
はてなキーワード:にちゃんねるとは
関西で働いている。とある歴史あるガールズバーの従業員である。男性。年代は……おじさんだ。
この業界では、二十年くらい前からかな。お客のある行為が問題になってる。
古くは、関西風俗情報や爆サイ地方版やにちゃんねるなど、社会不適合者がよく利用しがちなローカル掲示板である。お店を気に入らなかったお客や、同業他社が、わざわざ畜生な書き込みをしてくれる。
それ以外にも、ストレスが多い業界だった。先月に辞めてせいせいしている。
もちろん感謝はしてる。自分をここまで育ててくれた業界だから。でもほんと、水商売は辛いことが多い。
まだ辞める前、勤めていたガールズバー(キャバクラに近い)で接客をしていたところ……いわゆる要注意客がきた。
その人は、うちのお店にグーグルマップで★2つのレビューをしつつ、お店の女の子が嫌がるような内容を書いていた。巧妙な手口で。
例えば、レビューに個人情報が入ってたり、差別発言が入ってたり、人の近景写真が入ってたりすると、グーグルも削除を受けてくれる。これは前例がある。
でも、そいつのレビューは悪い意味でナカナカだった。隙がなかった。グーグルに削除申請をしても受けてくれなかった。
でも、その日にそいつはきた。来店しやがったのだ。そいつのレビューの追加文には「もう来ない。最後だ」ってあったから、油断していた。この飲み屋界隈に来てるのは何度も見てる。
でも、その瞬間に決心がついたよ。そいつのレビューのせいで辞めた女の子スタッフの顔が3人分浮かんだ。対決してやろうと思った。
そいつが会計を終えて、お店を出たところの路上で詰問してやった。
「いいえ」
「……」
「あれのせいで、辞めた女の子いるんですよ」
「そっすか。特に言う事はないです」
「辞めた子がいるんですよ!」
「本当にそう言ってたんやけど」
「だから主観でしょ。本当にそれで辞めたかはわからない。そもそもあなたの話が本当かすら信じてません」
「するわけないやろ」
「訴えますよ」
「どうやって?さっきの女の子もそうなんやけど、法廷でそれを証明できんと。負けるのそっちやん」
「削除していただかんと、あなたも、ようないことになるかもしれません」
「どうするんですか。もういいし、うちは帰ります。怖い人が出てきたり、あんたが道を塞いだりしたら警察呼びますから」
「あなたの名刺、女の子に渡したでしょ。持ってるんですよ。近隣店舗に共有して回ります」
「じゃあ、最後通告ですけど、レビュー削除したら、自分もそんなことしませんから」
「帰ります。通してね」
こんなやり取りだった。
ちなみにこいつは、うちの店の近くで働いていた。大阪駅の付近にあるローカルテレビ局の社員である。報道部の。これくらいは出していいだろ。だって邪悪な存在なんだから。こっちは実際に迷惑をかけられてる。
フジテレビが組織単位で性接待をしてたってニュースがあったけど、マスコミにはロクな奴がいないって認識させられた。あまりにひどすぎる。
もう水商売の業界やめたから、今こうして自由に喋れるけどさ。増田の利用者も、若い人だと、飲食含めた水商売の業界入りたい人がいたら、絶対にやめたほうがいい。特に若い人は。
ストレスたまる客が多いし、週六勤務だし、月給高そうに見えるけど時給換算したら最低賃金クラスだし(月給30万・固定残業代45h込など)。なによりキャリアや職歴が身に付かない。
長話になった。あれからだけど、結局そいつはレビューを削除しなかった。本気で頭にきた。
そいつが通ってるかもしれんすべての近隣店舗に、名刺と注意喚起情報を回して、次にそいつが働いてる会社の総務?に電話して、状況を伝えたよ。メールアドレスも教えてもらって、ヘタな文章だったけど、そいつが何をやったのかを詳細に報告した。
執着が強い!って思われるかもしれんが、俺からすると……あいつの虚栄心のために無念にも辞めていった女の子スタッフたちの魂が……俺をここまで導いたんだ。
それ以後、そいつはこの界隈に来なくなったし、レビューも消えていた。
やったぜ、て気分だった。女の子スタッフたちの無念を晴らせた気がした。
めでたしめでたし……となったのはよかったけど、それからほどなくして、別の事情でガールズバーの運営会社を辞めないといけなくなった。不景気だからしょうがないんだけどさ。まさか俺が斬られるなんて。
確認なんだけど、水商売の業界って全国どこでもこんな感じだよな?
ストレスが多くて、勤務時間が長くて、給料もそんなでもない。俺、ホワイトな業界で一度でいいから働いてみたいよ。IT業界とかさ。接客とか小売の経験しかないから、そんなのもう無理かもだけど。
どなたか優しい人がいたら、こんな自分でもホワイトそうな業界を教えてくれないかな。挑戦してみたい。
Permalink |記事への反応(14) | 20:20
一学年一クラスで女子は全員で18人しかいなかったから、宿泊した旅館では確か女子全員で一つの大部屋だった。枕投げを一応やったけどみんなすぐ飽きて、布団が近い女子で持ち寄った漫画読んでたんだよね。みんな肩から上だけ布団から出して漫画を囲んで頭を寄せて黙々と読んでた。
私はクラスメイトが持ってきてた倉橋えりかの『世紀末のエンジェル』の1巻から最終巻の4巻まで読ませてもらった。最初の方は以前にもどこかで読んだことがあったけど最後まで読んだのは初めてだった。
悦に萌えたり雅の名前可愛いな〜と思ったり、何より竜之介(ヒロインの前世の恋人)にメロメロになって夢中で読んだ。最後泣いたしめちゃくちゃ面白かった。
一泊二日だったと思うんだけど、一日目は笹かま工場を見学して二日目は松島とテーマパークだった。二日目は小雨で島々は霧でよく見えなかった。どんよりした天候でのテーマパークは楽しかったのかすらあまり覚えていない。使い捨てのカメラでたくさん写真を撮った。笹かまは超おいしくて帰ってからもお土産に買った分の半分は自分で食べた気がする。
倉橋えりかは作品が絶版の上電子書籍化してないから買えないし、もちろんアプリにも来ない。
にちゃんねるの詳しい人によると倉橋えりかはコミックのフリートークで「完璧一般人になってて漫画のことにはノータッチでいたい」とか「海外で仕事したい」みたいなこと言ってたらしいから現在はもう集英社と連絡つかないのでは?とのことだった。
「あーみんとですら連絡ついたのにね」と。
まあどうしても読みたければ中古で入手すればいいんだけど、黄ばんでない漫画で読みたいからできたら電子書籍化してほしい。でもそれよりも元気でいるといいな。
俺は中学生のころから20年以上インターネットにはまっていた。
ハッキリいって、ネット中毒だっただろう。
はてブ、ニコ動、にちゃんねる、まとめサイト、ツイッター、ヤフコメ・・・。
要はインスタントな情報がむやみに得られ、意味のない知識欲を満たしていただけだ。
ネットサーフィンさえしていなければ、もっといろいろな可能性があっただろう。
本も読みたかったし、アニメも見たかった。趣味もいろいろしたかった。
でも、失われたときは帰ってこない。
最近心を入れ替え、1年以上デジタルデトックスを継続している(はてな匿名ダイアリーに書き込んでるという野暮なツッコミはご勘弁)。
といっても、全く見ないことはせず、スマホのアプリで強制的に制限をかけ、ツイッターは毎日15分とか、ブラウザアプリは毎日30分とかで縛り、徐々に時間を減らしている。
最近はツイッターなんかは、さっとトレンドを見るだけで満足できるようになったし、5ちゃんねるやまとめサイトは一切見ることはなくなった。
正直言って、ネットサーフィンを減らすことは簡単なことだった。
最近は便利なアプリもあるので、強制的に制限をかければ、見ることはなくなる。
ただ、一番やっかいなのは、ネットサーフィンをしていた結果、インターネット(というか日本のネット文化)の思考を完全に頭に刷り込まれてしまったことだ。
これがなかなか抜けない。
はてブを見ては、ブックマーカーにムカつき、怒りを抱いていたが、スパッとやめることができた。
というか、むかつきすぎて、いろいろあって何年か前にアカウントをBANされた。
あの時BANしてくれて、本当に株式会社はてなには感謝している。
最近はトレンドは見ず、気になった記事を普通にブックマークして、後で読むだけにしている。
トレンドを見ること、他者の反応を見ることは、ただ不快感と反論したいという気持ちを沸かせるだけで、完全に時間の無駄だと学んだ。
ただ、ときおりテレビなどでニュースを見た時、はてブがどんなクソなコメントで盛り上がってるだろうと考えてムカつくときがある。
そんな時は自分が嫌になる。
しかし、厄介なのは、ニコニコ動画で培った、くだらないネットミームだ。
何年も離れているのに、仕事中、ふとしたときに、淫夢の空手部のワンシーンが脳内で再生されたりする。
淫夢やシャムさんのいくつかの言葉は、いまだに言葉を放つシチュエーションになると、心の中で言ってしまう。
本当に後悔しかない。
書き込むようになってから、よくはまった。
特になんj。
正直話題がループしているので、何年も前に飽きて、一切見なくなった。
これもニコニコと同じく、たまにミームが心の中で漏れることがあり、嫌な気分になる。
野球中継をなんjの実況と一緒に見ていたが、別に実況がなくても全く困らないと気づいた。
嫌儲とかなんかいろいろあったが、2ちゃんをやめてからは普通にまとめサイトを見るようになった。
ただ、まとめサイトは内容が薄すぎるし、コメント欄が本当に日本のネット上で一番気持ち悪いので、見なくなった。
冒頭でふれたとおり、ツイッターはまだ見ているが、書き込むことはなくなった。
ツイッターの何に時間がとられるかというと、情報収集よりも、盛り上がっている話題に関心を寄せているときである。
自分と異なる意見を見たり、わかってないツイートを見てムカついたり、どういう意見があるか見たり、そういうところが一番時間をとられる。
これがデジタルデトックスを始めようとしたきっかけだが、こんな心をかき乱すだけで不毛な場所を見るなんて無駄だろうという思いが強くなり、やめるようになった。
今はトレンドとほしい情報が流れてきそうなアカウントだけフォローしてタイムラインを見ている。
だが、たまにトレンドを見ていても、イラついたりムカつくときがある。
くだらない炎上ネタなんかは、特に炎上させているアカウントたちがムカつく(男女論とか細かいルールの話とか変なアカウントを晒しものにしてたりする時とかは特に)。
正直、金をツイッターで稼いでたり、友達がいる人くらいしか、もうツイッターをしていて得はない。
ヤフコメはムカつくので、ヤフコメは極力見ないようにしている。
あと、ヤフコメをAIでまとめたやつがヤフコメのトップにあるけど、あれをちゃんと見ている人はいるのだろうかと疑問に思っている。
一日15分だけ見れるよう設定している。
デジタルデトックスをはじめて、正直言って、イライラすることも減ったし、時間をとらえることも減って、本当によかったと思っている。
他者の反応探しに行くこと、他人の意見を見て反論したいと思うこと、なんとなく勉強になった気がすること。この3つが罠だと気づいた。
他者の反応なんて気にしないよう、もう他人のアニメや漫画の感想は見ないようにしている(ツイッターは感想を見ていても、大げさな言い回しが多く、これまたイラつく)。
他人の意見を見て反論しても、相手の考えは変えられないし、無駄。
ツイッターやはてブのトレンドなんか見ていても勉強にならないし、99.99999999%は無駄だったと、改めて振り返ってよくわかる。
ただ、一番デトックスできないのは、ネット文化に染まった自分の思考である。
ネットミームのくだらない言い回しや、ネットで得た根拠不明の知識などが日常生活でトリガーとなって思い出され、本当に邪魔に感じる。
ただ、こういうネット文化に染まった思考というのは、本当に一生ついて回るのだろう。
時間の浪費もそうだが、この部分もかなり後悔している。
ちなみに付け加えておくが、俺は昨今やっと問題になってきた有名人などへの誹謗中傷が本当に嫌いだったので、2ちゃん、はてな、ツイッターで、そういうやつらに主にムカついていたし、腹立たしかった。
にちゃんねるから人がいなくなってもう何年もたつが、界隈の人たちにゆるく質問したいときはどこにいけばいいんだろう?
数年ぶりに某バンドのライブに行くんだけれど、あのローカルルールってまだ存在するの?
即レスじゃなくていい。
なんかの掲示板に書いて、翌日見に行ったら回答が書いてあれば十分だ(100%真実でなくとも、複数意見があれば自分で取捨選択できる)
Twitterは特定のアカウント運用をしていないと、不特定多数に呼びかけるのには向いてないと思う。
ファンのローカルルールを知りたいので、公式タグを使ったり、公式に問い合わせるのも違うと思う。
界隈以外からの回答が増えそうで、なんだかなーとおもう。
いいとこあれば教えてください。
元増田を読んで、これまではてなやツイッターで見かけた光景について個人的なメモ。(何かの正しさや間違いを主張するものではなし)
最近、叩くことが出来る存在を叩いても問題がないというような風潮がある気がする。
が言えてしまい、ますます党派性が強化され仮想敵への憎しみを募らせることになる。自分は正当化の意見も内輪ネタもほとんどの人はふざけて発言しているだけだと信じているけど、同時にその発言に感化されてバイアスが強化されている人がほぼ間違いなく存在することも確信している。
叩く人は印象で叩くからデマを再生産していることに無自覚なのがたちが悪い。
盛夏の候、嫁の誕生日も過ぎましたが、お元気ですか?
まだ原作のゲームを続けてますか?もうすぐ期待のアプデがきそうですよ。
飽きちゃいましたか。
大して親しかった訳でもないですが、ある日突然、活動を止めてしまったので少し心配していました。
あなたの描く嫁漫画が好きです。嫁が生き生きしていて、ちょっとした表情が可愛くて可愛くてたまりません。
確かニ、三文くらいコメしていましたが正直、あの感想では足りないくらいに好きなのです。
全ての嫁作品が好きです。特に最後に投稿した作品は、圧巻でした。
今思うとあれで嫁の全てを描ききってしまった、ということなんでしょうか。
あなたが活動をぱったりと止めた頃、私も嫁の創作をはじめました。
嫁のイラストを描く人はいっぱいいますが、ストーリーを書く人は少なかったからです。
某所では女性向け小説の人気があって、男性向け小説はあまり需要がありません。
でも、あなたは嗜む方だったので、もしかしたら読んでもらえるかも?と淡い期待を抱いてました。
古のにちゃんねるに投稿してコメをもらったこともあって、文章にはある程度、自信があったのです。
ある日のこと、最近はあなたのコメを見ないなと思い、ブクマページを確認しました。ネトストみたいなことして申し訳ありません。
そしたら、ある日を境にブクマもコメもしていないことに気づきました。
そして来たる嫁の誕生日。もしかしたらという可能性にかけて、新規投稿をチェックしました。何もありませんでした。
この日ですら活動を再開していないということは…そういうことなんだろうな…。
もしも、万が一、この書き込みを見ていて、まだ嫁のことが好きなら、某所で嫁小説を探してみてはくれませんか?
R指定で2本上げています。お眼鏡にかなうかどうかは分かりませんが、当時の筆力を振り絞って、嫁への思いを詰めて書き上げました。
今は3作目を書いています。しかし、ちょっと嫁とは関係ない所で嫌なことがあり、創作意欲が下がり気味です。
ついつい感傷的になってこんな気持ち悪いラブレターじみたものを書いています。自分語りすみません。
そんな訳でもしかして、あなたが投稿を止めたのは、そういう嫌なことがあったのかなと思ったりもしています。
何か理由があって(何も理由がなくても)描きたくなくなったなら、しょうがないです。きっぱりと諦めることにします。
ただ、まだ嫁が好きで、某所をのぞく時間があるなら、嫁小説を読んでもらいたいということ。
たとえ投稿者でなくなったとしても、同じ嫁好きとしてのリスペクトの気持ちは変わりません。
漫画以外の所からも本当に嫁が好きなんだなということが伝わってきたからです。
7月の青空を見上げながら、あなたもどこかで同じ空を見ているのかな、などとふと思います。
投稿者をやめても、ゲームをやめていたとしても、あなたが健康で楽しい生活を送られていることを、自分勝手にお祈りしています。
それでは。
追伸
嫁のあのスキンが実装されたら、ゲームを再開したりしませんか?
高校3年生のときに字書きを始め、早6年。ちゃんねる系や18禁エロ小説も書きながら、細々と二次創作を続けてきました。
そんな中で感じた、支部で小説を投稿する際の自己評価の基準とか、閲覧数を上げるために気をつけていることを字書き初心者向けに書いていこうと思います。
自分の小説の客観的評価としては、最大ブクマ数は♡2500くらい、平均ブクマ数は♡100〜300をうろうろしている程度の字書きなので、ご参考までに。
支部にはブクマ機能がついていて、他の人の作品もブクマ数を確認することができます。タグで「1000users」的なのもあるから、検索しやすい。だいたいの人は検索ジャンル+100usersとかで徘徊してるんじゃないでしょうか。
なので自然と、自己評価もブクマ数になります。自分の性癖のために書いているとはいえ、レスポンスがあるからこそモチベーションはあがるので。
ところが、ジャンルやCPによって大手/マイナーよりけりなので、自分としては同じクオリティを保っているのに、読み手の母数が少ないためにブクマ数が伸び悩むこともある。
そこで個人的に作品のクオリティを評価するのに使っているのが、ブクマ数/閲覧数の比です。これがなかなか使える。言ってみれば、「そのジャンル/CPを好む人の中で何割くらいの人に刺さったか」が分かる指標なのです!!!
自分の作品で言うと、閲覧数10に対してブクマ数1くらいが平均的で、良く書けたなと思う作品はもっと割合が良くなります。逆に、とてもブクマ数をもらえた作品でも、対閲覧数的にはあまり良くなかったりする(エロとか)。
これはブクマの絶対的な数に比べて、自分の小説の質の評価に使えるので、例えブクマ数が少なくとも、閲覧数に対して多ければ質の高い特定の人たちの性癖に刺さりまくった作品が書けたということになるのでモチベーションがめちゃくちゃ上がります。
あとは感想。コメントひとつあるとブクマ数100レベルの嬉しさがある。スタンプ一個でも、「最高ですた…!」一言でも、100人の人のいいねに相当するので……みんな感想送ろうな。
あと、自分は「名前+#支部」でエゴサするタイプなので、Twitterで「よかった…URL://〜」みたいなツイート見ると1000人分のいいねに相当する悦びを感じます。自分も神作品見つけたら積極的に呟こうと思いました……
ブクマ数は貴方の小説のクオリティだけじゃなくて、読み手の数とか時間帯とかにも左右されるから他の基準も持とうねって話でした。
それはそうと、たくさんの人に自分の作品を読んでほしい!評価されたい!あると思います。では、閲覧数の高い作品(=人の目に触れやすい作品)とは何なのか。
結論から述べるとエロメインの小説は閲覧数が高いです。夢のない話でごめん。それは、カプ推しの人だけじゃなくてジャンル推しの人とかキャラ推しの人も検索するから。
とか、
とか、それで引っかかるし皆エロは見たいので()閲覧数があがる。ついでに性癖タグとか付いてるともっとあがる。
「腐向け ♡喘ぎ」
とかで検索する人がいる。
前に「エロは情景描写と台詞と心情がバランス良く書けるので練習に良い」みたいなツイートを見かけたけどホントその通りだと思う。
(高校生以下、未成年は書いても読んでもダメだよ!!!!!!!)
ちなみに私もありえん勢いでめちゃくちゃブクマ数ついた作品は大手CPのエロでした。「快楽堕ち」タグついた瞬間に爆上がりしました。
ちなみにエロ以外で書きやすいかつ読み手が多いジャンルで言うと、ちゃんねる系だと思います。
2chは廃れたのに未だにちゃんねる系作品は新たに生まれ続けているからすごい。
ちなみにちゃんねるジェネレーター(http://salthome.php.xdomain.jp/chtool_v2.1.php)を使うとコテハンとか番号を振ってくれるのでとても楽です。
もう一つ、エロでもちゃんねるでもなく、閲覧数を上げる工夫があるなら、タイトルです。
おしゃれな単語とか、外語使うとか、素敵なタイトル付けたい気持ちもあるけど、内容が分かりやすいタイトルのほうが読まれる可能性があがります。
ラノベやなろう系から続くテクニックなので今更なのかもしれないですが……
あとは、
「〇〇が記憶喪失になる話」
よりは、
「ものわすれが多い〇〇くん」
携帯で空いてる時間にちまちま書いていくのに使えるアプリとしては、
Evernote (https://evernote.com/intl/jp)
Nola (https://nola-novel.com)
idraft (https://dictionary.goo.ne.jp/info/app/)
あたりがオススメです。
Evernoteはオンラインに自動保存されるので、PCからもリアルタイムで編集できるのが便利。あとフォルダ分けとかも細かくできる。アプリだと、書いている途中に上にスクロールされちゃったりバグりやすいのが難点。
Nolaは小説ツールでプロットとか設定も細かくメモれるので、長編書くときにおすすめです。これもPCとデータ共有できるから両方で編集できて便利。
アプリ開くと、執筆画面までに何回かタップしないといけないのと、自動保存機能がないので、そこが改善されたら完璧かなぁ。フォルダ分けとか章分けできるのも良い。
idraftは最近のお気に入りで、言い換え機能と校正機能がついてます。アプリとしてのバグも少ないし、フォントやUIも見やすいし、文字数が自動で左下に表示されるので、パッと書きたい時にホント便利です。
あとはおまけで縦式(https://apps.apple.com/jp/app/%E7%B8%A6%E5%BC%8F-%E7%B8%A6%E6%9B%B8%E3%81%8D%E5%85%A5%E5%8A%9B/id1415281201)も。
縦書きで原稿用紙に書くみたいに書けます。pdf出力してくれるので、オフ本発行やネップリにも使える。
あんま面白いこと締めで書けないけど、参考になったら嬉しいです。
ちなみに私が初めて書いた小説は、推しのティンコが呪いで無くなるという全年齢作品でした。
良い字書きライフを!
未だに「なろう小説の流行りは異世界転生」なんて思ってるやつはいないかな?
そもそも16年間という長大ななろうの歴史において異世界転生が流行っていた時期なんて半分くらいしかない。
本当はすごい力や才能を持っている主人公が周囲に認められずに、解雇されたり裏切られたり迫害されたりして、その状態から成りあがるというテンプレだ。
異世界転生じゃなくて、最初から純正異世界生まれの主人公がそういう目にあう。
どうして今、こういう流行りになっているのか。少し長いけど、サイトの初めから歴史を追ってみようと思う。
「小説家になろう」において最初にやってきた流行はVRMMOだった。そう、異世界転生じゃないんだ。
この時期は、なろうに限らずネット小説界全体で、このテーマが流行っていた。SAOとか。(元はネット小説だったって知ってる?)
なろうでは、ゲームの中と思ってたら本当の異世界だった、みたいなパターンも多かったように思う。
「最近のVRMMOは凄すぎだろ」とか、好きだった。
にちゃんねるのSSスレなどで、エヴァ・ひぐらし・なのは・Fateなどを経由して育てられゼロ魔によって爆発した二次創作の手法の諸々。
それが、なろうのグループサイトである二次創作専門投稿サイト「にじファン」を通ってなろうに流入した。
特にゼロ魔SSの人気と書きやすさが凄まじく、そのタイミングでの「にじファン」の閉鎖があって、一次創作へゼロ魔SSの手法が完全に浸食。
この時、なろうがもともと有していたVRMMOブームのノウハウと合体して、ゲーム的異世界へのチート付き転生というテンプレが爆誕してしまった。
これが驚くほど書きやすさ・読みやすさ・とっつきやすさがあり、ランキングは異世界転移一色になった。
最初はまだ転移の方が優勢だったのだが、より書きやすいのか、あとから転生が多くなる。
なろうの作家たちは、あまりに書きやすいテンプレに沿った話づくりと、捨てられない創作者としてのプライドとの板挟みにあい、結果、能力面などで一点突破のオリジナリティを追い求めるわりと修羅の国になった。
なろう認識が異世界転生で止まっている人は、ここから先は知らないかもしれない。
実は小説家になろうでは、余りにもランキングを異世界転移/転生が独占している状態が続いたため、これらの要素を持つ小説が別ランキングへ隔離されることになった。
(ちょうど異世界転生を批判するエッセイとかが量産されていた時期だった。個人的にはああいう方法での主張はダサいと思うが。)
異世界転移/転生はサイトの見やすい位置に表示されることがなくなり、作者たちは新たなブームを探った。
その結果見出されたのが、ハイファンタジーとローファンタジー。
小説家になろう内の定義では、最初から最後まで話が異世界の中だけで完結するのがハイファンタジー。現実モデルの世界でのファンタジーや、現実と異世界を行き来するものがローファンタジーとなっている。
一見相反するように見えるこれらのジャンルだが、ほぼ同時に、ほぼ似たような形で流行ることとなる。つまり、異世界転移/転生の代替としての流行だ。
たとえば一般的な異世界転生のテンプレにおいて、転生するところを削ったらそのままハイファンタジーになり、ランキングに乗る。
また、現実世界から異世界に転移する部分だけを、逆に現実世界が突然異世界化してしまうような導入に変えれば、ローファンタジーとなってランキングに乗る。
しばらくは従来のテンプレそのままみたいなのが流行っていたが、面白いことにこれらのジャンルには先住民がいて、昔から綺麗な恋愛関係などに主眼をおいた小説が流行っていた。
それらと従来テンプレが合体し、ハーレムではない純愛をメインとした、でも結局チート転生風な感じの、新たなテンプレが流行るようになった。
そして、今に至る。なんでここへきて追放系なんだろうね。いちおう異世界転移の頃から萌芽はあった。盾の勇者とかまさに追放系だし。
どうも、前述の純愛風チート転生風not転生ハイ(ロー)ファンタジーの、各要素の食い合わせが意外と悪く、どこかでガタが来たんだと思う。
主人公がそんなに強くて魅力的だと一人のヒロインとの純愛は書きにくい感じなのかな。
ただ、異世界転生の頃に流行っていたようなチートハーレムは、あれはあれでヒロインの数を増やすのが正直面倒。
その結果、一番書きやすかったのが、盾の勇者などで既に見られていた、自分の能力を理解してくれない周囲/それを見出して受け入れてくれるヒロイン、の構造だったのかもしれない。
とにかく、今ランキングを見に行くと、異世界ブームの頃とは結構様変わりしていて面白いと思うので、一度訪れてみてください。
【追記】
悪役令嬢ブームについては敢えてオミットした。というのも自分が男性向け界隈しか追ってきていないので、書けるほどの情報量が無いからだ。
悪役令嬢は男性向け異世界転生であるRPG風チート転生ハーレムが流行っていた時期に突如として登場した女性向け界隈の情報チート型の異世界転生だ。
男性向けとはパラレルに、枝分かれする形で流行していた。総合ランキングにも入ってきてびっくりした記憶はある。
だがどうも今回のブコメ等を追っていると、この男性向けと女性向けの枝分かれはハイファンブームの頃に合流していて、それが追放系の下地を作ったらしい?
ちょっと興味深い話なので、自分より詳しくこのあたりの経緯を書ける人がいたら是非書いてみてもらいたい。俺が読みたい。
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