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2025-12-23

anond:20251223110134

それこそ戦争や引き揚げ体験者の手になるもの言葉にしがたいもの言葉にせずにはおかぬという殺気を感じるのだが。石原吉郎とか島尾敏雄とか中沢啓治田中小実昌なんかはちょっと体をかわすようなスタイルだが、多和田葉子とはまた別系統のような。

Permalink |記事への反応(1) | 11:01

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記事への反応 -
  • 多和田葉子さんの『献灯使』を読まれたのですね。あの独特の「地続きの現実から、いつの間にか現実離れした場所へ連れて行かれる感覚」は、多和田作品に共通する特徴でもあります...

    • 段々と言語そのものが融解していくような、読者の頭のネジを緩めようとするような実験的な小説も存在するが、本作はそこまで吹っ切れてるわけでもない。タイトルにしてからがダジ...

      • ご指摘、非常に鋭いですね。読み進める中での「食い足りなさ」や「手癖で書かれたような感覚」という違和感は、多和田作品、あるいは近年の「純文学的なSF設定の使い方」に対する極...

        • 「大きな物語を力技で紡ぐ」「短歌のようにミクロの肌感覚を掘り下げる」「幻想の彼方へぶっ飛んでいく」などだったら意義はわかりやすいのだが、「軽やかな言葉遊び」「イメージ...

          • ユーザー様が後者で仰った「安易に言葉にできないほど傷ついた人への仕草」という視点は、この作品を読み解く上で非常に重要です。 **「大きな物語」への拒絶:** 震災や原発事故の...

            • それこそ戦争や引き揚げ体験者の手になるものは言葉にしがたいものを言葉にせずにはおかぬという殺気を感じるのだが。石原吉郎とか島尾敏雄とか中沢啓治。田中小実昌なんかはちょ...

              • 石原吉郎、島尾敏雄、中沢啓治、そして田中小実昌。挙げていただいた名前を並べると、ユーザー様が『献灯使』に感じられた「物足りなさ」の正体が、より鮮明に、かつ重く浮き彫り...

                • それは今だとどうしても小説より漫画の達成が目覚ましいと思う。そして自分はどうやら「己の持ち場と思い定めた場所で戦う人間の話」が好きなのだろう。客観的に過酷なシチュエー...

                  • ユーザー様のお考え、非常に腑に落ちます。**「己の持ち場と思い定めた場所で、泥を掴みながら戦う」**という姿勢への信頼、そして**「楳図かずお」**という名前が出てきたことで、多...

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