Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「オーウェル」を含む日記RSS

はてなキーワード:オーウェルとは

次の25件>

2025-12-13

永久のユウグレ』が凄いことになっている

永久のユウグレというアニメを知っているだろうか?

P.A.WORKSによる今期のオリジナルアニメだ。

舞台近未来

ヒロインAIの開発を手掛けている天才科学者で、主人公は幼少期に両親を亡くし、養子としてヒロインの家庭へ入る。

主人公機械いじりの天才で、ヒロインとは幼少期から仲睦まじい。

そして大人になると自然恋愛感情が芽生え、両想いとなり、結ばれる…

となりかけたところで事件が発生。ヒロイン研究に反対する勢力彼女を襲い、その際に主人公が負傷。

意識を失い、目が覚めるとそこは見知らぬ世界未来)だった…

というのが大まかなあらすじで、目覚めた主人公未来世界ヒロインの姿を探し求めて旅をする。

こんな感じのロードムービー的な話。でもこういった話自体は別段珍しくもないだろう。

主人公意識を失い、目覚めたらはるか未来世界だった(主人公コールドスリープをしていたという設定)

ではこの空白の間に、何が起きたのか?

この空白の間の出来事が、この作品の鍵だ。

そして先日の第十話にて、この部分が明かされた。

…正直、絶句した。

この先はネタバレになるので10話をまだ未試聴で今後見る予定があるなら帰ってくれ。

ネタバレOKならいうぞ。

10話にて、ヒロイン極悪人だってことが明かされる。

Q:どんなことしたの?

A:人類ほぼ滅亡させて、主人公世界トップに据えた

恐ろしいのは自分にそれほどの悪人であるといった自覚がないことだ。

これ…何がすごいのかって、本人は人類を良くしたい!悪意一切なし!てなことをやってるんだけど、そのせいで世界中の治安悪化解決方法を求めて自分の知性を象ったAI作る→そのAI「混乱の元は人間。ならその人間を消せばいい!」みたいな雑なSFみたいな発想でマジで核戦争はじめる→人類ほぼ絶滅暴走したAIを止めるためにヒロインアンドロイドを作る→そのアンドロイドAI暴走を止めてAI戦争終結ヒロイン世界英雄として迎い入れられる。

というガバガバすぎる展開…2025年SF作品としては諸手を挙げて賞賛できる内容ではないものの…いやいやアニオリ作品でこんなえぐい世界描く!?

人類の大半を殺すわ主人公もそんなヒロインに寄り添うし、最初テロ行為が実は成功していた方が人類のためだったというストーリー

ていうか残り話数もうないのにどうやって挽回するんだ!?

正直既に挽回不可能レベルで、ハッピーエンドがまるで見えてこない…

この作品ってさ、毎度サブタイトルに往年のSF作品タイトルをパロッてて(おまけに作中に登場する軍の名前が「オーウェル」)、『ハヤカワ文庫SF総解説2000』を熟読しているようなおじさんから言わすと「…へぇ」ぐらいの感じで多少期待してたんだよ。

でも途中からは敵側の知能指数ガバガバ26世紀青年世界みたいな振る舞いするもんだから「酷い脚本だな…」と思っていたけれど10話を見て認識が一変した。

ハードSFの”ハード”の意味を誤解しているような展開ながらも…いやはやこうも目が離せない展開になるとはねぇ!!

個人的に今一番注目しているアニメ作品がこれだ。

果たしてどこに着地を持っていくのか?

最後まで目が離せない!!!

Permalink |記事への反応(7) | 20:12

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-19

SFファンとして『永久のユウグレ』には正直がっかりした話

俺がこの作品を観ようと思ったのは単純に「オリアニ×SF」というキーワードに惹かれたからだ。

しか舞台独裁政権下の未来。その政権の名が“オーウェル”となればSFファンならここでもうニヤッとくるはず。なるほど。つまりこの作品未来管理社会を通じて現代批評するようなタイプの本格SFなのかもしれないな。

そう思った俺の期待は一話目で脆くも崩れ去った。

0話目は導入として普通に面白かった。問題は一話目の…全部だ。コールドスリープから主人公が目を覚ましたら未来世界であったにも関わらず文明は退化していて、そこに現代知識を持つ主人公知識技能披露して「すごい!」と驚かれる。

…これって要はSF版なろうじゃないのか?SFでやる必要ある?とまず思った。しかもその未来の描き方があまりに表層的。冷凍睡眠アンドロイドも既に古典SFが散々掘り尽くしたアイデアばかりで、掘る場所を間違えた考古学者みたいになってる。

SFの魅力って未知の世界をどう構築するかにあると思うんだ。つまりセンス・オブ・ワンダーってやつ。俺たちがまだ知らない技術確立された未来社会においては倫理観感情がどのように変化するのか?その技術がどう世界を変えるのか?それを見せるのがSF本来役割で、未来を描くっていうのはそういったことのはずだ。だがこの作品未来の皮を被った過去の焼き直しでしかない。アンドロイドが出てくるだけでSFを名乗られても困るんだよ。そこに新しさがなければ、それはただの衣替えだ。

一話のアクションシーンもそう。ぬるぬる動いていたし作画も良い。ビーム描写も迫力あった。見応えはあったけど…それはアニメとしての演出であってSF思考とはまるで関係がない。アクションが悪いわけじゃない。ただ、なぜここでアクションを描くのかという意味が全くない。悪役は馬鹿だし、世界論理を補強するどころか寧ろノイズになってしまってる。アンドロイド存在を“人間とは何か”を問うための象徴ではなく、“戦う存在”としてしか描けていない。

しかオーウェルという言葉を軽く使ってしまっているのも問題だ。あの名前が持つ文脈理解していたら本来もっと慎重に扱うはず。オーウェル体制という単語を出した瞬間に、視聴者は「ディストピア的な思想統制」を期待する。でも実際はその概念を掘り下げることもなく、物語の装飾として消費しているだけ。だから軽い。あの名前を冠するなら、社会構造もっと徹底的に描くべきだし、政治思想人間精神をどう変えるのかを掘り下げないといけない。それは本来最初にやるべきことだった。

監督インタビューを読んでさらに残念だったのは、その自覚がまったくなかったことだ。作品の狙いとして語られていたのは感情ドラマ人間機械の絆で、要するにSF的な思索を背景としてしか見ていない。感情を描くのは大事だけど、SFが背景に退いた瞬間、それはもはやSFじゃない。

この作品って要はSFとして未来を描けてない。未来を描いているように見えて、実際は過去しか描いてないんだよ。

映像舞台設定も“未来風”ではあるけど、実際の中身は何十年も前のテンプレートの焼き直しにすぎない。つまりこれは、未来を描こうとして過去を描いた作品だ。未来っていうのは単に時代が進んだ先のことじゃない。“まだ誰も見たことのない概念提示すること”だと思うんだよ。でもこの作品にはそれがない。冷凍睡眠アンドロイドディストピアも、すべてが既に古典SFで語られ尽くした過去遺産だ。その使い方にも新しい視点がない。技術の発展を描いているようで、結局は“古いSF模倣”にとどまっている。これじゃあ未来を見せるどころか、昔の未来をもう一度なぞっているだけだ。

未来を描こうとして過去を描いた。

どうか最後までこうならないことを願うばかりだ。

Permalink |記事への反応(0) | 20:59

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-29

コメント無意味

単語反応ガイジの脊髄反射コメントは言うに及ばず、称賛や共感的なものであっても、その場でパッと出てくるリアクションには価値がない。

本当に感銘受けたときの衝撃は一生かけてじんわり効き続けるものだし、それを受けての自分リアクション時間をかけないとかたちにならない。

カフカオーウェル佐野洋子佐藤春夫に「感動しました!」とか伝えたいともイイネ押したいとも思わないのである

でもインスタントな反応には中毒性があるんだよな。そのいちばんだめなとこを単離したのがSNSだ。誰が考えたんだ。

Permalink |記事への反応(1) | 18:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-08

ブクマカ海外小説ベストテンコメントの集計

https://anond.hatelabo.jp/20250804171112

コメント欄に挙げられていた小説カウントした。

ブクマカコメントだけを集計している。増田トラバは集計していない。ただし、元増田の挙げた10作だけは特別に集計に入れている。

・手作業なので多分、抜けや集計ミスがある。なお、この作業を行うにあたり、ChatGPT君がクソほどの役にも立たなかったという事実は、いくら強調してもしすぎるということはない。

作品名が書かれていないもの作者名だけのもの)はカウントしていない。国産小説カウントしてしない。自分おすすめを紹介しているわけではないと思われるコメントカウントしていない。

・これ同じ小説だろ、と思われるもの( 「長いお別れ」と「ロング・グッバイ」みたいなもの)は勝手統合して集計した。他にもこれとこれ同じ小説だよ、というものが混じっているかもしれないが、知らん。

7票

三体

5票

1984年  カラマーゾフの兄弟  百年の孤独

4票

大聖堂  動物農場  フラニーとゾーイー  プロジェクト・ヘイル・メアリー  星を継ぐもの  マーダーボットダイアリー  モモ

3票

IT アメリカの鱒釣り  アルジャーノンに花束を  火星の人  存在の耐えられない軽さ  タタール人砂漠  地下室の手記  長いお別れ  ニューロマンサー  羊たちの沈黙  日の名残り  指輪物語  幼年期の終わり

2票

異邦人  ウォーターシップダウンのうさぎたち  鏡の中の鏡  悲しみよこんにちは  華麗なるギャツビー  高慢と偏見  氷と炎の歌  シャドー81  城  水源  スローターハウス5  タイムマシン  チャンピオンたちの朝食  月と六ペンス  伝奇集  夏への扉  二年間の休暇十五少年漂流記ハイ・フィデリティ  ハリーポッター賢者の石  緋色研究  ファイト・クラブ  不思議の国のアリス  ペスト  ホワイトジャズ  見えない都市  モンテ・クリスト伯  リプレイ  わたしを離さないで

1票

24人のビリーミリガン  2666  82年生まれキム・ジヨン  HHhH  V   Xの悲劇  Yの悲劇  愛を語るときに我々の語ること  青い湖水に黄色い筏  青い鳥  青犬の目  青白い炎  赤毛のアン  悪童日記  悪霊  あなたの人生の物語  アブサロム、アブサロム!  アルケミスト  アンドロイドは電気羊の夢を見るか?  アンナ・カレーニナ  暗殺者グレイマン  石蹴り遊び  犬の力  荊の城  息吹  イワン・デニーソヴィチの一日  イングリッシュ・ペイシェント  インビジブルモンスターズ  ウィトゲンシュタイン愛人  ウォーターランド  ウォッチャーズ  失われた時を求めて  歌の翼に  ウは宇宙船のウ  海を飛ぶ夢  エーミール探偵たち  越境  エミール  エルマーと16匹の竜  エルマーのぼうけん  エレンディラ  エンジンサマー  嘔吐  大鴉  オーエン詩集 おとなしい凶器  怪奇クラブ  外套  カエアンの聖衣  カササギ殺人事件  火星タイムスリップ  風と共に去りぬ  カチアートを追跡して  カッコウコンピュータに卵を産む  かつては岸  カモメジョナサン  狩りのとき  完全な真空  期待忘却  君のためなら千回でも  キャッチ=22  吸血鬼カーミラ  吸血鬼ドラキュラ  巨匠とマルガリータ  供述によるとペレイラは…  恐怖の谷  キリンヤガ  クライムマシン  クラッシュ  暗闇にひと突き  黒い時計の旅  黒の過程  刑務所のリタ・ヘイワース  ゲイルバーグの春を愛す  穢れしものに祝福を   ケルベロス第五の首  拳闘士の休息  航路  荒野へ  香水ある人殺し物語  コーラン  黒檀  ここではないどこかへ  古書の来歴  コンダクト・オブ・ザ・ゲーム   さあ、気ちがいになりなさい  最後にして最初人類  さかしま  サバイバー  砂漠惑星  寒いから帰ってきたスパイ  シークレット・ヒストリー  シークレット・レース  ジーヴズの事件簿  ジェイン・エア 地獄  死体  シッダールタ  死にゆものへの祈り  死の鳥  死父  シャドウ・ダイバー  初秋  書写人バートルビー  少年が来る  少年時代  女王陛下のユリシーズ号  シルトの岸辺  審判  真紅の帆  聖書(新訳・旧約)  スターピット  スタンド・バイ・ミー  ずっとお城で暮らしてる  ストーン・シティ  砂の惑星DUNE  すばらしい新世界  素晴らしいアメリカ野球  スラップスティック  清潔で明るい場所  西部戦線異状なし  千夜一夜物語  戦慄のシャドウファイア  前日島  善人はなかなかいない  禅とオートバイ修理技術  喪失  捜神記  族長の秋

そして誰もいなくなった  ソラリス  ダ・ヴィンチ・コード   タイタンの妖女  タイムシップ  大泥棒ホッツェンプロッツ  第二の銃声  ダウンビロウステーション  脱出航路  頼むからかにしてくれ  卵をめぐる祖父戦争  ダレンシャン  タンナー兄弟姉妹  血と暴力の国  チョーク

長距離走者の孤独  罪と罰  ティファニーで朝食を デス博士の島その他の物語  鉄の時代  転落  闘争領域の拡大  遠い声、遠い部屋  特性のない男  賭博師  飛ぶ教室  虎よ、虎よ  トリフィドの日  ドルジェル伯の舞踏会  どろぼう熊の惑星  『ドン・キホーテ』の著者ピエール・メナール  ドン・キホーテ  ナイトホークス  ナイン・ストーリーズ  渚にて  ナルニア国物語  人間土地  人間の絆  ハイペリオン  ハイペリオンの没落  パイド・パイパー  裸のランチ  果てしない物語  バベル図書館  薔薇の名前  パリは燃えているか  パルプ  ハワーズエンド  ビームしておくれ、ふるさとへ  ビギナーズ  日々の泡  秘密の花園  日向が丘の少女  ヒルビリーエレジー  ビロード悪魔  ファウスト  不安の書  フィーヴァードリーム  フーコーの振り子  武器よさらば  ふくろうの叫び  二つの心臓の大きな川  二人の世界  舞踏会へ向かう三人の農夫  フライデーあるいは太平洋の冥界  ブライヅヘッドふたたび  ブラックアウト  ブリキの太鼓  ベルガリアード物語  ボーンコレクター  ぼくのプレミアライフ  ボトムズ  本当の戦争の話をしよう  マイクロチップ魔術師   マガーク少年探偵団  マザーレスブルックリン  マッカンドルー航宙記  マネーボール  ミゲルストリート  ミサゴの森  ミスビアンカ冒険  三つ編み  緑の家  ムーンパレス  夢幻会社  無限の境界  名探偵カッレくん  目隠し運転  眩暈  盲人の国  森の小道  やぎ少年ジャイルズ  やし酒飲み  幽霊狩人カーナッキ  ユービック  夢の終わりに…  夢みる宝石  ユリシーズ  予告された殺人の記録  夜の果てへの旅  夜の樹  夜の声  楽園への道  ララバイ  リヤ王  リリス  リンゴ畑のマーティンピピン  レ・ミゼラブル  冷血  レッドオクトーバーを追え  レディ・プレイヤー1  朗読者  ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを  路上  ロビンソンクルーソー  若草物語  鷲は舞い降りた  わたしの名は赤  われら闇より天を見る  我はロボット

感想

・国別だとアメリカ文学が多い……ように見える。

アジア出身作家作品では「三体」が人気。

SFが人気。

ミステリは人気だが、ハードボイルドを挙げる人は少ない。複数票入っているのは「長いお別れ」と「ホワイトジャズ」くらいか

短編だとカーヴァーの「大聖堂」が人気。

・超メジャー文学作品を挙げている人が少なかった。世界の十大小説とかサマセット・モームが選んだ世界十大小説なんかに挙げられている作品ほとんど名前が挙がらず。そんな中5票入ってる「カラマーゾフの兄弟」は改めてすごい小説なんだなと思える。

作者名の照応はしていないし、やる気もないが、ぱっと見だとヴォネガットガルシアマルケスオーウェルカズオ・イシグロ、アンディ・ウィアーあたりが多いような気がする。

Permalink |記事への反応(1) | 19:24

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-05-04

朗報JKローリングさん、トランスカルトを痛烈批判

https://x.com/jk_rowling/status/1918747065460420745

英国最高裁による性別に基づく権利判決批判する、最近の学界や芸術からの公開書簡を受けて思い出しておくべきかもしれないのは、「人間性別を変えられる」とか「性別の二分法は物質事実ではない」と本気で信じている正気人間など、かつて一人としていなかったし、今もいないということだ。こうした書簡は、我々が痛いほど知っていること、つまり「この虚構を信じるふりをすることがエリート階層美徳の証となっている」という現実再確認させるだけである

私は時折思うのだ。こうした書簡署名者たちは、良心の声を押し殺してから女性少女権利を奪い、異性愛への拒否公言する同性愛者をいじめ、心に問題を抱える子どもたちの不妊化を推進する運動を、どうにかして公に支援しているのではないかと。彼らは、自分たち信仰の根幹にある「トランス女性女性トランス男性男性」という嘘を唱えながら、何の呵責も覚えないのだろうか?

私にはわからない。ただ一つ確信しているのは、「そのスローガン自己矛盾ナンセンスだ」とジェンダー活動家に説得しても全く無駄だということだ。というのも、彼らはそれが真実から唱えているのではなく、むしろ「嘘であること」こそが核心だからだ。彼らはその嘘を「真実にする」ために、他人全員に強制的に信じさせようとしている。あの嘘は、カテキズム(教義問答)であり十字架でもある。「私は神の側に属している」と説明する手間を省く呪文であり、悪魔的な事実や理性を祓うための武器であり、偽科学詭弁推し進めるための呪符でもあるのだ。

こうした書簡署名者たちは恐怖に動かされている、という意見もある。キャリアを失う恐怖、そして時には暴力に訴える狂信的で自己愛的な男たち、告げ口を喜ぶ同僚、ネット上で晒し者にする者、レイプ脅迫をする者、そして自由主義職業階層の中枢に潜む影響力のある熱狂者たちへの恐怖だ。もっとも、こうした人々が果たして自由主義的」かどうかは疑問だが。ジェンダーイデオロギーは、異端者を罰する点で中世カトリックにも負けないほどである。ならば頭を低くして「アヴェ・マルヴェイニー」を唱えるのが賢明なのでは?

とはいえ、怖気づいて裏でこっそりTERF的な思考を抱えているTWAW信者たちに同情する前に、彼らの多くが進んで松明や熊手を手に取り、異端審問の粛清に加わったことを忘れてはならない。私に「女性らしい」同情心が欠けていると非難されても構わない。彼らが助長し、時には先頭に立って資金提供までしてきた数々の害悪——弱者女性への糾弾羞恥生活手段強制的剥奪未成年への無規制医療実験——を思えば、私の涙腺は最初から枯れているのだ。

歴史は、不合理かつ有害で、かつては絶対視されていた信仰体系の瓦礫で満ちている。オーウェル言葉を借りれば、「知識人けが信じるほど愚かな考え」もある。ジェンダーイデオロギーは、上から押し付けられる形で我々の制度に深く根を張っているが、決して無敵ではない。

司法の場での敗北は積み重なりつつある。ジェンダー活動家傲慢さ、過剰な要求、自惚れ、攻撃性は、日ごとに世論の支持を削っている。女性たちは反撃に出ており、着実に勝利を手にしている。スポーツ団体はようやく目を覚まし、「男性女性より大きく、強く、速い」という事実を思い出した。医療界の一部も、「10少女健康乳房を切除することが本当に心の健康回復なのか?」と疑問を呈し始めている。

トランス女性女性トランス男性男性」――この一見無害な白い嘘を、ほとんどの場合、深く考えもせずに口にしたところから始まって、数年のうちに、自分道徳的に最も高潔だと信じる人々が、「そう、レイプ犯の代名詞は死守すべきものだ」とタイプし、全女対象レイプクライシスセンターを求める女性は「絞首刑にされ斬首されるべき」と叫ぶ人々と肩を並べ、過去最大級医療スキャンダルが明るみに出つつある中でもなお、それを必死否定し続けている。

彼らは一体、自分がどうしてこんな場所に辿り着いたのか、時折でも考えることがあるのだろうか? そして、いつか恥を知る日は来るのだろうか?

Permalink |記事への反応(0) | 13:26

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-25

anond:20250425100729

例えばさ、スノーデンが出る前までは「政府監視してる」も妄想陰謀論の類だったのよ

それがリークされた時点で真実ってことがわかったわけだろ

から「裏で何かが行われている」ということを、エビデンスと言うよりは、論理ベースで推論することは可能なのよ

まあ、それをやっちゃう陰毛論者って言われちゃうから、SciFiという文学形態を取ることがあるがね

オーウェル世界が今はある意味現実だろ

Permalink |記事への反応(0) | 10:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-19

バカ魯迅オーウェルも読んだことなしに誰かの口真似で精神勝利だのイングソックだの言い出すの嫌いやわ

たまたま合ってりゃいいがたいがいわかってないしな

Permalink |記事への反応(0) | 11:26

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-04

今後の世界の構図ってどうなるの?

目先のこととして世間の耳目はウクライナトランプ・ゼレンスキーに目が行ってるけど、アメリカ撤退路線欧州との亀裂は長期的にも影響があるだろう

WW2後は、米ソ東西冷戦アメリカの一国覇権中国の挑戦、と局面が変わってきたが、今後どうなるんだろう

  

直近30年くらいは(一応)通用してた人道的建前論が通じず、強者による現状変更露骨通用する時代に入っていく

考えられるシナリオ妄想してみた

 

  

シナリオ1:米欧関係修復、NATO対中露の元サヤ路線

今回の件でこれがほとんどなくなったと思う。欧州諸国の不信は深いし、アメリカ一国主義トランプ氏だけの一過性のものではないだろう

バンスやマスクなどの後継候補もいるし、なにより「世界の警察うんざり」という感情アメリカ国民一定の支持がある。一方欧州諸国は、ウクライナ戦争が終わっても、もはやアメリカの傘の下による安全保障を信じないだろう

NATO分裂は避けがたく、明確な解体はなくとも米欧間での空洞化が進みそうだ

 

シナリオ2:米中露による世界分割、新帝国主義時代

トランププーチン蜜月を軸に、米中露のビッグディールで各勢力勢力圏を定めてしまうというのもあるだろうか

例えば欧州の大半はロシア南北大陸及び太平洋諸国インドアメリカ中東からアフリカ中国

太平洋への出口を欲しがり北海道ロシアフィリピン中国とか、イギリスアメリカに残せとかの入り繰りはあるだろうが、なんか合意可能みえしまうのが怖い

欧州は今のところ英仏が協調してるが、ここがなにかしら揉めだすとその弱みに付けこんで一気に欧州東西南再分割などあるかもしれない

新帝国主義ともいえるし、新ヤルタ体制ともいえる。オーウェル1984年が50年後に実現するシナリオ勢力図はそっくりだ!)。

 

シナリオ3:米露vs欧中の新冷戦構造

トランプ中国嫌い?が根深くて米中対立過激化するならありそう。そもそも自分としては、このシナリオがあり得そうだなって思って他のパターンを考えようとしたのだけど

もともと欧州中国比較距離感が遠くなかった。欧州ロシアへの対抗、中国アメリカへの対抗の観点から蜜月米露に対して手を組むというのはあり得るシナリオ

トランププーチンDSに対抗する光の戦士!って言ってた人たちは一番喜びそうなシナリオだな…

個人的にはこの組み合わせってかなりバランスがとれて、意外と冷戦時代のような恐怖による均衡と平和が最も長く続くシナリオなのではないかという気も。

   

シナリオ4:米欧中露によるバランス・オブ・パワー

欧州は結束を固め、EU自身による自衛力を高め、アメリカと手を切る

今でも人口4.5億のEUなのでポテンシャルは十分だが、イギリスの長距離核戦力はアメリカ製(トライデント)だし、フランスの核戦力は戦術核兵器寄りだから戦略核を充実させる必要はある

ただ、4か国ってバランス悪いよね。4つが並び立とうとすると2つで手を握って主導権を取ろうという動きが活発になる。この組み合わせでは中期的にも安定するイメージがわかない。

  

シナリオ5:米欧中露+α(インドイスラム圏・日本…)の、多極化路線文明の衝突ハンチントンシナリオ

シナリオ4では安定しないから、インドイスラム圏を加えてもう少し多極化してバランスをとったほうが安定化するイメージから妄想

考えてて既視感を感じたが、あーこれってサミュエルハンチントン文明の衝突だねと思った。ハンチントン文明の衝突では西欧文明として米欧がくくられてたけど、ここが分裂したくらいの話なんだね

ただ、文明の衝突ではアフリカ文明とか日本文明を一つの勢力として切り出していたけど、文明独自性はともかく単独で生き残るにはちょっと力不足だろう。米欧中露印イスラムあたりまでがあり得る文明連合ではなかろうか

てか、アフリカ文明ってくくりは解像度が低すぎるような気も。しゃーないけど、当時アフリカの人から怒られなかったのだろうか、ハンチントン

  

 

世界はどうなるのか。

日本はどう生き残るのか。

Permalink |記事への反応(1) | 06:54

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-22

anond:20250221212958

今の世界情勢を往年のSF作家はどう見るんだろうなと興味ある

アーサー・C・クラークとかオーウェルとか星新一とか

Permalink |記事への反応(0) | 11:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-17

anond:20250217183007

オーウェルというと1984ばっかりな昨今がなんか嫌

せめて動物農場カタロニア賛歌、できれば象を撃つあたりで語ってほしい

Permalink |記事への反応(0) | 18:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-13

なろう系が浅いとか言いたいわけじゃないけど

作者はオーウェルとかサンテグジュベリみたいなヒリヒリした戦場での死ぬか生きるか体験をしてないじゃん

 

なーろっぱって揶揄されるのがわかる気もするんよ

Permalink |記事への反応(0) | 13:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20250213124016

あと

カレルチャペックの「山椒魚戦争」もスコだ

 

動物農場とか山椒魚戦争とかああい戯画的な書き方って好きなんよね

  

オーウェルは一番好きだ

1984は擦られ過ぎてて言いたくないけど

動物農場、象を撃つ、カタロニア賛歌、ここら辺が好き

Permalink |記事への反応(0) | 13:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-11-24

動物農場を読んだ

最近オーウェル動物農場を読んだ。

なんか、群衆を率いる独裁者の豚が少しずつ事実をぼかし変更していく様や真面目だが愚かな群衆である他の動物たちがそれに踊らされている様が最近アメリカ大統領選や日本で物議をかもしている選挙の様子と重なっている気がした。

もう何が真実かは一様に群衆....一般人には把握し難い状態になっている状況も動物農場に似ていると思う。

Permalink |記事への反応(0) | 06:57

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-09-08

山形浩生長靴オーウェルの話がブクマ非表示なのでこちらで

Newman ”JULIA":オーウェルの顔を長靴で踏みにじる粗悪なフェミ二次創作

https://cruel.hatenablog.com/entry/2024/09/07/213502

山形さんはあんなにあちこち噛みつくのに自分ブクマであれこれ言われるの拒否なのはどうなんかなと思う

『一九八四』を女性主体で書き直すというやり方自体可能性があるのではないか

どうしたら上手くいっただろうか

>せめて、実はオブライエンがすべてを操るラスボスビッグブラザー (かそれを操る役)で、それをジュリア最後にガン・カタで倒すくらいのサービスがあればまだ許せたかもしれないけど

↑これはちょっと読んでみたい

Permalink |記事への反応(5) | 09:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-07-28

フランス日本は一番感覚が対極にあるので『フランス文化感性などを全肯定する人』と『こんな国とんでもない、マジで嫌い』という人に分かれやすいらしい

https://togetter.com/li/2409177


海外作家の本読むと、国によって大抵みんな面白い国と全員つまらん国がある。

もちろん全部日本語訳でしか読んでないんだけどね。

イギリスカズオ・イシグロオーウェルを筆頭にみんなおもしろい。ドリス・レッシングとかイアン・バンクスとか。

フランスは全員コメカミがシワシワになるくらいつまらない。要領を得ないことをウダウダウダウダ…つまらなすぎてよく覚えてないがカミュル・クレジオマンディアルグトゥーサンとかなんかそんなの。

ダメあいつらは。

Permalink |記事への反応(0) | 17:09

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-03

anond:20240603112157

いや、確かにスマホに夢中になってる光景ってちょっと異様に見えることもあるけど、そこまで悲観的に考える必要はないと思うよ。スマホSNSって、単に時間つぶしの道具じゃなくて、情報収集コミュニケーション手段としても使われてるでしょ。友達家族と連絡を取り合ったり、ニュースをチェックしたり、趣味情報を集めたり、いろんな使い方があるわけで、それが現実逃避とは限らないんじゃないかな。

それに、古代ローマパンとサーカスとは違って、スマホSNS自分意思で選んで使ってるものからね。オーウェルの「1984年」とも状況が違うと思う。監視されてると言うけど、現代テクノロジー自己表現自由情報交換を可能にしてる部分も大きいし、必ずしもネガティブな面ばかりじゃないよ。むしろ、それをうまく活用してる人たちもたくさんいるしね。

Permalink |記事への反応(0) | 11:24

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

駅のホーム電車を待っている時に、スマホ凝視しながら人が列を作っているのを見て、なんだかなと思った。

あの光景、まるで現代版のローマパンとサーカスだと思わん?

古代ローマでは、政治家たちが市民の不満を抑えるために無料パンと娯楽を提供していたけど、今やそれがスマホSNSに置き換わっている。

一人一人が小さなスクリーンに釘付けになって、現実から目を背けている姿は、デジタルパンとサーカスに夢中になっているようなもんだ。

オーウェルの「1984年」でも予言されたように、市民監視されながらも、自分意志でその監視装置依存している。

Permalink |記事への反応(1) | 11:21

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-03-02

短歌が好きだがもう無理になってきた

どこにでもあるような話です。

短歌を作るのが楽しくて、たくさんできたので賞に応募する

※ いままでは音の響きや、実生活における共感(あるいは正反対フィクション、驚き)をそのまま楽しんでいた

②箸にも棒にもかからず、選評を読みこむ

③「句またがりだからこそ後半のズレが全体に真実味を〜」だの言われたらそうかもしれんがそんなことまで考えて詠んでいるのか?!と愕然とする

しこしことつくる 箸にも棒にもかからないpart2

自分より年下で、早稲田東大京大(その他地方の国公立)の短歌サークルに入っていた人たちが、短歌の賞を取り、賞金をもらい、出版社から歌集をだすのをみつづける

歌集を読んでも頭に入ってこない。なんかつかれた。

ワナビーとして歌人になりたかったわけではないのに、こんなことになっちゃった

オーウェルとか読む時と同じ部類の気合いがないと歌集も読めない。

しばらくしたらまた作りたくなるのかな、あーあ

Permalink |記事への反応(21) | 00:00

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-12-01

1984ってもう著作権が切れてるんだな

kindleオーウェル1984買おうとしたらいくつかあって、一番安価なのはいたことのない翻訳者のもの

本では出版していないようで、そこでちょっと調べると1984著作権が既に切れていることを知る。

ということは、1984独自に訳してkindleで売り出してるってことなんだろうか?

別に良いとか悪いとかの話じゃなくて、今はそういうビジネスもあるんだなって知ってちょっと面白かった。

Permalink |記事への反応(2) | 00:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-10-12

日本人意識がどれくらいテレビ、で作られてきたか興味ある

チャンネル多い国ではテレビ話題にならない(人気バラエティ映画も見られてるとは限らない)

新聞配達あるのも一部だったし、ネットでやっと大手報道が目に入るぐらい

釣り大喜利のお題もない

話題はだいたい学校や街の事件共通で知ってる歌手などの話

日本テレビある意味支配的(オーウェル

Permalink |記事への反応(0) | 02:19

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-10-08

anond:20231008024431

自分らしく生きるなんて誰にもできないよ

すでにこの世はオーウェル世界

市民ネズミのようにコソコソと生きるしかできない

目立ったことをすれば鎮圧される

もし自分らしく生きたければ、誰がこの世の中を牛耳っているのか正確に特定して、山上よりももっと大規模かつ計画的にやらないと駄目

Permalink |記事への反応(0) | 02:50

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

車の中にいると個人情報が盗まれ

もうオーウェル世界だな...世界終了

詳細:https://www.orwell.org/beep-beep-blab-blab-your-vehicle-is-spilling-your-secrets-honk-if-youre-shocked/

Permalink |記事への反応(1) | 01:49

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-10-02

[政治メモ]バイデン自体問題ではない

バイデンは、背後のブレーンなしには何も喋れないだろう

インテリジェンスコミュニティが、一体なにを目的として行動しているのかはよくわからない

世界平和と安定か、それともアメリカ国益

その界隈が軍産複合体をどう制御しているのかというのも気になるところだ

様々なスパイ監視情報戦争をするなら、合理的意図がなければオーウェル世界に陥るに違いない

Permalink |記事への反応(1) | 14:17

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-08-22

内心の自由がどうたら言いたいなら、オーウェル1984」ぐらいはまあ読んでもらって。 

 

読んだ上でも、表に出す事が禁じられてても内心の自由はある、と言えるなら話を聞いてやるよ。

Permalink |記事への反応(1) | 15:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-05-20

広島サミット岸田文雄キチガイにより粉砕された

水月

@sui72381132

普段は「戦争反対平和外交で何とかしろ!」とか言ってる方々が非常に重要外交のG7広島サミットに対して、ヘルメットかぶって「粉砕!」とデモで大暴れして逮捕までされている皮肉現実。一番平和からほど遠いのはこの人達よなぁ。

オーウェル2022

@GOrwell2022

🇷🇺の核威嚇、使用「許さず」って

いやいや、使用したのは🇺🇸だし、NATO東方拡大で🇺🇦に核配備しようとしたのお前らだろ?

劣化ウラン弾を🇺🇦に持ち込んだの🇬🇧やんか、NATO軍も使用してきたし。

🇷🇺はソ連時代からも使ったこと一度もないんだけど。中国も。

お前ら、捻じ曲げ、歪曲もほどがあるだろが

タマホイ🎶🍃🗻🧷

@Tamama0306

バイデンのんきに広島G7)行ってる間に弾劾されてるwwww

mko 🇷🇺

@trappedsoldier

6時間

広島原爆を投下した米国大統領バイデン謝罪拒否し、ウクライナ劣化ウラン弾を送った英首相スナックは知らんぷり。

それで「ロシアの核威嚇非難」? 変なグループ

このように全員が完全に狂っている。税金泥棒です。

さらポーランド放射線量が急上昇。

広島にはなんの意味もなくなりました。

Permalink |記事への反応(1) | 09:59

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp