
はてなキーワード:ぷりんと楽譜とは
3歳くらいからYAMAHA?やピアノを習いだし、小学生の間は続けたように思う。
80〜90年代ってみんなピアノ習ってたよね。(今もいるだろうけど前よりは減ってる気がする)
でも、「毎日1時間。弾かないと手が固まって弾けなくなるよ!」と言われながら毎日練習してた。(部屋で1時間すぎるまでぼーっと過ごしてることも多かった)
そもそも、「親がさせたい」で始めたんだと思う。
発表会も毎年出たりしたけど 正直なところ特に楽しい思い出もないまま、ピアノから離れた。
中学生の時は吹奏楽に入ったけれど、それも「楽譜読めるから」くらいだったように思う。
(母は私が社会人になったで亡くなり我が家のピアノも先生仲間へ譲り大量の楽譜や楽器も処分して、実家からピアノの先生だった名残はなくなった)
そして 3-40年後の今。
私はギターを常日頃から楽しんでいる彼氏と結婚し、子どもも生んだ。
子どもが小学生になり鍵盤ハーモニカを練習する時期になり、鍵盤のおもちゃを購入してみた。
37鍵盤あり、楽譜や伴奏メロディも入ってる鍵盤おもちゃ。(マンション暮らしだったし、かさばるものは無理でこれにしてみた。ちなみに結構高い)
それを渡すと子どもは楽しそうに弾きだした。
毎晩10分ずつ、その鍵盤おもちゃを楽しみながら弾いていた。(楽しめる程度の時間しかさせなかったのもある)
そうしたら、半年ほどで付属の楽譜50曲を全部弾けるようになった。
(途中「ピアノの教室行ってみる?」と聞いたら「(自分は)弾きたい曲が弾きたいだけだからいいわ」と断られる。私も、「ピアノのレッスンあるよ!ちゃんと練習して!」と毎日言うのが絶対に嫌すぎて「そっか」とその気持ちを受け入れた。(そもそも、毎週レッスンがある+毎月月謝があるのもきついし))
次は子どもが好きな楽譜を買ってみた(マリオやmother2など)
これを弾こうとするとさすがに鍵盤が足りなかったので、キーボードを買ってみた。色々見てみて、なんかかっこいいカシオトーンにしてみた。
とどいたキーボードは思ってたより音も悪くないし、ボタンがいっぱいだしで子どもも喜んでた。
普段はリビングたてかけておいて、練習するときだけ大人がダイニングテーブルに出すようなスタイル。
子どもは出すと喜んで弾く。
「ここまできたら、発表会とかあればいいのにな〜」と思ってたら、友人が市民ホール主催で発表会を開催してると教えてくれた。(参加費は数千円!)
申し込んだ。そしてせっかくなので私も一緒に連弾で出ることにした!
何十年と弾いてなかった。
でもせっかくなので! という気持ちでキーボードに触れだした。
全然弾けなくなってる! 譜読みもできない!
でも、なんかとても楽しい!
なんて楽しいんだ。
数時間が一瞬で過ぎた。
「次は弾けるかも」という気持ちで何回も練習してしまう。(スマホゲームにも似てるワクワク感があった)
楽器を弾く・曲が弾けるようになる、ってこんなに楽しいんだな。
今はYouTubeや、ぷりんと楽譜などで、好きな曲の楽譜を気軽にゲットできるのもありがたい。
母は学生の時からピアノを弾くのがとても好きで、学校から帰ったらずっとピアノを弾いていたという。
申し込んだピアノの発表会は、なんとか成功。(連弾で私だけが最後の音を外したけれど…!)
いいグランドピアノを、いいホールで弾けるのはとても気持ちよかった〜。
ピアノ発表会後は私も子どももピアノ練習から離れたけれど、久々出したらまた子どもも食いついた。
ピアノ(楽器)とこんな距離感で楽しめるんだな、と知れてよかった。
ホールじゃなくてもいいので、小さな発表会とかあればなと思ってる。
大人も子どもも顔見知りで集まって、ワイワイ発表できるような発表会があればなぁ。(失敗しても「もう一回最初からさせてね、テヘペロ」くらいの空気がいい)
スマホで時間溶かすよりも精神にとてもいい効果を感じたので、大人にもおすすめです!!!
(多分指先を両手動かすのでボケ防止にもなりそうだよ!)