Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「ほっとゆだ」を含む日記RSS

はてなキーワード:ほっとゆだとは

2025-10-06

anond:20250924190655

北があと2,3エントリ書くくらい残っているが、先に西和賀について紹介しておく。

岩手はいちおう全域が豪雪地帯指定されているけれど、それほど雪は降らない。まあこれは"隣県と比べて"ということに過ぎないので過信は禁物ではある(冬場スタッドレスタイヤがなければ死ぬのはマンガにも描かれた通り)けれども、その中でも西和賀例外にあたりそうなくらいの超豪雪地帯。どうもこの辺が奥羽山脈微妙標高が低いのか、日本海側の雪が山を越えてこっちにまで届くのね。これは西和賀を越えて少し東にある北上くらいまでは達するので、冬場に新幹線に乗っていると北上近辺だけ白くなっている光景を見ることが出来る。まあ今回は春~秋シーズンでの観光お勧めなので雪の話はこれ以上はしない。

西和賀町で観光と言えばまあ旧湯田町地域に点在している温泉がまずは観光対象かと思う。おそらく一番有名なのはJR北上線の入替駅であるほっとゆだ駅に隣接する温泉かと。湯船の隣に鉄道信号機が設置してあって、列車の到着が近づくと点灯するという話は旅番組で数限りなく擦られてきたので知っている人もそれなりにいると思う。温泉分布としてもここの温泉が町内のほぼ中心に位置していて、この北部南部、そして西部にいくつもの温泉旅館が点在している(東部にあった"穴ゆっこ"という温泉は3年ほど前に閉館した)。多くの旅館は日帰り入浴にも対応しているので、宿泊しなくても多くの温泉体験することが可能である。よくテレビで紹介されるのは北の方にあるゆっこと呼ばれる砂風呂個人的には西の県境近くにある巣郷温泉が特徴的な泉質(好みはけっこう分かれる)で好きなのでお勧めしたい。なお一番大きい温泉街は少し北にある湯本温泉で昔はここにストリップ劇場もあるくらいのコテコテ温泉街だったのだけど、もちろんこの施設10年以上前に閉館して跡形も残っていない。湯本温泉はそれよりも激安で有名なスーパーオセでたぶん有名。このスーパーNHKドキュメント72時間で密着されたりもした。

西和賀北側沢内近世から近代にかけて歴史的には重要場所ではあるのだけど、そういうのを知れる施設あんまりない。中心部(というほど繁華街でもないけど)にはなぜか寺が3軒まとまって建っているところがあって、その中の一番北の寺(碧祥寺)に個人博物館が民具をたくさん集めていて見どころになっていて、さらにそこの駐車場としても利用できる向かいドライブイン名前およねであることに歴史がうかがい知れるくらいか。一番南の寺(玉泉寺)は本堂の裏の山道参道化していて山登りと一緒に信仰も深められるのだけど、最近は熊の出没も多いので最近観光地としてはあんまり勧められない。さらに北の方には岩手で一番古い地ビールである銀河高原ビールが建てた工場リゾートホテルがあったんだが、ビール蔵はブランドごと沖縄会社に身売りして現在では非公開だし、ホテルも閉業している。

サブカル的には六三四の剣合宿地がこの近辺で、"ほっとゆだ"から湯本温泉に向かう時に必ず通る鉄橋合宿ランニングをする扉絵場所として使われたことがある。その他これは噂だがワシャエ森(鷲合森)という地名がこの近辺にあるところから三田紀房出世作"クロカン"の舞台となった鷲の森高校のモデルはこの地域に唯一ある高校ではないかと囁かれたことがある(最近までこの高校地方大会1回戦負けの常連として知られていたが最近それを覆す成績をあげている)。

日帰りで行く場所ではないが、この地域県境には北東北で最も登るのが難しい山とも言われる和賀岳がある。これはNHKBSのグレートトラバースで2度ほど紹介された。

Permalink |記事への反応(0) | 16:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

 
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp