
はてなキーワード:ガンバレとは
あの夢って結局なんだったんやろな…
OPの天使くん、コンスタンティンのルシファーじゃね?と思ったけど足元に垂れてないから違うか。
映画館デートはいいエピソードだけど、全部知った後だとどういう思いで心音聞いてたねんって
レゼがかわいい。誰か気になったけどなんかスタッフロール見逃してて、後で調べたら上田麗奈って人で、名前は聞いたことあるな~で調べたらアカネくんで(グリッドマン見てないけど)あぁ、確かにそういう感じ…ってなってギギアンダルシアであぁー!って ギギとは違う感じだったけど、名前見たのはそん時か
民間人のフリした時のあざとい演技な感じが好き
マンガだともっとクールなイメージだったけどアニメはカワイイ全振りでいい。演技だけど
全裸になってチクショウはマンガのが面白かったけど、エロをギャグで中和してる感じでこれはこれで
予告でもボムなの隠してないし皆知ってるけど、ヒロインが襲われるパターンか…からの返り討ち→台風の悪魔より格が上ってのは初見でビックリしたかった
飛行機(戦闘機?)はソ連の監視?と思ったけど制空権というか領空だから違うか
毎週読んでたつもりだったけど読み飛ばしてたのか忘れてたのか
夏祭りは初見だった。りんご飴が踏まれるのはなんとなく不穏な感じの演出かと思ったけどレゼが死ぬときこんなだったよね言われてて、なるほどと思ったけどシーンが離れすぎてるような気もする
カビの悪魔強い…能力説明したせいで負けちゃった感あるけど脳に生やしててもリセットされるろうしな
暴力の悪魔が思ったより強かったのと、この退場の仕方だとコベニ死んだみたいじゃん
未来視しながら戦うのカッコいいな~でも回避は自前だからギリギリなんだよな
海に落ちるとこも記憶になくて、ここでプール被せんのかよ~って泣きそうになって
最後、デンジが待ってるのに気付いて貰えず死ぬとこで泣きそうになってしまった
無理矢理泣かせようとする感じが嫌!
でも待ってくれてたのを知れたのは救い…ってマキマさんがワザと見せただけか
マスター、普通ならレゼとグルだろうけど普通に親切な一般人なんだろうな
パワーが明るく締め…たと思ったら不穏な雰囲気は何なんだ
まあマキマさんのせいだけど
結論、普通に面白かったしレゼがカワイかった前半とか普通にボーイミーツガールのラブコメじゃんよ~演技だけど
2部もこれくらいガンバレ
51歳。
経緯を書くと、とても信じて貰えないのだが、ザックリと書く。
まず、今住んでいる寮は、3階建てのコンクリート製で、”マンション”を名乗っているくらいだが、3階の自分の部屋の直下の部屋の住人が、騒音・振動を出してくる。
何人か、営業によると、同じ派遣会社の住人からは、そういう報告はない、ということだった。
“心の病を疑った方がいいのではないか?”と営業からは言われたが、経緯(下に書く)を考えると、当然だと言えると思った。
その経緯とは、前に住んでいたアパートから、寮に移った理由が、騒音・振動だからだ。
前のアパートは、木造の安いアパートだったが、かなり長い間住んでいた。
ある日、越してきた自分の部屋の直下の部屋の住人と生活音問題で険悪になり、いよいよその住人が騒音とか振動で攻撃してくるようになった。
振動に対しては、ゴムマットから始まって、カーペット、エアコン室外機用の防振ゴム、衝撃吸収板(テクセルボード)、バネの入ったベッド、マットレス等。
騒音に関しては、ノイズキャンセラー付きイヤホン、耳栓、防音イヤーマフ、ホワイトノイズスピーカーなど。
相手は、スピーカーか何かを天井に向けているらしく、他の部屋では問題になってなかった。
騒音は、読経しているような音で、たまに、大きめの黒いワゴンをアパートの入り口で見かけるようになった。
下の部屋の住人は、ニートか生活保護らしく、24時間、ほぼ部屋の中にいた。
さらに信じられない事もたくさんあったが、省略する(宗教団体だったのかも知れない)。
で、”もうダメだ。耐えられない”となり、今の寮に移ったのだが、まさか、コンクリートの上のフローリングの床が振動してくるとは、想像していなかった。
多分、自宅のWifiルーターがハックされていたので、個人情報漏れ放題、ということだったのだと思う。
(勘のいい人なら、アイツだ、と思っただろう)
それで、もう限界、ということで、新しい寮付きの工場派遣の仕事を探しているのだが、全部、書類落ちしている。
結局、自分が過去にやってきた(特にネットでの)悪行の報いだろうが、それが原因で日本の体制側が酷く怒っているので、仕事が見つからないのだ、と思っているくらい)。まだ、自分にも使い道はあるといいたいのと、どうしたらいいか、本当に途方に暮れてしまったので、最後に助けを求めるのもいいかな、と思ってこの文章を書いている。
AIにも相談してみたが、ChatGPT も随分と頭が硬くなったな、くらいの印象しか無かった。
https://www.tumblr.com/amigocd64
その他にも、AIとの対話が漏れているとしか思えないネットの状況証拠が多々あったりとかした(自分がAIとの会話でしか使ったことのない“驚き屋”という言葉が急に流行り出したりとか)が、生きていけるならば、それは瑣末な問題に過ぎない。
で、自分の使い道の話だが、自分は日本人が苦手なグランドデザイン的なアイディアを考えるのが得意なので、ネットに広がっていない、とっておきのヤツを最後にここに書きたい(これくらい考えられるならば、他にもあるだろう、と思ってくれればありがたいし、実際、それなりにあるしね)
攻殻機動隊の原作漫画で、イシカワのパチンコ屋が出てくるが、多分、老人がARメガネを掛けていたはずだ。
これは、現在の技術でも、今現在でも使えるアイディアだと思う。
ARメガネを掛けてパチンコを打っていると、右隣で綾波レイが、ガンバレガンバレ、と応援してくれる。
このイメージだけで、”売れない訳がないだろう”と思った人も多いのではないだろうか?
当然、このアイディアは、他のIPにも転用出来るし、女性客のために、男性キャラが応援するパターンもいいだろう。
パチンコ屋は、ARパチンコ屋として生まれ変わり、人気も復活するだろう。
パチンコだけでは無い。
イスラエルに過去の例があるが、ARを演劇で使用してもいい。ということは、能や歌舞伎にも応用可能でもある。
銀英伝でラインハルトの演説を聴く一人になれる。もちろん、艦内のディスプレイからは、無限の宇宙と数千もの艦隊が見える。
ライブでもいい。
今もVTuberなどで使っているところもあるが、結局、演出面が弱いのだと思う。”中空を魚の群れが泳ぐ”などのハイブリッド演出を入れるべきだ。
相撲などのスポーツにも応用可能。ドラゴンボールのような画面効果が楽しめる。
その他、プロレスでも、野球、サッカーでも、画面効果や選手情報などが、手軽に楽しめる。
結局、ARは、使い方が間違っていて、誰も高い機械を買って、自分の汚い部屋とのハイブリッド映像なんて見なく無いのだ。
人には”出かける理由”が必要なのであり、”場としてARを楽しむ”というのが適切な使い方だと思う。
さらに言えば、映画版パトレイバーで、自動車のフロントガラスに情報が映っている場面があったと思うが、あれも、ARでやるべきだと思う。ドライバーは、ARメガネを掛けて運転する。バイクもARヘルメットにする。
(従って、”日本の産業に未来はない”なんてことはない。知恵を絞れば、いくらでもあると思う。エンタメ産業の雇用規模から、”国を支えるまでにはならない”という指摘もあったが、新しい産業を(使い道)を考えればいいだけだと思う(思いつかない?では、なおさらそれを思いつく私を生かすべきだと思う))
当然、アメリカの親分にも儲けてもらわないと、足を引っ張ってくるだろうから、大阪に出来るはずのカジノはARカジノにするべきだし、ビッグテックとも協力してやるべきだと思う。
どうかな?
私を生かしておきたい理由に少しはなっただろうか?
解約というか、サブスクをやめて、クラブ経由で販売されている年1の買い切りパックにしたかった。
増田はJリーグ中心に色々スポーツを見るのでDAZN自体は「高ぇな!そして当初に比べてコンテンツがしょぼい!」とは思いつも、Jリーグの配信という人質を取られているし、仕方なく課金をしている。
去年はうっかりしてクラブが販売する年間パックの規定数が売り切れていて、仕方なくサブスクで契約した。来季は、来シーズン用のパックを無事に買ったので、シーズンも終わったしサブスクを停止したかったのだ。
それでインターネットで一時期炎上してた解約ダークパターンを経験することになった。
DAZNの窓口が黒すぎる件については、ネットで見てはいたし怒ってた人もたくさん見かけたが、まぁ何ていうかやっぱり「ダークパターンだー」という脱力感がひどい。そもそも導入後どんどんサービスが改悪されているのもうんざりさせれているというのに。
改悪例
コンテンツがかけ変わるのは、Jリーグが放送パートナーにDAZNを選んだ時点である程度は覚悟していたのでまぁいい。
でも視聴時の環境・仕様がどんどん改悪されていくのには心から腹が立つ。それも視聴者が使いにくい端末制限やCMの入り方など「使い勝手が悪くなる」というのがどうにも。
一昨年シーズンまでは毎年クラブ販売の年間パックを買っていたのだが、あれは期間が過ぎるとピッチリ・パッキリ見られなくなる。「おたくさん、見られまへんえ」とすげない返事である。見られなくなることにかけては厳密にシステマティックにしっかりやれるのに、なんで解約の確認に2日間もかかるんだ。
法律が変わって、解約方法を分かりやすくしろという話になっているはずなのだが努力目標なんて海外の配信屋が守るわけないよなぁ…今日の朝に解約をしたので、明後日までに無事にメールが届くかどうか…。届かなかったらまた延々とチャットさせられるのスゲーいやだな。消費者庁に相談だけでもしておこうかな。ちりつもで少しでも改善されればいいが、期待できないかなぁ…
題名の通り。去年までは両方とも発売されていたけど、今年になって消えた。
以下要因を邪推
戦隊もののソーセージは畜肉、プリキュアのソーセージは魚が主な原材料となっている。で、昨今の円安や世界情勢の混乱により、原材料となる魚製品や畜肉などの価格が値上がりした。
一方でこの手の商品は子供向けである以上大幅な価格転嫁ができず、結果として利ザヤが減ってしまった。
そもそもこの手の商品は版権料とかの問題もあるのでもともと利ザヤが少なそうに見えるが、資源高でさらに減ってしまい製造する企業にとって旨味がなくなった。
水産庁の資料(図表1-8 食料品の消費者物価指数の推移)を見る限り2020年以降原材料となる魚介類や肉類の価格が一気に高騰している。
バンダイが発表している数値によると、2023年時点での年間売り上げ(国内トイホビー)は
となっている(参照)。翌年の売り上げ見込みは微増しているが、全体的にはそこまで高くない。
参考までに10年前(2013年)の売上を見ると(参照)、戦隊シリーズは96億、プリキュアシリーズは106億円であった。
少子化とか娯楽の多様化とか放送時間変更とかいろいろな要因があるのだろう。ただ、これらのシリーズの商品の大部分を出しているバンダイの売り上げが減っているということは、他社が販売する関連グッズの売れ行きも鈍りがちになっているということはなんとなく想像はつく。
当然そこにはソーセージも含まれるわけで。結果として高い版権料を払ってIPを取得しても売り上げが…という事態になりかねない。当然会社にとっては旨味がない。
(※なぜ「IP別売上高」の数値を比較しないのかといえば、戦隊シリーズのそれにはバンダイが海外で販売する『パワーレンジャー(※海外向けにローカライズされた戦隊シリーズ)』の売上が含まれているからだ。
それだけなら何の問題もないような気がするが、パワーレンジャーのおもちゃ販売権?が数年前にバンダイからハズブロに譲渡されたのだ。結果として一部を除いた海外での売り上げがごそっと抜けてしまった。そういう事情を理解せずにその前後で数値を比較をするのは不適切。)
この手のソーセージにはおまけが欠かせない。昔はキン消しみたいなミニモデルが同封されていたりもしたが、戦隊シリーズの場合雪印からプリマハムに版権がうつった2002年にミニモデルからカードに移行している。プリキュアは基本シール類である。
で、これらの商品は同作品のほかのおもちゃなどと連動することはない。少なくとも戦隊ものだとカードを使って云々…というのはあんまりないわけだし(直近だとゴセイジャーとか?)。
最近だとおもちゃはもとより、インターネット経由の廉価なのにリッチリッチハイカー教授な中身のアプリ類も子供の周りにあふれている時代である。そんな時代にただのカードやシールをおまけにつけても、目が肥えた子供がどの程度欲しがるかは未知数である。
そう考えると、アーケードゲーム『ガンバレジェンズ』で使えるカードを同封している仮面ライダーのソーセージはおまけの中身としては優秀なのかもしれない。9月から始まる『仮面ライダーガウ』のは出るかどうかは知らないが。
幼稚園のころから「キャラクターもの=まずい」という認識だった自分の偏見ですが一応。まあ自分は舌が肥えたクソガキだっただけなので敷衍することはできないよなぁ…
前回のブコメでオススメしてくださったゲームは遊んでいるものもあれば、遊んでいないものもありますが、どれも参考にしていますし、いつか遊ぶと思います。
なので、また何かオススメがあれば書いてくださると嬉しいです。
51〜65はこの記事
ダンガンロンパシリーズ完結作で、突然集められた超高校級の才能を持つ面々が殺し合いゲームを強要されるデスゲームものにして、その殺し合いの加害者クロを見つける学級裁判で謎を解くミステリゲーム。
テキストを主体としたゲームとしては3作目とマンネリし始めるナンバリングだが、全くもってそんなことはなく「嘘」をテーマにした幾つかの事件を今まで以上の絶望さで描いている。
特に超高校級の総督王馬小吉にまつわるエピソードは圧巻で、歴代作品を踏まえて「絶望対希望」は「嘘対真実」の言い換えだと無邪気に信じていた気持ちを粉砕させられた。
ダンガンロンパシリーズはこの作品以降はファンディスクのようなものしかリリースされていないが、なるほど確かにこの後に単純な4やV4をリリースするのは難しさがわかるのもシリーズファンには賛否がわかれる内容だった。
このシリーズはアニメ版の「3」で絶望して少し身を引いていたのだが、改めてこのV3を遊んで、やっぱりダンガンロンパは最高だなと思いを改めた。
公称ジャンルは百合要素を含むミステリーで、物静かで落ち着いた女性のサチと、元気で朗らかなタカコのカップルの関係値の変遷を追うノベルゲーム。
日常の動作、食事、自然の豊かさ、季節感などなどの風景や情景の描写に文量が大きく割かれているのが特徴的で、淡々と進む中で彼女たちが何を感じたのかを、咀嚼するように読み解いていく。
そんな平和で楽しい内容が、あるタイミングで突然ガラッと風景を変え、死と向き合うことの難しさ、生き続けることの意味などを問いかける哲学的で幻想的なストーリーに変化していく。
ものすごく大好きで愛してる作品だけど、面白いというよりは、考えさせられるというか、このキャラ達のことをずっと延々に頭の隅で思い続けることになっているような、それぐらい大きな作品だった。
文明が崩壊した世界で何故か稼働中のVRMMORPG「アーキタイプ・アーカディア」を遊ぶ人達の思想がぶつかり合う、火傷しそうな熱意が伝わってくる熱血ノベルゲーム。
ゲームは遊んでおらず食糧も水も希少な世界で必死に暮らしているルストと、その妹でラスモス・ゾティーラ・トゥーラッカという独自の挨拶でゲーム内で仲間を増そうと頑張っている妹のクリスティンの二人で始まった旅がどんどんと広がっていく壮大さが魅力的。
テーマの「ゲームは楽しい」を伝えるために様々なプレイヤーと対決していくのが、まさに楽しいゲームで、ゲームを遊ぶゲームというメタ構造になっている云々と言った小賢しい理屈を跳ね除ける沸る激情が最高に楽しいゲーム。
可愛いヒロインも沢山登場するのでそういう方面でも面白く、特に僕はコロネちゃんがダントツに大好きで、専用ルートのその先を妄想して悦に入ることがある。
1980年代後半近代化が進み発展する街「三咲町」を舞台に、電話すら知らないほど田舎から引っ越してきた静希草十郎が、魔法使いを自称する二人の少女と出会うボーイ・ミーツ・ガールもののノベルゲーム。
まず目を引くのが非常に作り込まれたルックで、立ち絵と背景絵、その上にかぶさるテキストウィンドウという一般的なノベルゲームでありながら、表現の幅がとても広い。
ストーリーも田舎に住んでいた主人公が、街に慣れることを通じて、近代的な社会とそうでなかった時代を浮き彫りにしていき、当たり前に享受している一般的な水道や電気や貨幣すらも、近代化の恩恵であり当たり前ではないエピソードが手を変え品を変え繰り返し語られるのが、情緒的な染みるように楽しい。
この情緒的ながら近代日本では当たり前のストーリーと、新伝奇ものらしい魔術を使った異能バトルのストーリーとが、静希草十郎にとっては同じだけ異質なものなのが、面白かった。
(なお、ちょうどまさに今このとき、スマートフォンで遊べるガチャ形式の運営型ゲームFGOで、彼女たちのアフタストーリーが読めるそうなのだが「ガチャを我慢する」という脳の回路が焼け切れ、貯金や手を付けてはいけないお金をあっさり使い込んでしまった過去があるので、僕は遊べないのがモドカシイ)
怪盗、探偵、警察、盗人、泥棒と正義と悪が入り交じる登場人物たちの中、ハートとため息を盗む怪盗ミスアルテ共に盗みを行っていくクライムサスペンス。
フィクションらしい痛快さに振ったリアリティラインながら、この世界観の中でも丁寧に盗みを行う段取りを立てるパートがあるのが非常に好印象。
自分たちが犯罪者であることを認めながら、法では救えない大切な人のために死力を尽くす怪盗たちの生き様が格好よくて滾る最高に面白い作品。
そんな怪盗たちですら挽回不可能に思えた最後の盗みの仕掛けは、まさにハートとため息を盗まれた爽快さで、思わずコントローラを握る力が強くなりすぎて、スティックを壊してしまうほどだった。
○大好き
陽気なミスカと陰気なスバルの対照的な二人の友人関係が、無垢で人形のようなルウが転校してきたことから大きく変化することになるノベルゲーム。
学校で熟成される閉鎖的な人間関係と、思春期らしい堂々巡りを続ける自己言及を、丁寧な心理描写と情景が伝わってくる幻想的な精神世界の問答で文章を魅せるタイプの作品。
女の子同士の三角関係のように見えて、早々にミスカの好意は豪快に空回っており、スバルはミスカのことを全く好きではないと、二人の視点シーン毎に同じエピソードを描くことでそれがわかる構成が読んでいて辛い。
楽しいとか面白いような前向きな感情で読める作品ではなく、思春期の女子高生の自己問答の末に得られた後ろ向きで退廃的な選択が、三人の関係値を歪めていく悲劇を読ませる作品だった。
父親の実家がある田舎に帰省した羽藤佳が、その田舎にまつわる伝説とそれを取り巻く異能のものたちと交流していく、和風伝奇ジャンルで女の子同士の恋愛を表現するノベルゲーム。
まず伝奇ものとしては、歴史にまつわる蘊蓄や衒学趣向的なやり取りが多いが、それが少しづつ大きな設定の開示に繋がっていくのがワクワクする。
主人公の羽藤佳は異能こそあるものの直接的な戦闘能力はないため、ヒロインたちに頼ることになる恋愛の導入が、アカイイトらしさだ。
バッドエンドの豊富さも面白く、バッドと言いながらメインルートとは異なる選択を魅力的に描いており、最初から最後まで飽きずに楽しめた。
琴を演奏する筝曲部の熱血部活ものパートと、数十年前の女生徒同士の心中事件を追うサスペンスパートが混ざりあったノベルゲーム。
仲間との和を大切にする鈴と、演奏技術に重きを置く有華の二人の女性が対立しながらも関係値を育てていくのだが、こちらのパートは琴の演奏に関するやり取りが多く、甘い恋愛の要素は少なめ。
対して、数十年前の心中事件の方は、終わりが心中だからこそ、はっきりと恋愛の要素があり、そこに至るまでの過程は辛いシーンもあれば、甘いシーンもある。
主人公の保護者であり老齢の尼、十六夜妙蓮さんの大活躍はすごく印象に残り、もう一人の主役といっても過言ではないだろう。
ポケットモンスターの世界観をテキスト主体のアドベンチャーゲームに仕立てるシリーズで、2018年の名探偵ピカチュウから5年ぶりの続編にして、完結作品。
バトル以外の生活の場におけるポケモンの生息が魅力的で、それを映像でなく文章で楽しめるのは唯一無二だ。
これはもう他の作品と違って客観的な評価は完全に捨てるしかなく、ポケモンは実在する、ポケモンと生活したいなどと、ポケモンへの思い入れがあるからこそ楽しめる作品。
肝心のストーリーについては、実写映画版が先取りしていたせいで、サプライズ展開がサプライズになっていないのが気になるし、これほど間が空いてしまうと期待度も相応にあがってしまう、可能なら短編を定期的にリリースしてほしいが、難しいかなあ。
海面上昇が止まらず住む場所を失った人が多くいる近未来の日本の離島を舞台に、超エリート校に通っていたが夢破れて戻って来た斑鳩夏生が、アンドロイドの少女アトリと交流する恋愛ノベルゲーム。
主人公の斑鳩夏生はめちゃくちゃ優秀で頭の良いカシコなのだが、とある事情により左足がなく、精神的にも不安定なので、生きづらい描写が開幕からは続く。
しかし、美少女アンドロイドのアトリによりそこが一変し、彼女が左足を補い、精神的な不安定さも補いとサポートすることで、どんどんと前向きになり、社会基盤が大きく変化した田舎町でその頭脳を活かしていくのがワクワクする展開。
この頭脳で手の届く範囲の人たちを救っていくシーンは非常に前向きかつ地に足がついた展開で、大好きな丁寧さだった。
ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーのシリーズ第三弾で、怪異の噂を横スクロールのような探索パートで調べてから、RPGのボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキストが主体のアドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。
死印の直接的な続編で、主人公や他の登場人物も共通しており、ストーリー的にもそれを踏まえての悩みや成長が描かれるので、必ずそちらを遊んでから遊びたい。
前々作では怪異に振り回されてばかりの主人公だったが、今作では一転して、怪異と立ち向かうことに強い哲学的な回答を持つことになる。
ホラーの恐ろしさや恐怖を煽る部分に着目しがちだったが、ストーリー的に感動するポイントが多くあり、とてもおもしろかった。
ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーのシリーズ第二弾で、怪異の噂をDRPGのような探索パートで調べてから、RPGのボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキストが主体のアドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。
前作とは同じ世界ではあるが、登場人物は異なっているので、設定を飲み込めるなら今作から遊んでも問題ない。
アウトローを自称する鬼島空良とその仲間たちが怪異と戦うストーリーだが、単純な腕力では倒せないので、現場を操作し証拠品を集めて、知恵を絞って敵と対峙するシリーズの骨子は共通している。
前作よりもブロマンスな傾向が強調されており、主人公の鬼島空良と、親友にして反社会勢力の天生目聖司との持ちつ持たれつの関係値が面白かった。
キャラのポリゴンが常にステンドグラスが透けて見える、特徴的なルックが目を引く、キャラクタの演技主体のアドベンチャーゲーム。
閉鎖的な隠れキリシタンの村の中で、正道とは大きく変化した異質なキリスト教をテーマにした、宗教にフィーチャーした作品。
前半こそ村人との楽しい交流や名産品に舌鼓を打つ展開などコメディ要素も多いが、中盤からは宗教を信じることの覚悟を問うような重苦しい展開が続く。
タイトルの意味がわかる、とあるキャラの慟哭シーンは、思い出すだけでも気が重たくなる悲しい作品だった。
全国の小学校から落ちこぼれだけを集めたガンバレ組の面々がデスゲームに巻き込まれることから始まる、アクションゲームとテキストを読むパートが融合したアドベンチャーゲーム。
息をつかせぬ展開が魅力で、一転二転、七転八倒、とにかく次から次へと設定の根底をひっくり返すような、サプライズ展開が目白押しで最後まで遊べる。
そんな中でもガンバレ組の絆の深さ、彼らが分かつ事ができない強い関係であることを信じれるようになってからは、痛快なストーリーが続くのも楽しい。
アクションゲームは若干とってつけた感があるとも思うが、ガンバレ組の得意な能力をゲームっぽく表現できているとも言える、かも。
転校生の主人公が複数の美少女たちと恋愛しつつ、100年に一度死から蘇る謎の現象を追う伝奇サスペンスの要素もある、ノベルゲーム。
恋愛部分は正直前フリ感が強く、伝奇パートと関係が薄いヒロインたちのエピソードは薄めで、関係が濃いヒロインは濃いと、濃艶がはっきりしているのは好みが分かれそう。
死から蘇った人間は周りの人間の記憶の整合性を操作しながら生きながらえるため、どうやってその蘇った人間を見つけるのかのフーダニットの段取りが、ミステリしていて面白い。
設定こそ新本格作家のアニメ化もした某作と似通っているが、ゲームならでは仕掛けやミスリードがあり、しっかりとノベルゲームに翻案できている良作。