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2025-11-25

スマホOSAIガッツリ統合されると、一体どういうことになるのか。

 

まず、「アプリ意識する」って感覚が消えていく。翻訳したいなら翻訳アプリを開くんじゃなくて、「これ訳して」で終わり。写真加工も、音楽再生も、買い物も、どのアプリが動いてるのかユーザーにはほぼ見えなくなる。

アプリは「裏方の機能パーツ」になる。

 

AIOSレベル個人データを全部つないで理解しはじめるから生活最適化勝手に進むようになる。例えば「最近睡眠短いし歩いてないよね」とか勝手に気づいて、予定・食生活・通知設定まで調整してくれる。支出の癖を見て家計改善を毎週提案したり、仕事メールとか予定調整は半自動になる。

体感としては「生活執事OS」。寒くなったら空調を微調整し、帰宅前に家の照明を整え、歩き方のいつもと違う変化から今日ちょっとしんどい?」と判断して会議リスケ案を出してくる、みたいな。

 

Webの使い方も「検索して自分で選ぶ」じゃなくなる。

おすすめ3つだけ出して」「この週末、行ける美術展の最適ルート組んで」「予算1.5万で鮨屋予約しといて」みたいに結果だけもらう使い方が主流になる。

デスクワーク仕事も相当な範囲AIに肩代わりされる。資料の要点抜き出し、次アクションの案出し、レポートからの異常値を検出、売り上げ資料問題点ピックアップ改善提案…「常に優秀な副操縦士が横にいる」状態になる。

 

将来のOSは大きく二極化するとみられている。Appleみたいな超安全なオンデバイス型と、Google/Microsoftみたいな自動化特化のクラウド型。どっちのOSを選ぶかで、生活自動化レベルが変わってくるかもしれない。

企業アプリ側も、AIエージェント操作される前提で、データ提供とかアクションAPIを開かないと存在感ゼロになってしまうかもしれない。

 

AIOSレベルユーザー文章癖・感情パターン趣味嗜好・集中力疲労度を全部学んでいくから、「本人よりも本人の意思決定理解してるAI」が予想される未来

そうなると、いくつかの疑問も生じる。たとえばAIリテラシーの差が、今まで以上に致命的な格差を生み出す可能性。最新のAIを使えるかどうかで、生産性効率に圧倒的な差が生じてしまう。

そして、AI統合OSプライバシー、使われ方の問題ユーザー意思決定理解したが、たとえば犯罪傾向が極めて高いと判断される場合や、政治的危険な傾向に対して、OS機能をどこまで提供するのか。またはエラーを出して防ぐのか。

今まで以上に機能ユーザー内面踏み込む可能性があり、それをどこまで許容するのか。

Permalink |記事への反応(1) | 17:51

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