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2026-02-09

東京海洋大自動車企業(プログラマ)経歴の持ち主による選挙結果感想

一般的には珍しいと自負しているが、私は国立東京海洋大卒業した後に何度かの転職をして自動車企業プログラマとなった。

学生時代は当時はまだまだ思考実験レベルだった海洋ロジスティクス(海運)と先進ITを紐付ける様な研究へのめり込み、当時の私の研究の一部は現在世界中海洋ロジスティクスを支えるシステムとして稼働している。

先進IT:私が学生時代の時点でジャイロコンパスロランCなどを活用した電波航法や、HITACHIH8Intel 8086電子センサを組み合わせた自動記録程度は実現していたが、航路自動選定やエンジンルーム無人するほどの自動制御は実現出来ていなかった。また、ブロードバンド接続は夢のまた夢の状態だった。

本題に入るが、2026/02/09 6:00の時点で自民党単独議席の2/3を得るという、間違いなく日本初の女性首相誕生と併せて日本史の教科書へ載るレベル選挙となった(安倍元首相最期もおそらく同時に載る)。

何故ここまで中道改革連合は弱かったのか?という議論は様々な人たちが評価しているが、特殊な経歴の私の評価も公開しようと思う。

まず何よりも土壇場で起きた「#ママ戦争止めてくるわ」のネット運動は非常に不味かった。

何故なら、#ママ戦争止めてくるわの運動には、これまではてな界隈でも積極的議論され指摘されていた中台開戦による日本経済損失や日本参戦について何ら効果が無いことが、投票行動へ出る程度に政治へ関心のある若者へ周知されてしまっていたからだ。

どういうことか?

若者の間では既に「日本中台開戦へ非参戦を明言する →中国台湾へ攻めやすくなる →日本輸出入が滞る →日本不景気になる」というロジックが広く共有されてしまっているのだ。

更に30歳付近の子持ち世帯の間では「日本輸出入が滞る →我が家の子供のご飯が高騰し餓死可能性が出る → 親世代政府中台戦争を何とかしろ要望を出す →日本参戦」というロジックも想定されている。

「#ママ戦争止めてくるわ」の運動へ参加する者は誠に残念だと感じるだろうが、非参戦を表明することには子供ご飯の高騰を避ける術がないと思われている。

いや、私は「#ママ戦争止めてくるわ」の運動へ参加する者の心理的ロジック理解しているのだ。「中台開戦すれば日本が参戦するしないに関わらず日本物価は高騰するだろ」というロジックを。海洋ロジを学んだ知見からもこれは肯定する。

しかしこのロジックには中台開戦可能性を低下させるという効果が無く、最終的に親世代の求めによって日本の参戦が励起されてしまうというのを若者はしっかりと理解をしている。

から若者は「そもそも中台開戦をさせない様にする」という選択肢を取った。これならば子供ご飯を確保できるし自分が出征する可能性が下がるからだ。

まり、これらの若者の動きは中台開戦を拒否する反戦からこその決断だ。今回の選挙結果は投票権のある若者による「#中台戦争止めてくるわ」運動だった。「#ママ戦争止めてくるわ」運動へ参加した者はこれをよく考えないといけない。



話は変わるが、「若者可処分所得の逆転」という日本経済現象を知っているだろうか?

これは大都会ホワイトカラー地方ブルーカラー就労する若者比較すると、地方ブルーカラーの方が大都会ホワイトカラーよりも可処分所得が高くなってしまったという現象だ。

年収比較してみると、当然ながら大都会大卒ホワイトカラーの方が高いのだが、家賃光熱費、そして食費などを大都会地方比較すると、大都会ホワイトカラーの出費が多すぎて可処分所得地方ブルーカラーを下回ってしまったのだ。

就労条件によっては大学新卒大都会ホワイトカラー就労可処分所得よりも、中高卒地方ブルーカラー可処分所得が上回っていたりもする。

特に悲惨なのは大都会で若年女性が求めがちないわゆる事務職で、年収東京最低賃金へ張り付き、昇給もごく僅か、ボーナスも月収の1ヶ月分程度になっており、人材求人倍率の高さから改善する見込みもない。

その中で、流行りのファッション化粧品、オシャレなランチネットで話題のイベントへ参加する。当然ながら貯蓄などできるはずもなく、これらの状況を「キラキラ貧困」と自嘲気味に揶揄されている。

この様な「キラキラ貧困」へ陥る若者が増えている中で、主流左派が行うのは「地方保守的価値観」へ対するバッシングのみであり、眼の前に居る「キラキラ貧困」へ陥る若者へ一切目を向けていない。

大都会若者からすると主流左派の言説は自分たちが対象でなく全く身近でない、自分たちの困窮を無視し続けているのにも関わらず「今の若者リベラルから主流左派の言説を支持するはず」という解釈のもと選挙へ挑んでいる存在なのだ

もう一度言うが、主流左派大都会ホワイトカラー就労している若者の現状を社会問題として取り上げているか?私は取り上げていないと感じる。

障害者福祉接続されるべき若者のことを言っているのではない。普遍的存在するであろう若者を取り上げているのか?という話だ。

逆に言えば人口減少に悩む「保守的地方」の方が若者のことを考えて必死に呼び込もうとしているのではないか



私は自動車系に居るプログラマで、その経歴から自動車総連系組合内で質問されることも多い(自動車総連では期間工組合員なので色々な話が聞ける)。

それらの背景からはっきり言って今回の選挙は、初の女性首相誕生と、中道改革連合失策、主流左派のズレた若者認識の3つが影響した必然的結末だったように思える。

自分イデオロギーだけでなく、しっかりと今目の前に居る若者を見たほうが良い。そうしないと何度だって繰り返すと私は感じる。

Permalink |記事への反応(6) | 07:51

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記事への反応 -
  • リベラル勢が若者を見てないってのは本当にその通りだと思う 何なら今回の選挙で若者を愚かとすら断じてるからな

  • 結局、いつもの通り左派にはまともな経済対策が無いって思われているのよな

  • 何で左派は自分たちがリベラルとは全く思われてないのが理解できないんだろうな

  • 私も一般的には珍しい経歴を有すると自負しているので、自己紹介がてら寄稿させてもらう。 まず私は都内予備校を首席で卒業後、有名大学に入学した経歴をもつ。 在学中は、輝かしい...

  • 地方ブルーカラー、20年働き続けても年収400万いってないとかザラにいるからナメた口きくなよ?

  • さらっと今の若い世代は戦争容認派が多いというウソをつくな

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