」はうまい。
石川啄木記念館:最近道の駅が隣接して建って少し話題になった。
支所前食堂:石川啄木記念館は盛岡市内からけっこう離れているが、さらに奥地に入ったところにある食堂。ただしホルモン鍋がソウルフード的な扱いになっている。うまい。
岩手のそれ以外の場所については項を分ける。(書かないかもしれない)
Permalink |記事への反応(21) | 19:06
覚えてる限り書き出す。
内容はところどころ間違っているかもしれない。タイトルもあやふや。
・体育の授業中?にくじらの形をした雲を見つけてクラス全員で「天までとどけ!」って言いながら雲に乗る話。この作品の影響で「雲に乗れる」と小2くらいまで本気で思ってた。
・ずーっとずーっと大好きだよ
・きつねかなんかが花の種を持って帰ってたのに袋に穴があいてて種が落ちちゃってて、きつねが通ったその道の通りに花が咲いたみたいなやつ。
・アリの行列
・きつつきの商売
お客さんのリクエストに応じて色んな木にとまって音を出すきつつきの話だっけかな。
・さんまいのおふだ
3枚のお札を身代わりにできる、とかだったような気がする。最後はおじいさんが餅の中に悪者(鬼?)を入れて食べたみたいな終わり方だったような。
自分の生まれ年の1セント玉が何たらかんたらみたいな。友達と喧嘩して仲直りしたいみたいな。
・千年の釘にいどむ
法隆寺再建の話だっただろうか。釘職人。木材の節を傷つけないように曲がるような釘みたいな。当時父親もこれを読んでとても感動したと言っていたのを覚えている。
・さんねんとうげ
転んだら死ぬって言われてる峠の坂道で転んでやばいどうしようみたいな話…?
・やまなし
それまで割と起承転結が分かりやすい物語ばかりだったから、初めて読んだ時はな、何が言いたいんだこれは…と衝撃を受けた記憶がある。
・新しい友達
転校しちゃうまりちゃん、お別れの時にもらったクロッカスの球根
・ごん
お前だったのか。
どうしてちいちゃんに話しかけたおばちゃんは、ちいちゃんをそのまま置いていけたのかなって思った。でもみんな自分が生き延びていくのに必死だったってことなのかな。
・ひとつのはな
これも戦争の話だった気がする。しかもラストは、主人公の女の子が亡くなったのかどうなのか分からないような終わり方だったような…違ったっけ。
増田はやまなし、おちなし、いみなしというタイトルの童話を知っているかな。
この童話は、美しくも謎めいた川辺を舞台に、クラムボンと蟹の子供たち、および蟹の父親の冒険を描いています。川の中でクラムボンはいつも笑っているようですが、その理由は誰もわかりません。ある日、蟹の子供たちはその秘密を知りたくてたまりません。彼らは川辺で冒険を始め、流れに逆らって泳ぎ、クラムボンにたどり着こうと試みます。
蟹の父親は子供たちの安全を心配し、一緒に冒険に出ることを決意します。彼らは川の中を進み、多くの不思議な生き物と出会い、さまざまな出来事を経験します。しかし、最終的にクラムボンにたどり着いても、彼らはその笑いの理由を見つけることができませんでした。ただ、冒険を通じて彼らが学んだのは、探求する心と仲間との絆の大切さでした。
いやそうじゃなくて、宮沢賢治が「これはアメンボの事だ」と明確に描写したかったのなら、より多くに通じる「アメンボ」と書いた筈で、そうでないなら、そこに何らかの意図が有ると考えるべきではないか?と言いたい訳よ。例えば、賢治自身が描写しやすいよう、仮に「クラムボン=アメンボ」として描写していたとしても、読者には「答えは人それぞれ」になるように意図していたとした方が、まだ「明確にアメンボを指している」とする説よりも説得力が有るように思える。元増田はアメンボ説に拘って他を扱き下ろしてるけど、「いや『やまなし』内のクラムボンはアメンボの事だ」というならば、「何故、態々『アメンボ』という語を使わずに『クラムボン』という表現を持ち出したのか?」に対し明確な答えを出して欲しいのよ。
「賢治の周りにいた子供の言葉遣いを子蟹に重ねたから」説は、「多くの人に通じない」点で考えにくいと思う。彼だって物書きなんだから、彼自身が世に出した作品で、その配慮を怠るというのは考え難い。
死んだ=萎えた
殺された=スッキリした
俺は「春と修羅」全部読んでる宮沢賢治の心理を完全に理解してる。
この話を聞いて何言ってるのか理解できないと思った奴は「春と修羅」を読めばいい。
イーハトーヴォ語が読めるようになるぞ
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/46605_31178.html
この文章からクラムボンの正体を推測すると、以下のような可能性が考えられます。
クラムボンは谷川の底に生息している生き物だと推測できます。蟹の子供たちが水中で会話をしており、
クラムボンについて話していることから、クラムボンも水中に存在すると考えられます。
蟹の子供たちが観察できる程度の大きさであることから、比較的小さな生き物である可能性が高いです。
「跳はねてわらった」という表現から、動きのある生き物だと推測できます。
「かぷかぷわらった」という表現から、何らかの音を立てる能力があると考えられます。
物語の途中で「クラムボンは死んだよ」「クラムボンは殺されたよ」という会話があることから、
蟹の子供たちがクラムボンについて話していますが、その正体や行動の理由を完全には理解していないようです。
これは、クラムボンが謎めいた、あるいは理解しがたい存在であることを示唆しています。
具体的な生物を推測するなら、おたまじゃくしやカエルの幼生、小型の魚、水生昆虫などが候補として考えられます。
「クラムボン」というのは、雪山を登るときに靴に付けるスパイク、いわゆるアイゼンのことだろうと推測するのが自然である。
綴りは「Crampon」で、普通に読めば「クラムポン」あるいは「クランポン」だが、まあ濁音と半濁音の表記揺れくらいはよくあることだ。
https://www.kamoshikasports.com/product-list/113
https://funq.jp/peaks/article/583188/
というわけで、『やまなし』に登場する「クラムボン」はアメンボのことだと思われる。
東北の雪暮らしでクランポンのことを知った子どもがアメンボにあだ名をつけていたとかなのかもしれない。
つまり水面を跳ねるように移動していたアメンボが魚に食べられたのだろう。
このクラムボン=アメンボ説は、俺が考えたわけではなく、古くから提唱されていたものだ。
http://yamanasi.yoimikan.com/kuramubon.html
それが今では理由もなく否定されて「答えは人それぞれ」みたいな甘っちょろいことが言われている。
プランクトンくらいならまだわかるが蟹の泡とか母親説とか何なんだよと。
連想ゲームじゃねーんだぞ。
真面目に考えた末に別の考えが出てくるならいいが、ありえそうもない妄想を「両論併記」的に書き並べるのは作品に対しても不誠実だろう。
追記しておくと、作中で子蟹たちは泡のことをちゃんと「泡」と呼んでいるので泡説は否定できる。
ここまで泡説が多いのは、小学生が意味のわからない単語に出会ったとき、とっさにその近くに書かれた単語を当てはめるからだろう。
子蟹たちがクラムボンの話をしているあいだ、地の文では泡の描写がされている、だからクラムボンとは泡のことなんだ、というのは安易な読み方で、想像力だとかの問題ではない。
論点はぐらかし過ぎてアホらしい。
ただの感想というよりその延長線上にある”意見そのもの”なんでしょ?なんで感想だと意味ないものと雑に捉えてるか謎。お前の感想も無意味になるぞ。
「わかっててやってるだろ!」←何を?
ハンロンの剃刀のように考えても偶然の一致があまりに多すぎて不自然に見えるってだけの話やろ。
小吏に向いてるタイプ
"擁護派が、贔屓の引き倒しをしてくれるおかげ"の部分が問題なんやろ。あと今の時代、この辺の反差別感覚を持ってないなら、この増田は小役人にすら向いてないタイプ。
「線引き」
"差別に意図は関係ないよ。"がメイン主張。”差別の線引きを社会でどうしていくのかの議論が常に行われている”という事実の主張に文句あるなら具体的にされてないケースを論じろ。コロンブスの件はされている。
「入植者たちはおぞましい奴等だったんだぞ!」
https://lady-joker.hatenadiary.jp/entry/2024/06/16/011301
「貫き通さないのが悪い」
でもお前らがやってるのは?
ヒトラーと同じ扱いってだけの話やろ。実際、曲のタイトルは曲の主張そのものなんだから意図は必ずある。商業曲とクラムボンは違う。
「コロンブスは評判が悪いんだぞ!」
曲のタイトルは曲の主張そのものなんだから意図は必ずある。同上。
猿が激おこ
確かにアンインストールって単語浮いてるよな、すぐ理解できない
クラムボンみたいに詞や文章で関係の薄い言葉を入れることで、詞自体を考えさせる装置としての役割もあったのかもしれない
敢えて考えるなら、アンインストールて「一回ダウンロードして展開したものを、アンインストールによって全部消去する」っていみだろ
世界観として、数多くある平行世界同士を戦わせて、平行世界を減らすってものがある。それ自体をアインストールに見立てたのが最初だろうな。
そして戦う少年少女も、自分のそれぞれの日常や人生に向き合って、消化していってから戦うってストーリーだから、その過程もアインストールに見立てているんだろう。
死ぬことへの恐れや戦う事への忌避感をアインストールするってのもそうだし。
作詞:Lay & hiromasa.i 作曲:hiromasa.i
シンガーソングライターLayは2008年生まれ
疾走感のあるテクニカルなアコギでめちゃくちゃファンクやっています かっこいい~
祝20周年!新潟のご当地アイドルNegiccoの最新EP「Perfect Scene」より
EPにはこの曲のオカモトコウキのほかに長谷泰宏・小西康陽・南葉洋平・connie・クラムボンのミトが参加
作者から想像できる通り、TWEEDEES&ROUND TABLEなわけで当然のようにポスト渋谷系の音になっています
中塚武とorange pekoeのコラボで完成したゴージャスでハッピーな日本語ビッグバンド
orange pekoeの過去の楽曲名を歌詞に入れ込むなど遊び心もある作品
「矢舟テツロー、ベリッシマを歌う」というアルバムが出まして、
ジャズピアニスト矢舟テツローがピチカート・ファイヴの2ndアルバム「ベリッシマ」をまるごとカバーするというとんでもないアルバムです その中から1曲目
田島貴男時代のピチカートをジャズトリオで大胆にアレンジしています ぜひアルバム通してどうぞ
山本真央樹は音ゲー・アイマス周辺への楽曲提供や角松敏生などの作品へのドラムス参加、さらにはソロアルバムを出したこともあるなど多方面で活躍しています
主旋律のキャッチーさで魅せるという点においてはT-SQUARE的ではあります
現在のメンバーに加えて過去の在籍メンバーを多数迎えた大変豪華なアルバムになっています
映画「グランツーリスモ」のテーマ曲ということもありアッパーな作品に仕上がっています
実は今年ライブで聞いたのですがその時もTRUTHに匹敵する盛り上がりを見せていました
大変申し訳ないことにVTuberの文化は不勉強で詳しくないのですが、
Vオリジナル曲をニコニコ動画周辺アーティストが提供するというのは既に定番になっているようでして、これもOSTER projectによる楽曲になります
OSTER、やはり多重録音コーラスのアレンジで右に出る者はいないですね ちょっと冨田ラボを連想させる複雑なサビもGood
シティポップ、ここ数年のブームももう本当に終盤に来ているなぁという空気感で、
特にTVの朝のニュース番組などの特集で取り上げられたりしてしまっているところとか、
ジャンルが拡大解釈されすぎて過去の楽曲も新しいバンドも何でもかんでもシティポップと呼べばいいでしょみたいな感じになっているところとか……まさにバブル崩壊前夜という感じではあります
が! そんな中でまさにバブリーでシンセゴリゴリの直球80年代オマージュサウンドとして仕上がっているこの作品を1位として選びました
AORに強い影響を受けているtheotofactoryならではの最高の作品
ただ流行に乗っかったのではなく、時間をかけて真面目にこういうジャンルに向き合っていることがわかる素晴らしい完成度です 聞けばわかる
ジャケも最高!
https://open.spotify.com/playlist/3NJWgxfgQm9V1jTZvvickp?si=4bc9254bdc7c4b93
最果タヒさんの詩集『死んでしまう系のぼくらに』『夜景座生まれ』と、あとは図書館で数冊をパラ読みした。著作が映画化されているらしいが、見てない。本しか触れてない。
否定的な感想なのでブログには投稿するか悩んで、結局、こちらに持ってきた。ただの感想。
まとめ
最果タヒさんの詩はあまりに散文的で、これは本当に詩なのか、日記じゃないのか、小説と変わらないんじゃないのかとすら思う。実際、同作者の小説『十代に共感する奴はみんな嘘つき』も少し読んだけど、境が曖昧だと感じた。これなら全部小説でも良いじゃんと思うけど、当事者からすると違うのかもしれない。
詩そのものについては、単純に口調とテンポが私に合わない。あんまり真摯な感じがしない……と感じる。でも私が思う真摯な感じとこの人の真摯さが違うだけかもしれないし、この方に真摯なつもりなんてないだけかもしれない。
使われている言葉は、それっぽい言葉を並べてるだけに見える。色んな言葉が出てくるけど、そのひとつひとつの定義って、なんなんだろう? どういう意味で使ってるんだろう? そういうのが見えてこない。だから真摯には感じない。急に言葉が連想ゲームみたいに飛ぶのも、え? 寝ぼけてんの? って感じ。
あと、わざと間違った/厳密に間違いではないけどまず使わない言葉使いや組み合わせ、漢字の開き(ひらがな)が多用されてると、絞れ!になる。そういうのはアクセントに使うのがいいのであって、多用されると醒めるし、詩全体がぼやけてしまう。
これがぼやけたことを狙っている詩や短い詩ならまだ良いけど、長くて散文的だから、ただぼやける。何を言ってるのか分からない。批評を色々読んだけど、「わからなさ」を評価されている面もあり、それでいいのか、じゃあ私に合わないだけか、となる。
ちなみにこの「わからなさ」とは「共感できなさ」のことではない、と言い添えておく。
また、死にたい、殺されたい、の表明が素直球すぎて上滑りしてる。死にたさについて、現実世界の死について、空想上の死について、犯罪について殺人についてを描いている部分があるが、それはただの比喩なのかもしれない。(以下、長いので略してます、ごめんなさい。詩を引用する時に略すのってどうなんだろ……。よくないかも。)
❝(前略)今日も、撃ち殺されなかったと泣きながら眠る夜はただ一人で、(後略)❞
❝あいされたい
それはべつに深刻ではなく。ころされたい、でもいい。❞
❝せめて他殺で。惨殺で。❞
確かに、「死にたい」「あの人に殺されたい」「今日も死ねなかった」と思う人はたくさんいるだろうし、私にもそういう欲求はあるが、なんでだかこの直球ぐあいは合わなかった。反対に、この表現がいい!と思う人もいるでしょう。軽くなんてない、という人もいれば、軽くて何が悪い、という人もいるでしょう。
例えば『死んでしまう系のぼくらに』p.23「線香の詩」から1行目❝大切なものが死んだあとの大地はすこし甘い匂いがする❞のっっっってなんでなんですか!?
次に蝉が出てくるので夏だろう、じゃあスイカやかき氷を食べた庭かな? 大切なもの……有機物か?無機物か?ペット火?人か? 人じゃなければ何かを土に埋めて、それがなんらかの作用で甘い匂いをさせてるのかな?
って、そんなことは考えても考えなくても良くて、まあ私は考えるほうが好きだが、まあとにかくこういうのがなくてもいいけどとにかく「説得力」が足りない。
読んでて、否応なしに「そうなのか」となる、もしくは「そんなわけないだろ」と言えるのがさ、好きなんだよな。「そんなわけないだろ」すら言えずに、「意味わかんねーよ」じゃ、ちょっと良いとは言えない。
例えば宮沢賢治の「やまなし」は詩じゃなくて小説(童話)だけど、❝『クラムボンはかぷかぷわらったよ』❞って説得力えぐいでしょ。「クラムボンは、かぷかぷ、笑う」んだよ。まあこれも好みの問題かもだ。
私は作品の批評で、「分からない」からいい、分からないのがいいんだ、みたいなのは嫌だ。
感想においては「気づかせてくれる」とか「感性が素晴らしい」とかって、何も考えないで生きてるのかよ!と叫びたくなる。もちろん、詩歌(詩、短歌、俳句)って「新しい視点」が評価されるし、私もそういう作品は好きなんだけど、どうしてか嫌だ。単純に感性が素晴らしいって褒め言葉が嫌いなだけかもしれない。私がそう言われると、「感性は、普通ですよ。思ったことを表現するために、頑張ったんですよ」と思うからかもしれない。私の話じゃん。私の話だよ。
この記事は、最果タヒの詩について、否定的感想をあまり見つけられなかったので、公開しました。「最果タヒ 批評/感想」とかで調べるとね、いくつかは出てきますしリンク貼らないけどめちゃくちゃ良い記事もありました。でも、ほとんど見つけられなかった。なので公開しました。私のこの記事はただの感想で、うまい批評なんかじゃないし分析もできてないけど。
でも詩でこんだけ売れてて若者人気もあるってすごいよね、は本音で、昨今は詩歌の中では短歌ブームらしくて色んな本が出たり特集が組まれてるけど、現代詩もそういうふうに盛り上がると嬉しいなとは思います。
読んでくれた方、ありがとうございました。
この記事に対する反論も良いですが、おすすめの現代詩あったら教えてください。読むので。
現代より前の詩……工藤直子/金子みすゞ/谷川俊太郎とか、中原中也/島崎藤村/室生犀星/萩原朔太郎とかは既読なので、それ以外の「現代詩」のおすすめが、知りたいです。よろしくお願いします。