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2025-09-29

Tarski(アルフレッド・タルスキ)の「真理条件(truth conditions)」

では、Tarskiの真理条件をもう少し詳しく掘り下げていきましょう。特に、以下の3点に焦点を当てます

1. Tarskiの「意味論的真理理論」とは何か?

2.自然言語哲学AIにおける応用

3.自己言及パラドックスへの対応(例:「この文は偽である」)

① Tarskiの「意味論的真理理論」:もう一歩深く

Tarskiが定義しようとしたのは、「文が真である」とはどういうことか?という問いへの形式的な答えです。

彼のアプローチの核心は:

「ある言語Lの中の文 φ が真であるとは、φが世界状態モデル)において成り立つときである

まり

• 真理とは、言語世界対応関係(コレスポンデンス)に基づく。

言語内で完結するのではなく、「文」と「現実状態モデル)」との関係定義する。

T-schema一般化:

たとえば、任意の文 φ に対して:

「φ は真である」 ⇔ φ

という形を満たす理論が、正しい「真理理論」の必要条件になる。

② 応用:自然言語哲学AI

自然言語意味論への応用(例:ドナルド・デイヴィッドソン)

• デイヴィッドソンはTarskiの理論を使って、**自然言語意味論意味理論)**を構築しました。

• 彼は「意味とは真理条件である」という立場truth-conditional semantics)を採り、たとえば:

 > 「犬が吠える」は、犬が吠える状態が成り立つときに真である

といった形で、自然言語意味をその真理条件によって定義しようとしました。

これは、現在の**形式意味論(formal semantics)**や自然言語処理(NLP)の理論もつながっています

AI知識表現への応用

AIでは、知識ベース世界についての文(命題)を保持し、それが真か偽かをモデルに基づいて判断します。たとえば:

• 「Socrates は人間である

• 「すべての人間死ぬ

• ならば「Socrates は死ぬ」 ⇒ 真

このような推論には、各文の真理条件を明示的に扱う論理体系(述語論理など)が不可欠で、Tarskiの真理概念理論的基礎になっています

自己言及パラドックスへの対応

Tarskiが最も警戒したのは、以下のような真理に関する自己言及的文です:

「この文は偽である

これはいわゆる**「偽であると述べる真理」パラドックス**であり、整合的な意味論では扱えません。

● Tarskiの対応策:

1.オブジェクト言語メタ言語の明確な区別

• 「真理を定義する言語メタ言語)」と、「真理が定義される対象オブジェクト言語)」を完全に分ける。

2.オブジェクト言語の中では「真理」を語らせない

自分自身について真偽を語ることができないようにすることで、パラドックス回避

例:

• 「英語の文の真理」を定義したいなら、英語より強力な言語(例:数理論理を含むメタ英語)で記述する必要がある。

◉ 全体のまとめ:Tarskiの真理理論の意義

項目 内容

基本的考え 文の真理とは、それが世界状態モデル)に合致すること

技術ポイント T-schema:「『P』は真 ⇔ P」

対応した問題自己言及パラドックス、「真理」のあいまい

言語区別オブジェクト言語 vsメタ言語

応用分野自然言語意味論AI形式意味論メタ論理

Permalink |記事への反応(0) | 09:53

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2025-07-19

参政憲法草案擁護する

A:「新日本憲法(構想案)」に対する批判を見てると、驚くほど表面的で感情的な反応が多いよね。某教授の「怪文書発言なんて、学問議論とは程遠いもんだ。

B:まさにその通りだ。彼らは「国は、主権を有し」という表現だけを取り上げて「国民主権否定」と断じてるけど、これは完全な誤読だよ。尾高朝雄の「ノモス主権論」を理解してれば、国家政治的統一体として主権を有することと、その内部での国民主権は何ら矛盾しないことが分かるはずなんだ。

A:シュミットの『政治的もの概念』や『憲法論』を読んでれば、「主権者とは例外状況において誰が決定するかを決める者である」という有名な定義からも、参政党の発想が理解できるでしょ。むしろ抽象的な「国民」ではなく、具体的な政治的統一体としての「国」が主権を有するという考え方は、政治哲学的に極めて洗練されてる。

B:しかも、この草案根底にある思想は、ヘーゲルの『法の哲学』における「人倫(Sittlichkeit)」の概念と深く共鳴してるんだ。「家族社会の基礎であり、思いやりの心をもって互いに助け合う」という第7条は、まさにヘーゲル的な家族市民社会国家という人倫の発展段階論の現代表現だよ。

A:それに加えて、「主体的に生きる自由」という概念は、単なる近代自由主義を超えた深みがある。これは西田太郎の「絶対無場所」における「個と全体の論理」とも通底するし、エマニュエル・レヴィナスの「他者への無限責任」という思想とも共鳴するんだ。

B:レヴィナスの『全体性無限』や『存在するとは別の仕方で』を読めば、「権理には義務が伴い」という発想が、存在論を超えた倫理学の地平からまれてることが理解できる。これは「顔と顔の関係」における根源的責任制度化なんだよね。

A:批判者たちは「個人尊重」がないと騒いでるけど、それこそ近代西欧個人主義限界を露呈してる。ルイ・デュモンの『ホモヒエラルキクス』やチャールズテイラーの『自我の源泉』が示すように、個人主義は一つの歴史的文化的構築物に過ぎないんだ。

B:まさに。参政草案は、そうした個人主義的前提を問い直す「ポスト近代」の憲法思想として読むべきだ。アラスデア・マッキンタイアの『美徳なき時代』が批判した「感情主義」的道徳観を克服し、共同体美徳回復しようとする試みとも言えるだろうね。

A:「天皇元首とする」ことを「戦前回帰」と批判する声もあるけど、これも浅薄だ。ヴァルター・バジョットの『イギリス憲政論』やカールレーヴェシュタインの『現代憲法論』を読めば、立憲君主制近代民主主義と十分に両立することが分かる。

B:むしろエドマンド・バークの『フランス革命省察』以来の保守主義思想系譜から見れば、歴史的連続性を重視する参政党の発想は極めて正統的だ。ラッセル・カークの『保守主義精神』やロジャースクラトンの『保守主義とは何か』が論じる「伝統の知恵」の継承こそ、真の政治的知性なんだよ。

A:それに、比較憲法学的に見ても、参政草案は決して特異ではない。ドイツ基本法の「戦う民主主義」、フランス第五共和制憲法の強力な大統領制さらにはシンガポールの「共同体自由主義」など、多様な憲法モデル存在する。

B:モーリス・デュヴェルジェの『政治制度』やアレンド・レイプハルトの『民主主義民主主義』が示すように、「最善の憲法」なんてもの存在しない。各国の歴史文化社会状況に応じた最適解を探るのが真の憲法学だろ。

A:ところが、日本法律家の多くは完全に「司法試験脳」に毒されてしまってる。芦部信喜佐藤幸治といった「基本書」の記述金科玉条として崇拝し、それ以外の思考は一切受け付けない。まさに「暗記マシーン」の量産だ。

B:司法試験制度弊害は本当に深刻だよな。受験生は「基本書に書いてあること=絶対的真理」と刷り込まれ、独創的思考は「減点要因」として徹底的に排除される。その結果、弁護士になっても「権威への盲従」しかできない知的奴隷大量生産されてる。

A:特に憲法学なんて、本来政治哲学最前線であるべきなのに、司法試験受験生は「通説暗記」と「判例丸暗記」しかやらない。カールシュミットもハンス・ケルゼンも読まず、ただひたすら「芦部憲法」を暗記してるだけ。これじゃあ学問じゃなくて職業訓練だ。

B:しかも彼らは自分たちが「法律専門家」だと勘違いしてる。実際は条文と判例検索能力しかないのに、哲学思考力があると錯覚してるんだ。マックス・ヴェーバーの『職業としての学問』が説く「知的誠実性」からは程遠い状況だよ。

A:参政憲法草案を「読んでない」まま批判する弁護士がいたって話も象徴的だ。一次資料すら読まずに、某教授の「怪文書発言鵜呑みにして批判する。これこそ「司法試験脳」の典型的症状だろ。

B:結局、司法試験制度が作り出してるのは「思考停止した権威主義者」なんだよ。ニーチェの言う「価値の転換」を恐れ、既存の枠組みから一歩も出ようとしない。真の知的勇気なんて微塵もない。

A:参政憲法草案の「教育勅語尊重規定も、表面的には批判されてるけど、アリストテレスの『ニコマコ倫理学』以来の「徳倫理学」の復活として読めば、極めて現代的意義がある。

B:マイケル・サンデルの『これからの「正義」の話をしよう』やアルフレッド・マッキンタイアの議論を踏まえれば、功利主義的・義務論的倫理学限界を超えて、共同体美徳の涵養こそが真の教育目標であることが分かる。

A:それに、ユルゲンハーバーマスの「憲法愛国主義」論も、単純な個人主義民主主義では共同体統合は困難であることを示してる。参政党の「国体概念は、そうした統合原理模索として理解すべきだ。

B:ベネディクト・アンダーソンの『想像の共同体』が論じる「国民概念の構築性を考えれば、「日本らしさ」を憲法に込めることの重要性も理解できる。単なるノスタルジーではなく、アイデンティティ政治学の観点から極めて現代的な試みだよ。

A:また、「自衛軍」の保持を明記することへの批判的外れだ。ジョン・ロールズの『政治的リベラリズム』でさえ、国家自衛権基本的権利として認めてる。むしろ現実安全保障環境直視しない「平和憲法」の方が非現実的だ。

B:ケネス・ウォルツの『国際政治理論』やジョン・ミアシャイマーの『大国政治悲劇』が示すように、国際政治アナーキー自助システムなんだ。理想主義平和論では国民生命財産は守れない。

A:結局、参政憲法草案への批判は、「司法試験脳」による知的怠慢と教条主義産物だ。彼らは「基本書」以外の思想世界存在することすら知らない。ポパーの『開かれた社会とその敵』が警告した「部族主義」に完全に陥ってるんだよ。

B:まさに「反知性主義」の権化だ。皮肉なことに、最も「知的エリート」を自称する連中が、最も知的探究心を欠いてる。司法試験という「暗記ゲーム」の勝者が、真の学問議論破壊してるんだからな。

B:その通りだ。トマスクーンの『科学革命構造』が論じる「パラダイム転換」が、日本憲法学にも必要だ。でも「司法試験脳」に支配された学界では、そんな知的革命は起こりようがない。彼らは「減点される」ことを何より恐れる臆病者の集団からね。参政党の「創憲」の試みは、そうした硬直した知的風土への根本的挑戦として、歴史的意義を持つだろうね。

A:最後に、レオ・シュトラウスの『自然権歴史』が指摘した「歴史主義危機」を克服し、普遍的価値特殊伝統統合を図る参政憲法草案は、21世紀政治哲学が直面する根本問題への一つの回答として評価されるべきだ。

B:まさに。ハンス・ヨナスの『責任という原理』が提起した未来世代への責任や、フランシス・フクヤマの『歴史の終わり』後の新たな政治的可能性の探求として、この憲法草案は読み直されるべき知的財産なんだよ。

Permalink |記事への反応(0) | 21:28

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2025-07-06

言ってないセリフシリーズ抜粋

嘘だと言ってよバーニィ

アルフレッド・イズルハの劇中セリフと思われがちだが、実は言ってない。元ネタは第5話のサブタイトル

いいですか、落ち着いて聞いてください

メタルギアソリッドⅤの医師セリフ画像と共に使われることが多い。

正しくは「あなたお話があります いいですか?どうか 落ち着いて」

ずっと俺のターン

遊戯王海馬瀬人セリフとされてるが、言ってない。似たようなセリフうろ覚え等で変化したパターン

ぜんぜんわからない 俺たちは雰囲気で株をやっている

インベスターZのセリフと思われがちだが、それは絵だけで、元ネタ株式投資解説漫画「【株の知識ゼロバカが考えた株の漫画 Producedbyバーグハンバーグバーグ」のセリフ

もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな

コラ画像。元のセリフは「ここはRXに任せよう」

思ったよりヤバいのが出てきたなどうすんだこれ

ポプテピピックポプ子のセリフと思われがちだが、コラ画像で、元は『ダンジョン飯』のカブルー台詞

お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな

びたまりスケッチゆのコラ画像元ネタ少女ファイトの式島滋



出典:言ってないセリフシリーズhttps://dic.pixiv.net/a/%E8%A8%80%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

Permalink |記事への反応(0) | 13:55

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2025-06-18

anond:20250618113237

Q.

「ポケ戦」とは何のことでしょう?名作らしいのですが。

A.

「ポケ戦」とは、多くの場合1989年OVAオリジナルビデオアニメーション)としてリリースされたアニメ作品**『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』**のことを指します。ガンダムシリーズの中でも特に名作として評価されており、その理由はいくつかあります戦争悲劇を深く描いている: 本作は、少年アルフレッド・イズルハ(アル)の視点を通して、戦争いか無益で、幼い心を傷つけるものであるかを描いていますガンダム作品の多くがMSモビルスーツ)同士の戦闘を主軸に置くのに対し、『ポケ戦』はMSパイロットではない少年戦争現実体験していく過程に焦点を当てていますMSパイロットではない主人公:主人公一般的ガンダムシリーズ主人公MSパイロット)とは異なり、ごく普通少年である点が新鮮です。彼の目を通して描かれる戦争は、より視聴者に身近なものとして感じられますMSの魅力: 主役機であるガンダムNT-1(アレックス)や、サイクロプス隊が運用するザクII改、ケンプファーなど、メカニックデザインの面でも非常に人気が高いモビルスーツが登場します。特にケンプファーはその登場シーンのインパクトと強さで多くのファンを魅了しました。短いながらも濃密なストーリー: 全6話という短い話数の中に、キャラクターの心情描写MS戦、そして戦争悲劇が凝縮されており、非常に完成度が高いと評価されています悲劇的な結末: 多くのガンダム作品が最終的に希望未来を描くのに対し、『ポケ戦』の結末は非常に悲劇的であり、戦争の厳しさを痛感させられます。この結末が、作品メッセージ性をより強くしています。もしガンダムシリーズをご覧になったことがない方でも、単体で十分に楽しめる作品ですので、機会があればぜひご覧になることをお勧めします。戦争のあり方や、人の心のあり方について深く考えさせられる名作です。

Permalink |記事への反応(1) | 11:36

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2025-01-23

自分名前自分でつけられないっておかしくないか

赤ちゃんの時に自分名前を考えられないのは分かるけど、だからって親が付けていい訳ではなくない?

たとえば成人したら自分名前を変えられることにすればいいのに

俺は「アルフレッド」にする!

増田アルフレッドだ!!

カッコいいでしょ?

みんなも好きな名前自分に付けたいよね?

Permalink |記事への反応(1) | 18:32

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2025-01-18

ジークアクスのネタバレ妄言

ジークアクス見ました。

・冒頭の茶番はさすがに「こ、こいつら…w」って笑う。

マリガンやらドレンやらシャリアブルやらが妙に艶めかしい。シャアシャア。クソ野郎

ウエダハジメ成分、というかウエダハジメオマージュ成分を一番強く感じたのはニャアン。あんな感じで出てきて、でもいきなりあの表情連発するのは、そうじゃん!(語彙が無い)。あと軍警って単語の使い方。ポリ公がよという感覚の隠し切れなさ。

・マチュの動物感、良い。

・絵柄が違うのは当然SF設定の伏線

アルフレッド・イズルハの級友はギリ出そう。出るか?

薔薇? レコンギスタとつながりが? 設計図はその通路からみたいな話?

バタラみたいな太ももグラマーザク、好きよ。

・令和の時代に「ピキィーン」を擦り倒すの、富野に「ぶっ殺すヨォ!?」って言われても文句は言えない。

Permalink |記事への反応(1) | 23:06

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2024-12-29

俺がお勧めするガンダム作品10

何か今年○○のマンガ10選とかいうのがあったので、遅ばせながら俺も書いてみる。

~~機動戦士ガンダムΖΖ

色々世間的には不評なんだが、俺はベスト3の中で一番好きだったりする。

何せ「明るいガンダム」を目指した結果があれだぞ。

実際明るかったし。

ストーリー概要は、

前作Ζガンダムエゥーゴティターンズ(ジュピトリスを含む)、ネオ・ジオンが争って残ったエゥーゴ(地球連邦軍編入)とネオ・ジオンが戦う話

とりあえずつよつよガンダムでΖΖ作ってみたよ、アーガマ単艦でネオ・ジオン叩いてねという無茶ぶりな内容

えらいざっぱだけど、書いてみてなんか無茶苦茶だよな……改めて考えると。

最初10話(アーガマ入港~ジュドー達の生活描写)は結構コロニー内の生活がどんなものであるか、という生活感の描写が多くて他の宇宙世紀ものにはなかなかないのよね。

ジュドーの両親は税金が払えないので他のコロニー出稼ぎに、妹のリィナは頭がいいので山の手学校に進学させてやりたい、だからジャンク稼業で稼ぐんだ、という描写もありなかなかハードである

アムロ(親父が連邦技術士官)、カミーユ(両親が軍勤務の技術者)と金銭・経済教育的に恵まれているのに対して、ジュドーは持ち前の活力をを生かして金を稼がないといけなかったということも評価して欲しいのですよ……

そしてコロニー市長ネオ・ジオンから賄賂を受け取り……等、まあ何かと戦闘描写よりもそういった細かい描写を見ていくとなかなか腑に落ちるものがあるのではないか、と。

かい描写見ていると結構面白いんですよ。

例えばシャングリラ補給中のアーガマで食料搬入の際に生きた鶏を運んでたりするんですね。

艦内でどうやって処理するんだろう……と気になったりするんですが。

また月面のグラナダアーガマ補給に寄った際の「泣き虫セシリア(前・後)」なんかも見ごたえのある内容である

描写的にヤングケアラー(当時そういう言葉はなかった)らしいセシリア一家家計を支えていて(雰囲気的にそんな感じではある。親父はアル中っぽい?)、ゴットンにそそのかされてアーガマの入港している港を教えるスパイ的なことをさせるのは今の闇バイトみたいなのにも通じているよなあ、と思ったり。

その現場ジュドーとエルが取り押さえて、幼馴染のトーレスがいなすのだが……。

そしてゴットンからもらった報酬トランクが……そしてそのトランクを……と。

無事ネオ・ジオンの船が片付いて、セシリアが乗っているのを見送ったシャトルが無事出港しているのを見てトーレスが「良かったな、セシリア!! 運が向いてきたんだよ!!」と。

明るかったろう……ゴットンの乗った輸送艦が爆発して……

他にもネオ・ジオン誘拐されていたリィナをジュドーが救出して、負傷していたリィナを休ませていた小屋ジュドー撃破したドワッジが墜ちてしまい……

35話の「落ちてきた空」もなかなか胸に来る内容である

サイド3占拠したネオ・ジオンダブリンコロニー落としを敢行。

連邦軍は宇宙で止めることもしないでそのままコロニーダブリンへ。

そしてダブリン市民救出活動に向かったのはアーガマとカラバアウドムラ「のみ」。

地球連邦軍は何もしない、お偉方はとうに逃げているという状態で……。

そして一瞬映る病院船……その後救出活動妨害しているネオ・ジオンラカンザクIIIが映って画面が光るという……

Ζも結構理不尽描写が多かったけど、ΖΖはより分かりやすいという気がしないでもない。

個人的には砂漠編を終えてブナ屋敷ブライトが訪れた辺りがとっても厭な感じで好きなんですよ。

あの辺りはプルがいなかったら作品の清涼剤としてきつい。

けど、そのプルも……もういいよね。

それ故に最後ジュドーブライトを殴るシーンは……来るものがある。

後、おまいらの好きなかわいい女の子キャラが現役で通じるような子ばかりじゃないですか。

個人的にはルーよりエルの方が好きかな。

ポニーテールだしw

それに型落ちのMk.IIで無双だぞw

ルーもシゴデキ女だけど、エルもシゴデキ女だと思う。

けど、人間的に一番まともなのがリィナなんだよなあ……コア・ファイターの操縦もできるし。

というか、ガンダムヒロインの中でまともな女性キャラ選ぶとなるとリィナかリィズじゃあないかなと思う。

まあ何がともあれ、ΖΖは再評価してもらいたくはある。

小説版小説版で俺は好きかなあ。

アムロジュドーが邂逅して、最後シャトル発射シーンでのやり取りがあそこが最高にいい。

MSGM IIIとドーベン・ウルフがカッコいいと思います

しかし、あの頃手書きでよくあれだけの作画を週間でこなせたよなあ……

~~機動戦士Vガンダム

どんなストーリー化というと「ガンダムラピュタをやってみた」。

ラピュタってどんな話かっていうと、「少年お姫様女の子を助けに行く話」じゃない。

それをガンダムでやってみた。

そう思ってる。

そしておまいらの大好きなきれいなねーさんがたくさん出てきて大活躍だ!!

活躍だ!!

それだけでなく、ガンダムお約束の敵と味方とが心判りあう瞬間もあるぞ。

「これは壊しちゃならない。これは、人類全部の宝だってことを、アンタだって知っているだろう!!」

「褒めてやる」

ね?

……ね?

他にも色々印象的なシーンは数知れず。

特にお薦めなのは第30話「母の作ったガンダム」。

今まではガンダムを作っていたのが父ということが多かったんだが(1st:テム・レイ、Ζ:フランクリン・ビダン)、今回はF91に続き母がガンダムを作るという。

どこかでちらっと読んだんだが、Vガンダム女性社会進出意識して描いたと。

バブル崩壊以降の情けない男性と、その中で女子供が奮闘する姿を、と。

そういうことを考えると女性ガンダムエンジニア、というのもありなんだなあ、と。

なお、第36話「母よ大地に帰れ」。

見てください(予告でシャクティが言っているし)。

そしてそのまま第40話「超高空攻撃の下」まで駆け抜けるんだ!!

ゲーン基地マチス・ワーカーの家族出会ったしまったウッソは……そして夜間に空襲を受けるラゲーン基地からマチス・ワーカーの奥さん子供避難させるためにカサレリアに連れて行って……

もうこれでもか、という展開にもっと評価されてもいいと思うんですよ。

最後リーン・ホース特攻はだらしない大人たち、老人たちが始めた戦争の後始末、と解釈している。

「軍は有給休暇をもらえるところだと思っていた」というゴメス艦長リガミリティアに参画して、だらしない大人の男たちの象徴であった面々が後始末のために、と。

Vガンダムに関して思うのはウッソとシャクティ描写が幼馴染とか恋人同士というより、「夫婦のそれ」感がするのは俺だけか?

カルルマンもいるし。

「「どっちがきれいなお姉さんなんだい?」」

「カルルマンが泣いてる! 鈴の音が来たのか?」

「違います!!」

特に最後シャクティカテジナとの邂逅のあのやり取りは奥さんしかない。

まあ「カテ公わ!! あんなことして生き延びやがって!!」で(ry でないだけマシだがw

副読本で「いけ!いけ!ぼくらのVガンダム」を置いておくことをお勧めします。

その他色々見どころはあるんだけど、Vガンは語りだすと長くなるのでこの辺で切り上げ。

~~機動戦士ガンダム0083

これは劇場版ではなく13話全話見て欲しいなあ。

ストーリーを簡潔に言うと、

ジオン残党の排除目的ガンダム開発計画核兵器搭載型ガンダム作ったらパチられてえらいことになった

以上。

いやあ……色々あるけど、13話の中できちんと初代~Ζの間の中できちんと辻褄が合うようにきちんと考えた内容なんだよなあ。

どこぞやの謎パワー連発のガンダムと違って。

サ〇コフレームと言えば何でも許されると思うなよ(謎)。

最近ではデラーズフリートなんて単なるテロリストじゃんという風潮があるけど、それに対しては後付けになるがこれを言いたい。

グローブという街があった」

これは後付けだが、それ以外にもジオン共和国内等で類似の事があってデラーズフリート内にも話が届いていたのを……と考えたらどうなのだろうか、と。

そう考えるとデラーズフリートの決起も理解できるのでは……と思わなくもない。

それがいいとは思わないが。

ストーリーとしては全員キャラが立っていて、とてもいい。

ストーリーネタバレをするのがもったいないくらいだ。

13話だしサクッと見られるしね。

バニング隊長色々あるけど、いい年の取り方をしたおじさんキャラとして描かれているし。

最近いないよねえ……ああいうカッコいいおじさんキャラ

シナプス艦長もねえ……。

なお、俺はヒロインはルセットさんに交代した方が良かったんじゃあないかなあ、と思う。

あのブルネットの編み込みポニテ風のきれいなねーさんだし。

編み込みポニテ風のきれいなねーさんだし。

(※上記文章は何が言いたいかはご察し下さい……ご察し下さい……これ以上書くと(ry)

ルセットさんきれいだったよなあ……どうして……どうして……

デラーズフリート側も何だかんだと言って俺は好きなんですよ……デラーズ閣下も、ガトーも、カリウスも、ノイエン・ビッター少将も。

己が正義を通すための意地、と。

シーマ様はドラマCDとかで補完されているらしいが、未聴なので判断は保留にさせてください。



~~機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

富野監督の手を離れたはじめ他のガンダム作品

富野監督が「こんなもん作りやがって!!」と怒ったとかなんとか真相はいかに

御大が怒るのは……もういいよねw

ストーリー

一年戦争中立コロニー群サイド6の「リボーコロニーで起きた戦争アルフレッド・イズルハの視点で描いた作品

全6話と短いので初めての人にもおすすめ

取り合えず、ジオン側的には「新型ガンダムが出来たんだけど、それパチるか壊さねーとやべーから中立コロニードンパチやるか」

連邦側は「俺達戦況有利だし、戦後の後始末あるからコロニー駐留していいよな? ン?」

リボー市民「どうして……どうして……」

まあ……こんな感じでしょう。

ジオンザクカッコいい!! と思っていたアルがバーナード・ワイズマン(バーニィ)、クリスチーナ・マッケージ(クリス)と出会い、一生忘れられないクリスマスを迎えるという……

作品内容がクリスマスの季節なので、24日に合わせてみることお薦めします。

クリスマスに合わせた心揺さぶられる作品です。

戦時食糧事情とかも描写されていてなかなかコロニー生活実態が、と。

VTuber24日に合わせてみていたなあ……今度も見る人出るんだろうか……「最近ガンダムって面白いの?」って訊いている某VTuverがいるんだが。

是非クリスマスに合わせてY民(仮名)さん達と見て欲しいなあ……。

台詞としては最後のテルコットの「また戦争は起きるさ」

……もう、いいよね。

個人的にはMSピックアップすると、ケンプファーのカッコよさも悪くないんだが、寒冷地ジム量産型ガンキャノンがカッコいいと思うんですよ。

そしてこの作品の一番俺が推したいのは毎回流れるエンドロール

これは絶対飛ばさずに見て欲しい。

なんか年末YouTubeで流すらしいから、是非見て欲しいと思う。

~~機動戦士Ζガンダム

あー、みんな大好きΖガンダム

やっぱりTV版のラストの方がいいよな。

その方が逆シャアに繋がりやすいし。

絶望を感じたシャアエゥーゴを離反する理由にも繋がるし。

ストーリー

盗んだガンダムで走り出す17の昼さ「一方的に殴られる怖さを教えてやろうか!(ズバババババッ) ハッハッハッ!!」

あー……何かストーリー書くのめんどくさくなったので、だれか頼む。

サボテンの花が咲いてる」

とか

「もう一度言ってみろ、カミーユ!!」

あなたが情けない大人だって」(ボコボコ

だっけ、まあ主人公サイドだけでも何かとボコボコやってましたね。

まあとにかく登場人物ほぼ全員イライラ感のある作品

落ち着いていたのハサン先生だけじゃあなかったか

「今の私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でもそれ以下でもない」

「歯ぁ食いしばれっ!! そんな大人修正してやるっ!!」

後、ジェリド君、やたら機体落とされるよね。

ダカール演説の時にも要らんことしていたし。

後はやりダカール演説がないと何故エゥーゴティターンズが戦っているのかが不分明なので、やはりTV版だな。

MS評価としては、やはり百式+メガバズーカランチャーじゃあないかと。

他にも後にも通じるデザインガンダムMK.IIとか。

Ζは面白いけど、説明するのが長いのよ……

~~機動武闘伝Gガンダム

機動戦士」を外してアナザーガンダム嚆矢となったガンダム

まあ当初は滅茶苦茶叩かれました……叩かれていました……こんなのガンダムじゃあねえ……と。

けど、12話以降空気が変わって……45話実質最終回を迎えては……!!

先々週45話サンテレビで放送していたんで見たんですよ……最高ですね。

ストーリーとしては

武力戦争政権取っていたら人類破滅するからガンダムファイトで4年ごと優勝国家が政権担おうぜ、という国際ルールで決められた平和世界

とまあスポーツの祭典的な決め方ではあるんだが、そこに渦巻く表に出ない闘い、陰謀、思惑が……

そして45話が実質最終回だと思う。

あの悲しみに満ちたマスターアジアの拳……人を思い、絶望し、導き出した結果……そして最後には……

最初は散々「ガンダムじゃあねぇ」とか言って叩かれていたけど、東方先生叫びを聞いて「……ガンダムだっっ!!」と。

ドモンが途中で「もうあんたのことは師匠とは呼ばない!!」とか言っていたのに、時折漏れる「師匠!!」と言ってしまツンデレぶりを見るのも楽しいぞw

後、タイトルストーリーが判るので安心してみることができます

最終回どうなってしまうんだー!!!(棒)

~~機動戦士ガンダムSEEDシリーズ(無印DESTINYFREEDOM)

この三作は全て見てようやく全てが繋がる、という感じで。

もしくは無印だけでの完結か。

DESTINYお気持ち発言ばかりで……と思うんですよ。

大まかなストーリーとしては、

遺伝子操作技術進化し、人工的に優性遺伝で作られた人類(コーディネーター)と自然遺伝妊娠に基づく人類(ナチュラル)が互いの尊厳をかけて戦争をする

というなんか人類的にありえそうだよなあ……という怖い内容と俺は思う。

で、まあそんな中地球連合側(基本的ナチュラル構成されている政府)側のGメカ4機がザフト(コーディネーター)側にパチられて、残った一機を民間人だったキラ・ヤマトが操縦してザフトと戦っていく……そして戦っていく相手親友だったアスラン・ザラと相まみえて……どうすればいい、と言いながら模索していくという……

なかなか殺伐とした内容で、キラ親友彼女を寝取る(2回)とか、連合兵が降伏しているのに「ナチュラル捕虜なんていらねえぜっ!!(ズババババッバッ)」とか……結構うん、アレな感じ。ウン。

から他のガノタから治安コズミックイラ」とか言われるんだよw(※他も大概酷い)

無印無印でいいんだけど、Destinyがねえ……オーブ中立を保つキラをはじめとするアークエンジェル群がきれいごとの言い過ぎ且つ戦場にしゃしゃり出て混乱を生み出しているだけ感があるんですが、後半になってザフトに戻ったアスラン追放されている姿を見ていると、もうカオスしかねえ……と。

そして、DESTINY(HDリマスター版)のラストキラが「僕達は……また花を植えるよ」という抽象的な言葉で占められてモヤモヤ感が……それを抱えたままの感想しかなかった……

劇場版の話を聞いて幾星霜。

20年後狼煙が上がって、まあ今更作ってもかよ感しかもって思ってなくって、香典を供えに行くか、と思って見に行ったら「祭り発生!!」のFREEDOM

いやあ……7回ほど見に行ったねw

ストーリーについては……もういいいよね。

ファウンデーションという新しい国が好き勝手やって「分身はこうやるんだあぁっ!!」で終わるという。

意味不明だが後半戦はそんな感じなのよ。

ラクス寝取られそうになっていて思ったけど、「やはりNTRは滅ぼすべき文明!! 青き正常なる世界のために!!」と。

アスランMS登場シーンが最高で、あのシーンは屈指の名シーンですわ。

後、主人公キラアスランボコボコにされるシーン。

主人公キラアスランボコボコにされるシーン。

見た人のほぼ9割はあのシーンは良かった、と思っていると思うw

まあ、見れw

続き

https://anond.hatelabo.jp/20241229184314

Permalink |記事への反応(0) | 18:40

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2024-03-12

anond:20240312105704

Bing(Copilot)ちゃんに聞いたら下記がお勧めだって言ってたよ。ワイは書評についてはいくつか目を通したが未読

アルフレッド・ミーリーアメリカ大学生自由意志科学について語るようです。』蟹池陽一訳,春秋社2018年

 

評者:李 太喜

https://tarb.yamanami.tokyo/2021/08/0028-alfred-mele-free-will.html

 

聞き方変えたら下記もおすすめだって言ってたよ

自由意志についての入門的な理解を深めるために、以下の書籍おすすめです:

 

 

 

 

これらの書籍は、自由意志概念についての基本的理解を深めるのに役立つでしょう。興味がない方でも、これらの本は読みやすく、自由意志問題を考える良い出発点になります。興味を持たせるためには、日常生活での意思決定や行動の背後にある科学的、哲学的な考察を示すことが重要です。それには、このような入門書が適しています

Permalink |記事への反応(1) | 11:53

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2024-01-20

anond:20240120235012

( ^ω^ )

「ジョン・アルフレッドプレスウィッチ(1874 – 1952) はイギリスエンジニアおよび発明家でした。彼は1895 年にJA Prestwich IndustriesLtd を設立し、映画用映写機とカメラの初期開発の先駆者でした。同社は有名なJAPオートバイエンジン製造していました。」

https://en.m.wikipedia.org/wiki/John_Alfred_Prestwich

※ちなイギリスでの日本人蔑称はNip、ニップ(Nipponの略)である🤔

Permalink |記事への反応(2) | 23:54

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2023-12-22

インターネット普及以前のきのこたけのこ戦争歴史資料が見つからない

Wikipediaの「きのこたけのこ戦争 - Wikipedia」のページには

この論争は1980年からまり

と書かれており、その出典は

きのこVS.たけのこ戦争ついに終結 「たけのこ党」が国民総選挙で勝利!「吉田沙保里とつくるたけのこの里」などマニフェスト実行へ(2018年9月11日)|BIGLOBEニュース

とされている

しかしこの引用元ページでそのような記述ちょっと見当たらない

きのこの山・たけのこの里国民総選挙2018」は、約38年に渡り対立を続けていた「きのこ派」と「たけのこ派」の戦いに決着をつけるべく開催。

これか?この記述だけなのか?あるいは今は非公開になっているYouTube動画内で言及がされていたのか?

こういう冗談みたいな話題を調べるとき案外頼れるのがニコニコ大百科とかアニヲタwikiで凄まじい独自研究の長文が書かれていることもあるんだが、今回は両方ともネタに振り切ってしまっていて参考にならない

???インターネット普及以前どうなっていたかって話なんだからインターネット上で調べてもわからないのは当たり前だろ」

それはそうなんだが、「この本にそういう話題が書かれていた」みたいな情報がぐぐったらなんかひっかかるかもしれないと期待したのだがな……

こういうとき個人体験談に頼るか

年末年始実家に帰った時に両親に「1990年とかその頃からきのこたけのこお菓子のどっちが好きみたいな定番話題ってあったの?」と質問してみよう

もちろんその話題は今みたいなミーム化した激しい論争(ごっこ)ではなかっただろうけど

しかTwitterみたいなインターネットでこういう話をするとすーぐネタ混じりの対立煽りごっこ)みたいな話に話題がそれてしまうから困る

おそらくこんなニッチオブザニッチテーマについてまとめた本はない(あったら嬉しいが)ので、個人エッセイ本だとか日記本だとかコラム集みたいなものの中できのこたけのこ論争について言及したものを探す必要がある

図書館レファレンス事例に既出質問は無し

リファレンスサービスつかってもいいが、あんまり使い倒すと出禁喰らいそうで嫌ね

日記

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「○○の中で特に○○」みたいな意味で「○○オブザ○○」って言い回しするときのof theってどういう辞書的な意味なんだろうと気になってググったが、間違えてたか

「○○the○○」が正しいかGガンダムの「ガンダム・ザ・ガンダム」って言葉根拠だが……ちょっと根拠が弱い

これも一般的言い回し実在するのかどうか調べるか……

勘だがジョジョの「ダービー・ザ・ギャンブラー」と同じ文法構造な気がする

---

「a the b」でぐぐったら出てきた

たんご屋本舗 Popeye the sailor man

ブログ内の引用さら引用になってしまうが……

5 [名詞または形容詞固有名詞とを同格関係に並べるとき] 《名詞または形容詞+固有名詞の前》.

the poet Byron詩人バイロン.

★このような場合,特に固定化したものには固有名詞が the+名詞[形容詞]に先んずることが多い.

Alfredthe Greatアルフレッド大王.

・Jack the Ripper切り裂きジャック.

なるほど!アンドレ・ザ・ジャイアントとかジャック・ザ・リッパーもそれと同じ構造の例か……

じゃあ「ニッチ・ザ・ニッチ」って書いてしまうと誤用かもしれんなあ

率直にニッチ中のニッチとか単にとてもニッチとでも書くべきだったか

---

いや待て、「王の中の王」と言うときは「king ofkings」じゃないか

こっちの言い回しと混ざったのかもしれないな

まあどちらにせよ「niche of niches」とは言わんか……

---

実は第三勢力もいた!?20年続く「きのこの山派vsたけのこの里派」の議論が白熱するワケを明治に直撃! - コラム - 緑のgoo

「このような議論お客様の間で自然に生まれたように感じています。それを受けて当社では、2001年には『きのこ党』と『たけのこ党』を結成し、それぞれが人気を競う『きのこたけのこ総選挙キャンペーン』を実施しました」

公式としては2001年から

ニュー速存在するのが99年からから、99~01年の間にネットきのこたけのこ戦争ミームが盛り上がったとすれば時系列的に矛盾は無いか

余談だがニュー速VIPは2004年に出来たのか

なんか2ch歴史を調べるみたいな色も出てくるなあこのテーマ

Permalink |記事への反応(0) | 15:47

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2023-10-12

ファイアーエムブレムプレイ

昨日は教えてくれた先達神竜ニキたちありがとうな!

楽しくプレイできてるで

ファイアーエムブレム エンゲージでFEプレイ

難易度ノーマルクラシック神竜♀でスタート

DLCも購入済み

気づいたらメンバーが男に偏ってたので途中から開き直って主人公以外男縛りにしてみた。

邪竜の章を7章終わったあたりで走ったけど最終戦クッソ長くて勝てたときは拳を握ってしまった。達成感~~~

今は神竜の章が一通り終わって本編は12

相変わらず育成は手探りだけど面白くてほかの作品も買おうかなと思ってる。オススメあったら教えて

現状の育成キャラ

神竜♀ 専用職 いまだにどうしたらいいかからない。マルス帰ってきて

・ルイジェネラル 固すぎ物流絶対受け流すマン。強すぎてもう君なしじゃ生きていけないよ…クソCP厨おもろい

アルフレッド 男縛りで飛んでるキャラがいないかグリフォンナイトにした。弱い弱い言われてるけど現状ぶっちぎりに強い。ひとりで先行してダメージ追うことが多いのでヴェロニカ血讐

クラン ソドマス いかづちの剣を振り回す係。魔力12でもだいたい盾持ち吹き飛ぶからありがたい。これは武器が強いのか?

・ジャンウォーリアー CC後まだ戦ってないか使用不明。アクスファイター時代は追撃くらって死が結構あったか改善されたらいいな

アンバー ボウナイト 後方から圧倒的火力!!!本当は飛んで欲しいかドラゴンに変更するか迷う

・フォガート 専用職 これを書いてる途中に剣適性があることに気がつく。いかづちの剣みたいな魔法撃てる弓持たせたいけど持ってないな

パンドロハイプリ セネリオと組ませたらなんか回復職のくせに効果力で殴り合いながら回復してて引く。なんか数値以上にタフでクロム+4人の取り巻きをほぼひとりで相手してた。こわい

・ブシュロンマージカノン 命中がクソなんだけどどうしたらいい?わからんマージカノン自体ロマンあって好き

グレゴリー セイジ 本編のグリとのギャップ~!好きだ~!強さも現状DLC産だからバカほど強い。このまま素直に魔法職かな多分

・ゼルコバ シーフ 回避地形では実質無敵では??ヒゲ生えてるのに気づいた時はちょっと衝撃だった

ラファール 専用職 竜脈係。なんか固いし雑に扱ってもいい感じがあって助かる

カゲツ ソドマス クランをソドマスにしたらソドマスが加入してきたでござる。多分別の職にする

スタメン落ち

・スタルークディアマンド なんか気づいたPTから消えてた。スタルーク強いけどキャラが苦手だ…兄の方はちょっと強さを感じられなかった

・ボネ 料理がしたいらしいので

Permalink |記事への反応(1) | 12:42

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2022-10-24

[増田朝礼] そのよんひゃくろくじゅう

エリックアルフレッドレスリーッス

 

本日国連デー、世界発情報デー、日本では文鳥の日、十月頃は手乗り文鳥の雛が出回る時期で「て(10)に(2)し(4)あわせ」の語呂合わせからこの日になったそうです。

 

日々技術というのは進化しております、私も今年今更初めて知った技術とか道具とかいうのが割とあります

TikTokとかでよくある木材のビス止めとかもいろんな手段があるんだなぁと思うことがあります

とはいえ、完成形が不細工になるようならそれはどうなのという話にはなりますが、日曜大工レベル、緊急対応レベルならギリギリかなぁと。

とはいえ、そういう機転と技術的な進化みたいなのを上手く合流させられるなら苦労はしませんね。

事前に相談し合っている技術があるから何かあった時の対応も考えやすいのでしょうしね。

上手いこと出来て仕事が楽になったらいいなぁって感じですね。

なかなかうまくいかないもんだったりしますが。

 

ということで本日は【試行錯誤いか】でいきたいと思います

試行錯誤いか試行錯誤ヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

Permalink |記事への反応(0) | 15:22

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2021-10-15

[今日知った人物]乙骨太郎乙

1842年生まれ父親幕臣儒学者

太郎乙も漢語英語蘭語を使えたので、幕府洋学校教授外国奉行などを歴任した。

維新後には徳川家について静岡移住した。

1869年明治2年)、イギリスヴィクトリア女王次男であるエディンバラ公アルフレッド来日が決まったとき

各藩から英語が出来る人物が呼ばれて接待係に任じられたが、静岡から太郎乙が選ばれた。

その折、薩摩藩軍楽隊指導するために来日していた軍楽隊長ジョン・ウィリアム・フェントンから

「歓迎の式典では国歌を流さなければならないが日本国歌は何か」との問い合わせがあった。

接待係たちは国歌などというものを聞いたことがなかったので、どうすべきか政府上層部に問い合わせたところ、

「その程度のことでいちいち問い合わせてくるな、そういう問題を何とかするためにおまえらを呼んだんだろ」

と怒られてしまったので、接待係たちは困り果ててしまった。

そのとき太郎乙が「もう古歌のなかから適当に選定すればいいんじゃね」と、

徳川将軍家が毎年の正月に行っていた「おさざれ石儀式」で歌う、

君が代千代八千代さざれ石の巌となりて苔のむすまで」

という古歌を推薦した。

これが採用されて、そこにフェントンが作曲したメロディが付けられた。

まり骨太郎乙は国歌君が代」の生みの親と言っても過言ではないのである

ただし諸説あり。

1922年大正11年)、太郎乙は80歳で亡くなった。

晩年は旧幕臣の仲間と集まって漢詩を作るなど悠々自適生活だったという。

Permalink |記事への反応(0) | 18:14

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2021-07-23

アウシュヴィッツガス室への誤解

anond:20210718162617

人口数について簡単解説したけど、そのついでというかこんな話も。

 

大したプランもなしに始まったガス室

ホロコーストは誤解が多いというか、そんなに簡単でも無い話なのは間違いない。日本人ありがちな多くの誤解の一つが「アウシュヴィッツドイツにある」というものだろう。日本人に取って縁遠い話だし、義務教育世界史でも大して詳しく教科書に書いてあるわけでも無いから仕方ないが、ドイツ本国ではそんなに沢山のユダヤ人は殺されていないだとか、強制収容所絶滅収容所は違うだとか、ソ連でも現地虐殺部隊映画では例えば『炎628』は有名だが、あんな風なことが実際にあったかもしれないけど、その多くはピットを使った銃殺である現実の現地虐殺映画にしたら正視に耐えないだろう)でたくさん殺されたとか、細かい話をし出すと訳がわからなくなるかもしれない。

 

そんな多くの無理解や誤解の中でも、「ヒットラーナチスドイツ計画的ユダヤ人大量虐殺した」なる言葉に対する誤解があると思う。「計画的とあるから、何やらナチスドイツユダヤ人絶滅のために綿密なプラン策定してから絶滅計画推し進めたかのように捉えられがちだが、実は全然違う。むしろ最初から計画されたものではなかったと、今ではほとんどの歴史家同意している。昔は意図派と機能派と呼ばれる歴史家グループが盛んに論争したそうだが、最初から計画的意図的にユダヤ人絶滅を進めたという説はこの論争に敗れ去ったようである。私個人は、ナチス内部の権力争い・主導権争いがユダヤ人絶滅引き起こした原因だと考えているが、ユダヤ人絶滅ヒトラーの夢でもある事は間違いなかったと考える。そうでなければ、親衛隊だけでなく、ナチス全体、国防軍までユダヤ人絶滅に協力するなんてあり得なかったろうからだ。

 

しかし、ユダヤ人絶滅は、当初は確かに単なる支配地域からユダヤ人排除だった。そして当初のユダヤ人排除マスタープランであったマダガスカル作戦バトル・オブ・ブリテンでのドイツ実質的敗北によって実行できなくなった為、ドイツ地域東方へ拡大するというヒトラーの目論みと共に始まったバルバロッサ作戦、すなわち独ソ不可侵条約勝手に破ってソ連領へ進撃すると、今度はヨーロッパユダヤ人ソ連地域追放するという東方移送計画生まれる。ところが、この独ソ戦の見通しの甘さから最初こそ快進撃だったものの、1941年末には戦線が拡大しすぎて膠着状態に陥ってしまう。

 

しかし、ユダヤ人ポーランド地域などにあるゲットーへの移送(要するに狭い地域に押し込めることによる排除政策)がずっと続いため、とうとうゲットー悲鳴を上げ始めた。で、ゲットーに集めておいて、さら移送させるなどという面倒な事はやめて、ユダヤ人を殺すべきだ!との声が実際に上がり始めたのである現実には、共産主義と結託していたとみられたソ連地域ユダヤ人危険と見做され、ドイツ軍の進撃とともに、現地で絶滅させられる動きが既に始まっていたからであろう。

 

このような流れの中、1939年から既に始まっていた障害者絶滅作戦であるT4作戦を、ユダヤ人絶滅に流用する形で、ガス殺による大量殺戮実施されていくのである。だから毒ガス代表であるとされる青酸ガス=チクロンB最初は用いられず(実験的に使用されたという説もある)、T4作戦を引き継いだ形での一酸化炭素ボンから始まったのだ。もっとも、最初ポーランドポズナンでの精神障害者虐殺からスタートしたものをその辺の地域ユダヤ人殺害転用しただけのことである。そのうちに、ガスボン積載車地域を移動してガス殺を行うようになり、それがガソリンエンジン排ガスを使えば手っ取り早いということで、本格的なガス車へと移行していく。

 

このガス車によるユダヤ人殺害が、その近くにあったリッツマンシュタット・ゲットーでの「ユダヤ人なんか殺すべきだ!」との声に呼応する形でヘウムノ収容所で利用されるようになっていく。こうしてまず最初絶滅収容所であるヘウムノ絶滅収容所がガス車を持ちた形で稼働し始めたのであるリッツマンシュタット・ゲットーユダヤ人絶滅させるために。ヘウムノは一旦1943年中に活動を終えたのちに、1944年短期間だけ再稼働され、トータルで15万人以上のユダヤ人虐殺されたと言われる。

 

アウシュヴィッツビルケナウのガス室はどうだったのか?

これがいまいちよくわからない。ベウジェツ・ソビボル・トレブリンカはラインハルト作戦収容所として、ユダヤ人絶滅目的だけのために建設された収容所であり、かなり計画的ものであった事は間違いない。しかし、アウシュヴィッツラインハルト作戦収容所ではなく、そもそも一般強制収容所捕虜収容所であり、絶滅機能はあとで追加されたものであった。ではどのような経緯で絶滅収容所に設定されたのか? これが司令官だったルドルフ・ヘス証言の中にしか出てこない話で、ヘスは記憶を誤って証言したりしており、はっきりしない。最初ガス室アウシュヴィッツの基幹収容所で始まったのであるが、最初にガスで殺されたのは、1941年当時大勢いたロシア人捕虜だった。だが、この時確かに毒ガスを、アウシュヴィッツでは他の絶滅収容所とは違ってチクロンBで行くと決めたのであるチクロンB自体はマイダネク収容所も使っていたが、マイダネクでは一酸化炭素ガスやガス車もあるようで、これについては実態不明瞭ではっきりしない)。

 

そして、アウシュヴィッツビルケナウで本格的なガス室によるユダヤ人大量虐殺が始まったのは、実はアウシュヴィッツ基幹収容所ガス室観光用に公開されているガス室)でもなければ、有名なビルケナウのクレマトリウムでもなかった。ビルケナウの敷地外にある農家を改造した、日本語ではブンカーと呼称されるガス室からだったのである。このガス室は二箇所あったが、一箇所は既に影も形もなく、もう一箇所はほんの少しだけ土台を残す程度であり、おそらく一般にはあまり知られていないだろう。ここで、おそらく1942年3月から1943年3月頃の一年の間に15〜20万人程度のユダヤ人虐殺されたと考えられる。なお、同時に基幹収容所第一火葬場のガス室も使われていたようであるが、ここでは併設の火葬炉を死体処分に使っていたのだが、この火葬炉の数が少ししかなかったため、一度のガス室での殺害人数の少なさや焼却処理能力問題があり、毎日使うなどは全く無理であり、トータルで一万人もガス殺はされていないと言われている。このガス室1942年末で使われなくなった。

 

では有名な、ビルケナウのクレマトリウムはどうだったのか? 実は当初はこのビルケナウのクレマトリウムにはガス室は設定されていなかったのである。元々は純粋ビルケナウの囚人用のために設定された火葬場であり、のちにガス室となる場所はただの死体安置所であった。これが、どうしてガス室に変わったのかは、事情は複雑である。この謎については、実際にはとっくの昔にルドルフ・ヘス自伝にその理由を書いていたのだけど、細かく解き明かしたのは、1989年に発表されたJ-C-プレサックという薬剤師(プレサックは当初はホロコーストを題材にしたSF小説を書こうとしていたのである)による『アウシュヴィッツ ガス室操作技術である

 

ヘスは自伝で、ブンカーのガス室殺害遺体は、最初は単に近くにピットを掘って、埋めていただけだと書く。ところが、この大量遺体の埋葬が衛生的な問題引き起こしたので親衛隊トップヒムラー命令で、アウシュヴィッツを含めた各地の大量埋葬地の遺体をもう一度掘り起こして、焼却処分することになった。だがアウシュビッツでは焼却の始まる夏の終わりまでに10万体もの遺体を埋めていたため、これを焼却し切るには昼夜を問わず延々と焼却をし続ける必要があった。これが問題化する。夜でも煌々と光る焼却の炎は何キロも離れたところから見えるほど目立ち、ものすごい煙で悪臭が周辺数キロにまで漂い、地域住民は全員がアウシュヴィッツで大量殺戮を知ってしま事態へと発展してしまう。すでにある程度はガスによる大量虐殺情報は外部へ漏れワルシャワ地下組織などに伝わっていたが、この焼却はなんとニューヨークタイムズで報じられるまでになってしまう。

 

実は、ビルケナウのクレマトリウムガス室を併設する案は、これが原因だったのである。野外焼却をこのまま続けるのは秘匿性の観点問題ありすぎるので、ビルケナウの焼却場で遺体焼却を行い、それなら基幹収容所ガス室同様、焼却等に併設してしまえということになったのだと考えられる。そして、ソ連アウシュビッツ博物館資料から大量の図面を入手していたプレサックは、クレマトリウムに重大な設計変更がなされていることを見抜く。1942年の夏頃の図面にはあったはずの地下死体安置所に死体を下ろすための死体シュート1942年12月19日図面から消え去っていたのだった。これはどう考えても、死体が地下へ自分の足で降りていくことを意味するとしか考えられない、とプレサックは自著に記述したのである。他にも、死体安置所の扉は内開きだったのが外開きに変更されていたり、その後の図面では外開きの一枚扉に変更されていたりと、結論としてプレサックは、やはり多くの証言どおり、図面には死体安置所としか記述されていないそこは、ガス室である事は間違いないと決定付けたのだった。なお、証拠はそれだけではないのだがややこしくなるのでここでは省く。

 

このややこしい経緯のあるガス室全否定する修正主義者

修正主義者達はどんなことがあっても、ガス室だけは絶対に認めない。知恵の限りを絞り尽くしてでも、ガス室否定する論拠を導き出し、それがどんな出鱈目でも採用しようとする。有名なアルフレッドロイヒターなる死刑技術コンサルタント(当時彼1人しか全米にいなかった)がカナダ修正主義者エルンスト・ツンデル扇動罪に関する裁判で、有名なロイヒター報告を裁判に提出した(しか裁判から証拠採用されなかった)。曰く、アウシュヴィッツガス室とされる場所採取サンプルを分析すると、極めて微量のシアン化成分しか検出されず、ガス室などなかったと結論付けられると。「極めて微量」というのは、チクロンB合法的使用方法である害虫(疫病を媒介するシラミ駆除をしていた害虫駆除室のサンプルと比較して、という意味であるしかし、これは分析ルール違反であった。なぜなら、害虫駆除室と殺人ガス室におけるチクロンBの使い方は同じガスを使うというだけで全く異なる使用方法であり、さらに、害虫駆除室はガス処理は二十四時間が基本(ガス殺は1日あたり一回で30分程度)、その使用状況の違いか害虫駆除室ではプルシアンブルーという極めて安定したシアン化合物を生成しており(殺人ガス室にはなく、通常の壁表面などに浸透したシアン成分は安定度が低く、水などで大半は洗い流されてしまう)、これをロイヒターはサンプルにしているのだからほとんどインチキなのである。なお、余談的ではあるが、このロイヒターのアウシュヴィッツにおけるサンプル採取は完全に違法であり、無許可である。その上、ロイヒターらは入ってはいけない施錠された部屋の施錠を勝手にぶち壊したりして入ったりもしており、無茶苦茶であった(それをあろうことかロイヒターのチームはビデオに収めて堂々と公表しているのだから呆れてしまう)。

 

その数年後に、ポーランドクラクフ法医学研究所アウシュヴィッツ博物館側の正式依頼でロイヒター報告に対する対抗調査を行なって、プルシアンブルーを除外した上で分析した結果、殺人ガス室であると断定できる濃度のシアン成分を殺人ガス室から検出している。しかし、修正主義者は、クラクフ調査方法の方がインチキであるとして全く譲る気配はなかった。ともかく、修正主義者は、ほんとに知恵の限りを絞り尽くしてでも、そこはガス室絵ではなかったという結論を無理からにでも捻り出して、断じて認める気配はない。プレサックの死体シュートの話だって、実際には設計変更が工事の進捗状況に間に合わず死体シュートが作られてしまっていたことを理由に「死体シュートはあったのだから死体シュートは実際に使われたのである」などと、設計変更のことを無視したりしている。だが、その死体シュートが使われた証拠は何もない。

 

ガス室を正しく理解するのは難しいけれど

そう簡単な話でもないという事は少しは理解してほしい。もしホロコースト勉強したいのなら、修正主義なんかから入らず、まずは普通ホロコースト関連書籍を読むべきである。どうしてユダヤ人迫害ホロコーストに発展してしまったのか、あの時代はどんなことがあったのかなど、先に歴史を学ばないと、修正主義にコロッと騙されると思う。ガス室ひとつとっても、述べたようなさまざまな経緯の中で成立したものなのであって、予断を可能な限り廃して、普通の真面目な歴史学者・研究者達の記述内容に従うべきだろう。

 

でも、一部のネット民全然学ばないで修正主義に走るんだ、これが。なんでなんだろうね?

Permalink |記事への反応(0) | 22:19

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2020-09-05

anond:20200904162414

俺も増田と同じで少年時代に性被害に遭った同類だよ。

俺のケースでは加害者同級生だった。

詳らかに書くと万一加害者にこの増田を見られた時に身バレ危険があるからざっくりとしか書けないのが残念だ。

被害当時俺は中学一年生で、球技系の運動部所属してた。

俺はその部活内で虐めに遭っていて、加害者はその虐めの主犯格の一人だった。

被害に遭った時はたまたま俺と加害者けが部室に居合わせしまったんだよね。

俺が着替えてたら加害者勃起したペニス露出しながら近づいてきて俺にそれに触るように促した。

俺は当時苛烈な虐めに遭っていたせいで無気力状態だったので嫌々ながらも特段抵抗もせず加害者ペニスの先に触れた。

ヌメっとした感触がとてつもなく気色悪かったのをよく覚えてる。ダラダラに濡れてたんだよな。今でも思い出せるよ。

それで加害者は満足したのか、それとも発覚を恐れたのか、あるいは両方かもしれないけど俺に強く口止めし行為は終わった。

俺は校舎の玄関口の脇にある水道で何遍も何遍も繰り返し加害者性器に触れた手を洗ったよ。

それから俺に不思議現象が起こったんだよね。後遺症と言ってもいいかもしれない。

増田場合男性に対する恐怖心と女性に対する性的モノ化が強迫的に発現したみたいだけど、俺はそれとは全く違う現象に見舞われた。

俺は自分同性愛者なんじゃないか?っていう疑念に苛まれたんだよね。

もちろん俺は同性愛者ではないはずなんだけど、同性からの性被害体験を経て以降の俺は、事あるごとに自分が実は同性愛者なんじゃないか?という疑念を覚え苦しめられた。

こういうことを書くと同性愛者に対する差別感情を疑われるかもしれないけど、そんなものは抱いたことはない。

ただ異性愛者だと思って、というかナチュラル異性愛者の世界観に馴染んで生きていた自分暴力的で未知の同性愛行為を受けて懊悩し、苦しんだってことだと思う。

実は俺は自分同性愛者なんじゃないかという疑念に一時期屈服して女性ホルモンを服用していた時期さえあった。

それは10代後半の一時期のことだったけど、某個人輸入代行業者を利用して女性ホルモンを服用していた。あまつさえ母親に「俺はゲイだと思う」とカミングアウトすらしてしまった。

でもさ、この時期もそうだし、なんなら今に至るまで俺は一度も”男で抜いたことがない”んだよな。当時の俺がどれだけ倒錯していたかわかるよな。女に興奮して女でオナニーしてる癖に自分ゲイだと確信して女性ホルモン服用して母親にもカミングアウトしてたんだよ。完全にどうかしてた。

そんな俺の妄信を解いてくれたのが意外なことにWikipedia先生だったんだよね。

ゲイになっても(便宜的にこう表現するけど後天的ゲイになるということはあり得ない、はず)なお過去の性被害に苦しめられていた俺はGoogle検索で「少年 性被害」とかそんな感じの検索ワード検索を試みた。たぶん。正直ここら辺は記憶曖昧。「少年時代 同性 性被害」とかだったかもしれん。

それで検索結果に表示されたこ記事を読んで俺のゲイという性自認倒錯だって気が付けたんだよね。

少年への性的虐待

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%80%A7%E7%9A%84%E8%99%90%E5%BE%85

具体的にはこの部分だね

加害者男性場合男児同性愛であれ異性愛であれ自分自身の性的指向や性的同一性危機をもたらしやすい。

この疑問が激しくなりやすいのはどちらかというと異性愛男性であるさらに、虐待時どれだけ自分性的指向と性自認について自己認識がはっきりしていたか考慮すると、この問題に関する議論さらにややこしくなる。かなり低年齢の場合性自認に疑問を持つことが多いが、ある程度年齢が上がり性自認自己認識がはっきりしてきたときであっても、今度は性役割のほうに不安を持ったりもする。たとえ性自認が安定していても、自分が主に同性愛か主に異性愛かがよく分からないとき虐待を受けた場合には自分本来的に同性愛異性愛両性愛かとか様々に疑問を持ちやすい。

性的虐待を受けた男児が必ず同性愛者ではないかという誤解は本人と社会共通のものだが、これは誤解である。だが性的虐待を受けた男児異性愛であっても、被害受動にし、同性愛に結びつけた結果として自分自身の性的指向の認識に著しい混乱をきたす。虐待最中勃起射精が起こった場合、この混乱はより激しいものとなる。ペニスを挿入され前立腺を刺激されれば本人がどんなに嫌だと思おうと勃起する事が多いのであるが、こうした常識日本に浸透しているとは言いがたい。

こういった性的虐待場合には性的指向のセクシュアリティが揺らぐことが多いが、これは本人に激しい苦痛を与える。だが、性的指向を二分法で捉えがちな社会常識に反し、実際には性的指向のセクシュアリィは複雑で多層的であるアルフレッド・キンゼイは主張した。

俺は被害当時13歳で、かなりの低年齢ではないにしろ自分異性愛である、という確固たる自覚みたいなものは持ち合わせていなかったし、オナニーだってしたことがなかったくらいに性の知識に疎く、言うなれば性自認未分化な状況だった。

その様な状況下で鮮烈な同性愛的性被害を受けてしまたことで、俺はその後何年間も自分同性愛者なのではないか?という疑念に苛まれる羽目になったわけだ。

ということで今では女性ホルモンも服用してないし完全に異性愛者っていう自覚を持ててるし母親にも気の迷いだったって説明することで解決を得てる。

俺は増田みたいに男性に対する恐怖心はあまり抱かなかった。幸いなことだったのかもしれない。でもその代わりに性自認が揺らぐっていう特殊体験をした。

こうして増田投稿にかこつける様な形で自分の性被害体験を語るのは本来まり快いことではないかもしれないけど、もしかしたら俺みたいに同性から被害を受けたことがきっかけで「自分同性愛者なんじゃないか?」と悩んでる人の一助になるかもしれない、と思って書いてみた。

増田トラウマが治ることを祈ってる。

Permalink |記事への反応(1) | 09:46

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2020-07-06

ああっ・・・アルフレドォ アルフレッド・・・!!!

あいいよロミオ・・・

なんかシンジとカオルくんみたいね

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2020-06-06

anond:20200606022526

個人的アルフレッドスター長編はあまりぴんとこないのだが、短編は好きだ。

オッディとイドとか消失トリックとか。名作なのかはわからないし、SF者からしたら無名なわけねえだろって感じかもしれないけど。

Permalink |記事への反応(1) | 14:28

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2019-10-20

ダークナイトライジング字幕を考える【the darkknight rises】

良くも悪くも有名な翻訳家戸田奈津子曰く翻訳家スクリプトを渡されてそれを基に字幕を作るらしい。なのに内容を理解しているとは思えないようなことを書きまくって字幕が酷いということはどの翻訳家でも同様。

ダークナイトライジングでも同じことが見られる。

この映画テーマmove on(先に進む)と言っていい。前作で人生の唯一の救いであ婚約者(仮)が吹き飛んだことでブルースは失意に暮れる。

その中で、"move on"という単語が何度も出てくる。

最初ブレイクが、みんな孤児move onというがそれは無理だ、という文脈。ここで字幕ではこの訳は消滅している。確かに、この部分だけなら不要だ。削っても理解できる。

二度目はアルフレッドブルースに言う場面。そろそろ"先に進んで"くださいと言った部分。ここでは字幕でもmove onが強調される。

三度目はアルフレッドが去るシーン。ブルースの口からmoveonという表現が使われる。ここでも対訳はなし。洞窟から出る のみが字幕として現れる。

で、実際のストーリーとしては死の恐怖を再び感じ始めたブルース奈落から"rise"して、その結果、move onできるようになったため、爆発の前に脱出して自分人生を生き始めた、ということになる。

日本国内ではバットマンはあのまま死んだ説(アルフレッド空想)などが流れているが、これは元の文章タイトルを考えればありえない。このような論争を生むような翻訳家ばかりがいて、飯が食えているという事実にただただ悲しくなる。

Permalink |記事への反応(0) | 15:40

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2019-04-09

ドラゴンが火を吐きはじめたのっていつごろなの?

ギリシャ神話のテューポー

今日ギリシア神話として知られる神々と英雄たちの物語の始まりは、およそ紀元前15世紀頃に遡ると考えられている。物語は、その草創期においては、口承形式でうたわれ伝えられてきた。紀元前9世紀または8世紀頃に属すると考えられるホメーロスの二大叙事詩イーリアス』と『オデュッセイア』は、この口承形式神話の頂点に位置する傑作とされる。

巨体は星々と頭が摩するほどで、その腕は伸ばせば世界東西の涯にも達した。腿から上は人間と同じだが、腿から下は巨大な毒蛇がとぐろを巻いた形をしているという。底知れぬ力を持ち、その脚は決して疲れることがない。肩からは百の蛇の頭が生え、火のように輝く目を持ち、炎を吐いた。

半人半蛇だけど「炎を吐く邪悪な蛇」のイメージにはなっているかも。

ギリシャ神話怪物はだいたいテューポーの子孫だし。

ギリシャ神話ラードーン

ラードーン(古希: Λάδων, Lādōn)は、ギリシア神話に登場する、林檎園の黄金林檎を守っていた、100の頭を持つ茶色ドラゴン

(中略)

から炎を吐き、一説では顎の関節が尾にある為、体全体が口のようになっており、百の首を持つといわれている。

と、Wikipediaには書かれているが、ラードーンが火を吐くかどうかは定かでない。

何が出典なんだろ?

旧約聖書レヴィアタン

ヨブ記』(ヨブき、ヘブライ語:סֵפֶר אִיּוֹב)は、『旧約聖書』に収められている書物で、ユダヤ教では「諸書」の範疇の三番目に数えられている。ユダヤ教伝統では同書を執筆したのはモーセであったとされているが、実際の作者は不詳。高等批評に立つ者は、紀元前5世紀から紀元前3世紀ごろにパレスチナで成立した文献と見る。

ヨブ記』によれば、レヴィアタンはその巨大さゆえ海を泳ぐときには波が逆巻くほどで、口から炎を、鼻から煙を吹く。

(中略)

その姿は、伝統的には巨大な魚やクジラやワニなどの水陸両生の爬虫類で描かれるが、後世には海蛇や(それに近い形での)竜などといった形でも描かれている。

ドラゴンになったのは後世。

サラマンダー

プリニウス著作で唯一現存しているのが、自然芸術についての百科全書的な37巻の大著博物誌である自然界の歴史網羅する史上初の刊行物であった。

(中略)

最初10巻は77年に発表され、残りは彼の死後おそらく小プリニウスによって公刊された。

プリニウスの『博物誌10巻には、サラマンドラは斑点を持つ小さなトカゲで、雨が降ると現れるが晴れると姿を消し、体が冷たく火に遭うと溶けると記録されているが、これはサンショウウオに関する記述と考えられている。

また、『博物誌11巻にはピュラリスというキプロスの炉の炎の中でしか生きられない動物が登場しており、精霊サラマンダーこちらに近い。上記の通り、炎を操る特徴からファイアードレイクと同一視され、ドラゴンとして扱われることもある。

「ベーオウルフ」のドラゴン

『ベーオウルフ』が成立した時期は、作品内部にも外部の言及としても成立の時期を特定する記述存在しないため、必ずしも明らかではないが、8世紀から9世紀にかけての間に成ったと考えられている[3]。

第一部でベーオウルフは巨人ドラゴンとも言われている)グレンデルとその母親と戦い、第二部では炎を吐く竜と死闘をかわす。 なお、インパクトが強くかつ謎の多いグレンデルとその親に関しては言及されることが多いが、炎を吐く竜に関してのものは少ない傾向にある。だが、同時にいわゆる「ドラゴン約束事」(財宝を蓄え守っている、翼を持って空を飛ぶ、火を吐くなど)をほぼそろえている珍しいドラゴンでもある。

スラヴ神話のズメイ

スラヴ民族文字を持たなかったため、伝えられた神話民族独自に記録した資料存在しない。スラヴ神話存在した事を記す資料として、9世紀から12世紀の間に行われたキリスト教改宗弾圧の際の「キリスト教」の立場から記された断片的な異教信仰を示す内容の記述が残るのみであるスラヴ神話地方により様々なバリエーションがあったことが近年の研究により明らかになっている。

ズメイ・ゴルイニチ(「山の息子の竜」の意)の場合、3つ首以上、多ければ12体幹を持つと表現され、火や毒を噴くなど、歴然とした一般の「竜」のイメージで描かれる。

アングロサクソン年代記ファイアードレイク

アングロサクソン年代記』はアングロサクソン史を古英語で綴った年代記集大成である編纂9世紀後半のアルフレッド大王の治世に、恐らくはウェセックスにおいて行われた。

火の竜」を意味する名前の通り、炎をまとい、口からも炎を吐く。空を飛び、それが現れる時は辺り一面、昼のように照らされる。曇天の空に不思議な光が走る時はファイアードレイクが飛んでいるのだとされた。

隕石という説があるらしい。

獅子騎士イヴァン」のドラゴン

イヴァンまたは獅子騎士』(イヴァンまたはししのきし、Yvain,le ChevalierauLion)は、1170年から1181年頃にかけてクレティアン・ド・トロワにより著作された散文騎士物語であり、アーサー王伝説主題にした5作品ひとつである

イヴァンは旅の途中で火を吐く大蛇獅子が戦っているところに出くわす。イヴァンは問答のすえ獅子に加勢し、大蛇を倒した。これに恩義を感じた獅子は、イヴァンと行動を共にするようになり、イヴァン獅子を連れた騎士とだけしか名乗らなくなる。

黄金伝説」のドラゴン

黄金伝説』(おうごんでんせつ、羅:Legendaaurea またはLegenda sanctorum、レゲンダ・アウレア)は、ヤコブス・デ・ウォラギネ1230頃 – 98)によるキリスト教聖人伝集。1267年頃に完成した。

その時代エチオピアの町では一人の魔術師権力を持っていた。彼は常に恐ろしい二匹のドラゴンを連れていて、自分にはむかう者にけしかけていた。あまり大きなドラゴンではなかったが、口や鼻から火や燃える硫黄を噴出し、人や家を焼きつくしたので誰も魔術師に反抗できなかった。その噂を聞いたマタイ魔術師の元を訪れた。魔術師マタイドラゴンをけしかけたが、マタイが十字を切るとドラゴンは地面に倒れて眠り込んでしまう。

同じく「黄金伝説」に書かれている、有名な聖ゲオルギウスが退治したドラゴンは、毒を吐くが火は吐かない。

マルタが退治したタラスクは、「燃える糞を撒き散らす」と言われているけど、これ英語版では確認できなくない?

タラスクは、レヴィアタンボナコンの子なのだが、ボナコンの特徴である燃える糞」が、日本語訳されるとき混同されたのでは。

といったところから考えると、5世紀くらいまでは「火を吐くドラゴン概念は薄かったが、

8〜9世紀から伝承として語られはじめて、1012世紀頃にはすっかり定着していたという感じだろうか。

なぜ火を吐くようになったのか?

候補1:サラマンダーとの混同

サラマンダーは、火をより大きく燃え上がらせる能力があり、火山溶岩の中に住んでいるという伝承もある。

ズメイや、ヤコブドラゴンは、吐く息から硫黄臭いがするといい、火山連想させる。

候補2:雷や隕石などの自然現象に由来

ドラゴンには「地を這うドラゴン」と「空を飛ぶドラゴン」の二種類のイメージがあるが、

蛇や蜥蜴からは空を飛ぶイメージしづらいことを考えると、隕石から連想には説得力がある。

候補3:「身体が灼けるような猛毒から「火」に転じた

古典的ドラゴンはやはり「蛇」「毒」のイメージであり、

そこから火を吐くように変わっていったことを考えると、これも自然解釈に思われる。

うーん、わかんね。

anond:20190408143752

追記

というか最初、つまりギルガメシュ叙事詩(フンババ)の時点で『その口は火で、その息は死』と形容されてる。強力な怪物が火や死を吐くのは有史以前からの常識で、「最初から吐いてたが記録に残ってなかっただけ」では - cider_kondo のブックマーク / はてなブックマーク

フンババの咆哮は洪水であり、彼の口は火を意味し、吐息はまさに死である」というのは単なる比喩なのでは。

まあ比喩として記述されたものが、後に「そのもの」として受け取られるのは、この手の伝説ではよくあることだけれども。

仮にフンババが火を吐くとしてもそれだけで「もともと怪物は火を吐くのが常識」というのは飛躍ではないかと思う。

Permalink |記事への反応(3) | 17:00

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2017-02-26

"パンゼルエイ"

1867年航海士アルフレッドパンゼルによって発見されたエイ

発見当初より個体数が少なく、絶滅危惧種指定されている。

2 件 (0.30 秒)

Permalink |記事への反応(0) | 11:11

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2016-05-03

死闘の末、ついに禁忌女王を倒した!

ありがとうアルフレッド君!君の最後の勇姿は忘れないよ!

さてこういう強敵を倒した後に初めてwikiを見るのが俺のやり方

・LV200

 そんなに高かったのか。そりゃ130程度じゃ全然歯が立たんわけだ

・HP1000000

 多すぎ!400000ぐらいだと思ってた

救急待機

 不覚にもすっかり忘れてた

・長期戦を覚悟して行うこと

 確かに時間かかった(3時間半)。じゃあエルフ情報の時点で「長期戦」とあるコタンクはどれほどかかるのか

レーヴァンテイン

 ミスりまくるわ、威力イマイチわでさほど役立たなかった

記載されてないところだとカオティックフィールドが固定ターンな気がする

この時女王の素早さが減るっぽい感じなので覚えておきたいが、長期戦となると覚えてるのもだるそう

Permalink |記事への反応(1) | 23:41

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2016-04-01

マックで『バットマン vsスーパーマン』の感想戦していたカップルの会話

<当記事は『バットマン vsスーパーマン』の重大なネタバレを含みます



男「……どうだった?」

女「……いや?」

男「……ん?」

女「だめでしょ……完全にだめでしょ……『バットマンフォーエバー』よりダメだったでしょ……映画版『DOOM』よりダメでしょ……」

男「客あんま入ってなかったね」

女「むしろ観るべきでしょ。みんな観るべき。オススメしてもいいくらい。汝が敵を知る目的のために観ろと」

男「俺ならオススメされてもいやだね。単につまんないってだけじゃない。おれこれ嫌い。大嫌い」

女「上映中寝てなかった?」

男「寝れないでしょ。だってうるさすぎだし」

女「お酒でも飲んでたらアイゼンバーグの演技もすこしは真に迫って見えたかもね」



ベン・アフレックの演技について

男「各所でいじられてるようだけど、バットマンを演じていたベン・アフレックは悪くなかったよね」

女「そうそう。ベンアフは悪くない。髪型もキマってたし、何より雰囲気がいかにもブルース・ウェインって感じだった。

  演技よりは脚本がひどかった。

  キャラクターが浅薄すぎ。登場人物全員。『マン・オブ・スティール』に出演した面々でさえそう。

  初登場のバットマンについては前からファンの注目を浴びることはわかってたはずでしょ。絶対に『ダークナイト三部作と何が同じで何が違うのか、比較されるのは避けられない。

 それが何? あっちにふらふら、こっちにふらふら。『おれは孤独だー地下にひきこもるぜー」とかなんとか基地でやってた次のカットには、パーティで社交してる。スター社長かっつーのお前は」

男「スタークのプレイボーイキャラアル中の素でやってるけど、ウェインのは演技だよね。社交用の仮面をかぶってる。だからさ、アフレックが悪いんじゃないんだってば」

女「そう、全然悪くないんだけど」



ザック・スナイダーは良い監督か?

男「そもそも俺、ザック・スナイダー作品嫌いなんだよね。『エンジェル・ウォーズ』もクソだったし。何あのメンヘラ妄想

 今回のBvSには彼の監督としての弱点がほぼ全面に駄々漏れてしまっているように思う。

 そりゃ、いいところもあるよ。ときどき素晴らしいアクションシーンを取るし、火の表現にはこだわりを感じる。観てて時々はいい映画に思えてくることもあるんだ」

女「撮影監督ラリーウォン)が良いんでしょ」

男「そう撮影監督が良い。スーパービーイング同士のバトル描写は新鮮だったし、ダークな雰囲気にもしっくりハマっていた。この暗いトーンというのがくせ者で、ノーランときはちゃんと機能してたんだよね。

 ところがワーナーノーラン以外にもノーランみたいなトーンで描くことを求めてしまった。ジョークは入れるな。笑えるようにするな、ってね。『グリーン・ランタン』はその最たる犠牲者だよ。

 ワーナーは、250億ドルもの予算を任せるにあたってスナイダーならノーラン路線を継承できるだろうと考えた。そして脚本家たちに今後シェア・ユニヴァースを展開できるように膨らみをもたせたホンを書かせようとした。

 一方で、出資者たちが求めたのはマーベル/ディズニーみたいなヒーロー映画だったのさ。そして……」

女「ちょっと待って。アベンジャーズ:AoU』も似たようなもんでしょ。AoUは『やらなきゃいけないこと』が多すぎた。ちょうど、マーベルシネマティック・ユニバースが次のフェイズに移行するための大事な試金石だったから、AoUはむりくりなプロットにならざるを得なかった」

男「そうだな、たしかに同じ問題を抱えていた。

 けど、AoUはなんとかそれを乗り切ってそれなりの支持を集めただろ。

 理由は二つある。

 一つ、AoUの監督だったジョス・ウィードンがザック・スナイダーより優れた監督だったってこと。

 二つ目、各キャラクターが均等に、特に彼らの感情が均等に仕込まれていたってこと。

 なんたって、どのキャラクターも『自分映画』でキャラを掘り下げてきたんだからね。

 ストーリーが多少薄かろうが、誰だってアイアンマンを知ってるし、ソーを知ってるし、ホークアイを、フューリー長官を知っている。

 事前に他の積み重ねてきたキャラ造型を"収穫”すれば、『アベンジャーズ』ではキャラの説明に要する時間を節約できる。ところがBvSときたら……」

女「しょうがないところもあるよ。ここ十年のマーベルとDCのシネマティック・ユニヴァースを比べてみてよ。マーベルが順当に年輪を刻んできたのに対して、DCはリブート路線変更や主役俳優の交代が相次いで、積み重ねなんかほとんど残らなかった。

 DCはBvSただ一作品だけでマーベル映画十六年分の歴史においつこうとしているのよ」

男「そうだね、マーベルは長い時間をかけて準備してきた」

女「マーベルには一つの確かなメソッドが確立されている。新キャラが紹介されて、今後どう他のキャラと絡んでくるのか、そういうのが映画全編を通しで観なくてでさえわかっちゃうセリフカメオを拾ってるだけでもね。マーベルは観客を巻きこむ術を心得ている。

 そこへきてDCは……苦労してるよね。映画づくりそのものに」



ダークな映画は「楽しい」か?

女「BvSの冒頭はすごくクールだった。

マン・オブ・スティール』のバトルシーンをウェイン目線の別アングルから再解釈する。これはすごい良いアイディアだったと思う。そこまではほんと良かったんだけど、その後がもう陳腐の極み。

 恍惚とした表情で天国に召されるブルース少年を観た瞬間、がっくりきたでしょ」

男「脚本がとにかく浅いし弱い。ファン批評家の『暗すぎるトーン批判』を批判してたけど……」

女「だって楽しくないんだもん」

男「いやそれは問題じゃなくて」

女「問題でしょ」

男「いや『バットマン・ビギンズ』も楽しくはなかったよ」

女「あれは楽しいものだったたよ。『楽しい』の定義が違うな。『ビギンズ』はいっぱいアクションシーンがあったし、エキサイティングだった。次から次へといろんなことが起きて観ていて飽きないんだ。

 そういうものが私にとっての『楽しい映画なの。

 でもBvSは『楽し』くない。キャラがお互い見つめ合ってるだけでしょ」

男「うんああまあ確かにそうだな。トロいんだよな全体的に。いらないシーンが多すぎるし、なおにプロットは穴だらけ。ワンダーウーマンが登場してからはアクション映画としてすごかったけれど」

女「それは本当に『すごい』と形容していいものかな。単にその前の部分より『マシ』だったってだけじゃない?

 アフリカの村で大量虐殺事件が起きました。それでスーパーマンはみんなを救えるわけじゃないんですってんならまだわかるけど、『おい! スーパーマンが村人を撃ったらしいぞ!」ってのはどういうこと?

 スーパーマンが銃で人を撃ったりするわけないだろが!

 なに疑ってんのあの世界の人らは。


 だいたいフィンチ議員が意味不明すぎるんだよ。なんであんなキレてるの? 彼女レックス・ルーサーに対してどういう感情を持ってるの? 結局何がやりたくて動いてるの?

 やっぱりマーベルと比べちゃうな。

 マーベル映画キャラたちはそれぞれの拠って立つところが明確なのに」

男「ストーリーも感情も描写不足。演出もそんなによくない。まあ、結局しかし脚本なんだよな」



バットマンの両親死にすぎ問題

男「一番がっかりしたのはメインイベント――つまりタイトル曰くの『バットマン vsスーパーマン』のバトルだ。

 バットマンが優勢で――スーパーマンを負かしつつあったんだけど」

女「いいことじゃんバットマンさいこー」

男「いいんだよ。いいんだけど。

 よし、このままバットマンスーパーマン野郎を吊るして処刑だ! ってなったところでさ、いきなりバトルを中断するわけ。

 スーパーマンが『マーサ』って名前を口にしたから。

 それでバットマンマーサって俺のママ名前じゃん! お前、ママを知ってるのか! じゃあ……友達ってことだな!』――仲直り!

 ……おいおいおい待てよ、と」

女「(爆笑)」

男「××すぞと思ったね。さすがにね。そして始まる例の回想シーン

女「ほんともうかんべんして欲しいよね。もういいじゃん。もう観たくないよ。だってみんな知ってるでしょ? 『バットマンのクソ両親は殺されました』って。何回それやれば気が済むのって話。バットマンには悪いけど」

男「ドゥームズデイ倒したあとさ、二つの葬式が平行して描かれるじゃん。映画の演出の方向性としては、観客にあたかもスーパーマンマジで死にましたみたいに誘導してるんだろうけどさ。

 観てるほうは『ねーよ』ってハナから白けるよな。

 スーパーマンの死で終わるスーパーマン映画がどこの世界にあるっていうんだよ。

 いいか、アメコミ世界には絶対生き返らないキャラが三人いる。

 そのうち二人はブルース・ウェインのお父さんとお母さん。

 残りの一人はスパイダーマンのベンおじさんだ」

女「その三人、ほんとうんざりするくらい死ぬよね

男「必要な死ではあるんだよ。そのヒーローオリジンの深い部分に関わる死なんだから。この三人以外の奴らは逆に死んでも生き返りまくる。スーパーマンも当然生き返る。

 だいたい『ジャスティス・リーグ』の予告見てるんだから、スーパーマンが死なないことくらいわかるだろ!!!

 それなのに十分そこいらもちんたら葬式やって悲しいですね、って何の茶番だ!1!!」

女「『ジャスティス・リーグ』の前準備としてもガタガタだよね。

 何あの十五年前のドラマみたいなしょぼいインターネット描写は」

男「おじいちゃんにとっては電子メールはいつも秘密めいてみえるんじゃないんですか」

女「ダイアナプリンスバットマンを出しぬいてハイテク機器を盗みとるじゃん。それでいて、『あら大変。これわたしじゃ解読できないわ』ってなんだそれ女子か。写真バットマンから送ってもらうために盗みを働くってどんだけ遠回りなのよ。いまどきアマゾネスでも Amaazon.com で買い物できるっつーの」

男「あー」

女「で、さあ、その機密ファイルアクアマンが出てくるじゃん。沈没船から出てきてトライデントを振りかざしてワーっなるやつ。観てて、ほんとくっだんねーと思った。

 あの場面にDC映画のひどさが凝縮してたね。脚本家の怠慢の象徴だよ。マーベルだったらクビ間違いなし。

 繰り返しになるけど、マーベルキャラはどこへ向かって収斂していくのかはっきりしているし、一方でファンが喜ぶ要素をよくリサーチしてる。だから私たちネットで話題シェアしたりリツイートしたりいいねしたりするんだよ」



スーパーヒーロードラマについて

男「もちろんマーベルだって完璧じゃない。現場上層部クリエイション方向性の相違から何度もトラブルをおこしている。エドガー・ライトウィードンが去ったのもその一端だ。それでも比較的いいものを作り続けている」

女「一番不出来なマーベル映画でさえ、一般的には『良い出来』だよね」

男「公平性を期して言うなら、DCはテレビドラマだと面白いエンタメを作れるんだよね。

 『ARROW』も『フラッシュ』もすばらしい。

 いっそ、ドラマをそのまま映画にもってくりゃあいいのに。俳優もさ。そっちのほうが断然いいものが撮れるはずだよ」

女「アメリカではテレビの俳優は映画に出演しちゃいけないって不文律が存在するっていうよね。真偽はわかんないし、都市伝説みたいなもんだけど。

 でも、もしDCがそのルールを自社の作品に適用してるんだったら……こんなにアホなことはないよ。

 DCがモタモタしてるあいだに、ここのところマーベルNetflixとのタッグを組んで『デアデビル』を筆頭にすばらしいドラマを量産しはじめた。

 マーベルならテレビ映画クロスオーバーさせるくらいのことは軽くやってのけるだろうね」

男「マーベルドラママイナーキャラも上手く扱っている印象があるね。『ジェシカ・ジョーンズ』なんか知名度のわりにはよく練られた、丁寧なドラマだよ」



レックス・ルーサージュニアとその他の面々

女「ルーサー役のジェシー・アイゼンバーグの演技はどう思う?」

男「なんであんないけ好かないガキになっちまったのかな。レックス・ルーサーじゃなくて『レックス・ルーサージュニア』に変更されたのは何か説明があってしかるべきだったんだけど、そういうのもなかったし」

女「パパに虐待されて育ったから、スーパーマンコンプ持つようになったみたいな感じだったよね」

男「アメコミの悪役っていうのは前もって完成されたキャラクターだから、実は性格俳優とあまり相性がよくない。良い役者と人気キャラの両立はむずかしいんだ。

 アイゼンバーグがどんなにがんばって悪役を演じてみても、観客は『ああ、いつものジェシー・アイゼンバーグだな』って思っちゃう

 一番の問題はロン毛のまま出しちゃったことだよな。

 まるでバットマン vsスーパーマン vsマーク・ザッカーバーグってかんじ」

女「わたしが懸念してるとこもそこ。BvSのアイゼンバーグは一人だけ別の映画で演じてるみたいだった。腰抜けぞろいの他のキャラクターと比べて明らかに浮きまくってたわよ」

男「シリコンバレーで調子こいてるIT起業家を悪役にしてみるか、程度の発想でしかないよね」

女「アメコミ映画ヴィランとしはキャラが貧相だった。ダークサイドに落ちるほどの動機もなければ、ヴィランとしてのヴィジョンも備わってない。

 いってみれば、ネット荒らし野郎と一緒ね」

男「たしか、DCのライターで……ジェフ・ジョーンズだったかな? が言ってたんだけど、

 『レックス・ルーサースーパーマンを憎む理由はこうだ。(ルーサーによれば)スーパーマンのせいで人類は自信をなくし、堕落してしまった。人類自分たちが作り出した問題の後始末をスーパーマンに任せっきりにしている。

 それこそが、ルーサーが『スーパーマンは危険だ』と主張する理由なんだ。ルーサーはスーパーマンを打倒することで人類に強さを取り戻させようとしているんだ。彼はヒューマニストなんだ』」

女「なるほど」

男「ところがこの映画では……」

女「あんまり頭もよく見えないよね。思わせぶりに暗躍しといて、バットマンスーパーマン対峙させるお膳立て以上のことはなんもやってない。どんな隠し玉が出るかと期待させといて、四十分前に観客に見せたもの以外は何も出てこない」

男「まあ、さすがにバットマンスーパーマンマザコントークでもりあがるなんてのはルーサーも僕達も予想できなかったけどね」

女「おもわずふたりともクリプトナイトで刺したくなったわ……」


男「ドゥームズデイとのバトルシーンはかっこよかった。ワンダーウーマンが登場した瞬間は『これこそ俺が見たかった映画だ!』と興奮したよ。二時間映画を観ていて初めてグッと来た瞬間だった」

女「ワンダーウーマンは余計な描写がないのがよかったよね。『ジャスティス・リーグ』が今から心配だな。DCのクリエーターたちって、自分たちがどこへ向かって何をしてんのか理解できてるのかな? 現場から上層部含めてさ」

男「最初の計画どおり、ジョージ・ミラー監督させりゃあよかったんだよ。ジョージ・ミラーの『ジャスティス・リーグ』……想像しただけでワクワクしない?」

女「するする。私としてはベン・アフレックでもよかった。でもバットマン役として参加することになったからって、監督からは降りちゃった。もったいない

男「周囲の非難を恐れたんだろうね。自分監督して自分で主演するスーパーヒーロー映画って、どうしても嘲笑を免れないだろうし」

女「気にすること無いのに。ベン・アフレックバットマンキャラメイクを繊細に達成していた。声もちゃんとバットマンやってたし、演技もすばらしかった。そういや、ジェレミー・アイアンズアルフレッドはどうだった?」

男「そこそこって感じ」

女「でも、そこそこ止まりでしょ。アルフレッドにしては暖かみに欠けていた。アイアンズがやるとアルフレッドってよりかはルシアス・フォックスっぽいよ」

男「あー、『GOTHAM』は観てる? ドラマの」

女「いや?」

男「ドラマアルフレッドやってる人はなかなかハマってたよ」

女「『ゴッサム』はねえ……観たかったんだけどさ。CMでウェインの両親が死ぬシーンをやってるのを観てさ……ちょっと耐えられなかった」

男「三十分前からお前そればっか言ってるな」

女「別に言いたくて言ってるわけじゃないっての」



『BvS』は最高の映画

男「批評家から叩かれまくってる反動か、BvSを過剰に擁護する人たちがいるね。『人生で最高の一本』だとか」

女「何言ってんだか」

男「そういう人には『君はもっと映画を観る必要があるね』としか言えないね人生で他に観た映画がこの前の『ファンタスティック・フォー』だけなのか? 『市民ケーン』を観てみなさいよと。どっかからダークスリラーの名作リスト探してきてさ、かたっぱしから鑑賞すればいいよ。そうすれば暗い世界観に相応しいキャラ造型やストーリーメイクが理解できるはずだよ

 世の中にはもっとすばらしい映画があるんだって増田にも知ってもらいたいな」




参考:

https://soundcloud.com/rottentomatoes/batman-v-superman-is-rotten

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2015-08-15

あれれ~増田さんは60年代物理学者アルフレッド・ピンストンを知らないのかな~?

とやろうと思ったけど実家に帰るのだ

因みに偽物だ

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2015-01-14

ベイマックスと類似する作品構造からあれこれ2(ネタバレあり)

http://anond.hatelabo.jp/20150114231342

主人公が死んで生き返る映画のサンプル

1)風の谷のナウシカ

2)ダークナイトライジング

3)アイアンジャイアント

4)ガーディアンズオブギャラクシー

5)ベイマックス

6)モンスターズユニバーシティ

7)ヒックとドラゴン(1)

8)長編劇場版ドラえもん

9)ガメラ2 レギオン襲来

10)以下、適宜追加予定
















死のリアリティ 再生リアリティ

ナウシカ場合

  再生には特に理由伏線)はない。ザ・松田である。いんだよ細けぇことは。

  奇跡である神話世界からそれもありである

ダークナイトライジング場合

  死の方を「明らかに死んだだろう」事態を間接的に描写するにとどめ、実は生きていたとした。

  伏線は空飛ぶバットポッド(The Bat)の自動操縦できるできないのミスリーディング

  再生のありえない世界である

  (ただし、「実は生きていた」シーンの方をアルフレッドの幻覚である、とする見方をする人もいた模様。)

アイアンジャイアント場合

  成層圏弾道ミサイル体当たりして爆発四散という直接的描写

  伏線が見事なので視聴者はあっということ請け合い

ガーディアンズオブギャラクシーの場合

  クライマックスグルート本体が死に、実は生きていた挿木から再生する。

  切り株から再生するシーンが伏線となっている。そういう世界からそちらはいいのだが、問題は、中盤に

  スターロードもガモーラドラックスも死んでもおかしくないダメージを受けた描写の後、実は生きていた、

  というくだりがそれぞれある点。それにより最大のピンチの筈が弱まってしまっている。

ベイマックス

  ここまでくれば ベイマックスラストバトルで壊れて、再生するというのは観る前に九分通り見通せてしまう。

  「どうせロボットから修理できるんでしょ」という視聴者の上を行く(裏をかく)「異次元宇宙に置き去り」

  で「死」のかわりに「死」のもつ性質永遠の別れ」をクライマックスの最大のピンチに置いた。

モンスターズユニバーシティ

  まず、実際の生命をやったりとったりする世界ではなく、ヒット作の前日譚であり、死ぬけがない。

  本作での死は大学を退学になることに相当し、「社会的生命」とでもいうべきものである

  モンスターズインクに入社できるかどうかという点も予め答えが与えられており、そのハンデを負いつつよく深いピンチ表現したものである。これは死んで生き返らない話パターンとみなすこともできる。

ヒックとドラゴン

  あわや死んだと思ったがに片足がちょん切れただけですんだ。

ドラえもん

  のび太スネ夫死ぬと思って映画を観る人はいないと思われ、生きるか死ぬかのサスペンス

  主にゲストキャラクターに託される。

ガメラ

  そのとき不思議なことがおこった!(クライマックスではない)

中間まとめ

死           直接的に描写する←→間接的に描写する(仄めかす)
再生理由メカニズム ご都合主義伏線なし)←→伏線あり

 という二つの要素があることがわかる。

ブルースウェインが超再生遺伝子細胞パワーを持っていたので生き返った、では売れる映画も売れないだろう(観てみたくはあるが)

リアル寄りの世界では、死を直接描写した上で再生奇跡を描くのは難しい。

再生奇跡カタルシスは、死なないとわかっている主人公では描けない。

(無制限再生能力をもっているヒーローがいるだろうか?)

奇跡を観客に納得させ、どんでん返しカタルシスを与えるには

再生(または死を避ける)能力メカニズムの片鱗をクライマックス勝負以前のどこかでさりげなく見せておく

ことが重要なのであろう。

あくまさりげなく

シナリオのやっつけ感

 プレーンズプレーンズ2の方が、ベイマックスより何倍も

 工場生産シナリオっぽいと思います

 

死んで生き返らない話・穴から這い上がれないがハッピーエンドな話

 についてもいつか書きたい

Permalink |記事への反応(3) | 23:20

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2012-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20120904133550

春じゃないけど、超人やるやん。ノーランが。

犬のような眼、いいじゃあないか。っていうかアレはアルフレッドのシーンと並んでもらい泣きするかと思った。

それにしてもつくづく惜しい。

冷静沈着で逆上するような精神的弱点が無いパワーファイターなんて美味しすぎる。

だってあのジョーカーでさえ(自称はともかく)他人のFreak呼びには苛立ったり凹んだり?してたんだぜ。

信念とかそういうのの描きようにとっては絶対もっとカッコよく仕上がったはずなんだあああ!

あーもったいねーーーッちきしょーー。

Permalink |記事への反応(1) | 14:31

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