
はてなキーワード:カリカリとは
朝起きたときはあまり頭が働かないのでフレンチプレスを使います。はんぶん寝ててもいれられるし、豆を挽く道具をちょっといいものにしたらじゃりじゃりと粉が混ざることが少なくなりました。でも使ったポットを洗うのがめんどくさいので昼間はドリップしたりします。20年くらいつかってたどこで買ったかわからないプラスチックのドリッパーが割れてしまったので誰でも簡単と宣伝されてた新しいやつにしたらペーパーフィルタが台形から三角のやつになりました。これはフチをうまく折らないとぴったり貼り付かないのでなかなかに扱いが難しい。三角の頂点側から円弧側に向かって折りしろの幅をいい感じで広げるのが難しいけれど、うまく折れてお湯を注いだときに隙間なくぴったり貼り付くととても嬉しい。
こないだエジプト料理屋さんで飲んだアラビアコーヒーがスパイス入ってて美味しかったので、真似をしてカルダモンとかクローブとか入れてみようと思いました。最近カレーをよく作るのでスパイスはあるのだ。食器棚の上の方にいつのまにかちいさなすり鉢とすりこぎがあったので、それで潰して混ぜるととてもおいしかった。スパイス入れるときはプレスよりもドリップの方が香りがたつ気がします。
うまく入れられたカルダモン入りコーヒーを飲みながら、はて、こんなすり鉢いつ買ったっけ?と考えてみると、そういえば4年ほど前に当時いっしょに暮らしていた老ねこのご飯としてカリカリやにぼしやかつぶしを細かく砕いて混ぜてやろうとして買ったことを思い出しました。でも、カリカリやにぼしはすり鉢で潰すには硬過ぎて、結局別の器具を購入してほとんど使わなかったので忘れてた。老ねこも最初は喜んでいたものの、だんだん固形物を食べること自体できなくなって、ペースト的なものしか食べられなくなったのでそちらもあまり使えなかったのだけども。
茶トラの老ねこはずいぶん長生きしてくれて、おかげでもうねこのいない生活など考えられなくなってしまったことと、あとちょうどたまたまよいご縁があったこともあり、彼女を失ったあと間をおかずにこんどはしっぽの丸い三毛のこねこと暮らすことになりました。それから3年ほどたって、私がコーヒー豆を挽くごりごりとした音を聞くと、こたつの中から飛び出してきて増田の足におしりを引っ付ける体制で座り込むようなとても良いねこに育ってくれました。なお豆を挽き終わってお湯が沸くまでの間、しゃがんでちょっとねこを撫でようとしてもするりと避けるくせに、お湯が沸いてポットに手を伸ばすとまた増田の足におしりを引っ付ける体制で座り込んだりします。
そういえば、歯を磨こうとして電動歯ブラシのスイッチを入れるとブーンという音を合図にこたつから飛び出して洗面台の中に飛び込んでくるようになったので、最初は水でも飲みたいのだろうかと思い、洗面台の蛇口から水をぽとぽと落としてみたりもしたけど、いまは右手で歯を磨きつつ左手でしっぽのつけねをぽんぽんとかるく叩く時間とすることで落ち着きました。あとお風呂にお湯を張ろうとして給湯器の”お湯張りを開始します”という宣言を合図にやっぱりこたつから飛び出して風呂桶のふちに飛び乗ったりするので、しばらく一緒におふろにお湯が溜まっていく様子を眺めたりしています。あらためて振り返ると自分が思っている以上に決まりきった毎日をルーティンとしてこなしているのかもしれない。ただ、ねこにとっては1日を決まったルーティンで過ごすことがもっとも幸せであるという話も聞きますし、それは私にとっても一番良いことであります。
寒さが厳しい今頃の季節は、空気が乾燥していて、静電気が発生しやすい。
服を着替える時もパチパチと音がするし、金属製のドアノブに触れる時など、まるで小さな雷に打たれたようにパチーン!と激しい音がする。痛い。
妻とキスを交わす時も、パチーン!と音がして、二人の唇に痛みが走る。
だいたい、朝起床する時、朝御飯を食べる時、二人で自宅を出る時、仕事から帰宅した時、晩御飯を食べる時、夜寝る時には妻とキスをするようにしているので、その度にパチーン!と音が鳴って、二人で互いに唇の痛みに顔を顰めることになる。
最近観たネットの面白動画で、猫を飼ってる人がカリカリを手渡しで猫に与えようとしたところ、静電気のパチーン!が発生してしまい、お猫様にシャーッ!と威嚇され、猫パンチを喰らうというものが有った。
俺も妻もこの動画がお気に入りなので、近頃はキスして静電気パチーン!が発生すると、妻が猫っぽくシャーッ!と俺を威嚇するようになった。
さっきも威嚇された。
可愛い。
(※二人とも五十代)
おいおい、そんなにカリカリすんなよ。お勉強ができるのは結構だが、お前こそ指標と現場の乖離ってやつが見えてないんじゃないか?
確かに景況感指数(DI)は企業のオヤジ連中にアンケート取って算出してる。
だがな、そのアンケートに答える人間だって、朝から晩までニュースや株価、取引先の顔色っていう雰囲気(情報)を見て判断してるんだよ。
自分のカネ回りがすべて? そりゃカッコいい台詞だが、そのカネ回りを決める客や投資家が、プロパガンダや雰囲気に流されて財布を閉めたらどうなる?
どんなに腕のいい職人も、世の中が不況だって空気になれば仕事が止まるんだよ。
その人間が感情や情報で動く生き物だってことを忘れて指数が全てなんて言ってるのは、それこそ机上の空論、教科書を丸暗記しただけのお坊ちゃんだな。
まあ、そんなに死ね死ね言うな。血圧上がるぞ? 旨い酒でも飲んで、少しは世間の空気ってやつを吸ってみな。余裕がないと、いい仕事はできねえぞ。
まず言わせてくれ
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ホットスナックとはコンビニエンスストアで買えるアツアツの揚げ物とか焼き物を言うんだ。
俺はほんとに、ほんとに金を貯められない。その理由の20%はヤツら、ホットスナックのせいだ。間違いはない。
ホットスナックの花形といえばフライドチキンであることを否定する奴はいない。
ことさら、辛いタイプのフライドチキンが不味いと思うならば少なからず自分の味覚が一般から乖離していることを自覚して欲しい。
辛いもの、特に大衆に向けて放たれる辛いものは往々にしてうまい。
そして、揚げ物であればうまがられる可能性はおよそ八割を必ず越える。
-------------
ローソンはおそらく、揚げ油をコク寄りにするよう指示しているだろう。
彼らの戦略を否定しないが、Lチキレッドはおかずにするにはどこか頼りなく、単体で食うにはどこか厚ぼったいのだ。肉はむしろ薄いのに、不思議だ。
ニューデイズにしかない。だから東日本管外の連中はしらないだろう。
ニューデイズにはまずフライヤーがない。だから連中は加熱水蒸気を使用したノンフライヤーを使用する。
そのため、ホットスナックに含まれる油分は冷凍前の揚げ油と鶏の持つ油分だけだ。
幾分ヘルシーであるにも関わらず、クリスピー感が強く、肉厚だ。
あんなものを簡単に調理できるノンフライヤー的な加熱水蒸気調理器は異常と言っていいだろう。
連中はあれで東日本を手中に収めようとしている。その判断の冷静さには脱帽だ。
-------------
ファミチキレッドは、満を持してファミリーマートが送りだす辛系ホットスナックだ。
ファミリーマートは長いことスパイシーチキンに辛味分野を任せてきた。
この判断は正しい。スパイシーチキンはファミチキより安かったからだ。
どこか圧縮肉的な肉感を盛っており、スパイシーチキンはどの店舗でも品質のバラつきが少ない。
バラスト性に優れると言い換えてもいい。
コショウをベースにした辛味も癖になるし、あの味わいはたぶん、小さく切って酢豚の揚げ豚代わりにしても成立する。
衣は厚くないしクリスピー感も程々だが、完成された味わいではあった。
言っておくがファミチキレッドをしょぼいファミリーマートで頼むな。
よいファミリーマートは端っこが固くなったファミチキを供することはない。
まずはいいファミマを探せ、お前の食べたいタイミングに合った揚げシフトをもつファミマを。
-------------
お前にできることはそれだけだ。もしなにか一緒に食べたかったら昆布のおにぎりにしろ。
ファミチキレッドの揚げ立ては半端ではない。ケンタッキーでも勝つことはできない。
あんなにうまいものが全国どこでも手に入りうることは、もはや国家転覆を狙ったテロである。
カリカリの衣と辛味のマリアージュを一度だけでいいから体感してくれ。
連中は逃げない。不味いファミチキを引くな。夕方や深夜の微妙な時間を避けろ。
-------------
おれは本当に仕事がつらいし、38にもうじきなるから腹周りの脂肪が気になる。
ファミチキレッドにはそれを捨てて、嫁の信頼と子供とのコミュニティーをないがしろにしても食うだけの価値が、残念ながらある。
ファミチキレッドとハイボールを買え。ちゃんと揚げ立てを出すファミマを探せ。
まず言わせてくれ
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ホットスナックとはコンビニエンスストアで買えるアツアツの揚げ物とか焼き物を言うんだ。
俺はほんとに、ほんとに金を貯められない。その理由の20%はヤツら、ホットスナックのせいだ。間違いはない。
ホットスナックの花形といえばフライドチキンであることを否定する奴はいない。
ことさら、辛いタイプのフライドチキンが不味いと思うならば少なからず自分の味覚が一般から乖離していることを自覚して欲しい。
辛いもの、特に大衆に向けて放たれる辛いものは往々にしてうまい。
そして、揚げ物であればうまがられる可能性はおよそ八割を必ず越える。
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ローソンはおそらく、揚げ油をコク寄りにするよう指示しているだろう。
彼らの戦略を否定しないが、Lチキレッドはおかずにするにはどこか頼りなく、単体で食うにはどこか厚ぼったいのだ。肉はむしろ薄いのに、不思議だ。
ニューデイズにしかない。だから東日本管外の連中はしらないだろう。
ニューデイズにはまずフライヤーがない。だから連中は加熱水蒸気を使用したノンフライヤーを使用する。
そのため、ホットスナックに含まれる油分は冷凍前の揚げ油と鶏の持つ油分だけだ。
幾分ヘルシーであるにも関わらず、クリスピー感が強く、肉厚だ。
あんなものを簡単に調理できるノンフライヤー的な加熱水蒸気調理器は異常と言っていいだろう。
連中はあれで東日本を手中に収めようとしている。その判断の冷静さには脱帽だ。
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ファミチキレッドは、満を持してファミリーマートが送りだす辛系ホットスナックだ。
ファミリーマートは長いことスパイシーチキンに辛味分野を任せてきた。
この判断は正しい。スパイシーチキンはファミチキより安かったからだ。
どこか圧縮肉的な肉感を盛っており、スパイシーチキンはどの店舗でも品質のバラつきが少ない。
バラスト性に優れると言い換えてもいい。
コショウをベースにした辛味も癖になるし、あの味わいはたぶん、小さく切って酢豚の揚げ豚代わりにしても成立する。
衣は厚くないしクリスピー感も程々だが、完成された味わいではあった。
言っておくがファミチキレッドをしょぼいファミリーマートで頼むな。
よいファミリーマートは端っこが固くなったファミチキを供することはない。
まずはいいファミマを探せ、お前の食べたいタイミングに合った揚げシフトをもつファミマを。
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お前にできることはそれだけだ。もしなにか一緒に食べたかったら昆布のおにぎりにしろ。
ファミチキレッドの揚げ立ては半端ではない。ケンタッキーでも勝つことはできない。
あんなにうまいものが全国どこでも手に入りうることは、もはや国家転覆を狙ったテロである。
カリカリの衣と辛味のマリアージュを一度だけでいいから体感してくれ。
連中は逃げない。不味いファミチキを引くな。夕方や深夜の微妙な時間を避けろ。
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おれは本当に仕事がつらいし、38にもうじきなるから腹周りの脂肪が気になる。
ファミチキレッドにはそれを捨てて、嫁の信頼と子供とのコミュニティーをないがしろにしても食うだけの価値が、残念ながらある。
ファミチキレッドとハイボールを買え。ちゃんと揚げ立てを出すファミマを探せ。
ものすごいヒステリー癇癪持ち女で、日々理性でそれを押さえ込んでいる
老人になってボケるのが怖い
そんな感じで基本的に神経質でカリカリしているので、付き合ったり結婚するなら精神的に余裕のある人がいい=ほな年上を狙った方がいいな!と思っている
そもそも母親が同類で、年下の男性(父親)と結婚したものの父親では母親を受け止めることが出来ず、母親は怒り狂い父親は病んで離婚し、年上の男性と再婚して幸せそうにしているから、自分は最初から年上を狙った方がいいだろうというのもある
趣味のコミュニティやらで出会い自体はある方だけど、マジで、年上からモテない
反面年下からは「俺どうですか?」などとめちゃくちゃ言われる
揶揄われているだけだと思って流していると、他の人経由で「○○くんってどう?」と聞かれたりもする
やっぱり人生を重ねると人を見る目がついて「おっこの女やばそうだな」と思われてる????????
一人で生きていく覚悟を決めないとな…
メスガキ「お兄さんの喉まんこ、ヒク♡ヒク♡してるのわかるよ〜」
メスガキ「この棒で喉の奥、カリカリ♡しちゃったらどうなっちゃうかなぁ〜〜〜♡」
俺「オ゛ッゴホッゴホオ゛ヘッ♡これ、ヤベッイグッ♡オ゛ッホオ゛エ゛!!!」
メスガキ「むせちゃったねえ、かわいそ〜〜♡」
辛い
俺「熱でクラクラする」
メスガキ「お兄さん辛そうだね♡お兄さんが眠れるように音楽流してあげようかな?」
俺「や、やめギターギュイギュイーーーーーンドラムドコドコドコwwベースチャカチャカチャカデスボウボォーーーーーーーーーーーー
俺「」
メスガキ「あ〜♡癒されすぎて何も言えないんだね♡」
メスガキ「きゃあこわ〜い」
数時間後
俺「」
メスガキ「あれ♡さっきの威勢はどうしたの♡薬切れちゃったのかな♡」
メスガキ「うわぁ♡お兄さん汗だくで気持ち悪〜い♡」
俺「」
メスガキ「何にも喋んないのつまんな〜い、ゲームしてこよっ」
俺「いかないで」
メスガキ「……キモ」
うるさい
俺「昨日から熱出てて……」
メスガキ医者「コロナの検査しますね〜♡」ハナスティックズボーーーーーー
俺「ぎゃあああああああああ」
メスガキ医者「陰性ですね〜♡」
たぶん、あの話はどこにも書かないまま一生終えると思っていた。
わざわざオブラートに包む意味もないぐらい、その言葉どおりのことをした。
「いじめてた」とか「いたずらの延長で」とか、そういう言い換えは、逆に猫にも自分にも失礼な気がするからやめておく。
もちろん当時は、そこまで言語化して考えていたわけじゃない。
ただ、今になって振り返ると、あれはどう見ても「殺した」だったとしか言いようがない。
***
暴力を振るうタイプではなかったけれど、いつも口が悪くて、教師に盾突いて、家では親に向かってドアを思い切り閉めて歩く子どもだった。
問題は、そのイライラの行き先を、自分より弱いものに向けることを覚えたことだった。
最初は、ただ、何かを拾った、というだけのことだった。
雨上がりで地面はぬかるんでいて、猫は泥と埃でべたべただった。
片目が少しにごっていて、ああ、たぶん誰も拾わないやつだ、と思った。
家に連れて帰ったわけでもない。
ちゃんと世話をしようと思ったわけでもない。
あの頃の自分に、そんな「責任ある行為」をする能力は、残念ながら備わっていなかった。
尻尾を引っぱって逃げる様子を見て笑ったり、棒を振りまわして脅したり、石を投げたりした。
最初は当たらないように投げていたのに、だんだん「どこまで近くに投げられるか」を試すゲームになっていった。
ある日、石はちゃんと当たった。
足を引きずるようになって、鳴き声が変わって、それでも自分はやめなかった。
なんとなく、止まるタイミングを完全に見失っていた。
それがどんな結末を迎えたのか、細かい描写はここには書かない。
ただひとつ言えるのは、気づいたとき、猫は動かなくなっていて、けっきょく自分は誰にも言わず、そのまま公園を出て家に帰った、ということだけだ。
その後しばらく、夜になるとあの公園のベンチの映像が頭に浮かんだ。
猫の姿そのものより、濡れた木のベンチと、薄暗い街灯の光のほうが、なぜか記憶にこびりついている。
そこから先の道を、あのまま真っ暗なほうへ踏み外していってもおかしくなかったんだろうと思う。
幸運か、不運かはわからないが、自分はその道から外れることができた。
中学に上がってから、担任が怖い人で、殴る代わりにしつこく話を聞いてくるタイプだった。
大学は、たいして目的もなく入って、バイト先で怒られながら仕事を覚えた。
ただ、日々の小さな「やらかし」と「怒られ」と「反省」と、どうでもいい雑談の積み重ねが、自分を少しずつ「普通」に近い場所まで連れ戻してくれたんだと思う。
それでも、猫のことは消えなかった。
何かの拍子に、あの公園の色だけが急にフルHD画質で蘇る感じがある。
時間でぼやけるどころか、「忘れられなかった事実」というタグが付いて、むしろ保存性が上がっていく。
***
30代半ばになって、同棲の話が出た。
相手は、職場で知り合った人で、明るくて、よく笑って、感情の出し方が自分とは正反対だった。
「一緒に住むなら、猫連れて行ってもいい?」と言われたとき、胸の中で何かが硬くなる音がした。
「猫?」
猫が嫌いなわけじゃなかった。
むしろ最近は、道端で見かけると写真を撮るくらいには好きだった。
ただ、そこで連想するのが公園ではなく、マンションの一室になることを、頭がうまく処理できなかった。
白い猫だった。
ふわふわしていて、目が青くて、画面越しでも「この家で一番かわいい生き物です」みたいな顔つきをしていた。
「めちゃくちゃ可愛いじゃん」と口では言った。
それは本心だった。
ぎこちなさが出ていたのかどうか、自分ではまったくわからなかった。
帰り道、電車の窓に映る自分の顔を見ながら、「猫を殺したことがある人間が、猫と一緒に暮らしていいんだろうか」と考えた。
別に、また殺したくなる気がするわけじゃない。
今の自分がそんなことをするとは思えないし、イライラをぶつける対象として猫を選ぶメンタリティでは、少なくとももうない。
それは「飲酒運転を一度でもしたことがある人」とか、「昔、人を殴ったことがる」とか、そういう類の話とは、少し違う気がする。
もちろん猫は何も悪くない。
そして今、自分がこれから「守る側」のポジションに立とうとしている。
そのギャップが、うまく飲み込めない。
***
数日後、正直に話すかどうかで迷った末、かなり薄めた形で打ち明けた。
「子どもの頃、動物をいじめてたことがあってさ」と前置きしてから、
殺した、という単語だけはどうしても口に出せなくて、
相手はしばらく黙っていた。
その沈黙の長さに耐えられなくなって、「いや、今はもう絶対そんなことしないけど」と、いちいち余計な一言を足してしまう。
「……じゃあさ」
「いま、うちの猫を見て、何かしたくなる?」
その質問の仕方が、妙に真っ直ぐで、逃げ場がなかった。
ソファの上で伸びているやつ、キャットタワーから顔だけ出してるやつ、窓辺で丸くなっているやつ。
「ならないよ」
答えは即答だった。
それだけは、自信をもって言えた。
「私もさ、昔、虫とか平気で殺してたし。
今はさすがに猫とか犬に当たる気にはならないけど、
でも“昔の自分”が完全に消えたかって言われたら、そんなことないし」
ただ、「昔の自分が完全に消えたなんてことはない」という言葉だけは、妙に胸に刺さった。
そして今、その大人が、「猫と一緒に暮らすかどうか」を決めようとしている。
***
それからしばらくして、本当に一緒に住むことになった。
引っ越し当日、キャリーケースの中で騒いでいる白い猫を初めて見たとき、
自分の心臓の鼓動が一段階ギアを上げたのがはっきりとわかった。
爪を立てて暴れるその小さな生き物は、自分が昔、公園で追い回した猫とはまるで別の存在だ。
でも、「猫」という種としては完全に連続している。
同じカテゴリの命だ。
ケースの扉が開いて、猫が部屋の中をうろうろし始める。
ソファの下に潜りかけて、途中でやめて、コンセントの匂いを嗅いで、カーテンによじ登ろうとして叱られる。
自分は玄関のところで、靴を片づけるふりをしながら、それをこっそり見ている。
「ほら、なでてあげなよ」と言われて、
ぎこちなく手を伸ばす。
柔らかい毛に指先が触れる。
猫は一瞬こちらを見上げて、「動物的な評価」を下すような目をしたあと、特に何もなかったかのように、また部屋の探索を続けた。
その瞬間、自分の中で何かが、静かに「現在」を上書きした感じがあった。
「ああ、この猫は、俺が昔殺したあの猫じゃない」
「でも、同じ種の、別の一匹として、今ここにいる」
それは許しではないし、償いが済んだという話でもない。
ただ、「過去に猫を殺したことがある人間」が、「今、猫と暮らしている」という事実が、世界のどこかに一つ増えた、というだけだ。
***
こんなことを考えている自分に、果たして猫を飼う資格があるのかはわからない。
それでも毎朝、白い猫が腹の上に乗ってきて、
猫を殺したことがある少年が、大人になってから猫を飼うことに抵抗がない人って、いるのかな。
たぶんずっと、少しだけ怖いままだ。
でも、その怖さごと抱えたまま、明日のカリカリの量を量る大人、
昔の人は見過ごされて今の人は捕捉されやすいが正しい
うちのオカンは全く片付けできなくて細かいとこの掃除はするけどどんどん物を買ってきては放置して見えてるとこの床は綺麗だけどそもそも床が見えてるとこがほとんどないタイプ
俺も掃除と片付けできなくて床が見えないし見えてるとこにもごみが落ちてるタイプ
大学の保健センター行ったら発達障害っぽいねって言われて検査して無事投薬されたのが10年前くらい
今思えば小さい頃から運動音痴だし提出物はなくすかまともに期限に間に合わなかったしお道具箱に残した給食のパン放置して忘れてカリカリにするしで明らかにハッタショガイジだったんだよな