
はてなキーワード:キーパーとは
息子は小3男子。
試合中に草むしりをしていた。彼はゴールキーパーで、自チームは攻めていた。
息子に目をやると、ペナルティエリアのライン付近でしゃがんでいた。
最初は靴紐でも触っているのかと思ったが、どうやらグラウンドの草を抜いていた。
コーチもチームメイトも、チームメイトの親たちも、おそらく誰も気がついていない。攻めている反対側のゴール付近をみているから。
息子は草を抜いては足で踏みつけ、少し前方に目をやると、また草を抜いていた。
しばらくすると、ボールはグランドの中央付近まで返ってきた。息子は手にしていた草を放り投げると、何事もなかったように試合に戻った。
最近YouTubeでよく見る、スニーカークリーニング系の動画。ある店が勢いに乗ってるそうで。それはそれは景気が良いこと。
汚れたソールやアッパーが洗剤でクリーニングすると白くなり、古い靴がまるで状態の良い古着のように蘇る——あの手の映像、気持ちはいい。でも現実はあんな簡単じゃない。
ソールの汚れを落とすには粉末クレンザーで削るように落としたり、パーツクリーナーのようなケミカル製品や電動歯ブラシを駆使したり、時間と手間と根気が必要。
“軽く擦ればピカピカ”なんてことはまずない。一本の動画の裏には、数時間の作業と根気が隠れている。
とくにスエードは最悪だ。
多少きれいにはなるけれど、風合いは完全には戻らない。毛が固まって質感が死ぬ。
売り物としての価値は消えるし、触感も「もう終わったな」と感じる。
スエードの良さはあの繊細な起毛にある。そこが死んだ時点で、その靴の寿命は終わりだと思っている。
ソールが減った靴にパッチを貼るなんてのも、正直好きじゃない。
SDGsだのリペア文化だのといえば聞こえはいいけど、減ったソールを誤魔化して履くより、潔く買い替えた方がよほど気持ちいい。
“長く使うこと”が偉い、みたいな風潮には共感できない。
労力をかけてまで蘇らせるより、次の一足に出会う方がずっと楽しく、現実的だ。
1200円で売られているけど、ダイソーにほぼ同じ形のものが100円である。
高いほうは「高級そうに見える」だけで、本質は変わらない。
多くの人が“見た目の価格”を買っている。
でも、私は見せかけより本質を重視したい。
見た目だけ整えた“再生品”より、潔く選び抜いた“本物”を扱うほうがずっと誠実だと思っている。
基本的に、デッドストックで手に入らないもの以外は潔く買い替えた方が満足度は高いし、手間もかからない。
あとは個人的に思い入れのある靴だってんなら、一生懸命手間ひまかけてきれいにする価値はあるんじゃない?
でもそれ以外のあまりにソールが減った靴とか、ボロボロの見た目になってしまったらそこはもうリペア業者へ依頼する領域になってしまって、金がかかる。
そこまで状態が悪くなったらもうそれは寿命を迎えたゴミ。(リペア業者にとっては研究用として価値があるかも)
歴史上の人物や世界的に有名な人が実際に履きつぶしたものとか世界に一つしかないような貴重なもの以外はゴミ。
うおお原神サービス開始初日からやっててここまでの豪運は初かもしれん…。
初期ポジションは連続すり抜けカウント2、天井カウント0。単発でラウマ確保して以来回してない。
そこからの10連でフリンズ! ここは星5出たら75%なので予想通りとはいえここまで早引きなのは想定外。
いやでもアイノでてねーし!と思ってもう10連回したらまたもやフリンズ!ええ?
俺が年頃の女子プレーヤーなら気絶してたかもしれん。独身中年キモおじさんでよかった。
ただまあ今後の祈願に対し強く出れたはずのすり抜けカウント2は0に戻ってしまったな。
現状、ホヨバゲーで原神だけは全キャラ確保してるから、今後のために深追いはやめt…
いやでもまだアイノ0凸なんだよ! どうなってんだ!
ということでさらに50連くらい回したけどアイノは1体出ただけ。
まあ1凸でも熟知バフは配れるし、次のサポ効果は完凸なんで遠すぎるしで撤退だな。
というかアイノはおそらく少女を取ったら使わなくなる枠だろうし。
星4キャラはね、復刻2回目くらいで自然に6凸してから本格運用を考えるくらいでいいのよ。
それまでは、事前に育成がしておけるだけのデジタルフィギュア。まあアイノみたいに付着役メインなら使えるけどね。
そんでフリンズよ。いやー1凸いいね。本来2回なのが3回打てるのは気持ちいい。
まだ天賦3とかで和璞鳶と雑な遺物付けてるだけだけど十分強い気がする。
個人的にはスクロースが使えるってのがいいね。一番最初に好きになったキャラだから。
最初のクレー祈願でスクロ完凸めざしてたらクレー2凸してたんだよ。星4狙いは沼。
あとキャンディスが好きだなと思ってセノガチャ回してたらセノ2凸してたんだよ。星4狙いは沼。
後者の方が悲惨だな。キャンディスは本当に使い所が難しいキャラでカッチリハマる編成で楽しめた記憶がない。
セノ2凸も強いはずだけどセノ狙いじゃないから無餅だし一応厳選はそれなりにしたけどナヒーダ白朮フリーナでなんとか一時的に螺旋で(主にマトリックス出る時に)使った程度。
それも別に無凸アルハイゼンパでもそこまで大差はないし。ただ月感電セノは可能性ありそうだったね。
でーもー!1凸フリンズをなぜか得てしまったので少女と合わせたらやっぱこっちを使い続けるだろうな、っていう。
月感電セノは開花系をミックスできる可能性があって、いろいろ研究したら強く使える編成もありそうだけど、付着のバランス次第になるんで繊細。
でもやっぱ火力面ではナドキャラには一歩劣りそうだよなあ。素の月感電自体はそう強くないし、ナドキャラと違って高倍率月感電「扱い」ダメを出せるわけでもないから。
それはともかくフリンズ。
フリンズをなぜ取りたかったかって、戦闘とか性能とかどうでもいいんだよ。
ずーっと気になってたフィールドに転がってるランプ!
やっぱりフリンズで特殊選択肢がでて、4箇所まわったあたりで世界任務「ライトキーパーの誓い」が出た。まあ石報酬があるわけでもない、モラとかがちょっと貰えるだけのクエだから気持ち程度だけど。
あと墓石から多くを読み取れるようになったり、大声の亡霊、食べ物にこだわる亡霊に進展があったり、迷子の亡霊から世界任務「迷子の子供の語り」に派生したりと(こっちは報酬すらなし)。
こういう隠し要素を回収していけるのが楽しみなんよ。なんかちょっと大物っぽい人物の名前もチラホラでてきたな。
小学校低学年くらいなら、チーム全員に、キーパーの練習をやらせればいいと思うんだけど、やらないのが普通?
子どもが入っている、小学3年生の地方のクラブチームの話なのだが、GKは日直みたいに持ち回りで、しかたなくやってる感じがする。
みんな、GKをやりたがらないみたいだが、これって、練習をしていないからじゃないのかな?
月に1回くらい、全員に、基本的なブロッキングの体勢を教えるだけでも、全然違うと思うのに。
あと、キーパーグローブ以外にも、肘や膝のプロテクターがチームにあるといいのにと思う。
試合で他チームの様子をみてると、おそらく他も同じような感じがする。
中には、ほぼ専任の子がいるようなチームがあるんだけど、明らかに、GKの能力の差で失点が少ない。
(1対1になっても、ある程度の割合で止めるとか、せっかく止めたあとのキックやスローを相手FWに取られにくいとか。)
サッカーの教育上、なにか、考えが合って、どのチームもこんな感じなのかな?
有識者の方、こっそり教えてください。
「日本車と呼べるのか」は、ブランドや最終意思決定、設計責任、知財の所在で判断すべきである。調達と開発の現地化は世界標準であり、比率が高いこと自体は日本製の否定にはならない。一方で三電とソフトの中核を自前だけで賄うのは現実的でなく、共創前提での主導権確保が要となる。
「選ばれるほど良いEV」は量と学習とソフト運用が決める。日本のホーム市場が小さい不利は事実であり、海外で量を稼ぎ現地と学ぶ以外に近道はない。家電の轍を避ける鍵はアーキテクチャ主導とOTA運用力だ。
豊田章男個人に全てを帰すのは単純化である。世論形成の歪みはあったとしても、電力価格や都市インフラ、規制設計の遅れが同等かそれ以上の制約だった。是非よりも学習速度を上げる制度設計と実証の場づくりが先である。
「日本に経済的に無関係」かどうかは、どの工程を国内に残すかで決まる。設計、標準化、ソフト、上流キーパーツと知財を国内に抱えれば付加価値は還流する。そこを空洞化させれば本当に無関係になるだけだ。
短期に「日本だけの技術で世界に売れるEV」を狙うのは非現実だが、現地共創で量を回しつつ日本発の核プラットフォームを磨けば勝ち筋はある。国内では電力と充電のボトルネックを解き、実車データとOTA運用を回す土壌を整えるべきだ。
現在小3の息子は、小1の頃、学童の友達が行っているからとサッカークラブに入った。
サッカークラブの車が迎えに来てくれて、クラブ生を連れて行ってくれる。取り残されるのがさみしかったらしい。
その後、小2から、野球をやりはじめ、週に1回ずつ、どちらも続けている。
野球の方が好きなようで、休日は私とキャッチボールばかりしている。サッカーボールを持っていっても、だ。
そんな感じなので小3にもなると、サッカーは友人たちとだいぶ実力差がでてきた。
和気あいあいとしたクラブなので、試合となれば、順番で出させてもらえるが、明らかに中心となるメンバーとは、求められている役割が違う。
試合の時も、言われたポジションからあまり動くことなく、ドリブルで仕掛けるようなことは一切無い。持ち回りで、ゴールキーパーをやることもあった。
キーパーのポジションは嫌いではなさそうだったが、クラブから借りているキーパーグローブは、少々ぶかぶかで、少々くたびれていて、ゴール前に立っている姿は少々寂しい感じだった。
本人がサッカーは辞めたいといってきたら、野球だけでもいいと思っていたが、「友達とサッカーしたい」というので、「キーパーをちゃんとやったらどうだ?」といったら、「いいんだけど、痛いんだよね」返してきた。
「じゃあ、まずはグローブ買いに行こう」といって、用品店で好きなものを選ばせた。「小さくなったらすぐに買い換えるから」といって、サイズちょうどのピカピカのキーパーグローブを与えた。
その後の試合の日、チームの参加人数が少なく、交代選手がほとんどいない様子だった。試合前に、「キーパーやりたい人?」とコーチがみんなに声を掛けると、息子はしっかり手を挙げていた。
「今日は好きなだけキーパーやっていいって」とグローブをつけながら息子は言ってきた。そりゃそうだ、点を取りたい、キーパーはやりたくないって言う子は実際多い。
コーチも自分のグローブを持ってきたことをみて、仕方なくキーパーをやっているわけではないことを把握したのか、基本的な動きを改めて教えてくれていた。
試合が始まると、いままでにないくらい褒められていた。サイドににこぼれてきたボールはすべてタッチに蹴り出す。1対1になったら前に詰める。たぶん言われてるのはそれくらいだったのだろう。
それでも、コーチ、味方から「ナイス、キーパー」と何度も言われていた。
特に目立っていたのはキャッチしてからのスローイングだった。野球のおかげか、そこそこ遠くまで強い球を素早く投げることができて、そこからチャンスが何回かできていた。
試合の間もコーチやチームメイトたちから褒められ、最初は棒立ちだった構えも、両手を広げてみたり、声を出してみたり。まさに「所を得た」といった感じだった。
ハーフタイムにグローブをしたまま、水を飲む姿は、なんだか、プロの選手みたいじゃないか、と思ったりした。
全ての時間に出場し、試合の結果も良く、サッカーをはじめてから、一番楽しそうにしていた1日だった。そしてなにより、見ているこちらもわくわくしていた。
そんな日から息子はキーパーばかりやっている。先日、破れてきたから新しいグローブが欲しいと言ってきた。
新しいグローブを選ぶ息子をみて、あの日、キーパーグローブを買った日をこうして思い出す。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/rev.hatenablog.com/entry/2025/05/28/122523
⋙認証はクレジットカードみたいな物理キーを使ってできると利用者的には楽かな。方式はカードのディンプルから磁気そしてICと勝手に変わるけど気にしなくていいので。
①ワイルドスピードスーパーコンボ ジェイソンステイサムとドウェインジョンソンが敵のアジトへ。アジトのガードをぶちのめした後、ガードの後頭部を鷲掴みにして網膜センサーに顔面を乱暴にあてて解除
②ビーキーパー ジェイソンステイサム(退職後のビーキーパー)が現職、後輩のビーキーパーをぶち殺した後に指を切断。???と思っていたら人里離れた武器庫に侵入するのに指紋認証で突破
③アノーラ ロシア人(とアルメニア人)が、探しているオリガルヒの息子の行方を探すのに主人公のiPhoneから情報を得ようとする。後ろ手に縛られ猿轡された主人公の前にそのiPhoneを突きつけ、顔認証でロック解除
むかしタイムラインに夫の浮気の証拠をつかむために寝ている男からグミ指作って指紋認証で突破するジョーク動画があったけど、iPhoneなら手間いらずだね!(COVID対応のため、マスクしていても顔認証通るし)
そこから、女子サッカー日本代表も見るし
なんならそれぞれのアンダー世代の日本代表の試合も見るようになったんだよ
今日もu17アジアカップのベスト4かけた試合があったん知ってるか?
まあ、結果として負けたんだけど
負けを受け止められないんだよね
俺が負けたわけでもないのにさ
負け方とかも凄く嫌なんだよ
まず、温存作戦に失敗したんだよ
決勝まで試合するならあと3試合あるから、ベストメンバーを使わない選択肢した
んで、負けてるの
これがお粗末過ぎる
しかも、前までの3戦全部キーパー違うんだけど、一番失点して判断ミスも多かったキーパー使ってるのもしんどかった
失点パターンもほとんど全部同じで、足の速い選手を日本のDFの裏に走らせるっていう超シンプルなやつで失点
4試合7失点じゃそりゃあ勝てないよ
相手が強いとか、スーパーゴール決められちゃうとか、戦術的に対応不可能みたいなパターンがあるなら、相手の勝ちだったで割り切れるんだけど
私は中学受験を経て中高一貫校に入学した。サッカー部に入った。そこで相田(仮名)と出会った。相田は絵に書いたような良い人間だった。誰にでも優しく、気軽に話しかける。男兄弟が多い相田は女でも男っぽくて物事にははっきりと意見する。相田はそんな性格から先輩から可愛がられ、みんなを和ませようとお笑いに徹する奴でもあった。当然先輩からの指名で学年のリーダーとして選ばれた。すごい人がいるんだなぁと私は彼女を尊敬していた。
しかし、同じ学年の飯野(仮名)が女らしい妬みで相田の悪口を言いふらし、明らかに相田を嫌っていた。他の同学年部員からしてもこの根も葉もない悪口を言いふらす飯野は嫌いだったが、ボス猿のように態度がでかくヒステリックを起こす面倒な奴だったのでみんな飯野に乗って相田と距離を取っていた。
私はいじめられ経験もあって「こんなやつの味方になるかよ」と思って相田には普通に話しかけていた。嫌われているのかなと落ち込んでいた相田に「嫌われて上等。無視して、人生楽しんでる姿見せつけたれ!」と偉そうに言ってしまった。実際私がいじめられていた小学生の時は無視で乗り越えていたのでそれしか解決方法を知らなかったのだ。
私は徐々に練習についていけなくなった。小学生と中学の部活はレベルが違う。次第に足を引っ張る私が飯野の標的になった。そのころには飯野は先輩/後輩には可愛い面と態度で、同学年にはボス面でヒスっていた。くそアマがぁ…殴り合いしたら勝てるのに…と体格差的に思っていた。本当に夢小説に出てくる嫌味女そのものだった。
そんなある日、部活のミーティングで部長から「増田は一人で練習するな。もっと同学年と仲良くしろ」と公開お叱りを受けた。私は飯野のせいで一人で練習せざるを得なかったのだ。そんなんだったら一人でできるキーパーになってやるよとポジションを変えた。パス練習で明らかにハブられて、壁に行こうとしていた私に「一緒に練習しよう」と相田が言いに来てくれた。互いにショートヘアーだったので「短くしたとき親が嫌な顔してたね~」とかショートヘアー談義してた。
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人間関係が嫌になって部活に行く頻度が減った私に「今日は来れる?」「ちょっとだけでもいいからさ!」と励ましてくれた。私なんかいても空気悪くなるだけだし、中3の時辞めようかと思ってと伝えるといつも笑顔な相田が真剣に叫んだ。「嫌だ!増田だけだもん、ウチに意見を言ってくれるの!」
その時、私は合宿所で夜中、相田とおしゃべりしたことを思い出した。就寝時間まで自由行動だったため、私が探検がてら合宿所をウロウロしていたら、同じ考えだった相田と出会ったのだ。合宿所の玄関でお互いの兄弟についてや進路について語ってた。家庭内の相談ばっかだった。私は馬鹿なので「それやば!」「大変だね」しか返答できなかった。ごめん。相田がお菓子禁止の家なので「お菓子の密輸ならまかせな!」くらいしか頼りあること言えなかった。先生に寝る時間だぞと言われても飯野のいる部屋に帰りたくなく、怒鳴られるまでそこで話してた。
それもあり、相田は良い奴だからと辞めるのを悩んでいたが、心身ともに疲れたうえに他の1人が辞めるというので一緒に辞めた。
「部活辞めても友達だからね!」と言われた私は小学生のいじめられたトラウマで「あぁ…うん」と微妙な返事しかできなかった。
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そこからは相田とクラスも違うし、関わらなくなった。高校になると学年の中でも生徒会長の次に有名な相田になっており、人望あり・信頼あり・成績優秀。私はひっそり見上げるだけの存在になっていた。すべてができる相田を尊敬していた。最高の陽キャなのだ。私はオタク面白女の位置だったらしく、ネットのことなら増田に聞こう!と学年で噂の辞書ポジションになっていたので関わりは無くなってた。今思えば「"ぬるぽ"と言うのは…」と説明していたのきしょすぎる。AAも教えていた。殺してくれ。
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高3の時、相田と最初で最後の同クラスになった。その時に一度だけ隣の席になった。
道徳か保険か忘れたが、授業で隣の人の手を握って10個褒めましょうな時間があった。女子校なのにみんなデレデレしていた。やっぱり面と向かって褒め合うのは恥ずかしい。
相田も例にもれず恥ずかしがっていたが、私は早く終わらせないと最後に目立つと思い、相田の手を取って「さっさと言えば恥ずかしくないから」と言い、相田は「ウチから話す!」と「面白い、相談乗ってくれる、優しい、頼りがいがある、背が大きい、力持ち…」。すげー恥ずかしい。カーストてっぺん太陽キャ優秀で尊敬している相田に褒められている状況は、学校帰りにお小遣いを音ゲーに使っていた私には眩しい。
「増田、絵描くよね。ほんと上手だなって思っていて、羨ましい!でもまだまだって言うよね?すごい!センスある!」と言われた。当時は絵ばっかり描いてオタクしてて親から受験が成績がどうのこうの責められていた時期だったから、嘘でも御世辞でもすごく嬉しかった記憶がある。
私も相田を褒めた。「二次元にいるような素晴らしい性格、まさに主人公」とかばかあほみてぇな褒め方した。黒歴史である。最後の1個焦って「可愛い!」と言ったら互いに顔真っ赤になって、相田がふざけ始めなかったら百合漫画になって危うくLove so sweetが流れ始めるところだったなァ!ってふざけて直接言った。爆笑してくれたからよかったもののの、キショい。セクハラだから永久凍土に埋めてほしい。
センスあるという言葉が残っていて、「センスあるのかな」と別の文化部に入っていたので賞に応募したら一度だけ賞を取った。それでAO入試を応募する気になったので、相田には大人になった今も感謝している。
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そんなエピソードがあったが、卒業後は所属しているグループも違えば私はTwitter、あっちはインスタ・FBくらいの違いがあるので会う事も話す事もなくなった。
そしてこの前高くて高いホテルで同窓会があった。出席簿をみたら相田も参加していた。でもしばらく話していないしなぁと思って、私はいまだに関わっているオタ友と喋っていた。そしてお手洗い離脱をし、途中の夜景が見えるところでガキみたいに「うぉ~すげ~」と小さい車や残業の光を見ていたら声をかけられた。
相田だった。まさか声をかけられるとは思っていなくて不細工な顔をしてしまった。っというかこんなドラマみたいな再開あんのかい!とかキショイ突っ込みをした。バカが。
でも相田は「さすが増田!面白~い!」と笑っていた。その後は仕事の話や他愛のない話をして開場まで歩いた。
「私の事よく覚えていたね」と謙遜したら「友だちじゃん!」と返され、相変わらず良い奴だな~と思った。
「今も絵描いているんだって?」と聞かれたので「うん。楽しくてね」と返した。私は一次創作を趣味で嗜む程度である。「プロにはならないの?」「まぁなれたら嬉しいけど…」「なってよ!」
ずいッと身を乗り出して言われた。「いやいや、もう年だし、今の仕事も楽しいし、フォロワーも数百人だし、それに一度も佳作すら…」と続けて言い訳したら「嫌だ!頑張ってる増田もっと見たい!」と言われた。
「恥ずかしい事よくいえるね」と照れたら「だって見てるもん。Twitter!」
???????????????????????????????????????(ここに宇宙猫)
アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ??????!!!!!!なんで知ってんねん!!!!!!!!!!!!!!!!
「どうじんし?ってやつ?どこかで売ってるんだよね?」
「待て!」
「増田の絵好きなんだ。羨ましい!この前の絵もめっちゃ上手だったね!」
「待て!」
卑しいものは描いていない。いたって普通の全年齢の漫画とイラストだ。でもこんな、よりにもよって、尊敬していた人間に見られているという事実が!
その時ニタ~っとのぞき込んで笑う相田の顔が今も忘れられない。からかうのが好きな相田だと忘れていた。
「だから、やめないでよ?好きなんだから」そう相田は言い、他の人に呼ばれて会話は終了した。
いまだに私の絵を好いているなんて思いもしなかった。
でもずっと一次創作して「何やってるんだろう…」と落ち込んでいた時期でもあった。なんだかな。まだ私の絵を羨ましがってくれている彼女のことを思うと、続けているのは間違いじゃなかったのかなぁと思う。正解や不正解なんてないけど、これが理由でもいいかなと思う。むしろ彼女が寂しがらないようにプロにならなくとも続けようかな。プロを目指す人には敵わないけど、もう少し持ち込みやコンテストも頑張ってみようかな。忘れないように書き残しておこうと思った。
.
楽しそうで何より。
文脈からはゾンビズーキーパーとその親、状況からは私も候補になる。
またあなたの高校生時代の様子を知る由がないことも、候補を絞れない大きな要因になっている。
なので「誰が?」と訊かせていただいた。
dorawiiより
IQ130は定義上天才のようである。英語でModerately Giftedという階級に分類されるそうだ。
しかしそうすると原西が天才ということになる。いくら彼が普段自分の賢さを韜晦しているかもしれなくても、どうにもしっくりこない。
個人的には原西よりは、NFTアートで成功したゾンビズーキーパーの親、草野絵美という人物のほうがよほど天才に感じられる。
彼女は自分の家庭から、小学生の息子をまずNFTアーティストとして送り出し、彼女自身も昭和の女児アニメ風のイラストをNFTとして出して成功を収めた。
これは偶然だろうか?ゾンビズーキーパーも、その子自身の芸術の才能の結実としてメディアでは語られがちなのだが、あくまで親があの子の本体なのでないか。
つまり親による行動の誘導、プロデュース力にあずかるところ絶大だったのではないか。
そしてその親自身もまた自分自身の芸術の才で一発当てた、というだけの話ではないのか。
彼女は、どのようなものが受けるかという予測が大変難しいアートの世界において、「計算尽くで二連続成功させた」のだと思う。
漫画で「異世界」「後宮」というレベルの漠然とした範囲でとどのようなものが売れそうかということは予測しても、それに基づいた漫画を実際に作ってみても、ほとんどの人が木っ端作者の域にとどまる売り上げおよび認知度しか出せないことからも、計算して(また、当然「異世界」などよりはもっと高い粒度で作品作りの方針を立てて)意図的に自分の作品を売らせることがいかに不可能性を持ったことか、理解できるだろう。
そのようなことを彼女はやってのけているわけである。天才だと思う。
dorawiiより