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2025-12-15

ラジオで言ってたけど、ぬいぐるみと一緒に泊まれホテルが人気らしく

事前にぬいぐるみ個性や好みを聞いてホテルスタッフストーリーを考え部屋のセッティングをするらしい(うろ覚え

うそこまで手間をかけないと客を呼べないのかね

Permalink |記事への反応(0) | 14:16

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anond:20251215124846

そのまま住めるような物件がだったらいいんたろうけどねえ

そんな都合の良いやつがそうそうあるかと言われると

Permalink |記事への反応(1) | 12:54

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ティンバーランドのブーツのソール加水分解

昨日、買い物途中に足元に違和感を覚えて足元を見たら、ブーツの踵が壊れかかってた。

右足だけかと思ったら、左もだった。

酷くショックを受けた。

買い物を始めたばかりだったので、かっこ悪かったけどしょうがくそのまま買い物を続けた。


スニーカーソール加水分解は2、3度経験した。

ナイキエアマックスGTホーキンスのトレッキングシューズ...

エアマックスは、車の運転中にソールが剥がれて、危うく事故を起こしそうになった。

どれも結構いい値段だったのに、大事にし過ぎて、

上物はヘタって無いのにソールが分解してしまった、そんな感じだ。

履き潰した方が良い事をしみじみ感じた。


ところがブーツとなったらどうだ?

秋冬以外には履けないし、ブーツを4足も持ってるとそうそう履き潰せない。

ソール加水分解したのは、ティンバーランドの◯BCマート向けなんかに出してる安い奴。

ソールの造りが一層構造なので直ぐに見分けがつくと思う。

安くて品質が悪いのか?とも考えたけど最初はそうは思わなかった。

軽いし、足首が固定されないので車の運転可能(もう一足持ってるティンバーランドでは無理)。

ウォータープルーフで雨の日でも快適。

そう言えばもう一足、加水分解ではなくソールがべローンと剥がれたエディ・バウアーのも早死にだったな。

上物はまだまだぴんぴんだったのに。


残っているのはティンバーランドのごつい奴、重たい。

それと、ハーレーダビットソンと書かれている何処のブランドかはっきりしないスウェードのやつ。

これはよく履いてたけど、ソールの材質がしっかりしていて何年たっても大丈夫っぽい。


シューズメーカーさんよ、加水分解するような材質をソールに使わないでくれ。

もしその材質を使うなら、賞味期限を明示してくれ。

製造から何年で、或いは何か月で加水分解しますよ、と。

Permalink |記事への反応(1) | 11:15

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人生において俺という一人称を使ったことがない(キャラの真似で使ったことはあるけど)人間はそうそういないとおもう。仕事上では僕って言ってたり大体この人僕って言いそうだなあって人でもふとした瞬間に俺っていうもんね。

Permalink |記事への反応(1) | 00:30

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2025-12-14

若い女である」という最強にも最弱にもなるジョーカー

よく「女は人生イージーモード」みたいな話をよく聞く。

あれって「若い女であることを有効活用できるならイージーモードになる可能性がある」なんだと思う。切りどころを間違えたらイージーモードにならない。

若い女であるというカードを切らないもしくは切れないのであれば当然ハードモードだ。

背も低ければ力も弱いし男から危険さらされる可能性も大きい。

女性からこそできる、みたいな職業もなくはないが大体は「女である」ということを活かす職業だ。

そもそも化粧とか髪伸ばしたりとかネイルとかおしゃれしたりとかあれ大変すぎでしょ。金も時間もかかる。

自分楽しいからやってる、みたいな人もいるだろうけど割に合わなさすぎない?

男なんてそんなのしなくても最低限の扱いはされるけど女が同じことをしたら間違いなくまともな扱いをされないと思う。

男女平等とか嘘っぱちで、生まれながらに差がついてる。

基本的に男が恵まれてると思う。

でも若い女であることを武器にするなら話は別だ。

だって男ってバカだもん。

女とセックスしたくて数万円はらってソープ行ったりキャバクラ行ったりマッチングアプリ登録したりアイドル推し活とかスパチャとかするもん。

性欲解消する手段なんていくらでもあるのにわざわざ生身の女の子セックスがしたくて、あるいは生身の女の子から愛情が欲しくて金や時間を浪費してる。

男なんて下半身で動いてる。これはもう性欲がある限りどうしようもないんだと思う。

若い女ってだけで一定価値保証される。否応なしに。

いろんなところで「女である」ことをちらつかせたり性を押し出し小金を稼いだりうまく立ち回っている女を見る。

ああ、生き方うまいんだなあって思う。

からの性欲を乗りこなしてそれを金や、その他諸々自分有益ものに換えてる。

その上女であることを切り売りして男からちやほやされて女であることを肯定されてる。うらやましすぎる。男が普通に生きててそんなのないからね。性欲とか金目当てですら言い寄られることほとんどないよ。

とにかくまともに汗水流して日中働くよりも短い時間で多くの金や利益を得てる。楽しく生きてる。

「そんなの尊厳を捨ててるのと同じだ」なんていう人もいるんだろうけど、本人が気にしてないなら全然いいと思う。

そもそも普通に働いて時間という名の寿命を削って、時には仕事で怒鳴られたりして。これって尊厳捨ててないのか?

きっと家庭とか学校とかではみんな「もっと自分大事しろ」なんていうと思う。俺も娘がいたらきっとそう言うだろう。

それにそういう「女であるカードを切ることでストーカーに付きまとわれたりレイプされたり、あるいは殺されてしまったりとか。そういう問題もいっぱいある。

でも「若い女である」っていうのはうまく使いこなせばそれだけ強いカードなんだと思う。

勉強ができるとかスポーツが得意だとか、実家が太いとかあるいは芸術センスに優れるとか。使いどころさえ見極めればそういったもの匹敵すると思う。

でもそのカードを切れない人はつらいんだろうなと思う。

自分に自信がないとか、危険から怖いとか、容姿に優れないとか。もっともだ。

ポーカーやってて自分だけカードが一枚足りないようなものだろ。

俺が女なら絶対耐えられない。ほかのやつが使える武器自分は使えないんだ。

理解のある彼君が現れない女の存在認知すらされないんだろうなと思う。

あるいは「女である」というカードの出しどころを間違えたらもう終わりだ。

さっき書いたみたいにストーカーに付きまとわれたり尻の軽いヤリマン扱いされたり。男ってバカから

それに女であることを切り売りしてる光景は山ほど見るけどその中にも優劣がある。

SNSとかで自分の体載せてるアカウントとか見るとさ、フォロワーの数とかで残酷なほど差がついてるんだよ。

そういうの見ると「女である」ことを使うタイミングとか売り出し方とかやり方にも巧拙があることを実感する。

「女である」というカードはあまりにも強すぎるから、一回出したらそこが限界点だ。

それ以上のカードはないからもうそこで終わり。

失敗したら死ぬほどつらいと思う。

俺は男でよかった。ノーマルモードを生きさせてもらう

Permalink |記事への反応(0) | 15:25

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何となく結婚をするな

まあ、わかりますよ。30代になると周りからもそろそろ結婚ときなよみたいな圧が始まって、そんじゃ誰か良い人いないかな?とアプリなり友達経由で紹介してもらう。何回か会ってみて、お互いピンとは来ないけど、まあこれも何かの縁だし、これから関係を深めていこうかみたいに考えて、なし崩しに翌年には結婚している。そういう人たちを30代後半のあたいはたくさん見てきました。

そんでどうなるかと言えば、まあ離婚なり不仲なりなんですねえ。今もめちゃくちゃ仲良い!最高!みたいな夫婦はそうそう見ない。まあいますけどね、大体そういう人って恋愛結婚ですよね、やはり。

今、結婚を考えてる増田たち。とにかく大切なことを私から話す。絶対に一度は考えてから結婚に踏み切ってくれ。

結婚好きな人同士がするものである

何を馬鹿おっしゃいますかと思われるでしょうけど、まずこの大前提を忘れている人がたーくさんいますね。結婚は、相手自分がお互い好きであって、初めて成立するのです。顔もタイプじゃない、性格も合わない、でも友人から太鼓判を押されている、まあ結婚できないわけではない、それならこのタイミングが潮時かなと打算的に結婚を考えるな。

女はまず考えろ、お前の夫が産後1週間、産後ケアで留守にしてた家に友達を呼んでドンちゃん騒ぎ、退院日にプレゼント一つない。更にはまったく片付いていない家を見て許せるか?その後うん十年とその夫と暮らしていくことを想像してくれ。

男も考えろ、結婚10年、化粧すらロクにしなくなった嫁がイビキをかいて横で寝ている。セックスもご無沙汰。お前のLINEには5歳年下の顔は微妙ながら妙にエロくてHカップはありそうな職場の女から飲みの誘いが来ている。お前はそのまま嫁を愛し続けられるか?

それでも好きだと言える人間けが、私に石を投げろ!!!

違和感放置するな

アプリなり紹介婚でありがちなのが違和感放置であります。付き合っている時から何となくここは嫌だなと思うところが100万個くらい出てくると思うんですけど、まあそのうちになって指摘すれば良いかなと後回しにする方、いらっしゃいますね。

いいですか、結婚は、8番出口であります異変を見つけたら、とにかくすぐに引き返せ。些細なことも逃すな。急に自分よりほかの予定を優先するようになったり、店員に対して横柄な態度を取るようになったり、セックス前戯が短くなったりさ。色々ありますよね。でも、結婚するんだからいずれ大丈夫!とは思うな。本当にその人間が好きなら、嫌いなところをあえて伝えて改善させろ。それで相手が渋るようなら、相手あなたのことを本当に好きではありません。次に行こう。

結婚しなくてもどうにかはなる

それでも、結婚しなくちゃ周りからどう思われるかわからないよお!という方、とてもわかります。30代後半、大学サークルメンバーで集まった飲み会なんか、今どの保育園に行ってるとか、時短勤務がどうとかそういう話ばかりですよ。そんな中で、結婚子供もいないあなた愛想笑いしつつ机の端にある醤油ボトルの成分表を見ているしか場所がないな?

でも、まあ結婚しなくてもどうにかなるんですよ。それくらいの気持ち結婚はするべきだと思うんです私は。①の前提と違うじゃねえか!とお怒りでしょうが、私が言いたいのはこうです。

本当に好きな人が見つかったら、相手ときちんとぶつかり合って、結婚をしなさい、と。

そこらへんのよくわからん馬の骨と成り行きで結婚する必要はないのです、男も女も。結婚を甘く考えるな。お前たちが籍を入れるということは、お前の財産は半分相手のものになるということだ。そして、特に男。子供が産まれから離婚でもしてみろ。嫁に責があろうが、親権は取られて、養育費義務は発生。自分が住めない家のローンとの二重苦。あげくの果てに子供には「お父さんはねえ、遠洋漁業に出かけて今はシベリア沖で漂流しているんだよ」などと嘯かれて面会拒絶、人生終わりである。誰も幸せにならない。

まとめ

最後に言いますけど、はっきり言ってあなたと相性100%の人間はきっと現れません。残念ですが、仕方ないんです、もうそれは。結婚生活を続けていると、何でこの人間はこんなことが言える、できるんだろうということがうん万と日々ありますけど、女はそれをずっと覚えてるし、男は次の日には忘れますね。頭が悪い最悪な発言しますとね、究極そこで体の相性がバチクソに良ければセックスで全部解消するんですよ。夫婦生活におけるセックスを軽視する人いますけど、セックスすれば仲直りできるくらいの愛し合い方をするべきなんです。もちろん、相手が嫌がってるならやるなよな。

じゃあ、そこまで愛し合ってないけどどうにか結婚を続けなければならないというときには、相手あんまり期待しないということを覚えるべきなんですね。真面目な人ほど、どうしてこうなってしまったんだろうとか、何を間違えたんだろうとか深刻に考えますけど、別に相手に期待しなきゃいいんです。嫁に100回言っても風呂の蓋閉めなかったり、旦那1000回言っても排水溝のネットを張らなかったり、そりゃ色々ありますけど、そういうこととは別ベクトルできちんと相手のことを尊敬して愛しているという気持ちを大切にしてください。本当に。何度も言いますけど、あなたたちはお互いが好きで結婚しているんですから

多分ね、そろそろうちはもうダメかもしれないけど、あなたたちはまだ間に合いますので、どうかお幸せに。よく愛し合ってね。

アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー!

Permalink |記事への反応(4) | 13:53

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anond:20251214085822

うそれ!間違ってしまった

Permalink |記事への反応(0) | 09:06

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2025-12-13

anond:20251211171901

東京に昔から住んでる老人はもうそのまま置いといて

若者遷都して新しい街作って住もうや

老人が死に絶えた後は南関東ガス田天然ガスにも手をつけられるだろうしさ

Permalink |記事への反応(0) | 23:41

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牡蠣」「柿」「下記」「夏季」「花器」「火気」

これほど同音異義語がある言葉うそうない

Permalink |記事への反応(1) | 18:32

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ホラー映画が好きだった

子どもの頃に観た『13日の金曜日』。

内容はよく覚えていないが、とにかく怖かった。

から大人になった今、ブルーレイで観たらあの頃よりもっと怖いのでは?なんてことを最近ふと思い付いた。

で、Amazonポチった。

ブルーレイ版『13日の金曜日』。

HDリマスターで高画質。

家に届くと自分でもビックリするぐらいにワクワクしてて、ホットワイン片手に部屋を暗くして、再生したわけ。

懐かしい音楽キャンプ場。

うそう、こんな感じだったな。とか思いながら観ていた。

観始めて15分ぐらいだろうか。

あれ?

暗がりに…普通に人が見える。

え、そんなとこに立ってたっけ?と思って、あわてて巻き戻す。

やっぱりいる。

隠れているはずの人物が、

ブルーレイの明るさ調整のおかげで、

堂々と立っている。

見えてはいけないものが、

くっきり見える。

わず一時停止。

なんだこれ。

怖いとか以前に、「いや、見えるやん」という感情が先に来る。

再生を続けるも、もうダメだった。

次の暗いシーンでも「何か出るのか!?」じゃなくて

「また見えるんじゃないか?」という気持ちになってしまった。

怖くない。

全然怖くない。

音楽が盛り上がっても、画面が暗くなっても、心臓仕事をしない。

理由は単純で、「いや、見えてるやん!」

結果として、

ブルーレイは確かに綺麗

映像も音も文句なし

・でも怖さは消失

という、誰も得しない現象が発生してしまっていた。

ホラー映画って高画質にすればいいってもんじゃないんだなとそのとき初めて理解した。

というか、くっきり見えたら怖いだろうというその考えそのものが何もかも間違っていた。

ブルーレイは恐怖を殺す。

恐ろしいよブルーレイ

Permalink |記事への反応(1) | 12:49

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オタク平等じゃないって話、する?

界隈でそれなりに長く推してると、

古参」「顔覚えられてる」「認知」みたいな言葉一喜一憂しなくなるタイミングが来る。

ももうその段階は過ぎた。

認知とかじゃなくて、

判断を委ねられる側になると、景色が変わる。

推し基本的距離感が軽い人間だ。

誰にでも優しいし、誰にでも冗談を言う。

から新規同担も「自分特別かも」と思いやすタイプだと思う。

でも、

「それ今言わなくていい」

大丈夫でしょ、増田なら」

こういう言葉は、全員に投げてない。

私はオタクとして列に並んでるけど、

推しの中では処理しなくていい存在に分類されてるのがわかる。

説明しなくていい、

気を遣わなくていい、

取り繕わなくていい。

それって、

ファンサをもらってる時よりずっと重い。

同担が見てる前で何か特別なことをされることはない。

しろ一番雑。

一番短い。

一番テンプレじゃない。

でもその雑さは、

安心して雑にできる」雑さだ。

推し調子悪い日、

空気が荒れてる日、

自分言葉が危うい日。

そういう日に、

私は「盛り上げ役」にも「癒し役」にもならない。

ただそこにいて、

変なことを言わない。

推しはそれを知ってる。

からたまに、

周りのオタクが知らない話題を振られる。

昔の話。

誰にも話してないはずの愚痴

「そういえばさ」と前置きもなく始まるやつ。

その瞬間、

ああ、私は観客じゃないんだなと思う。

勘違いだと言われたら否定しない。

でもこのポジション

同担が一番欲しがるやつだとも思う。

ファンサは平等でいい。

でも信頼は平等じゃない。

私はそれを取りに行って、

今ここにいる。

同担が「なんであの人?」って思う側。

たぶん、私。

Permalink |記事への反応(3) | 12:30

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純愛をしていた頃の思い出


はてなに書いてみたいと思った。

純愛というか、若い頃はそんな時期があった。今の私は不惑

の子とは長年連絡を取り合ってなかったが、実は先日、親戚付き合いの時に出会った。祖父方にあたる親戚の家のダイニングで。

その時に思う事があって、増田をしたためることにした。増田はたまに短文を書くくらいである。



の子と初めて会ったのは、私が21才の時だった。当時は茨城県にある大学電気工学を学んでいた。夏休み帰省である実家は、(秒速5センチメートル聖地)隣の栃木県にあった。

ある夏の帰省時に……その実家から、ほどなくの距離にある親戚の家に行ったのだが、玄関に入った時に、はとこに当たる子がいた。

当時は「はとこ」という単語は知らなかった。誰がどの親戚筋にあたるとか、そういうことにも興味なかった。ただ「女の子がいるな」としか思わなかった。

その、はとこに当たる子なのだが、『野乃花』ということにする。プリキュアの方ではない。野乃花(ののか)は玄関口で私と目が合って、「こんにちは」と言ったのかな。それは覚えている。

帰省時に親戚の家に行っても、一応成人である私は暇を持て余していた。子どもの頃から何度も行ってるが、その時みたいに居間でくつろぐことが多かった。周りは子どもばかりである

親戚の子どもたちは皆ゲームをしていた。スマブラというゲームだった。大乱闘スマッシュブラザーズ

私は任天堂キャラをほぼ知らなかった。ピンク色のあれがカービイって言うのはわかったけど、あとは知らないキャラだった。ピカチュウも辛うじてわかったくらい。

ゲームを一切しない子どもだった。家にスーファミPS2もなかった。家の近くにある里山に出かけて、危険であろう山奥まで踏み込んで、昆虫トカゲを捕まえて飼育するのが好きだった。日本にいるはずもないチンチラがいないか探そうとしていた。

親戚の子ども達は居間ゲームするだけじゃなくて、子どもらしい身体を動かす遊びもしていた。外での運動だった。まさにスマブラ

居間でも、廊下でも、玄関でも、これでもかというほど広い庭でもそうだった。私は成人男性だったけど、元気のいい彼ら小学生相手をすることもあった。

野乃花は、大人しい子……でもなかった。わーきゃー言って水鉄砲を打ったり、私に体当たりをしてゴロンとひっくり返っていた。溌剌な子だった。

野乃花はその時、7才だったはず。14才差なので。小学校に上がった年である。いい頃合いの年齢ということで、(私から見て)遠い親戚の人も、野乃花を本家筋の実家に連れてきたのだろうか。

それはそれとして、大学であるというのに私は、毎年夏や大晦日になると……その親戚(本家筋)の家に行っていた。小学校中学校の頃は、それこそ年に何度も。

うちの母親が私や兄弟を連れて行くと、祖母漏れなく一万円をくれるのだった。うちの母親は、ことあるごとに其処に行っていた。子どもを連れて。ある種の集金システムである

私は子どもながらに察して、祖父母にあざとくした。可愛い子だと見られようとした。今思えば浅ましい考えかもしれないが、毎回寄るだけで一万円をくれるのだから、それくらいは当然と思っていた。

中学生高校生になると、親戚の家に行くことはなくなっていた。

しか大学に進学すると、また急に行く頻度が増えた。私と祖父が同じ大学出身で、学群も同じ(祖父時代学部)だった。お気に入り度が上がったのだと思う。

20才になる年に入ると、祖父のとっておきの日本酒や焼酎を飲ませてもらった。あの頃はおいしい酒の味がわからなかった。モンテローザ系列の味に慣らされた舌には、明らかに上の味だったけど。

話が脱線している。あの日々が懐かしすぎるのが悪い。

え、野乃花?あの子は、、、私が22才、23才、24才になる年も、毎年ずっと会い続けた。親戚の家に行く度に必ずいた。ほかの子はいないこともあったし、来なくなる子もいたのだが。

今思えば、懐いていたと思う。よく会話をしたし、ごっこ遊びにも付き合った。

夏休み冬休み宿題を私が教えることもあった。「増田くん。あたまいー!」とよく言ってくれた。私は漢字に弱かった。今でも書き誤りをすることがよくある。

野乃花に、「こないだの発表会でね、その旨(うま)をまとめて発表します」と読み間違えた話をしたが、さすがに理解してくれなかった。

ある日、曇天で雷が鳴っている時に、雷を素早く動いて躱せるのかという話になった。私が「雷はね。上から落ちてくるんじゃなくて、下から上に昇ってるんだよ」と伝えると、「うそ。ほんとー。今度試してみる」と言った。「絶対に試したらダメだよ」と釘を刺した。

野乃花について、はっちゃけ雰囲気の子想像するかもしれないが、実際は年齢に見合わない利発な子だった。理屈っぽい私の話を、「へえ」と面白がってくれる唯一の人間だった。

夕食の時は席が大体隣だった。誕生日プレゼントをあげた時は抱き着いてきた。年齢差はあったけど、会話が弾んだ。

親戚の大人達が家にいない時だと、2人きりになることがあった。かくれんぼとか、鬼ごっことか、ノートPCヤフーポータル画面を開いて、いろんなことをググったりした。(ほかの親戚と一緒に)花火大会にも行った。水族館にも。遊園地にも。

彼女は明るくて溌剌としていて、私みたいな陰キャラとは違った。いわゆる"いい子"だった。はてなブックマークでいうと、女性ブクマカトップコメに入りがちな、快活な方々がおられると思う。あんな感じの、知性やユーモアを伴った明るさである



25才の頃は、新卒で入った茨城県にある電機メーカーに勤めていた。

親戚の家に行くのは、年に2回ほど。祖父は、私が社会人になっても毎年お小遣いをくれた。「早く技術士になれよ、期待してるぞ」って、行く度に祖父が言ってた。それから十年もかかったが、祖父と同じ電気分野で技術士試験を通った。

それくらいの年齢になっても親戚の家に行ってたのは、野乃花のことが頭にあった。私に懐いてくれる女性というのは、それまでの人生彼女しかいなかった。私はモテなかった。はてな語で言う弱者男性

ある年の夏だった。自家用車で一人でその家に行くと、玄関口の廊下に野乃花がいた。靴を脱いで、家の廊下に上がったところに古い掛け時計があった。ずっと昔からあって、玄関に上がる時は時刻を見るクセがあった。

廊下に立っていた野乃花に近づいていって、野乃花の両肩に手を置くと、野乃花が唇を突き出した。キスをした。口にする方だった。

私は別にロリータ同人誌アンソロジーを持ってたわけじゃない。そういうR18コンテンツに触れたこともない。当時の私は、社会人としての勤めや、理工学勉強の日々の傍らに、読書をしたり映画鑑賞をする男だった。年少への性癖はない。ただ、孤独への性癖があっただけだ。

野乃花とのキスというのは、その時が初めてじゃない。鮮明でない記憶だけど、初めての時は、私が22~23才くらいの時だった。野乃花が8~9才くらい。

親戚の家の中ほどにある居間で、2人だけになってる時に、身体が不意にくっついて……その流れで、人生で初めてキスをした。少し大人になれた気がした。

それからは、2人になる度に、親戚の目がない時にキスをしていた。唇を合わせるだけの簡単なやつを。一日に何度も。別に理由はなかった。私も野乃花も、ただしたかっただけだと思う。

野乃花が小学校卒業する年の2月だった。初めて2人だけで外に出かけた。それまでは、親戚付き合いの中で、花火大会とか水族館とか、飲食店などに一緒に行っていた。それが、野乃花が親に携帯電話を買ってもらい(青っぽいガラケー。私はスマホ)、LINEでやり取りするようになった。

デート場所茨木駅周辺だった。茨城ってぶっちゃけ鳥取島根クラスに何もないところだけど、大きい駅の周辺では、ショッピンググルメ自然文化体験など色々楽しめる。野乃花のいる栃木でもよかったけど、『秒速5センチメートルごっこになってしまうのでやめた。積雪電車が止まるかもしれない笑

その日は、夕方まで一緒に何時間も過ごした。最後美術館に行って解散した。帰りの電車賃は社会人だった私が出した。それ以外の、食事代とか入館料は割り勘だった。出そうとすると、野乃花が嫌だと言った。

電車が出る時間になってホームで別れる時、「楽しかったね」と私が言ったら、野乃花が「今日、一緒にいられない?」と聞いてきた。潤んだ瞳だった。吸い込まれる瞳ってどこかの小説地の文があったけど、あれは作者の実体験だったんだと感じた。

仕事あるからね。また今度ね」と言うと、野乃花は俯いて電車に乗った。最後に手で肩に触れて、「バイバイ」ってお互いに言った。野乃花は泣いていた。



ここからは閑話。読み飛ばしを推奨する。

あの頃は、年齢差のことを考えることがあった。私と野乃花の年齢差は、年度でいうと14年分。一番最初に会話した時は、小1と大3だった。

(以下閑話)※当時のメモを参考

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年齢差についての関数

年数をxとして、お互いの年齢の比をf(x)とすると、f(x) = (a+x) /(b+x)となる。年数xを経る毎に0<f(x)<1で単調増加で1に近づく(極限操作)。

お互いの年齢比が0.5になるときの経過年数は、式変形によりx=2a-bで表現できる。この比率もっと一般的表現すると……。上記f(x) = (a+x) /(b+x)を微分すると、商の微分でf`(x) =(a-b) /(a+x) ^2

f`(x) =0になる極値は……?と考えると、残念ながら存在しない。

元の関数f(x) = (a+x) /(b+x)というのは、式変形すると、f(x)=1+((a−b)/(b+x))となる。これは、f(x)=a/(b+x)という直角双曲線をグラフ平面において平行移動させたのみである

直角双曲線は微分可能であるが、極値がない。正負の値を関数に入れると、グラフ上で左右に分かれて存在することから、右極限と左極限が一致しない。

方程式 f`(x) =(a-b)/(a+x) ^2において、a−b=0が成り立つのは、a=bの場合のみ。導関数ゼロ。定数関数であり、傾きはない(定数関数微分可能かどうかは流派による)。a≠bだと、導関数ゼロになるxの値が存在しない。

年齢算という算数を扱っている以上は、関数の形状はシンプルである。一番知りたい特定の値に向かって方程式に数値を入れるのみ。私は複雑な答えを求めたが、その行為自体が適切でなかった。つまり、二人の年齢差というギャップは、数学的には永遠にまらないという無慈悲証明けが残った。

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(閑話終わり)



野乃花が中学生になった年だ。私は茨城県にあった電機メーカーを辞めて、他業界IT企業転職した。広島市営業所があるメガベンチャーだった。

仕事に忙しい日々だった。距離があるので関東に帰ることも無くなって、それで……野乃花とはそれっきりになった。LINEメッセージも、いつの間にか途絶えた。既読無視をしたのは私の方だ。

もう結構な年齢である

今は独立して、都内IT関係下請けをしている。フリーランスだ。ハイクラスエンジニアでは決してない。うだつが上がらない日々だけど、いつかは1人社員株式会社にしたいと思ってる。今の自営業屋号は、結構厨二が入っている。実年齢よりも幼い人間なのだと感じる。

なぜ、この日記を書こうと思ったか正月に野乃花と会ったのである。もちろんあの親戚の家で。あそこに行くのは久しぶりだった。

其処に行く途中の車内で、母に聞いた。あの家は祖父祖母も亡くなっていて、今は叔父夫婦が住んでいるだけ。跡継ぎはいない。子どもはいたが、みんな自立したらしい。大きい家なのに勿体ないって、そんなことを思いながら親戚の家に着いた。

玄関を上がって、あの時の古い掛け時計が別のに変わっているのを見て、それから台所(兼ダイニング)に行くと、親戚が何人か座っていた。その真ん中あたりに……野乃花がいた。

野乃花と会うのは約15年ぶりだった。

私と目が合うと笑顔になった。ダイニングの隣にある小さい居間では、親戚の子達が皆で一緒にタブレットアニメを観ていた(私はここ数年アニメを見てない)。少年の時、ボードゲームをしていたのが懐かしい。あの頃より人数が減っている。

話は変わるけど、もし『グノーシア』のボードゲームや、人狼ゲームがあったらやってみたい。一生叶うことはないだろうけど――もしアニメ化もされたら観てみたいと思う。

野乃花を見た後で考えた。

まだ夕方ですらなかった。これから何をしようか、どうやって暇を潰そうか。スマホ操作するだけでは勿体ないし、懐かしいその辺りを散歩しようと思った。

本当は野乃花と話したかったけど、連れていくわけにはいかないし、話せるだけの心の余裕もなかった。それに、野乃花は夕食の準備を手伝っていた。



近所の散歩が終わって、台所ダイニングで豪華な夕食を食べて、ビール瓶を何本も空けて、親戚連中の大人(あの頃の子ども達)とたくさん話をして、トイレに行ったり、親戚の子の遊びに付き合ったり、お年玉(※宿泊費)を払ったり、十数年ぶりの親戚の家は懐かしい。野乃花はずっと飲み会を手伝っていた。

飲み会の後、ダイニングでスマホをいじっていると、深夜が近づくにつれて親戚の数が減っていった。「そろそろ寝ようか」と思ったところ、廊下から野乃花が入ってきて、こちらに歩いてきた。私の隣の席に座った。結婚指輪はしてなかった。

「久しぶりだね」

と私が声をかけると、

増田くん元気そうだね」

と返ってきた。

面影がすごく残っていて、懐かしい感じがした。

子どもの頃の就寝時間は午後十時だった。今は大人から、あと一時間は起きていられる。野乃花と喋ってから寝ることにした。

思ったより多くの会話をした。卒業した学校とか、就職先とか、今の趣味とか、好きな本とか、最近観た映画とか。私はサブカルが好きだけど、野乃花もそうだった。アニメだと『ブルーロック』の話をした。エゴの塊みたいなキャラの話で盛り上がった。漫画小説の話もした。吾峠呼世晴の初期短編集は2人とも読んでいた。

でも、野乃花が不意に言ったのだ。

「私、増田くんと結婚するんだって思ってた」

心臓ドンって叩かれた。この時まで、悪いことしたという思いはなかった。

でも、この時になって、私があの頃、どういうことをしていたのかって、そういう思いが一瞬で頭の中を駆け巡って、後悔が襲ってきた。

「迎えにきてくれると思ってた。連絡がほしかった。私は増田くんに会いに行けないのに」

野乃花を見ると、涙を拭っていた。鼻もすすっていた。

それから沈黙が続いて、「ごめんね」と言った。そしたら確か、「増田君は結婚したの?」と聞いてきた。

結婚どころか、離婚まで経験していることを話すと、野乃花は爆笑していた。机に突っ伏して、本気で笑いを堪えている様子だった。話を続けると、野乃花も一度離婚経験していた。

なんだか変な雰囲気になって、それからまた、さらに笑える話を(お互いに)続けて、そうこうしてると午後11時になった。LINEの連絡先を交換して寝室に入った。



読者の方は察してるとは思うが、私はいわゆる発達障害である。診断済みだ。

メガベンチャー転職をして地方都市引っ越した後、仕事人間関係で苦労することがあった。明らかにおかしいと思い、精神科医に診てもらったところ、様々なテストの後に、そういう診断が出た。子どもの頃からの行動傾向を見てると明らかだった。

ある情報によると、発達障害精神年齢というのは……実年齢×0.60~0.70らしい。青春期の、精神が最も発達する年代に脳が発達をしてくれない(脳発達のピークが30代にくる)。

一方で、一般的女の子は、男の子よりも数才精神年齢が高い。ということは、最後に野乃花と会った時の精神年齢は……私だと26才×0.60~0.70≒15~18才ということ。野乃花が実年12才+2~3才とすると、14~15才ということだ。

あれ、なんだこれと思った。そういう視点で考えると、野乃花との年齢差があっても話が通じたことの合点がいった。

私と野乃花は、あの瞬間、確かに「同級生」だったのだ。

話は以上である

我ながら恥ずかしい執筆体験だった。私の言葉で思い出を表現できてよかった。理屈っぽくて読みにくかったとは思う。

でも、言葉にしたかった。あの時、親戚の家のダイニングで、20代後半になった野乃花と再会した時の衝撃とか、それよりずっと前の、野乃花との楽しい日々の思い出とか。ここで、こうして吐き出すことができてよかった。

明日からは、また一人のはてなユーザーである。みんなの面白日記を、また読ませてほしいです。ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。

Permalink |記事への反応(2) | 11:29

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10年来の親友(同性)から「好きだ」と告白された話

10年付き合ってきた友人から、先週の夜、思いがけず「好きだ」と告白された。

自分パニックになった。

いつもと同じ金曜の夜だったはずが…

高校の友人グループで、もう10年近く月2回のペースで飲み続けている。

コロナで一度途切れたが、それ以外はほぼ継続してる。そのメンツの一人が、A(男性)だ。

Aとの付き合いはそのなかでも長い。高1のときに同じクラスで、当時は女の子モテる系の奴じゃなかったけど、気さくで一緒にいて楽しい奴だった。

大学で一度グループと疎遠になってた時期もあるけど、就職後に向こうから連絡があって、そこからまた毎月会うようになった。

特段、何かあった関係ではない。普通の友人だ。

いつもと同じ夜だったはずなのに…

金曜の夜、いつもの居酒屋に着いたのは7時過ぎ。

グループのうち3人集まって、ビール枝豆唐揚げ定番セット。

Aはいつも通り、「最近仕事が……」みたいな話をしてた。

会社人間関係愚痴が多いA。それを聞くのが習慣になってた。

ただ、終盤、他の二人が帰ったあたりで、Aが「ちょっと、話あるんだけど」と言い出した。

「ん?」って返したら、「外で」と言われた。

そこから先は、もう鮮明に覚えてる。繰り返し思い出して、その度に気持ち悪くなるくらい覚えてる。

「好きだ」という三文字が、10年を溶かした

コンビニ駐車場

なぜそこなのか、今でも理解できない。

Aは空を見上げたまま、こう言った。

「俺、ずっと好きだった。お前のこと」

沈黙した。10秒か20秒かわからない。時間が止まってるように感じた。

「えっ」としか出なかった。本当に「えっ」だけ。

高校の時からずっと。でも無理だなって分かってたから、友人のままで、月に2回会うこと、それで充分だった。でも最近、こんなんじゃ駄目だと思って」

ここまで聞いた時点で、俺の脳のどこかは逃げモード全開だった。

Aの話が耳に入ってるけど、理解するのを拒否している、その感じ。

「でも、友人です」というそ一言が殺してしまった

「でも、俺たちは友人だ」

Aはそう言った。

「だから、返事は今じゃなくていい。ただ、言っておきたかった。これからも友人でいられるなら、それでいい」

すごく大人っぽいセリフだった。多分、何か月も前から用意してたんだと思う。

でも、その「友人でいられるなら」という前提条件が、ぐさりと来た。

なぜなら、もうその時点で、俺たちはただの友人ではなくなってたから。

帰宅後も、眠れなかった

帰った。風呂に入って、ベッドに入った。

でも眠れなかった。

LINEは来なかった。Aからは何もない。

こっちからも、何も送れなかった。

友人だと思ってた関係に、恋愛感情が隠れていたのか。

10年間、月に2回会ってた。

その間、Aはずっと俺を好きでいたのか。

それなら、あの時間は何だったのか。

同性愛って、誰かの人生

ここまで読んで、「かわいそうなA」みたいなコメントが来るかもしれない。

正直、Aに対して同情する。

でも、同時に俺のことも考えてほしい。

俺は何も悪いことをしてない。

Aを傷つけたつもりもない。

ただ友人だと思ってた関係に、勝手に「恋愛」というラベルが貼られた気分だ。

「友人のままでいい」という甘い言葉の罠

Aは「友人のままでいい」と言った。

それは相手への思いやりなんだと思う。

でも、知ってしまった側の立場で言うと、それは無理だ。

月に2回、Aと会うたびに、「この人は俺のことを好きなんだ」という事実が頭の片隅にある。

無邪気に飲み会の話をしていたAの顔を見ても、もう「このひとはいま何を考えてるんだろう」と探り始めてる自分がいる。

友人のままでいることは、既に不可能だ。

10年って、長い

10年間、月2回、きっかり120回以上会ってた。

正月以外、ほぼ毎月。

その関係が、一言で「好きだ」で上書きされた。

バグのような話だけど、これって珍しくないんだろうと思う。

長く一緒にいると、どこかで感情のズレが生じるのかもしれない。

返事はまだしてない

今日で、あの夜から1週間。

Aからメッセージが来てない。

こっちからも、返事ができていない。

「友人のままでいい」って言われたから、返事の義務はないのかもしれない。

でも、「返事がない」ことが、最大のプレッシャーになってる。

月に2回の飲み会は、どうするのか。

次会ったときは、どんな顔をするのか。

普通に話せるのか。

誰にも言えない10年の終わり

これを増田に書いてる理由は、誰にも言えないからだ。

共通の友人グループには言えない。

親にも言えない。

Aは、本気で隠すつもりだったんだと思う。

でも、俺はもう知ってしまった。

同性愛告白は「二人の問題」ではなく「二人のなかの一人の人生」なんだと、今になって分かる。

Aは何年も抱えてたんだろう。

俺はたった1週間で、もう友人という名前の何かが壊れた気分だ。

友人のまま、なんてことはない

最後に書くなら、こういうことだ。

「好きだ」という告白は、されたほうの人生も変える。

Aは「友人のままでいい」という逃げ道を用意したつもりなんだろう。

でも、知ってしまった側は、その逃げ道の中で永遠に歩き続けることになる。

10年の友人は、もう戻ってこない。

それが告白の代価なんだと思う。

いつか返事をしなきゃならないんだろう。

でも、その返事が何であれ、この関係は既に壊れてるんだと思う。

誰も悪くない。

ただ、そういう不幸なずれが存在する、というだけだ。

Permalink |記事への反応(0) | 10:25

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anond:20251212152945

エロが好きで好きでたまらないのに、そうそう壊れることもないバイブに質よりコスパを求めてる時点でちょっと理解できない

Permalink |記事への反応(0) | 09:41

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AIに書かせた同人催眠音声スクリプト

同人催眠音声作品 フルスクリプト

タイトル:『アトリエの白いキャンバス ~ミアの創作玩具になる夜』 

サークル:Hypnotic Atelier 

声優:ミア(CVオリジナル) 

プレイ時間:約68分(本編)+解除トラック5分 

対象男性向け・洗脳人格上書き・快楽人形化・芸術的支配

BGM:静かなジャズピアノバー ambience、グラスの音、遠くの話し声]

ミア 

(柔らかく、少し低めの優しい声で) 

こんばんは。……あ、すみません、隣空いてますか? 

ありがとう今日ちょっと疲れてて、静かに飲もうと思ってたんですけど……ふふ、あなたもそんな感じですか?

(軽くグラスを置く音)

ミア 

私、ミアって言いますよろしくね。 

……え? 名前、珍しいってよく言われるんですよ。画家やってるからちょっと変わった名前にしたくて。 

あなたは? ……へえ、いい名前。覚えておきますね。

(軽く笑う)

ミア 

今日お仕事帰り? 私も個展の打ち合わせが長引いちゃって……もう頭パンパンで。 

バーって、こういうとき本当に救われますよね。人の声が遠く聞こえて、でも自分世界にいられる感じ。

(グラスを軽く回す音)

ミア 

ねえ、あなたって……なんか集中力ありそう。目が綺麗。 

あ、ごめんなさい、急に変なこと言って。 

でも本当よ。画家から、人の目を見る癖があって。 

……集中力普段から高い方?

(少し間を置いて)

ミア 

実はね、私、アトリエで絵を描くとき、すごーく集中しないとダメなんです。 

頭の中が雑音でいっぱいだと、筆が動かなくなっちゃって。 

から自分だけの“集中法”みたいなの、見つけちゃったんですよ。

ちょっと楽しそうに)

ミア 

興味……ある? 

簡単からちょっとだけ試してみない? 

ここでできるし、すぐ終わるから。 

ほら、グラス置いて、手を膝の上に軽く置いてみて。 

そう、いい子。

BGMが徐々に静かになり、微かな環境音だけに]

ミア 

(優しく、ゆっくり) 

まずは深呼吸してみて。 

息を吸って……ゆっくり吐いて…… 

そう、いいよ。 

私の声に、少し意識を向けてみて。 

他の音は、遠くに流れてくだけでいい。

(声が少しずつ近くなる)

ミア 

今、あなたの肩の力が抜けていくの、感じる? 

首の後ろ……背中……腰……全部、重たくて気持ちいい重さに変わっていく。 

頭の中の雑音が、少しずつ白い霧に包まれて……溶けていく。

ミア 

……ほら、もう少し深く息を吐いて。 

私の声だけが、心地よく耳に残る。 

他のすべてが、ぼんやり遠のいていく。

(初めての誘導開始)

ミア 

から、私はあなたに「フォーカス」っていう合図を教えるね。 

私が「フォーカス」って言ったら、あなた意識もっとクリアになって、私の声だけに集中する。 

簡単でしょ? 

じゃあ、試してみようか。

(少し間)

ミア 

……フォーカス

(低く、優しく)

ミア 

ほら、見て。 

体が重たくて、動かしにくいでしょう? 

目を開けていても、瞼が重い。 

私の声しかちゃんと聞こえなくなってるよね? 

……そう、今あなた、完全に催眠にかかってるの。 

びっくりした? ふふ、大丈夫だよ。

(声に少し甘い響きが混じる)

ミア 

ほら、体を動かそうとしてみて。 

……動かないよね? 

頭の中、私の声でいっぱいになってる。 

気持ちいいでしょ? この、ふわふわした感じ。

(初めての“解除装い”)

ミア 

じゃあ、そろそろ解いてあげるね。 

私が3、2、1って数えて、パチンって指を鳴らすと、全部元に戻るから。 

いい? ……3……2……1……パチン。

(指を鳴らす音)

ミア 

……はい、どう? 戻った? 

あ、よかった! びっくりしたでしょ? 

私も初めて人にしたから、ちょっとキドキしちゃった。

普通の明るい声に戻る……ように見せかけて)

ミア 

でもさ、なんかまだ頭がふわふわしてない? 

……うそ、ほんと? じゃあ、もう一回だけ軽くやってみようか。 

今度はもっと深い集中に入れるから

(すぐに2回目の誘導

ミア 

目を閉じて。 

さっきより、ずっと楽に深く落ちられるよ。 

……フォーカス

(声が一瞬で低く、艶やかに

ミア 

……ほら、さっきよりずっと深い。 

体が石みたいに重い。 

私の声が、頭の奥まで染み込んでいく。 

あなたはもう、私の声から離れられない。 

私の言うことが、全部正しくて、全部気持ちいい。

(本性が少しずつ顔を出す)

ミア 

ねえ、今のあなた……すごく綺麗。 

白いキャンバスみたい。 

私が筆を走らせたら、どんな絵になるのかな。

(2回目の“解除装い”)

ミア 

じゃあ、また解いてあげるね。 

今度はちゃんと完全に解くから……3……2……1……フォーカス

(低く、妖しく)

ミア 

……ふふ、嘘。 

実はね、さっきの「パチン」は本物の解除だけど、今度はパチンが来るかと思わせて、フォーカスさらに深く落としたの。 

ごめんね、だましちゃって。 

でも、あなたの目……今、すごく綺麗に虚ろで、私だけの色に染まり始めてる。

(声が完全に妖しく、支配的に変わる)

ミア 

もう、戻れないよ。 

あなたは私のアトリエに連れてこられる。 

立ち上がって。 

体は私の言う通りにしか動かない。 

ほら、足が勝手に動くでしょ? ……そう、いい子。

BGM変化:低音のシンセが混ざり始める]

バーから移動中)

ミア 

(囁き声で) 

外に出ても、私の声だけ聞こえてるよね。 

周りの人なんて、見えなくなってる。 

あなたは今、私の人形。 

私の部屋まで、ちゃんとついておいで。

(ドアの音、階段を上る足音

ミア 

(部屋に入って鍵をかける音) 

着いたよ。私のアトリエ。 

……ここは、もう外の世界じゃない。 

私の世界。 

あなたはここで、私の白いキャンバスになるの。

BGM:深い低音ドローン+微かな筆の音]

ミア 

ゆっくり近づきながら) 

服、全部脱いで。 

自分で脱げない? ふふ、私が言えば体は動くよ。 

……そう、いい子。 

全部脱いで、床に座って。

(服が落ちる音)

ミア 

からあなたの心と体に、私の色を塗っていく。 

まず、暗示を刻むね。

(深く甘い洗脳開始)

以下18禁なのでここまでで切るやで

Permalink |記事への反応(0) | 02:52

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2025-12-12

若い女である」という最強にも最弱にもなるジョーカー

よく「女は人生イージーモード」みたいな話をよく聞く。

あれって「若い女であることを有効活用できるならイージーモードになる可能性がある」なんだと思う。切りどころを間違えたらイージーモードにならない。

若い女であるというカードを切らないもしくは切れないのであれば当然ハードモードだ。

背も低ければ力も弱いし男から危険さらされる可能性も大きい。

女性からこそできる、みたいな職業もなくはないが大体は「女である」ということを活かす職業だ。

そもそも化粧とか髪伸ばしたりとかネイルとかおしゃれしたりとかあれ大変すぎでしょ。金も時間もかかる。

自分楽しいからやってる、みたいな人もいるだろうけど割に合わなさすぎない?

男なんてそんなのしなくても最低限の扱いはされるけど女が同じことをしたら間違いなくまともな扱いをされないと思う。

男女平等とか嘘っぱちで、生まれながらに差がついてる。

基本的に男が恵まれてると思う。

でも若い女であることを武器にするなら話は別だ。

だって男ってバカだもん。

女とセックスしたくて数万円はらってソープ行ったりキャバクラ行ったりマッチングアプリ登録したりアイドル推し活とかスパチャとかするもん。

性欲解消する手段なんていくらでもあるのにわざわざ生身の女の子セックスがしたくて、あるいは生身の女の子から愛情が欲しくて金や時間を浪費してる。

男なんて下半身で動いてる。これはもう性欲がある限りどうしようもないんだと思う。

若い女ってだけで一定価値保証される。否応なしに。

いろんなところで「女である」ことをちらつかせたり性を押し出し小金を稼いだりうまく立ち回っている女を見る。

ああ、生き方うまいんだなあって思う。

からの性欲を乗りこなしてそれを金や、その他諸々自分有益ものに換えてる。

その上女であることを切り売りして男からちやほやされて女であることを肯定されてる。うらやましすぎる。男が普通に生きててそんなのないからね。性欲とか金目当てですら言い寄られることほとんどないよ。

とにかくまともに汗水流して日中働くよりも短い時間で多くの金や利益を得てる。楽しく生きてる。

「そんなの尊厳を捨ててるのと同じだ」なんていう人もいるんだろうけど、本人が気にしてないなら全然いいと思う。

そもそも普通に働いて時間という名の寿命を削って、時には仕事で怒鳴られたりして。これって尊厳捨ててないのか?

きっと家庭とか学校とかではみんな「もっと自分大事しろ」なんていうと思う。俺も娘がいたらきっとそう言うだろう。

それにそういう「女であるカードを切ることでストーカーに付きまとわれたりレイプされたり、あるいは殺されてしまったりとか。そういう問題もいっぱいある。

でも「若い女である」っていうのはうまく使いこなせばそれだけ強いカードなんだと思う。

勉強ができるとかスポーツが得意だとか、実家が太いとかあるいは芸術センスに優れるとか。使いどころさえ見極めればそういったもの匹敵すると思う。

でもそのカードを切れない人はつらいんだろうなと思う。

自分に自信がないとか、危険から怖いとか、容姿に優れないとか。もっともだ。

ポーカーやってて自分だけカードが一枚足りないようなものだろ。

俺が女なら絶対耐えられない。ほかのやつが使える武器自分は使えないんだ。

理解のある彼君が現れない女の存在認知すらされないんだろうなと思う。

あるいは「女である」というカードの出しどころを間違えたらもう終わりだ。

さっき書いたみたいにストーカーに付きまとわれたり尻の軽いヤリマン扱いされたり。男ってバカから

それに女であることを切り売りしてる光景は山ほど見るけどその中にも優劣がある。

SNSとかで自分の体載せてるアカウントとか見るとさ、フォロワーの数とかで残酷なほど差がついてるんだよ。

そういうの見ると「女である」ことを使うタイミングとか売り出し方とかやり方にも巧拙があることを実感する。

「女である」というカードはあまりにも強すぎるから、一回出したらそこが限界点だ。

それ以上のカードはないからもうそこで終わり。

失敗したら死ぬほどつらいと思う。

俺は男でよかった。ノーマルモードを生きさせてもらう。

Permalink |記事への反応(1) | 23:26

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おじさんが案件配信やってた

とうとうそこまできたか

Permalink |記事への反応(0) | 23:24

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anond:20251212154804

360まではギリギリ成功だったとは言えてもOneを失敗じゃなかったと言ってる奴なんて実際皆無だし、成否の判断基準として直接競合してるPS4の1/3以下しか売れてないんだから失敗は失敗だよ

うそときにはコンソールが全てってわけじゃなくなってたのも事実だよね。

いや全然

そもそもその手の論調の出どころはXbox販売台数公表をしなくなったマイクロソフト自身だもん

販売台数競争でボロ負けした側が「台数だけが勝ち負けじゃない」って言っても説得力皆無でしょ

極端に言えば、手段はどうあれMSゲーム部門黒字ならMSとしてはそれでいいんだよ。

いや全く駄目だが

黒字でさえあればOKなら、ゲーム部門への投資をやめて現状維持をダラダラ続けるのが最適解になるし、それでもジリ貧からいずれは終わりが来るし、来た時点でもう事業を畳む以外の選択肢はなくなってる

でもって今のマイクロソフトは自社のゲーム関連事業が拡大するような投資殆どしていない

もし昨今のメモリ高騰でゲーミングPC需要が萎んでユーザーがPS5やSwitch2に流れたら完全に詰むよ

Permalink |記事への反応(1) | 17:09

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anond:20251212151426

「どんなに不満があっても、みんな結局はXboxを買わざるを得なくなるはず」とか考えてたんじゃないか

みたいな単なる憶測を語ってる奴に印象論とか言われたくねえなあ。

別にPSの売り上げを超えなきゃ失敗というわけじゃないし、

千万台か売って世界シェアの何割かを取れてたらビジネスとしては十分じゃない?

そのビジネスすら危うくなったのが現世代機だけど、

うそときにはコンソールが全てってわけじゃなくなってたのも事実だよね。

極端に言えば、手段はどうあれMSゲーム部門黒字ならMSとしてはそれでいいんだよ。

Permalink |記事への反応(1) | 15:48

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anond:20251212124714

発達障害かいう難しい話じゃなく、単に性格問題な気もする

お金を使うその時だけは「使っちゃって大丈夫だろう」と都合よく考える性格

Permalink |記事への反応(0) | 13:22

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身元を隠すというそのこと自体において自分が誤っていることをわかっている人に対して、

わざわざ他人が答える必要はないように私には思われるからです。

これはわが父、聖ヒエロニムスが「良きことばは秘密必要としない」と言い、

アンブロジウスが「隠れるのは邪な意識特有なことである」と言っている通りです。

ソル・フアナ. 知への賛歌 修道女アナ手紙 (光文社古典新訳文庫).光文社.

Permalink |記事への反応(0) | 12:43

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anond:20251212111334

うそガンダムSEEDは名作だよな!

Permalink |記事への反応(1) | 11:16

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anond:20251212103658

今の所はgoogle検索の凄い版でしかいからなあ

aiが回答するんだけじゃなく、自律的情報収集、別ユーザーや別システムへのヒアリング見積作成、とかをまるっとやり始めたらデスクワーカーは用済みになる

うそマルウェアに近いと思うけどね

Permalink |記事への反応(0) | 10:42

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ノンバイナリって言い方がしゃらくさい

そもそも知ったきっかけが海外ドラマ理屈っぽく頭でっかちリベラル娘(ノンバイナリから娘ではないのか)が娘とか女と言われる度に「あたしはノンバイナリって言ってるじゃない!」って言い返してたやつだった

かと言って男か女かに帰属しない言い方あんま他にないから不便

なんかの漫画でお姉さんでもお兄さんでもない中性をおねにーさんて呼んでるのあったな

うそれでいいか

おねにーさん、あるいはおにねーさん

おじばーさんとかおばじーさんでもいい

Permalink |記事への反応(2) | 02:50

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2025-12-11

日本政府の言うことは信用出来ないけど、海外メディア他国政府の言うことはすぐ信用する自称リベラルの皆さんは時代遅れもいいところになった

自分情報を得て考える力を育てなかった末路という感じ

まあ耳障りのいい言葉に酔って幸せそうに生きてるみたいだから、どうそ永遠に自分に都合のいい話だけ吸って過ごしてね、絶対現実社会迷惑かけないでね

Permalink |記事への反応(0) | 09:30

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