ブラックフライデーが日本に上陸して何年経つんだろうか、あれは元々、アメリカの感謝祭の翌日に小売店が一斉に安売りするっていう、ただの「モノの割引日」でしかなかったはずだ。
要は、みんなが仮装して騒ぐ「ハロウィン」みたいに、ブラックフライデーも「お祭り」にしようというムーブメントが起きているらしい。
単なる「割引」だけでは、もう日本人は財布の紐を緩めないってことだろう。
だから、イベントのシンボルカラーである「黒」を徹底的に利用して、みんなに「これは特別なイベントなんだ」って思わせたいわけだ。割引率じゃなくて、体験で人を釣ろうとしているんだな。
その最たる例が、スーパーやコンビニの「黒い食材」フェアというものだ。
イカスミを練り込んだ真っ黒な海苔弁とか、黒ごまとか竹炭で色付けした、もはや不気味ですらあるスイーツとか、一体誰が喜ぶんだと考えてしまう。
でも、これこそが、彼らがブラックフライデーを「ハロウィン化」させたい核心なんだと気づいた。
いくら頑張っても半額とか無理だし、そんなことをしたら利益が吹っ飛んでしまう。
だから、安くする代わりに「面白さ」という付加価値を、無理やりつけようとしているのだ。
この真っ黒な見た目は、完全にSNSで「バズらせる」ためだけに存在していると言っても過言ではない。
割引が難しい日々の商品も、「期間限定のブラックフード」という形で特別感を演出できるし、ただの日常の買い物に「こんな変なもの売ってる!」っていうエンタメ要素を無理やりぶち込める。
みんなが写真を撮って拡散すれば、企業側は広告費だってかからない。
彼らは、ハロウィンで「コト」消費が成功した味を知ってしまったから、このブラックフライデーも、「安さ」じゃなくて「楽しさ」で、日本の年中行事に定着させようと必死なんだろう。
黒い食材のフェアを見かけるたびに、「また企業に踊らされてるな」とちょっと冷めた目で見てしまう自分がいる。
でも、真っ黒なオムライス。
ちょっと食べてみたい気もするんだよな。
これが悔しい。
ハロウィンからクリスマスまでの谷間のイベントとしてはちょうどいいんだろうね で、ゴールデンウィークの商戦と重なるからイースターはいつまで経っても普及しないし
逆にクリスマスと正月の間が短すぎるよね 25日の夜遅くまでガラスウィンドウのサンタやトナカイを消して和テイストに飾り変えてる業者の人見ると心で応援してしまう
黒いタレ?をかけた唐揚げがオリジン弁当で売ってた
それが安いならいいけど高いんだよな 期間過ぎてから値引きされて売っていたら考えてもいいのでは
黒い乳酸菌飲料が売ってたのには失笑してしまった。そんなわけないと思ってたけどブラックフライデー便乗だったのかもな。トンチキコンサルのトレンドなんじゃろか
デフレマインドというか、賢い消費者というか。大してほしくない家電やぜいたく品を大して安くなってないけどふいんきで買いたくなる、買ってしまう、ということをしない国民なん...
「あれは元々、アメリカの感謝祭の翌日に小売店が一斉に安売りするっていう、ただの「モノの割引日」でしかなかったはずだ。」 由来はそうじゃないらしいよ