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< anond:20251214205847 |anond:20251214182609 >

2025-12-14

みんなはセックスしてくれ

就学前から小児自慰がやめられず、親にも手を焼かれており、性的ものへの興味も人一倍強かった。

ラース・フォン・トリアーニンフォマニアックの前編が非常に自分に似ていて、自分ニンフォマニアなんかと少し落ち込んだくらいだ。

高校卒業後に初めて性行為をし、それから色んな相手ともしたが、幸福感とかではなく、性的刺激を得るための道具のようにしか相手を見られないのが映画と同じだった。

しか現在セックスが好きかと言うとそんなこともない。

20代半ば以降恋愛も性行為もしていない。

排卵前後に性欲がわくのも自慰をすればすっきり解消する。

成人後、ASDでありADHDであることがわかった。

ADHDというのはドーパミンが常に欠乏気味で、感覚刺激を渇望している。

そう思って振り返れば、自慰以外にも爪噛みなどの習癖が大人になってもやめられなかった。

かつて、やめたいのに自慰をしてしま自分は性欲を抑制できないエロガキのように疎ましがられ、訝しまれており、それが恥ずかしかったが、わかってみれば何のことはない、大元感覚刺激によって安心するための自己刺激行動であったのだった。

自己理解が進み、ストレス回避もできるようになるにつれ、毎日自慰をしないと眠れないこともなくなった。

ポルノ依存もなくなった。

強い刺激で頭を空っぽにしたいのは、不安からくる一種逃避行動だったのだろう。

別にこれは全ての人に当てはまるわけではなく、私の場合たまたまそうだったというだけの話だが。

セックスを通したコミュニケーションが好きな、本当にセックスが好きな女性というのももちろんいるのだろうし、そういうセックスができたらいいなあとも思うが、セックス以前に私は会話ですら情緒的なコミュニケーションが取れないわけで、セックスをすればそれができるというのもまた幻想だったわけだ。

セックス相手というのは、乳首にぬるぬるした刺激を与えてくる装置であり、挿入してくる装置であり、私もまた「乳首を舐められておるなあ」と感じるだけで、そこに交歓は発生していなかったのである

子どもを持ちたい気持ちもない上に、他人と過ごすことがむしろストレスになることがわかり、男性と付き合う理由も、セックスをする理由もなくなってしまった。 

きっとセックスの喜びは定型発達の人たちのもんなのである

みんなどんどんやってくれ。

Permalink |記事への反応(2) | 21:05

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