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2025-12-13

ホラー映画が好きだった

子どもの頃に観た『13日の金曜日』。

内容はよく覚えていないが、とにかく怖かった。

から大人になった今、ブルーレイで観たらあの頃よりもっと怖いのでは?なんてことを最近ふと思い付いた。

で、Amazonポチった。

ブルーレイ版『13日の金曜日』。

HDリマスターで高画質。

家に届くと自分でもビックリするぐらいにワクワクしてて、ホットワイン片手に部屋を暗くして、再生したわけ。

懐かしい音楽キャンプ場。

うそう、こんな感じだったな。とか思いながら観ていた。

観始めて15分ぐらいだろうか。

あれ?

暗がりに…普通に人が見える。

え、そんなとこに立ってたっけ?と思って、あわてて巻き戻す。

やっぱりいる。

隠れているはずの人物が、

ブルーレイの明るさ調整のおかげで、

堂々と立っている。

見えてはいけないものが、

くっきり見える。

わず一時停止。

なんだこれ。

怖いとか以前に、「いや、見えるやん」という感情が先に来る。

再生を続けるも、もうダメだった。

次の暗いシーンでも「何か出るのか!?」じゃなくて

「また見えるんじゃないか?」という気持ちになってしまった。

怖くない。

全然怖くない。

音楽が盛り上がっても、画面が暗くなっても、心臓仕事をしない。

理由は単純で、「いや、見えてるやん!」

結果として、

ブルーレイは確かに綺麗

映像も音も文句なし

・でも怖さは消失

という、誰も得しない現象が発生してしまっていた。

ホラー映画って高画質にすればいいってもんじゃないんだなとそのとき初めて理解した。

というか、くっきり見えたら怖いだろうというその考えそのものが何もかも間違っていた。

ブルーレイは恐怖を殺す。

恐ろしいよブルーレイ

Permalink |記事への反応(1) | 12:49

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