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2025-12-13

純愛をしていた頃の思い出


はてなに書いてみたいと思った。

純愛というか、若い頃はそんな時期があった。今の私は不惑

の子とは長年連絡を取り合ってなかったが、実は先日、親戚付き合いの時に出会った。祖父方にあたる親戚の家のダイニングで。

その時に思う事があって、増田をしたためることにした。増田はたまに短文を書くくらいである。



の子と初めて会ったのは、私が21才の時だった。当時は茨城県にある大学電気工学を学んでいた。夏休み帰省である実家は、(秒速5センチメートル聖地)隣の栃木県にあった。

ある夏の帰省時に……その実家から、ほどなくの距離にある親戚の家に行ったのだが、玄関に入った時に、はとこに当たる子がいた。

当時は「はとこ」という単語は知らなかった。誰がどの親戚筋にあたるとか、そういうことにも興味なかった。ただ「女の子がいるな」としか思わなかった。

その、はとこに当たる子なのだが、『野乃花』ということにする。プリキュアの方ではない。野乃花(ののか)は玄関口で私と目が合って、「こんにちは」と言ったのかな。それは覚えている。

帰省時に親戚の家に行っても、一応成人である私は暇を持て余していた。子どもの頃から何度も行ってるが、その時みたいに居間でくつろぐことが多かった。周りは子どもばかりである

親戚の子どもたちは皆ゲームをしていた。スマブラというゲームだった。大乱闘スマッシュブラザーズ

私は任天堂キャラをほぼ知らなかった。ピンク色のあれがカービイって言うのはわかったけど、あとは知らないキャラだった。ピカチュウも辛うじてわかったくらい。

ゲームを一切しない子どもだった。家にスーファミPS2もなかった。家の近くにある里山に出かけて、危険であろう山奥まで踏み込んで、昆虫トカゲを捕まえて飼育するのが好きだった。日本にいるはずもないチンチラがいないか探そうとしていた。

親戚の子ども達は居間ゲームするだけじゃなくて、子どもらしい身体を動かす遊びもしていた。外での運動だった。まさにスマブラ

居間でも、廊下でも、玄関でも、これでもかというほど広い庭でもそうだった。私は成人男性だったけど、元気のいい彼ら小学生相手をすることもあった。

野乃花は、大人しい子……でもなかった。わーきゃー言って水鉄砲を打ったり、私に体当たりをしてゴロンとひっくり返っていた。溌剌な子だった。

野乃花はその時、7才だったはず。14才差なので。小学校に上がった年である。いい頃合いの年齢ということで、(私から見て)遠い親戚の人も、野乃花を本家筋の実家に連れてきたのだろうか。

それはそれとして、大学であるというのに私は、毎年夏や大晦日になると……その親戚(本家筋)の家に行っていた。小学校中学校の頃は、それこそ年に何度も。

うちの母親が私や兄弟を連れて行くと、祖母漏れなく一万円をくれるのだった。うちの母親は、ことあるごとに其処に行っていた。子どもを連れて。ある種の集金システムである

私は子どもながらに察して、祖父母にあざとくした。可愛い子だと見られようとした。今思えば浅ましい考えかもしれないが、毎回寄るだけで一万円をくれるのだから、それくらいは当然と思っていた。

中学生高校生になると、親戚の家に行くことはなくなっていた。

しか大学に進学すると、また急に行く頻度が増えた。私と祖父が同じ大学出身で、学群も同じ(祖父時代学部)だった。お気に入り度が上がったのだと思う。

20才になる年に入ると、祖父のとっておきの日本酒や焼酎を飲ませてもらった。あの頃はおいしい酒の味がわからなかった。モンテローザ系列の味に慣らされた舌には、明らかに上の味だったけど。

話が脱線している。あの日々が懐かしすぎるのが悪い。

え、野乃花?あの子は、、、私が22才、23才、24才になる年も、毎年ずっと会い続けた。親戚の家に行く度に必ずいた。ほかの子はいないこともあったし、来なくなる子もいたのだが。

今思えば、懐いていたと思う。よく会話をしたし、ごっこ遊びにも付き合った。

夏休み冬休み宿題を私が教えることもあった。「増田くん。あたまいー!」とよく言ってくれた。私は漢字に弱かった。今でも書き誤りをすることがよくある。

野乃花に、「こないだの発表会でね、その旨(うま)をまとめて発表します」と読み間違えた話をしたが、さすがに理解してくれなかった。

ある日、曇天で雷が鳴っている時に、雷を素早く動いて躱せるのかという話になった。私が「雷はね。上から落ちてくるんじゃなくて、下から上に昇ってるんだよ」と伝えると、「うそ。ほんとー。今度試してみる」と言った。「絶対に試したらダメだよ」と釘を刺した。

野乃花について、はっちゃけ雰囲気の子想像するかもしれないが、実際は年齢に見合わない利発な子だった。理屈っぽい私の話を、「へえ」と面白がってくれる唯一の人間だった。

夕食の時は席が大体隣だった。誕生日プレゼントをあげた時は抱き着いてきた。年齢差はあったけど、会話が弾んだ。

親戚の大人達が家にいない時だと、2人きりになることがあった。かくれんぼとか、鬼ごっことか、ノートPCヤフーポータル画面を開いて、いろんなことをググったりした。(ほかの親戚と一緒に)花火大会にも行った。水族館にも。遊園地にも。

彼女は明るくて溌剌としていて、私みたいな陰キャラとは違った。いわゆる"いい子"だった。はてなブックマークでいうと、女性ブクマカトップコメに入りがちな、快活な方々がおられると思う。あんな感じの、知性やユーモアを伴った明るさである



25才の頃は、新卒で入った茨城県にある電機メーカーに勤めていた。

親戚の家に行くのは、年に2回ほど。祖父は、私が社会人になっても毎年お小遣いをくれた。「早く技術士になれよ、期待してるぞ」って、行く度に祖父が言ってた。それから十年もかかったが、祖父と同じ電気分野で技術士試験を通った。

それくらいの年齢になっても親戚の家に行ってたのは、野乃花のことが頭にあった。私に懐いてくれる女性というのは、それまでの人生彼女しかいなかった。私はモテなかった。はてな語で言う弱者男性

ある年の夏だった。自家用車で一人でその家に行くと、玄関口の廊下に野乃花がいた。靴を脱いで、家の廊下に上がったところに古い掛け時計があった。ずっと昔からあって、玄関に上がる時は時刻を見るクセがあった。

廊下に立っていた野乃花に近づいていって、野乃花の両肩に手を置くと、野乃花が唇を突き出した。キスをした。口にする方だった。

私は別にロリータ同人誌アンソロジーを持ってたわけじゃない。そういうR18コンテンツに触れたこともない。当時の私は、社会人としての勤めや、理工学勉強の日々の傍らに、読書をしたり映画鑑賞をする男だった。年少への性癖はない。ただ、孤独への性癖があっただけだ。

野乃花とのキスというのは、その時が初めてじゃない。鮮明でない記憶だけど、初めての時は、私が22~23才くらいの時だった。野乃花が8~9才くらい。

親戚の家の中ほどにある居間で、2人だけになってる時に、身体が不意にくっついて……その流れで、人生で初めてキスをした。少し大人になれた気がした。

それからは、2人になる度に、親戚の目がない時にキスをしていた。唇を合わせるだけの簡単なやつを。一日に何度も。別に理由はなかった。私も野乃花も、ただしたかっただけだと思う。

野乃花が小学校卒業する年の2月だった。初めて2人だけで外に出かけた。それまでは、親戚付き合いの中で、花火大会とか水族館とか、飲食店などに一緒に行っていた。それが、野乃花が親に携帯電話を買ってもらい(青っぽいガラケー。私はスマホ)、LINEでやり取りするようになった。

デート場所茨木駅周辺だった。茨城ってぶっちゃけ鳥取島根クラスに何もないところだけど、大きい駅の周辺では、ショッピンググルメ自然文化体験など色々楽しめる。野乃花のいる栃木でもよかったけど、『秒速5センチメートルごっこになってしまうのでやめた。積雪電車が止まるかもしれない笑

その日は、夕方まで一緒に何時間も過ごした。最後美術館に行って解散した。帰りの電車賃は社会人だった私が出した。それ以外の、食事代とか入館料は割り勘だった。出そうとすると、野乃花が嫌だと言った。

電車が出る時間になってホームで別れる時、「楽しかったね」と私が言ったら、野乃花が「今日、一緒にいられない?」と聞いてきた。潤んだ瞳だった。吸い込まれる瞳ってどこかの小説地の文があったけど、あれは作者の実体験だったんだと感じた。

仕事あるからね。また今度ね」と言うと、野乃花は俯いて電車に乗った。最後に手で肩に触れて、「バイバイ」ってお互いに言った。野乃花は泣いていた。



ここからは閑話。読み飛ばしを推奨する。

あの頃は、年齢差のことを考えることがあった。私と野乃花の年齢差は、年度でいうと14年分。一番最初に会話した時は、小1と大3だった。

(以下閑話)※当時のメモを参考

---------------------------

年齢差についての関数

年数をxとして、お互いの年齢の比をf(x)とすると、f(x) = (a+x) /(b+x)となる。年数xを経る毎に0<f(x)<1で単調増加で1に近づく(極限操作)。

お互いの年齢比が0.5になるときの経過年数は、式変形によりx=2a-bで表現できる。この比率もっと一般的表現すると……。上記f(x) = (a+x) /(b+x)を微分すると、商の微分でf`(x) =(a-b) /(a+x) ^2

f`(x) =0になる極値は……?と考えると、残念ながら存在しない。

元の関数f(x) = (a+x) /(b+x)というのは、式変形すると、f(x)=1+((a−b)/(b+x))となる。これは、f(x)=a/(b+x)という直角双曲線をグラフ平面において平行移動させたのみである

直角双曲線は微分可能であるが、極値がない。正負の値を関数に入れると、グラフ上で左右に分かれて存在することから、右極限と左極限が一致しない。

方程式 f`(x) =(a-b)/(a+x) ^2において、a−b=0が成り立つのは、a=bの場合のみ。導関数ゼロ。定数関数であり、傾きはない(定数関数微分可能かどうかは流派による)。a≠bだと、導関数ゼロになるxの値が存在しない。

年齢算という算数を扱っている以上は、関数の形状はシンプルである。一番知りたい特定の値に向かって方程式に数値を入れるのみ。私は複雑な答えを求めたが、その行為自体が適切でなかった。つまり、二人の年齢差というギャップは、数学的には永遠にまらないという無慈悲証明けが残った。

---------------------------

(閑話終わり)



野乃花が中学生になった年だ。私は茨城県にあった電機メーカーを辞めて、他業界IT企業転職した。広島市営業所があるメガベンチャーだった。

仕事に忙しい日々だった。距離があるので関東に帰ることも無くなって、それで……野乃花とはそれっきりになった。LINEメッセージも、いつの間にか途絶えた。既読無視をしたのは私の方だ。

もう結構な年齢である

今は独立して、都内IT関係下請けをしている。フリーランスだ。ハイクラスエンジニアでは決してない。うだつが上がらない日々だけど、いつかは1人社員株式会社にしたいと思ってる。今の自営業屋号は、結構厨二が入っている。実年齢よりも幼い人間なのだと感じる。

なぜ、この日記を書こうと思ったか正月に野乃花と会ったのである。もちろんあの親戚の家で。あそこに行くのは久しぶりだった。

其処に行く途中の車内で、母に聞いた。あの家は祖父祖母も亡くなっていて、今は叔父夫婦が住んでいるだけ。跡継ぎはいない。子どもはいたが、みんな自立したらしい。大きい家なのに勿体ないって、そんなことを思いながら親戚の家に着いた。

玄関を上がって、あの時の古い掛け時計が別のに変わっているのを見て、それから台所(兼ダイニング)に行くと、親戚が何人か座っていた。その真ん中あたりに……野乃花がいた。

野乃花と会うのは約15年ぶりだった。

私と目が合うと笑顔になった。ダイニングの隣にある小さい居間では、親戚の子達が皆で一緒にタブレットアニメを観ていた(私はここ数年アニメを見てない)。少年の時、ボードゲームをしていたのが懐かしい。あの頃より人数が減っている。

話は変わるけど、もし『グノーシア』のボードゲームや、人狼ゲームがあったらやってみたい。一生叶うことはないだろうけど――もしアニメ化もされたら観てみたいと思う。

野乃花を見た後で考えた。

まだ夕方ですらなかった。これから何をしようか、どうやって暇を潰そうか。スマホ操作するだけでは勿体ないし、懐かしいその辺りを散歩しようと思った。

本当は野乃花と話したかったけど、連れていくわけにはいかないし、話せるだけの心の余裕もなかった。それに、野乃花は夕食の準備を手伝っていた。



近所の散歩が終わって、台所ダイニングで豪華な夕食を食べて、ビール瓶を何本も空けて、親戚連中の大人(あの頃の子ども達)とたくさん話をして、トイレに行ったり、親戚の子の遊びに付き合ったり、お年玉(※宿泊費)を払ったり、十数年ぶりの親戚の家は懐かしい。野乃花はずっと飲み会を手伝っていた。

飲み会の後、ダイニングでスマホをいじっていると、深夜が近づくにつれて親戚の数が減っていった。「そろそろ寝ようか」と思ったところ、廊下から野乃花が入ってきて、こちらに歩いてきた。私の隣の席に座った。結婚指輪はしてなかった。

「久しぶりだね」

と私が声をかけると、

増田くん元気そうだね」

と返ってきた。

面影がすごく残っていて、懐かしい感じがした。

子どもの頃の就寝時間は午後十時だった。今は大人から、あと一時間は起きていられる。野乃花と喋ってから寝ることにした。

思ったより多くの会話をした。卒業した学校とか、就職先とか、今の趣味とか、好きな本とか、最近観た映画とか。私はサブカルが好きだけど、野乃花もそうだった。アニメだと『ブルーロック』の話をした。エゴの塊みたいなキャラの話で盛り上がった。漫画小説の話もした。吾峠呼世晴の初期短編集は2人とも読んでいた。

でも、野乃花が不意に言ったのだ。

「私、増田くんと結婚するんだって思ってた」

心臓ドンって叩かれた。この時まで、悪いことしたという思いはなかった。

でも、この時になって、私があの頃、どういうことをしていたのかって、そういう思いが一瞬で頭の中を駆け巡って、後悔が襲ってきた。

「迎えにきてくれると思ってた。連絡がほしかった。私は増田くんに会いに行けないのに」

野乃花を見ると、涙を拭っていた。鼻もすすっていた。

それから沈黙が続いて、「ごめんね」と言った。そしたら確か、「増田君は結婚したの?」と聞いてきた。

結婚どころか、離婚まで経験していることを話すと、野乃花は爆笑していた。机に突っ伏して、本気で笑いを堪えている様子だった。話を続けると、野乃花も一度離婚経験していた。

なんだか変な雰囲気になって、それからまた、さらに笑える話を(お互いに)続けて、そうこうしてると午後11時になった。LINEの連絡先を交換して寝室に入った。



読者の方は察してるとは思うが、私はいわゆる発達障害である。診断済みだ。

メガベンチャー転職をして地方都市引っ越した後、仕事人間関係で苦労することがあった。明らかにおかしいと思い、精神科医に診てもらったところ、様々なテストの後に、そういう診断が出た。子どもの頃からの行動傾向を見てると明らかだった。

ある情報によると、発達障害精神年齢というのは……実年齢×0.60~0.70らしい。青春期の、精神が最も発達する年代に脳が発達をしてくれない(脳発達のピークが30代にくる)。

一方で、一般的女の子は、男の子よりも数才精神年齢が高い。ということは、最後に野乃花と会った時の精神年齢は……私だと26才×0.60~0.70≒15~18才ということ。野乃花が実年12才+2~3才とすると、14~15才ということだ。

あれ、なんだこれと思った。そういう視点で考えると、野乃花との年齢差があっても話が通じたことの合点がいった。

私と野乃花は、あの瞬間、確かに「同級生」だったのだ。

話は以上である

我ながら恥ずかしい執筆体験だった。私の言葉で思い出を表現できてよかった。理屈っぽくて読みにくかったとは思う。

でも、言葉にしたかった。あの時、親戚の家のダイニングで、20代後半になった野乃花と再会した時の衝撃とか、それよりずっと前の、野乃花との楽しい日々の思い出とか。ここで、こうして吐き出すことができてよかった。

明日からは、また一人のはてなユーザーである。みんなの面白日記を、また読ませてほしいです。ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。

Permalink |記事への反応(1) | 11:29

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2025-11-30

anond:20251130104806

いや昭和からその辺のうだつの上がらないサラリーマン都内の家は買えねえよ

アニメは夢を見せる物なんだぞ?

Permalink |記事への反応(0) | 10:50

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2025-11-20

Xの「就活なにもしてない」人って釣りアカにしても本気にしてもエンタメとしてすごいな

大した取り柄のないうだつあがらないおじさんや

承認欲求ブルーバッジがよだれ垂らして飛びついて「指導」やインプ稼ぎしたくなる極上の獲物

Permalink |記事への反応(0) | 00:25

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2025-11-07

な、俺の言った通りだろ?今や反社弱者の受け皿だって事さ

https://anond.hatelabo.jp/20251107092750

https://anond.hatelabo.jp/20251106165719

な?俺の言った通りだろ?


ネットキチガイ自治厨気取りの馬鹿共が正気とは思えない執念で、自分メンツ潰された奴を働きもせず24時間目視監視で追いかけてくるように、頭の悪い上にプライド高い馬鹿ってのは、自分のやってる事の異常性や重大性や危険性を理解してないの
から元増田が指摘するように、普通に働いた方がましな値段で、ピストルもったおまわりさんどころか、M4カービンもって追いかけてくるようなヤベー法務執行機関に国際連携で追われる様な超デンジャラスな事を気軽にやっちゃう訳よ

仮にこれがね?こんな危険ミッションをどうしてもやらないといけないと仮定した場合ね?この手の弱男氷河期がヤりてーと思ってる、マリローズたんレベルの極上のロリ美少女でもなければ、マジでつり合い取れないとマトモな頭してる奴なら思うだろ?

だってそれくらいのリターンないとマジでやる意味ないもん。だけどこいつみたいなのは頭が悪い故に、自分でも楽にヤれそうなロリだの女だのを見つけることに執着して、こういう事しちゃうわけ、こんなのいっぱいいるよ、俺の事嫌いで執着してる同類種の弱男のオッサンらとかね

この手の人種なんて、楽して人生逆転できるなんていうありもしない裏技秘密のパワー求めて楽に流れた結果が、20年前は秋葉原ネットオタク界隈にきてバカみてーに「俺たちの麻生!」とかいってホコ天タコ踊りしてたハッタショ連中で、
そいつらが年食って一部が反社に流れたのがこの手の人種ってとこでしょうな、10年位間15年くらい前はIT系ですら通用しなくなって情報商材詐欺に流れたり、コスプレイヤーストーキングしたり、メンヘラティーン釣ろうとSNSで蠢いてた様なの、逆にそれで騙されてなけなしの金とリソース搾り取られてた様な層、そういうものの最終形態コイツみたいなオッサンってわけ、他責思想弱者男性が行き着く果ての最終進化系というべきかね

「何でこんな金にならない事するの?」じゃないんです、彼らにとっては「未来への投資」のつもりなんです

元増田のいう通り、商売としてはリスク高すぎ薄利過ぎで最初から破綻してるから意味不明な異常者にしか見えないが、この手のゴミカスのヒョーガキ中年ネット世界を賭けた聖戦してる系の弱者男性腐るほど見てきたからわかるよ俺は
ズバリ、こいつは「未来への投資」のつもりで、本気でこんなバカなことをやってる訳。ピーナの母娘をテコにして、それを足掛かりにマリローズたんやマジカル☆ルビーたんやマジカル☆サファイアたんみたいな、極上の美少女ロリと知り合えて、いつかはモノにできれば今までの惨めな人生全部チャラで人生逆転できるって思ってたわけ、俺は個人的にこういう馬鹿理屈を「歪んだ少年ジャンプ系」と呼んでいる

ま、そんなことありえねぇんだけどな、秋葉原に今よりヤベーもん大量に売られてた時代でさえ、それに気づきもしなかったバカタレヒョーガキどもに、できることなんか何もねぇよ

「こうした方がよほど儲かるじゃん」じゃないんです、彼らはマトモな正業「すら」できる水準の知能や精神じゃないんですよ。

そんなことがあれば最初からやってるし、仮に人生の最終目標を金儲けて極上の美少女を嫁に娶り、人生逆転を成し遂げるというのであれば、元増田のいう通りの正業経営すればいいだけ。それはわかる。その理屈ははっきり言って正しい
だがね、こいつらそれができないの。ヒョーガキや弱男はもう普通正業で働けるメンタルしてないのよ。そんな忍耐力と理知があればもうとっくにやってるし、惨めに女衒の真似事なんかやって捕まって全世界フォーカス飾って世界に恥晒してないからね
この手のバカクズってのは、自分に対するミクロな悪意や侮蔑危険に対しては動物的な直感常人より働くが、そういう全体を考えた想像力や、自分人生の事となると、途端にバカスケになるんよ。ネトウヨって言われたらスイッチ入ってバカになるオッサンいっぱいいるじゃん?あれと同じ、党派性認知バイアスの亜種が病気レベルなっちゃってるんよ。こういう人ら

ま、犯罪やってでも人生逆転目指そうとした志と根性だけはかろうじて評価してやってもいいがね、その結果がうだつがあがらず何十年も反社の下っ端やってこれでは、ただの馬鹿っていうんだよね、ホントマジで
向いてないんだからさっさとカタギになって普通に生きてりゃよかっただろうに、それさえ考えられないくら頭が悪いの、だからこんなことになる。
正業自分の向いてること探す努力さえ放棄してきた馬鹿ヒョーガキだもん、まぁ仮にコイツ自分に向いた仕事や才能を見つけたとしても、望むカッコいいものじゃないから「こんなのやぁーやぁーなのぉ!」って才能を磨きもせず腐らせてた事はソーゾーに難くないけどね
馬鹿な奴だが、こういうヒョーガキや弱男のオッサンホント増えたからねぇネットガソリンスタンド経営向いてなかったジジイが、ヤケッパチでから揚げ売ったら、唐揚げの才能が有ったので名経営者と世界中のチェーン店に像立てられてるという答えが子供部屋やナメクジ貧乏長屋から歩いて15分くらいにあるだろうに、そんなことさえ気が付かない馬鹿ってわけ
ま、楽して人生逆転したかったら、それこそ100均でヒモ買って「ステータスオープン!」とか叫びながら、こいつらみたいなのの大好きななろう小説異世界に転生できると信じて首吊って異世界転生でもするのが安上がりだろうけど、できないししないだろうね。
幾ら死んだ方がましなくらい人生詰んでもなお醜く生きようとあがくその姿には、ある種動物的な美しさをワタクシ感じざるをえませんわオッホッホって奴だがね

Permalink |記事への反応(6) | 09:53

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anond:20251106165719

この手の弱男氷河期属性反社に落魄れたケースの人間場合

増田みたいなそんな難しいことを考えていない

増田はこの手の反社中年馬鹿どもを過大評価しすぎている

元々ロリコン趣味セックスしたいか自分でも付き合える相手探したらピーナに行き着いて、どうせなら実益も兼ねてやらせてたってのが多分実態だろう


この手の人種20年前は

俺たちの麻生!」とか「オタクイズビューティフル!」と叫んでアキバ路上邪教の舞を踊ってオタク界隈に人生逆転の手段を求めてやってきていて

15年か10年前はメンヘラの子供にアイドルデビューさせてあげるよとあさってHしようと蠢いていたような連中だろう


いずれにせよ馬鹿な奴だ

そんな性根だから、こいつらが望んでた極上の美少女との恋愛セックスなんて当然できず、うだつが上がらないまま歳食ってこんな馬鹿シノギしかできないし、それで捕まって増田みたいなまともな人たちから理解不能と言われる惨めな最期を遂げることになるんだ
こういうおっさんはさっさと首吊って大好きななろう小説異世界にでも行けばいいんじゃねえのと思うけど、この手のやつはいくら恥を世間晒しても死んだ方が楽な境遇に落ちぶれても生きようとするその生命力だけは大したもんだと思うけどね

Permalink |記事への反応(4) | 08:48

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2025-10-30

AI小説の台頭でワナビ小説家が怒る理由

なんか明らかに需要ねーだろ、誰にも見られてないだろって趣味小説家が怒ってるのってさ

たぶん「小説家としての肩書」に特別感を持ってたんだろうなって思うんよね。

小説ってある程度の国語力と想像力が無きゃなれない、ある意味では特殊技能なんよな。

全然自分小説には人気無いし、需要も無い。

でも会社ではうだつの上がらない人間で、馬鹿にされる。でも「自分小説家なんだ」って肩書でやっと生きてきた人たち。

そういう人の前にAI小説が現れて、どんな馬鹿でも小説を「書ける」ようになってしまった。それも自分以上の。

そこでガタガタと「小説家」の肩書が崩れたと考えるのは想像に難くない。

小説家って肩書に縋ってきたのに、ただのゴミ妄想変換器になってしまったと。

Permalink |記事への反応(2) | 17:25

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2025-10-18

anond:20251018174830

いい歳こいて満たされない愛欲にうつつを抜かすアホなど放っておけば良いのだ。

彼等はどうせどうやっても幸せにはならん。

彼らは別に恋人が欲しいのではない。自分の飢えを満たしてくれるものが欲しいのだ。

うだつの上がらない人生を輝かせてくれるもの象徴理想の伴侶なのだ

だが年齢相応の落ち着きを持てず、我欲コントロールできない人間は、何を手に入れてもどうせ心の飢えを満たせんのだ。

なぜなら、彼等に見えているものはいつも『自分が持っていないもの』だから

持っているものに目が向かないから、何を持っていても、何を手に入れても満たされない。

八苦でいうところの『求不得苦』。足るを知らないがゆえに苦しむ。

婚活なんかやめて寺に修行にでも行けばいいのに。

Permalink |記事への反応(0) | 20:27

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2025-10-11

anond:20251011120738

俺もうだつの上がらない夫なんだが

妻が全てを肯定してくれるのでそんな気になってきた

最高の妻と最高の夫のカップルだ!ってお互い思ってれば良いのさ

Permalink |記事への反応(2) | 12:11

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2025-10-10

お恥ずかしいと思ったら#コルクマンガ専科pic.twitter.com/wxgIfNM0gW— のだ (@s_noda_s)October 9, 2025

このマンガゴルゴネタを絡めたリプが出来ないかAIダメ

・・・うっすいリプだからAIかと思ったらAIじゃなかった・・・・・・

コルクマンガ専科ってコミュのいわば互助会だった・・・

そんなだからお前らはうだつが上がらんのだ・・・

Permalink |記事への反応(0) | 00:29

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2025-10-09

anond:20251009125923

居酒屋にたむろしてる常連ってほんとろくでもないやつが多い

うだつのあがらない常連同士が驚くほど幼稚なトラブルで揉めてて笑える

Permalink |記事への反応(0) | 20:29

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2025-10-06

anond:20251006111101

自分うだつの上がらなさの言い訳になるなら何でもいいのさ。

日本もっと貧しくなれば、「こんな国に生まれたらノーチャンス」とか言い出すだろうさ。

そして今日ネットに入り浸る。

Permalink |記事への反応(1) | 21:04

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2025-09-28

anond:20250927174851

うーん

俺もまぁ別にしたこと成せてないうだつがあがらないおっさんやけど

他責はせんから特に効かんかったわ

Permalink |記事への反応(0) | 01:44

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2025-09-27

土日に池袋パチンコ屋の抽選待機列に並んでるとたまにパルコでなんかやってる時の開店待ち列とかち合う

そうするとパチンコ屋列のほうのなんかうだつが上がらない男達感が強調されてやっぱ俺のポジションってここなんやなって安心する

なんかガラが悪いとかじゃなくて弱者男性行列なんや最近パチンコ屋の待機列

Permalink |記事への反応(0) | 08:41

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2025-09-26

50歳おっさん

うだつが上がらない。

とくに夢も希望もない。

何となく働いて何となく給料日が来て、

何となくたまに美味しいもの食べて、

何となく好きなゲームして、

なんか意味もなく生きているだけって感じ。

かと言って、

早く死にたいとか長く生きたいとかもない。

こういう人はどう生きていけば良いんだろうか。

Permalink |記事への反応(4) | 13:42

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2025-09-24

50歳おっさん

毎日何が楽しくて辛くてとか、そう言うのまったく無くて惰性で生きている感じ。

いてもいなくていい感じ。

でも早く死にたいとか、うんと長生きしたいとかもない。

ただなんか生きてるだけ。

でも、このなんかうだつが上がらない感はどうしたらいいのか?

なんか本当に惰性で生きているだけって感じ。

Permalink |記事への反応(2) | 09:29

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2025-09-18

hate_flagって

はてな村うだつの上がらないフェミニスト男性だと思っていたら、Xでは立派なインフルエンサーになっていたとは知らなかった。俺のほうがよっぽどうだつの上がらないユーザーであった。フォロワー数はやっぱり正義だよな。

Permalink |記事への反応(0) | 21:28

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2025-09-16

50代男性

ドルエイクライシス更年期か知らんけど

気分が重い、会社面白くない、うだつが上がらない。

とにかく気持ちが重い、

なんなんだこの現象

これってミドルエイクライシスとか更年期なの?

そういうことなのか?

Permalink |記事への反応(2) | 14:13

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2025-09-15

anond:20250914201754

現代人はさ、みんな何者かになりたいんだよ。

モブはいられないんだ。

女親のほうが中学受験に狂うって、たぶんそれが原因だよ。

専業主婦仕事で何者かになるって無理じゃん。働いてたって、有給使いまくり時短残業できないって働き方だと、デカ仕事任されないしさ。

国はさ、楽しろってつもりで児童手当だしたり育児休業とか推進してるけどさ、そんな「生かされてる」状態は心が満たされないわけ。

子供がいたら子供生き甲斐になって中学受験に狂う。

うだつが上がらない独身pixiv絵師を目指したり、YouTuberになる。定年したジジイ蕎麦打ちを始める。

みんな何者かになるために、喜んで苦しい道に入って狂う。

発達障害知的障害育児も、仕事自己実現の道がなくなるのは同じ。

健常児よりたいへんだから夫婦揃って仕事自己実現の道は閉ざされる。

夫が定時帰りの閑職で妻が専業主婦とか、そういうルート

もちろん、いろいろ助成金があるから、死なない。

仕事自己実現する道が閉ざされたからって、子供英才教育するって道もない。趣味に生きるわけにもいかない。

まさに「生かされた」状態

そこで、増田のように生かされてればいいのに、既に言ったように大半はそうはいかない。

そっから先の狂い方は十人十色

多いのは、男だと、障害があるからこそお金大事と考えを転換して仕事燃えるやつ。

ワンオペを任された妻が狂う地獄

女だと、あらゆる療育を頑張るやつ。

高速を使って新幹線を使って、実験的な療育を試しまくる。やればやるほど成果が出るというわけじゃないし、成果が出たようにみえてもただ時間解決したのと区別がつかないんだけど、不妊治療中学受験と一緒で、時間お金をたくさん投資ちゃうと、やめられなくなる。

Permalink |記事への反応(1) | 14:46

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anond:20250915072233

言うことが立派なだけで現実世界だとうだつの上がらない人や会社社会お荷物みたいな人が多いからだよ

Permalink |記事への反応(0) | 10:05

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2025-09-11

転職有休消化中に何していいかからない

スペック

背景

10月から転職先に配属、9月は現職の有休消化期。

コロナの在宅勤務を契機にここ数年鬱っぽく、鬱を自覚した当初に自分テンションを上げる目的で、休みの明るいうちから一人酒を飲んでみる。

そのうち、休みは暇という虚無をスキップするための飲酒、が常態化する。

折しも現職でのうだつの上がらなさや、家族からだんだん舐められてる、下に見られているというミドルエイクライシスも相まってどんどん自我喪失し始める。

そして現職内でいくつか不満がたまる中で管理職と折り合いが悪くなり、

「おーほんなら辞めたらぁ(でもあたしみたいなオジサン慾しい人なんて…)」と軽い気持ち転職サイトをちょちょっといじってみたところ、数件面接まで進んだ後内定までいただく。

んで↑の台詞リアル管理職に言って9月から有休消化、ってワケ。

有休消化という暇をつぶすための前提条件

増田性向

君たちならどう生きるか

微量ながらも金も暇もあるボーナスタイムなのに、家族や周囲の目を気にして、それよりなにより自分が何をしたいのかがわからなくて茫洋とする老人モラトリアム

人生2度目のモラトリアム、2度目の青春回春)に、なにか良きアドバイスを。

蛇足という名の追記

反応本当にありがとう。嬉しいもんだね。

厳しいコメを言ってくれる人も、「厳しいコメ多い」って言ってくれる人も、両方大切に思う。

厳しいことを言ってくれる人ってどんどんいなくなるのよ。友達減っていったり、家族あんまよくなかったりしてると。

以下コメを参考にしたり、自分なりにあがいた後日譚。

Permalink |記事への反応(34) | 17:21

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2025-09-09

anond:20250908191756

無理。氷河期おじさんはうだつの上がらない自分を棚に上げて他責にしつつ、ソシャゲYouTubeショート漬けでポップコーン脳になってるから

Permalink |記事への反応(0) | 19:51

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2025-08-27

絶対やるなと言われていた失敗をしてやるせない気分になってる。

具体的にどんな仕事をしているのかは守秘義務があるから書けないけど、とあるフランチャイズ小売店販売バイトをしている。

んで、何をやらかしたのかというとウーバーイーツを使ってお客さんに商品を届ける時に商品を1個詰め忘れた。忘れたことには短時間で気付いた。

そんで、お客さんの家が店からすごく近かったのとたまたまウーバーイーツの人が至近距離にいたために爆速配達完了してしまい、ウーバーイーツに電話して戻って来てもらい忘れた商品を託すという事が出来なくなってしまった。

もちろん、お客さんは激怒した。基本的にはこういう場合は返金対応のみなんだけど、お客さんの強い意向がある場合自力配達することもありだが、それは店の方の判断ですることで絶対義務ではないのだが、判断を下すのは店の責任者ではなくやらかした本人と現場従業員。という訳。


失敗した時の状況はというと、ニッパチどころか年間を通してもありえないレベルで店が激混みし、しかバイトは2人体制という地獄の状況でデリバリーの注文が連発した。

お客さん達の行列がどんなに長くても、待たされているお客さん達からどんなに罵声を浴びせられても、デリバリーが最優先という鉄則がある。昨日の場合は幸いにも怒鳴るお客さんはいなかった。外国人のお客さんが多く、彼らは混雑していても静かに待ってくれるのでトラブルになり難い。行列に静かに待機している人が過半数を超えたためか、すぐキレる日本人客もイライラしてはいても実際罵声を上げるという事がなかった。そこはラッキーだった。一人怒鳴り出すと収拾がつかず暴力事件にも発展しかねないというのは過去経験済み。

デリバリー商品を用意している様はお客さんから丸見えなのだが、といってもお客さんからは何をしているのかはたぶん分からないと思う。そもそも当店でデリバリーなんかやってる事を知らない人が多そう。実際、デリバリーの注文なんか普段はあまり来ないのだから

とにかく、店内が激混み、会計にはクソほど人が並んでいるという状況なのに、二人しかいないアルバイトのうちの一人が会計業務放棄して何かやってる。というのがお客さん達から見える風景だ。配達品の梱包をしていた自分としては居た堪れない状況だけど、一々ビビっていたら作業が速く終わらないので心を無にして、お客さんと目が合わないよう俯いて作業に集中するしかない。

忘れ物にはウーバーの人が店を出てわりとすぐに気付いた。たぶん2、3分といったところだ。その時は忙しいものの一瞬だけ会計待ちのお客さんがいなかった。

ところが問題なのは自分たち従業員にはこれは「絶対失敗してはいけない仕事から」と失敗のリカバリー方法が一切教えられていないということだった。商品を入れ忘れたらどうしたらいいのか分からない。それで相方バイトとどうしたらいいと思う? と数秒話し合って、とにかくウーバーの人に電話すればいいんじゃね? ってなった。


幸か不幸か昨日の相棒外国人バイトだった。普段言葉での意思疎通に支障がありまくりなんだけど、ぼくを始めとする日本人バイトと違いトラブルが起きた時には肝が座っており、「電話すればいいじゃ〜ん」と判断が早い。店長電話して相談しようなどという余計な事は考えないのである。ぼくはしがない日本人アルバイトから、その余計な事を考え、てウーバー電話するのと店長に報告するののどっちを先にすればいいんだとテンパった。


で、幸か不幸かたまたまウーバーの人が相棒と同郷の人だったので、相棒が「おれが電話するほうがはやい」と言ってさっさと電話してくれた。

ところが、デリバリー作業専用端末の画面に記されていた電話番号は普通携帯電話番号っぽいのにウーバー直通ではなかったのである。そしてそのタイミングでまた会計の長蛇の列が出来てしまった。

同郷のブラザーが陽気に電話にでると思っていた相棒は、いきなり電話から日本語早口が聞こえたのに驚いて日本語の語彙がぶっ飛んだ。死ぬほどレジを打ってるぼくに「ぼくさん!ぼくさん!」と言うしか出来ない。ぼくは訳が分からぬまま電話の子機を手渡された。電話相手はウーバーコールセンターだった。

ともかく事情説明すると、コールセンターの人はこういう場合対応について全体の流れと何をすべきか丁寧に教えてくれた。知らない事が沢山あった。その手順自体がそうだし、デリバリーを注文したお客さんの住所連絡先を見るための暗証番号もそうだ。

それからコールセンターの人はウーバーの人を呼び戻す為に連絡を取ってくれることになったが、配達爆速完了しており、この場合ウーバーコールセンターから出来る事はもう何もないということだった。しかし、ここで突き放す事はせずに、当店フランチャイズデリバリー専用コールセンター電話番号を教えてくれた。これもぼくたち従業員には知らされていない情報だった。


コールセンターの人はあからさまに気が動転しているぼくをなだめ、この番号にかければ大丈夫からと励ましてくれた。感謝しまくりながら架電終了。

それから、すぐに専用ダイヤル電話を掛けたかったんだけど、最悪商品をお客さんに直接配達しなきゃいけなくなった場合、ウーバーコールセンターの人は従業員判断によって受けるか断るか決めていいとは言っていたものの、現場独断激怒しないとは言い切れないのがうちの店長なので、まず店長電話して状況説明し、配達とお客さんから言われたら配達してもいいか聞いた。超怒られた。めちゃめちゃ説教されたあと配達しろと言われた。説教されてる間も刻一刻と時間は過ぎて行くので、やっぱ事後報告にすればよかったと思った。

やっと当フランチャイズデリバリー専用の相談ダイヤル電話絶対やらなきゃいけない事は、気づいたら専用ダイヤル電話することとお客さんに直接謝罪電話をすることで、この二つは欠かせないということだった。で、お客さんの意向分岐が生じるということだ。


規約では入れ忘れの時の対応謝罪電話と返金対応のみと決まっている。ところがお客さんの強い意向商品の直接配達対応をするという事が裏技的に出来ることになっている。フランチャイズ本部としてはあまりやりたい事ではないというのが、電話相手の口調から察せられるが、暗黙の了解なのでそこは深掘りしないでくれ感もビンビンに感じられた。

とりあえずまずはお客さんに電話して謝罪し、今回はPayPay払いであったため、返金はPayPayアカウントに入ることになるが10日間かかる事を必ずお客さんに説明するようにという指示をもらう。直ぐに電話した。

お客さんはコール0回で電話に出てぼくが謝罪言葉を述べるのもサクッとぶった切って「配達で。」と言った。PayPay返金絶対さない強い意志が漲っていた。

直ぐにフランチャイズの専用ダイヤルに再度電話し、配達になったことを伝えると、スムーズにお客さんの個人情報を閲覧する為のID暗証番号を教えてくれた。それから、なんとフランチャイズの専用ダイヤルは実はトラブル発生時にかけなくてもいい番号だという事を知らされた。

実は当フランチャイズにはデリバリートラブル発生時にかけるべき店舗コールセンター直通ダイヤルというのがあって、ここにかければこちらは店名を名乗る必用はなく店番を教える必要もないし、コールセンターに繋がる前の自動音声による用件検索スキップ出来るのだ。今後直通ダイヤルにかける様に全従業員に周知してくださいということで架電終了。

急いで商品を用意した。熱々でお届けするはずだったのに冷めてしまったので調理し直しだ。調理しながら店長電話をかけて、まためちゃめちゃ怒られた後、店長いまちょっと出れるかな出れないかなと悩み始めた。もしかして店長配達に行ってくれるのかなとちょっと期待したけどそんな事はなく、はよ行ってこぉ!と架電終了。ですよねー。

調理が終わったので自分スマホGoogleマップにお客さんの住所を入力したら、そこはだだっ広い更地のど真ん中だった。詰んだかもしれないと思ったが、テンパリ過ぎてアドレナリンどばどばになっていたので注文者ヤンキーとかで商品を持っていたら集団で囲まれボコられたらどうしようと想像した割には怖いと思わなかった。仮にボコられた挙げ句河川敷に埋められたとしても悪いのはヤンキーなのであり、ぼくに罪があるとしたらうっかり商品を一個入れ忘れた事くらいである。

自分の車に乗り、Googleマップにナビられて車道に出た瞬間に目的地が店から至近距離にあると知った。走った方が速かったかもしれないが、真っ暗で街灯の少ない夜道なので車で行って正解だったかもしれない。

マップでは更地だった場所瀟洒住宅街で、あの更地10分割くらいにした土地にみっしりと夜目に見ても建ったばかりの家々が建っていた。でもマップには土地が分割された事が反映されておらず、どれがお客さんの家だか分からない。仕方なくお客さんに電話で聞いた。すぐ横にある、親切にも表札にスポットライトを当てているお家のすぐ隣だった。

インターホンを押したらお客さんはすぐに出てくれた。そしてぼくが謝罪言葉を述べるのを「そういうのいいから。」とぶった切って商品をはやく寄越せと催促し、お渡しするとさっさと家の奥に消えた。

詰んでる。とぼくは思った。わりとよく当店に来るお客さんだった。この時間帯は当店が混雑しているのをわかっていて注文してきている。試しに注文してみたかっただけなのか、注文されたのは温度管理帯がバラバラの小さな商品数個だった。たった数個の注文なのに入れ忘れが生じたので、怒鳴ったり表情を変えたりはしない人だったがめちゃめちゃ怒っていたのがわかった。

思うに、お客さんは再配達要求してきたけど、それで自宅にやってきたのが週に一度は見かけるうだつの上がらないいい年してアルバイトのぼくなんて展開になるとは想像もしてないし、望んでもいなかっただろう。たった一つの商品規約を破ってまで届けさせた結果、近所の店の糞店員に住所連絡先が割れるとは思っていなかったはずだ。

これはフランチャイズ本部クレームを入れられてもおかしくない案件だが、しかし大概は追い込み過ぎて逆恨みされる事を畏れて何も言わず、ただ当店の利用をやめることになるのだろう。

店に戻ると激しく混雑していて、相棒が一人で忙しく働いていた。ぼくはすぐ通常業務に戻りつつ、起こった出来事を思い返して今回初めて知った事、たまたまウーバーの人と短い会話をして偶然知った事を整理し、今後同じ事をやらかした時に最短でリカバリーする方法を考えた。空いた時間ミスコピーの裏に爆速店長宛に報告書を書いた。

当店はフランチャイズ店といってもオーナー店長以外は皆パートアルバイトなので、何か大失敗をこいて始末書報告書を書かされるという事がない。だいたいの従業員は報告すらしないだろう。取り繕ってなんとかなったなら尚更だ。

ぼくは個人的仕事中に何かが起きたら全部報告しないと気がすまない質なので、このように何でも書いて残す。店長は、その度にありがとうと言って受け取りはするが、読んだのかどうか不明のままその辺に放置されているのが常だった。

今回の場合とくに大失敗こいたのがぼく自身なので、失敗の原因究明と解決方法をまとめる事は出来るけど、店長にはおまいうで突っぱねられるだけだろう。

でも、ぼくたち従業員には知っていないといざという時に困る事が一杯あったし、ぼくが今後の自分自身バイト仲間たちのためにまとめる意義はありそうだが、対策マニュアルを作って持ってても知らないうちにポイされるのがオチかな。

あー、何で当店は一々ざっくりとした口伝に拘るんだろ。

まあ、失敗したぼくが悪いんだけどね……。

Permalink |記事への反応(2) | 08:45

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2025-07-13

anond:20250713140043

分かる。うだつの上がらないエンジニアが一発逆転狙って政界出てきただけだよね

オードリータンや登みたいな天才ってわけでもないし

Permalink |記事への反応(0) | 14:16

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2025-07-09

俺のモーニングルーティン

6時に起床!ベッドを畳み布団を干してファブリーズ

布団干しにもなる折りたたみベッドは独身者必須アイテム

歯磨きをしてマウスウォッシュ

歯ブラシを1ヶ月以上経っても交換しない奴いないよな?

マウスウォッシュシガーロ!

朝食

オリーブオイルと塩のパスタ。そこに鶏胸肉をほぐしたやつか納豆をかける。

筋トレ

歩いて5分のエニタイムにて。

部位を日毎に分けて短時間で集中!

帰宅してシャワー

ジムにもあるが綺麗とは言い難いので家のシャワー

寝癖と寝汗を纏ったままパブリックスペースに出てく狂人はいないよな?

おめかし

仕事着に着替え髪をセット。

フレッドペリーポロシャツ(白×3、黒×2)を着回し。ポロシャツが白ならスラックスはネイビー、黒ならスラックスはグレー。

センターパートパーマをかければセットも一瞬。

寝癖は論外だが、ノーセットでパブリックスペースに出てく身体大人で中身は中学生おじさんはいないよな?

7時45分に家を出て通勤ドライブ

公共交通機関の方が安いし、毎月の駐車場賃料も車の維持費ももう一個部屋借りてるのかってくらいには高い。

着く時間だって数分しか変わらない。

それでもやはり男なら自家用車(軽、5ナンバー商用車貨物除く)で通勤するべきである

雑踏で髪も服ももちくちゃにされ、女どもの化粧や香水匂い、おじさんどもの体臭や脂を纏って働くのはスタイリッシュじゃない。

サイズの会ってないスーツとよれたシャツを着て、スマホをいじるか、口をだらしなく開けて寝ているうだつのあがらないおじさんにあえてなりたいってなら話は別だが。

Permalink |記事への反応(1) | 20:23

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2025-07-08

anond:20250707150533

ずっとSNSばっか見てる爬虫類脳が条件反射で支持してるだけなんだろうけど、今回は数が多すぎる。

うだつの上がらん虫みたいな奴が適当人生適当勝手に一人で送るのならそれは自由だけど、うちの息子とか未来の孫の世代まで巻き込まれたら困るわ。

マジで海外出ていくように育てるしかないんかもしれん。

Permalink |記事への反応(0) | 21:23

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