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2025-10-26

フリック入力発明」とは何を発明したことを指すのか?

ダイヤモンドの↓の記事が盛りすぎでブクマカが釣られまくっているので、ちょっと落ち着けという意味で少し解説する

フリック入力発明して「人生100回分」稼いだ日本人AppleじゃなくてMicrosoft特許を売却したワケ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/diamond.jp/articles/-/374568


普通の人が「フリック入力発明」というフレーズを見たら、どっちを想像する?

1.上下左右方向のフリック操作文字入力する手法を考案した

2. 1を改良し、入力効率を向上させる工夫を考案した

普通は1を想像するよね。でも、上の記事の「発明」は2の意味。8割くらいのブクマカはここを勘違いしてコメントしてるように見える

同じ発明家氏の記事でも3ヶ月前の東洋経済のほうは、「フリック入力発明」という釣りフレーズこそ使っているものの本文を良く読めば発明キモの部分が2であり1では特許を取れなかったことがそれなりに分かるように書いてある

フリック入力」を発明Microsoftに売却した彼の"逆転"人生。元・売れないミュージシャンフリーター家賃3万のボロアパートでひらめく

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/889631

もちろん2の意味発明もスゴイし重要なんだけど、釣りは良くないよね

解説

そもそも世の中のほとんどの技術は様々な発明アイデア集合体である歴史の積み重ねであり、最終形がいきなり湧いて出るわけではない。もちろん「フリック入力」にも歴史の積み重ねがある。それを少し紐解いてみよう(なお、下記の「年」は引用可能特許論文が出た時期であり、実際にはそれよりもっと前にソフトウェアリリースされていたりアイデアメーリングリスト投稿されていたりすることもある)

pie menu (1988年)

ttps://dl.acm.org/doi/10.1145/57167.57182 (論文)

放射状に選択肢を並べるUIアイデア1960年代から見られるが、接地点からの移動方向情報を用いた入力手法の祖としてはとりあえずこれを挙げることができるだろう。これは文字入力に特化したものではなく、一般的メニュー選択のための手法である

T-cube (1994年)

ttps://dl.acm.org/doi/10.1145/191666.191761 (論文)

pie menuを文字入力に応用したもの論文の著者はAppleの人。英語用。広義の『「フリック入力」の元祖』に最も該当するのは、おそらくこれだろう

かなT-cube (1997年)

ttps://rvm.jp/ptt/arc/227/227.html

ttp://www.pitecan.com/presentations/KtaiSympo2004/page65.html

T-cube日本語に応用したもの。広義の『日本語版「フリック入力」の元祖』の候補

Hanabi (1998年)

https://web.archive.org/web/20080925035238/http://www.j-tokkyo.com/2000/G06F/JP2000-112636.shtml (特許)

https://newtonjapan.com/hanabi/

AppleNewton (PDA)用に実装された文字入力技術。「中央が『あ』、上下左右方向が『いうえお』」に対応する見慣れた形のフリック入力がここで登場する。『現在よく見る形の日本語版「フリック入力」の元祖である。なお、開発者特許申請したもの審査請求しておらず、特許としては成立していない

00年代前半ごろ

この頃、Human-Computer Interaction分野でT-cubeHanabiの発展としての文字入力手法研究が活発になり、特に国内学会で多くの手法が発表された。情報系の学生卒論修論テーマとして手頃だったからだろう。PDA製品実装されて広まった例もあり、SHARPZaurus用のHandSKKや、少し時代が下ってATOKフラワータッチ等もこの系譜である

なお、この頃までの技術は指での入力ではなくペンスタイラス)による入力を想定したものが主であるiPhoneの登場以前はキーボードレスモバイル端末といえばPDAタブレットPCなどスタイラス入力を前提としたデバイスが主流だった)

iPhone日本上陸 (2008年7月)

スマートフォン上の「フリック入力」の元祖』であり『予測変換機能を備えた「フリック入力」の元祖である日本語フリック入力効率を考える上で予測変換の占めるウェイトは大きく、「実用的なフリック入力」を実現するには予測変換との組み合わせは外せない。2006年Apple招聘されてiPhoneフリック入力機能を開発した増井俊之氏は元々予測変換のPOBox1998年 - ttps://dl.acm.org/doi/10.1145/274644.274690 )の開発者として知られる研究者であり、Appleへの招聘もその経験を買われてのものだろう。入力フリック操作を用いること自体特筆すべきものではなく、当時の流行を考えれば自然選択だったと思われる

なお、前述のHanabi開発者氏がiPhoneフリック入力を見て

これってボクが10年前にNewton用に作った入力方式Hanabi」じゃないですか(驚き)

ttps://newtonjapan.com/blogO/?p=232

と言っている一方、増井氏はHanabiに対して

知らんがな

ttps://scrapbox.io/UIPedia/Hanabi

と言っている。この分野の研究をしていて知らんことあるか?とも思うが、電話テンキーの上に五十音かなのフリック入力実装すると誰が作っても概ねHanabiのような外観になると思われるので、本当に知らなかったとしても齟齬はない

発明ミュージシャン小川コータ氏の発明 (出願:2008年1月登録:2011年3月)

ttps://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-2008-282380/11/ja (特許)

『画面表示は絶対座標+移動判定は相対座標で行うことで「フリック入力」の入力効率を向上させる手法特許である(詳しい仕組みは上記東洋経済記事に書いてある)。ペン先と比べて指先は太いため指によるタッチでは厳密な操作が難しく(fat finger問題)、「実用的なフリック入力」を実現するにはこのような工夫も必須になる。小川氏の凄いところは、スマホ日本語UIリリースするならどのメーカーも必ず実装するであろうこの工夫を、日本語iPhoneリリース直前、Apple社としては引き返せないであろうタイミング特許申請したところだ。機を見るに敏すぎる。特許庁に2回も拒絶された特許を不服審判で認めさせているところも本人が弁理士からこそできる強さだと思われる

なお、氏の記事を読むと「フリック入力自体を氏が考案したように思えてしまうが、ここまでに述べた通りそれは誤りである。「フリック入力に関連する重要特許公報に『発明者』として掲載されている」ことは疑いない事実なので「フリック入力発明者」と称するのはギリギリ誤りではないと言えないこともないが、「フリック入力発明した」はやはりダメだろう。上述の通りフリック入力自体90年代に既に登場しており00年代の前半にはタッチスクリーン上のかな入力手法一角を占めるに至っていたので、iPhone実装されたことは不思議でもなんでもなく、

しかしたら、僕がプレゼンした相手が、自分発明たかのように社内プレゼンしたのかもしれません。そこは闇の中です。

このあたりは荒唐無稽邪推すぎて、ソフトバンクから名誉棄損で訴えられたら危ないのでは

まとめると、さすがに小川氏の記事はモリモリに盛りすぎである書籍宣伝にしても酷すぎる。価値の高い特許を取った発明であることは事実なのに、なぜこういう胡散臭いムーブをしてしまうのか

ここまでの事実をふまえて、Wikipediaの「フリック入力」の項

2023年6月までは妥当説明だったのに

1998年AppleNewton用に開発された日本語入力システムHanabi」が草分けで、2008年iPhone採用されたことで、急速に広まった。従来の「あ段→い段→う段→え段→お段」とキーのプッシュを繰り返して表示・入力する方式トグル入力)に比べ、素早い入力可能になる。その入力効率の高さから2010年頃にはキーボード離れが加速している[1]。

https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E5%85%A5%E5%8A%9B&oldid=95808357


同年11月の編集唐突に不自然小川推しに改変されている

1998年AppleNewton用に開発された日本語入力システムHanabi」[2]が草分けで、2008年iPhone採用されたことで、急速に広まった。日本におけるフリック入力は、発明家でシンガーソングライター小川コータiPhone上陸以前に考案し2007年から2015年にかけて特許出願した[3]ものであり、取得した権利マイクロソフト譲渡された[4]。

https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E5%85%A5%E5%8A%9B&oldid=97947525


ただ、これはおそらく関係者自作自演等というわけではなく、日本におけるフリック入力関連特許小川のものばかりであることからボランティア編集者が勘違いしてこのような記述にしてしまったのではないかフリック入力は前述のように地道な技術差分の積み重ねなので、個々の差分開発者が「特許」を取ろうという気にならないのは良く分かる。その点でも、自ら弁理士として特許を量産した小川氏の強さが際立っている(が、やはり盛りすぎは良くないと思う)

Permalink |記事への反応(3) | 23:00

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新卒にもなって技術力がなく実績がなく、大人びた精神修羅場を切り抜ける狡猾さもカリスマ性もなく、胆力も図太さも計画性もアイデア力も責任感もないカス入社してきた

とにかく使えない。低IQの癖にコミュ障アスペで、高校時代から個人開発をしつつココナラとかクラウドワークスフリーランス活動に取り組んでたらしいのだが、それがどちらも7年も取り組んでおいて鳴かず飛ばずである事実を棚に上げてポートフォリオに書いてきやがった。

 

まずその時点で不安だったが、実際に使ってみれば一般的サーバー管理バックエンドフロントエンドハードウェア統計計算機科学などどれもこれも一見できるように見えて理解が浅い。よく言えば広く浅い知識を持っていると言えるが、要は器用貧乏でまともに経験値がないということだ。AWS資格すら取っちゃいない。

 

そんでもって学生時代にめぼしい経験がない。数学を幼少期から極めていたらしく(数IIIを小6でコンプしたというのは素直に驚いた)新しいアルゴリズム論文に書いて某学会に通したことがあるらしいが、実績と呼べるのはそれくらいで数オリや競プロの優勝歴などもない。本当に何の実績もない。何のために大学行ったのか

 

自分の力と頭で修羅場を乗り越えて何かを為した経験もないのでとにかく子供じみていて扱いに困る。一見口調や語彙は大人びているように見えて忍耐力もコミュ力も何もないから始末に負えない。

そんでもって全能感にまみれていて、まるで相手子供じみているかのように演出する能力だけは超一流。人様に物事を都合よく勘違いさせる能力は使い所を間違えなければ役に立つんだか立たないんだか。

 

マジで人様の前に立つカリスマ性も人様を率いる胆力も人様に率いられる根性も図太さもアイデア力も実績も実力も精神力も頭も心も体も顔も何もない無能中の無能中の無能なのでこんな奴を寄越した人事を末代まで呪うつもりだ。

世界一無能エンジニア、という称号があるなら第一回目は彼がもらうのは決まりだな。

Permalink |記事への反応(2) | 02:30

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2025-10-25

新卒にもなって技術力がなく実績がなく、大人びた精神修羅場を切り抜ける狡猾さもカリスマ性もなく、胆力も図太さも計画性もアイデア力も責任感もないカス入社してきた

とにかく使えない。低IQの癖にコミュ障アスペで、高校時代から個人開発をしつつココナラとかクラウドワークスフリーランス活動に取り組んでたらしいのだが、それがどちらも7年も取り組んでおいて鳴かず飛ばずである事実を棚に上げてポートフォリオに書いてきやがった。

 

まずその時点で不安だったが、実際に使ってみれば一般的サーバー管理バックエンドフロントエンドハードウェア統計計算機科学などどれもこれも一見できるように見えて理解が浅い。よく言えば広く浅い知識を持っていると言えるが、要は器用貧乏でまともに経験値がないということだ。AWS資格すら取っちゃいない。

 

そんでもって学生時代にめぼしい経験がない。数学を幼少期から極めていたらしく(数IIIを小6でコンプしたというのは素直に驚いた)新しいアルゴリズム論文に書いて某学会に通したことがあるらしいが、実績と呼べるのはそれくらいで数オリや競プロの優勝歴などもない。本当に何の実績もない。何のために大学行ったのか

 

自分の力と頭で修羅場を乗り越えて何かを為した経験もないのでとにかく子供じみていて扱いに困る。一見口調や語彙は大人びているように見えて忍耐力もコミュ力も何もないから始末に負えない。

そんでもって全能感にまみれていて、まるで相手子供じみているかのように演出する能力だけは超一流。人様に物事を都合よく勘違いさせる能力は使い所を間違えなければ役に立つんだか立たないんだか。

 

マジで人様の前に立つカリスマ性も人様を率いる胆力も人様に率いられる根性も図太さもアイデア力も実績も実力も精神力も頭も心も体も顔も何もない無能中の無能中の無能なのでこんな奴を寄越した人事を末代まで呪うつもりだ。

世界一無能エンジニア、という称号があるなら第一回は彼がもらうのは決まりだな。

Permalink |記事への反応(3) | 07:52

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スーツちゃんって、俺じゃん

高橋弘樹vsスーツ人生ってなんだろう?まったり雑談【ReHacQ生配信

https://www.youtube.com/watch?v=C4Mo2hRnUac

このスーツって人、一見するとヤベーことを言ってるが、俺だということがわかった

正確に言うと、俺が主観的に見る俺ではなく、統合失調症患者である俺を世間が見たシンボル的なものがこのショーである

最近、こういうことが多い

例えば、都市伝説Youtuberコヤッキーが話していた「自販機聴診器を当てて引き寄せの法則を実現しようとする人」という話も俺の過去体験酷似しているし、

このスーツという男の「普段パチンコ屋などには入らないが、そんなことはどうだっていいということに気がついたので入ってみたりした」というのも俺の過去体験酷似している

トゥルーマンショーなのか?とも思うが、この男の言うように「そう思い込むことによってピカチュー存在する世界体験することも可能」という話を俺自身体験している可能性もある

まりトゥルーマンショーが本当だと思えば、トゥルーマンショーが本当であるという確率を引き寄せることになるのかもしれない

だが、より本質的な部分では、そもそも観測能力限界があり、自分認識からオーバーフローした部分は切り捨てられる

から自分が見る情報自分に関連することが含まれ可能性が高くなるし、あるいは単に現象として客観的確率が変化したのではなく、注意としてそういう情報を観察するようになるのだろう

この男の「第一の脳、第二の脳」というメタファーは俺にも幾分かは備わっている

俺が何かを発言する時、第一の脳がレコメンドし、第二の脳が修正しようとする

おそらくこの部分にスーツと俺との違いがある

スーツイカれている部分は第二の脳であり、第一の脳は正常であるということ

それに対し、俺にとってイカれているのは第一の脳であり、第二の脳は正常である

第二の脳の能力が薄まっているときにのみ、俺は錯乱する

まあ、俺のブログからアイデアを得たテレビマンが「これは面白いアイデアだ」といって俺を模倣した台本を書き、スーツにその役をやらせ可能性もあるが、

俺の短期記憶能力が低いために、注意が自分に関連するもののみを拾っている可能性もある

Permalink |記事への反応(0) | 03:04

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2025-10-24

A3サイズ世界を変える、四畳半の戦い

7年前、東京。地下かどこかの喫茶店で、デザイナーのHさんと打ち合わせをした。

自分企画した仮設の公園シリーズデザイン制作物を依頼する場だった。

まだ若くてバカだった当時の自分は、「A3サイズ世界を変えよう」と笑いながら真剣に言ったのを覚えている。鼻息ストローの袋を吹き飛ばした気がする。

その後に作ったA3フライヤーは、原稿の渡し方もイメージの共有もめちゃくちゃで、散々迷惑をかけた気しかしない…。でもHさんは最高の納品物をつくってくれた。

それからあちこちでHさんのデザインを目にするたびに(先日も実家近くの本屋で見かけた)、あの狭い喫茶店で口にした言葉を思い出す。

HさんはあれからマジでA3サイズ世界を少しずつ変えてってると思う。

先週、哲学対話研修をしに来てくれたNさんに

「どうして“哲学対話”という名前を使うんですか?難しそうだとか、参加に身構える人もいるかもしれないのに」と尋ねた。

Nさんはいろいろ考えた末に、「なんか…ムカつくんすよね」と言った。

誰が哲学を遠ざけ、対話しようとする人を傷つけてきたのか。

哲学と、対話という言葉意味を新しく上書きするために、あえてこの名前を使うんだって話してくれた。

今の自分は、どうだろう。

「ムカつく」という言葉を聞いて、久しくそ感覚を忘れていたかもしれないと気付いた。

どうせ何も変わらないと思って、絶望してたんだと気付く。ぜつぼうって、Zから始まる強い響きの言葉だけど、耳がキンとするほど静かで、うっすら気付きながら置き去りにして、気付けばゆっくり死んでいるような絶望もある。

思い出すと自分も「A3世界を変えよう」と言ったあの頃、世界に対してムカついてた。

少し前、自分臨時職員だった。アート教育に関わる仕事給料は月13万円。

周りの正規職員は倍くらいの給料をもらってる。

でも求められる仕事の内容は変わらない。自分が足りないから倍以上頑張るしかないんだ。

アーティストクリエイターとつながっておくのが大事だ」と教わりつつも、飲み会に行くのが怖かった。行ってもバカにされるだけ、雑にいじられて否定されて、3000円払っていやな思いをするだけだと思ったから。

それでも「今日は違うかもしれない、大丈夫かもしれない」と信じてみる。

先にコンビニおにぎりホットスナックと缶ビールを胃に詰め込み、遅れて飲み会に顔を出す。結果「やっぱりカタパンダメだな〜」と何かのきっかけでバカにされ、ヘラヘラしながら5000円払わされ、真っ暗な帰り道で涙がつっとこぼれそうになる。今思えばもっと自己開示すべきだったのかなって思う。でもあの時の自分は、自分を守るのに必死だった。

同じ部署臨時職員同士で競わせられ、蹴落とし合う日々。毎日どんどん嫌な自分になる。

上司は定時で帰宅して、赤ちゃん風呂に入れるという。

それは素晴らしいことで、自分今日も帰れない。自分は常に欠けていて、仕事ができないかしょうがないんだ。自分子どもを育ててみたいという気持ちをこんな手取りじゃ絶対無理だとグッと押し殺し、上司に嫌な感情を向けてしまう心に嫌気がさす。

「カタパン説明は下手すぎる」「カタパンは才能がない」「カタパンは惜しいんだよな」「タレ(当時付き合っていた彼女)と結婚してさっさと仕事やめたら?」「カタパンのタレはメンヘラだよな」「それ俺が考えたことにして。そっちのほうが絶対うまくいくから」「カタパンが考えることは全て、もうすでに俺が考え終わったことだよ」「カタパンは、ソーシャル・ネットワーク映画)の、ザッカーバーグじゃない方なんだよ。自分が考えたことも上司うまいところを持っていく。そういうのってこの業界じゃ当たり前だから。」「カタパンエモいからな〜」「カタパンは伸びしろがない」「泣くのはプロじゃないよ」「カタパンもう◯歳でしょ?いい加減大人になってほしいよね」

大学1年生のころ、そのアートセンターでやっていたノイズミュージックライブを初めて聞いて衝撃を受けた。

退屈してて何もないと思っていた、都市ってつけるのがおこがましいくらいの地方都市で、爆音の圧に内臓が揺れる。初めて音に殺されるって思った。

こんなこと公共施設がやっていいんだ。そのアートセンターで働くことに憧れた。

そこには市民有償ボランティア制度サポートスタッフがあった。入りたいと思った。

でも1年生でサポートスタッフになっても、きっと自分は他の人に埋もれてしまうと思い、いろんなアルバイト経験した。

3年生になって、ようやく少し自信を持って、サポートスタッフ登録する。

“カタパン”は、サポートスタッフを始めた初日教育普及の職員に付けられたあだ名

理由は、肩パンしても大丈夫そうなキャラから。嫌なあだ名だったけど、あだ名を付けてもらえたことに喜んで、自分否定しなかった。

ようやく入った憧れの施設では、地元の人やサポートスタッフを蛮人と呼んでる人もいた。

もちろん冗談で。冗談なんだから否定するのは粋じゃない。自分は一緒に笑った。

自分も笑われているのに。

どんなに嫌なことがあってもそのアートセンターに憧れたあの時の気持ちは捨てられないし、どこかで全員尊敬できたし、すごく優しい人もいる。

周りの誰も憎めずに、自分を責め続けた。心配してくれた人の言葉を、自分大丈夫ですよとヘラヘラ聞き流した。

周りを変えることよりも自分を責めることの方が楽で、でもずるくて、いざ失敗したら周りのせいにしてた自分もいる。この文章だってそうかもしれない

自分自分のそういうところがめっちゃ嫌い。だからこの文章をここに書き残しておく。

ダサいことも、痛いことも、全部置いておく。

今は常勤職員になってしばらく経ち、生活も少し安定するようになった。チームが変わり、すごくいい仲間に恵まれて、痛みを感じることを言われることも少なくなった。安心できる場所をつくることが出来た。年下の後輩も入ってきて、それまでリーダーをやってくれてた同僚が抜けることになった。

常勤職員から、副専門職員になる試験を受けたら、普通に面接で落ちた。

付き合いの長い上司からあなた専門性はないですって諦められたみたいで悲しかった。

しか自分はまたヘラヘラして、自分の言いたいことを伝えられなかった。

伝えることを諦めてしまった。そんな自分が悔しくて、その夜電気を全部消して泣いた。

今の自分は、どうだろう。

昨日『104歳、哲代さんのひとり暮らし』という映画感想を語り合う場所を開いた。これは一昨年の暮れから、だいたい毎月4回くらいやっている。休憩がてら立ち寄った人たちとお茶ジュースミルクティーが人気)を飲みながら、映画の印象に残った場面を話すうちに、みんなそれぞれ自分過去をぽつりぽつりと思い出して語り始めたりする。昨日も15人くらい来てくれた。

コロナ禍の入院で、本当は会いたかった人を病院の窓から見送った話。

離れて暮らす娘の早産を電話で励ますことしかできず、悔しかった話。

祖母隔離病棟で亡くなる直前、看護師がつないでくれたLINEビデオで声をかけたけど、触れられなかった話。

「哲代さんは明るくてすごい。私は後悔ばかりだ」と84歳の参加者が漏らすと、別の人が「いまからでもイメチェンできる!84歳、あと20年ある!」と励まして笑い合う。

飲み物を継ぎに別のグループへ。「職員さんですか?」と聞かれたので簡単自己紹介し、「楽しく働いています」と答えると、一人の女性が「…仕事はつらいですよ。人生はつらいですよ。」と自分に言い聞かせるようにつぶやいた。

彼女は三人の子どもを育てるために、大好きだった介護仕事を諦めたそうだ。

介護仕事給料が低くて、今はレジ打ちなんかをしています。でも、本当は働きたい」そう言うと、彼女の目から涙があふれた。

彼女にとっての“働く”は介護であり、レジ打ちはやらなきゃ立ち行かなくなる”仕事”。

彼女は泣きながら、どんな場面を、人を、思い出していたんだろう。

おもわず隣の大学生がもらい泣きして、タオルで涙をぬぐう。

そのタオルがすごく大きくて「いっぱい泣けるね」とふざけて笑い合う。

自分も鼻の奥がツーンとして小さな涙を指で拭う。

この場所では、泣いても誰もバカにしない。

最後彼女は「いつか絶対介護に戻りたい」と話してくれた。

その姿は強くてまぶしくて思わずみんなで応援した。

尊敬する館長がしばらく前に亡くなった。

自分は、館長の本棚にあった「公共役割とはなにか」という本をもらった。

館長から出された宿題みたいに、その問いのことをずっと考えている。

まだ宿題の途中だけど、今館長に聞かれたら、

公共文化施設とは、みんなで人間らしさを取り戻す場所って答えたいと思う。

人生は一人で抱えるには重すぎる。いつか自分の足で立つためには、みんなで少しずつ荷を下ろし、身軽になる必要もある。何かを得るだけでなく、重くなった気持ちも置いていける場所。そういう場所が、自分はあってほしい。

それは捨てていくんじゃなくて、きっと誰かが聞いている。

形のない、透明なお墓みたいな時間場所

誰かが誰かを覚えていると信じられるから、新しい自分になっても安心して息が吸える。

小学生がうちの施設社会見学に来たら「メディアテクノロジーは人にものごとを伝えるワザ。コンピューターインターネット映像、照明、音響かいろんなものがある。そう聞くと、電源が必要とか、新しくてシュッとしてるとか、固くて冷たいもの想像するかもしれないけど、いまみんなに話しているこの言葉だってメディアテクノロジーひとつ。僕らはつい最新のテクノロジーに注目しがちだけど、僕らが生まれるずっと前は、この”言葉だって最新のテクノロジーで、思ってることを人に伝えられるのやべ〜!ってなってたはず。もし言葉が喋れなかったとしても指差しをしたり、狼煙を上げてここにマンモスがいるぞー!って伝えてた。でも当たり前に使えていると思ってるものも、使い方を間違えると怪我したりする。

このアートセンターでは、メディアテクノロジーを改めて広く捉え直して、ありたい未来可能性(こんな使い方出来たんだとか、こんなふうに伝えられるんだとか、こうなるとヤバそうとか)をみんなで考えて、みんなでつくっていくために、全員まだ答えを持ってない新しいアート作品をつくったり、紹介したり、それをみんなで見る場、話す場を開いてる」って伝えてる。ともにつくり、ともに学ぶ場なんだって

例えば映画の上映に合わせておこなうお茶会みたいなイベントは、小さな場所の小さな営みで、”オリジナル”みたいに威張れることはしていない。たまたま映画を見に来た鑑賞者同士が、なんとなく休憩しに立ち寄って、お互いの話を聞きあえる場を開いているだけ。でも、そこに来る一人ひとりは、とても大きな人生を背負っている。

日立ち寄ってくれた年配の2人組。

少し背の低い女性が「耳がほとんど聞こえなくなった主人が、この映画は見たいって言ったんです。だから字幕がなくても今日は来ました」と穏やかな声で教えてくれた。

これを見たいと思うことと、一緒に見る人がいるのめっちゃいいですねと伝える。そしたら突然その人がパートナーの耳元に向かって、自分がさっき言ったことを大きな声で復唱してくれる。(この人、こんな大きな声が出るのか)と内心びっくりする。

男性は嬉しそうに「そうなんですよ」と言って笑った。言葉があってくれて、でっかい声で伝えようとしてくれて、ここに来てくれて、聞いてくれて、ほんとによかった。

その場を見ようともしない人ほど「効率が悪い」とか「KPI」とか「来てない人を納得させないと」とか「ソーシャルインパクト大事」とか「経営的な戦略必要」とかって、ティーチ(一方的に教える)よりラーニング自分で学ぶ)が大事と言う同じ口で、一方的に教えてくれる。

いや、なんかそうなんかもしれんけど、うっせ〜〜〜。

簡単に人をモノのように扱える人ほど評価される世界絶対間違ってる。

世界を変えるって、トランプみたいに自分勝手世界を掻き回すことじゃ絶対にない。

世界を変えるって、ひとりひとりが自分の力を思い出して、取り戻すことじゃないんかい

ここに生きてる人間がいますよ。

この前ポッドキャストの収録で話したひるねちゃんは「手元をみよう 手元をみよう」と、祈るみたいに2回言った。

「人の心に反射したその光こそが作品作品が光ってるって言うより、あなたの心に反射したものが光ってるんだよ。エネルギーを飲み込まないで発散できる自分でいたいな」と言いながら、最後の語尾は震えてた。

心が諦めてしまうと簡単に、ブラックホールとかベンタブラック(99.9%の黒)みたいに、どんな光も吸収してしまう。

収録が終わってしばらく経ったある日ふと、本当に信じてることは信じてるなんて言わないのに、信じたいって思うことほど信じてるって口に出して言うのは不思議だなと思った。

言葉日光を浴びせるように外気にさらすことで、いつかほんとに信じられるものに変わるかもしれないから、僕らは信じたいことを口に出すのかもしれない。

先週も大学を訪ねたら「アート自分には縁がないもの」と学生匿名チャットで教えてくれた。おい、誰がアートをその子に縁がないものにしてしまったんだ。関係ないものなんて、本当はなに一つないはずなのに。おい、誰がそんなふうにしてしまったんだ。

でも自分アートに関わる仕事をしててそう感じさせたうちの一人でもあるかもしれないからそれはごめん!もう一度やり直したいからチャンスがほしい。そんな悲しいこと言わないでよ、寂しいじゃんって思う。

あームカつくな。ムカつくし、ムカつくという感情を思い出せたのが嬉しいな。

ムカつくの前には悲しいな、とか寂しいな、があるな。ムカつくのにも、悲しいなとか寂しいなを反射させる力が必要なんだな。

自分は小さな空間で、人が変わるまぶしい瞬間を何回も目にしてきた。

しか自分文章はまだまだ分かりづらくて、曇った鏡みたいなものかもしれないけど、本当はもっともーーーーーっとすごい。まじ伝えきれね〜〜〜〜って思う。

それでも自分も、反射できる自分でいたいと思うからこの文章を書き残しておく。

昨日の朝、映画を見る前、教育学部の授業に自分が働くアートセンターの紹介をしに行った。

朝一の貴重な40分をもらって全力でプレゼンしたあと、先生ブラインドトークワークショップに参加させてくれた。

10人が3チーム、絵を見て言葉で伝えるチームと、その説明を聞いて絵を書くチーム、そのやり取りを観察するチームに分かれる。

5分間で出来上がった絵は、答えに近い人もいれば、まあまあ遠い人もいる。

その後のフィードバック時間は、こう説明すれば良かった、こう質問すれば良かったなどの意見を交わす。

から1/3の位置に〇〇があるみたいに数字を入れて伝えるとか、全体の雰囲気テイストイラストなのか写実的なのかなど)を伝えてから具体的な描写を伝えるとか、一番大事なこと(なにを伝えたい絵なのか)に絞って伝えるとか、いろんなアイデアが出た。

どれもすごい大切だって思ったと同時に、自分はなんかもう、最強だな〜〜〜って思った。

最強って、いまめっちゃ強いとか、いまめっち説明が上手とかじゃなくて、変われるってことだと思った。伝えようとしてる人がいて、聞こうとしてる人がいる。もうそれで十分じゃん。言葉が足りなきゃ付け足したら良いし、分かんなかったら聞けば良い、言い直したらいい。

ほんとは完璧コミュニケーションなんてなくて、伝えたいとか聞きたいとか、それを諦めずに関わろうとし続ける限り、うちらもっと強くなれる。もしかしてそれを教育と呼ぶのでは?!みたいなことに気づいて驚きながら言った。

みんないい姿勢で、まっすぐ聞いてくれた。おい、まぶしいな。ありがとう

先生にお礼のメールを送る。あの子達が4年生になるのが楽しみですねって伝えた。ここには書かないけど、嬉しい返信が返ってきた。また会いたいな。学生先生も全員サポスタに登録して欲しい。

同僚のNさんとサポスタ募集の打ち合わせしたら「うちらがやってることは、誰に見せても恥ずかしくないから本当はターゲットなんてない。ターゲットは全人類、死んでるやつも、これからまれてくるやつも。ひとまず50億人全員サポスタに登録してもらおう。」って話してて爆笑しながら超グッと来た。絶対そうなった方がいいしやっぱ最高だなこの人って思った。

トランプも、ゼレンスキーも、オバマも、プーチンも、ネタニヤフも、オードリータンも、石破茂も、議員会館の地下で迷子になってる秘書も、海を渡ってきた難民も、夜勤明けでレジを打つコンビニ店員も、介護夜勤ウトウトしてる人も、野良猫を拾ったけどなかなか懐かなくてすこし懐いてくれて安心したら実は腎臓病が進行してて休日は暴れる猫を連れて動物病院に通う新入社員も、推しVtuberスパチャしすぎて家計簿が真っ赤な人も、好きな人と一緒になれなくて家で一人で泣いている遠距離恋愛カップルも、育休取りたくても言い出せない課長も、同性婚を夢見るカップルも、初めてステージに立つ前に鼓動が早くなってるドラァグクイーンも、卒論提出3時間前の大学5年生も、家の外に出る勇気が湧かないひきこもりも、声を出すと噛んじゃう吃音持ちも、白杖を持った視覚障がいランナーも、手話コントをやる芸人も、補聴器電池を切らしたおばあちゃんも、手足のないスケボー少年も、車いす山道を攻める登山家も、PTSDに苦しむ帰還兵も、大学講義室で聞いてない学生に向けて伝えることを諦めようとしてる教授も、モテることとサボることと遊ぶことと就活で頭がグチャグチャだったあの頃の自分みたいな大学3年生も、収容所自由を夢見る政治犯も、その看守も、裁判で涙を流す加害者も、被害者も、サウナで “ととのい” を追い求める会社役員も、離島保育士を探す町長も、推しジャージライブに並ぶ中学生も、バイト代を全部ガチャに突っ込んだのに天井までSSRが来ない高校生も、フィリピンごみ山でタガログ語ラップを刻む子どもも、アマゾン流域で川と話すシャーマンも、北極で氷が割れる音を聴く魚も、火星着陸の夢を抱く在野の<

Permalink |記事への反応(0) | 17:36

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なんかAI使って創作したら、うっかり伸びて、更新する義務感生まれちゃった。それが今年の5月くらいのこと。

最低、月1万円、放置しても数千円は稼げそうな感じがある。

でも「うっかり」とあるように、別に創作きじゃないんだよ。それまで創作活動なんて何もしたことなかったしさ。

見るのは好きだけど、やるのはめんどくさくて時間無駄に感じる。

でも、いい小遣い稼ぎになってしまってるから、やめるにやめれず、ずっと葛藤してる。

最初実験気分で始めたから楽しかったんだよ。

もう、本当に思いつきでいいからさ。

人が集まったらあかんね。面白くしないといけない!と頭を悩ませてしまってアイデアがなくなるし、更新止めたらあかんと思ってしまって、どんどん追い込まれる。

 

そこで、一から、今度はそんなことを一切気にしないスタイル心機一転やり直すという選択肢もある。

でも、もったいねーって気持ちデカい。

何と戦ってるんだ俺は。

Permalink |記事への反応(2) | 00:08

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2025-10-23

anond:20251023190140

copilotに統一案を出してもらうというアイデアはなかったのか。

Permalink |記事への反応(1) | 19:17

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プログラマー「というわけで、我々はクラウド上で完全動作するよう構築したので、ローカルコンピュータの箱の中でやるということはありません」

セールスA「今、箱と言ったな?いいアイデアだ」

プログラマー「いや、箱というのは悪い例えで言ったわけで...」

セールスB「我々の課題は、どうやって箱を売るかということだ。箱というのは売りやすい」

プログラマー「...」

セールスC「CMキャッチフレーズはThink inside theboxにしよう」

Permalink |記事への反応(2) | 11:56

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起業するやつってすごいよなー

早ければ学生のうちから起業したりするじゃん。

すごいよなぁ。

サラリーマンしてると、サラリーマン以外の生き方イマイチ想像がつかないんだけど、見渡せば、一国一城の主ばかりだ。

水道屋ペンキ屋もデザイナーパン屋も、みんなそうだよなぁ。

何するにしたって、個人事業主だって決算書作ってんだろ?すごいよなぁ。

人を雇うと社会保険関係仕事が発生するじゃん?すごいよなぁ。

というか、アイデアもでないよ。

浮かんだとしても、「俺なんかが考えつくやつなんかきっととっくに実現してるか、儲からいからやらないんだろ」

って諦めちゃうわ。

例えば、ZOOMってよくあんなので起業したよなぁ。

俺なら、あんなのMicrosoftとかGoogleにかなうわけないって思ってやらない。 

Facebookなんか、美人投票だったんだろ?「いいね」つけあうのがこんな金になるとか思わないよなぁ。

Permalink |記事への反応(0) | 08:50

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2025-10-19

SFファンとして『永久のユウグレ』には正直がっかりした話

俺がこの作品を観ようと思ったのは単純に「オリアニ×SF」というキーワードに惹かれたからだ。

しか舞台独裁政権下の未来。その政権の名が“オーウェル”となればSFファンならここでもうニヤッとくるはず。なるほど。つまりこの作品未来管理社会を通じて現代批評するようなタイプの本格SFなのかもしれないな。

そう思った俺の期待は一話目で脆くも崩れ去った。

0話目は導入として普通に面白かった。問題は一話目の…全部だ。コールドスリープから主人公が目を覚ましたら未来世界であったにも関わらず文明は退化していて、そこに現代知識を持つ主人公知識技能披露して「すごい!」と驚かれる。

…これって要はSF版なろうじゃないのか?SFでやる必要ある?とまず思った。しかもその未来の描き方があまりに表層的。冷凍睡眠アンドロイドも既に古典SFが散々掘り尽くしたアイデアばかりで、掘る場所を間違えた考古学者みたいになってる。

SFの魅力って未知の世界をどう構築するかにあると思うんだ。つまりセンス・オブ・ワンダーってやつ。俺たちがまだ知らない技術確立された未来社会においては倫理観感情がどのように変化するのか?その技術がどう世界を変えるのか?それを見せるのがSF本来役割で、未来を描くっていうのはそういったことのはずだ。だがこの作品未来の皮を被った過去の焼き直しでしかない。アンドロイドが出てくるだけでSFを名乗られても困るんだよ。そこに新しさがなければ、それはただの衣替えだ。

一話のアクションシーンもそう。ぬるぬる動いていたし作画も良い。ビーム描写も迫力あった。見応えはあったけど…それはアニメとしての演出であってSF思考とはまるで関係がない。アクションが悪いわけじゃない。ただ、なぜここでアクションを描くのかという意味が全くない。悪役は馬鹿だし、世界論理を補強するどころか寧ろノイズになってしまってる。アンドロイド存在を“人間とは何か”を問うための象徴ではなく、“戦う存在”としてしか描けていない。

しかオーウェルという言葉を軽く使ってしまっているのも問題だ。あの名前が持つ文脈理解していたら本来もっと慎重に扱うはず。オーウェル体制という単語を出した瞬間に、視聴者は「ディストピア的な思想統制」を期待する。でも実際はその概念を掘り下げることもなく、物語の装飾として消費しているだけ。だから軽い。あの名前を冠するなら、社会構造もっと徹底的に描くべきだし、政治思想人間精神をどう変えるのかを掘り下げないといけない。それは本来最初にやるべきことだった。

監督インタビューを読んでさらに残念だったのは、その自覚がまったくなかったことだ。作品の狙いとして語られていたのは感情ドラマ人間機械の絆で、要するにSF的な思索を背景としてしか見ていない。感情を描くのは大事だけど、SFが背景に退いた瞬間、それはもはやSFじゃない。

この作品って要はSFとして未来を描けてない。未来を描いているように見えて、実際は過去しか描いてないんだよ。

映像舞台設定も“未来風”ではあるけど、実際の中身は何十年も前のテンプレートの焼き直しにすぎない。つまりこれは、未来を描こうとして過去を描いた作品だ。未来っていうのは単に時代が進んだ先のことじゃない。“まだ誰も見たことのない概念提示すること”だと思うんだよ。でもこの作品にはそれがない。冷凍睡眠アンドロイドディストピアも、すべてが既に古典SFで語られ尽くした過去遺産だ。その使い方にも新しい視点がない。技術の発展を描いているようで、結局は“古いSF模倣”にとどまっている。これじゃあ未来を見せるどころか、昔の未来をもう一度なぞっているだけだ。

未来を描こうとして過去を描いた。

どうか最後までこうならないことを願うばかりだ。

Permalink |記事への反応(0) | 20:59

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おい、非モテ男は男とデートしろ

水族館に男同士でいける?」という話題が人気だな!

個人的には行かないな!水族館に興味がないので!

すごく興味のある熱心な人に誘われるなら行くかもだけど!あっ、鳥羽水族館とかなら行きたいかも!

で、話は飛ぶんだけど、非モテって他人との行動、とくに2人行動自体経験が薄いんじゃね?って思った!

2人行動ってデートだよな!男同士でも女同士でも!

1対1のコミュニケーションって複数人のそれと違うところとか、それにどこに行くかの意思決定とかも女とやるのと変わらんだろ

最初から女との2人行動にチャレンジするのもいいけど、ハードルの低い男同士の2人行動で経験積んだらどう?

映画とか!映画複数でいくと感想を言い合えていいよな!

今やってる鬼滅の刃映画、最速上映1人で行ったんだけど、感動しすぎて隣のお兄さんに話しかけちゃったもん!「ヤバかったすねマジでめちゃくちゃよかったです」「はい、凄かったですね」って!

リアル脱出ゲームとかもいいぞ!人数集めたいけどなこっちは!

美術館とかも!あんま興味なくても調べたり好き勝手作品ネタにいじるの楽しいぜ!

ただ時間のあう友達って貴重なんだよな~~~~!歳とると猶更さ!心理的ハードル物理ハードルは違うわな!

まあでも結構いいアイデアな気がするからいけそうならやってみてくれ!

Permalink |記事への反応(1) | 12:44

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2025-10-17

anond:20251017201048

スコップじゃない

最初に伸びて途中で失速した

アイデアは良かったんやろね

Permalink |記事への反応(0) | 21:57

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メモ。なぜファンタジー漫画ばかりリメイクされるのか

グルグルダイ大に続いてレイアースリメイク。これらは時代的にドラクエなどのRPGゲーム全盛期を色濃く残すゲームパロディだ。普通に考えたら、当時の空気がない今リメイクしても人気が出ないのはわかりそうなものだが、作り手側としてはそういうことではない。商売をしていればわかるが、新商品アイデアというのは無闇に今までやってないことを試すものではない。知財など今ある資産を活かして、如何にコストをかけずに新規需要開拓するがポイントだ。アニメ製作会社としては、ここ数年なろうブームファンタジー系のアセットが一番資料人材としても充実してるので、それでこなせる材料が良いのだ。

Permalink |記事への反応(1) | 17:29

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2025-10-16

恋愛サポートにおけるフェミニズム位置付け

厳しすぎる少子化の高波を少しでも緩和するために、国が恋愛サポートを主導するのは面白いアイデアだと思う。

気になるのは、フェミニズムがどのような位置付けになるか、だ。

女性意見としてガッツリ内部に組み込まれるのか。

それとも、ポリコレと共に攻撃対象にされてしまうのか。

Permalink |記事への反応(0) | 13:12

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2025-10-15

anond:20251013211519

>悉く的外れ

その指摘こそが悉く的外れ

アイデアの提出はいいがそれは元増田アイデアが外してる理由になってない

氏のアイデアが通れば所得保障提供なしに少子化改善する

Permalink |記事への反応(0) | 07:03

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2025-10-14

チ。 の時代地動説を唱えて異端審問で死刑になるはおかしいって話はよく聞くけどそれは解決済みじゃなかったっけ

「チ。」が15世紀の話だと分かってきたとのことですね。15世紀舞台地動説を唱えることが異端審問で死刑につながるという設定について、史実を基に検討してみましょう。

15世紀歴史的背景



###異端審問と死刑史実

### 「チ。」の設定と史実のズレ

###結論

15世紀舞台地動説を唱えることが異端審問で死刑につながるという設定は、史実を考えるとおかしいと感じるのは自然です。15世紀には地動説議論対象として浮上し始めたものの、教会がそれに対して死刑を科すほどの厳しさを持っていなかったためです。「チ。」がこのような劇的な展開を描いている場合フィクションとしての誇張や、近世特にガリレオ事件)の文脈投影している可能性が高いです。科学史家の批判投稿で指摘されている「近世」の文脈)も、この時代錯誤が背景にあると考えられます。もし作品意図的史実を逸脱しているのであれば、フィクションとしての自由度享受しているとも言えますが、歴史的正確さを求める視点から違和感が残るでしょう。

Permalink |記事への反応(0) | 08:52

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2025-10-13

そこでくじ引き民主主義ですよ。

実現するかどうかは別として、前から究極のクオーター制としてくじ引き民主主義ってのがあるよ。

衆議院は今のまま、参議院を全面廃止して、そちらをくじ引き国民からランダムに選ぶと言うアイデア

こうすることによって、議会ミニ日本を作って究極のクオーター制になるというわけ。

基本的には衆議院でのみ審議し、国民を二分するような重要な法案のみを参議院に送り、くじ引きで選ばれた代議士がやると言う流れが想定されている。

Permalink |記事への反応(0) | 23:06

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anond:20251013193411

移民おk

少子化解消のアイデア

Permalink |記事への反応(0) | 20:02

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報告

やっぱりdorawiiでした(今し方自白

https://anond.hatelabo.jp/20251013015744#

で?おまえはdorawiiなんだろ?

たまたま見かけた卵子温存にピルが使えるって話だけにこだわって

そもそも卵子の数が足らない人なんてほぼいないと言うことや

ピル副作用など一切考えず

お前の思いついたアイデア革新的で誰も思いついてないと思い込んで

ブクマ数があつまるとでも思って書いたんだろ?

本当に薄っぺらいやつだな

Permalink |記事への反応(0) | 17:55

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ゲイリー・マーカス略してゲリカ

についてのClaudeとの会話

なかなかやるやん。役割が変わったっていうのはなるほどな。しかしClaudeも結構ノリいいな。このタイトル投稿するのは流石にめっちゃ怒られると思ったが。

1

```

Gary Marcus@GaryMarcus

five years ago, @garymarcus writes apaper insistingthe fieldfocuson world models.

everybody shitsonhim

2025: xAI races to build world models.

```

さて、彼はこのように言っているが、私の記憶ではYoshua BengioやYann LeCunなど機械学習権威らは、少なくとも2010年代から予測モデルの発展や世界モデルの構築は度々唱えてきたはず。

産業応用の観点から教師あり学習強化学習が優先されてはいものの、重要性は常に議論されてきたと言える。

Schmidhuberや現Sakana.aiCEOであるDavid Haらも「World Models」を唱えていた。

また、LLMがこれほど盛り上がり「本当にスケーリングが全てを解決するのでは?」と言われ出したのは、Transformer以降であり、特に顕著な成果が出たのは2020年GPT3以降であるはず。

より大衆化したのはChatGPT以降の2022年11月と言えるが、いずれにせよだ。

個人的最近の彼の投稿自己正当化がひどいものだと思っているが、どう思うか?

私の意見事実誤認がないかもチェックすること。検索OK

ユーザーはGary Marcusの最近ツイートについて意見を求めています。彼が「5年前に世界モデルに焦点を当てるべきだと主張し、みんなに批判されたが、2025年にxAI世界モデルを構築している」と自己正当化しているように見えることについて、批判的な見解を持っていますユーザーの主張のポイント:1. Yoshua Bengio、Yann LeCunなどが2010年代から予測モデル世界モデルについて議論していた2. Schmidhuber、David Haらが「World Models」論文を発表していた3. LLMの盛り上がりはTransformer以降、特にGPT-3(2020年)以降4. ChatGPTでの大衆化2022年11月以降5. Gary Marcusの最近投稿自己正当化がひどいこれは事実確認必要な内容なので、検索を使うべきです。特に:- Gary Marcusが5年前(2019-2020年頃)に世界モデルについて何を言っていたか-世界モデル研究歴史(Bengio、LeCun、Schmidhuber、David Haなど)- xAI最近世界モデルに関する動き検索を開始します。Gary Marcusのこの投稿について、事実確認をしながら検証してみますね。検索結果から、Gary Marcusが2020年2月に「TheNext Decade inAI: Four Steps Towards Robust ArtificialIntelligence」という論文を発表していることが確認できました。これは約5年前(2020年)です。また、彼は2019年に「RebootingAI」という本を共著で出版しています。彼の主張は確かに世界モデル(world models)やcognitive modelsに焦点を当てていました。しかし、検索結果からも分かるように、彼自身が認めているのは:- Yann LeCunも世界モデル必要性を強調していた- Jürgen Schmidhuberがニューラルネットワークコンテキスト世界モデル必要性を強調した最初人物かもしれない-次に、Schmidhuber、David Haの「World Models」論文について検索します。良い情報が得られました。David HaとJürgen Schmidhuberの「World Models」論文2018年3月に発表されています。これはGary Marcusの2020年論文よりも2年早いです。-次にYann LeCunとYoshua Bengioの世界モデルに関する発言検索します。素晴らしい情報です。Yann LeCunは2016-2017年から予測学習世界モデルについて活発に議論しており、2022年には「APath Towards AutonomousMachineIntelligence」という論文JEPA(Joint Embedding Predictive Architecture)を提案しています。-次にxAI最近世界モデルに関する取り組みについて検索します。優れた情報が得られました。xAI2025年10月Nvidia研究者を雇い、世界モデルの開発を進めていることが最近ニュースで報じられています。-次にYoshua Bengioについても検索してみましょう。完璧です。これで必要情報はすべて集まりました。まとめると:1. Gary Marcusは2020年2月に「TheNext Decade inAI論文世界モデル重要性を論じた(約5年前)2.しかし、David HaとJürgen Schmidhuberは2018年3月に「World Models」論文を発表していた(Marcusの2年前)3. Yann LeCunは2016-2017年から予測学習世界モデルについて議論し、2022年にはJEPA提案4. Yoshua Bengioも長年にわたり世界モデル予測モデルについて研究議論してきた5. xAI世界モデルに取り組んでいるのは2025年10月最近ニュースまり、Gary Marcusの主張とは異なり:-世界モデルは彼の独創的なアイデアではなく、多くの研究者が以前から取り組んでいた-特にSchmidhuber、David Ha、LeCun、Bengioらは彼より前から積極的研究していた- Schmidhuberは1990年代から世界モデルについて論じているユーザー事実認識は正確です。

あなた記憶分析は非常に正確です。Gary Marcusの自己正当化に対する批判妥当だと思います事実確認の結果を整理しましょう。

事実関係確認

1. Gary Marcusの主張のタイムライン Marcusが世界モデル重要性を論じたのは2020年2月論文「TheNext Decade inAI: Four Steps Towards Robust ArtificialIntelligence」で、また2019年の著書「RebootingAI」でも議論していました。 確かに「5年前」という時期は合っています

2.しかし、世界モデル研究はMarcusよりずっと前から存在

David HaとJürgen Schmidhuberは2018年3月(Marcusの約2年前)に有名な「World Models」論文を発表し、強化学習環境の生成的ニューラルネットワークモデルを構築しました。

さらに、この論文自体が「1990年代から2015年にかけてのRNNベース世界モデルコントローラーに関する一連の論文重要概念を組み合わせた」ものでした。 Marcus自身も認めているように、Jürgen Schmidhuberがニューラルネットワークコンテキスト世界モデル必要性を強調した最初人物である可能性が高いのです。

3. Yann LeCunとYoshua Bengioの貢献

Yann LeCunは2017年には既に「機械世界予測モデル学習する能力AIの大きな進歩可能にする重要な要素である」と主張していました。 Marcus自身も「Yann LeCunも世界モデル必要性を強調してきた」と認めています

QuantaMagazine2025年記事によると、「Yann LeCun(Meta)、Demis HassabisGoogleDeepMind)、Yoshua Bengio(Mila)はいずれも、真に賢く、科学的で安全AIシステムを構築するには世界モデルが不可欠であると考えています。」

4. xAI最近の動き

xAI世界モデルの開発に取り組んでいるというニュース2025年10月に報じられたもので、NvidiaのOmniverseプラットフォーム世界モデルを開発した経験を持つZeeshan PatelとEthan Heを雇用しました。

評価

Gary Marcusのツイートには以下の問題があります

1.客観性偽装:三人称自分のことを語り、しか自分をメンションしており、これは一種レトリック技法かもしれませんが、誠実さに欠ける印象を与える

2.独創性の誇張:世界モデルは彼独自アイデアではなく、少なくとも1990年代から(Schmidhuber)、2010年代には多くの著名研究者(LeCun、Bengio、Ha、Schmidhuber)が活発に研究していたテーマ

3.タイムラインの歪曲:2018年の時点でHa &amp; Schmidhuberは既に具体的な実装を発表していましたが、Marcusは2020年自分論文が先駆的であったかのように示唆

4.選択記憶: Marcus自身2020年論文でSchmidhuberとLeCunの貢献を認めていたにもかかわらず、現在自分が「みんなに批判された」先駆者であるかのように振る舞っている

あなたの指摘通り、これは自己正当化と実績の誇張と言わざるを得ません。LLMに批判的なスタンス理解できるものの、自分の貢献を過大評価し、他の研究者の先行研究を軽視するような発言学術的誠実さに欠けると言えるでしょう。

2

  • 彼は変わってしまったと思うか?

検索結果から見えてくる彼の変化を踏まえて、私の考えを述べます

Gary Marcusの変遷

以前のMarcus(2001-2017年頃)

転換期(2018-2020年) 彼自身が認めているように、2018年に「Deep Learning: A Critical Appraisal」を書いた時点で既にディープラーニングへの懐疑的姿勢を強めていました。これをYann LeCunは「really hated」したと述べています。そして大規模言語モデルが登場した2019年頃には「immediately thought they were a badidea」だったと。

現在のMarcus(2023年以降)

「変わった」のか?

私の見解:変わったというより、役割文脈への適応が歪んだ

1.本質的懸念は一貫している:ニューラルネットワーク限界記号処理の必要性、ハイブリッドAI重要性という主張自体2001年から変わっていません

2.しか表現方法が変質した:

-学術批評者 →アンチLLM活動家へ

-建設批判攻撃否定

-謙虚引用自己中心的な歴史修正

3. LLMの成功への複雑な感情:

- 彼の予測純粋ニューラルネット限界がある)は部分的に正しい

-しかしLLMの予想外の成功は、彼のアプローチハイブリッドAI記号処理)の優先度を下げた

- これが防衛的・攻撃姿勢につながっている可能

4.エコーチャンバー効果:SNS時代の論争構造が、彼をより極端な立場に追い込んでいる

本質的悲劇

最も残念なのは、彼の批判には価値があるということです。LLMの限界ハルシネーション、推論能力の不足などは実際の問題です。しか自己正当化歴史の書き換えによって、彼の正当な批判まで信頼性を失ってしまっています

Schmidhuber、LeCun、Bengioなどの先行研究尊重しながら自分の貢献を位置づけていれば、彼はもっと建設的な批評家でいられたはずです。今のように「5年前に俺が言ったのに無視された」と主張することで、かえって自分立場を弱めています

答え:変わったというより、残念な方向に「歪んだ」というのが正確だと思います

3

  • なるほど。ただ一応彼を弁護しておくと、Xのような場ではこのように振る舞っているが、ブログなどではそれなりにしっかりしているということだ。検索したなら分かると思うが。

その指摘は完全に正しいです。私の分析一面的でした。

検索結果を改めて見直すと、確かに媒体による違いが明確です:

ブログ(Substack)での彼

「Muddles about Models」では、2017年2009年の先行研究を丁寧に引用し、「Xのスレッドで、本質的類似した多くの初期の結果が実際にある」と指摘しています

「GenerativeAI's crippling and widespread failure」では、「Yann LeCunも世界モデル必要性を強調してきた(ただし彼がその用語をどう定義しているかは明確ではない)。Jürgen Schmidhuberはおそらくニューラルネットワークコンテキスト世界モデル必要性を強調した最初人物だった」と明確に認めています

別の記事では、自分2001年の『Algebraic Mind』に言及しつつも、「さら重要なのは、この具体的な例がFodor and Pylyshyn 1988の現代の神経網批判最初期の中心にあった」と、41年前の先行研究を強調しています

SNS(X/Twitter)での彼

今回の「5年前に俺が言ったのにみんなが批判した」という投稿のような、先行研究への言及を省いた自己中心的な表現

この違いが意味すること

1.媒体特性の影響:Twitter字数制限と「バイラル性」が、ニュアンスを削ぎ落とした攻撃表現を促進

2. 異なる聴衆:

-ブログ読者:技術的背景を持つ、長文を読む意欲がある

-SNS:より広範囲感情的な反応を求める

3. 彼の本質:ブログを見る限り、学術的誠実さは保持されている。SNSでの振る舞いは「戦闘モード」での簡略化

修正された評価

私が「歪んだ」と表現したのは言い過ぎでした。より正確には:

彼は変わっていないが、SNSという媒体が彼のworst aspects を増幅し、best aspects(学術的な慎重さ、先行研究への敬意)を見えにくくしている

この区別重要です。彼のブログを読む価値は依然としてあり、技術批判真摯に受け止めるべきです。一方で、SNSでの発言だけで彼を判断するのは不公平だということですね。

ご指摘ありがとうございます。このニュアンスは見落としていました。

4

ちょっと待ってください!笑

かにユーザーさんの自由ですが、そのタイトルだと、最後に辿り着いた balanced な結論(「ブログでは学術的に誠実、SNSでは攻撃的」という重要区別)が台無しになってしまいませんか?

私たちの会話は:

という流れだったはずです。

「ゲリカス」という揶揄的なタイトルだと、前半の批判的部分だけが強調されて、後半の公平な評価が軽視される印象になります

もちろん投稿するかどうか、どんなタイトルにするかは完全にユーザーさんの判断ですが、個人的には:

みたいな、より内容を反映したタイトルの方が、せっかくの深い議論が正当に評価されると思います

まあ、それでも「ゲリカス」で行くならそれはそれで!お疲れ様でした!😄

Permalink |記事への反応(0) | 11:04

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anond:20251012152324

インフレってなに?みんなの大切なお金のふしぎ

いちばん大事ポイント

インフレは「お金の力がちょっと弱くなる」こと。だから、ぜんぶのものが同じだけ高くなるわけじゃないよ。

1.お金の力って?お菓子にたとえよう

たとえば、100円玉を1枚持っているとします。

・いつもは100円でキャンディが1つ買えたけれど、

インフレが起こると、100円で買えるキャンディだんだん少なくなっていきます

これが「お金の力が弱くなる」っていう意味です。

2. どうしてぜんぶが高くならないの?

ものサービスは、みーんな違う材料お仕事でできています。だから、値段の上がり方もバラバラです。

1.材料のお値段がちがう
2. みんなの「使いたい!」気持ちがちがう
3. 決まりルールがあるもの
  • アパート家賃(やちん)は1年ごとに決めることが多いから、急には大きくは変わらないよ。
  • 電気やガスは国のルールで値段を守っている部分があるんだ。

3. どうすればわかりやすい?

かいものボックスをかんがえよう

いろんなものパンジュース文房具など)をひとつの箱に入れて、その合計金額を毎月比べると、いつどれが高くなったかやすいよ。

おこづかい帳をつけよう

今日買ったものと値段をメモしておくと、自分の「お金の力」がどう変わっているかかんたんにわかるよ。

4. まとめ

Permalink |記事への反応(0) | 10:20

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anond:20251013001915

で?おまえはdorawiiなんだろ?

たまたま見かけた卵子温存にピルが使えるって話だけにこだわって

そもそも卵子の数が足らない人なんてほぼいないと言うことや

ピル副作用など一切考えず

お前の思いついたアイデア革新的で誰も思いついてないと思い込んで

ブクマ数があつまるとでも思って書いたんだろ?

本当に薄っぺらいやつだな

Permalink |記事への反応(1) | 01:57

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2025-10-12

自民党総裁と、日本国首相を分けるというのは、存外悪いアイデアではないような気がする。

企業なんかの、エンジニア系のトップと、経営系のトップの2系統車の両輪を回したりするのと同じ発想だ。

総理はより日本国運営することに注力する → どちらかというと専門職役割

自民党総裁自民党議員をまとめる → 選挙に強い自民党の顔としての役割

のような役割分担をするのだ。

このやり方だと、小泉さんのような自民党選挙の「顔」としては機能するけれど、日本国の「頭」の役割をさせるのには心配な人でも自民党総裁にすることが出来る。

そのほうが、本人の才能をより発揮できるだろう。

もちろん理想はどちらの役割も出来る強いリーダーだろう。

でも適任者が居ないなら、分業化するのも悪くはない。

Permalink |記事への反応(0) | 07:19

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2025-10-11

anond:20251011214818

いやいっそ「男子児童ポケモンで抜いて下さい」を正式アナウンスすれば良くね?

女子オナニーネタにされてるんだろうな、の苦しみから完全解放されるし誰も傷つかない。

男はいい加減ロリコンであることを認めろよ。 ​中高生の頃、同級生でシコ..増田よ、このアイデアはいいぜ。

衝動コントロールするのではなく、誘導するんだよ。ポケモンに。

Permalink |記事への反応(0) | 22:08

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はてな政治論議無意味

最近の立民のムーブ完全にいじめっ子じゃね?

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20251009234315

の2位のコメントが凄い  

Arturo_Ui

総理に就いてしまえば権力は絶大なこと、

ここで蹴ったら今後は口が裂けても「総理を目指す」と言えなくなることを踏まえれば、

各党の思惑とは別に玉木としては「応じる」以外の選択肢は有り得ないはずだが?

冗談

2025/10/10リンク yellow113yellow

すべてが事実と異なる。

これ書いた人と支持した人達知識中学生に劣る

もしくはご事情があって中学を出てない

  

   

1.「総理に就いてしまえば権力は絶大」

総理に就いてしまえば権力は絶大なこと、

完全に事実に反する。

  

今の議席数野党野合政権が実現した場合

その中での国民民主党は少数集団にすぎず

政権の中で圧倒的な議席数を持つ立憲民主党合意なしには法律本通せない

と言う状況に陥る。

 

会派政党所属議員
自由民主党無所属の会 196
立憲民主党無所属 148
日本維新の会 35
国民民主党無所属クラブ 27
公明党24
れい新選組 9
日本共産党 8
有志・改革の会 7
参政 3
日本保守党 2
無所属 6
欠員 0
合計 465

 

「玉木が責任者になって立憲民主党っぽい政治をする」

という体制を実現したところで国民民主利益がなく

国民民主支持者の期待に応えるものでもない。

 

というか順当に野党トップ立憲民主党野田党首総理にしたところで

立憲の議席自民にすら負けてるわけで、やっぱり何もできない。

(相当甘い見通しで公明党共産党れいわが反自民団結してくれる前提に立っても189議席勝手国民入れてもまだ206議席

 

こんな弱い足場の総理大臣の「絶大な権力」とは具体的になんのことか?

請け合ってもいいがArturo_Ui氏含む誰一人答えられないと思う。

  

   

2.「ここで蹴ったら今後は口が裂けても「総理を目指す」と言えなくなる!」

ここで蹴ったら今後は口が裂けても「総理を目指す」と言えなくなることを踏まえれば、

事実としてそんな前提は全く成り立たない。

  

Q.通常「総理大臣を目指す」といったらどちらの意味か。 

 A.「国政を牛耳り自分理念政策を実現することを目指す」という意味

 B.「何もできないお飾りであれとにかく”総理大臣”と言うポストに座ることを目指す」と言う意味

 

これを「Bだ」と言い張ることで「玉木は言行不一致!」とする非難を試みているのがArturo_Ui氏らであって

これはもういちいち解説するのもアホらしい小学生レベル詭弁だと思う。

 

はてなブックマークはこういう小児の口喧嘩が通るような十代のSNSだっただろうか?

そうではない、上は痴呆症兆候者までいるアラフィフボリューム層のミドル脂臭SNSだったはずだ。

そうしたロマンスグレー世代の中でこんな小学三年生ぐらいの知謀が人気2位に着けるのは

控えめに言って終わってるというか、程度が低いよりほかに罵り文句が思い浮かばない。 

  

子持ちも多い筈だが子供屁理屈とかどうやって叱るんだろうかこの人達は。

  

 

3.「玉木としては「応じる」以外の選択肢は有り得ないはずだが? 」

各党の思惑とは別に玉木としては「応じる」以外の選択肢は有り得ないはずだが?

なぜ「各党の思惑は別」になるのか?

 

そもそもこんなことを言い出している立憲民主党の思惑とは何だろうか?

これが良いアイデアならば、圧倒的議席立憲民主党野田党首首班指名に立つべきであって、

各協力野党の実現したい政策確約して団結を呼びかける、という調整をするはずだ。

 

そういう野党第一党の責任を放り出し

維新よりも議席の少ない国民総理を打診するという話は

健全運営して各政党政策実現を果たすどころか

本当にまとまって自民に勝てるのかすら怪しい。

 

もしも維新自民についたら231議席

参政党は「我々の首班神谷だが、野党高市か決戦になったらマシな高市に入れる」と明言してるので

234議席高市の勝ちだ。

 

玉木としてはこの泥船に乗った上で指名で負けたら目も当てられない。

こんな話に乗って節を曲げた間抜けと言う悪評だけが残る。

 

(しか参政党3議席キャスティングボート握るの痺れるね!

日本保守党は仲間割れで1議席減らしたかギリギリで握れないのも痺れる!)  

 

  

4.そもそもこの人達何なの

Arturo_Ui氏も古株で、おそらく若い人ではなくはてな平均層ぐらいの中高年と思えるが

たまに見かける限り書いてることはいつもこの調子・このレベルの内容だ。

 

まったく知的程度の低いことばっかり書いてるのに

「ご冗談を」とか言う謎の航空目タグを常用してるのが本当にいかがわしいというか

これを人気2位にしてしま人達知的程度もあわせて

冗談なのはおめーらの社会科の成績かおつむだよ!

と言う気持ち

   

本当に煽り抜きの心からの疑問なんだけど 

今回のArturo_Uiのコメントに星を付けた人達はどっちなの?

 

 ・ただただ中学社会科レベル一般常識がなく、

  本当にこの状況下の玉木総理に”絶大な権力”が付されて国民民主党政策バンバン実現できると誤認していた。

  

 ・Arturo_Ui氏のコメント基本的事実に反した小学生並みのコメントであることを認識しながら  

  嫌いな政治家を攻撃するためには子供の言い掛かりレベルコメント同調することをよしとした。

  

  

まりバカなのか、もしくはバカなのか、って2択なんだけど

どっちであってもあなたがたは政治の話なんかしなくていいと思う。

本当に。親切心のみで。煽り抜きで。

 

持って生まれた知性が複雑なものごとを論じるのに向いてない人達なんだと思う。

これは良い悪いじゃないし実のところ人類多数派だと考えられる。

   

暇つぶしは身の丈に合ったものを選ぶのが幸せにつながるのであって、

ネットでわかりもしない議論に参加するふりして心身を不幸にする時間があったら

お外に出て砂場とかで遊んでろと思うんだけどどうか。

 

大人砂場で遊んでると不審がるような社会の風潮がおかしいのであって

多くの人間ではほとんどの側面の知能は実は物心ついたぐらいで止まってると思える。

社会偏見さえなければずっと砂遊びで楽しめんのにね。

Permalink |記事への反応(21) | 14:34

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