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はてなキーワード:クライバーとは

2024-12-14

anond:20241213224533

kyushima氏、お気に入り動画とか浜松国際のレビューとか今年に入ってどかっと投稿してるので、かつての読者でしたらぜひ!

ユンチャン・リムの超絶はクライバーン国際の公式チャンネルから動画も見れます。良い時代https://youtu.be/KsGLmrR0BVs

レジハージの伝説はSonetto ClassicsのHPから試聴できるので(https://www.fugue.us/Nyiregyhazi_discography-3.html )、

気に入ったら最近リマスターされたのをぜひぜひ。

https://sonettoclassics.com/Official_Store.html#!/Nyiregyh%C3%A1zi-Live-Vol-3-Old-First-Church-1973/p/538552227/

Permalink |記事への反応(0) | 11:35

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2024-12-13

フランツ・リスト名曲重要曲七選(超絶技巧編)

 anond:20241213122052の続きである

 スター時代の曲がちょっと寂しいので、リスト超絶技巧を味わう作品のみで七選を組んでみようと思う。既に出したのは除外。あとブコメ

推奨録音にkyushima氏みがあって大変共感できる増田次世代を引っ張っていくであろうユンチャン・リムの超絶全曲や、彼に影響を与えているニレジハージの伝説(波)あたりを加えても良いかもしれない。

 kyushima氏(http://kyushima.web.fc2.com/cd/index.html)に言及する人が現れた(笑)もう更新が止まって久しいけど、ここの御陰で知らない演奏にいくつも巡り会った(オフニコフとかベルッチとかロルティとかハフとか)。

 ユンチャン・リムの超絶を挙げてくださったのも感謝する(未視聴/クライバーンコンライブhttps://amzn.to/4iwxti2)。自分CDボックス漁ったりして、未視聴盤はたくさんあると実感した。ニレジハージは海賊録音でしたっけ? 聞いて確かめなきゃ


1.ドン・ファンの回想 S.418(1843年)

 モーツァルトオペラドン・ジョヴァンニからメロディーをとってアレンジしたものノルマの回想に次いで(それ以上に?)取り上げられていると思う。騎士長のテーマドン・ジョヴァンニに警告するシーン)から始まって重苦しいのだが、そんな嵐が去ると「お手をどうぞ」の主題に基づく変奏が現れ、最初の技巧的な見せ場になる(この主題はかなり人気があり、ショパン編曲していたはずだ)。後半は「シャンパンの歌」の変奏が騎士長の動機を挟みながら繰り返され、繰り返しの度にどんどん華やかになっていき、終幕を迎える。

 私はマッティ・レカリオ(Ondine/ブゾーニ編なので一部カットがある)が好き。新旧あるアムラン(Music&Arts/Hyperion)も恐ろしく安定した演奏新録の方が音は良い。あとハン狂2が入ってる)。クズミン(Russian Disc/ブゾーニ編)も強烈だが廃盤倒産激怒)。ペトロフ(Melodiya)は持っているが、遅っ!と思って合わず食わず嫌い・・・)。ロルティ(CHANDOS)もきれいな演奏だけどのんびりした感じ。この曲はノルマほど聞かないのでそんなに思いつかない。誰か教えてくれ。あとフィリペツが録音してくれないかなぁ・・・

 廃盤になっているレカリオのCDにはタウジヒ編の「ワルキューレの騎行」なども入っているし、ブゾーニ編のフィガロドン・ジョヴァンニ幻想曲もある(リストが途中放棄した作品)。本当に再版してほしい。配信はある。

2. 「ユグノー教徒」の回想 S.412(1837年出版/第2稿1842年)

 ジャコモマイアベーアは、パリ19世紀前半に大成功を収めた作曲家サンバルテルミの虐殺モチーフにしたオペラユグノー教徒」は何度も再演され続けていたが、20世紀には忘れられた(今また再評価されているらしい)。音楽史的にマイアベーアの影が薄いのは、彼が展開したオペラ書法の多くをワーグナーヴェルディといった後発者たちが更新して塗り替えていったからかなと思っている。もちろんリストピアニスト時代に人気だったマイアベーア編曲していないはずがない。ゲレリヒの本にも、レッスンでマイアベーアを弾く弟子が出てくる。ハワードライナーでとても強く推している※。あまり録音は思いつかない(申し訳ない)。NAXOS全集の第1巻にコーエン演奏が収録されているが未視聴。フィリペツ、録音してくれ。

 この曲はユグノーであるマルセルライトモチーフとして「神はわがやぐら」を使っているのだが、それってルター派じゃ・・・?(カルヴァン派でも使われていた??)

 第1稿ではラスト原曲通り第5幕カトリック兵士合唱主題(この歌詞がまたやばくて・・・異端を殺せ!神がそう望んでおられる!という血なまぐさい中身)が入ってとても雰囲気があったのだが、別稿では「神はわがやぐら」の変奏を強化する対応になっていた・・・と思う(ハワード聞き直さないとなぁ)。ただ、あの狂気合唱が魅力だと思っている。第1稿では合唱を遮って「神はわがやぐら」が入ってくるのだが、これが幅広いアルペッジョで一掃され、再び合唱に戻るという原曲ラストの射殺シーンを思い出させる流れ。

オペラの方も20世紀にも再演されてきたが、特定歌手たちのための舞台に過ぎなかったけど、今や再評価の時だということが熱っぽく語られている。特定歌手って多分サザーランド

3.スペイン詩曲 S.254(1867年出版

 気分転換。後期の出版になるが、実はこの曲のおおもとはスペイン公演時の印象を書き留めた45年の「スペイン旋律に基づく演奏会用第幻想曲」にある(ハワード全集に当然ある)。今のスペイン詩曲の形になってのはヴァイマール時代らしいので、超絶や巡礼同様、前期に作られ、中期に改訂されて充実した曲の一つだ。

 前半ではフォリア、後半ではアラゴンのホタという舞曲から成る。どちらも華々しい技巧で彩られ、最初から最後まで魅力的で見せ場が多い。

 名盤としては、エフゲニー・キーシンの録音(RCA)があるだろう。彼もすっかりトシだが、これは子どもの頃のもの。恐るべき完成度。日本公演の映像があるが、すごい演奏https://www.youtube.com/watch?v=Lb6EzTpGv3s)。

 スティーヴン・ハフの録音(Virgin)も非常に良い(kyushima氏のサイトで◎だった上、入手性が良くて最初に聞いたので、完全に嵌まってしまっている。ただフォリアが盛り上がるところで、楽譜にあるシではなくドの音を弾いているのはなぜ?)。ぶっ飛んだ路線としては、ポリーナ・レスチェンコ(https://www.youtube.com/watch?v=3EB0f-ra9Eg)。

4. ギョーム・テル序曲 S.552(1842年出版

 世に名高いロッシーニ最後オペラの序曲である。どう考えてもおうまさんのテーマ

 このオペラが出たのは1829年以降ロッシーニは完全に引退状態になるのだが、亡くなるのは1868年引退には政治情勢が大きく影響している。ロッシーニの滑稽な作風は、明らかに復古的なウィーン体制下の小市民の楽しみに合致したもの。それでも、このオペラは再び騒乱の時代が訪れることを予感させる緊迫した作品(題材自体が既にそうだ)だったが、これが最後になった。

 中々演奏がない(ハワードはもちろん、NAXOS全集ゲキチ)。デュシャーブルのCDEMI)が良いと思う。割とセカセカ弾くタイプピアニストだと思うけど、後半はそれがすごい追い込みに繋がってる。ただ、まだまだこの曲のポテンシャルはあるんじゃないかと。フィリペツ(ry

 コメント返信の時に出した、以前コンクールライブたまたま見た映像が凄かった(https://www.youtube.com/watch?v=GRYLy8O3VIQ)。

 中国ピアニスト牛牛のCDはまだ聞いていない(MVhttps://www.youtube.com/watch?v=ed9nRoFyDIw)。彼は小学生の頃から有名で、ピアノの森(二期)でパン・ウェイの「中の人」(あるいは「手」?)を務めた人。

5.ベートーヴェン交響曲 S.464(1865年出版

 文字通りベートーヴェン交響曲編曲(本編での落選から復活)。出版は後期にあたるが、「幻想交響曲」の編曲同様、ピアニスト時代から既に手がけており、部分的には出版されていた。リストベートーヴェン布教にかなり熱心に取り組んだピアニストだが、これがドイツナショナリズムの高揚を抜きにしては考えにくいことは既に述べた。

 以前に医師夏井睦氏が運営していた超絶技巧ピアノ編曲ホームページに3・5番だけだがすごく詳しい解説が載っていて、当時からピアノ好きだった人は見ていたんじゃないか、と老人会発言Web Archive/https://web.archive.org/web/20090104102239fw_/http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/Beethoven.htm)。ところでブコメバッハリストのBWV543を挙げている人がいたけど、あれは原曲の良さに甘えているだけの手抜き編曲だと夏井氏はバッサリ斬っていたなと思い出しておっかねえなあ・・・と。

 カツァリス(Teldec)とコンスタンティンシェルバコフ(NAXOS全集)の全曲録音が有名(その後も全曲でなければちょくちょく録音例は見る)。やはりフィリペツ(ry

 部分録音だと、kyushima氏はグールドの6番をかなり評価していた気がする(私はよく聞かないのでわからない)。牛牛のギョーム・テルが入ってるCDにも5番がある(未視聴)。以前ロルティが5番を弾く映像YouTubeにあったと思うけど、削除された? それとも記憶いか

6.シューベルト編曲もの(超大雑把な紹介になっててすいません)

 リストシューベルト歌曲の多くを編曲している。「セレナーデ」も「ます」も「エレンの歌 第3番(アヴェ・マリア)」もあり、至れり尽くせり。リスト生前「魔王」(S.558/4)の編曲者として一番知られていたらしい(ゲレリヒの訳書32頁。自虐的セリフとして出てくる)。ハワードライナーには、フィッシャー=ディースカウが、変なのと思われてるけどリスト編曲してくれたおかげでシューベルト歌曲今日まで生き残ってきたんですよと発言したというコメント引用されているが、出典が分からない。ご存じでしたら教えてください。

 ウィーン夜会も絢爛豪華。特に6番が有名。本編での落選を残念がっている人がいた。

 個人的にはキーシンリスト録音集に入っている演奏が好き。他の演奏をあまりいたことがない。フィリペツ(NAXOS全集)が新録を出したようなので聞いてみるつもり(コンソレーション初版とセットだとか)。

7.半音階的大ギャロップ S.219(1838年出版

 前期作品。この手の超絶技巧を見せびらかすための精神性のかけらもない曲は当時のはやり。でもとっても楽しい曲で大好きであるシフラ演奏が有名だが(Hungaroton/映像ありhttps://www.youtube.com/watch?v=tmq5JBpFf9w)、今聞くならフィリペツ(NAXOS全集)が良いと思っている。余裕綽々で本当に惚れ惚れする。

 以上である。いやいやなんでシューベルトこんなひとまとめなのとか、忘れられたワルツとか愛の夢はまた落選かとかリゴレットとかまだオペラものあるだろとかショパン歌曲とか「献呈」とか色々納得はいかないところもあるだろう。でも一旦ここで締める。どうもお付き合いありがとうございました。

Permalink |記事への反応(2) | 22:45

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2021-02-23

anond:20210221221706

こちらのスター配布の方の当選者のIDを訳してみたよ。

全然からないもの飛ばしたよ。

教養に乏しくて訳せてないものがあると思う。

Aspe アスペ

zbata z端?

net_penis ネットペニス

bridgevierw ブリッジvierw

yealum

cwisp

xaither

DoubleKing ダブルキング

misogy_NEET ミソジーニート

virusave ウイルスave

Ero エロ

uniquen ユニークn

tigercrow 虎カラス

fortunethor フォーチュンソー(トール)

snowte スノーte

Grease グリース(油脂?)

Risk リスク

HIMOTE_no_MATSURO 非モテの末路

quenm キューnm

in_kya_hi_mote 陰キャ非モテ

pipend パイプnd

icecrunch アイスクランチ

opena オープンa

kourei_DouTei 高齢童貞

neuronium ニューロニウム

loun

miouoim 逆から読んでもmiouoim

afi_click アフィクリック

zeiter

Bounding バウンディング

Yon_yoN ヨンヨン

crybird クライバー

xidse

Den2_appi_JiminTo デン2_appi_自民党

wantedLovers ウォンテッドラバーズ

elisem

vockeneath

flyinglonery フライングlonery(lonelyじゃなくて?)

unkojisan ウンコ爺さん

GoTo_Ze-kin GoTo税金

tmissy

highdraft ハイドラフト

Swiften スイフトen

inmkn114514 淫夢くんいいよ来いよ

roley 役割y

JiminTou_NetSupporters 自民党ネットサポーター

Qurusimimas 苦しみます

KoDoKu_Si 孤独死

pliot (もしかしてpilot)

orangeannet オレンジアネット

LostFantasia ロストファンタジア

noyel

mentalost メンタロスト

arule aルール

zweiR ツヴァイR?

bicmb

Kimo_0ta キモオタ

cool_down クールダウン

meinow

yoshe

moych

XuiM

dishers ディッシャーズ

willace ウィルエース

EDDO エッド


これらをちょっと分類してみたよ。

悪口卑猥言葉など

大文字文字混じりでアンダーバーで区切ってるIDから特にある層への憎しみが見えてくるよね。

これらのIDフェミリベラル側の味方として現れることが多いらしいから、もしこれらを1人で動かしてるとしたらその正体は、単純に考えればネトウヨ男性にひどく傷つけられて男性に憎しみを抱いた女性か? 攻撃は常に弱い方に向かうので、強者男性を憎むことができずその矛先を弱者男性に向けて鬱憤を晴らす。

あるいはもう1つの可能性が考えられる。攻撃自分がやられると痛いところを突きがちだから攻撃とは弱点を晒すことにもなりうる。この人は自分弱者男性であることを気にしてて、そんな自分が嫌いな男性なのかもしれない。弱者男性を叩く側に回って鬱憤を晴らし(自分弱者男性なのだから弱点はよく知ってるよね)、ついでにフェミとは弱者男性攻撃する差別者であると見せかける。男女の分断が深まれば、たとえそれが悪影響でも何者にもなれなかった自分が世の中に何か爪痕を残したことになる。

まりこの人はアスペで、ネットペニス野郎で、ミソジニーニートで、非モテで、陰キャ非モテ(2回目)で、高齢童貞で、アフィ嫌いのケンモメンで、自民党支持者で、ウンコ爺さんで、GoTo税金をつぎ込むことに賛成(GoToはてなではほぼ全否定されることに反感を持つ)で、淫夢大好き侍で、自民党支持者(2回目)で、苦しんでて、孤独死未来が見えてて、キモオタであるといえる、かもしれない。

Aspe アスペ

net_penis ネットペニス

misogy_NEET ミソジーニート

HIMOTE_no_MATSURO 非モテの末路

in_kya_hi_mote 陰キャ非モテ

kourei_DouTei 高齢童貞

afi_click アフィクリック

Den2_appi_JiminTo デン2_appi_自民党

unkojisan ウンコ爺さん

GoTo_Ze-kin GoTo税金

inmkn114514 淫夢くんいいよ来いよ

JiminTou_NetSupporters 自民党ネットサポーター

Qurusimimas 苦しみます

KoDoKu_Si 孤独死

Kimo_0ta キモオタ

大文字まり一般名詞

エロというIDはてなで最も早く取得した人物だ。

Ero エロ

Grease グリース(油脂?)

Risk リスク

Bounding バウンディング

単語2つの組み合わせ

DoubleKing ダブルキング

tigercrow 虎カラス

fortunethor フォーチュンソー(トール)

icecrunch アイスクランチ

crybird クライバー

wantedLovers ウォンテッドラバーズ

highdraft ハイドラフト

orangeannet オレンジアネット

LostFantasia ロストファンタジア

cool_down クールダウン

willace ウィルエース

英語か何かっぽいけどよくわからない

bridgevierw ブリッジvierw

virusave ウイルスave

uniquen ユニークn

snowte スノーte

quenm キューnm

pipend パイプnd

opena オープンa

neuronium ニューロニウム

Swiften スイフトen

roley 役割y

mentalost メンタロスト

arule aルール

zweiR ツヴァイR?

dishers ディッシャーズ

Permalink |記事への反応(0) | 13:53

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2019-02-09

カノン進行を大逆循環と呼ぶことについてを書いたが、パッヘルベルカノンのようなほとんど無名だった曲が後世の神アレンジで有名になるということを考えたい。パッヘルベルカノンが有名になった経緯というのは謎に包まれている。参考:【訃報】流石だったよなパイヤールhttp://lavender.5ch.net/test/read.cgi/classical/1366627357/ 他の曲ではヴィヴァルディ四季なんかもとてもバロック時代との作品とは思えないので後世の味付けで有名になったのだと思う。そういう曲は結構あるはずだ。

そもそもクラシック指揮者はどういうところで評価されるのかを考えると、曲の発掘という面もあるとおもう。フルトヴェングラーカラヤン、C.クライバー小澤征爾などもそういう発掘曲があるのだと思う。ヴィヴァルディ四季場合を調べると、イ・ムジチ合奏団が有名で日本レコードがすごく売れたらしい。合奏団が有名なケースもあるようだ。

ネットではカノンのJPOPへの影響が拡散されているが、現代での過去曲の評価作曲者評価が上がることになる。演奏指揮より作曲者評価が上なのは正当な評価だろう。実際パッヘルベルカノンのような美しい同度3声カノンをかける作曲者現代にいるとは思えない。でも場合によってはすごいのは誰なのか評価が安定しない事もありえると思った。

Permalink |記事への反応(0) | 13:50

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2008-11-27

トスカニーニてすごかったんだね

最近youtubeで聞いてんだけど、昔みてみたかった映像が今簡単にみられるんだと、今ごろになって気がついた(遅すぎ)。若々しいクライバーリハーサル風景とか(クライバーのこうもり序曲、ニューイヤーのより、ミュンヘンライブ映像のほうがずっとすばらしい。下品でざっとしてるのに楽しくてウキウキする。これでなくては)。ああ、いい時代だなあ。こんなの、ただで見ちゃっていいのかな。

で、ウ゛ェルディの運命の力序曲の聴き比べをした。

最初は皇帝ムーティスカラ座

http://it.youtube.com/watch?v=kJ-anabq2zM

ライブだからまだのってないのかもしれんが、たとえば最初のバイオリンテーマをレガートで歌わせる理由が分からない。もうひとつのってこない。

次はカラヤン

http://it.youtube.com/watch?v=dhmS5ILD5pA

冒頭の重重しい金管といい弦といい、分かりやすくて面白い。ああ、ここは神様だ、これは人間だ、ははあ女の子が出てきて恋をするけれども男たるもの戦さをして見えざる力と戦わねばならんのだな、ははあ、と筋が全部分かる。そういう風に演奏している。うまい

で、トスカニーニを聴いてみたんだが。

http://it.youtube.com/watch?v=9JQvyg3kJ54

この映像は昔見たことがあって覚えてる。まあ、どうだったかなと気楽に構えてたわけで。

ところが、メニューインインタビューなんかどうでもいい。コメント欄ではテンポの速さが議論になってるがもうどうでもいい。速すぎて弾けてないところがあるとかそれもどうでもいい。

金管は重重しい神というより厳しくて怖い感じがして、人間がそれに対抗するのだという意図がすこぶる明瞭、愛しい彼女が出てきてなんたらかんたらあって戦争もあって、最後の一番盛り上がるところ。5分8秒くらい、ここだ。ストーンとテンポを落とす、このあざとさ。あざといの分かってるのに、やたら感動してしまう。ムーティでもカラヤンでも、こんな感じはうけなかった。

よくよく聴いてみると、トスカニーニ無茶苦茶にテンポ動かしてるんだな。それでちっとも変に聞こえない。聞こえてくるのは、この音楽はこーだー!!!!お前らわかったかーーー!!!!の叫び声だけ。ほとんどハードロックだ、気持ち的には。

で、ベートーベンも聴き直したがやっぱりハードロックなんだねえ、これが。ワーグナーとか、バイロイト仕込みのせいか知らんがイタリア人のわりにワーグナーの響きになってて感心した。

いまこんな演奏はできない。このハードロック調ではオケのほうが多分に引いてしまう。気持ちでついていけない。

それをやったトスカニーニはすごかったんだね、きっと。ドイツ系の指揮者日本では人気だけど、ああ、イタ公、なかなかやるじゃねーかって思った。

Permalink |記事への反応(0) | 22:36

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