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あのね、向こうでは今日も漁船がぶつかって、さあ大騒ぎ。でも日本は別に慌てないの。
ぶつかったくらいじゃ死なないし、怪我もしない。
韓国みたいに、慰安婦カードでぐずぐず言われても、とうとう国民は呆れて見放したでしょう。
あれは安倍さんの手柄じゃない。国民の目が覚めたの。ああもう、これ以上我慢する必要はない、という目。
それにしても、今頃になって韓国の首脳がやってきて、『そろそろ雪解けを』とか言ってるんだから、笑いが止まらない。
どの口が言うのかしら。長年日本に文句を言い続けてきたくせに、何を今さら。
こういう野を見ていないのかしら、中国の人たちは。圧力かければ従うだろう、と思い込むその精神構造も、まったく同じなのよ。
韓国はね、同じことを30年もやってきたの。ある意味、それが国の存在理由になっていた。
慰安婦問題や徴用工問題で、物語を作り、それに沿って世界に訴え続けた。でも、思わぬ反感を食らって、物語ごと消滅してしまった。
中国も同じことをしている。物語の中で日本をやっつける、そういう筋書きを描いているのだけれど、現実は違う。
センゴク88事件のころから、戦時賠償だの漁船衝突だので、日本の足元を見て圧力をかけてくる。でもね、そろそろ限界なの。
日本の世論というのは、たまった水が急に溢れるみたいに、ある日突然、流れを変えるのよ。
そして台湾の話。どことは言わないけれど、友好地域の危機においては、これを支援する――なんて公式に言ってしまうかもしれない。
でも、日本式だから、そんなにはっきり言わない。雰囲気だけ悪くなり、ある日突然ホワイト国を辞める、とか、そういう形かもしれない。
口に出すだけで、向こうにはじわじわ効く。派手な行動じゃなくても、じんわり効くのが日本流なのよ。
日本という国はね、思いを秘めて口に出さない。表面では応対するけれど、取り繕う言葉がひとつひとつ少なくなり、やがてゼロになる。そういう国なの。
韓国はすぐ隣にいるくせに、長年日本人と付き合ってきたくせに、まだ分からないでいる。
中国もまた、ある意味で韓国と同じ夢を見ているのよ。圧力をかければ従うだろう、やり返すわけがないだろう――そんな夢をね。
結局、韓国も中国も、似た精神構造なの。圧力=相手は黙って従う、と思っている。でも、日本は黙って従わないことがある。
世論というのは、水のように、たまったら溢れる。だから、口先の宣言だけでも向こうの計画が狂うかもしれないし、じんわり日本流で答えを示すこともある。
向こうはまだ見ていない、知らない、ということが、面白いところでもあり、少し怖いところでもあるの。
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