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はてなキーワード:カシナートとは

2025-05-04

ダン飯が「作品にメスを入れる」様に見えるのはRPG成立過程無頓着からでは

ダンジョン飯が「お約束世界観に対して上から目線でメスを入れ」るコンセプトだと聞いて意外だった。というのもあの作者がやってる事は当たり前の世界観構築の一つだと思っていたから。

 

ダンジョン飯みたいな「古典RPGお約束世界観に対して上から目線でメスを入れようとする作品」が前から嫌いだった

https://anond.hatelabo.jp/20250427090957

 

多分なんだが、元増田JRPG一貫でRPG黎明期かに興味がないのではないか

そういう約束事というのは最初からあったのではない。グラフィックがプアな黎明期製作者達が共同幻想を構築していったので出来たものなのだ

 

そもそもダンジョンって

ダンジョンそもそも城の地下に築かれる地下牢を指していた。中世近世ヨーロッパには教育刑概念はない。だから地下牢では拷問が行われたり単に囚人放置して餓死させたりしていたし、灯火も無く発狂必須だったりした。大きさはそんなに広くはない。

そこから怨念が染みついた恐ろしい場所というイメージが付いた。

更に城が放棄されて崩壊しても地下構造は残る。そこで「崩壊した古城の地下には財宝が残っているかも」という妄想が付きまとうようになった。

1970年代テーブルトークRPGTRPG)の代表D&Dダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ)ではこの妄想を膨らませ、「ダンジョンには巨大構造があって深くなうほど怪物が強くなって最奥にはドラゴンが財宝を守っている」という設定を作った。

ゲーム盤はただのマス目とサイコロだけであり、付属カードイラスト世界観想像してね、という仕様だ。

因みにドラゴン旧約聖書にも載っている「悪の手先」で、モンサンミッシェル寺院屋根の上でミカエルに踏んづけられていたりする。昔からだれもが知っている悪の手先ダンジョン妄想世界観を組み合わせたんだな。

 

黎明期にはこの手の「世界観設定」の途中で意味付与された事物が沢山ある。例えば

 

ガーゴイル

羽が生えた悪魔みたいな生物ガーゴイルだが、これは元々はキリスト教会の雨樋のことだ。

教会建築では建物が痛まないように屋根の雨を壁から離れたところに落とす為の雨樋を付ける。日本の雨落しみたいな方法だ。

この雨樋の水出口には動物怪物の顔から吐出するデザインが用いられていた。ごれがガーゴイルで、「うがいでガラガラ」みたいなオノマトペなのだガラガラうからガーゴ。

ローマ水道で吐出口がライオンの頭みたいなもんで、欧州伝統的な魔除けデザインだった。

これを黎明期RPGでは悪魔怪物として「生命」を持たせたのだな。

 

エルフ

エルフ伝説は各地によって異なり、悪戯好きの悪鬼の地域もある。これが今の耳が尖って痩身で聡明という風に固定されていった。

 

三大コンピュータRPG

特にRPG約束事の形成に影響を与えたのがウルティマUltimaバーズテイル The Bard's Tale、ウィザードリーWizardryの三つだ。

このうちバーズテイル日本だとややマイナーかもしれない。これは発売時期が他の二つより遅くてJRPGの発売時期と被ってしまった為だ。

でもこの作者はUltimawizを繋ぐ鎹みたいな人物だ。バーズテイル舞台スコットランド現存する遺跡から名を取ったスカエブレイという町なのだが、このスカラブレイという町はウルティマにも登場する。そこにはホークウィンドという重要人物が居るんだが、これがバーズテイル作者のロー・アダムスの成り替わりキャラ

一方、wizには人間離れした強さの忍者ホークウインドが登場する。これもロー・アダムス。

 

で、この三つの作者はD&Dが作ったファンタジーRPG世界を拡大して今の「約束事」が出来ていくわけだ。この時独立独歩じゃなくて三大タイトル作者三人が協働したのが大きい。一人のアイデアを他が模倣する事で世界観確立していくわけだから

 

からこの当時のプレイガイドなどを見ると、所謂攻略本などとはかなり違う。「この怪物はどういう生き物か」「この地形はどういうものなのか」という設定資料的な記述がとても厚い。

グラが貧弱な分、そういう所で世界観を膨らませる&作者たちの世界観を共有する事がプレイの楽しみという感じなのだ。それはだから単なるゲームではなくかなり文化香りを纏っていた。

 

笑える失敗も

これを翻訳した日本でもその世界観の紹介は重要コンテンツとなった。何しろRPGという約束事が無い所にコンテンツを持ってくるのだから

でもそのせいで恥ずかしい失敗もしている。代表例が、wizに出てくるかなり強い剣「blade cusinart」を「名匠カシナートの打った名刀」と紹介してしまたことだ。これの正しい訳は「クイジナートのフードプロセッサ」なんである

cusinartはアメリカキッチン用品メーカーであって、作者は悪ふざけで入れたアイテムだったのだが、翻訳チームはその辺のニュアンスを感じ取れなかった。今のフランス料理を「ヌーベルキュイジーヌ」って呼ぶこと、綴りを知ってたら間違えなかったのにな。

 

ウルティマの変質狂的世界構築

こんな風に三大タイトル世界観構築に勤しんでRPGというジャンル形成していったのだが、そのうちのウルティマRPG約束事を超えて風変りな変化を始める。

まず、モンスターを殺しまくってラスボスを倒し、財宝を手に入れ救世主として祭り上げられる、というRPG目標無視して、時に二律背反する命題を乗り越えて善行を積み、人格者として成就するというのがゲーム目標になる。

次に世界を救ったはずが他者文明破壊しており、他の種族の侵攻の原因を作ったのが主人公だった。その種族との調停和平を目指すというのがゲーム目標になる。

次にNPC生活するようになり、店員は夜になると家に歩いて帰り、食事をして寝る。だから夜に店に行ってもサービスを受けられない。

次に凡そすべてのアイテムが動かせるようになり、好きな所に置いておくことができる。移動した物はそのままそこに残り、位置セーブされる。ついでにそれらに生命を吹き込むと勝手に移動する。

これらはもうゲームの進行に何も関係が無い。だけど現実世界では物は動かせて外出から戻ってもそのままある。会社員は定時で退社して家に移動してご飯食べて寝る。だったら再現するのが当たり前だ、という考えである。 

そしてこういう現実で出来る事は出来るようにするという仮想世界構築の妄執ウルティマオンラインという世界初のMMOを産んだのだった。

 

最初MMOはいなりメバース

当初のウルティマオンラインの熱量というのは語り草で、ドワンゴ川上量生が時々熱っぽい文章を書いているのを見た事があるかも知れない。

これは単に初めてのネトゲと言うだけじゃなくて、RPGとしては異常なものであったからだ。

というのも、当初のUOにはクエストも無ければクリア目標もない。一切無い。ただ仮想世界があるだけ。

モンスター徘徊する世界を強くなれば安全冒険できるが、装備品鍛冶屋に作ってもらう必要がある。でも一人で沢山のスキルを持つ事はできないようになっている。だから協働必須なのだ

更に鍛冶屋は原料を仕入れ必要がある。原料→中間製品製品とする事で、疑似的な経済循環が成立する。オフラインゲームしかやった事無い人がこんな世界に放り込まれたら最初困惑するがやがてハマって「もう一つの世界から出て来れなくなる。

しかもなんの役に立たないアイテムが超大量に存在する。ゲームじゃなくて仮想の「世界であるならそれは当然だな。

RPG世界を構築する」の妄執を続けていったら到達した怪作と言っていいだろう。

 

ただ、プレイヤーの行動は作者の思惑とは違うところも多かったようだ。

最初は店のアイテムもそのまま移動できた。だがリアルでそれを持って行くのが悪徳なら仮想世界内でもそれを控えるだろう、と作者は考えたが、そうはならず結局は制限を付けるしかなかった。

 

JRPG

一方、ゲーム産業が隆盛した日本ではRPGはそれらとは違う進化を遂げることになった。やる事が細分化されて示され、それをクリアするのが目標となった。

また、「この〇〇というのは古代ケルト風習で」とか「ケルト風習なら△△では□□をするのがしきたりか」みたいな世界解釈をするという文化文脈が余り無い。すると余計な詮索は世界に半畳を入れるような無粋な真似、という事になる。

 

ポストモダンもっとロクでもないぞ

するとお約束世界観に対する解釈を行う行為ポストモダンの「脱構築」の如くと言うのは得心が行く。

でもポモが虚仮にされるのは、世界に対する自分ルサンチマンが見えるからだ。批判対象になるものをまるで理解も出来ないのに、「独自解釈」で切ればその対象支配者になった気分になる。彼らはその為にやっている。概ねその対象職業社会国際関係などの身体的に揉まれないと会得出来ないもの、基礎常識が大量に必要になる物が多い。

そのノリでサブカルチャーなどの作品ジャンルを斬れば斬られた方は棄損するしユーザー層は冷や水掛けられてシラケる。

だけどダン飯の場合は棄損して終わりではなくて、先に述べた黎明期世界観構築と相同の行為であるからポモなんてゴミとはかなり違うだろう。

そもそも年喰ったポモなんてネトウヨになってるのが相場だ。心性が右翼からじゃなくて社会コミット出来ない自分自我保護の為にやってるのだな。はてなにも居るな。彼らって言ったがはてなのは彼女らかな。

 

日本刀が強いわけ

ファンタジー日本刀が強すぎ、とか侍が特別扱いされ過ぎ、というのがよく話題にのぼるが、これもRPG関係してるのよ。

1960~70年代日本ブームがあった。このブーム主体アメリカ反体制ベビーブーマーで、要するにヒッピーの類縁なのだ

当時のアメリカ若者の一部は己らの西洋文明がイヤになっていた。物質主義で、商業主義で、民族自立に対して戦争弾圧していた。理想主義だったマルクス主義はとんでもない抑圧的体制しかなっていない。

そこで注目されたのが東洋哲学特に禅だった。特に日本の禅」に強く吸引されたのだ。当時の日本敗戦世界の表舞台から消え、工業が再興して居たが文化的には謎の国となっていた。ビートニクと呼ばれる小説家集団の影響もある。

端的にいうと、ヒッピー的には日本とは精神的で特別存在だった。

 

これが同時代サブカルチャーに影響を与えるようになる。例えばスターウォーズジェダイとは時代劇の「ジダイ」の事で、侍に類した強い精神性を武器としている。

からwizには他の地域戦士はいないのに最初から侍と忍者は登場する。ウルティマにも刀が登場する。

また、日本刀の制作は限られた刀匠以外には禁止された事もあり、その制作過程は過剰に伝統工芸的で精神的だ。これもヒッピー文脈にある人を魅了した。

故に1980年前半に勃興したコンピュータRPGに登場したのだ。だからムラマサはワードナでも真っ二つなのだ。彼ら制作陣はベビーブーマー後期からその下の世代である

 

因みにウルティマの作者の思想ガチヒッピーであるウルティマ6のオープニングに表れているので暇があったら見てみて。https://youtu.be/7nBWuV_E6Eg?si=WIOEs3PObTpBFADO&t=462

 

「正しい記述」への志向

魔法の残量をマジックポイントMPと書くゲームマナと書くゲームがあるだろう。

この「マナ」というのは文化人類学用語なのだ民族部族魔法や神力があると信じられている場合、その力をマナと言うのである。だからMPよりもより正しい用語に直したのだな。

こういうのも約束事の世界観にメスを入れて修正した跡だ。

 

ダン飯は黎明期価値観、行動則をなぞっている

からあのマンガがやってる事は物語にメスを入れて切り裂く行為ではなくて、黎明期に構築していった行為と相同であり、黎明期精神を共有していると見える。

というか、wizウルティマプレイガイドそっくりなのだ。作者がwizを後からプレイしたと知って驚いたくらいなのだ

 

因みに増田普段マンガを読まないのだが、ダン飯にはハマってしまい、その世界が終わるのがイヤで最終巻をまだ読んでいないのだ。我ながら病的である

 

ところでなんでもサービスイン当初のUOをやりたいと考える人は多く、その為のクラシックサーバが出来たようなのだ増田ちょっとやってみようかな。

Permalink |記事への反応(0) | 20:26

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2025-05-03

anond:20250427090957

この話題に対して「WIZカシナートでおふざけしてるんだけど~~~」は文盲が過ぎるだろ……。

ここにいると文字をまともに読むことが特殊スキルに見えてくる

Permalink |記事への反応(0) | 03:00

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2025-04-27

ダンジョン飯みたいな「古典RPGお約束世界観に対して上から目線でメスを入れようとする作品」が前から嫌いだった(後半に追記コメント返しあり

この速さなら言える!

D&Dソードワールドウィザードリィと連綿と続く古典RPGコンテンツ大元を辿ればトールキンに行き着くようなそれらの「剣と魔法冒険譚」が持つ世界観に対して、現実主義的な観点からある種のスノビズムが如きメスの入れ方をかましては「どうだ!俺の完璧考察!参ったか!」と踊り狂う輩が昔から嫌いだった。

それがあくま悪ノリ一種しかないので作者も真面目に考えているというほどではないという前提を崩すことがないなら受け入れることも出来るが、真面目くさった顔をして「科学思考により考察すれば生態系がああしてこうして栄養エネルギーの流れはどうたらこうたら」と抜かすような連中はどうにも虫酸が走るのだ(別の作家名前を挙げれば、天原はセーフだけどKAKERUNGって感じかな)

そもそもファンタジーあくまファンタジーでありそれ以上でも以下でもないということは誰もが遊びの大前提として捉えるものだと俺は思っている。

「人型ロボットとか馬鹿馬鹿しいよな」「いいやミノフスキー粒子散布下での宇宙戦争は有視界での接近戦を前提としているのでAMBACの効果を得られる人型こそが……」といった論争は、そういった議論ごっこが好きな奴らが誰の目にもつかない場末掲示板でやるならまだしも、出版社を通して出すような本では慎んでいくべきなのではないかということである

今しがたのべた「であるべきなのではないか?」というのはあくま自分個人的趣味嗜好の一種しかないことは理解している。

人類全体が受け入れるべき絶対的イデオロギーだとは思っていない。

単に俺自身がこういったものがどうにも好きになれないというだけの話だ。

ダンジョン飯のような作品がやりがたる「ゴーレムというものは……」「魔法というものは……」「ダンジョンとは……」といった考察なんてものは出口と入口が反転していることにも気づかない連中がポストモダニズムごっこを繰り返す超無秩序ソーカル事件状態しかないのに、何故それをあんなに真面目くさった顔を真っ赤にしながらやれるのだろうか本当に気持ち悪いな……という感情論しかないのだ。

ダンジョンなんてものは風化した古代遺跡へ盗掘に行った連中がそこに住み着いた野犬の群れに襲われたのを「我々は冒険なのだが、モンスターとの戦いから辛うじて逃げ延びてきた。これはダンジョンにあった宝箱から取ってきた財宝でござる(単に昔の偉い人が普通に保管してたのを盗んできただけ)」と言い換えただけであり、それをベースに作られた数々の冒険譚が積み重なって作られた集合意識的な「ダンジョン」という概念に対して後付けでそれっぽい補正をつけるという行為のどこに科学的な考察があるのかと、俺はずっとずっと思ってきたのだ。

概念の成立をその歴史から紐解いていくこともせずに全く別の所から引っ張ってきた理論を持ち出して「逆算したふり」をかまして見せる行為は、その文化が成立していった背景を踏みにじるようなものだと思えてならないのだ。

まり魔法というものの成立について紐解きたいなら学びを得るべきは金枝篇であって熱力学ではないということだ!

ああ全く持って俺の個人的感情論に過ぎないな本当に。

でも俺はこの感情否定する気はない。

否定される謂れもない。

だが表出するタイミングを選ぶ分別はある。

あるので、言えるタイミングがあるうちに言っておくということだ。

今だけ文句いえ美って奴だな←?

原文ここまで


ここから追記

なんか昨日から突然伸びだしてホッテントリに入っていた。

GWで暇なのでコメント返しをする。俺は礼儀正しいから。

death6coin いいぞ増田で吐き出せ

Hige2323 まあ増田で喚く分にはどんだけ的外れでもどこにも迷惑掛けないから好きなだけやるといいぞ

chokottocモンスター自覚があってちゃん増田ダンジョンにいるのえらい!

ありがとう。「ウンチトイレでするもの」みたいな肌感覚はこれから大事にして生きていきたい。

wdnsdy面白ければ目線が上だろうが下だろうがお約束展開だろうが逆張りだろうが何でもいい。面白くないやつだけが

kori3110  なるほど。好みのとして理解はできる。魔法科学的に説明出来たら魔法やないやろ問題みたいな。ただ、上から目線の正体は作者や作品というより「それが商業成功により絶対正義扱いされること」のような気も

情報洪水に脳が殺られ自分の中での「面白いか正義」が全人類にとっての善悪なのかを切り分けきれてない人が増えてきたように感じる。俺は最初から最後まで「俺の個人的感想だけど、俺は嫌いですね」しか言ってないのに、それ以上の何かを見出されているようなコメントが多いように思った。

魔法陣グルグル

あれはお巫山戯だと自覚したうえでのお巫山戯を貫いていると思っているので個人的にはあり。まあ本文読んでからコメントなのか、タイトルだけ見ての条件反射なのか、そんなのどうでもいいから俺の好きな作品の話がしてーんだよなのかは読み取れないんだけど。

cider_kondo どうでもいいけどウィザードリィって3番目に強い武器カシナートとかそういうノリのゲームやぞ(巨頭の片割れたるウルティマも平然と宇宙行ったりラスボスコンピューターだったりする(ネタバレ(そこ気にする所か?

そもそもラスボス名前が……なんて話は今関係ないよね。俺が言ってるのは古典ファンタジー世界観踏襲した作品群についてのことであって、それぞれの中で個別にお巫山戯要素があるかってマジで関係ないよね?

nnnmmmlllD&D自体が「古典ファンタジーお約束世界観に対して上から目線ゲームシステム化、数値化しようとする作品」なんですが

altar 予想通りウィザードリィが入っている出オチ、だと思いつつ増田思想を読み進めていくと大元として自分で挙げたトールキン否定している二段オチだった。

nowa_s民間伝承を体系化して己の世界を作ったトールキントールキンの作った世界を数値化・システム化したD&Dその他のPPGには嫌悪感ないのかな。/「趣味趣向」じゃなく「趣味嗜好」と書いてるとこは好感持てる(上から目線)

oreujiトールキン名前出しておきながら指輪物語にもケチつけそうな増田だな

ぐぅ……いい意見だ。話をちゃんと聞いてもらえていると感じる。俺の中に「トールキンはそれまで散り散りだった伝承を集約して世界観を構築したから凄いのでセーフ」「ガイギャックス達がやった試みは挑戦的だからセーフ」という実力主義的な差別意識があったことを指摘されている。「いっちょ噛みはアウトだけどガチの構築ならセーフっていうならダンジョン飯もギリセーフでは?」みたいな話だよね。結論だけショートカットして語れば、俺の個人的感想の線引きは俺が決めていいはずだ!でもその権利は君にもあるよね!みたいな所に落ち着きそう。人間って勝手だよなあ。

FutureIsWhatWeAre空想科学読本より「すごい科学で守ります路線のほうが好き という話なら多少は賛同する

petronius7同類として私は柳田理科雄が嫌い、科学的な目線でメスを入れるフリはしても、合理的に考えたら絶対そうは成らんやろといういい加減な話が多く、技術者として読んでて怒りを覚える。

minamihiroharu柳田理科雄に対しての悪口雑言ならば同感だが、ダンジョン飯に対してなら全然同意できないw

いやマジで柳田理科雄はこれ系の総本山だと思うよ。「俺は科学という最強の権威を使って今からお前らの好きなものをぶん殴るが、お前ら如きが科学様に楯突こうとは絶対に考えないことだ」みたいな虎の威を借るオルタナティブスノビズムが極まりすぎて痺れるものセンス・オブ・ワンダーがあるならまだ「考察」になってるけど、美学世界観もなくただ「他所の分野からツッコミのための武器を用意した」だけだったら、そんなのただの「いじり」じゃんねえ。

hiruhikoandoあの世アラブモンゴルプロテスタントもないので。悪役令嬢系のファンタジーハーレクイン大元の設定ガバガバなところをいじり倒して楽しむ。

この辺はモヤモヤするよね。作者が細かく突っ込んだ所は丁寧に「考察」されているのに、そうじゃない部分はそのまま使い回されてるから世界観粒度や深度に凄くバラツキがある感じ。俺がいまいち好きになれんのはその辺に舌触りの悪さを覚えるからなのかなあ。本当の本当にひたすらメシの話だけしてれば、「まあメシには関係ある部分限定でって感じなんだよな」でスルーやすかったのかな—。

shields-pikes増田は一度創作活動をしてみよう。そうすると独自ファンタジー世界観の設定の重要さがわかるからそもそもオレ理論は、既存創作物に対する「考察」じゃなくて、オリジナリティを生むための「解釈」なんだよ。

凄いな。いきなり「お前は創作したことがないだろ。だからお前の意見は浅いんだよ」でマウントぶっぱして終わりかよ。「どうせ無産者だろ?無産者如きの感想は聞くに耐えないね?」ってレッテル貼りしかなくて呆れる。そのロジックの組立は「黒人訛り酷すぎだろお前らクロンボが小さい脳みそで考えた意見とか聞いてね—から」みたいなもんだぞ?アホが1人で喚いてるならともかく、これにスター集まってるのはヤバイと思う。

Permalink |記事への反応(27) | 09:09

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2023-10-26

anond:20231026095536

カシナートエッジは実在するもんな

Permalink |記事への反応(0) | 09:58

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2022-01-29

anond:20220129213603

異界4Fクリア

しばらく戦っていなかったから、ボス過大評価していたらしい。カルネージで一人死んだが、一人欠けても余裕の勝利だった。

戦士56レベル(グリムエッジ+三日月の斧)

忍者51レベルカシナートの剣+鎧通し)

侍35レベル(全呪文大典太+早業の短刀

ロード35レベル(全呪文バルダッシュ

盗賊36レベル(全呪文/森の精の弓)

ビショップ26レベル(全呪文白銀の鐘)

の6名で、

1ターン目は戦士忍者がサイデル2匹をそれぞれ殴って1撃で倒し、

残り4名はマジックスクリーン×2とブレイクスクリーン×2

2ターン目は戦士忍者が牙だらけのワームみたいな奴を2人で殴って倒し、残り4名はマジックスクリーン×2とニュークリアブラスト×2(ここでカルネージを食らってビショップ死亡)

3ターン目は戦士忍者レベルレインしてくるワーム2匹をなぐってそれぞれ1撃(ニュークリアブラストHP削り済みだったので)で倒し、残り3名はマジックスクリーン×1、ヒールパーティー×1、ブレイクスクリーン×1。

4ターン目で戦士忍者ボスを殴り、残り3名がスティールライフ×3。3発目のスティールライフボスに刺さり(といっても、スティールライフで削ったHPは200もなかったので、すでに瀕死だったようだが)、戦士忍者の打撃でボス死亡。

記憶違いで、悪魔みたいな奴がお供で出てくると思ってたら、お供は大して強くないやつばっかだった。

いよいよ異界5Fに突入する。

Permalink |記事への反応(1) | 23:20

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2022-01-28

anond:20220127002402

欠けた大地異界4F攻略

フロア攻略自体はこれまでで最も簡単だった。

スイッチ押しては新しい道が通れるようになる、という事の繰り返しで、これまでと違ってワープや方向転換もない。

敵は強いが、明白に弱い敵(ドラゴンピーとか)の出現率が良いため、強い敵からは逃げてればサクサク進む。(逃走失敗多いけど)

しかボスが異様に強くて全然勝てない。

取り巻き凶悪で、マジックスクリーンを重ねがけしてもガンガンぶち抜いて致命傷を与えてくる。物理攻撃普通に100~200与えてくる上に、即死・石化の全体攻撃バンバン飛んでくるせいで、主力メンバーが一人倒れただけで立て直しが効かない。

仕方ないので、このフロアレベル上げ&アイテム収集

このフロアではスティールライフ命綱である攻撃バカ強い敵はHPバカ高いので、スティールライフが刺さってくれるかどうかで勝敗が分かれる。今のところ、元魔術師ロードと、元僧侶の侍の2人しか使えないせいで何回か戦闘すると尽きる。

しょぼいのしか落とさない敵も多いが、良いの落とすのもいてくれて助かる。特にコモドトドラゴンが良いのを落とす。「盗賊短刀」、「退魔のサーベル」、「グリムエッジ」獲得。「カシナートの剣」は余り気味。しかも、コモドドラゴン自体は弱くて、HPは高いがデッドリーエアで大体死んでくれる。一緒に出てくるのも異界2Fでも弱い方に属する植物モンスターだけである

一方、ボスのお供としてもでてくるやたらブレスが強力な飛んでるドラゴンみたいなのと牙だらけのワームみたいなやつは、戦うと全滅と隣り合わせのわりになかなか良いのを落とさない。というか、飛んでるドラゴンみたいなやつは何一つ落とした事がない。こいつらを安定して狩れる強さになったらボス攻略希望が見えるんだがな。ボスのお供はあとサイデルが出てくるが、こいつはティルトウェイトが怖いだけでHPは大したこといかワンチャン排除できるはず。

追記

ドラゴンブリーダーが、「盗賊短刀」と「真冬のワンド」を立て続けに落とした。毒のワームみたいなやつとレインボーサーパントとウーズのパーティーが「三日月の斧」を落とす。

氷のワンドと三日月の斧は補助武器なので「切り裂きの短刀から持ち替えたが、切り裂きの短刀の「力+2」効果と引き換えにするほどの差はあるんだろうか? まあ、手に入る難易度も、売値も桁違いに高いから、こっちの方が良い武器のはずだけど・・・

盗賊短刀は2本になったので、企んでいるビショップ盗賊忍者という「全呪文使える忍者」とは別に現在盗賊忍者にしてしまっても良いかもしれない。とはいえ忍者にするタイミングが難しい。忍者盗賊より遥かにレベルが上がりにくいから、できるだけ盗賊で上げて、最後忍者にするのが効率的ではあるのだが、攻略を進めるという事を考えれば忍者にするのを遅くするのは本末転倒ではある。迷いどころ。

ところで、異界2Fでレインボーサーパントとウーズのパーティが「蜻蛉切り」という侍用の槍を落としたのだが、このアイテムについての情報が探しても見つからない。売値がやたら高くて攻撃力も高いから「長巻き」よりは良い武器だと思うのだが、どの程度のものなんだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 00:00

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2022-01-27

anond:20220124014542

欠けた大地の異界3Fクリア

2つあるワープゾーンが面倒くさかった。一歩歩くたびにウィザードアイを使う必要があり、マップ手書きしないと無理。

魔術師ロード、侍、ビショップの3人がウィザードアイを使い切るたびに帰還するひつようがあった。

敵は凶悪で逃げそこなうと大抵誰か死ぬ(ファイアドレイクフェニックスはそうでもないけど)。

特に、タフ・全体攻撃持ち・首はね・集団で出現と3拍子そろったファイアマティスは3グループ以上出たら負けるから逃げるしかない。

中ボスは初戦で死人ゼロ攻略できた。正直、ファイアマティ軍団ほど怖くなかった。

最初のターンに敵の攻撃がエレメンタルに集中してくれたおかげで、マジックスクリーンを張れたのが大きい。

ロードビショップが毎ターンマジックスクリーンを重ねがけしたので、敵のティルトウェイトを含む魔法攻撃がほぼ無力化できたし、ブレイクスクリーンを撃った上でスティールライフトキシックウルフボスに刺さったおかげで危なげなく勝利

そのまま4F探索へ入れる程度の消耗で済んだ。

で、また4Fで敵の凶悪度が上昇。特に手ごわい編成のやつでなければ勝てると言えば勝てるが、毎回総力戦になるから魔法使用回数と気力がもりもり削られてつらい。

あと、強い武器が出ないせいで、2Fから装備がほぼ更新されていない。戦士二人はカシナートと切り裂きの短刀二刀流。侍は蜻蛉切り。ロードは後列からバルダッシュ盗賊女王の鞭。ビショップは聖なるフレイル

ロードと侍の火力が戦士の半分しか無い上にHPもしょぼいせいで、最終的に予備役入りするはずの戦士2人がバリバリタンクダメージディーラーとして活躍している。もうこのままの編成で行こうかな・・・

Permalink |記事への反応(1) | 00:24

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2022-01-11

三連休wizardryつの試練の「旅人財産」をクリアした

探索してたら予告無しでラスボス戦が始まって全滅しかけたけど、何とか一発勝利

巷で言われてる通り、リアルラック要求される太陽マスクが1番手間取った。結局フェニックスから出た。太陽マスクが出るまでにレベル23まで上がり、フローラの何とかが3つと、カシナートの剣が5,6本出た。

まあ終わってみれば、そこまでレベルが上がってなければラスボス戦で全滅してただろうから、手間取ったのも結果オーライかな。

でも9階は、下手に逃げようとして失敗すると1ターン目でティルトウェイトぶっ放してくる敵が割と出てくるから、一発耐えられるようになるまではきつかったな……

遭難記録は、9階で全滅したパーティを救出するために編成した第1次救出部隊が同じ9階で2重遭難し、それらを救出するために1から育てた第2次救出部隊が8階で3重遭難

結局第3次救出部隊任務達成。

しかし第3次救出部隊を編成したら作れるキャラの数で上限の20人に達したため、遭難中の何人かを削除しなければならなかった。RIP

結局誰も転職しないままクリア

本来このままレベル上げとレアアイテム収集に励むのがウィザードリィなんだろうけど、他のシナリオいくらでもあるから旅人財産はもういいかな。

Permalink |記事への反応(1) | 12:32

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2021-09-18

anond:20210918111852

俺のカシナートの刃を受けてみろー

Permalink |記事への反応(0) | 11:22

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2015-12-06

http://anond.hatelabo.jp/20151205231044

ソシャゲっつっても、3DSVitaミリオンアーサーと

チェインクロニクルVを八か月くらいやっただけだが。

ミリオンアーサーには平均すると一か月に五千円くらい使ったと思う。

さすがにドラクエほどには主な話の筋やちょっとした会話は面白くはない。

でも昔の十分に面白いRPGくらいにはいいとは思う。

キャラだかカードだかにドラクエ5スライムナイトピエールに似た愛着があるものもある。

3DS版のヴィヴィアンとか。始めたばかりの頃に普通より強いがなかなか出ないホロってのが出て、

頑張って最大まで強くできるようにした。長く役立ってくれた。

ミリオンアーサーはお話のメインキャラふつうにいいと思う。

ドラクエキャラとは付き合いの長さが違うが、

長く付き合えばひょっとしたらドラクエ匹敵する愛着がわくかもしれない。

ミリオンアーサーはゲーム部分には、ウィザードリィで全部地図作ったあとに、

アイテム収集しているときと似たところがある。

で、カシナートの剣くらいのアイテム期間限定で頻繁に追加されるって感じ。

村正くらいのは他のプレイヤーとの競争トップクラスになるか、

一万円くらいお金を使わないと手に入らない感じ。

チェインクロニクルはタクティクスオウガの死者の宮殿みたいなのが

期間限定で追加される感じ。

Permalink |記事への反応(1) | 05:54

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