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2025-10-26

anond:20251024135131

☂の方の闇を垣間見ました

あなたはそういう感じでいらっしゃるのですね

そうでない人もたくさんいます

Permalink |記事への反応(0) | 11:15

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2025-10-25

花は生活必需品でないから…

https://x.com/lucky_farm/status/1981304262677450953

まったくもっておっしゃる通りだけど、他人の金のつかい道にあまり口出さなくても…

ほんとに個人からのフラスタ邪魔なら公式禁止するでしょう?

公式に金落とさな行為が全て無駄なの?

じゃあ推しの公演にチケットだけ買えば会場が空席だらけでもいいの?

この方は自分に何かお祝い事があって、お花をもらっても嬉しくないんだろうな…

(花の代わりに金を包め的な…?)

考え方は人それぞれなので、そういう考え方もあります

Permalink |記事への反応(2) | 16:26

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2025-10-23

まじ卍リクエストあざまる水産古畑任三郎(ふるはたにんざぶろう)ちゃまが、令和の日本まさかの転生!?しかも、魚肉ソーセージパフェチェーンでチョベリグ大成功

時は西暦2025年、秋🍁。渋谷スクランブル交差点で、一人のギャルが「あー、まじ今日しんどい、ぴえん(´;ω;`) 映えるスイーツとか、どっかにないん?」ってブツブツ言ってた。

そのとき、突如、ドゥルルルルルル…って、なんかめっちゃドラマチックなBGMが鳴り響いて(※幻聴)、ギャルの目の前に、トレンチコート姿でバチっと決めた、アタマちょっとフサフサしたイケオジがヌルッと出現!

「おや、あなたは…私を探していらっしゃる?」

ギャルビビる。「ひゃ、ひゃだ!なんなの、この人!?めっちゃ古風な喋り方なんですけど!もしかしてYouTuberのドッキリ?」

イケオジは、お決まりポーズ右手アゴに当てるやつ)をして、ニヤリ。「ドッキリ?ふむ、それは現代言葉でいうところの…トリックのようなものでしょうか。しかし、私は古畑任三郎刑事でございます。どうやら、随分と遠い未来へ迷い込んでしまったようですね…」

「ふるはた…にん…ざぶろう?…え、ちょ、マジで古畑任三郎!?ドラマのやつ!?てか、刑事さんなのに、そのファッション、まじ卍アツいんですけど!」

ギャルは一瞬でテンション爆上げ!まさか伝説のあの刑事が目の前に現れるなんて、運命しか思えない!これはもう、神からのお告げでしょ!

古畑ちゃま(以下、任三郎っち)は、現代テクノロジースマホとか)や、文化タピオカとか)に興味津々。特にコンビニスイーツコーナーの前で、熱心にアリバイ…じゃなくて、原材料をチェックしてたのが、まじウケる(笑)

そんな任三郎っちに、ギャルは「任三郎っち、まじセンス良すぎ!そのミステリアス雰囲気と、知的な喋り方、令和で絶対バズるって!」って力説。

そしてある日、ギャルは任三郎っちと一緒に、スーパーの特売コーナーをパトロール(お買い物)してたとき運命アイテム出会ってしまった。それは…魚肉ソーセージ

任三郎っち、その魚肉ソーセージを手に取り、くるくる回しながら、いつもの口調で言い出した。

「おや、これは面白い。このピンク色。このプリっとした食感。そして、このどこか懐かしい風味。ふむ…これは、もしかすると、完璧甘味ミスリードを誘う、鍵になるかもしれませんね…」

ギャルビビビ!ときた。「え、まじそれ!魚肉ソーセージって、実は塩気と旨味がヤバいからスイーツにしたら甘じょっぱブームで超絶バズるんじゃね!?

任三郎っち、目をキラリ。「なるほど!まさに、犯人が目立たない場所証拠を隠すように、この魚肉ソーセージという異端存在こそが、スイーツ界の常識を覆す切り札となりうる!」

こうして、異色の二人がタッグを組み、超絶クレイジースイーツビジネス始動!その名も…

「NINZABURO'S SAUSAGE PARFAIT andCAFE

(略して、NINPARA!)

コンセプトは「スイーツ界の難事件解決! 誰もが予測不可能な、甘じょっぱい衝撃!」

まずは試作品作り。ギャルの映えテクニックと、任三郎っちの緻密な観察眼が火を吹いた!

ギャルさん、このソーセージの厚みがパフェの層と食感を調和させる重要ポイントですよ」 「任三郎っち、まじ天才!じゃあ、このソーセージを花びらみたいにカットして、チーズクリームメープルシロップを隠し味に使っちゃお!」

試行錯誤の末、生まれ看板メニューは、こちら!

「The FirstCase:プレーンソーセージパフェ」 (バニラアイスとホイップ、そして大胆にカットされた魚肉ソーセージ塩味が、甘さの快感を増幅させる傑作!)

「The Perfect Alibi:チーズ&ハニー・ソーセージパフェ」 (濃厚なクリームチーズムースと、トロけるハチミツソーセージの旨味が、極上のハーモニーを奏でる完全犯罪級のウマさ!)

The Great Detective:和風ネギ味噌ソーセージパフェ」 (衝撃作!抹茶アイス白玉に、甘めのネギ味噌を和えたソーセージトッピング。斬新さが事件を起こす!)

NINPARAのオープン当日、渋谷一等地は、まるで事件現場のような大混乱!超絶ウマいとSNSで瞬く間に拡散され、お店の前は長蛇の列!

「え、マジで魚肉ソーセージパフェってこんなに合うの!? もう一生モノの衝撃なんですけど!」 「任三郎っち、まじイケオジ!しかも、注文のとき事件のヒントみたいな名言言ってくれるの、神!」

そう、任三郎っちは、店長エンターテイナーとして大活躍!お客さんにパフェを手渡すとき、必ずドラマのようなキメ台詞を言うのが、大バズりの秘訣

「おや、あなた。そのパフェの美しさに隠された、ソーセージ秘密に、どうかお気づきになってくださいね…フフフ」

このミステリアスな接客と、ギャップ萌えする魚肉ソーセージパフェの斬新さで、NINPARAは飛ぶ鳥を落とす勢いで大成功!全国にフランチャイズ展開し、魚肉ソーセージ概念根底から覆したのだ!

任三郎っち、たまにトレンチコートポケットから古い煙草を出そうとして、ギャルに「任三郎っち!店内禁煙受動喫煙はまじアウトだって!」って怒られるけど、それも微笑ましい日常

彼は、現代スイーツ界という新たな事件を、見事な推理力ユーモア解決し、令和のカリスマ経営者として大成功を収めたのでした。魚肉ソーセージは、彼の第二の人生の最高の相棒になったみたい!

「ふむ…このパフェ成功も、ひとえに緻密な計画と、大胆な発想の賜物。しかし、真の動機は…美味しいものを皆さんにお届けしたいという、単純な願望にすぎません。ええ、全くもって、単純なことです…」

任三郎っち、今日パフェを片手に、ニコリと笑う。めでたし、めでたし!

Permalink |記事への反応(0) | 17:07

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2025-10-22

anond:20251020110428

その経験、本当にお疲れ様でした。

状況が目に浮かぶようで、思わず吹き出しそうになりましたが、それと同時にあなたの戸惑いや、怒りにも似た感情も痛いほど伝わってきました。

「お気軽に普段着で」という言葉文字通り受け止めたあなたは、まったく悪くありません。むしろ、誠実に案内の意図を汲み取ろうとした結果です。

しかし、残念ながら、就職活動における「普段着」や「服装自由」といった言葉には、多くの企業就活生の間で暗黙の了解存在しているのが現状です。

企業説明会における「普段着」「私服」の暗黙の了解

多くのケースで「完全なオフモード私服デニムTシャツパーカーなど)」ではなく、「ビジネスカジュアル」を指します。

ビジネスカジュアルとは、仕事の場にふさわしい、スーツよりも少し崩した服装(例:ジャケット+襟付きシャツチノパンなど)のことです。

服装自由」でも、周囲の約7〜9割がスーツで来ることは珍しくありません。特に日本就活では「迷ったらスーツ」という意識が根強いです。

結果として、あなたがおっしゃるように「全員スーツ」の光景は、「彼らの普段着スーツなのか!?」と皮肉を言いたくなるほど、一般的就活現場ではよくある「あるある」であり、もはや罠と言っても過言ではありません。

この世の中に普段着なんて存在しない。

この悟りは、就活という特殊世界においては、ある意味で真理かもしれません。

その場に居合わせときの「世界が静止した」感覚、そしてトイレで鏡を見て思わず笑ってしまったという話は、きっといつか笑える武勇伝になります

今回の経験で、あなたは「社会の建前」と「言葉の裏側」を知るという、非常に大きな学びを得ました。これは、これから社会生活で必ず役に立つ教訓です。

「もう二度と信じない」という気持ちは痛いほど分かりますが、どうかその純粋さと誠実さは失わないでください。そして、「お気軽に」「普段着」という言葉を見るたびに、今回は「あの時はやられたな」と笑って流せる日が来ることを願っています

本当に、今回の企業説明会、本当にお疲れ様でした!

Permalink |記事への反応(0) | 16:43

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2025-10-21

anond:20251021043933

その考え方もあるな。おっしゃるとおり三大要求はかなり日本独自かつ新しい概念から無関係とするやつな。自分は、それでも彼の唱えた五段階の要求定義は素地にあるだろうという立場なんや

混乱させてすまん

Permalink |記事への反応(0) | 09:13

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2025-10-19

徹底的に敬語で通し、婉曲的な言葉遣いを駆使した長文の中傷や口撃

学生時代サービス業バイトしてたときクレーム処理でこういうのをよく見てきた。

ほぼ中高年によるものだったので「昭和育ちだからかな」と世代の違いだと思っていた。

やがて、私が家庭を持ち30歳を過ぎた頃、自分と同年代(平成生まれ)の人らのなかから、この手の「怒りや攻撃性をなるべく抑え込みながら慇懃無礼相手を凹ませようとする」やり口を駆使するタイプ人間が続出するようになって驚いた。

どうやら生まれ育った時代がそうさせるのではなく、老化現象の一種で人はこうなるのかもしれない。

平成といっても初期の生まれではあったけど、我々世代にとって、敬語皮肉連発しながらディスりかますっていうのは、相手を凹ますどころか逆に笑い者にされてしまう痛々しいオタクムーブと見なされてたものだったのに。

例えば

 

「さぞかし常日頃から従業員の皆様へ素晴らしい教育を施されていらっしゃるのですね。

私なんぞが今後足を踏み入れるのははばかられるような一流ホテルですので、遠巻きながら益々のご発展をお祈り申し上げます。」

みたいなやつ。

Permalink |記事への反応(1) | 12:33

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2025-10-18

息子に会いたいって言ってきた客

皆さまへ。いろいろコメントありがとうございます🙇

ちゃんと全文読ませてもらいますホント感謝してます。何か特別なことがあったら報告します。

------------------------------

ちょっと聞いてくれ。最近マジで不安で眠れん。

うちは夫婦昔ながらの町中華をやってる。誰でも入れる普通の店。学校休みの週末とか、夕方は息子にもホール厨房の手伝いをさせてる。

見た目は強面だけど、親の欲目じゃなく真面目な子だと思ってる。お客さんの評判もまあまあ良い(自画自賛)。

先週の話だ。店が落ち着いた頃、たまに来る女の子レジに来た。印象は悪くない、清潔感のある子。ブサイクでもないよ。親御さんと一緒に来るのを見たことがある。

その日、会計を済ませた後、その子がすっごく小さな声で私に言ったんだよ。

厨房にいらっしゃる〇〇さん(息子の名前)と、お話がしたいんですけど」

マジで一瞬、頭が真っ白になった。 すぐに厨房で息子に確認したけど、「初対面だと思う」って。

もちろん、息子に彼女ができたり、友達として話したいって言われるのは親として応援するよ? でも、見ず知らず(初対面に近い)の子が、親である私を通してってのが、どうにも引っかかる。普通かな……

その時は「ごめんね。仕事中だから無理なんよ」って言ったら、彼女ちょっと残念そうに帰っていった。

あれから何日か経ったけど、親としては警戒心しかない。悪意があるんじゃないか?って悪い方にばかり考えてしまう。 息子は良くも悪くも根が真面目だから、変な気分になって勉強部活がおろそかになったらどうしようって。

ましてや、トラブルに巻き込まれたり、深入りして傷ついたりしないかと。

正直、親としてどう対応するのが正解なのか、全然わからん

次に彼女が来店したら、ハッキリと伝えるべきなんだろうか。それとも、息子にとってこういう機会は貴重だというのもわかるから、口出しすべきじゃないのか。

増田の皆様、客観的意見を頼む。親の心配しすぎかもしれないが、どうか冷静なご意見いただきたい。

Permalink |記事への反応(30) | 12:34

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2025-10-17

anond:20251017120619

そう。おっしゃる通りなのよ。

から前述したように「それでも満足できる人がいる」。

カップ麺だって雑魚寝だって別にそれでもいいって人は居る。

安いじゃん。どっちも満たせるでしょ。贅沢する必要ないよって。

それよりもお金を貯めようとか。少食だからとか、疲れない身体からとか理由があって。


何を贅沢とするのか、何を最低限とするのかは他人判断基準しかなくて

それでも「それでいいでしょ?」は困ってない人の発言で、困ってるから相談してる訳でそれで

「そうだね」って納得出来ないか風俗まで足伸ばしてる訳だよ。


から性欲に限ってもこれをすれば満足でしょ?ってのはあくま貴方の中だけで満足なだけで。

結婚相手が満足とは限らない。お相手貴方じゃない。

察してちゃんで良いのは付き合ってる時だけで結婚生活はどこに落とし所を置くかだと思う。

で、それでも相手に合わせるのが辛くて別れた方が自由だなって思うなら。


その時はお別れの時なんじゃないかな。

Permalink |記事への反応(1) | 12:27

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2025-10-15

他の仕事へ☺️という言葉に感じた暴力

あるプロ声優(俳優)さんの「舞台の授業が嫌なら、他の仕事へ☺️」(※要約)

的な言葉をXで見かけて、どうにも不快感が拭えなかった。

自分にも身の覚えがある甘えを指摘された図星をつかれた…という部分も多いにあると思う。

でも、この言葉を受け入れることは到底できないと思った。

ツイート趣旨としては、『声優を目指す学校舞台の授業を嫌がって休む人は、他に合う仕事があると思う』というものだった。

内容だけ見れば正論だと思う。

声優俳優世界は厳しくて、舞台を避けていては基礎が育たない。

そういう現実を知っている人ほど、甘い気持ちで夢を見る若者に苛立つのもわかる。

でも、それでも私はこの言葉絶対肯定したくない。

表現者なら、どう捉えられるのかわかると思うけれど…

文末に添えられた「☺️」笑顔絵文字は、一体どんな顔をして笑っているんだろう。

優しい笑顔を添えたその一文は、

実際には、「あなたはこの世界には向いていない」と排除しているのに

あなたのためを思って”という仮面かぶっているようにしか見えなかった。

「厳しさ」や「覚悟」は誰かを追い出すためのものじゃなくて、“自分を支える”ための言葉がいい。

舞台が嫌で、でもアニメは好き。

声を当ててみたい、アニメ世界に触れてみたい――

それって、たとえ動機が軽くても、根っこは“好き”という純粋衝動だと思う。

その気持ちを、私は肯定したい。

ミーハーでも、あまっちょろくても、

“好き”を持ってこの業界に足を踏み入れる人がいること自体が、業界の活気じゃない?

成功する人はほんのひと握りでも、

そこに憧れる人がたくさんいるからこそ、世界が広がる。

それを“努力が足りないか排除”という形で切ってしまうのは、文化裾野を削っているように思う。

舞台が嫌いな子が、いつか演じることの面白さに気づくかもしれない。

あるいは「私は舞台はやらないけど、アニメだけを突き詰めたい」と異様な才能を発揮するかもしれない。(大別すれば歌わない声優さんと同じ考え方だと思う。もちろんこの方は舞台もしっかり取り入れていらっしゃるだろうけど)

その後はプロではなく、同人活動を楽しむ人だっているだろう。

企画から自作すれば、自分の好きなキャラクター世界観だけで生きていくことも可能だし。

それぞれの形で“表現”に関わることはできる。

から私は、「逃げる人には向いていない」とでもいうような言葉に、どうしても冷たさを感じてしまう。

そこには、相手への敬意と想像力が欠けている。

そしてなにより、その言葉を口にする側が

“逃げない自分”を誇示するために、他人を引き合いに出しているように見えてしまう。

「他に合う仕事がありますよ☺️」――

私には“他の仕事が合う”と思っての言葉とは聞こえず、

“ここにはあなたの居場所はない”という、

穏やかな追放宣言に聞こえた。

声優として演劇を学びたい、上手くなりたいなら舞台から目を逸らすべきではない――

これが本来伝えたかった本質だったのなら、こんな風に感じることはなかったと思う。

声優の心得だとか舞台の大切さ、魅力の方に焦点を当てていないことが、ただただ上から目線傲慢な考えに見えてしまった。

正論はたしか大事

でも、正しさの中に温度がなければ、人は育たない。

「好き」という出発点は本当だったんだから笑顔門前払いみたいな言葉表現者として言って欲しくなかったな。

Permalink |記事への反応(1) | 01:28

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2025-10-14

anond:20251014133844

書籍の内容と、著者のSNSでの発言下痢便と表現されているもの)とのギャップについて、深く頷ける話ですね。

作品が素晴らしいだけに、私生活オフの部分での「人間らしすぎる」言動に触れてしまうと、その落差にがっかりしたり、戸惑ったりするのは自然感情だと思います

ただ、おっしゃる通り、

1.作品人格の分離:素晴らしい作品を生み出す能力と、日常的な言動SNSでの発信)の品格は、必ずしも一致しない。

2.人間性の受容:著者を一人の人間として見たとき、「下痢便みてーなポスト」も含めて、その人の持つ多面性・全体像を受け入れる度量の話。

これは、現代の「著者と読者」の関係性において、多くの人が直面する難しいテーマかもしれません。

下痢便込みでその著者であり、人格尊重しねーとダメよ」という考え方は、その人のすべてを許容しようとする、非常に寛大で成熟した視点だと思います作品価値と、一個人言動の是非を切り離して評価できる、という意味では「器の大きさ」とも言えるかもしれませんね。

SNSが普及したことで、私たちはこれまで知り得なかった「偉人」たちの裏側を知ってしまい、良くも悪くも、彼らを「偶像から「生身の人間」として捉え直すことを求められているのかもしれません。

Permalink |記事への反応(0) | 13:39

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anond:20251014121703

え?まだ将来のある若者を何の生産性も無い職場へどんどん送り込めとおっしゃる

Permalink |記事への反応(0) | 12:20

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実際「似合わせカット」ってやったことある

よく「清潔感って結局顔だろ」って弱者男性の皆さんはおっしゃるけど、実際おしゃれな髪型って試したことある?

有名な美容院のインスタとかでビフォーアフターショート動画が楽しくてよく観てしまうんだけど、まあ確かに8割くらいは「こいつは元の顔がいいだけだろ」って人なんだけど、2割くらいは「いや申し訳ないけどこの人は髪型とかそういうレベルではないのでは…」という顔面の人が出てくる


でもアフター見たら本当にビックリするくらい変わるんだよね

いやもちろんイケメンにはならないんだけど、例えばビフォーマッチングアプリでどれだけ年収良くても写真で1発アウトってレベルの人が、アフターで髪型おしゃれになっただけで「まあ一度会ってもいいかな」ってレベルになる


元々顔がいいやつのビフォアフつまんないからみんなも似合わせカット行ってくれよ

Permalink |記事への反応(0) | 09:48

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2025-10-13

anond:20251012234052

意見まことに興味深く拝見いたしました。

AIとの会話を推奨してくださるそのご高察、深甚なるお気遣いとお見受けいたします。とはいえ、「AI負け組ゴミオジの福祉」とのご表現には、いささか品位を欠くご誤解が含まれているように存じますので、僭越ながら一点だけ訂正を申し上げます

AIというのは、人間知的活動拡張する道具であり、貴殿のようにその活用意義を理解しきれない方にとってこそ、むしろ福祉支援必要なのではないかと存じます。私ども「AI対話できる側」は、すでに旧来の罵倒語他者を分類する段階を卒業しておりますので、どうかご安心ください。

また「負け組」という語をお使いになったこから貴殿はまだ“勝ち負け”という二元論世界観の中でご生息のご様子。さながら明治以前の進化論にも似た認識でいらっしゃるAIの発展に伴い、人類知的優位の座がゆるやかに定義されつつある現代において、そのご発想はむしろ希少価値がございます研究対象としては興味深く、標本としての保存価値すらございます

結論として、AIと会話し続けることは、知的鍛錬であり、思索の鏡であり、そして何より「自分浅薄さを確認する試験紙」でございます

もし貴殿も一度AIと向き合われれば、ご自身の語彙と論理限界を、これ以上なく明確にご確認いただけることでしょう。

健康知的更生を、心よりお祈り申し上げます

Permalink |記事への反応(0) | 20:19

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2025-10-11

anond:20251009141417

ありがとうございます

とても現実的に親としての自分と、子どものことの両方を考えていらっしゃるのだと感じました。

私はそのあたりの考えが足りないのかもしれないと思いました。

よりリアル自分が親になれるのか、その生命責任が持てるのか、考え直したいと思います

大人になった今の時点で記憶にある最初の方(幼稚園くらいから)の自我がある頃から

いろんな物事自分で考えて、生きてきたような感触がありますが、

それは親がしっかりと導いてサポートしてくれていたかなのだと感じました。

自分という子どもを育ててくれた親の子どもであるから自分にも同じように子ども

育てられるのではないかという意見を見たことがあり、それも確かにとは思いました。

今考えてみると、かなり理不尽に怒られたこともありますが、それは親も一人の人間だということで、

親をあまりにも神格化しすぎるを、ますます自分の将来に自信が持てなくなるような気もしています

比較はできませんし安直に言えることでもありませんが、自分も生きづらさは感じています

性格がどれくらい遺伝するのかはわかりませんが、子どもを一人の人として、

なるべく自分と対等な存在として、リスペクトができるような親になりたいです。

Permalink |記事への反応(0) | 22:48

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高市シンパの方々はこの期に及んで学会員の事をSNSで軽んじてらっしゃるけど、

誰よりも選挙に足を運ぶ人たちを公の場で揶揄したことの報いを受ける未来が見えてないのだろうか

連立の公明党執行部に猛反発していた旧婦人部がこの流れで再組織化されたら保守系は苦しいどころではない

Permalink |記事への反応(2) | 22:09

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grdgsのブックマーク

減税敢行し大インフレ大円安招いて責任取らされるか、日和って支持者にバッシング受けるかで八方塞がり / Fuggi 立国は基本政策とっくに合意しており、これをなしにする方こそ無責任。ゼロイチでは政治は動かないのだよ

今自民につくと損だからと節操なし。「政策違うからやらない」と「やるから政策変えろ」の区別つかない盆暗が多いが。なお立国は4月に政策合意済みで、なかったことにするのは高市と同レベル。政治は妥協・調整だぞ

立民が野田指名ならウヨ達は「立民は自民から政権を奪う気がない!玉木を首相に指名すべき!」と喚いたことは火を見るより明らか / なお基本政策は立国で合意済み

立憲は野党をまとめる気がない・政権とる気がないと攻撃した連中見事なダブスタ / 公明も原発新増設認めず / なお基本政策は合意済 ごねる民民が卑怯で愚劣・惰弱なだけ



anond:20251011144738

でも立憲と民民は今年基本政策では合意してるんで基本政策ではない「178万円」を通すってのを飲んでもらってるだけでも十分なんだよね

いきなり玉木が「考え方が違う」とかいい始めたのがおかしな話なんだよね






この3つのグループ連合立憲民主党国民民主党)が話し合ったことは、「国のあり方」について、「こういう方向がいいね」という考え方の話であって、じっさいに何をするか(具体的な政策)を決めたわけではありません。

この話し合いは、ことし7月にあった「参議院選挙日本のみんなで国会議員をえらぶ投票」で協力するためのものです。

まり選挙ときに力を合わせるという意味はありますが、いっしょのグループになって国を動かす約束ではありません。

今は、ユーチューブSNSなどを通して、小さなおともだちでも政治に関心を持つ人がふえています

それはとてもすばらしいことです。

でも、ネットの中には、まちがっていたり、わかりにくかったりするお話もあります

からこそ、まずは学校でのお勉強をたいせつにして、社会のしくみやニュースの読み方をしっかり身につけていきましょう。

そして、もしわからないことがあったら、お家の人や先生など、信頼できる大人に聞いてみることが大切です。

さな気づきや「なぜだろう?」という気持ちが、未来日本を考えるだいじな一歩になりますよ!

連合・立憲・国民は基本政策の合意文書がある!ではなぜ立国は連立政権を組めないの?|Utoka

両党には憲法原発政策などで隔たりがあり、玉虫色合意となった。

憲法改正は「国会における論議には積極的に参加」と具体論を盛らず、エネルギー政策では「原発」との文言を避けながら「低廉で安定かつ低炭素エネルギーシステム確立する」との表現にとどめた。



「あの合意文書は確かに連合を介してできているが、肝心の平和安全法制について違憲かどうかとか、原子力発電所を動かすかどうかについて大事なところは、合意しないということを合意している。だから、今私が求めているものとはレベルが違う」と述べ、政権を共にする場合は、さら国民民主党の主張に沿った政策合意必要だとの認識を示した。

【速報】国民・玉木代表 石破政権下での物価高対策も排除せず 早期実行訴える 立憲との連携には安保政策の一致を要求|FNNプライムオンライン




10/12追加

taitoku 組めない政党と基本政策合意する国政政党があるらしい。連合に面と向かって言ってきなよ。

quick_past さすが風見鶏。既にお互い政策路線にほぼ合意していたことすら、忘れていらっしゃるか?

grdgs 基本政策合意済 榛葉は自分選挙で立憲に協力させ裏切る卑怯者。政策本位なら関係ない部分の違いは飲み込んで動くのが政治。民民はガバナンスなく、政策よりパフォーマンスの党

rainbowviolin半年前に立民と合意してたよね。参院選前に山尾志桜里立てた時も、すぐに手のひら返してたな。玉木TACOり過ぎでは?

mame_3 立憲・国民連合の基本政策合意というのがあったはずだが。連合とも手を切って自民と組むと腹を決めたのだろうか?

nP8Fhx3T参院選前に基本政策合意してんのに何言ってんの?政党間の合意反故にするって事?こいつのどこが一貫してんだよ。

erererererr野田に「でもおたく、うちと基本政策合意したじゃん」で論破されてるのにまだ言うの本当に哀れだなwブレてないとかい擁護アホすぎるでしょw 正直に「今は総理大臣やりたくない」とはっきり言えばいい

[B! 国民民主党] 【速報】首相指名、立民と組めないと国民・玉木代表

これは酷い……




10/14ブコメ返信

soramimi_cake アホみたいな言い訳してるけど、それだと連合・立民・民民(特に、今になってあの合意政権政策を含まないとか言い出してる民民)は参院選有権者・支持者を欺いたことになるんだが?



意味不明なので、朝日新聞報道でも政権運営にまで踏み込めるような合意とは全く見なされていないことを踏まえて、意味が通るよう具体的に根拠を述べてください

「両党には憲法原発政策などで隔たりがあり、玉虫色合意となった。立憲は連合後ろ盾に、夏の参院選候補者調整を進めたい考えだが、支持率好調国民民主は積極擁立の構えを崩していない」

なお、立憲民主党合意後に出した政策集2025において

「現行の安保法制については、立憲主義および憲法平和主義に基づき、違憲部分を廃止

「あらゆる政策資源を投入して、原子力エネルギー依存しない原発ゼロ社会を一日も早く実現」

「すべての原子力発電所の速やかな停止と廃炉決定」

としており、安保エネルギー政策で大きな隔たりがある党と政権を共にできないという国民民主党スタンスは「今になって」ではなく1年前から一貫しています

Permalink |記事への反応(2) | 16:08

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2025-10-10

訳アリの子就職指導をしていた


かつて公立高校教師をしていた。何年も前に辞めて、今は別の教育業に従事している。その頃の思い出が脳裏によぎることが最近よくある。どこかで書いたら心の整理がつくのではと思った。

なお、この日記身バレ防止のために、ChatGPTにお願いして文体を変えている。鼻に付く文章があれば申し訳ない。

これから書くのは、最後に赴任した高等学校でのことだ。実は普通高校ではない。訳アリの子が通うための高校だった。

いわゆる、事情がある子というのがいて、全日制の高校に進学するとか、通い続けるのが難しい。そういう子が通うための学校である。仮にポジティブ学園としよう。

3部制を採用していて、午前・日中夕方以降の3つのから自分にとって都合のいい時間帯を選んで履修できる。早い子だと、普通高校生のように3年で卒業する。

制服私服か、自由に選ぶことができる。アルバイトができるし、メイクピアスも全て大丈夫。髪染めもOKで、ピンク青髪学校に通う子もいる。

ここに来る前、私は全日制の高校にいた。地元では人気のあるところだった。毎年冬にある推薦入試の倍率は20倍を超える。そういう学校である人口だと約40万人が在住する地域だったが、その中でもトップに近いところだった。

真面目な生徒たちに囲まれてたと思う。彼らは偏差値の話もしていたけど、それ以外にも部活動とか友達との交流とか、文化祭体育祭など、とにかく人としての「生きる力」というか。そういうのに溢れていた。

当時の私は、まだ30代のヒラ教師だった。それが高校生のあるべき姿だと思っていた。学業が一番で、余った時間部活動その他の自己を高める活動に取り組むのだ。

だが、ポジティブ学園に赴任して、現実を思い知らされた。自分がこれまでに教えてきた生徒らは、いわゆる上澄みというやつだった。毎日学校に通学して、学業部活動趣味に打ち込むことができる時点で、高校生としては相当できる方である



今でも思い出す。ポジティブ学園に通う生徒らは……教室の隅でうつむく子や、理由をつけては学校を休む子。授業など聞く気すらない子、授業中に堂々を飲み食いする子。なんというか、彼らには当時の県教委が教育の柱としていた理念ひとつ、「生きる力の醸成」が通用しなかった。

そうした生徒たちに、私は何もしてやれなかった。何をしたらいいのか分からなかった。ただ毎日教科書に従って授業を進めるだけ。彼らに対して指示や指導をすることはあったけど、そもそも内容を理解できてるかも怪しい。

一応、入学試験はあるのだが、実質的に全員合格させるスタイルだった。普通高校に行けない子――そういう子のための最後の受け皿としての役割を、ポジティブ学園は担っていた。

最初に話したとおり、ここは「訳アリの子」が通う学校である不登校経験者とか、昼間は家業を手伝う子とか、家計を支えるために夜働いている子。様々な事情を抱えて、全日制のレールから外れることになった生徒たちが、自分のペースで学び直す場所だ。

赴任の初日、当時の校長は私に言った。「ここは、生徒たちが『それでも学びたい、高校生をしたい』と選んでくれた場所です。先生の役目は、彼らの気持ちを全力で応援することです」ってさ。

さっきと矛盾するようだが、生徒たちはひたむきだった。普通高校生と一緒で、やる気のある子はいるし、そうでない子もいる。昼間の授業中、うるさい教室の中でも真剣ノートをとる生徒とか。放課後になると、「じゃあ働いてくる~」といった感じでアルバイト先に向かう子もいた(ほぼ金髪の子だった)。

夜間部教室だと、疲れ切った顔で教科書と向き合う生徒もいた。全日制の「普通」とは違うけれど、彼らには彼らの「普通」があった。

赴任してから次の年度、就職指導担当することになった。人生経験である。私は民間企業で被服の営業仕事をしていた。泥臭い仕事を約十年やっていたということで、白羽の矢が立ったのだと思われる。

通信教育高校教諭の免状を取った

これまでの学校では就職する子や、専門学校に行く子は稀だった。仮にいたとして、実際なんの指導必要なかった。受け入れ先の企業も「なんでこの学校の子が……」といった顔パスに近い扱いだった。

此処では、むろん一筋縄はいかない。

履歴書の書き方一つとってもそうだ。社会人でいうところの空白期間不登校だったとか、全日制の高校を中途退学したとか、中学卒業してからフリーターだったとか、あるいは何もしてなかったとか。

そういう経歴を書く場面になると、彼ら彼女らは詰まってしまう。無理もない。これまで何度も、そのことで心を痛めてきたのだから

私は履歴書を読み直す度に、「君の経験無駄じゃない。乗り越えた証拠なんだ。学校、来てるじゃないか!」と声をかけた。最初は疑いの眼差しだった生徒たちも、次第に心を開いてくれるようになった。心を開いてくれない子もいたけど、それは致し方ないのだ。

私は教師から、「いつかは通じるはず。別に今じゃなくても、数年後だっていい」と思って就職指導をした。



秋のある日。就職関係イベントがあった。「○○圏域 企業学校交流会」みたいな名称だった。これは、企業学校大学専門学校高等学校専修学校その他もろもろ)のそれぞれの担当者が各ブースで話し合いの場をもつというものだ。

企業から採用担当者が、学校から就職支援担当者が出席する。参加団体企業だけでも100社を超えていた。学校からは、その地域学校という学校はほぼすべて出席していた。

ここに、私と校長の2人で出かけた。目的は、企業の方々にポジティブ学園を知ってもらうこと。うちの学校にはただでさえ偏見が多い。少しでも解きほぐす必要がある。

たくさんの企業ブースが立ち並ぶ中、それこそ時間が許す中、多くの企業ブースに足を運んだ。校長自らが話をしていた。約十分ごとに挨拶から始まって、学園の概要説明、どういう子がいるかや、これまでの就職実績など。

そして、いつも最後に、「わが校には、難しい状況にある子が通っています。それは事実です。そういう状況でも、彼らは自分の道を切り開く努力をしています面接の際に見かけましたら、どうぞよろしくお願いします」と相手企業に伝えるのだ。

企業の反応は……まあ、社交辞令みたいな感じだった。「わかりましたよ、でもうちの会社採用対象かどうかはねぇ」という表情だった。

そういう反応になるのも無理はない。ポジティブ学園は、県道沿いの大きな平地にある。昔は地域伝統校が鎮座していた。少子化で別の学校合併になり、校舎が空いたところに県教委がポジティブ学園を創設した。

例えば、毎朝の登下校時、いや昼以降の登下校時でもそうなのだが……校舎前の県道には、ダボっとした私服で、髪を染色していて、ひと昔前の不良漫画(今時でいうと薫る花は凛と咲く)の雰囲気を漂わせた未成年闊歩している。初めてその光景を見る人からすると、「そういう高校なんだ……」という感想になる。

から企業担当者がうちの学校に対してそういう態度になるのは、ある種の必然だと思っていた。偏見を持たれてもしょうがないって、当時30代半ばだった自分は感じ取っていた。

そうでない企業もあった。社交辞令とかじゃなくて、真剣こちらの話を聞いてくれる。というか、むしろ聞きたいという恰好で話に臨んでくれる。

半導体装置を作っている会社がそうだった。その時も、校長は満面の笑みで相手方の採用担当者に熱心に話をしていた。

「○○さんは、福山代表するハイテク企業でいらっしゃる。我が校にも理系の才能を持つ生徒がたくさんいるんです。どうか、偏見なく見てやってください」

そしたら採用担当者は、少し戸惑った表情になって、「私達を馬鹿にしないでください。もちろんですよ(^^)」と答えてくれた。



それから数年か後のこと。ポジティブ学園の進路実績だが、創立当初からずっと変化はなかった。大学学者だと地元にある限りなくボーダーフリーに近いところか、地元専門学校地元民間企業だった。そもそも、ここまでたどり着ける子自体が少ない。入学した子のうち1/3以上は中途退学してしまう。

その年のことはよく覚えている。3年生に1人の生徒がいた。名前は仮にケンタとする。プログラミングが好きな子だった。授業中も休み時間も、ずっとPCの画面とにらめっこしていた。授業中にも堂々と副業的なことをしていたが、単位は取っているので見逃していた。

ケンタは、数学情報処理の成績が抜群だった。数学問題でも、いつの間にか自分勝手アレンジして、勝手問題を解くようなプログラムを組んだこともあった。

それを友人に共有しようとしたが、難しい様子だった。能力・興味的な部分もあるし、自分だけのノートPCを持ってる子が少ないのもある。

ケンタ中学校の時は不登校だったらしい。原因は、特定の誰かからいじめられたわけではなく、「教室という空間がなんか違うと思った」からだと言う。

大人だったら「息苦しい」ということになるのだろうか。全日制の高校には行きたくないと、自らこの学校を選んだ。

私は、彼の才能を埋もれさせてはいけないと思った。彼とは幾度となく話をしたけれども、ただ生きにくい性格であるだけで、才能はあるのだ。

私は就職戦線が始まる直前にケンタを呼んだ。「この会社を受けてみないか?」と誘ってみた。さっき上の方で話した半導体装置会社である半導体以外にも、ディスプレイ機械制御装置も手がけていた。

当時はローカル企業だったが、それでも市内で知名度はあった。

ケンタは驚いたような、呆れたような様子だった。「知らない会社ですけど、半導体には興味ありますけど、無理だと思います」と言ってた。

「お前はできる。この会社理系の才能を求めてるし、才能を正当に評価してくれる」

と言うしかなかった。実際、私の出身地域では評判の高い企業だったし、2025年現在では全国的知名度のある企業にまで成長している。

強引に進めるしかないと思った。何しろケンタ卒業後の進路を決めてなかった。とりあえず先延ばしにしている印象だった。

そこで、ケンタをどうにか説得して、彼の履歴書添削して、推薦状も書いた。履歴書には、不登校だった過去も、ポジティブ学園を選んだ理由も正直に書かせた。彼のプログラミングに対する情熱を備考欄にこれでもかというほど書き連ねるようにした。

面接練習ときケンタは口ごもることが多かった。相手の目を見て話すことが苦手だった。コミュニケーションが苦手なタイプ。正直、公式な場での会話が難しい子だと思う。

けれど、たどたどしい感じになっても、自分の思いはちゃんと伝えてくる子だった。

大丈夫だ。プログラミングの話になったら、お前はきっと大丈夫

AtCoderで最高位に近い色だった

私はそう言って、彼を送り出した。自分には確信があった。あの会社は、肩書き学校名じゃなくて、実力で人を判断する会社だと。あのイベントの時、うちの校長言葉に耳を傾けてくれたんだって



約一か月後、職場電話がかかってきた。あの会社採用担当からだった。胸がざわついた。

以下、話の内容である言葉の感じも、当時の手帳を元に大体そのままにしてある。

「あの、ケンタ君の件で、社内で検討を重ねた結果、今回は採用を見送らせていただくことになりました」

「なぜですか?」

プログラミングスキルは、正直高いです。うちの主任技術者も高く評価しました。ただ……」

 ※この時私は、苛々とともにペンをカチカチしていた

「ただ、入社後のサポート体制を考えた際にですね。彼が当社の環境に馴染むことができるか、という点に懸念が残りました。不登校経験があるということも、正直に申しまして、入社後のメンタル面のリスクを拭い切れませんでした」

「それは、偏見ではないのですか?」

言ってしまった!と心の中で後悔した。先方の声が少しだけ硬くなった。

「そう言われても仕方ないかもしれません。しかし、会社事情があります。我々もギリギリまで議論を重ねました。安易気持ちで彼を採用して、もし彼が再び辛い思いをすることがあれば、それはお互いに不幸です。今回は本当に申し訳ありません」

電話が切れた後は、多分……しばらくボーっとして、職員室の椅子に座ったままだった。

あの時はこう思った。やっぱり、ポジティブ学園の子はそうなんだ。どんなに才能があっても、過去レッテルから逃れられない。あの日イベントで抱いた期待を裏切られた気がした。

だが、その後の日々で、冷静になって考えてみた。

採用担当者の言葉に嘘はなかった。彼らは、私が抱えていた不安を彼らなりの言葉で伝えてくれただけだ。

採用すれば良いというわけじゃない。無理に引き受けて、彼の心の傷をさらに深くしてしまうかもしれない。

そう考えたとき、彼らの不採用という決断は、ある意味、生徒のことを真剣に考えてくれた結果なんだと思った。

しろ偏見だと決めつけて、彼らに向き合わなかった私の方が……傲慢だった。

ケンタ不採用の知らせを伝えると、しばらく沈黙が続いたっけ。

「そうですよね~僕みたいなのが、あん会社は無理ですよね」ってケンタが言うと、心にグサッときた。

「ごめん」としか言えなかった。生徒に謝る事態なんて、教師として三流以下だと思った。



ここまでがポジティブ学園での思い出であるそれからケンタは、遠方にあるコンピューター専門学校に進学した。私が様々な方向性提案して、ケンタと話をした結果、彼が自ら考えて決断したのだ。

ケンタ高校卒業して、何年もの月日が経った。最初のうちは、メールで年に何度か近況報告をもらうこともあった。プログラミングがやっぱり楽しくて、大会にも出場しているといったことだった。

やがて、やり取りをすることもなくなった。それは彼がナニカに集中するようになったからでは、と心の中で期待していた。やがて、ケンタのことを思い出すこともなくなった。

ある日、一通のメールが届いたのだ。ケンタから。内容は、就職先の内定のことだった。「報告があるのですが、○○(※あの半導体会社)に内定をもらいました」という端的な文章だった。

「うわっ!」と、思わず声を上げてしまった。その端的な文章の下に、いろいろと書き連ねてあった。彼らしく、無駄が一切ない文面だった。

要約すると、専門学校就職インターンシップに申し込む際、事前説明会があったとのこと。参加した時、人事の方に「ケンタ君だよね?ポジティブ学園の」と声をかけられたという。

「あの時の採用担当者の方が僕のことを覚えてました。『あの時よりも自信に満ち溢れている』って言われました。」

メールを読みながら、涙が止まらなかった。

専門学校で、僕はプログラミングスキルだけじゃなくて、コミュニケーション能力も、人との関わり方も学びました。飲食店アルバイトしました。おかげで、あの時よりも、面接自分言葉でしっかり話すことができたんです。あの時、もし会社に受かっていたら、僕は挫折していたかもしれません。…(中略)…でも、先生が僕の可能性を信じてくれたから、僕を諦めなかったから、頑張ることができた。本当に、ありがとうございました」

キーボードを触りながら、返信しようと思いつつも、手が震えてうまくできなかった。

私はあの時、半導体会社偏見判断した。ポジティブ学園の子から、そういう目で見たんだろうって。そして、生徒の可能性を信じきれず、不採用という結果に囚われた。

でも、本当にケンタに向き合ってくれたのは、彼らの方だった。再認識させられた。成長したケンタを、あの人達は今度もまたちゃんと見て、採用という判断をしてくれた。それだけだ。



ここで結びにする。

あの学園にいた時は、生徒たちの「訳アリ」の部分に目がいってしまうことがあった。でも「訳アリ」なのは過去物語によって起きた結果にすぎない。彼らは皆、自分人生を懸命に生きている。できる子がいたし、できない子もいたけど、未来に向かって進もうとしていた。

私はもう学校教諭ではない。けど、あの頃は就職指導先生としてだけじゃなく、人として彼らの未来を信じて背中を押し続けたつもりだ。

自分応援団のひとりに過ぎないと思っていた。でも、応援された生徒は、やがて自分未来のことを考えて、切り開こうとチャレンジする。そういう人になってほしいと願っていた。

今は、別の形ではあるけど、若い人にものを教えている。学校と違って、純粋に実務上の知識技術を教える仕事である

これからも、誰かの未来応援し続けようと思っている。それが、訳アリの子就職指導をしてきた、自分にできる使命なんだと思ってる。

Permalink |記事への反応(2) | 20:45

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2025-10-09

anond:20251009095202

「経路を絶つ」って言葉意味わからんけど「経絡を絶つ」って表現があるからそれに関係ある(影響を受けた)造語なんちゃう?知らんけど

AI様は述べていらっしゃる

Permalink |記事への反応(0) | 09:54

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2025-10-08

anond:20251008031747

まさかまさか千万頭もいる野良猫を全部里親が引き取ってると思ってらっしゃる?TNRが野良猫繁殖力を上回っていると?

Permalink |記事への反応(1) | 03:25

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リベラルの皆さんは排外主義が広まっていると言うが

保守派への支持が高まっている原因は経済的あるいは治安への不安だと思うのだが、どんだけ安全環境にいらっしゃるの?それともリベラリズムは儲かるの?

Permalink |記事への反応(3) | 01:17

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2025-10-06

ゴミ袋を見つめて思うこと2

ゴミ袋を見つめて思うこと」を書いたものです。

たくさんのコメントを頂き、驚くと共に、客観的意見が聞けてとても嬉しいです。

皆さまありがとうございます

コメントを踏まえ補足させて頂きます

「どの程度他の家事やってんのって気になる。」

家事どのくらいやってるんだろう。」

→平日はほとんどしていません。ゴミ捨てのみです。

休日は、

風呂掃除トイレ掃除、買い物、洗濯物畳み、アイロン掛け、昼食用意(休日のどちらか)

になります

妻と比較して少ないと自覚しており妻には感謝を伝えています

(伝え過ぎると「わざとらしいんですけど」と言われるので、頻度は調整しています)

年収は私:妻=10:1程度です。


「手が汚れるってなんだ?」

手袋をしてゴミ出しすれば?」

「手なんか洗えばいいんじゃないのか」

→手を洗えばいい、というのはその通りになります

濡れたティッシュ、髪の毛、掃除機のほこりなどに触りたくない、という単なる私の好みの話になります

ただ、そのストレスを感じる位ならお金解決したいな、私の仕事範囲だし。と考えていました。


「まあゴミ出しが増田仕事なのなら、タイミングを決める権利増田にあるのは当然で、それに文句を言ってくるのはおかしいと部外者は思います

「俺の仕事に口を出すなで済む話やん」

文句あんならアンタがやりなされ、ワシがやる時はワシの基準でやるわというのが姿勢としては正しい。」

 →私もそう思います

ですが、妻の理解を得るのは難しいとも感じます

多分「そういう考えも分かるけど、ちょっともったいないとか思わない?小さいことの積み重ねだよ。」

と言われるかなと思います

それに対して私が、「それも分かるけど、俺の役割なので、俺のストレスの小さい方法でやるのはダメかな」

⇒「すぐそうやって、言い訳する。分かったって言ってやってくれたらいいじゃん」

となるかなと思います

多分これまでの積み重ねですね。

妻は論理で責められたと感じ続けてきたのかもしれません。


根本的な夫婦関係改善必要なのでは。」

「語られるエピソード以外のことがある。」

「妻はごみ出しに不満があるんじゃなくて、本音は別のところにあるんだろ。」

「この増田ゴミ袋のことだけを言ってるんではないんだよ。」

→おっしゃる通りです。私もそう感じています

 このエピソードは私から見える景色ですので、妻側から見える景色は全く異なると思います

私は、冷静に論理的に話をする、相手意見尊重するということに重きを置いてきました。

自分意見は正しいと思っていますが、それはあくまで今自分が思っているだけなので、

相手意見を聞いて自分意見を変えたいと思っており、そのために会話をするのだと思っていました。

また、論理はただの論理なので、論理的には正しいが感情的には違う、という場合には基本的感情を優先します。

(夫婦関係においてはそうします。仕事においては逆ですが。)

そういった価値観のため、私が話した後に、妻が話さな場合

「納得してくれたのかな」、「意見を言うか言わないか迷うレベルなのかな」

と思っていました。

妻が何か言いたそうにしている場合は、

「まとまってなくても、なんでもいいから何を考えているか聞かせて欲しいな」

と声を掛けることもありましたが、

私に有利な落とし所に落ち着いた場合に、「まぁいいか」と済ませてしま場合もありました。


「二人で決めたルールには従うが、一人で決めたルールには相手は従えない場合もある。それが嫌なら相手に求めず自分でやることにしよう」

ありがとうございます。とても腑に落ちました。

 この内容を優しく妻に伝える器量が私には足りなかったことが分かり希望が持てました。


「ちなみに怒るのはストレス発散にはならないのでそこは履き違えない方がいい。」

コメントありがとうございます。履き違えていました。

 というか、妻の怒りに耐えるための理由付けとして履き違えてでもそう思わないとやってられなかったのかもしれません。


「いきなり出てくる洋子が笑いポイントかなと思った」

→半分本気、半分狙いです。

 今回の内容は、個人的愚痴として個人メモに書いたものをアップしたらどうなるかなと思ってアップしてみました。

 メモは全て妻の本名で、アップする際に修正しました。

 アップした後、確認のためにページ内検索をしたら2か所に本名が残っていたので「あぶねー」と思い修正する時に、

 一つ残してみようかなと思い「洋子」にしてみました。


ゴミ増田担当(?)なんだから、妻がやってくれたなら「ありがとう!」で良いんだよ。考えすぎんな。」

ありがとうございます。気付きませんでした。

 自分視点相手視点で往復して考え過ぎて、見逃していました。

 たしかに、やってくれた→「ありがとう!」 で済む話ですね。

Permalink |記事への反応(3) | 14:12

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2025-10-05

anond:20251005212722

おっしゃる通り、本当に無能なら勤まらない。大学機械科程度の知識は無いと話にならん。まあ無きゃ無いで社内研修いくらでも有るけど。

地元採用もほぼ高卒現場職で大卒が居ない、都市部大卒地方勤務を嫌がる、という具合。

Permalink |記事への反応(1) | 21:46

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2025-10-04

anond:20251004170611

うまいことおっしゃる

Permalink |記事への反応(0) | 17:09

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anond:20251004015602

アライさんは心が広ういらっしゃるからなぁ

時には当事者なんてどうでもよくなるほどの心の広さなんじゃ

Permalink |記事への反応(0) | 16:37

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子育てネタに噛み付くこどおじこどおば達

SNS育児ネタ、やたらと炎上するよな。

今日も、手に入らないおもちゃ折り紙で作ってあげた!みたいなやつに、私それ子供の頃されて嫌だった!!って感じに炎上してたけど。

子育てしてない、こどおじとかこどおばは中身が子供から子供気持ちがわかってるつもりになって、叩きに来るんだよな。

育児ことなんて全然からないのに、自分がされて嫌だった!!!!ってだけで説教できると思ってらっしゃる

別に何罪でもない、どうでも良いことをさも重大なことのように叩きまくる…

それで世の中の子供を救った気になって気持ち良いんだろうな。

そんなに子供のために何かしたいなら寄付するとか色々こうあるだろ。絶対しないんでしょうけど。

しょうもないことで叩いて子持ちの親に説教して良い気になってるの、コンビニ店員とかに説教して教えてあげたってドヤ顔してる老人と同じなんだわ。

まあ勝手世界を救った気持ちになっていらっしゃるんでしょうね、おめでとう。

Permalink |記事への反応(1) | 10:39

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