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< ステータス重視社会は... |anond:20251201215020 >

2025-12-01

お金がないか子供が産めないは嘘。単なる贅沢病ですよね。

最近よく「お金がないか子どもを産めない」「子育て支援が足りないか少子化が進む」って言う人いるけど、正直あれを読んでいると違和感しかない。

とくに、はてブを読むと、まるで子育て支援さえ増やせば少子化は止まる、みたいな話をしている人までいる。

でも、それって本当なんだろうか。

よく考えてみれば、昔より今のほうが生活水準って圧倒的に上がっている。

今はほとんどの人がきれいな家に住んでいて、服だって昔よりずっと安くて質がいい。

外に出れば、コンビニでもスーパーでも安くておいしいご馳走がいくらでも買える。

洗濯掃除家電勝手にやってくれるし、ネットで何でも調べられる。

それなのに、少子化はどんどん進んでいる。

もし本当に「お金がないから産めない」が主原因なら、生活水準がここまで上がった現代ほど出生率が落ち込む理由がないはずだ。

技術も便利になって家事負担も減って、食料も衣服も圧倒的に安定して手に入る。

しろ産みやす環境だけを見れば、昔より整っている部分は多い。

それでも出生率は下がり続けている。

じゃあ何が起きているかと言えば、「昔より生活が苦しい」ではなく、昔より当たり前だと思う生活レベルが上がり続けているということだと思う。

広い家が必要子どもには良い習い事を……、進学も妥協せず……、旅行外食も楽しみたい……。

そうした自分たち基準を守ろうとすると、子どもを持つハードルがどんどん上がっていく。

結局、「お金がないから」ではなく、自分生活レベルを下げたくないか子どもを持てないというパターンが増えているだけなんじゃないか

という視点無視されがちだ。

もちろん、明確に経済的に苦しい家庭もあるし、子育て支援が一切不要と言いたいわけではない。

ただ、「全部お金のせい」という単純な話では説明できないのは明らかで、生活水準が劇的に上がった社会ほど少子化が進む、という現実無視できないと思う。

お金がないか子どもを産めないが絶対真実みたいに扱われているけれど、それだけでは説明しきれない。

しろ、豊かさに慣れすぎてしまった現代人の贅沢病のほうが、少子化の根っこにあるのでは?

そんなふうに感じてしまうのだ。

Permalink |記事への反応(0) | 23:14

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