今晩、教育テレビにて京都大学の特集が放送される予定である。放送意図は不明だが、私は京都大学の卒業生である。現在は平凡な生活を送っているものの、京都大学への入学は希望者全体のごく数パーセントに限られる狭き門であり、私はその中に入ることができた人間である。もちろん、最初から挑戦を諦める人も少なくないだろう。例えば、四則演算が苦手でサインを読めず野球部を退部となった大西氏が京都大学受験を志すとは考えにくい。そのような特殊な大学の特集をするよりも、より多くの入学生を抱える日東駒専なかでも「タックル大学」の特集を行う方が適切ではないか。不祥タックル事や薬物問題など話題性の高い事例も多く、当時の監督が逮捕されたのか、あるいは網走で強制労働中なのかといった関心もある。タックル大学は入学者数も多いと推測される中、なぜあえて京都大学を取り上げるのか疑問である。