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2025-10-27

夫よ ああ夫よ

分担した家事毎日キチンとやってくれる優しい夫よ

完璧しろなんて言うつもりは全く無い

しかし だがしかし

掃除機かけても床のゴミが8割残っている時

洗った皿に洗剤の泡が残っている時

少しぐらいは言ってもいいではないか

猫のトイレを取る時に猫砂がバラけてしまっても混ぜて誤魔化す夫よ

洗濯ハンガーバランスが悪すぎて傾きがすごい夫よ

洗い物を流す水量がMAXの夫よ

夫よ

いつもありがとう

Permalink |記事への反応(2) | 16:27

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2025-10-20

公明党の主張と共産党の主張はほぼほぼ同じなんじゃあるまいか

立正安国論』(日蓮著)と『共産党宣言』(マルクスエンゲルス著)は、成立した時代、背景、そして思想的基盤は類似点を見出すことができます

社会の主流派既得権益の外側に身を置いた急進的な異端者という視点から見ると、「体制から批判と、絶対的正義に基づく世界観強要」という構造的な類似性が浮かび上がります

この共通性は、両者が既存の秩序・権威根底から否定し、「唯一の正義」による強制的社会変革(革命)を求め、その結果、体制から徹底的に弾圧された点に集約されます

1. 「引きこもりニート」的視点体制からの強烈な批判

引きこもりニート」という表現は極論であり、史実的には日蓮は精力的な遊行と布教を、レーニン地下活動亡命生活を送った活動家です。しかし、この言葉が持つ「主流社会権威経済システムから疎外された者」というニュアンスに注目すると、両者の著述態度には共通性があります

日蓮(『立正安国論』): 当時の仏教界の主流であった念仏宗法然の教え)や、これを庇護する鎌倉幕府権威を徹底的に否定しました。彼は比叡山清澄寺といった既成の権威ある場所から離れ、独自解釈である法華経」のみを「正法」として掲げ、それ以外の教えを「亡国の原因」と断じました。これは、「俺の言っていることだけが絶対真実だ。それ以外は全て間違いだ」という、体制に属さない者が持つ孤高で排他的絶対正義の表明です。

レーニン(『共産党宣言』):マルクス主義は、当時のブルジョアジー支配する資本主義体制、その上に立つ国家法律倫理の全てを、「階級搾取の道具」として否定しました。レーニンもまた、ツァーリ体制下で弾圧され、ヨーロッパ各地を転々とする亡命生活社会メインストリームから切り離された生活)を送りました。彼の主張は、「現在経済システムは全て不正であり、これを打倒してプロレタリア独裁による理想国家を作る以外に道はない」という、体制からの急進的で排他的社会変革の要求です。

2.構造的な類似点絶対的排他的世界観強要

両者の著書は、その内容の異質さにもかかわらず、「二元論に基づき、体制内の悪を徹底的に清算しなければ、理想的な安寧は実現しない」という構造を持っています

2-1. 恐怖(災厄)の提示と原因の断定

両文献は、現状の社会が直面する危機(災厄)を明確にし、その原因を体制内の「悪」に断定します。

立正安国論』:

危機天変地異飢饉、疫病、他国から侵略(自界叛逆と他国侵逼)。

原因: 「謗法」(念仏などの誤った教え)が国に満ちていること。

共産党宣言』:

危機資本主義が生み出す恐慌貧困搾取

原因: 「私有財産制度」とこれを守るブルジョア階級支配

2-2. 唯一の解決策と強制的排除

危機回避し、理想郷(安国または共産社会)を実現するためには、「唯一の正義」による反対勢力強制的排除が不可欠であると説きます

日蓮解決策:

「立正」、すなわち法華経のみを国教として立てること。その結果、謗法者(念仏を唱える人々)は弾圧追放されるべきであると強く示唆します。

レーニン解決策:

プロレタリア革命」による階級闘争とプロレタリア独裁。その結果、ブルジョアジー私有財産と共に消滅排除)されます

このように、『立正安国論』は宗教的絶対主義、『共産党宣言』は経済絶対主義に基づくものですが、両者とも「現状の悪は体制内にある」「それを根絶するためには、体制からの急進的な一元論強制適用しなければならない」という、強力な教義排他性を持っている点で、構造的な共通性があると言えます

公明党共産党の政策にはその存立過程で埋め込まれDNA共通するものがあります共闘すればわんちゃん日本を変えられるかも。

だがしかしりつみん、お前は駄目だ。おまえら自分かわいいだけのクズ野郎の集まりだ。共通点があるのは日本保守党だけでしょうね。

Permalink |記事への反応(1) | 21:42

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2025-10-13

国民すべからくパーティ開いてパーティ収入節税すべし

このスキーム機能することは国会議員証明してるので、安心安全

パーティ券収入政治資金規正法により、全て寄付者と寄付金額、日付を政治資金報告書記載総務省に報告する必要がある

だがしかし、某党のように、ノルマ以上に集めたパーティ券収入について、超過分をどこにも書かずに懐に入れた場合、これは所得税法上の雑所得となり、総合課税所得税が課税される

であるのに、某党の政治家はこの懐に入れた分を政治資金収支報告書記載せず(裏金)、かつ雑所得として申告もしていない

そしてそれは広く国内報道されたのにもかかわらず、国税は一切これを調査していない

まり、このスキーム国税公認節税スキームであることが証明された

であるので、

国民すべからくパーティーを開催してパーティ券収入をどこにも申告せず懐にいれるべし

これは反社会的行為ではない。何故なら国税庁は既に同様の行為を追認しているからだ。

そして、国税庁は議員一般国民は違う、と公に言うことはできない

できないがしかし、パーティ券収入所得未申告を、「議員など疑惑の奴もいるが、まずはお前から調査する」などの詭弁税務調査を仕掛けてくるかもしれない。

だがしかし、こうなった場合和解修正申告に一切応じずに、裁判まで持ち込むべし

裁判判例が確定すると流石に某自民党裏金議員裏金を申告せざるを得なくなる

まり、どちらにせよこの日本国浄化されるのだ

正義日本国民よ、立ち上がれ

立ち上がって踊りまくれ

パーティ券収入を未申告で懐に入れることで、日本は確実に良い国に生まれ変わる

腐敗には腐敗で返せ

議員官僚不正をしたら、やることはデモではなく同じ不正

議員官僚不正を徹底的にミラーリングすることで、この国は確実に良い国になる

Permalink |記事への反応(3) | 22:06

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2025-10-09

最高の権力闘争キタwww 石破の最後っ屁解散 vs高市総裁

いやー、マジで最高の展開になってきたな。この状況、飯が美味すぎるんだが。

まず状況を整理しよう。首相は、前の総裁選で負けたはずの石破茂。んで、この前の総裁選で勝って、次期首相椅子を予約したのが、我らが「日本の誇り(笑)」こと高市早苗。まだ臨時国会が開かれてないから、首相指名選挙ができず、総理椅子には石破が居座ってるっていう、珍妙まりない「ねじれ」状態だ。

この状況で、石破首相が置き土産とばかりに「戦後80年メッセージ」を出す気マンマンなのが、全ての始まり。まあ、内容は想像つくよな。「深い反省」とか「不戦の誓い」とか、国際社会向けの常識的なやつだ。

当然、黙っちゃいないのが高市総裁とその一派。「石破総理貴方自身が先の総裁選国民(※党員)の信任を失ったことをお忘れか!」「党の総意に反するメッセージなど断じて認めん!」って息巻いてるに決まってる。自分たちが散々やらかし裏金問題や旧統一教会との関係は棚に上げて、どの口が「党の総意」とか言うんだか。あいつらにとっての総意ってのは、自分たち支持団体と歪んだ歴史観だけだろ。

高市さんサイドは、さっさと臨時国会を開いて、自分首相になって、この話をチャラにしたい。石破ざまぁ、これからは私の時代よ、と。完全に勝利した気でいるわけだ。

だがしかし、だ。高市総裁が忘れてる、たった一つのことがある。

まだ首相の座にいる石破茂には、憲法69条に定められた「衆議院解散権」という最強のカードが残されてるってことをな。

もう総理の座から降りることが確定してる石破さんには、失うものがない。党内のしがらみもクソもない。だったら、最後にいっちょ、この腐りきった自民党デカ爆弾を落としてやろう、とか考えないか

まり、こういうことだ。

高市総裁が「早く国会を開け!」と圧力をかける中、石破首相官邸で緊急会見を開く。「我が党は先の総裁選高市氏を新たなリーダーしましたが、その政治姿勢特に歴史認識政治とカネの問題に対する姿勢は、国民感覚から大きく乖離しています。このまま高市氏に政権を委ねて良いのか、国民の信を問いたいと思います

―――そして、「よって、衆議院解散する」。

これぞ「道連れ解散」。最後っ屁にもほどがあるwww

総選挙の構図は最高に分かりやすい。総理の座を追われた石破に同情票が集まる、なんて甘い話じゃない。争点は「裏金カルトにまみれた高市自民党に、日本未来を任せられるのか?」の一点だ。

国民はもうごまかされない。あの総裁選で、自浄作用ゼロどころか、さら右傾化して開き直った自民党の姿をハッキリと見たんだから。結果、高市自民党歴史的な大惨敗高市さんは、一度も首相になれなかった史上最も短い自民党総裁として、歴史に名を刻むことになる。

まあ、全部俺の妄想だけどさ。

でも、このねじ状態、石破さんが最後に男を見せるチャンスでもあるんだよな。自分のためじゃなく、この国の政治をまともにするために、最後カードを切る。そんな展開になったら、間違いなく歴史に残る最高のエンタメだわ。全力で期待してる。

Permalink |記事への反応(0) | 18:35

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2025-10-05

指輪物語の序章って

指輪物語話題になるとこれを擦るのが鉄板になっているよね。

実際、世界説明のようでそこまで親切でもない話が少なくない分量で続くのはなかなかつらいものがあるのは事実

飛ばして本編へいってよし、というのは真っ当なアドバイスではあると思う。

例えば「パイプ草について」の段など読んだとしても本編の理解にはほぼ役に立たないし。

から何だ、以上の感想はないのでは?

設定だけ見てあれこれ想像するのが好きな人は刺さると思うのだけれども。

そう考えるとこれは指輪物語という作品の大きな欠点に見える。

だがしかし

物語最後まで読み、この物語構造理解した後ではこの序章の持つ意味が全く異なってくるんですよ。

程度はあろうが、この序章はここにこの形で存在しなくてはならないと思うはず。

特に指輪の一行に感情移入した後で読むとものすごくエモいし、なんなら泣きポイントにすらなってくる。

指輪世界に没入するゲートウェイ役割となって、その感覚を味わうために繰り返し読むことになるわけだ。

合わない人がいるのも分かるけど、この感覚を味わずに投げてしまうのはちょっともったいないと思う。

なので序章で折れた人は飛ばして本編をトライして欲しいし、一読で終わっている人は再読をお勧めしますよ。

新版なんてあったのか。紙で欲しかった。

Permalink |記事への反応(2) | 11:29

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2025-10-04

anond:20251003185329

だがしかしまた増ェだしたなガズバン


https://b.hatena.ne.jp/entry/4776944208481755457/comment/youchin

叩く自由そんなものは…法華狼えっ?

とあるメイン推しの絵や写真物語ぶったたいてたぞらはどうなされるベキベキ?

賽は投げられたまま…ノーカン宣言とやらすら

コレガワカラナイ…ハン…チョー…?

言わぬが花知らぬが仏「だった」から目を逸らす然り


https://b.hatena.ne.jp/entry/4776944208481755457/comment/maguwatta

地面にバウンドからデッドボールさせりゅてどういう扱いに?

maguwatta自身ストライクとやら語りどうぞどうぞ

「自らを排していただいて誠に有難き幸せ」とかかな…

丸い緑の逆だったかもしれねェですって?

覇権アニメ」の「天秤」たる「水着こそがヨロシサン」「心置きなく可能」に

ナズェカ冷淡視ぶりにこそ投げないのかい


https://b.hatena.ne.jp/entry/4776944208481755457/comment/d-ff

え!ぼざろにエンドレス要素が?

そして絶賛なされるUSA!USA!USA!やはり全てを解決する!

ところで「小説」を悪し様認定たかもしれないのどこぞから

Permalink |記事への反応(0) | 12:08

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2025-10-03

半袖をまくると胸が大きく見える

当方オッサン

 

茹だるような暑さのこの夏、半袖ワイシャツの袖を折るファッションが一部の女子高生の中で流行っているらしいことを知った。

どういうことか想像できないオジ・オバはTikTokで"半袖ワイシャツ"と検索してくれ。

TikTokアカウント登録しなくても見られるゾ!)

 

街中でそのファッションを度々見かけて「それが "カワイイ"から流行っているんだろう」くらいで理解をしていた。

しかしだ。だがしかしだ。どうやらそれはオツパイが大きく見えるからやっているのではという予想が立った。

 

どうやって気がついたかは伏せておくが、風呂上がりの鏡の前で制服JKよろしくTシャツの袖をまくったら、俺の貧相な胸筋がいつもより立派に見えたのだ。

袖をまくることでシャツが少し引っ張られるからだろうか。錯視的なものだろうか。はたまたただの思い込みだろうか。

理由はよくわからないのでみんなもぜひ試して欲しい。

 

もちろんそのファッションをしている若者が胸の大きさを意識してやっているとは思わない。

しかし、胸が大きく見える状態無意識的に可愛く見えると感じてやっているのではと思った。

みんなもぜひ試して欲しい。

Permalink |記事への反応(0) | 00:58

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2025-09-20

弱者僭称するアルファのなり損ない達へ

喫茶店コーヒーを飲みながら時間を潰していたところ、若いカップル入店してきた。反射的に「ケッ」と思った。

この反応から分かる通り、自分陰キャである。見た目は冴えないし、野性味や競争力もない。

だが、客観的に見てかわいい彼はいる。なんなら連中が入ってきたときLINEしてたし、デート喫茶店を利用することもある。にも拘わらず、なぜ「ケッ」と思ったのか。

「ケッ」の、より具体的な詳細を書くと、これは次のような感情であった。すなわち、

・「こいつらは自分とは違う」という疎外感

・「浅薄な奴らめ」という嘲笑

自分領域を異質な存在によって侵されたことによる不快感

である

彼女がいるのに、なぜ彼等が異質に感じるのか?答えは「ここで覚える異物感は交際相手の有無ではない」からであるもっと先天的根深感情だ。

まり人を雑なラベリングで語りたくはないが、自分ASD/ADHDの発達コンボだ。「自分は他の人と同じようになれない」「理解できないし、理解されない」という強烈な居心地の悪さと排斥圧を常に感じながら生きてきた。

はっきり言って交際相手の有無と生きやすさはノットイコールだ。確かに、ある程度の相関関係はあるかも知れない。だがしかし、それは「交際相手ができれば生きやすくなる」ことを意味しはしない。

ナンパ師を崇める一群がいる。彼らは弱者男性自称しているが、俺からすると彼等はたまたま配偶者を得られなかっただけの、精神は寧ろアルファと瓜二つの存在に見える。しかも彼等は交際相手こそいないが、社会的には成功している者が少なくない。難関大出て有名企業正社員として勤務してるハイスペック共のどこが弱者なんだよ。

彼女がいようがいまいが、自分人生自分で生きるより他なく、また自分性質が変わる訳でもない。男女交際みたいな別になくても生きていける、云わばオプションの娯楽でしかないものを至上のものとする感性は、まさにアルファ精神構造のものだ。相手人格を認めず、とにかくセックスへの最短ルート模索するというところもよく似ている。

彼女ができただけで解決する苦悩なんて、所詮その程度のものしかない。それは浅薄低俗物質主義で、自己存在それそのものに起因するどうにもならない苦痛とは根本的に全く異なるものだ。たまたま「持っていない」というだけで、信奉している思想のものアルファと何ら変わりない。

陰キャ彼女がいると君らは陰湿攻撃するけどさ。俺からしたら君らの方がよっぽど幸せな「成功者」だよ。

Permalink |記事への反応(1) | 15:56

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2025-09-18

例の活動家哀悼の意を捧げたい

だがしかし米国人の反応が気味悪いので感想を整理して述べておく。

私は以前からこの活動家の主張を知っていたので「ああ、主張が強すぎてアンチに刺されたか」程度の感想しかない。それはヒップホップスターアンチに撃たれたのと同じような「有名人の死」と同じ印象だ。政府が「この人の主張は社会の秩序を乱すので逮捕拘束する」といった人権侵害と違って、今回の事件民間人同士の単純な刑事事件だと思う。暴力言論の自由を脅かす云々は関係ないだろう。なぜなら、既に述べた通りギャングの抗争の域を出ない単純な刑事事件からだ。

Permalink |記事への反応(1) | 19:18

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2025-09-10

ある日起きたら、片耳の聴力を失った話

朝起きたら、突然片方の耳が聞こえなくなった。

突発性難聴だ。

昔に急性感音性難聴になったことがあり、その瞬間に悟った。

これは2週間以内に治療しないと治らないヤバい病気だ。1か月たつと完全に手遅れだ。

すべての予定をキャンセルして、かかりつけの大学病院に行った。


聴力検査の結果、片耳は完全に失聴していた。

どんな音も完全に聞こえていない。

聴力検査スピーカーがでかい音で振動しているのはわかるんだけど、音として全く聞こえないのだ。(100dbでも聞こえない。通常は10-30dbぐらいで聞こえるはず)

医者から、大量にステロイドを入れる全身ステロイド療法を提案され、受け入れる。

ステロイド剤のプレドニゾロン5mgを 朝30mg(6錠) 昼30mgで合計60mgを3日飲むことになった。

その後、量を減らしていくというのを合計1週間やることになった。

//全身ステロイドステロイドパルスとは厳密には違うという指摘を受けたので、全身ステロイド療法と変更します。

2日目に、強い眩暈に襲われる。

麻痺して聞こえなくなった耳から飛行機の中のようなゴーという轟音の耳鳴りが響き、歩き始めに強烈な眩暈に襲われるようになった。

病院電話すると、眩暈に対する薬としてアデホスコーワ顆粒とメチコバールは出しているか大丈夫ですと返された。

ひと事だと思いやがって・・・

ただ、信じるしかないので、全身ステロイド療法をつづけた。

だがしかし、これでは改善しなかった。

以前、突発性難聴(急性感音難聴)を発症した時は全身ステロイド療法で治ったのに、今回は無理だった。

治療甲斐なく、片耳は失聴して何も聞こえていない。

よほどの重症らしい。

ステロイドの鼓膜内投与という選択肢があるということで、これを1週間毎日注射をうちに通うことになった。

細い注射針で鼓膜からステロイドを耳の中に投与するという療法だ。

注射後は横になり、会話とつばを飲み込むのを15分禁止。耳管を開くと入れたステロイドが流れ出てしまうから

これでなんとかなればと・・・

だが、それでも無理だった。

相変わらず片耳は失聴して何も聞こえていない。

この大学病院ではもうお手上げということで、残された手段である高圧酸素療法ができる病院にいくことにした。

高圧酸素療法(HBOT)に1週間通うことになった。

1回1万円かかる治療である

先生に、高圧酸素で治りますかね?と聞いたら、可能性は低いです。と返されて、かなり落ち込んだけど、

カネはかかっても、とりあえず1週間はやってみようということになった。

(途中で、大学病院あるあるの予約が取れるのは数週間後ですというクソな対応を受けたが、こっちはタイムリミットがある病気なんです、そんなに待てませんとごねて、無理やり枠を入れさせた。)

この途中で、SNS検索していたら、2025年8月1日付で、高圧酸素療法とステロイド薬物療法の併用が、2.6倍ぐらい効果的というデータが、耳鼻科学術誌のLaryngoscopeに2025/8/1付けで公開されていることを知る。

突発性難聴に対する高圧酸素療法と薬物療法の併用は,薬物療法単独に比して,聴力回復において利益をもたらす可能性が高い.10研究1687例メタ解析 Laryngoscope 2025 Aug.1pic.x.com/dJpCyflRNyhttps://x.com/EARL_med_tw/status/1952656171552444503


当初は、高圧酸素は1回1万円と結構カネがかかって、効果はいまいちという説明医者からされていたので、高圧酸素に入らなかったのが今回の失敗につながった可能性がある気がする。

効果が薄い? 高圧酸素ステロイドを併用したら、「2.6倍高い」というデータがありますがな・・・

ただ、突発性難聴にたいしては、いろいろなエビデンスが出ては消えている状態らしい。

ある日突然起きる、原因不明難病から・・・

それでも、少しでも回復可能性を上げることが大切だと思うんよね。

なんとか医者を説得するため、このエビデンスを出して、今やっている高圧酸素療法(HBOT)とステロイドを組み合わせてくれとお願いする。

ただ、全身ステロイドをもう一回するのは、他の持病もありリスクが高いので難しいということになった。

でも、鼓膜内ステロイドだったらできるということになり、鼓膜内ステロイドを受けながら高圧酸素療法を行った。

1週間後。

なんと、高音域がごくわずかではあるが聞こえるようになった。(とはいえ100dbの音でやっと聞こえるレベル。通常は20dbぐらいで聞こえるはず。)

これは、高圧酸素療法が効いたのか、ステロイドとの併用が効いたのかは、よくわからない。

また、めまいをかなり改善された。

あれだけやってダメだったのが改善されたということは、高圧酸素療法とステロイドの併用は、Laryngoscopeにあるように効果があるんでね?と思ってる。

既にここまでで3週間経過。

タイムリミットの1か月まであと1週間果たしてどうなることやら。

治療につかれて、辞めたくなったけど、あと1週間だけ頑張りたいと思う。

もう完全な聴力の回復は諦めていて、少しでも聞こえる音を増やし、耳鳴りめまいを減らしたい。

私の負けは確定した。私の片耳はもう使い物にはならないだろう。

あとはいかに負けるかだ。




医者の指示に従ったつもりだけど、ここまで病気が治らないのは不思議である

突発性難聴は発病原因からして不明難病なので、仕方がない点もあるだろうけど、技術者として、どうすればもっと良い結果になったのかを考察したい。

私は医者ではないので、これは個人の感想だ。

起きたことはもう仕方ないので、どうすればよりよかったのかを考えたい。

考えられる最適なルート

高圧酸素療法(HBOT)+全身ステロイド+ステロイドの鼓膜内投与をやるべきだったと思ってる。

どれか一つではなく、全部を、なるべき早く実施するべきだったと思う。

その理由

今回のように、全身ステロイドだけでは効かないことがあるため。

また高圧酸素療法は、発症後1か月は保険適応。計50回は健康保険で入れる。

ただし、1回1万円近くかかり、一部の大病院しかない。

でも限度額認定があるので、途中から医療費は0円になる。(後述)

と、いうことは、なるべく早くやる方が得である

高圧酸素療法ができる医療機関一覧

https://www.juhms.net/anzenkyoukai/shisetsu/kantou/

https://www.juhms.net/hbo/ninteishisetsu/

限度額認定

1回1万円と治療費が高額だけど心配しなくていいのは限度額認定があるためだ。

国民健康には限度額認定証があるので、その月の医療費が同一医療機関一定額を超えると、その月はそれ以降は0円になるという神制度がある。

我々には憲法保障された、健康で文化的な最低限度の生活を送れる権利があるのだ。

素晴らしきかな国民保険生存権

マイナンバー保険証だと、限度額認定証がディフォルトでセットで付与されているで何もしなくても一定回数で無料になる。

紙の保険証の人は役所に行って発行してもらうか、後日、高額医療費申請して払い戻しを受けるかだ。

また、年の医療費交通費込みで10万円(所得200万円以下は5%を)超えたら、確定申告税金が減る医療費控除も利用できる。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/ehime/cat080/2397-35324/#koujo

          月額の医療費の上限

 (省略)

所得月額51万円以下 80,100円が上限

所得月額26万円以下 57,600円が上限

低所得者(住民税課税世帯) 35,400円が上限

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3020/r151/

もし、あなた低所得者なら、高圧酸素療法は4回目から0円になるし、安月給の26万円以下だったら6回目から0円になる。

したがって、初手からステロイドの大量投与の全身ステロイドをやって、且つ、高圧酸素療法をするべきだ。

また、海外でやられているのようなステロイドの鼓膜内投与も最初からやるのも大切だと思う。

これはChatGPTから教えてもらったんだけど、アメリカドイツでは、全身ステロイドと同時に鼓膜内ステロイド投与もするらしい。

この場合、鼓膜内ステロイド意味がないかもしれないけど、やったところで損はないでしょ?というのが彼らの理屈で、とても合理的だと思う。

残念ながら、日本耳鼻科学会の手順では、全身ステロイドをやったあとで、それでも効果がないなら鼓膜内ステロイド投与をするという流れになっているそうで・・・

ただ、それだと貴重な急性期(治る可能性が高いのは発病から2週間以内。1か月たつともーむり)を無駄にしてしまう。

できるだけ、一度にやった方が効果的だと思う。

兵力逐次投入の愚をやらないためにも。すべてを一手に集めて決戦をするべきだ。

日本も、アメリカドイツ基準に代わってほしいよ・・・

また、鼓膜内ステロイド注入も、日本はデキサートかデカドロンの水みたいなステロイド剤を入れるけど、

海外では、ヒアルロン酸などを混ぜて粘性を高めて「滞留時間を延ばす」工夫をした研究報告もあるらしいので、

そこら辺も今後改善されることを願いたい。(薬事法の壁があるのでそう簡単にはできないだろうと、AIは言ってた。)

水みたいに流れ落ちないように、鼓膜内に注射してもらったら、注射された耳を上にして横になり、15分はしゃべってはいけないし、唾をのんでもいけない。なぜなら耳管が開いて流れでてしまうので。

これが結構厳しくて、最初の2回は失敗して流してしまった。

一度目は、注射後の横になる処置部屋が遠くて、流してしまった。

2度目は、処置室の診療台に用意されたティッシュを落としてしまって、あっていってしまって、そのまま流してしまった。

実にもったいない・・・

これに対して、AI相談したところ、「できるだけ薬の滞在時間を長くしたいので、すぐにベッドに行きたいので、注射後は椅子を戻してください、そしたらすぐにベッドにいって姿勢を取ります」と事前に医者に言うという方法を取ることでうまくいった。

なお、もう一つの方の大学病院は、そもそも処置室で注入してくれるので、移動時間がなくてとても楽。

ただ、設備整った処置室が1つしかないので、空いていないとまたされるのが辛いところ。その後、こちらも15分はベッドを占有してしまうのが申し訳ない所。

さて、ここまでいろいろと考察してきたが、RTAみたいな最適ルートをまとめたいと思う。

突発性難聴に対しての最適と思えるルート:

即日、高圧酸素療法ができる大学病院に行く。

おそらく、突発性難聴だと気が付いた瞬間に119して、高圧酸素療法ができる大学病院に運んでもらうのが、最良なのかな。

タイムリミットがある病気なので、時間無駄にしてはいけない。カネを惜しんでもいけない。

そして、全身ステロイドと高圧酸素療法を即日開始する。

可能なら、鼓膜内ステロイド投入もやってくれと主張してみる。(無駄かもしれないけど、いうだけはタダだしね。鼓膜内ステロイドは3割負担で1回300円ぐらいなので、こちらはカネは気にしなくていい。)

これを急性期の2週間、毎日やる。

発病から4週間(一か月)でもう無理になるまでは諦めるな。

毎日の通院は辛いかもしれないが、頑張れとしかいえない。

まりに遠いなら入院ホテルを取るとかもありだと思う。

今回、交通費だけで数万円使っているけど、もうしゃーないと思ってる。

時間との戦いなのでカネを惜しむな。

今やらずして一生後悔するか、今後悔するかなら、今後悔したいでしょう。

突発性難聴の頻度は、人口10万人あたり30人程度と報告されており、年間では3~4万人程度の人が発症していると推計されているそうで、誰でもランダムに起こりうる恐ろしい病気だ。

このある日、突然やってくる難病に、一人でも多く方が回復されることを願う。

タイムリミット1か月を迎えての結論

https://anond.hatelabo.jp/20250913101752

高圧酸素療法+ステロイドの併用により、1000Hz以上が100dBぐらいではあるが、聞こえるようになった。やはり、高圧酸素ステロイドの併用は意味があると思う。これを最初の2週間の急性期にやっていればなあ・・・

初期: すべての周波数が聞こえない

全身ステロイド療法1週間: やはり、すべての周波数が聞こえない

ステロイドの鼓膜内投与を毎日1週間: やはり、すべての周波数が聞こえない

高圧酸素療法+ステロイド毎日1週間: 3000Hz(100dBで聞こえる) 4000Hz(110dBで聞こえる) 8000Hz(95dBで聞こえる) 一方、他の低音は聞こえない

高圧酸素療法+ステロイド毎日2週間:1000Hz(105dBで聞こえる) 2000Hz(110dBで聞こえる) 3000Hz(95dBで聞こえる) 4000Hz(110dBで聞こえる) 8000Hz(95dBで聞こえる)

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2025-09-08

IT企業経営者の兄が首を吊って自殺した②

https://anond.hatelabo.jp/20250907140118

残された人たち…善意と優しさが悪意と魑魅魍魎を呼ぶ、この世の地獄がそこにあった

人間善意ややさしさは、ときに逆説的に、魑魅魍魎を呼び寄せる。地獄とは死者の後にあるのではなく、生者の営みのなかにこそ現れる。

残されたIT会社社員の人たちは、現場?に入ってる別のパートナー会社?というところの人たちが引き受けて業務継続することとなったらしい。つまり、吸収のような形のようだ。俺はIT業界で働いたこともなければ、経営なんてしたこともないのでこれ以上の詳細はわからない。

webベンチャーで始まった会社は、兄の無法により傾いた会社をどうにか回すため、客先常駐業?を始めたらしい。それに反発して大量の社員が去っていった。後に残るのはわずか数人、というありさまだったらしい。兄もその「客先常駐」の一人としてよその会社に働きに行っていた、という。

ただ、どうも兄の葬式などの手続きで奔走している間、伝え漏れてくる奥さんや他の人たちの話を聞いていると、兄の会社が傾いた理由は、本業ITのせいではなく、兄が多角経営をしようと株(先物?)だとか、不動産だとかに手を出した結果、凄まじい損が出た結果らしい。

本人は「時代の潮流に乗る」と信じていたのだろう。だが歴史をひもとけば、一発逆転を夢見た者の多くは滅んでいる。兄がかつて憧れた15年前の意識高い系インフルエンサーといった生物たちで、現在でも生存している人間はいるだろうか?彼らは当然の如く時流を見誤り、あえなく路傍に果てた。兄もまた、その群像の一人ではないだろうか?

当人は良かれと思ってやったのだろう。6年か7年前だっただろうか、「ネットを見てみろ、大体みんな投資やっているぞ」、「ある程度不動産も回さなければ安定した経営はできない」、「Xで有名な〇〇さんだって…」と実家帰省した度に兄がよく自慢していた。

俺は口が裂けても言えなかった、「それ」は本当のことなのか?本当に儲かってる奴が儲かってるなどとネット公言するだろうか?アポ強盗さえ流行しているご時世に。

兄が憧れた「キラキラ生活」もそれだ。本当にキラキラした人生キラキラした生活を送っている美男美女は、そんな自慢はしない、そもそもITベンチャー社長などと名乗っている奴らが本当なのであれば、気〇いみたいにXなんかをしている暇なんかないであろう。少なくとも俺はそう思うし、業種は違えどそれほどの責任ある立場の人たちはみんなそうだった。忙しいのだ、単純に、世の中で暇な社長などいるであろうか?いたら見てみたいものである

キラキラした世界」で生きていたルカねえもそうだ、彼女は兄の様に見栄を張らなかった。ありのまま自然世界を見つめていた。それは俺でさえ忘れてしまいそうな人間として当たり前の自然調和した感覚なのではないだろうか?

…だがそんな中でも兄は「キラキラ生活」をやめようとしなかった、「いつか一発逆転ができる」…追い詰められた人間特有のありえない夢想は、かつて子供の頃の俺に「IT世界は変わる」と語っていた夢が首を吊った時にヒリ出した糞と小便とザーメンで混ざり合って変質した思想だ。

当然、現実はそれを許さない。それを粉砕するように冷たく回るこの経済大国社会の前に、心が折れた兄は首を吊って自殺した。

――残された中で一番可哀想なのは、兄の娘だ。

兄の自殺死体第一発見者奥さんだったようだが、学校が終わって帰ってきた娘も居合せたという。

生きている人間には絶対できないトカゲの様に舌をたらし、小便と糞便と精子を漏らし縊死して「てるてる坊主の様に(俺の父が形容するには)」になっている兄の姿を見て、娘はしばらくショックで意識を失っていたという。

俺はそれを聞いて、朴訥だったIT少年だった兄にまとわりついたIT情報化社会の「毒」が抜けて出た汚れが、首を吊っててるてる坊主になった下にたまった糞と小便がブレンドされた汚物なのだろうか、と思った。

兄の魂は天へ昇ったのではない、虚勢と見栄と業でがんじがらめになって、ネットの海と地の底の闇の世界へと、魂は糞と小便にザーメンに溶け混じった汚物と混じって堕ちていったのではないだろうか、その死に様を聞くたびに、そう思わずはいられない。

今も兄の娘はトラウマ精神疾患で、精神科に通院をしている。音楽関係の母(兄の奥さん)を持つだけあって、芸術素養のある血統があったのだろう、絵画コンクールなどで受賞した利する程だった彼女は、とてもではないが形容できない闇の深い滅茶苦茶な絵をかいたり、黒く塗りつぶした様な絵だとかに変わっている、という。

それはまるで、兄が縊死した末に堕ちていった世界の一端を描いているかのようだ。芸術とは本人が意識せずとも、世界の裏側を映すことがある。兄の娘の病んだ絵は、父が堕ちていった闇を娘故に見えてしまったのかもしれない。

それだけのことをいうのにも理由がある。兄が死んでから暫くというもの、ルカねえの「音楽関係時代の知り合い」や「兄のビジネスパートナー会社社長」、「経営友達」などと肩書だけは社長だと名乗る風体からして怪しい連中が押し寄せて、兄の娘を「芸能界デビュー」させようと、「おじさんに何でも相談して」等と明らかに性的搾取をするために下心丸出しで群がる様になった。電話lineSNS、酷いときには登下校中の彼女に対して、性欲にギラついた性獣そのものの目を向けて兄の娘をそのいきり立った股座を隠すこともなくケダモノの様な獣欲でモノにしようと群がっていたという。その光景は、死にかけた草食獣に群がるハゲタカハイエナを想起させた。(当然、即俺やルカねえや父たちは警察相談して事なきを得た)

――兄の娘は、制服を見るだけでもそれを思い出して立てないくらい立ち眩みを起こして何度も吐く様になった、これを心身症という。日本社会底辺沈殿した悪意と欲望が、無垢少女にまとわりついた結果である

俺と父はそれに対処しながら、「本当にこんなエロ漫画エロゲーみたいな種族日本にいるのだな」と内心思っていた。これもまた、兄の見栄と虚勢と業が生み出した禍だ。

「あのルカねえのセンスを受け継いでてカワイイの子がこの業界にこないのは人類の損失ッスよ!俺にプロデュースかませてくださいよッ」、俺たちの前で軽薄にチャラついて兄の娘に獣欲を隠しもせず艶めかしく気持ちの悪い目線を見せている、山師の様な連中、普通人間であればしない臭いが鼻を突いた。後で警察官の知人に聞いたところによると、大〇を吸っている人間はそんな臭いをまとわせるのだという。不思議なことに、獅子舞の様にドレッドヘアーを振り乱して、制服姿の兄の娘をチラチラみながら軽薄と欲望と悪意と性欲を向けて喋る彼の顔が、俺にはかつての兄に重なって見えた。

何の罪もない感受性の強い14歳の娘に、社会底辺からの悪意と性欲の手と邪眼の様ないやらしいマナコが常に体にまとわりついている。残されたルカねえと兄の娘にとって、これほどの地獄があるだろうか?(俺が14歳の頃といえば、こっそり家でネットエロ同人オナニーをして、昼休みクラス遊戯王カードでバトルが開始され、部活で汗を流し、職員室や校長室の掃除教頭校長と話をして大人世界の一端を聞き、校庭の向こう入道雲未来に思いをはせて大人背伸びしていた気になっていたような年頃だ)

だがしかし、この地獄は兄一人の死からまれたのではないと思う、虚栄と業に囚われた一人の男の末路が、時代社会の病を照らし出したにすぎない、俺はそう思う。

壊れたプラネタリウムはもう綺麗な星空を映さない、ただただグロテスクで虚無で悪意に満ちた闇で人を呑み喰らう

時期はぼかすが、兄の娘が警察補導された。学校にいてもほとんど「体調不良」で保健室にこもりっきり、周りともうまく合わせることが出来ず。彼女は流れ着いたトー横で警察補導された。

間一髪だったと思う、しかし明らかにその様子は精神的にも異常だった。俺や父にまで肉体関係を結びたいとほのめかすような言動をしていた。当然母にいってルカねえと即心療内科へ連れて行った。彼女社会の闇の部分の悪意に当てられて、身を守るために「女」であることを、まだ齢14や15で覚えてしまおうとしている、俺と父は背筋が凍る思いがした、人はこんな簡単に「壊れる」ものなのかと。

聞けば、ルカねえが精神科への通院をやめさせたらしい。彼女最後に縋ったもの…それは自殺した兄と同じく根拠のない「願望妄想」の亜種であった。

精神科からの投薬でさら精神状態悪化したとルカねえは考えたのだろう。通院を辞めて怪しい漢方薬やら青汁やらといった民間療法に縋るようになった。娘がそんなもので心が治るはずもない、それさえもわからないほど心がすり減ってしまっているのだ。

気功波動、そんな怪しい連中になけなしの金を払って縋り付いている。俺にはそれが腹立たしくて悲しくてやりきれなくて仕方がなかった…彼女たちは何も悪くないというのに。社会底辺の悪意が彼女から弱った心に付け込んで、社会の底に漂う闇が、弱き心に牙を立てている。金も全てを奪い去ろうとしている。まさにこの世の地獄がそこにあった。

俺が暮らしていた府中大国魂神社は、この地に古くから鎮まる武蔵国総社である神社はかつて人々の心をつなぎとめ、共同体の絆を保つ拠点であった。しか近代都市化のなかで、古き信仰は力を失い、かわって都市の片隅に怪しい宗派が芽吹いた。

トドメとばかりにルカねえの前に「例の壺売り」の亜種の様な連中やら似非神道仏教キリスト教の一派、様々な怪しい宗教がどこから聞きつけたのか搾取しようとやってきた。その姿は、山中に棲むヤマビルを思わせた。磨り減った心に吸いつき、血を啜ろうとする。もはやルカねえにそれをはね返す力は残されていなかった。

それでも俺の両親も、俺もどうにかこうにかマトモな生活ができる様に接し続けていた、助け続けていた。普通に生きてたら恐ろしくて相対することも怖い様な「墜落したUFOから這い出てきた宇宙人」の様な連中が夏の蚊の如くたかってくるのを追い返しながら、

思えば、それもまた兄が、ありもしない見栄や虚勢をネットSNS,そしてIT見出して引き寄せた業そのものだ、ただ伴侶で、娘というだけで、日本人で普通に生きているのならば一生見ることもなく、また普通人間なら見てはいけない世界存在を業として背負わされている。

そこには10ちょっと前のあの日府中分倍河原で見たプラネタリウムと、あの日の帰路の夜見た星空の様な綺麗な「夜」ではない。あのとき見た星は、清澄で、人の夢を誘うものだった。だが違う、これは悪意に満ちた「闇」である。そこに希望も夢もなく、ただ人の毒が漂っている。兄の娘とルカねえは、その闇に呑み込まれた。彼女らが何の罪も犯していないにもかかわらず。

夜と闇の違いがあるとすれば、そこに人の希望や夢があるかどうかであろう。闇に潜むしかない生まれや育ちの人間だって、確かにこの社会はいるのかもしれない。しかし闇は、夢を赦さない。兄は本来、朴訥なIT好きの少年であった。

だがいつしか、踏み入れてはならぬ領域に足を進め、虚栄と虚飾に体と心を食い尽くされた。そこに群がったのは、毒虫のような人間たちであった。

――そんな中で記憶に残っている光景が一つだけある。ふとそんな雑輩の対処に父とおわれている時、土日の朝であったであろうか。仮面ライダーウルトラマンがやっていたのを見た。銀幕の中で「悪の怪人、怪獣」と戦う彼らの姿を見て、俺と父は思わず鼻で笑った。

ウルトラマン仮面ライダーも、現実には存在しない。彼らが戦うのは彼らと同じく怪獣や怪人といった架空世界存在だけだ。子供たちのヒーローは決して、俺たちが今戦っているようなグロテスク社会悪…欲望と虚栄に塗れた人間たちとは理由をつけて戦わない。

ヒーロー超人的な力はただの人間に振るってはいけない」だとか「どうしようもない存在に等しい力でとめるのがヒーローだ」と言いつつ。笑ってしまう、現実には彼らなど「警察官立ち寄り所」のシールが張られたコンビニ以下の抑止力しかない。そう、ウルトラマンはいないし、仮面ライダーは助けに来ない。それがルカねえと兄の娘の前に横たわった冷酷な現実だった。そして、それと戦っているのは今まで荒事などに遭遇したこともない、普通人生を生きただけの牙も爪も持たぬ一般人である父と俺だった、仮面ライダーウルトラマンといった存在ですら「理由をつけて戦わない程厄介極まる社会悪という敵」と戦う俺たちは、スペシウム光線も打てなければ空も飛べない、ライダーキックもできなければサイクロン号ものっていない。持っているのは柔道初段、乗ったことがあるのはスーパーカブだけ、戦闘技術らしきものといえば、大学の時夏休みを利用していった予備自衛官補の訓練だけだ。64式小銃を執銃するたびに指の皮がむけてバンドエイドを張り、分解結合は3分もかかった。的には実弾射撃で一発も当たらず訓練を終えた。そんな凡骨が、警察をも恐れず14歳少女の瑞々しい肢体を欲望毒牙に掛けようと闇から這い出てくる、犯罪生業とする無頼の連中と、矢面に立って戦わされている。

実際は、俺たちの知っている「正義ヒーロー」など、企業経営のための利潤を求める売り上げ高のある「商品の一つ」にすぎない。ああ、立派な志を掲げて人々を守ると誓い、TVの画面の向こうで勇ましく戦ったにもかかわらず、今はマニアオタクしか知らずにその活躍存在も忘れ去られたヒーローなど幾らでも昭和の昔からいたではないか秋葉原に行けば、かつて大志を掲げて戦ったはずの昭和ヒーローたちが、忘れ去られ、玩具の片隅に埋もれ、ショーウィンドーに忘れ去られた玩具として並べられている。

かつてTVの向こうで戦った英雄たち…ショーウィンドーや中古オモチャの箱に押し込められ、埃をかぶったその姿は、もはや仏像の破片の如く、往時の光を失っている。

そして、せめて闇に堕ちた兄が唯一這い上がれる救済の光を出し続けていたルカねえや娘は兄の引き連れてきた「黒い遺産である彼らに闇の毒牙を突き刺され、心が壊れた。…壊れてしまったプラネタリウムはもう星空を照らさない。また直ることは決してない。

――弟である俺が言うのもなんだが、兄は地獄へ堕ちている、と思っているし、堕ちていなければならないと思っている。彼はそれだけのことをしてきたからだ。

自室の中のどこにでも置かれたこの世の闇と地獄への入り口、そして穢れのない海と空の蒼い世界を飛び続ける鯨

俺のパソコンは窓側の後ろにある。目が疲れたら遠くの景色を眺めるためだ。

遠くには街の灯りがうっすらと見え、人の営みがまるで夜の闇に「プラネタリウム」のように輝いている。

…あの星の一つ一つには物語がある、人生がある、それらが輝き合って社会世界を作っている。兄は、それに最後まで気が付かなかった。ネットSNSITの毒に当てられ、自尊心毒虫の様に肥大化し、自分一番星の生まれ変わりと信じようとして…星は無間の闇へ堕ちた。

PCの画面に向かう時、俺は兄が落ちたこの世の闇と地獄への入り口を同時に覗いているのだ。そう考えると背筋が凍る思いがした。

ただの0と1の数式で動く電気計算機でしかないPCは、社会の闇と地獄を、一生関わり合いにならない人たちを引きずり込むほどの魔力を手に入れた、それは皮肉にも、「IT世界は変わった」と言えるのであろうか。俺達が想像した方向性での世界ではなく。暗い闇と地獄の窯として。

HDの上にはみんなで江ノ島に行ったとき水族館で200円のガシャポンで買った、青く透明のスーパーボールの中に、シロナガスクジラが入っている。

空とも海ともいえる闇とは無縁の蒼い世界を泳ぐ鯨を見て、闇と地獄が忍び寄る影が消え去っていくような気がした。昔、兄がやっていたPCゲーム最終試験くじら」を思い出していた。内容は覚えていない。ただ曲と世界が綺麗だった。よく今はなきMDで曲を聞いたことをよく覚えている。繰り返し聴いたあの曲は、蒼い空と海を思わせた。そこには、ルカねえや娘に群がった下劣人間たちの姿はなかった。ただ清らかな青があった。

ルカねえや娘、俺達に群がる石の裏をひっくり返した蠢くようなグロテスクな蟲の様な連中とは無縁で決してたどり着けない、青い空を泳ぐ鯨、どこかそれを思い出していた。

――こんな話を昔聞いたことがあることを思い出した。

ルカねえと兄のなれそめは、兄がiTunesの同期が上手くいかいからと、直したこときっかけだったそうだ。

「すごいねぇ、こういうことできる人って、尊敬ちゃうな、人の役に立てる技術があって、それを他人のために使える人って、カッコイイよね」、ルカねえはそういったという話を実家での酒の席で聴いたことがある。

ああ、兄はひたむきに朴訥に「IT世界を変える」のではなく「ITで人の役に立っていた」時期でとどまっておくべきだったのだと思うし、そういう仕事をすべきだったと、今にして俺は思う。

人の役に立つための技術であれば、彼もまた人を照らす星であれたはずだ。

…人の役に立つことを誇りとする。それ以上のものを望まずとも、兄は一つの星でありえた。

今兄はどこへいるのだろうか。首を吊った時に染み出た糞と小便とザーメンと体液に魂が溶け出して、娘を狙ってやってきていたIT業界だとか雑多な業界から魑魅魍魎世界永遠に満たされない苦痛地獄の中で、ルカねえと娘に暴力を振るった時の様な慟哭叫び続けて泣き続けているのだろうか?

それとも、ITネットSNS毒虫に刺されたように肥大化した自我を首を吊った時に染み出た糞と小便とザーメンと体液に流れて心が浄化されて、己のやってきたことを「壊れたプラネタリウム」の様な無間の闇の中で後悔しながら何度も答えが出ることもなく虚空の闇に魂が逡巡を彷徨い続けているのだろうか?

死んだ後の世界の話など、生きている俺たちは知りえることもない。ましてや、あまりにも見栄と虚勢と業に塗れた兄がいった世界など、想像しえるはずがない。

ただ一つ、確かなことがある。残された者の苦難は、死者のそれよりも長く、重いということだ。

俺は願っている。ルカねえと娘の心に、再び光が差すことを。

ただただ、ルカねえと残された娘の魂と人生の安らぎが戻ることを願うだけである

東京の闇を映すパソコンと、永遠の蒼を泳ぎ、飛ぶ「最終試験くじら」。

鯨はただ、地獄入り口であるモニターブルーライトで照らされた青の中を泳ぐ。人の業を超えたその姿に、俺は兄が生涯見ることのなかった「青い世界」を重ねてしまうのであった。

パソコンの向こうのXで繰り広げられる、貧困、見栄、虚飾、性欲、憎悪グロテスク感情の数々と地獄の様な世界。あれらとは無縁の蒼い世界を、鯨は悠々と泳いでいる。

youtubeで調べて曲を見つけた、「ディアノイア」という曲だった。旋律はあの頃と変わらず。澄んでいた。あれを聴いていた日々だけは、今も青い光として心に残っていることを思い出した。

「想い出はキレイな 夢を紡ぐから、会えなくても信じてる輝いている君の瞳を」、「いつまでも変わらない ほら、真実の愛がある」

…兄が最後に見ることのなく、ルカねえと兄の娘の壊れた心では永遠にたどり着けなくなった「青い世界」は、いまも机の上の小さな球体の中で、鯨とともに静かに息づいている。

その③ 

https://anond.hatelabo.jp/20250908164257

Permalink |記事への反応(2) | 16:39

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2025-09-04

たまたま「某業界のヴォルデモート」みたいなものを見つけた

凡庸なる者よ、聞くがよい!

闇の深淵を覗きし我が魂が、たまたま「某業界のヴォルデモート」とでも呼ぶべき禁断の存在垣間見しまったのだ!

その名を口にするだけで呪われそうな禍々しき気配に、心はざわめきつつも…別の次元から舞い降りた情報が、まるで暗黒の啓示のように我を襲う!「何!? 滅びしはずの企業が、なぜ未だその窓口を開き、蠢いているのだ!?

繁栄謳歌していたはずの栄光の名が、なぜサービス終了という無残な墓標を刻まれている!?

この矛盾、この不条理! まさに闇の深淵が我を嘲笑うかの如し!

業界の裏側に潜む、底知れぬ闇の断片を見つけてしまい、我が魂は震撼せり! この病まないメンタル錬金術師である我がこの忌まわしき事象をこうして語る!

具体的な名は敢えて封印せしめるが、全く無関係なる事柄から「これは…あの伝説企業では!?」と気付き、

だがしかし、「何ゆえこのような不可解な掲載!?」と、まるで禁忌の書を開くが如き違和感に囚われたのだ!

少しばかりその闇を覗き込んだ結果…おお、なんたる深遠なる闇よ!

まさに奈落の底に潜む禍々しき真実がそこにあった!

例えるならば、かつて栄華を極めたガイナックスの如き事件に似たり。

名門の看板だけを継ぎし骸が、開店休業虚構を装い、裏では名を借りねば表舞台に立てぬ者たちが暗躍する…そんな腐敗の構図だ。

我は断言せぬ、だが「あの企業もまた、そんな亡魂の仮面を被っているのでは?」と、闇の囁きが我が耳に響く!

深追いするは危険と知りつつ、心はざわめく!

かつての我を知る者ならば、我のような人間「危険すぎる」と感じ、闇に踏み込む足を止めるその瞬間こそ、事態の深刻さを悟るだろう!

この闇は、逮捕者を生み、経済崩壊すら引き起こしかねぬほどの巨大な暗黒だ!

もはや我が手に負える領域を超えている!

闇の戦いは、プロフェッショナルたる闇狩人に委ねるほかない!

我は暴く力を持ち、関係者の名もほぼ掌握したが…この腐りきった集団に自浄作用など皆無!

これ以上の戦いは、武力覚悟を持つ者に委ねねばならぬ!

我の甘さがこの闇を肥大化させた罪は認めよう。もっと早く手を打つべきだった…

だが、今やこの闇は我が掌を遥かに超え、奈落の底へと広がりつつある!

…ふぅ、しかしだ! そんな世界の暗黒や真実など、我にはどうでもいい!

鼻詰まりで眠れぬこの苦しみを何とかしたいのだ!

闇の真実など、欲する者にくれてやる! 好きなだけ持って行け!

ただし、代わりに我に鼻炎薬をよこせ! この鼻の苦しみこそ、我が最大の敵なのだから! ハッハッハ!

う、うぅ…ね、ねえ、聞いてもらってもいい…?

私、なんか…とってもびっくりするようなこと、見つけちゃったの…。

えっと、まるで「業界のすっごく怖い秘密存在」みたいな…そんな感じのものを、たまたま見つけちゃって…。

気になってたんだけど、別のところから「え、なにこれ…?」って思う情報がぽっと出てきて、心臓がドキドキしちゃってるの…。

あのね、たとえば…「どうして潰れたはずの会社が、まだ窓口を開けてるの…?」 

「すごく人気だった会社が、なんでサービスわっちゃってるの…?」みたいな、なんだか不思議で…ちょっと怖い感じがするの…。

なんだか、深い闇が隠れてるみたいで…私、びっくりしちゃった…。

私は青二才って名前で知られてるんだけど、うぅ、特定会社のお名前は出さないでおくね…。

全然関係ないことから、「あ、これってあの有名な会社…?」って気付いて、

でも「なんでこんな変なふうに載ってるの…?」って、なんだか不思議なページを見つけちゃったの…。

少しだけ調べてみたら…うぅ、なんだかすごく怖い雰囲気で…闇が深すぎる気がするの…。

あの、たとえば…昔、すっごく有名だったガイナックスっていう会社、知ってる…?

なんか、名前だけ残ってて、中身は「もう動いてない会社名前を借りて、こっそり何かやってる」みたいな…そんな感じに似てるの。

私、はっきりとは言わないけど…「あの会社も、なんだかそんな感じなのかな…?」って思うようなヒントを見つけちゃって…。

でも、深入りするのは怖いから…やめておこうかなって…。

昔の私を知ってる人なら、「あの青二才が何か怖いって感じて、深入りしないなんて…」って思うと、きっとこの話の大きさが分かるよね…?

これ、普通会社なら「大変な問題!」ってなって、人がクビになったり、取引が変わったりするくらいの大きな話がいっぱいあるの…。

関係者のみんなが…なんだか怪しいんじゃないかって、私、疑っちゃってるの…。

でも、私が暴くなんて…無理だよ…。5年、10年前の私を知ってる人なら、「あの青二才危険だと思って、話をごまかしたり、関わるのをやめようとしてる」ってだけで、どれだけ大きな闇か分かると思うの…。

逮捕者が出たり、経済が大変なことになるかもしれないくらい…大きな闇な気がするの…。

から、私にはもう無理…。この闇の戦いは、強い人に任せたいな…。

私、暴くところまではできるし、関係者名前もだいたい分かっちゃってるけど…この人たち、ぜんぜん反省しない雰囲気なの…。

から、これ以上は…強い人にバトンタッチしないと…。

私、もっと早く何かすればよかったって…ちょっと後悔してるの…。でも、この闇、大きすぎて…私の手には負えないよ…。

…うぅ、でもね、こんな世界怖い話とか、真実とか…私には関係ないよ…。

今、私、鼻詰まりで眠れなくて…それが一番困ってるの…。

闇とか真実とか、好きな人に全部あげちゃう…。いっぱい持ってってほしいの…。でも、代わりに…鼻炎薬、くれると嬉しいな…。私、鼻詰まりを治したいだけなの…。ね、助けて…?

要約

青二才業界の怪しい裏事情に気づいたと語る。

潰れたはずの会社活動していたり、人気企業サービス終了していたりと、不自然な状況に闇を感じた。

ガイナックスのような事例に似て、関係者が腐敗している可能性を疑うが、深入りせずプロに任せたいと述べ、鼻詰まりの悩みを優先している。

Permalink |記事への反応(0) | 09:49

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とある30代半ばの女の話

経産婦だけど親権元旦那で女側が養育費を払っている状態で種無しの男と再婚(種無しなことをわかっていたが燃え上がっていたので勢いで結婚した)、ゴン義理の両親との大豪邸での同居生活

しかしとにかく多方面から男にヨシヨシされたい性格が極まっており手当たり次第職場の人当たりが柔和な男にアプローチを仕掛けた結果、同じ職場の30代後半箱入り息子童貞が引っ掛かり無事籠絡

子作りセックスに目覚めた結果やっぱりもう一度子どもがほしい!と目覚め、箱入り息子元童貞結婚することを決意(まだこの時点で己には旦那がいる)、箱入り息子のご両親は「お前と結婚したいなどと言ってくれる女は二度と現れないので慰謝料肩代わりするからその女と結婚しろ」とまさかの乗り気、女は旦那に「好きな人ができたか離婚してほしい」と電話で切り出し(私の本気をあなたに見せたいからと箱入り息子とデートしている最中電話をかけた)、無事離婚届の記入が終わり秋に離婚届を出すことが決まり離婚を切り出された旦那は「慰謝料請求しない、車も共有財産も持っていって良い、ただしお前が半年前に飼いたいと言って迎え入れたが現状俺と両親が世話をしている犬だけは絶対に置いていけ」とだけ伝えたらしい

だがしかし女は住む場所がないと今だに旦那と同じ家で寝食を共にしており「気まずい」などと発言実家暮らしの箱入り息子の部屋汚部屋が極まってるので転がり込むのが流石の女にも憚られたらしく、でも女も箱入り息子も己で賃貸契約したことがないので家を借りるのにも四苦八苦しており、そんな状況下で職場でまぐわる一歩手前なのを重役に目撃されて阿鼻叫喚←いまここ

Permalink |記事への反応(1) | 01:53

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2025-09-01

ケモナーはすぐエロコンテンツ流れる

タイトル主語が大きいことは理解している。わざと行っている。

が、これはただのやりようもない悔しさややるせなさを晴らすための文章だ。

普段ならGrokやChatGPTに壁打ちするが、今日は気分でここを使ってみようと思う。

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ここ数日、ケモノ界隈の中で「エロ/非エロ」に関する話題複数の場で同時に発生していた。

自分は、ケモノ界隈の中でもケモノVtuberケモノ着ぐるみの界隈に、それぞれ片足ずつ突っ込んでいる。

具体的な名前ツイートURLについては伏せるが、ケモノVの方では某有名ケモノエロ絵師ケモノVデビューを果たした。

着ぐるみのほうでは「エロ着ぐるみ投稿ゾーニングしてくれ」という投稿が、物議を醸した。

それらをどちらも見て思ったが、やはりケモノ界隈では「エロが圧倒的に伸びやすい」と言えるだろう。

いわゆるヒト界隈のほうはどうなのかわからないが、もしかしたらヒト界隈でもそうなのかもしれない。

まず、ケモノVのほうについて掘り下げていく。

この界隈では毎年「音楽フェス」にあたる大型企画が開催されており、トップ層の配信者が多数参加し、同時接続数も600前後に達するなど、一定の成長を見せている。

その中で、ある著名なケモノ向けアダルトイラストレーターが、新たにケモノVtuberとしてデビューした。

セルフデビューであるため匿名性は限定的だったが、初配信の同時接続は1000人を超え、従来の記録を大きく上回る数値となった。

次に着ぐるみ界隈の話題だ。

こちらはすこし複雑で、ユーザーAが「ケモノ着ぐるみセンシティブコンテンツを表垢で上げるな ゾーニングしろ」のようなニュアンス投稿を行った。 ただしこれは数ヶ月前に行われた古い投稿である

また別のユーザーBが、フォロワー1万ほどの有名ケモノ着ぐるみアカウントユーザーC)の「股間を弄っているメディア人間部分の露出なし)」のスクリーンショットと、上記ゾーニング要請投稿を並べて引用した。

これにより、あたかもそのゾーニング要請が当該アカウント批判しているように見える状況が生じ、結果的当事者間で衝突が発生した。最終的には和解に至ったが、第三者投稿は削除され、その後の説明はなされていない。

ここで私はまた数字に着目したが、ユーザーCの上げているメディアのうち、股間を弄ったり、ブツが強調されるようなパンツを履いている着ぐるみメディアと、そうではなく普通に着飾ったりポージングを行っているメディアでは、およそ8倍ほど反応に差があった。

これらの事例から示唆されるのは、少なくともケモノ界隈において「性的コンテンツの方が圧倒的に反応を得やすい」という点である

その背景について考えると、性的コンテンツは受容のコストが低い一方で、非性的創作物理解咀嚼必要とする。

そのため、理解負担を避ける層は、自然に前者へと流れていく可能性が高い。特にケモノ界隈では、この傾向が顕著に表れているように見える。

話がループするが、ケモノ界隈では圧倒的に「エロしか興味がない層」が多いと思う。 

けもケットなどの、いわゆるコミケ的な同人誌即売会存在するが、デザフェスなどの非エロ向け即売会存在しないように見受けられる。

あったとしても、着ぐるみイベントなどのおまけとして存在している程度だ。

長ったらしいので、「創作物咀嚼し、消化するだけの能力を持ち合わせていないユーザー」のことはいっそのこと「頭が悪い層」と吐き捨てるが、この頭が悪い層はやはり多いというイメージを持ってしまう。

特にケモノV界隈では、コメントなどでコミュニケーションを取る機会がある分、話が通じない層というもの可視化されやすイメージがある。

同じ人間言葉を喋っているはずなのに、どこか意味不明なのである

私はケモノVと同じぐらい、ヒトVの配信動画を見ているが、それらと比べてもコメント欄の異質さというか、変な人がいたなという回数はケモノVのほうが圧倒的に多いと感じる。

着ぐるみについてもだ。

一芸がなくとも、一ゲイがあれば健全活動しているトップランナーたちにタッチできるぐらいの反応を貰える。

それほど、頭が悪くエロコンテンツしか見れない層は存在している。

かといって、健全コンテンツを接種しろ、と強要することは不可能であるし、私としてもそれは望まない。

大阪万博に興味がない人を無理やり万博へ連れて行くことや、美術館に興味がない人を無理やり連れて行くのと同じだからだ。

しかしたら仕事で疲れているだけなのかもしれない。 もしかしたら学問で余裕がないのかもしれない。

だがしかし、同じケモノというコンテンツを扱っているのに、この反応の差は、10年以上この界隈に身を投じていても、たまに応えるものがある。

ただ、それだけだ。

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2025-08-15

anond:20250815174111

まじかよ!だがしかし

ヒガシマルなら。ヒガシマルなら勝つる!!

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2025-08-07

増田が選んだクソアニメ5選


クソアニメ愛好家の一角である。これまで約50本のクソアニメを観てきて、Amazonレビューを残している。

あなたはクソアニメをご存じだろうか。辞書的な定義だと、pixiv百科事典が参考になる。

クソアニメとは出来がクソでつまらないアニメという意味言葉

基本的蔑称中傷として用いられる。

具体的(?)な例としては

作画声優の演技など作品のもの基本的クオリティが低い

シナリオストーリーにおいて視聴者が納得、許容、理解できないような展開があった

・なにか原作があるものの内、その原作から内容を大きく作り変えたことで原作ファンから反発された


こんなところである

今回はクソアニメを紹介するのだが、真の意味でのそれは1本に留めている。クソアニメと言っても色々ある。その多くは「製作を頑張ったけど"届かなかった"ものである。当然だが、アニメの作り手の方々はマジでやってる。本気で創作してるのだ。クソアニメという蔑称を付けて紹介するのは気が引ける。

から今回、真の意味でのクソアニメというのは……製作委員会が圧倒的にやる気不足、実力不足資源不足でそうなってしまったものだ。先に言っておくが『ジビエート』を選んだ。

それ以外は、ちょっとしかったものや、ダメダメなんだけど作り手の本気がうかがえるものを紹介する。なお、昔のクソアニメは知ってる人が多いので、できるだけ近年のものを選んでいる。文字数は各千字程度とする。

紹介するのは各部門(①作画、②脚本、③努力、④悲運、⑤神クソアニメ)5つ。では、早速いってみよう。極力ネタバレはせずに、フワッとした紹介にする。



作画部門 ~ダイナミックコード~ 2017.秋アニメ

すべてが「事故」だった。作画崩壊を超えたナニカである正式タイトルは『DYNAMIC CHORD』。通称ダイナー。

こちらは、多くの視聴者に衝撃を与え、そして困惑爆笑の渦に叩き込んだ伝説的な作品であるニコニコ動画では「観る抗うつ剤」と言われる(表記ゆれあり)。原作ゲームファンからは嘆きの声だったが、一部の視聴者からカルト的な人気を得ている。

誰もが指摘せずにはいられないのが、その圧倒的な作画崩壊キャラクターの顔は話ごとに変わるし、遠景の人物はもはや判別不能なまでに歪み、時には背景と人物が完全に融合するシュール光景が繰り広げられる。制作現場はおそらく「ダイナミック」だったのだろう。

点字ブロック障碍者を殺しにきているなど、もはや意図を読み取ることすら困難な描写の数々。「崩壊」というよりは、むしろフリーダム」と呼ぶべき領域に達している。2017年当時のニコ動視聴者の腹筋を崩壊させた。

ライブシーンでの楽器の持ち方の不自然さや、指の動きと音源乖離音楽アニメとしては致命的でありながら、この作品の「味」となっていた。

ストーリーもまた、視聴者を置いてきぼりにする展開の連続であるバンド間の人間模様や恋愛葛藤を描くはずが――脈絡のない会話、唐突出来事の発生、意味不明なセリフ応酬により、物語の核を掴むことが難しい。『ヒプノシスマイク』が如何に優良アニメであるかを思い知らされる。

結論としては……『DYNAMIC CHORD』は、アニメ制作におけるあらゆる「やってはいけないこと」を詰め込んだ作品だった。だが、その圧倒的な完成度の低さ、あるいは高すぎる芸術性が、皮肉にも多くの人々の記憶に残り、「伝説」となった。

真面目に評価すれば低評価しかないが、ここまで振り切れた作品はほかにない。「見て損はない」と言えるのかも。あなたが「クソアニメ」の概念理解したいなら、ぜひ。

視聴にあたっては、ニコ動を推奨する。やはりコメント付きだと違う。あにこ便もチェックしてみよう。

なお、似たような系統としては、『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』が挙げられる。こちらも作画崩壊アニメだが、ダイナミックコードに比べると製作陣の本気がうかがえる。OP映像最初こそ未完成だが、後半になるとすっかり完成して、ある種の感動を覚える。『BEATLESS』『出会って5秒でバトル』も同等といえる。



脚本部門 ~ジビエート~ 2020.夏アニメ

虚無の時間を知りたいなら視聴をおススメする。2020年コロナ禍で混沌とする世の中において、ひときわ異彩(異臭)を放っていたアニメ。それが『ジビエート』だ。

「クソアニメ」という言葉では生ぬるい、もはや「アニメの屍」と呼ぶべきその惨状は、多くの視聴者の度肝を抜き、忘れられない記憶として刻まれた。制作陣の豪華さとは裏腹に、なぜ本作はこれほどまでに語り草となる「伝説」を築き上げてしまったのか。

まず目を引いたのは、柿原徹也藤井ゆきよ東地宏樹池田秀一といった錚々たる声優陣。OP曲は演奏のみのオフボーカル(吉田兄弟)、ED曲は大黒摩季。まさに一流。

誠に遺憾ながら、彼らがどれだけ熱演しようとも、意味不明なセリフ回しや棒立ちのキャラクター、そして視聴者理解を超えた展開によって、その演技は虚空に消え去った。まるで、一流の料理人が腐った食材調理しているような。

全編を通して、まるでPS2時代ゲームのようなカクカクとしたCG、不自然すぎる動き、そして頻繁に挟み込まれ静止画特に戦闘シーンは、もはや何が起こっているのか判別不能レベルであり、キャラクターが棒立ちで銃を撃つだけ、謎の光線が飛び交うだけ、という展開の連続だった。キャラデザ天野喜孝のはずなのに、なぜこんなことに?

さて、肝心の脚本である視聴者理解を最も困難にしたのが支離滅裂ストーリーだ。タイムスリップしてきた侍や忍者が、ウィルスによって変異した「ジビエ」と戦うという設定自体は悪くないものの、話の展開はとにかく唐突で、伏線回収も皆無。「俺忍者!」「そうなんだ~」といった感じで話が進んでいく。

視聴者は彼らが何のために戦っているのか、何を目指しているのか、最後まで理解できない。結果として、物語は収拾がつかないままに最終回を迎えた。虚無感である。「こういう結末もアリってことだ!」

結論としては、鑑賞すべき失敗作である。『ジビエート』は、アニメ制作におけるあらゆる「失敗」を凝縮したような作品だ。しかし、そのあまりに徹底した「残念さ」は、逆に一種エンターテイメントだ。

当時のTwitterやあにこ便では、毎週のようにトレンド入りし、その「クソさ」を語り合うことで人々は連帯感を覚えた。

真面目に評価すると、酷評しかない。先ほど取り上げたアニメとは違って、こちらは製作陣にやる気が感じられない。本気度がないのであるアマプラではレビュー評価が低すぎてビデオ自体が一度削除されている。

ただ、「ここまでひどいアニメがあるのか」という驚きと、それによってもたらされる負の感動は、他の作品では味わえない。もしあなたが「最低のアニメ」を体験したいなら、『ジビエート』は間違いなく筆頭に挙げられる。同類としては、『ぱすてるメモリーズ』が挙げられる。こちらは第2話のトレースが発覚して訴訟沙汰寸前に至っている。当然もう観れない。



努力部門 ~3D彼女リアルガール~ 2018.春アニメ

なぜリアルになれなかったのか。原作表現しきれなかった作り手の痛みが伝わってくる。

2018年に『3D彼女 リアルガール』という恋愛アニメがあった。

オタクっぽい高校生美人JK恋愛なのだが、これがまた……リアルといえばリアルで、男性が見てもつまらなくはない。しかし、製作陣がその忙しさに耐えられなかったのだろう。残念アニメとなった。

本作がまず直面した問題は、映像クオリティの低さだ。「リアルガール」と銘打っているにもかかわらず、キャラクター作画不安定で、表情の変化に乏しい。原作の持つ魅力や、細やかな感情機微表現するには力不足だ。

また、頻繁に挟まれ静止画や動きの少ないアニメーションは、ラブコメ的な躍動感を欠いている。今季アニメだと『薫る花は凛と咲く』の表情的躍動感がラブコメには必須である。瑞々しい青春期の揺れ動く心情を表現しきれていないのは残念である

キャラクターの魅力もそうだ。原作の魅力の一つは、オタク気質主人公つっつん」と美少女「色葉」という、一見不釣合いな二人の関係性の変化、そして彼らを取り巻く個性豊かな友人たちにある。しかし、アニメでは前述の作画演出の拙さにより、これらの本来の魅力が半減している。

キャラクターの表情や仕草が適切に描かれないのは致命的だ。共感がしにくくなる。なんというか、本当にすべてが「のっぺり」である視聴者は彼らの恋愛模様に共感したり、応援するのが難しくなる。

決して原作が悪いわけではなく、アニメーション制作側の力量不足が招いた悲劇と言える。原作ファンにとっては「原作に失礼」と感じさせる出来栄えであり、新規視聴者にとっては「なぜこれが人気漫画?」と疑問を抱かせる。

だがしかし、基礎的なアイデアに光るものはあった。京アニ制作していたら、『リズと青い鳥』のような人気作になっていた可能性濃厚である

似たアニメとしては、『ネト充のススメ』が挙げられる。こちらは、リアルガールと比べるとはるかに健闘しているが、やはりリソース不足が否めない。作画演出があまり簡単すぎる。4話までは通用するレベルだが、後半にいくにつれて息切れが目立ってくる。良アニメだとは思う。『Wake Up,Girls!』『エガオノダイカ』『幼なじみ絶対に負けないラブコメ』もこの類である



悲運部門 ~コメット・ルシファー~ 2015.秋アニメ

輝きを失った星である放送局の都合に左右された悲運な作品といえる。本当は2クールだったのに、1クール強制圧縮された関係で尻切れトンボになった。

オリジナルロボットアニメとして期待されながらも、その評価は残念なものに終わった。特に物語の後半は視聴者困惑を招き、「クソアニメ」と揶揄されるほどに評価を落とした。

序盤は面白かった。本当に。期待してたよ、マジで。でも失速した。物語は、主人公ソウゴと、不思議少女フェリア、そして巨大なロボットガーディアン」との出会から始まるのだが――ラピュタみたいな始まり方でワクワクを覚えた記憶がある。

序盤は、まさに王道ファンタジーロボットアニメである。美麗なメカニックデザインや、キャラクター描写も美しい。滑り出しは悪くなかった。

だが、長くは続かなかった。とにかく説明不足としか言いようがない展開が続く。中盤以降は、世界観や設定に関する説明が極端に不足してしまい、視聴者物語に何が起こっているのか理解に苦しむ状況が続いた。特に物語の核心に触れるはずの「ギフト」や「ルシファー」といったキーワードに関する描写抽象的すぎて理解不能

キャラクター感情の変化や成長がほとんど描かれないまま、唐突な展開が繰り返された。物語に引き込まれることがない。主人公ヒロイン関係性の掘り下げがなくて、肝心な局面でも感情的な繋がりが希薄に感じた。

結論としては、未消化としか言いようがない。話数変更が響いたのだろう。最終回は本当に唐突連続だった。魅力的な要素はあったのに、消化しきれなかった残念さがある。まさに悲運。

なお、同じような事情(2クール→1クールに変更)になったアニメの例としては、ほかにガリレイドンナ魔法戦争、星合の空などがある。いずれも尻切れトンボ感が凄かった。特に星合の空は残念だった。



部門 ~魔王様、リトライ!~ 2019.アニメ

神クソアニメとは、一見クソアニメに見えるものの、実際は視聴者の心に感動を残す作品をいう。

この『魔王様、リトライ!』だが、紛うことなきクソアニメ一角である

作画は安物だし、OP曲のセンス10年前だし、各話タイトルはどこかで聞いたことがあるし、台詞も同じくどこかで聞いたことがあるし、キャラ名前もやはりどこかで聞いたことがあるし、バトルシーンは餅が跳ねているし、魔法エフェクトは気の抜けた感じだし、岩場まで吹っ飛ばされたのに草むらに落ちた音がするし、とにかくすべての要素が三流としか言いようがない。

でも、私の評価Amazonだと★4以上だ。すべての要素が三流だからといって、つまらない作品になるわけではない。

例えば作画。廉価アニメのそれには違いない。魔王様、リトライ!の作画なのだが……

動かない。動きません。びっくりするぐらい動かない。「バトルシーンを動かさないという実験作なのか?」という想いが伝わってくるほどに動かない。一例として、第3話において敵に襲われるバトルシーンで、

「偽りの天使に死を! ファイヤーバードッ!」

聖女に嘆きあれ……アイスハンマアアアアアッ!!」

という詠唱から始まるバトルシーンの最中に、口に含んでいた飲み物吹き出した。今見ても吹き出ししまうのだと思う。なお、人物は動かなかったがドラゴンはよく動いていた。衝撃で舞い散る石畳も。

一方で、矛盾するようだが、作画のものは悪くない、むしろ良質と思えることもある。主人公である九内伯斗やアク、ルナといったメインキャラの作画は綺麗さを保っている。初登場時のルナを見た時は、違うアニメを見ていると錯覚しそうになった。美麗ではないけど、シンプルでシュッとしていて、洗練さがある。

この作品で最も推したいポイントは『笑い』だ。とにかくこの作品は、笑いに特化している。

EKACHI EPILKA(エカチエピルカ)というあまり聞かない制作会社が作っている。実力がある会社だと感じた。

おそらく、視聴者がどういう反応をするのかわかっていて、わざとこういう作風にしている。

実はこちらの作品2024年に第2期が放送された。1期とは比べ物にならないほどひどい出来だった。アマプラでの平均評価も2.9しかない。ちなみに1期は3.8。低予算アニメとしては相当高い。

同年の作品としては『手品先輩』がある。こちらも低予算ながら製作陣が健闘した秀作である



作品紹介は以上だ。

個人的な分類では、クソアニメには3種類ある。

ひとつは、普通のクソアニメ作画脚本演出声優音楽――何が悪いのか一概には言えないが、とにかく普通につまらない。放送前は話題にならず、放送中もアニメ板のスレッドが数パートしか進まず、終了後は「○話以降は見なくてよかった」「普通駄作」「なんともいえない」といったコメント掲示板に書き込まれる。

もうひとつは、ダメさ加減が突き抜けているアニメ。多くの場合作画がとんでもないことになっている。そのうえ、ストーリー理解不能だったり、キャラクター名前が覚えられない。しかし、あまりに悪すぎて、それが逆に面白さに繋がっている。動画サイト感想サイトで「これはひどい」と同好の士で語り合える。

最後ひとつが神クソアニメだ。製作者がお金時間もない中で、良作品に仕上げている。まず一見して、これは低予算だなという印象が伝わってくる。作画でわかるし、脚本の展開に無理があるし、登場キャラが「どうしてそうなる?」という言動を取ることがある。

それでも面白いのは不思議なことじゃない。仮に、とある作品のすべての要素が三流だったとしても、一流の作品に仕上がることはある(聖剣使いの禁呪詠唱イクシオンサーガDT、可愛ければ変態でも好きになってくれますか? など多数)。創作世界にはそういう化学反応存在している。

というか、神クソアニメは厳密にはクソアニメではない。『クソアニメ性質を有した神アニメである

最後に)

実はずっと、クソアニメ紹介をやりたいと思っていた。「時間がない」を言い訳にして、できないまま数年が経った。

生活環境が変わる時が迫っているので、それまでにはなんとか……というつもりで本記事を仕上げた。少しでも気に入った作品を見つけてもらえたらうれしい。

なお、クソアニメを観る場合は、SNSとか感想まとめブログとか、YouTubeとかニコ動コメントとか、そういうのを伴いながらだと、より一層面白く視聴できると思う。

あなたにとっての、良質なクソアニメが見つかる未来を祈って日記を閉じますありがとうございました。

Permalink |記事への反応(14) | 23:26

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2025-08-02

もうエロ界隈はAI支配されてる

AI絵」で検索しはじめたのはいつ頃だろう?

NovelAI、きっとあれがよくない

クオリティが高すぎる

もうすでに俺のちんちんAI支配されている

今年の自慰ネタの半数はAI絵のはずだ

しかも「マイナージャンル」の「マイナーキャラ」の高クオリティエロ絵を「大量に」生成できる

具体的な絵は見せることはできないが、Pixivで探せばすぐにも見つけることができるだろう

もちろん、人間の絵も素晴らしい

下手でも素晴らしい

AI絵は応用が効かない部分がある

たとえば早坂愛、サイドポニー以外の絵が極端に少ない

おそらくAIはサイドポニー早坂愛本質だと考えている

だが本当はショートにしたあとに会長を「御行くん」と呼ぶ早坂愛の方が、エロいのだ

だがしかし、いったいどこまで進化してしまうのか

俺は恐ろしい

Permalink |記事への反応(0) | 00:35

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2025-08-01

表自擁護の女オタクたちは悪くない。が、筋は悪い。俺達も悪い。

 表自問題で叩かれている表自女オタクたち、俺が見てきた人たちは8年以上前から男女向け問わず表現規制に対して異を唱えていたから、今叩かれているのはかわいそうだと思う。某女オタクが表自男オタクを「お前らは私たちがいなければズリネタ自由戦士しかない」という名台詞を吐いた際にも、否定的コメントをきちんと出していた。

 が、彼女たちですら男性向け表現暖簾の外に出そうとまでは言わなかったし、仮に当時言っていたとしてもお気持ち要素ゼロガンギマリ表自ガチ勢しか支持されず、多数派にはやんわりと反対の目を向けられていただろうと思う。男性向け表現解放を主張/賛同していなかったこ自体は、若い世代には当たり前となってしまっているので仕方がない。そもそもそれを表明する男オタク自体希少種だったし、あまり叩く気にならない。

 だがしかし、その前提がある限りBL暖簾の中に押し込むことに反対することは差別を支持することであり、BL表現への規制に反対することはできない。少なくとも、男性向け表現と同等程度になるまでは焼かれるのを黙って見ていなければ差別主義者になってしまう。8年以上の活動をしてきたからこそ、今まで男性向け表現解放を主張していなかったことが、自らの主張に制限をかける。残念だが、君たちには焼かれて貰うしかない。

 しかし、彼女たちに全ての責があるわけではない。男オタクも悪いのだ。男性向け表現解放を謳い、エロマンガ暖簾の外に出し、堂々と児童書の隣に置くことを主張すべきであった。しかし、他ならぬ男オタク自身がそれをしなかった。した者はいたが、「一般的市民感覚」を持つオタクたちから怪訝な目で見られており、あまり支持されていなかった。

 そりゃそうだ。児童が過剰にポルノ暴露される事は発達に影響を与えることを示唆する研究はある(念の為言っておくが純粋培養も同様の傾向である)。それを知らなくても、直観的にもそういう考えになる。普段は視界に入らないが、その気になれば手に取れる。暖簾の中に隔離されるというのは、公共の福祉を踏まえると程よい距離感であるのはその通りであるのだ。若い世代にとってはそれが当たり前になってしまった。当の男オタクが望まない主張を、女オタクがすべきであったとするのは、いささか他責が過ぎるだろう。

 だが残念なことに、だからこそ女性向け表現は焼かれる対象になる。一般向けからコーナーから排除され、暖簾の奥に押し込まれ禁断の領域に足を踏み入れる居心地の悪さを感じてもらうことになる。BLだけではない。過激少女漫画やレディコミも、全て焼かれて貰う。そうでなければ筋が通らない。

 しかし、俺達も悪い。俺達が現状に甘んじ、男性向け表現規制されていることを受け入れてしまたからこうなっているのだ。フェミ共の言う公共の福祉議論に乗ってしまたからだ。表現自由児童ポルノ暴露されることに寄る悪影響よりも重要である児童への影響は受忍限度範囲内だ。そう主張するべきであった。しかし、当時はフェミ勢力が強かったことを踏まえても、流石に分が悪い主張であったことは疑いようがない。我々は大人であり、強者であり、児童弱者庇護対象だ。児童利益が優先されるのは何ら違和感のある主張ではない。だが、だとしても、それを主張するべきであった。

 当時それを強く主張していれば、ガンギマリ表自女オタクたちもそれに乗ってくれたかもしれない。表現自由戦士世論を動かし、フェミダブスタ腐女子を叩けたかもしれない。8年越しの今、ダブスタ腐女子を黙らせ、オタクたちは手を取り合ってフェミリベラル保守、あらゆる勢力に一致団結して立ち向かえたかもしれない。

 だが、残念ながらそうはならなかった。男オタク日和った。女オタク現状維持した。表現自由専守防衛であり、抑圧から解放を是としなかった。結果、BLが焼かれることに反対する根拠を失ってしまった。オタクたち全員がこの結果を作った。

 表自女オタクよ、すまない。俺達が規制抗うべきであった。しかし表自女オタクよ、君たちは男性向け表現児童書の隣に並ぶことを是と心得ることができるかね?母親になっても、娘を持っても、それを続けることができるかね?

「ここで団結せねばいずれ男性向け表現も焼かれる!」と言うのはいいが、それを言うには君たちの仲間はヘイトを買いすぎた。表現を守ると謳いながら、男性向け表現を焼くという裏切りがあまりにも多すぎた。君たちがそうではないというのは俺がよく知っている。だが、その立場を取るのであれば、君たちの仲間の裏切りを強く焼くべきだったのだ。君たちの仲間が無能すぎたのは同情するが、焼かれ続けた男オタクの怒りを鎮めるには、君たちの声は少し足りなかったようだ。

 ここで君たちを見捨てれば、我々は二ーメラー警句の通りになるかもしれない。しか時代を遡れば、君たちが二ーメラー警句通りの裁きを受けている。俺は当時まだ生まれたばかりだったが、90年代表現規制の際に反対しておけば、2010年代に「昔はこんな不自由社会ではなかった」と若いオタクの目を覚ませていれば、こんなことにはならなかったかもしれない。もし君たちが当時幼すぎたならどうしようもないが、しかし人の気持ちとはそういうものだ。

 BL表現を焼くことは、間違いなく表現自由の後退を意味する。だが、我々がそれを防ぐには選択肢を間違えすぎた。時代も悪い。男女平等教育を受けた若い世代の目がキマっているのも運が悪かった。男らしく、表現自由を守るためなら多少の不自由は引き受けようとする、器のある男はもう少数派だ。

 どうすればこれを避けられたんだろうな。俺達はもう、燃えていくBLを眺めていることしかできない。

 暖簾こちら側へようこそ。あそこくぐるの、結構恥ずかしいよな。慣れれば意外となんとかなるもんだぜ。

Permalink |記事への反応(1) | 14:16

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2025-07-25

未来設定ファイルを考える

今まで、たくさんの設定ファイルが考案されてきた。

.iniレジストリxmlluajsonyaml ..etc...

どれも一長一短だった。

例えば.iniはコメントもかけるし、シンプルkey=value形式だった。だがしかしarrayを表現できなかった。

レジストリはarrayを表現できたがすべての設定を集約したため巨大な密林になった。

xml冗長フォーマットになり、書き手とパーサーの負担が増えた。

スクリプト言語luajs設定ファイルに使おうぜという動きもあったが、セキュリティリスクもあり普及しなかった。

jsonはとても便利だがコメントがかけなかった。

yamlコメントはかけるが、これはこれで面倒な形式であり欠点ある。

では未来設定ファイルはどうなるのか?

いろいろ考えた末に俺様がたどり着いたのは、設定ファイルという概念消滅だ。

設定のスキーマーを定義する共通言語記述するか、またはYAMLでもなんでもいいから強力なディファクトタンダートができる。

それをローカルで動く賢いAIが読みこみこんで変更する。

利用者はやりたいことを"自然言語"でAI要求し、AIはそれを実現するために設定ファイルを解析し書き換える。

もうちょっと明るくできないかなあ。タスクバーをもうちょい右とか、そういう要求自然言語で出す。

AIプレビューを出して、こんなんどうすかと提示したり、やっぱり前の方がよかったなあというわがままユーザーリクエストに応じて、バックアップから復元したりと柔軟に対処する。

これにより、設定ファイル機械が書き換えるものになり、人間が書き換えることがなくなるというのが、未来のあるべき姿だと思う。

Permalink |記事への反応(1) | 00:27

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2025-07-14

anond:20250713171121

さら論理を飛躍して思考実験レベルにすれば

現在ですら投票率50%以下になることもしばしばで民意を反映してるのかわからんわけじゃん

統計的問題ないサンプル数を越えてるうちはいいにしてもどんどん投票率が下がれば

そもそも選挙制度が成り立たなくなる

だがしかし日本選挙制度は最低得票率の概念がないので仮に1%しか投票しなくても

その中で与党は決まりその与党内の派閥争いの結果、総理大臣も決まってしまうわけでそれって怖くね?

思想的押付け以上に制度崩壊させないための啓蒙ではあるのでは?

Permalink |記事への反応(0) | 13:53

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2025-07-02

anond:20250702080705

関東は折り畳み傘は必須

だがしかし毎日のように降る激しい夕立には折り畳み傘はキツい

Permalink |記事への反応(0) | 08:07

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2025-06-13

[増田保存部]自分読書遍歴を辿ってみた話

なんとなく、自分読書歴を振り返ろうと思った。

別段面白いものじゃないと思う。

本当に暇な時にでも、こんな人間がいるんだな程度に読んでほしい。

私は人よりも本を読む方だと自負している。

私の周りの人が特別読まないだけで、もしかしたら普通ぐらいかもしれないけど。

人よりも本を読むと言っているけど、じゃあ実際どれぐらいの本を読むのか。

気になったので集計してみた。

あくまネット小説限定した分になってしまうけど

2024年3月2025年2月の期間で28,121,947文字を読んでいた。

文庫本が1冊あたり10万〜12文字だとすると、年間で230〜280冊ぐらいの本を読んでいるらしい。

思ったよりも読んでいて正直驚いた。

妻に話したら普通ドン引きされた。

から、恐らく、私は人よりも本を読む人種だ。

そんな私の読書の遍歴を辿る。

読書の遍歴というか、私の人生を辿るみたいなものだが。

記憶だけを頼りに、スマホポチポチと書くから間違っていることもあるかもしれない。

そこはご容赦いただきたい。

私は幼少の頃、本よりも漫画を好んで読む人間だった。

小学一年生の頃だったか、父が買っていたグラップラー刃牙を読んだ記憶が色濃く残っている。

ガイアの隊が熊を倒して食べているシーンが、どうしてか印象に残っていた。

今思えば小学一年生が読む漫画ではない。周りの友達コロコロコミックを読んでいたし、話が合わなくて友達ができなかった。

歳を重ねても、私はブックオフに入り浸っては漫画を読む生活をしていた。

小説を読むきっかけになったのもブックオフだった。

小学四年生夏休み母親ブックオフに行った時だ。

母親が読んでみれば?とある本を買ってくれた。

ダレン・シャンという分厚い本だった。

同じぐらいの分厚さで言えばハリーポッターと同じぐらいの本。

家にハリーポッターがあっても読まなかった私に、どうしてそれを買い与えたのかは分からない。

しかしたら安かったのかもしれない。

作者の名前タイトルが同じであることに興味を惹かれたのもあって、せっかくだから読んでみるかと、私はとりあえずページを捲った。

どハマりした。

これはもうないぐらいに、どハマりした。

夏休みが終わる前に、全12巻全てを読み終えるほどだった。

本にハマった私は、意味もなく図書委員に属する様になっていた。小学校高学年から中学3年間ずっと図書委員だった。

ただ、ダレン・シャンイメージが強すぎて、他にどんな本を読んでいたのかが思い出せない。

次に記憶に残っているのは中学生になってからだ。

ダレン・シャンを読んでから、私は本を読む人間になっていた。まぁ、同じぐらい漫画も読んでいたが。

さておき、そんな私が中学に進学した頃、あるジャンル出会う。

ライトノベルだ。

中学2年生か3年生の頃だったと思う。

クラスで「バカとテストと召喚獣」というライトノベル流行っていた。

ライトノベルというものを知らなかった私は、小説なのに漫画の様なカラーページや、挿絵があることに驚いたのを覚えている。

興味が湧き、友人に借りて読んでみた。

どハマりした。

それはもう、どハマりした。

ギャグ面白くて刺さったのだと思う。

それからは友人にライトノベルを借りて読む様になった。

灼眼のシャナ緋弾のアリアキノの旅僕は友達が少ないなどを読んだ記憶がある。

どうしてか、私が通っていた中学ではライトノベル流行っていた。

私が属する学年の7割〜8割がオタクだった。

カーストトップ人間オタクというイレギュラーが起きていた。

当時の年代からすれば異常だったと思う。

文化祭ではハレ晴レユカイもってけ!セーラーふくを踊り、女子けいおん!の歌を歌う。

そんな学校だった。

しかしながら、ライトノベルにを買うにはお金がかかる。

当時の私は金銭的に余裕というものがなかった。

そこで私が辿り着いたの読書形態がある。

モバゲー小説だ。

王様ゲーム」「落ちこぼれの操炎者」「できそこないの救世主」「最強の名をもう一度」「サバンナゲーム」「ワールドエンド」振り返るとキリがないが、様々な小説を読んだ。

大変失礼な話ではあるが、今振り返ると、稚拙な物も多かった気がする。

だがしかし、当時の私には無料小説が読めるというのは衝撃だった。

また小説の連載を追うというのも新鮮だった。

おそらく、この頃の経験ネット小説を読む習慣を作り上げたのだと思う。

高校に進学し、ガラケーからiPhoneに変えた頃になると、モバゲー小説から卒業していた。

そう、小説家になろうで読むようになっていた。

初めて読んだ作品はなんだったか

異世界迷宮奴隷ハーレムを」「無職転生」「この世界ゲームだと俺だけが知っている」「詰みかけ転生領主改革

色々な作品を読んだ記憶がある。なんなら今でも小説家になろうで読んでいる。

また高校になると2chSSスレも読み漁るようになる。エヴァンゲル二次創作俺ガイル二次創作とらドラ!二次創作など、様々なSSを読んだ。

2chを巡っていくと、そこである作品、作者と出会った。

げんふうけい、そう、三秋縋先生だ。

彼の作品最初に読んだのはなんだったか

10年巻き戻って、10からやり直した感想

寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で」

だったりが最初だった気がする。

煙の街の話も好きだし、ひーちゃんとはーちゃんの話も好きだ。

結構作品が削除され読めなくなってしまったが、本当に素敵な作品が多かった。

家庭教師のお兄さんと女子生徒の話も好きだった。もしかしたら内容は違うかもしれないけど。

その2人のキャラで好きなやり取りがあった。

男性女子生徒から荷物を受け取り、歩いている。

女子生徒が「やっぱり私も持ちます」と男性に声をかける。

男性は「気持ちだけで受け取っておくよ」と返す。

女性生徒が「気持ち荷物も受け取られた私はどうすれば良いんですか」と返す。

みたいなやり取りだった気がする。

その会話のやり取りが、とても好きだった。

他にも人生とは何かを問われた時だかのやり取りがあった。

女子生徒が男性人生について問う。

男性が答える。

足を片方出す。バランスが悪くなり、もう片方の足を前に出す。そしたらまたバランスが悪くなり逆の足を前に出す。すると足はどんどん前に進んでいく。そんなもんだ。

という様なニュアンスだった気がする。

いかんせん、十数年前の記憶を掘り起こしているだけだから、かなり曖昧だ。

まぁ、そんなこんなで私は一次創作SSにもハマる様になる。

しかし、げんふうけいさんが書くSSよりも刺さる作品には出会えなかった。

そうして、高校3年間の青春は、少しのモバゲー小説小説家になろう、2chSSで幕を閉じた。

大学に進学すると、ある変化が起きる。

一般文芸小説を読む様になった。

きっかけは大学入学してすぐ。

それなりに話す様になった人が、本が好きだと、伊坂幸太郎が好きだと言っていたことがきっかけだった。

仲良くなりたかった私はその足で本屋に向かい伊坂幸太郎さんの「オー!ファーザー」を買って帰り、その日中に読み終えた。

面白くて、デビュー作の「オーデュボン祈り」を買って読んだ。

どハマりした。

過去類を見ないほどにどハマりした。

これがプロ作品かと、強い衝撃を受けた。

最後伏線回収が私には堪らないものだった。

バイトをして、当時出ていた伊坂幸太郎さんの小説を全て買って読んだ。

それ以降私は文庫本を読む様になった。

恩田陸さんの「夜のピクニック

伊藤計劃さんの「虐殺器官

もちろん、げんふけいさんが三秋縋さんとしてデビューしたら、「スターティングオーヴァー」「三日間の幸福」も買った。

小説家になろうを読む頻度は下がったが、それでもネット小説は読み続けていた。

寝る前にベッドで読めるというのは強かった。

無職転生が完結した時は言葉にできない充実感が心を満たした。あの満足感は連載当初から完結まで追い続けたからこそ得られたものなのだろうか。

小説家になろうに出会ってなければ得られない経験だった。

そんな生活を続けていると、ある作品出会った。

何か面白い作品はないかランキングを眺めていた時だ。

その強すぎるタイトルクリックせずにはいられなかった。

そう、住野よるさんのデビュー作「君の膵臓をたべたいである

当時は夜野やすみさんという名義ではあったが、あの作品出会った時の衝撃は凄かった。

小説家になろうにこんなハイクオリティ文芸小説があるのかと驚いた。

人生で初めて感想を送った。

少しすると、書籍化するとのことで削除されてしまったが、発売日に新宿紀伊國屋に行き、買ったのを今でも覚えている。

それ以降、住野よるさんの作品を買うようになった。

この頃からまたネット小説を読むようになった。ランキングを漁って、たくさん読んで、良い作品を見つけた時は言いようのない気持ちになった。

2016年3月1日にカクヨム登録した。

サービス開始が2016年2月29日だったから、ほぼ古参かもしれない。

当時はまだ作品が少なくて、結局使っていたのは小説家になろうだったけど。

このぐらいの頃に、所謂なろう系小説よりも文芸寄りの作品ネットでも好んで読むようになった。

探してみると良質な作品が沢山あって、ひたすら読み漁った。大学卒業する頃には230作品ぐらいを読み終えていた。

今思い出したけど、無職転生書籍化する時の広告で印象に残っているのがあった。

ゼロ無職転生を並べて『覇者問題児か』って煽り広告があったと思うんだけど、あれどこだったっけ。

作品じゃなくて、ランキングとか作者のTwitterとかでその煽り使ってるのが、本当に詳しい人なんだなって思えて、なんとなく好きで、たまに思い出す。

詳しいこと知ってる人がいたら教えてください。

その後、私は就職をしてサラリーマンになった。

証券会社営業は、私が想像するよりも忙しく、本を読む余裕がなくなった。

今まで本の文字を追っていた目は、日経新聞文字を追う様になっていた。

ネット小説を読むために使っていたスマホは、金融機関が出すレポートを読むために使われる様になっていた。

2年も経つとある程度仕事のやり方が分かるようになり、読書漫画アニメ鑑賞に時間が割けるようになった。

その後コロナが来てより時間が割けるようになった。

小説家になろうで読んでいた作品がどんどんアニメ化されていたことに驚いたのもこの時だった。

久々に本屋に行けば、小説家になろうの作品がたくさん出版されていた。

知らないうちに伊坂幸太郎さんの新作は何冊も出ていた。三秋縋さんの新作も、住野よるさんの新作も出ていた。

あんなに好きだったのに、全く知らなかった。

毎日情報を追い、時代最先端自分がいると思っていた。なのに、いつの間にか、時代に残されていた。

気付けば無職転生が累計ランキング1位じゃなくなっていた。グルメ系、ほのぼの系の作品流行っていた。追放系の作品流行っていた。悪役令嬢系が流行っていた。

自分の知らない小説家になろうがそこにあった。

コロナで在宅が増えたのを機にまた小説を読むようになった。

この時ぐらいに人生初の恋人ができて、小説を読む時間はそんなに取れなくて、ネット小説は合間に読めたけど、一般文芸作品は読めなかった。

それでもまた小説世界に入ることができたのは、なんとなく嬉しかった。

大体この頃ぐらいから、二次創作作品にもハマるようになって、ハーメルンというサイト小説を読むようになった。

恋人と見たアニメ面白いのがあれば、それの二次創作小説を読んだりとかね。

ヒロアカとか呪術廻戦とか、ワンピースとかハンターハンターとか王道ものからヒカルの碁とかポケモンなどの二次創作も色々と読んだ。

一次創作にはない楽しさがあって、昔読んだ2chSSを思い出した。

コロナを機にアニメ作品世間に浸透していった。それ以前からその傾向はあった気がするけど、コロナの影響は大きいらしかった。

鬼滅の刃効果って感じだったな。

アニメなんて興味なさそうな上司が、鬼滅の刃を見たって聞いた時は正直驚いた。株価数字しか興味がないと思っていたから。

コロナの次の年、異動することになった。

環境が変わるのは嫌いじゃなかった。元々親が転勤族で転校を繰り返していた影響もあるのかもしれない。環境が変わる時はワクワクの方が強かった。

結論から言ってしまうと、異動先はあまり良くなかった。筆頭セールス課長の2人と馬が合わなかったのか、とりあえず相性が良くなかった。どれだけ数字を上げても、数字をやっていない人よりも詰められるようになった。

小説を読んでいる時だけ、現実を忘れられて心を保つことができた。

それはいきなりのことだった。いや、いきなりでもないのかもしれない。2時間ぐらい立ちっぱなしで謎の説教を聞かされた次の日だったと思う。

小説を読んでも内容が頭に入らないようになった。

どれだけ文字を目で追っても、意味理解できなくなっていた。

初めての経験で頭が混乱してしまった。

いつもなら頭に浮かび上がる情景が、シーンが、何も浮かんでこない。

つの間にかページだけが進んでいる。

そんなことが起きるようになった。

その時は恋人結婚して、結婚一年目だった。

仕事を頑張ろうと意気込んでいた時だ。

車で営業先に行っている途中に、なぜか涙が勝手に出るようになった。

何もしていないのに、通勤電車に乗るだけで動悸が激しくなった。

妻が精神科病院を予約してくれて、行くことになった。

適応障害と診断された。

正直、どうしてそうなったのか今でも分からない。

つの間にかそうなっていた。

仕事休職することになった。

何をすれば良いのか分からず、とりあえずいつものように本を読んでみた。

やっぱり何も理解できないままページだけが進んでいく。目が滑ってしまい何も分からない。

それが一番の苦痛だった。

小説を読めなくなって気付く、他に何も趣味がなかったことに。

空っぽ人間誕生した。

この時のことはあまり覚えてない。

だけど、2〜3ヶ月もすると、ちゃん小説を読めるようになった。

それに気付いたのは、オーデュボン祈りを読み返すようになってからだった。

読めなくてもとりあえず読み続けていて、いつの間にか読めるようになっていた。

その後順調に回復をして復職をした。

営業から事務職に変わった。

元々そっちの方が適性が高かったらしく、次の部署では大変仕事がやりやすく、評価も高いものが得られた。

時間に余裕もできて小説を読む時間も増えた。

ここ数年は二次創作オリジナル作品を半々ぐらいの割合で読むようになった。

今もハーメルン小説家になろうをメインに小説を読み続けている。

だいぶ話が逸れてしまったが、読書遍歴としてはこれで良いのだろうか。

良くはないよな。

現時点だと小説家になろう、カクヨムハーメルンで累計1200作品を読み終えた。

連載が続いているものエラッタになってしまったものもあるが、それのタイトル全てを載せるのは現実的ではないと諦める。

書いてみて思うが、散文にも程がある。

どうやら私には文章を書く才能はないらしい。

これだけ本を読んでも文章力は身につかないようだ。

やはり、書き続けないといけないな。

もうおっさんの歳だが、読むだけじゃなく、何かを書くという趣味を始めても良いかもしれない。

https://anond.hatelabo.jp/20250503004805

Permalink |記事への反応(2) | 09:30

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2025-06-11

仕事が下手っぴな上司とうまく仕事して行くのが仕事の難しい所

AIだなんだと言われても結局は人と人の活動である

メール文体敬語ばかりにこだわり本題が全然言語化できてなかったり、「お願い」などと具体性がなく検索性に乏しいメールをぶちこんできたり、普段から仕事文書化せずに毎度過去メール検索しては認識確認するような仕事の下手っぴな上司でも立派な人間である

私は平穏仕事がしたい。

JTCなのだからメンバーシップ雇用の利点を活かして人間関係をストレスなく仕事したい。

それを考えると中々指摘したり現行の仕事を大きく変えるように働きかけることもできず、それゆえに人間関係は問題ないが、自分だけ言いたいことが言えないイライラが心の中に降り積もる。

私は小さい社内SEの一員だ。

SEという特性上合わなければもっとレベルの高いところに転職すれば良い、と思う方が多いだろう。

弊社に協力いただいているSE企業の友人には、お世辞かもしれないが、弊社のレベル以上のところで働けるなどとお褒めの言葉をいただいている。

だがしかし、私は弊社のレベルを上げたいという情熱 —これは愛社精神という大仰なものではないが単純に弊社を気に入っている— を持っており、他の会社では意味がないのである

上司を育てるのが早いのか、立場的に上司を超えて大鉈を振るうのか、JTCの特性を考えたら後者は難しそうだが、それを視野に入れつつも前者を少しずつ進めて行くのが良いだろうと思っている。

一番下の世代の飲み込みが早く、これでは上司が軽く見られてしまう。彼はあくま現代的な仕事の仕方が下手っぴなのであって、私もいないような過去に弊社を支えていた方である。先人への敬意はある。プライドを傷つけないようにしたい。

幸い私は彼の信頼を得ていて、忌憚なく意見を出せる立場になっている。かといって忌憚のない意見を乱射してしまったら彼のキャパを超えてしまう。少しずつ変えて行くのがベスト方法なはずだ。

モヤモヤ文字に起こしていたら何か頭の中が整理されたような気がする。

さて、明日仕事を頑張ろう。

Permalink |記事への反応(1) | 01:13

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2025-06-07

小説宇宙軍士官学校 前哨/スカウト 01鷹見一幸

SFと軍記モノが読みたいな、という欲求を同時に満たせそうな本作を手に取りました。

レーベルはハヤカワ。イラストガンダムサンダーボルト太田垣康男、作者は結構なご年齢、と軽重ちょうどいい位置にある手堅いチョイスに思えました。

 

 

読んだ結果ですが…

途中でリタイアです。

2/3ほど読んで耐え切れなくなった…

 

 

ざっくりストーリーは、上位者が来て人類パラダイムシフト技術供与が訪れ版図が宇宙規模になったことにより国は垣根をこえ地球規模になり連邦制へ移行して15年~…

って感じのいわゆる「銀河連邦人類進歩を見守っていました」系。

 

主人公は3ヶ月間の上位者宇宙基準養成を受け、後続の兵卒に同等の教育をするための選抜士官である…。

第一巻ではほぼ士官学校に選ばれ訓練を受けるだけの内容。

 

 

そういったSF周りや訓練、士官学校となるコロニー描写などはとくに問題なく、面白く読めた。バディとなるロボ寄り人格の案内ロボット自分好みだ。

だがしかし、全編を通して行なわれる、まあ、なんというかSFとは関係ない部分に耐え切れなかった。

日本すごい

問題点は二つあるが、まず最大はこっち。

作品全体を通して

日本日本日本日本日本日本日本日本オタク日本日本日本日本オタク日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本オタクオタク日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本

こんな感じにとにかく主人公出身地である日本言及され、褒められる。

 

そもそも異星人によるマインドリセットによって「目覚めた」、宇宙規模の視座に立った人類たち…主人公たちは20代とギリ前時代を生きて直接的なマインドリセットを受けた世代だけど…が未だに国単位相手規定しているのには辟易するのだが、人類どころか異星人もロボもアホみたいに日本文化だけつまんでいくのがとてもつらい。

ざっと思い返してみて

納豆

アニメダイス

ジャイアントロボ

カラアゲ

ハツ

災害がおおいか物事を受け入れやす精神

押し付けがましくないから受け入れられやす文化

他文化を受け入れやす文化

後の先という考え方

 

なんかほかにも沢山あったけど覚え切れない。

何かが起こるとそれは日本の~という文化があるんだね、日本人の~という精神性が影響しているんだね、という言及が矢鱈と飛んでくる。

多少なら異文化交流の中で自然だが、ここまで来ると「日本スゲー」の文脈である

また、選抜された士官たちは世界各国から集まっているのだが、彼らの国の文化フォーカスされることはほぼない。なんか初登場時に毎回出身国を言うんだけどせいぜい同じアジア仲間だねぐらい。

他人他国文化には誰もがノータッチなのに主人公日本だけは誰もがおさわり放題で、非常にバランスが悪い。日本しか褒めないか必然的日本ヨイショというイメージが染み付いてしまう。

なんで宇宙コロニーまで来て延々と日本を褒めそやかす文章を読まにゃならんのか。理解に苦しむね。

  

もう一度言うが、他国文化も同量描写して尊重しておけば問題なかった。バランスである

 

 

なろう主人公

そうやって日本を褒められたり主人公の美点を日本人にシフトしたりといった描写から分かるかもしれないが、主人公は非常に謙虚人物である

自他の力量を的確に見極め、俯瞰し、あらゆる手段をもって冷静に対処しつつけしておごらない…

ひとことで言っちまえば軍師である

作中でも周囲からのヨイショの一巻として参謀役と称されグループ参謀になる。もちろん主人公は賢い人物なのでリーダーは適任の仲間に譲り、他薦によるその地位に納まるのさ。

ジョックグループは華麗に避け、対人戦ではあらゆるタイプ戦術を使い全戦全勝、しかし本人は弱者から相手戦術対応するしかない、と結果からみたらアホらしい謙虚姿勢をみせ周りももちろん追従する。

 

  

自分だって、非力な主人公がいろいろ工夫して出来る範囲善処する物語が大好きである

けれども、"主人公はひたすら謙遜して自分の実力を適切に認めない","けれども他人はひらすら主人公凄さ賞賛する"の合わせ技をやられたらたまらない。

しか自分ライトノベルをチョイスしたが、こんな文章はハヤカワから電撃や角川スニーカーを超えてなろうレベルなんよ。(読後、作者が電撃やスニーカーで書いていたことを知りました)

 

 

タイトルレーベルから我慢して途中まで読んだけど、正直、適切なタイトルでなろうに掲載されていたらタイトルバイバイか1/3も読まず投げ出していた。確実に。

  

  

この作品日本が褒められるのが嬉しいだとかなろう作品が好きだ!という人にはオススメだ。それらに+αの形でSFがくっついていると思えば文章も読みやすいし先の展開も気になるし、巻数も多いし楽しめるだろう。

ただ、自分のような「くさい」作品が嫌いな人は避けたほうがいいように思う。

Permalink |記事への反応(0) | 11:59

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2025-06-03

血圧のせいで、オナニーも命懸けだわ

オナニーするたびに頭がクラクラして、耳が遠くなるんだよね。

これまでは「まあ健康だし…」って安心してたけど、

血圧自覚が出た瞬間、急に「これ、下手したら死ぬんじゃないか?」っていう不安が頭をよぎるようになった。


そりゃさ、命の危険がある行為に毎回挑むなんて、

スポーツクライミングか、ウィングスーツで谷を飛ぶか、

それくらいの覚悟がいるわけじゃん?

でも、こっちはただシコってるだけなんだよ?

まさかこんなことになるなんてな、若い頃は思いもしなかったぜ。

だがしかし今日も命懸けでシコる。

毎日、このオナニーで死んでもいい。そう思いながら

Permalink |記事への反応(0) | 23:55

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