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はてなキーワード:はやけとは

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2025-12-08

クソ女子大

頭がたりないクセに口癖はやけん、もてんとおもう

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クソ女子大

頭がたりないクセに口癖はやけん、もてんとおもう

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頭がたりないクセに口癖はやけん、もてんとおもう

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クソ女子大

頭がたりないクセに口癖はやけん、もてんとおもう

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クソ女子大

頭がたりないクセに口癖はやけん、もてんとおもう

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2025-11-30

[ゲーム感想]

ドラゴンクエストI&IIのドラゴンクエストII側をクリアした。

難易度バッチリ冒険真EDまで全部。プレイ時間は60時間ぐらい。

ドラクエIと同じくストーリーはかなり追加されていて別物。


難易度はそこそこかな。ドラクエIほどの厳しさは無いと思う。


キャラ感想


ストーリーゲームバランスも良かったと思う。終盤は道中はトヘロスで抑えてボスは数千ダメージで数ターン!みたいな感じで賛否ありそうだけど、まあそれはそれで気持ち良かったか自分はありかなというところだった。

ドラクエ7のリメイクも楽しみにしている。グラはHD-2Dよりそっちの方が自分的には好み。そろそろDQ6DQ9リメイクしてほしいところ。

かぶさのドロップ挑戦やLv99まで上げるとかはやらない。おしまい。アプデで何か面白そうなのが来ればまたやる……かも。

Permalink |記事への反応(0) | 21:49

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2025-11-17

シェービング入門

必要もの

両刃カミソリホルダー

替刃

泡立てブラシ

味噌汁の碗 泡立てボウルとして

せっけん グリセリンが成分表に書かれていると手に取ってしま

ボディソープまたはシャンプー うるおい成分があるとよいでしょう 

納豆パック 洗い、ふたを開いた状態で裏返してカミソリスタンド、刃の保管場所として

クボロックアイスカップ 底面とフチの一部穴をあけてひっくり返しブラシスタンドに ハサミを熱する場合はやけどに注意

スコッティペーパーふきん さっとさっと 半分にして濡れタオル代わりに、ふきあげ時のタオル代わりに万能、清潔

メンソレータム ミョウバン代わりにはならないものの保湿

シェービングの方法

濡れタオルでひげや頭髪をむらし泡をつけて剃り洗い流し水分を取り保湿して片付ける

泡をつけて剃るのは3度までしてよいが泡と水分を切らさないことを心がける、1度目は毛の流れにそって行い、それを守れば2度目3度目は好きにしてよい

タオルがない場合は上にあげたもので工夫して行う

Permalink |記事への反応(0) | 09:24

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2025-11-13

anond:20251027152024

複垢フェミに関する説明だけはやけに詳しく書かれているものの、それ以外のやべーやつはコピペで済ませるだけのお粗末な代物で、あまつさえ引退宣言をしたやべーやつをそのまま番付に据え置きするほどの低クオリティ番付表だった。

やべーやつに関心の薄いブクマカクオリティの低さを指摘することはなかったものの、トラバでは非難が続出した。

それまでの番付ほとんどが前回のコピペだったし、それほど気にならなかったけどな。

トラバでは非難が続出」なんてのも一人でできる話だし。

そこまで番付品質にこだわるのなら、ご自分が高品質もの作成してみればよいかと。

Permalink |記事への反応(2) | 11:55

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2025-11-10

50代で孤独で、クソみたいな生活をしている。

悪夢を見た。事故死か自殺か、とにかく死んでしまっていて、死後の世界にいた。

そこで「ここが死後の世界です。もう二度と戻れません。でも悪くない場所ですよ」と説明を受ける。

地獄でも天国でもない、ただ平坦な日々が続くような場所だった。

でも、そこでふと「戻りたい」と思った。

もう少し、生きて、苦しみたかった。

その瞬間に目が覚めた。

夢なんてすぐに細部を忘れるのに、これはやけに印象に残った

Permalink |記事への反応(0) | 01:10

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2025-11-02

[ゲーム感想]

ファイナルファンタジータクティクスイヴァリースクロニクルズをクリアした。

エンハンスド版。スタンダードディープダンジョンも含めて全部やった。

プレイ時間は100時間ぐらい。多少の物足りなさはあるけどPSのやつ+αという感じでとても良かった。

ストーリー面はPS版と同じだけど、ルカヴィが怪物というよりも人間臭くなった感じが主な変更点かも。


変更点は痒いところに手が届く感じで概ね良かったと思う。


難易度スタンダードだけど高くはない。


気になる点というか、希望というか。


キャラ感想


ジョブ感想


ひとまず終わり。アプデで追加コンテンツ来るといいなあ。全体的に原作準拠の良いリメイクだったと思う。満足。

Lv.99まで上げたり、全ジョブマスターしたり、敵忍者の投げるから武器回収したりはしない。

Permalink |記事への反応(1) | 22:37

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2025-10-27

[増田のやべーやつ]番付作者、番付を削除

2024年8月場所から2025年8月場所までが削除されている。

2024年3月場所までは残っているので、運営による削除ではなく投稿者自らによる削除と思われる。

2024年3月場所https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240331214734存続
2024年8月場所https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240805060611削除
2024年12月場所https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20241202230804削除
2025年4月場所https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20250410005723削除
2025年8月場所https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20250830224307削除

リンク先を列挙したらなぜか投稿できなかったので、ブクマエントリーURLを列挙した

2024年8月場所以降からは別人(二代目?三代目?)が投稿していたようだが、著しくクオリティが低い番付表だった。

複垢フェミに関する説明だけはやけに詳しく書かれているものの、それ以外のやべーやつはコピペで済ませるだけのお粗末な代物で、あまつさえ引退宣言をしたやべーやつをそのまま番付に据え置きするほどの低クオリティ番付表だった。

やべーやつに関心の薄いブクマカがクオリティの低さを指摘することはなかったものの、トラバでは非難が続出した。

そうした非難精神的に耐えられなくなった勧進元番付作者)は番付表をひっそりと削除したものと思われる。

たとえ低クオリティでも過去番付表を削除せずに残していれば、別の有志がまた番付作成を引き継ぐ可能性もあっただろうけど、削除されたからにはやべーやつ番付継続は困難になったと言わざるをえない。

Permalink |記事への反応(7) | 15:20

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2025-10-13

☆X(旧Twitter)で触れない方がいい話題&近寄らない方がいい人☆

全て主観です

Twitter(もうめんどくさいのでTwitter統一)歴10年による、初心者が触れない方がいいやつ一覧です。その界隈に行く目的Twitterを始めた人などは当然除きますが、よくわからない人は参考にしてください。

話題

政治

定番です。右だろうが左だろうが真ん中だろうが触れない方がいいです。フォロワーが少しでも政治に触れた時点でフォロー外す、って人も多いので政治垢でもない限り百害あって一利なしです。

「あの法案話題だな~」でもワンチャンブロックされます。「選挙行ってきた~」がギリです。どこに入れたか言ったら当然即死です。

宗教

定番2です。話されても会話に困る、というのが一番の理由ですが、もう一つの理由としてTwitter民(というか最近日本人?)はやけ宗教に厳しいです。「真面目に神に祈るなんてアホくさw」「教えを守るなんて馬鹿馬鹿かしい」みたいな宗教冷笑民が一定層いますあなたが何かしらの宗教に属しているなら、なおさら触れない方がいいでしょう。無宗教でも触れない方が無難です。

ジェンダー

禁忌です。絶対に触れてはいけません。ここで言うジェンダーとは、LGBTQ、女性差別男性差別を指します。この辺は振れた瞬間に別の何かの勢力を敵に回すことになります。最悪ですね。

というか、「○○差別」みたいな話題Twitterでは全部触れない方がいいです。高確率でめんどくさい人に巻き込まれます。そしてこういう話をすると「差別問題を見て見ぬふりをしている人も差別主義者」というトンデモ理論を展開する人がいるんですが、無視でいいです。我々は差別問題に一石を投じるためにTwitterをしているわけではないのですから

ゴシップ

内容が下賤すぎて情操教育上良くないのもありますが、最近は悪質なゴシップRTしたり肯定的意見を言った人も訴訟されることがあるらしいので、本当に害しかないです。ライブドアニュース辺りの情報源ががはっきりとしたニュースだけ触れましょう。

近寄らない方がいい人

前述の触れない方がいい話題の界隈の人

当然避けた方がいいです。

暴露

ゴシップと同じ理由最初ブロックを推奨します。間違えて触れたら大変です。

冷笑

最近流行りの奴です。自分の好きなことを冷笑されても精神衛生上悪いことしかないので、近寄らない方がいいです。そもそもかっこつけて「冷笑」って言ってますが、分かりやすく言えばは他人を小ばかにしてる嫌な人です。積極的に関わる理由がありません。

また、自虐気味に自コンテンツ冷笑するタイプもいます。こんなのと関わる必要も皆無なのでほっときましょう。

一部コンテンツにやけに攻撃的な人

一部コンテンツっていうのはVTuberとか撮り鉄とかその辺です。この人たちは「社会的に叩いていいコンテンツ」を見つけて叩くのが趣味な人たちです。つまり自分の好きなコンテンツが「叩いていいコンテンツ」とみなされた場合、矛先がこちらに向く危険性があります。先んじて自衛した方が無難でしょう。

ちなみに彼らの言い分として「こいつらは言われるだけのことをしてる」とかがありますが、自分が直接何かの被害を受けたわけでもないのによくわからない優越感で人を叩いてる時点であまりいい人たちではないと思います

アンチ

Twitterには一人の人だったりコンテンツだったりを叩くためだけの専用アカウントを作ってる人が結構ます。反対意見も取り入れるためだったり、はたまたただの好奇心だったりでこういうアカウントを見てしまいがちですが、絶対やめた方がいいです。元々悪い感情が無かったとしても、マイナス感情を見ていると必ずそちらに引っ張られます。最終的にあちら側になってもおかしく無いです。なるべく楽しい情報だけ見ていきましょう。

合わないと思った人

人間合う合わないがあります。合わない人と話すのはとても疲れることです。合わないと思ったら潔く切るのも手だと思います推しだけどTwitterの使い方がどうしても合わない、とかもあると思います。その場合も無理せず、自分の楽しめる範囲フォロー欄を構築しましょう。所詮Twitterなのですから



良きTwitterライフを。

Permalink |記事への反応(0) | 07:01

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2025-09-30

anond:20250930171603

やけんモテないと思う!やけんモテないと思う!やけんモテないと思う!チー牛はやけモテないと思う!

Permalink |記事への反応(1) | 17:18

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2025-09-29

anond:20250929231128

そんなことばっか言ってるからチー牛はやけモテないと思う

Permalink |記事への反応(1) | 23:16

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2025-09-18

俺がいじめ加害者扱いされてる事が未だに納得いかないけど

俺……いじめられてた

山田……俺の友達

川島……いじめられてた

鈴木……山田友達。のちに川島とも家族ぐるみで仲が良い事を知る



卒業後、数少ない友達山田と会って何度か飯を食べに行ったんだが

山田鈴木とも仲が良く、たまに会ってるらしい。

んで

ある日、飯屋で山田が言いにくそうに「いや俺は、そんな事ないと思うけど…って否定したんだけどさ」と話し始めて

俺は驚いた。

川島いじめていたのは俺で、色々な酷い事を川島にしていた』と鈴木が言っていた、という。

俺は即否定した。

「いや俺そんな事してないし! てか俺もいじめられてたんだが…!」

山田は「だよなぁ」と、少しホッとした顔を見せた。


え?

俺が川島を? なんで鈴木はそういう認識なの? 俺も、川島も、いじめられてた側なのに……

疑問が渦巻く中、一つ腑に落ちた。


山田からその話を聞く2か月前に、

俺、山田鈴木、●●、▲▲、■■の6人がたまたま会って話す機会があったのだが

その場で鈴木はやけに俺には塩対応というか、俺とは話したくないオーラを出していたな、と。

LINEも交換しなかったし。

元々、仲良しというわけでもないかほとんど気にしなかったが、

そうか、俺を川島いじめ加害者認識してたら……そら話したくないわな〜、と。


いじめてないのにな。

そんでタイトルの通り、

俺がいじめ加害者扱いされてる事が未だに納得いかないけど、

バガボンド』の武蔵台詞を思い出して気にしない事にした。


    まあいいか

    俺の中の真実があれば

Permalink |記事への反応(1) | 00:13

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2025-08-28

1999年7の月 アンゴルモア、恐怖の大王存在した

今年の夏、数年ぶりに実家帰省したんだけど久々に帰ったせいでこの機会を逃すまい!と親から部屋の片づけを命じられ、ゆっくりするつもりが全然出来なかった。

仕方がなく実家自分の部屋の掃除をしたわけだけど…机の引き出しから何やらよからもの発見原稿用紙数枚分。なんとなく思い出した。自分が確か高一の時ぐらいに書いた小説もどき…。

そのまま処分しようかと思ったけど、これも何かの縁かと思い、焼き払う前にここに残そうと思って(供養の意味も込めて)、恥ずかしながら当時書いた小説をここに貼ります

1999年7の月 アンゴルモア、恐怖の大王存在した』

1

七月の黒板って、手のひらの汗を全部吸って、授業が終わるころにはチョークが湿気で太る。

セミは朝からミンミン鳴くくせに、ホームルームときだけ少し黙る。

うちの担任は「ノストラダムスの書いた七の月だね」と、冗談のつもりで言うのだけれど、冗談って二回目から効かなくなるのよ、先生私たち1999年の夏を、テレビワイドショーと同じ顔で消化して、笑うところは笑って、でも笑いきれない部分は教科書の下に隠す。

休み廊下のどこかでPHSがピピピって鳴る。あの音は少し未来っぽい。私は机の中からMDを取り出して、宇多田ヒカル再生して、再生の丸い矢印が自分心臓の形に似てるな、と毎回どうでもいいことを思う。(でもFirst Loveは毎回ぜんぜんどうでもよくない。あれは心音を増やす歌)

夏の空気扇風機の首ふりのリズムで揺れて、窓の外の雲は誰かが消しゴムで端をこすったみたいにほどけている。私は五時間目が終わったところで、ノートをぱたりと閉じて、裏表紙の端を折って、そっと立ち上がった。「保健室行ってきます」って小さく言えば、先生はたいてい止めない。保健室に行く経路で、屋上という寄り道があることは先生たちの知らない秘密地図

理科準備室の窓は鍵がゆるい。椅子を一脚ひっぱって、窓枠に膝を乗せ、指先で金具を押し上げる。屋上に出ると、空気が急にちゃんと味になる。すこし錆びた匂い。じんわりした熱。遠い国道トラックの音。フェンスの金網に両手をかけて、私は深呼吸を一回、二回。七月の呼吸。あ、これは覚えておこう、って思ったとき

「そこ、危ない」

声がした。男子の声。低すぎず、高すぎず、でも機械温度みたいに均一。

振り向く前に、軽く手首を引かれて、私は一歩だけ後ろへ下がる。フェンスぎりぎりのコンクリ、米粒くらいの黒い影が落ちて、コツン、と音を出して割れた。殻の匂い。卵じゃない。虫でもない。もっとイヤな、硫黄の、でもどこかで嗅いだことのある、夏の終わりの側溝みたいな。

「ほら」

私の手首を放した彼は、フェンスにもたれるように立っていた。うちの学校制服じゃない。黒い長袖。胸元に小さな紋。汗をかいていない。かわりに、視線が汗をかいているみたいに一直線。

「落ちてくるからね、ここ。今日はまだ小手調べだけど」

「……なにが?」私は聞く。

「アンゴルモア」

さらっと言わないでほしい。テレビが殊更に太いフォント見出しにしてた単語を、屋上の風のなかで日常語みたいに投げないでほしい。私は笑うタイミングを探したけれど見つからず、代わりにMDを一時停止にした。(宇多田のサビで止めるのは罪だけど、今日免除してほしい)

テレビのやつ?」

テレビが知ってるのは“名前”だけ」

彼はフェンスを見上げる。その目は、黒板のイコールをまっすぐに引ける人の目。

本体はまだ。今日は殻と匂いだけ。予告編みたいなもの

殻、と彼が言った瞬間、さっきの黒い米粒が、煙みたいにほどけて消えた。彼は胸の紋に指先を添え、短い金属を引き抜いて、空気を一回だけ切る。刃じゃない。音だけ。なのに。地面の黒が粉になって、風にさらわれた。

ちょっと」私はやっと声を持つ。「なにそれ。あなた誰」

通りすがり

教科書みたいな返事。でもふざけた感じはない。

「通りすがるには、ずいぶん正確にうちの屋上に来たじゃない」

「見える人のそばは、風が変わるから

彼はほんのすこしだけ笑う。笑い方は丁寧で、耳の形まで整っているタイプの顔。近づくと汗の匂いじゃなくて鉄の匂いがした。

「君、見えたでしょ、さっきの。普通の人は見えない。足もとに殻が落ちても、踏んで帰る」

「見えたから、何?」

「ひとりにしない」

その言い方は、なんだか“わたしの”言葉みたいで、ちょっとムカついた。知らない人に先に言われるの、好きじゃない。

名前は?」

「湊(みなと)」

ひらがなで言われてもカタカナで言われても、たぶんこの名前は港の音がする。波打ち際で人を呼ぶ声。

湊はフェンスの外を見上げる。雲が薄く切れて、青の下に白い面が一秒のぞく。その一秒のあいだに、空が低く唸った。電車が遠くの高架をゆっくり渡るときの音に似てるけれど、もっと乾いている。私の首筋の汗がすっと引く。

「二匹目」湊は言って、私の前に立つ。

降ってくる。今度は米粒じゃない。ビー玉よりちょっと大きい、黒い丸。着地の前に割れて、内側から“何か”がぬるりと出ようとする。輪郭を持たないのに、目より先に匂いけが肌にささる。夏の犬小屋の奥に置き去りにされたゴム、みたいな。

「息を合わせて」湊が言う。

「どうやって」

「今、君がしてるみたいに」

気づくと、私は湊とおなじテンポで息をしていた。吸って、吐いて。吸って、吐いて。二回に一回だけ、すこし長く吐く。そのリズムで、湊の金属空気を切る。殻の破片が粉になり、風だけが残る。

「……ほんとに、アンゴルモア?」

名前が先に来る怪物っているんだよ」湊は肩の力を抜きながら言う。「“恐怖の大王”って言葉空気が好きなんだ。空気は、好きな言葉に寄ってくる」

そこまで聞いたところで、屋上のドアがギイッと鳴って、私は心臓を落としかけた。風より静かな足音制服足音じゃない。

「遅い」湊が言う。

「早すぎる」低い声が返す。私は反射でフェンスの陰に一歩引いて、ドアのほうを見る。黒いTシャツに薄いグレーのシャツを重ねた、涼しい顔の男の子。髪は長くも短くもなく、目は印刷された数字みたいにブレない。

「……え?」

今日は偵察だけって言ったろ」と彼は湊に向かって、とても小さく眉間を寄せる。「初対面を屋上でやるの、ミス確率上がる」

「じゃあ、屋上じゃないと見えないものもある」湊はさらっと返す。

二人は友だちっていうより、同じ地図の別ページ、という感じ。

「澪(れい)」と彼は短く名乗った。手にPHSアンテナ二本。画面に点の地図数字が流れて、一瞬だけ止まる。

「下、駅前に一件。夜は濃い」

「夜?」私はつい口を出す。「夜まで?」

今日の七の月、最後から」湊は私を見る。「帰り道、寄り道をしてもいいなら、案内する」

案内、ってすごくヘンな言い方。でも私はうなずく。喉が乾いているのに、声はちゃんと出る。

湊は金属を胸の紋に戻し、手すりに軽く触れてから踵を返した。澪はPHSを親指で弾いて、何かを送信して、何も言わず私たちの前を歩く。三人で階段を降りると、校舎の匂いが一瞬だけ“普通”に戻って、私はその普通を鼻に詰めておこうと思った。(後で必要になる普通がある、って、新井素子の本に書いてあった気がする。気がするだけで、どのページかは思い出せないけど)

駅前夏休み夕方の顔をしている。ロータリーバスマクドナルドの前に行列ガチャガチャの前で小学生が揉めてる、CDショップではラルクポスターゲームセンターからドリームキャストデモ音。風鈴みたいな高い音が一瞬だけして、次の瞬間、音が全部半拍ずれる。

「来た」澪が言う。

誰も気づいてない。サンダル女子高生も、サラリーマンも、ショッピングカートを押すおばあちゃんも、誰も。

から降りるものは影じゃなくて、空気の厚みの差。見えるのは、ここにいる三人と、そして、たぶん私だけ。

湊は前に出る。澪は周囲を見渡して、最も“記録”の薄い位置を選ぶ。道路標識の影と自販機の影が重なる場所

「ここなら、ニュースにならない」

ニュースにならないって、そんな基準ある?」

ある、と澪は言わないで、目で言った。

湊の肩が、呼吸といっしょに上下する。私はそのリズムに合わせる。吸って、吐いて。吸って、吐いて。なぜか一緒にやると心臓が落ち着く。(恋とかじゃなくて。いや、恋かもしれないけど、いまは違う)

殻のない降りは、匂いだけで先に来る。不意打ち。目の端で捉えるまでに、鼻が先に反応して、汗腺が縮む。湊の金属空気を切り、澪のPHS画面の数字が揃い、私の呼吸が三拍目で長くなる。カチッと音がして、見えない何かが折りたたまれる。駅前はなにも起きなかった顔に戻る。

「——ねえ」私は息を整えながら言う。「これ、毎日?」

「七の月は毎日」湊は金属しまう。「終わったら、少しだけ静かになる。少しだけ」

その“少しだけ”の言い方が、もう経験者の声で、私は急に怒りたくなって、でも怒っても仕方ないから、代わりに缶の自販機麦茶を買って三人にわけた。湊は半分だけ飲んで、缶を私に返す。澪は口をつけずに、冷たさだけ指に移して返す。私はベンチに座って、残りを一気に飲んだ。

「帰り道、送る」湊が言う。

「送らなくていい」私はつい強めに言う。「ひとりで帰れる」

「見える人を、ひとりにしない」

またそれ。私はむくれて、でも、足は自然に彼らと同じ方向へ動いていた。

交差点信号が青に変わる。横断歩道を渡る瞬間、風がすっと変わって、私は振り向く。人混みのむこう、ビル屋上の縁。夕陽の切れ端のような光のところに、白いシャツの誰かが立ってこちらを見ていた。

まばたきしたら、いない。

「いまの」

「気づいた?」澪が初めて少しだけ笑う。「いい目だ」

「誰?」

「多分、明日には“こちら側”に来る」湊は短く言った。「きれいな顔をしてる」

家の前で別れるとき、湊は「また明日」と言いそうにした顔でやめて、「風の匂い塩辛くなったら、上を見て」と言った。

私はうなずいて、門扉の前で一回だけ深呼吸した。玄関を開けると、母が台所ゴーヤチャンプルーを炒めていて、テレビは「Y2Kに備えて」の特集をやっていて、父は食卓新聞を広げ、「大丈夫だよ」といつもの声で言う。

私は自分の部屋でMD再生して、PHSアンテナを出して、引っ込めて、出して、引っ込めて、意味のない儀式を二十回くらいやってから、ベッドに倒れ込んだ。天井蛍光灯カバーに、屋上フェンスの格子が重なって見えた。

眠る直前、窓の外で、ほんの少しだけ風が塩辛くなった気がした。私はカーテンをめくって、上を見た。空はぜんぶの青を混ぜたみたいな色で、星はまだ点かず、遠くのどこかで雷の写真だけフラッシュが光った。

明日も、屋上に行く。

明日も、見える。

明日、もうひとり来る。

七の月は、まだ終わらない。

2

夏休みの昼下がりって、テレビがやたら静かになる。

ワイドショーが終わって、ニュース時間までの隙間に流れる通販番組マッサージチェアとか。美顔器とか。私は居間スイカバーを食べながら、母がアイロンをかける音を聞いていた。

PHSが震えた。メール文字数は少なく、「屋上」とだけ。差出人不明。昨日と同じ。

——行くしかない。

理科準備室の窓をまたいで、椅子を蹴って屋上に出る。

照り返しが強い。空気が音を立てる。セミは昼なのに狂ったように鳴いていて、私の制服は汗を吸ってもう重たい。

「来た」湊がフェンスにもたれていた。

隣には澪。無口な彼は今日PHSを指先でいじって、画面に流れる数字を追っている。

そして——もうひとり。

髪は少し長く、色素の薄い瞳。美少年しか言いようがない顔立ちなのに、目の奥がひどく静かだった。笑ったとき、光がこぼれるというより、光が寄っていく感じ。

「碧(あお)」と湊が紹介する。

よろしく」碧はにこりと笑って、私の袖を軽くつまんだ。指先が冷たい。

「三人?」私は尋ねる。

「四人」湊が言う。「君を入れて」

「えっ、いや、私なんて」

「見えてしまった以上、もう“向こう側”だよ」澪は画面から目を離さずに言った。

私は息を呑んだ。昨日から、すでに普通ではなくなっている自分を、もう否定できない。

——

夕方私たちは駅へ向かった。

ロータリーに人が溢れている。コンビニの前では中学生立ち読みして、パン屋からは焼きたての匂いバス停のベンチに座るおばあちゃん団扇をぱたぱたさせている。

そんな雑踏のなかで、突然、音が半拍ずれる。

通りすぎる電車ブレーキ音が伸び、子どもの笑い声が濁り、セミの声が一瞬だけ空気に沈む。

「来た」澪が小さく告げる。

から、殻が落ちる。最初は見えない。でも、確かにそこにある。私たち四人の目にははっきりと。

ビー玉より大きな黒い殻。地面に触れる前に割れ、中からぬるりと何かが出る。匂いは昨日より強烈。鼻の奥が焼ける。

「人混みの中は厄介だ」湊が前に出る。

周波数を合わせる」澪はPHSを高く掲げ、ボタンを素早く叩いた。

大丈夫大丈夫」碧が私の肩に手を置いた。「君は息をするだけでいい」

から出てくる“それ”は、人の目には映らない。でも私には見える。輪郭は定まらず、影が水に溶けるみたいに揺れる。だけど、確かに街を食おうとしている。

「湊!」澪の声。

湊は棒を伸ばし、空気を裂いた。

刃ではなく、ただ音。だけど“それ”がたじろぐ。

碧が微笑みながら指先を空に走らせる。風の流れが変わり、影の形が折れ曲がる。

「今だ」湊の声に、澪のPHS数字が揃う。

私の呼吸が、彼の肩の上下に合わせて整う。

一瞬、世界が止まった。

そして、影は粉になって消えた。

駅前は何も起こらなかった顔で、再びざわめき始める。人々は誰も気づいていない。

——

「なに、これ、ほんとに毎日?」

ベンチに座り込んで、私は麦茶を一気に飲み干した。

「七の月は毎日だ」湊が答える。

「でも、七月が終わったら?」

「少しだけ静かになる」碧が柔らかく笑った。「でも、“恐怖の大王”は終わらない。七月の名を借りてるだけだから

澪は黙ってPHSを閉じた。その目は冷たいけれど、どこかで私を見守っているようでもあった。

私は三人を見回して、息を吐いた。

「……わかった。もう知らないふりはできない。だから——」

「ひとりにはしない」湊が言った。

その言葉は、昨日よりもずっと重く、強く響いた。

——

夜。帰り道。

商店街アーケードにはまだ人がいた。ゲーセンの前でカップルプリクラの袋を持って笑っている。CDショップからELT歌声が流れている。

そのとき空気がまたずれた。

「また?」私が言うと、碧が肩をすくめる。「今日は濃いからね」

ビル屋上夕陽を背にして立つ影があった。

制服でもない。黒でもない。白いシャツ

その人は、確かにこちらを見ていた。

次の瞬間、いなくなった。

「今のは?」

「気づいた?」澪が珍しく少し笑った。「君、ほんとにいい目を持ってる」

「……誰?」

明日、会える」湊は短く言った。「俺たちの仲間になる」

——

玄関を開けると、母がテレビを見ていた。

ニュースは「何もなかった一日」を語っていた。

私は自分の部屋に入り、PHSアンテナを伸ばしては引っ込め、伸ばしては引っ込め、意味のない儀式を二十回くらい繰り返した。

屋上の風がまだ、肌に残っていた。

三人の声も、影の匂いも。

そして、明日現れる誰かの姿も。

七の月は、まだ終わらない。


3

七月三十一日。

カレンダー数字が赤くも青くもないのに、どうしてこんなに特別に見えるのだろう。

”終わる”という言葉が、宿題ノートよりも、日めくりの紙よりも、今日は妙に重たかった。

午前はやけに晴れていた。

コンビニで買ったガリガリ君が一瞬で溶けるくらいの青空

でも午後になってから、光は濁った。セミの声がかえって甲高く響く。

私はPHSを握りしめ、またメールが来るのを待った。

震えた。文字はやっぱり短く「屋上」とだけ。

屋上のドアを押すと、三人が待っていた。

湊。

澪。

碧。

そして昨日見た“白い影”が、今日はそこに立っていた。

「紹介する。彼も仲間」湊が言った。

白いシャツ少年は軽く会釈をした。年は私たちと変わらないのに、目の奥だけが遠い。「……雅(みやび)」と小さく名乗った。

四人の男子と、私。

屋上の風は重たくて、フェンスの金網が湿っているみたいだった。

本体が来る」澪はPHSを掲げ、数字の羅列を見せてくる。意味はわからない。でも、ただ事じゃないことは伝わる。

「恐怖の大王」碧が肩をすくめながら微笑む。「七月が終わる、その瞬間に」


雷が鳴った。

雲の端が割れ空気が低く唸った。

私は一歩後ずさったが、湊が前に出た。背中越しに、彼の肩の呼吸が見える。

大丈夫。合わせればいい」

「……どうやって」

「昨日と同じ。君は息をするだけ」

影が降りてきた。

殻じゃない。粉でもない。

“名状できないもの”が、街を覆いはじめる。

匂いが先に来る。鉄錆とゴムと、夏の終わりの湿気を全部混ぜたような匂い

澪はPHSを打ち込み、数字を揃える。

碧は風の流れを変える。

雅は静かに印のような手の動きをして、影の裂け目を縫い合わせる。

湊は棒を構え、私の前に立つ。

「……来るぞ」

大王の影は、顔を持った。

知らない誰かの顔。

でもなぜか懐かしく、私の記憶の底を撫でる顔。

「来る」澪が短く言う。

「させない」湊が返す。

影が迫る。世界が歪む。

人混みの声が止まる。時計の針が動かない。

この一瞬に、すべてが収束していく。

湊は前に出た。

「俺がやる」

「待って!」思わず叫んだ。

「君をひとりにはしないって言ったのに」

湊は、振り返らなかった。ただ、少し笑った。

「ごめん。今日は、俺だけで強がらせて」

影の中心に踏み込む

棒を構え、全身を“蓋”にするように。

世界が一秒、無音になった。

雷鳴。

セミの声。

ガラスが震える。

影はたしかに消えていた。

残されたのは、三人の男子と、私。

澪は黙って画面を閉じ、碧は笑わずに目を伏せ、雅は静かに空を仰いだ。

湊の姿は、なかった。

「……どうすればいい?」私は震える声で尋ねた。

「何もしない」澪が答える。「ニュースにならないこと」

「覚えておくこと」碧が続ける。「ひと知れず、覚えていること」

雅は小さく頷いて、目を閉じた。


夜のニュースは「何も起きなかった一日」を語った。

大雨の映像渋滞情報経済数字

父は「大丈夫だよ」と笑い、母は冷蔵庫ペットボトルの水を入れた。

私は自分の部屋でMD再生した。

宇多田の声が、少しだけ遠く聞こえた。

PHSに一通だけメールが届いた。差出人不明。本文は一行。

——風が変わったら、笑って。

私は、笑った。泣きながら。



翌日。八月一日

空は夏の顔をしていた。

三人の男子と、コンビニの前でガリガリ君を食べた。

棒を見せ合って、当たりだの外れだの笑いあった。

でも、屋上の風は、まだ四人分吹いていた。

ひと知れず、私たち対峙した。

恐怖の大王は、たしか存在した。

そして、七の月は、静かに閉じた。

Permalink |記事への反応(0) | 14:04

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2025-08-25

社員タグ付けて行動を研究した時に測定できる組織パフォーマンスって何やねん

組織パフォーマンスをどう定義しどうやって計測したのかわからんとなんとも言えんはずやけど

X民はやけに自信満々に断言するよなあ🥱

Permalink |記事への反応(0) | 00:06

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2025-08-15

AI嫌い

絵もプログラミング最近始めた下手の横好きだけど、やってて楽しいところばかりAIがとってく

↑という愚痴AIにぶつける

特に話し方については指示を出していないが、自分のところのAIはやけに物腰が低い

Permalink |記事への反応(0) | 18:25

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2025-08-10

表現規制したい人たちを野放しにしてたら、それを見ていた人から「じゃああれも規制していいんじゃないか?」と考える人が出てくるのは当たり前だよなぁ

なんか表現の自由戦士はやけ復讐論とか相互確証破壊論にこだわるけど、なんで「表現規制派をどうにもできなかったから、それをやっていいんだと思う人が増えて表現規制派が増えた」っていうまったく無理のない考えが思いつかないんだろ

表現の自由大事だよ〜」って口で言うだけで、規制の動きに一切リスク負わせられないんだから、そりゃ増えることも全然あるだろうよ

Permalink |記事への反応(0) | 08:36

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2025-07-25

anond:20250724231622

典型的な敗北宣言で草。

いっつも最後はやけモテとかチギュアーしか言えなくなるよね

Permalink |記事への反応(0) | 00:33

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2025-05-06

anond:20250505220624

2025年5月6日、ワイの日記やで。

から霧が出とった。白い靄が山の斜面を這うように流れとって、空気はぴんと張りつめとる。ゴミーも今日はやけに静かで、ワイの肩に乗ったまま、羽一枚動かさへん。そんな中、昨日見つけたスカーフ道筋をたどって、さらに山奥へ踏み込んでいった。

そして――見つけたんや。

谷を見下ろす崖の縁で、木々の間に開けた小さな空き地。その中央に、ぽつんと立ってた。フェミちゃんが。

「……フェミちゃん!」

叫んで駆け寄ろうとしたけど、足が止まった。

何か、おかしい。

姿形は間違いなくフェミちゃんなんやけど、背筋がぴんと伸びすぎてる。まるで糸で吊られてるみたいに、無駄のない姿勢。風が吹いても、髪一本も揺れん。ワイが近づいても、振り返らへん。ただ前を向いたまま、じっと谷の向こうを見とる。

フェミちゃん……ワイや、戻ってきたで。おまえを探しに来たんや」

近くまで来てようやく、彼女ゆっくりと顔だけこちらへ向けた。その動きが、まるで機械じみていて、背筋が寒くなった。

「……ワイ?」

声も、どこか違う。響きは確かにフェミちゃんのものやけど、音の裏にうっすらと金属のような響きが重なっていた。無機質で、遠い。

フェミちゃん、おまえ……大丈夫か?」

フェミちゃんは数秒黙ったまま、ワイをじっと見た。そして、唐突に言うた。

「こっちの世界に、慣れすぎたのかもしれん」

それだけ言って、また前を向いた。

ゴミーが小さく「ぷぴ」と鳴いて、ワイの耳元で羽を震わせた。ワイは反射的に、スーリヤの針に手をやった。まだ確証はないけど、今目の前におるフェミちゃんは、何かが――決定的に――違う気がする。

けど、見捨てるわけにはいかん。あの谷の向こうに、何かがあるんやで。

Permalink |記事への反応(1) | 20:21

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2025-04-23

新宿駅内でみゃくみゃくグッズ売ってるけど、今度見てみようかな

帰りはやけに人気でレジ行列できてんだよね

Permalink |記事への反応(0) | 20:23

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2025-04-16

赤ちゃんに熱湯かけ…逮捕の女(28)は赤ちゃんの母 赤ちゃんはやけどで入院

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a0f5af1a1374129764aa8716a4241b24839a0d2

Permalink |記事への反応(0) | 21:51

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2025-04-14

ここ最近愛知万博が持ち上げられすぎじゃね?

おまえら20年前、愛知万博に行ったのか?

俺が住んでいるのが関西圏だったってのもあるだろうけど、当時、そんなに愛知万博話題を聞かなかったし、盛り上がっている印象が全くない。当時は今よりテレビも見ていたはずなのに。

弁当の持ち込みが禁止されていて入場時の検査メチャクチャしかったとか、小泉総理がそれを許可したとか、長井秀和小泉総理最大の成果だ、間違いない!ネタにしていたとか、キッコロモリゾー木殺森憎という当て字にして弄られていたとか、愛知万博の脇の部分はやけに覚えてるけど、本筋の万博の話は全く印象がないな。冷凍マンモスがどうのこうのって話も、最近初めて耳にしたし。何というか、いつの間にか始まってて、いつの間にか終わってたイメージ

2005年だと福知山線脱線事故とか郵政解散とか、デカ話題が多かったから、愛知万博話題がそれに負けてるのも大きいな。2005年の流行語大賞を見てると、トップテンにも愛知万博に関する用語がない(一応、「愛・地球博」という言葉ノミネートはされている)。

当時大学生だったけど、周りで行ったという話も聞かなかったからな。関西から愛知なら、行こうと思えばそこまで遠い距離でもないのに。俺も行けたら行くか~くらいのノリで考えていて、万博バスツアーの話を友人に振ったこともあったが、友人側があまり乗り気じゃなかったから結局行かなかった。

Permalink |記事への反応(3) | 23:11

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