
はてなキーワード:かってに改蔵とは
特徴
各話で主要人物が登場する(またはそれに準じる)際に、ページ4段ブチ抜き画法で人物を描く。これはデビュー当時からの特徴であり、ヤスが作画を担当している『じょしらく』でも同様の描写が踏襲されている。弟子の畑健二郎も初期に使っていたものの徐々に使用頻度は減っていった。
『改蔵』から『絶望先生』まで続く画風に関しては、キャラクターや衣装、構図などのデザインにおいて、漫画業界内、さらには『改蔵』公式ファンブック『かってに研究しやがれBOOK』(以下『ファンブック』)で雑誌「ファッションニュース」編集長の向千鶴からも高評価を得ている。編集部内で話題になった現実世界のファッションを何週か後に『改蔵』内で名取羽美が着ていたこともあったという。
「どよんど」「にょんたか」など、独特の擬音を作中で織り込むことでも知られ、特にメールを打つ際の擬音「めるめる」は『かってに改蔵』内で「著作権フリーなのでどんどん使ってください」と宣言して以来、漫画家の間でも広まっている。
特に『絶望先生』ではやや政治的なネタも見られるが、それは思想の押し付けではなく、久米田は「(喜劇としての)漫画が説教臭くなったらおしまいだ」と『改蔵』作中で登場人物に述べさせ、インタビューでも「その時々の報道内容をネタにしているため、思想が一定しない」旨の発言もしている。
執筆方法
『行け!!南国アイスホッケー部』後期にスクリーントーン処理に関してMacを導入して以降、次第にパソコンに頼る部分が多くなり、『かってに改蔵』以降は全工程においてパソコンを使い執筆している。なおパソコン本格導入の背景には『ポカポカ』から『改蔵』に至る間にそれまでのアシスタントが独立することになったこともあると『改蔵』コミックス等で述べている。
「さよならを教えて」と同じじゃん。
もしや「かってに改蔵」の方が先だったのでは? と思ったけど、
| さよならを教えて ~comment te direadieu~ | 2001年3月2日発売 |
| かってに改蔵(最終話) | 週刊少年サンデー2004年34号 |
「さよならを教えて」の方が先か。
「かってに改蔵」の最終回を高く評価している人は、「さよならを教えて」を知らないのだろう。
なんとも嘆かわしいことか。
ちなみに「かってに改蔵」の作者の次回作は「さよなら絶望先生」。
『さよなら』でダブったのは偶然か?
まあ、なんだかんだで「かってに改蔵」は面白かったから「さよなら絶望先生」も読んでみるか。
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モーニングだけブコメ少ないぞ!まあタイトルが統一されてないのが悪いが……。
さあサンデーだ。1959年創刊、65年の歴史からたった10作選ぶなんて無茶だ。しかし無茶をやる。批判歓迎!
◇
•現代のギャグ漫画はここから始まったといっても過言ではない。60年代前半、サンデーは日本一の雑誌だった。その時の三本柱が『伊賀の影丸』『おそ松くん』『オバケのQ太郎』。牧歌的なユーモアから狂騒的なギャグへ。赤塚不二夫は世界を変えた。なお'67年で一旦終った後もまた続くのだが説明がややこしいので省略。
◇
•今読むとQちゃんのおおらかさとのどかさに癒される。FとAそして石森章太郎の合作。サンデー以外にも学年誌に連載された。この連載形式は『ドラえもん』につながる。藤子不二雄、特に藤子・F・不二雄は週刊少年サンデーの創成期の功労者であり学年誌の守護神でありコロコロコミックの創造主である。小学館にとってこれより重要な漫画家は他にいない。
◇
•サンデーの楳図かずおは『おろち』も『まことちゃん』も名作だがこのノンストップサスペンスを選んだ。読んでいると続きが気になって気になって仕方がない。特に主人公の母親の狂気と紙一重の行動力には圧倒された。最近フランスでも翻訳され評判になっているようだ。
◇
•70年代の暗いサンデーの代表格。マンガの中の学園が魔境になったのはこのあたりからだろうか?雁屋哲の何考えてんだかわからないデタラメな展開と池上遼一の美しい絵がぶつかって異様な迫力を見せる。
◇
•説明不要。説明不要だということが偉大さのなによりの証だ。アニメOPは「DancingStar」推し。
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•野球マンガの達成として評価するなら『H2』だろう。今の目で見ると最高傑作は『クロスゲーム』かもしれない。しかしあだち充の一作を選ぶとなるとやはり本作だ。ありま猛『あだち勉物語』を読むと、達也と和也はあだち兄弟を投影しているのかもしれないと思えてくる。「達也はそんな男じゃない」
◇
◇
•国民的、いや世界的メガヒット作。本作が凄いのは、志の低い二番煎じが本家を追い抜いてしまったことだ。マガジンの『金田一少年の事件簿』を他誌も後追いするが死屍累々、本作とマイナー誌の『Q.E.D.-証明終了-』が生き残った。モブから大出世した高木刑事と佐藤刑事、パロディキャラが大化けした安室透と赤井秀一、今年になってやっと恋人同士になった平次と和葉などキャラクターの成長が人気の秘訣。そういえば『Q.E.D.』の燈馬君と水原さんも今年になって……。
◇
•お世辞にも完成度の高い作品とは言えない。いきあたりばったりでツッコミどころが多い。だがコナンと本作が無かったらサンデーはとっくに休刊していたかもしれない。長い暗黒期を支えてくれた大恩人。続編『MAJOR2』は2015年から連載中。
◇
•生まれたと同時に古典になる作品というものがある。第一話を読んだ時の感動を忘れられない。あれだけでも充分名作だった。しかし本作は更に高みへと昇ってゆく。今日本で一番面白いマンガ。サンデーの長い夜は明けたのだと信じよう。
◇
さてこの10作でいいのだろうか?実はよくない。なぜなら私が最も好きなサンデー作品は『機動警察パトレイバー』だからだ。本当は『MAJOR』を外したい。しかし『パトレイバー』がなくても今のサンデーはあるだろうが『MAJOR』がなかったら今のサンデーはなかったかもしれないのだ。サンデーにとって重要なのは『パトレイバー』より『MAJOR』だ。
やはりいくらなんでも10作は少なすぎる。もし20選だったら次の10作も入ってくる。
•山田風太郎と白土三平の影響があからさまだが日本一の立役者。
•『あしたのジョー』とは正反対の設定にすることで梶原一騎の破滅の美学を振り切った。この姿勢は実にサンデーらしい。
•剣道マンガの金字塔。この緻密な絵で週刊連載とは、と改めて驚く。
•新谷かおるの魅力をどう伝えればいいのだろう。忘れられつつあるのではないか?無力感に襲われる。
15.機動警察パトレイバー(ゆうきまさみ)1988-1994
•一推し。あのなんともいえない空気感、ギャグからシリアスへの呼吸、理性的な議論、先進的なジェンダー描写、全てが好きだ。
•「サンデーらしさ」なら本作が一番ではないだろうか。
•同じヤンキーギャグでもサンデーでは本作になりマガジンでは『カメレオン』になる。これが雑誌の空気の違い。
18.GS美神極楽大作戦!!(椎名高志)1991-1999
•二推し。GS試験編〜香港編がギャグとアクションのバランスがよく一番面白かった。
•さいとう作品は本作と『雲盗り暫平』が好き。
•80年代にしか成立しなかった物語だと思うとなんだか切ない。
26.ガンバ!Fly high(森末慎二、菊田洋之)1994-2000
•編集者の所業を考えるとこの枠で名前を出すだけで失礼なのかもしれないが、傑作。
30.銀の匙 Silver Spoon(荒川弘)2011-2019
最後に。もし50選になっても入らないだろうが、浅山わかび『ラストカルテ-法獣医学者当麻健匠の記憶-』を紹介したい。静かな感動が押し寄せてくるマンガだ。この大傑作が大ヒットせずアニメ化もせず連載終了したのは正直悔しい。いつかアニメになるよう願っている。
・確かに皆川亮二は入れるべきだった。『ARMS』を入れて『結界師』を外すか……。
・島本和彦は入らない。本人のキャラクターと『アオイホノオ』の影響は大きいが『炎の転校生』自体は小粒な佳作で、こうしたオールタイムベストに入れる性格の作品ではない。
Permalink |記事への反応(20) | 18:11
2004年の東京ゲームショウで『双恋 -フタコイ-』のスペシャルステージが開催された。
堀江を含むキャスト達がステージに上る姿に興奮したファンの歓声をなるべく正確に書き起こそうとした結果がこれである。
歓声と奇声が飛び交った!メインステージで『双恋』イベント開催
最初はそれぞれの愛称を叫んでいたファンたちも、「ほっちゃーん! ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!」や「ひろみさーん! ひろみひろみひろみ! アーッ!! ああーっ!!」と本能の趣くままに声を上げ始める。
全体的に冷静な文体で書かれた記事の中に突然紛れ込む奇声の再現が非常に異質だったことがネット上でウケてコピペネタとして定着し、現在も彼女に声援を送る時の一種の定番ネタとして愛されている。堀江由衣本人も認知済みである。
なお、この事は堀江と声優ユニット「やまとなでしこ」を組む田村ゆかりの知るところとなり、『自分にも似たようなものはないのか?』と求めたところ、ファンの有志達によって『ゆ、ゆーっ、ユアアーッ!!』というコールが作られた。
シャフト作品では度々ネタにされ、2005年のぱにぽにだっしゅ!13話の文字ネタで早速登場。その後もさよなら絶望先生やかってに改蔵のラジオでネタにされていた模様。物語シリーズの劇場版傷物語Ⅱにて、堀江由衣演じる羽川翼が、履いていたパンツを主人公阿良々木暦に渡すと、そのパンツから「ホアーッ」っという文字が…。
2022年放送のアニメ版『最近雇ったメイドが怪しい』において、堀江由衣は五条院つかさ役を演じているが、第3話劇中のある場面において「ホアアーッ?!」と悲鳴(奇声?)を上げる場面があったことからネタにされた。
全然関係ないが「ホアーッ!」は『namco×CAPCOM』作中チートクラスの忍者 翔の掛け声としても有名。
「これぞ、武神流……」
https://anond.hatelabo.jp/20220510105802
個人的にショッキングだった唸らされた作者は天才だと感じた作品を列挙する。
発想が凄い作品と完成度が凄い作品と両方が凄い作品がごちゃまぜ。
なお偏食なので、有名どころでも読んでない漫画が多いのであしからず。
30もやしもん
26魔法陣グルグル
25ギャグマンガ日和
22苺ましまろ
2120世紀少年
19バクマン。
18かってに改蔵
16動物のお医者さん
15ふおんコネクト
14沈黙の艦隊
13魔法少女リリカルなのはMOVIE1st THE COMICS
9よつばと。
4 昴
2レベルE
多分「風の谷のナウシカ」とか「攻殻機動隊」とか「この世界の片隅に」なんかは本来ランクインするんだろうけど、単純に自分が読んでないので入れていない。
他にもまだまだまだまだすごい作品はいっぱいあるはずなので、適当にブラッシュアップしてくれ。
フラワー・オブ・ライフの感想(ネタバレあり)
https://anond.hatelabo.jp/20220511004124
Permalink |記事への反応(10) | 21:28
狭い主観で雑な断言する人。自分の考えがみんなの意見であるかのごとく振る舞う人。
例:「男はみんな〜」「女として言わせてもらうと〜」「私たちはみんな迷惑しています!」
似た例で他人に自分の意見を言わせる人を「イタコ」と命名していたように思うけれどもどの作品か思い出せない。かってに改蔵?
TRPGのキャラメイキング、もしくはネトゲのレベルアップボーナスなどで特定の能力を重点的に成長させること
転じて現実における勉強やリソース割り振りに対しても使われることがある
バランス崩壊したゲーム「ラストリベリオン」から生まれた迷言。
転じて力技で押し切ること
オタク差別はオタク自身が作っているところがある、という話でちょっと思い出したことなんだけど。
ゼロ年代には、オタク向けにキモオタ(外見にしろ内面にしろ)をネタにするギャグ漫画ってけっこうあったじゃないですか。一番有名なのは久米田康治の、かってに改蔵~絶望先生の中期だと思うけど、それ以外にも軽重取り混ぜて色々。
もっと古いところだとどのへんなのかなあと本棚を探していたら、「Dr.リアンが診てあげる」と「全国妹選手権」が出てきた。後者は正直読んでて笑えるというよりひたすらつらい。。
元増田があげてるのは超有名どころばかりだけど、オタ向け漫画のネタがベタになって、オタクに内面化されていく、みたいなフィードバックのほうはどれくらい機能してたんだろうね。
オタクは二次元しか愛せないもんなんだといわれて、三次元への興味が失せたふしとか、結構あるんだけど。俺が人並外れてのせられやすいだけ?
窓枠だけを見ていると「雨が降っているから窓に水滴がついてしたたり落ちるのは当たり前で、水滴がつく箇所は偶然」という発想になる。
一方、「雲の中の水分が水滴となり、風に流されたりしながら窓にぶつかるまで」という過程に視点を移すと、それは重力加速度やら空気抵抗という物理法則から、はたまた風向きなどの気象条件など様々な要因が重なって窓枠に付着するまでの軌跡を描く。
「世の中に偶然に見える物事はあるけれど、それはいくつもの必然が重なり合ってできているものなの」という考え方を持ち出した後、文学的(笑)になった気持ち悪い文章を"xxxHOLiC"と"かってに改蔵"の偶然に係わるネタを持ち出して茶化して終了、というエントリーだよ。