
はてなキーワード:みよしとは
そうだな。ご存知のように、原神でもっとも難読なNPCの一人に「公義」がいる。
しかし、正しい読みは「まさのり」なのである。「きみよし」でも「ただよし」でも「ひろまさ」でもない。
ありえなくはないが、そもそも公も義も人名としては読み方がかなり多く、2つを組み合わせるケースは稀だ。
更に彼はボイスのないサブクエストでの登場なので、より理解を困難にしている(英語表記にすると分かる)。
ただ、決闘と称して何度でも戦えるためサンドバッグとして使われてきたNPCでもあり、目にする機会は多い人物でもある。
なので、安直な音読みをベースにしたコーギーがあだ名になったのだろう。
そんなまさのり君であるが、彼は主人公と出会った当初、自分の名も分からぬほどの記憶喪失で、野外に居座りながら狂気と憔悴の最中にいるサムライだった。
その正体は幕府軍の旗本だった研次であり、運命のいたずらで、親友であり同僚であった公義が敵軍に寝返っていたことを知らず、
戦場で自分の手により殺してしまった光景を最後に、心的外傷により記憶と精神に異常をきたして出奔してきた流浪人なのであった。
主人公の助力で徐々に記憶を取り戻すも、その事実に至る直前に、深追いすることを諦めたため、最終的に自分のことを親友の公義だと思い込んだままで終わる。
なので彼は公義ではなく「公義」なのだ。
そんなコーギーになりたいということであれば――
世の中には掘り返さない方が幸せなこともある、向き合わない方がいい過去もある、そんな記憶を消し去って生きていく、そういう考え方を内包することになる
そう君が決意を固めたのならば、俺は応援し、そして改めて新しい名で呼ぼう
コーギーよ、強く生きろ、と
“信長を気にかける貴重な資料” 義父斎藤道三の書状を発見 |NHK
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431231000.html
ブコメに「なんじゃこりゃ?」ってレベルの言い掛かりがあったので
migurin
素直にすごい。どうでもいいけどブコメ、記事に「濃姫」と記載があるのにわざわざ
mouseion それにしても信長と帰蝶との間に子供が出来なかったのが悔やまれる。
え?帰蝶が??
要するにmigurin の主張は
「濃姫のことを帰蝶と書くのは知識マウントである」ということだが
これは全く当たらない。
何故かといえば
別の有名どころに置き換えるなら
幸村=帰蝶
信繁=濃姫
の関係。
築山殿=濃姫
の関係。
後世のお話本で「面白味のあるキャラ名」としてあてがわれたのが幸村であり、瀬名であり、帰蝶であって、
もうちょいマシな根拠で「面白味はないけどより正確性高い呼び名」とされるのが信繁であり、築山殿であり、濃姫だ。
歴史知識というよりキャラとしての「信長の嫁」を扱うための便宜的な名前だ。
まあそう呼ばれてた可能性は高いよねということでしかない名前。
こちらの方が保守的であり歴史的正確性に意識の向いた呼び名なのだ。
つまり、
もしも「私は歴史知識に造詣深いですよ」とか「歴史知識に正確性を求めてますよ」的なアピールがしたいなら
migurinは一体何を言ってるのかさっぱりわからないということだ。
高い確率で単に「そっちの方が親しみがある」っつーだけだ。
近年のコンテンツでも「濃姫」じゃ面白くないから「帰蝶」採用率が高い。
「道三の隠居城の鷺山城から嫁いできた」というより細かい知識が盛り込まれている。
「濃姫?ああ鷺山殿ね!」なら歴史オタクの知識マウントっぽい。
かっこつけたいなら鷺山殿だ。
そもそも大した確証もなく人の発言をマウント扱いすべきではないが、
このmigurinにいたっては「何がマウントに当たるか」を判断するていどの歴史知識があるようにも見えない。
傍から見た感想としても「こいつ何言ってんの?」の一語である。
このレベルで歴史知識がないのに人の発言を知識マウントに感じるのは、単に闇雲なコンプレックスのようにも見える。
歴史ネタ以外でも被マウント感を覚えることはあるか、日頃どんなときにマウントされたと感じるか、等々を記録してみるのもよいと思う。
(念のため書いておくけど
俺が主張してるのはこのmouseionてやつはマウントしてないだろって話で
俺がマウントしてるという指摘なら受け入れるぞ
昔の女性の名前が特定されにくいのって、何で?女性は文書に名前が書かれることがないから?
2024/04/25
せやで
札幌に住んでいたころ夜に車で通りかかった山がちな区にあるロードサイド独立店舗の「みよしの」が、
客の入り方といい窓の切り方といい光の洩れ方といい外からも感じられるような静かさといいあまりにも「ナイトホークス」で感じ入ってしまったことを思い出す
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2351970
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9_(%E7%B5%B5%E7%94%BB)
今年のライブ以外の健忘録。
☆テントサイトが取れずホテル泊·レジャーシートで過ごすメリットとデメリット
·メリット
シートにいる事でライブを強制的(笑)に観る事が出来る。いつもは観ようと思ってもテントまで戻ったら面倒くさくなって観ないパターンも多々あったのでそう言う意味では例年より沢山ライブを観たと思う。
ホテルに帰る事により、お風呂にゆっくり入って綺麗になれる(バスでお風呂に行くと時間が気になってめちゃくちゃ焦るし自分の汚さで他の一般のお客さんがいる大衆浴場に行くのが申し訳なくなる)のとベットで横になる事で体力がめちゃくちゃ回復する。テント泊は全然身体が休まらないのは分かってはいたけどここまで違うとは思わなかった。
もし雨だったら地獄だったので晴れて本当に良かった。一日中シートに居るので日陰がなくめちゃくちゃ暑いのとご時世的に人と近くに座ってるのも気になった(シートゾーンが一杯で皆めちゃくちゃシート近付けて張ってる)
着替えが気軽に出来ない(私は普通に深夜シートで着替えたが…流石に裸にはなってないけど)
後はやっぱり一旦会場を離れる事によりライジングに来た感がちょっと薄れる。早朝のテントサイト民しか居ない時間が好きなのでそれが味わえなかったのは残念だった。
☆食べたご飯
みよしのの餃子、白い恋人ソフト、キーマカレーとナン、いも餅、白だしそば、ジェネリックいちご削り、スパイスカレー、冷めた唐揚げ
今年食べた物は唐揚げ以外はどれも美味しかった。ハズレがほとんどなしと言うか当たりばっかりでラッキー。スパイスカレーの店(と言うかプロボ系の店)誰もマスクしてなくてビビった…。ナンカレーの店では野菜カレーを買おうとしたら注文する所までいって売り切れと言われてパニックになる等(看板とかレジ前メニュー表にも売り切れ表記なかった…)
あと最後まで布袋のザンギといちご削りがある場所が分からず行けずじまいでした…。
今年は電子マネー(含むコード決済)が使えて良かったけど、結局現金で払った方が早い時もあったりしたので両方準備していって良かった。電子マネーは充電なくなったら使えないしね。
後はアース側にもっと飲食店置いて欲しかった。ペットボトルとかのお茶とか飲み物買えるお店も少ないし、サンステ側行かないと実質ご飯食べる所ないに等しい。
個人的な感染対策については、手を洗う時は必ず石鹸を使う(持参した)、ご飯食べる前はアルコール消毒、密にならない(スタンディングエリアでも隙間がある所でしか観ない)、ホテルでもマスク着用(これは会社から要求されたので…)等、やれる事はやったと思う。特にホテルは友達にも協力してもらって申し訳なかった…。本当に感謝しかないです。
全体の印象としては、スタンディングエリアは完全に個人個人にお任せレベルで人気アーティストの時はかなりヤバそうだった。アーティスト名出すの申し訳ないけど、クリーピーの時は離れた場所でもめちゃくちゃ声出してるのが聞こえてきたし実際めちゃくちゃ密になってたぽい。マスクに関しては着けないで喋ってる人は一定数居た。まぁこれは想定済みだったので良いけど、シートエリアでは食事禁止っての知らない人も多数いたのかなと思う。お弁当持参みたいな人もみたし…。事前に注意事項読んでないのかもしれんけど…。状況としては自分の身は自分で守る感じでした。
☆マナーについて
ライジング初めての人が多かったのかは分かんないけど、傘(日傘含む)さしたり、シートエリア外にシート敷いたり椅子座ったりの無法地帯だったり(これは運営側の見込みの甘さもあると個人的には思った)、前方スタンディングエリア外のライブ観るスペースにシート敷いたりライブ中通路でめちゃくちゃ人溢れてて通れなかったり中々めちゃくちゃだった印象…。全然注意もしないし(スタッフのキャパシティオーバーかもしれんけど…)来年はもう少しどうにかして欲しいかな…。
マナーじゃないけど、今年は仮設トイレが最後まである程度の綺麗さを保っていた(森道とかこのご時世にあるまじき汚さと手を洗う水場もめちゃくちゃ汚かった…笑普通に遊園地のやつ入りに何回も歩いたレベル)のと荷物をかけるフックがあってめちゃくちゃ助かった!手洗い場も綺麗だったしそこはすごく評価出来る部分だったのではないかと。あと水洗トイレも今年は沢山あったのも素晴らしい。
2日目は荷物をクロークに預けたのだが、肝心のクロークが遠い、そしてまあまあ高い(2日目は2500円した)のがネックだった…。でもテントがないと荷物を預かってくれる所があると言うのは有り難いと感じた。レイアウト的にグッズ売り場も遠いし、私は関係なかったがYOASOBIとアジカンが同じブースだったり、ずとまよとその他2組が同じブースだったりでめちゃくちゃ並んでたのは可哀想だったのでどうにかしてあげて欲しい。
RISNGSUNROCK FESTIVAL 2022へ行ってきたので忘れない内に健忘録として付けておく。読んでも面白くない雑記です。
今年はテントサイトも取れず入場券を買ってツアー発表を待つも(ツアーがあるか問い合わせまでした)結果的に道外からのツアーはなしで慌てて飛行機とホテルを予約、各日のJTBバスチケットも確保した後にテントサイトがダブりまくっていると言う謎の現象、そして何より自分自身が無事に行けるのか、もうギリギリまで全てが無茶苦茶で精神状態もまともじゃなくなるレベルだった…。特に自分が飛行機、バスチケット、入場券等ほぼ全てのチケットを予約し持っていたので万が一があったら友達に大迷惑をかけてしまう不安がヤバかった…。
友達と共に無事に出発出来て本当に良かった。
今回はかなり久しぶりのテントなし参加だったのでレジャーシートゾーンにシートを敷いて過ごした。このメリット·デメリットは後で記載しようと思う。
一日目、JTBのツアーバスで10時過ぎぐらいに会場に着いてリストバンドを交換。リストバンドの交換にかなり時間を要すると思ってたけど全然並んでなくてすぐ交換出来た。事前交換も効いてたかも。リストバンド交換の受け付けの女性が若いのに親切で優しくて早速感動した。あんなに若いのに暑い中ありがとうございます…。前日の雨のせいか所々道が泥濘んでいたけど警戒して長靴を履いてきたので無事に通り抜ける。こう言う時は長年行ってる知恵が役立つね。入場ゲートも空いててすぐに入場出来て人も少なかったのではしゃいで早速写真を撮る。お互いソロショットを取り合ったのだが今思えば自撮りとか撮っとけば良かったな…。
レジャーシートを無事に敷いて、椅子を組み立てて寛ぐ。今年はレジャーシートゾーンにいる事になる為椅子を新しくしたんだけどこれはかなり正解だった!疲れが大分違うと思う。ちょっと重かったけど(通販で買う時精神がまともじゃなくてぼーっとして買ったから正常な判断がとれてなかった…)
ダラダラしてから会場をぐるっと見て回り(当然だけど規模はかなり縮小されてた)ご飯を食べに行く。みよしのの餃子を友達と食べて感動したり(熱々で値段も安くて味も美味しかった!)イシヤのブースでソフトクリーム食べたり(フォトスポットでソロショット撮りあってたら店員のお兄さんが友達と撮ってくれた笑)早速ライジングを満喫する。テントないと時間がすごいある気がする。毎年テントサイト引き換えにすごい並ぶし立てるのもめちゃくちゃ苦労する(テントを立てるのがこの年1だけなので…)から…。
一日目に見たラインナップ。
ZION→ワタナベシンゴ→長岡亮介→TENDER→中村佳穂→ASIAN KUNG-FU GENERATION
·ZION
ex.NICOの光村さんがやってるバンドとの事で観に行く。金光さんがべた褒めしてたのでどんな感じかな〜と思ってたが、NICOとは違った良さがあった。個人的にはNICOより好きかも。当たり前に演奏が上手い。特にベースが良かった。ベースの人がMCやってたけど、こう言うのに慣れてないので手紙書いてきましたって言って読んでたの可愛かったし、慣れてない感あふれる読み方も良かった…(笑)
·ワタナベシンゴ
ハイカーさん(と呼ばせて欲しい)が推してたので見に行く。曲全然知らないけど、純粋に感動してしまった。隣で見てた人が「すごく良い人そうだね」って話てた(笑)普段から応援してる人達はめちゃくちゃ胸熱な瞬間だったと思う。本人もライジングの舞台に立てた事を心から喜んでる感じがしてお互い良い気持ちで過ごせたのではないだろうか。
·長岡亮介
ゆるゆる〜の感じで始まって、皆座ってたけど始まるから立った人達に「座ったままで良いよ!」って即すも結局皆立って詰めちゃって長岡さんも「座ってて良いのに〜…(困惑)まぁ良いけど…」って言っててちょっと笑った。まぁ誰かが立ったら自分も立たないと見れないしね。めちゃくちゃゆるゆるだけど上手いギター、上手い歌を聴いてたらめちゃくちゃうとうとしてしまって最高の時間だった…!!途中で羊文学のドラムに合わせてギター弾いてたの最高だったな。
·TENDER
全然知らなかったけど、YouTubeで予習して良さそうだったので観ることにした。結果、マジで観て良かった!!曲全く知らなくてもめちゃくちゃ楽しくて、歌は勿論演奏も上手くて、上手いからこそある余裕みたいなアドリブも沢山あって、ステージとの雰囲気もバッチリでライジングに来たな〜!!って感じれる素晴らしい時間だった。時間帯もバッチリだし盛り上げ上手だし、幸福な空間にすっぽり嵌まった様な最高の時間でした。
·中村佳穂
リハの時点でバキバキの才能を見せつけられたが、本番は更に全身が音楽って感じでもう溢れ出る才能よ〜!!って感服した…。前にバインと対バンした時も感じたけど、更に才能がレベルアップしてたわ…。バンドメンバーも楽しそうだけどそれ以上に大変そうだな…と感じる。あの才能を受け止める力がある人がバックにつけるんやなと…。ライジングで観てみたいと思ってたので夢が叶って嬉しい!また出て欲しいな〜。
ご飯を食べて、レジャーシートでアジカン。最近の曲は全く知らないのでほぼ知らない曲(サイレンとソラニンと君という花しか分からんかった)だったけど、知らない曲もアジカンって感じの曲で(当たり前ちゃ当たり前だが…)退屈しなかった。毎回言ってる気がするけど本当にゴッチは丸くなったなぁ…としみじみ。時の流れを感じる…。君という花のらっせーらっせー!はゴッチがちゃんと歌ってました(お客さんが歌えないので)アジカンの途中に赤い流れ星みたいなのを見たんだけどあれ何だったんだろう?隕石みたいに結構大きかった。
クリーピーを見てた友達と合流して(すごい人でほとんど見えなかったらしい…)帰宅の徒へ。HIPHOPのハンドサインのゴンフィンガー(?)を教えてもらって気に入って何度もやってた(笑)
この日、充電器(モバイルバッテリー)の線をホテルに忘れて本体だけ持ってきていると言うポカをやらかした為にTwitterが全然見れず(充電が切れると帰りのバスチケットを表示出来なくなる為)Twitter上から消息不明になるなどした。マジで自分のこう言う所駄目だな…と思う。
ホテルに帰って諸所片付け、お風呂等々して就寝。疲れてたので爆速で寝た。
二日目に続く。
・沖縄出身の奴は冬に動けなくなった。部屋から出られない。そのレベル。
・札幌の街中で暮らしても、ほんの少し油断しただけで「行き倒れて凍死」を覚悟することになる。冬の外歩きを舐めない。
・屋内は快適。
2018年10月7日、六甲山で最難関ルートだとされる大月地獄谷ルート(渦森橋~みよし観音)を登った。2018年の台風ののちに、みよし観音を目指して登った人が他にいるかが、検索しても見つからなかったので、私のような登山素人に向けて書き残したい(これが検索でヒットするかはまた別の話)。画像はない。ちなみに天狗岩へ抜けるルートで登っている人は確認されているが、こちらの方が容易だとされているようだ。なお登っても、達成感を感じる前に、泥だらけのボロボロの服装で、おしゃれキラキラカップルと遭遇することになるので、極度のマゾヒストにしかお勧めしない。
天気 :快晴 (気温27度)、前日早朝は雨
服装 : 破れてもいい服(長袖)、軍手、トレッキングシューズ
持ち物 : 昼食(おにぎり)、補給食(ゼリー系のやつ)、ポカリ、お茶、参考にしたサイトのコピー、遭難しても少し生き延びれるようにカロリーメイトいくつか
虫除けスプレー、山と高原地図等は同行者が持っていた。感謝。(逆に持ってない私がやばい)
ヘッドライトなども持っている方が良いでしょう。
主に下記のサイトを参考にさせて頂いた。呼び名などもこちらから拝借している。
https://tokiwatrekking.web.fc2.com/pages/y20160813.htm
http://shousam.fc2web.com/081018ootukijigoku.html
霊園の手前から谷に入り、沢沿いを歩いていく。
本格的な山登りは荒神山第二堰堤から始まる。ここを右から高巻く。当然ながら整備されている道ではないので、一発目にしては重め。頂点付近で少し無理やり登る必要がある。腕力である。
次は荒神山第三堰堤。左から高巻く。途中まではロープがあるが、道自体もそこまで険しくはないので、あくまで補助的に使う。ロープのかかっている木のうちで、少し弱くなっているところがあったので、油断は禁物。
ちなみに、ここを右から高巻くと、死にかける(体験談)。右側は急峻な上、堰堤の上端と同じ高さまで登ったのちに、ほぼ支えになるものが何もない状態でトラバースしなければならない。高さ18mなので落ちるときっと楽しい。
続く荒神山第四堰堤は、手前にある石積み堰堤を右から高巻くとそのまま巻道が見つかる。
次は紅葉谷堰堤。とうとう荒神山堰堤ゾーンを抜けて紅葉谷ゾーン。左手にあるロープからかなり上に登りそして降ってくる。一部、ほぼロープに頼らなければ進めない箇所があるので注意。確かに周りを見渡せば紅葉の葉っぱが見つかる。
紅葉谷第四砂防ダムは上目から、ロープを頼りに越えていく。この辺りになると結構感覚をつかみ出してきていて、どうやらいけそうだと感じ始めたが、それは幻想だった。
このエリアが終わると、滝が続きハードになってくる。複数の意味でハードになる。滝を登るため体力と、意味のわからないロープを信じなくてはならないため精神と。
紅葉滝は、右手手前に巻道、滝のすぐそばにロープがあった。右手手前の巻道はかなり斜度が高く、その上足元が滑りやすいという有様だった。同行者のうちの一人がロープ、もう一人が巻道から登り始めたが、私はどうにももっと手前に巻道があるような気がしたため、少しためらった。しかし、結局心もとないがロープを信じて登るルートの方が簡単なようで、信じて直登することに。案外いける...だが誰がいつ設置したのかわからないロープに命を預けたという事実が残る。
タラップ付きの堰堤が現れる。ダムから出ている水量が多く、タラップの場所まで行くのに身体中がずぶ濡れになる。体温がかなり上がっていたのでそこまで気にしなかったが、普通に考えて危険である。ダム自体は特に問題なくタラップから登りきれば、鋼製堰堤。下をくぐるが、足元が濡れる。
大月地獄大滝に到着。実際に滝を見ようとすると、生い茂る藪を超えて行く必要があった。また、この薮の手前から巻道が......滝を見ずに巻道へ。こんな薮、進めやしない、とその時の私は思っていた。
すぐそばにF2滝。巻道は見つからず、ロープを信じて直登する。できる限りロープに頼らないでいたかったが、頼らざるをえない部分がいくつか。しかしロープの根元を見てみると、理解しがたいほど不安定そう......。よくもまあこれを信じれたものである。ふと自分の体が震えているのに気づく。膝が笑っている。潜在意識も生命の危機を感じていたのだろうか。同行者の様子を伺うと、全員足が震えていた。愚かにも山を登ろうなどとするからこうなるのだ。
次のダム二つはタラップがついており、越えるのは簡単。しかし、越えた先がかなり深い池になっており素直には降りられない。滝を越えてしまった今、もう後にも引けず、無理やり脇道から池を越える。
A-7標識を越えるとF5滝。右の巻道を進むが、斜度がかなりある上に少ない木の根などを頼りに登って行く、本格的なクライミング。永遠にきつい時間が続くのかと思うほど、滝のかなり上まで進むが、くだるポイントが見当たらない。途中、堰堤が下に見えたがこれもスルーしてそのまま上から抜けた。ここの滝では、左に巻道があるとされていたのだが、明らかに崩壊しており、右から行くしかなかった。
ここから少し進み、小さい滝を越えて行くと、本格的に薮ゾーン。正しい進路がどこなのか、一見しただけではわからない。無理矢理川のありそうなところを目指して進む。さらに進むと土砂崩れの影響か、川はなくなる。本当に道が分からないのだが、とにかく信じて直進し続ける。テープも見当たらず、この道は正しいのか、という自問自答を繰り返して行くと、大きなダムが見える。
このダムは2016年に完成したもののようで、いくつかのサイトによると、2015年時点でみよし観音直下に建設中のダムがあるという情報があったので、ここはほぼゴールに間違いない!
ということでダムを目指す。足元は雑草のみで歩きやすく、木もないので視界が晴れてくる。左手にタラップがある、という案内板が見え、大きいが楽に越えられそう、と思ったのが甘かった。先の災害の影響か、左手側が完全に崩壊している。仕方なく、右手にあるステップを無理矢理腕力で登る。
この次にも似たようなダムがあるが、高さがさほどなく、そのまま越える。すると、眼前には森のみで、この先には道がないように見える。しかし、GPSを確認するとどう考えても正しい場所にいる。このまま突っ込んで行くしかない、と思ったところ右手に木製の階段が!久々に見たダム以外の人工物に喜び、何を口にしているかも分からないままわめきながら階段を上っていった。
抜けた先にあったのはJFE健康保険組合。みよし観音ではなかった。もう少し右手側を進んでいればみよし観音だったようだが、未確認。とにかく人のいる地に帰ってきたのだ。泥まみれの状態で、おそらく六甲山のキラキラしたイベントに行っていたであろうカップル達と出会う。そのまま下っていき、帰りはロープウェイで帰った。ロープウェイから見える木々に時々ピンクのテープが括り付けられており、新たな旅の可能性を見た。