本当にショックだ。
表面上は何も起きていない。
簡単に言えば、
・SNSでしか知らない(元々知ってはいるが相互フォローでもない)相手の
・注意されるべきことのない、もちろん悪気もない行動に
・大きな負の感情を抱き
文字にすることで、(たとえば矮小化されて)もしかしたら私の抱く危機感や恐れといったものは伝わらないかもしれない。インターネットはむしろ、そういう世界としての一面も大きいだろうと。
もちろん私も、画面の向こうの誰かに「なんやねんコイツ」と思ったことは何回もある。でも、それを言葉にして発信することは断じてしていない。
だから怖かった。
後になってハッと気がつくまで、自分の頭の中で繰り返されていた言葉の攻撃性を自覚できていなかったことが。
しかも振り返って考えると、私の内心には少なからず「嫉妬」があった。それも本当に怖かった。
私は年齢としてはそこそこの大人で、相手は(知りうる限り)年齢差のある年下である。そのことにも、後から気がついて、震えた。
内心に留まっていたから良かった。何を思うかは自由である。それは、まごうことなき事実である。
でも、このメンタリティのままさらに年を重ねていくと、いつか何かしでかしてしまうんじゃないかと思えてならない。
短絡的に考えて、無自覚に、偏った理解をして、素性の知らない誰かに、日頃のストレスの捌け口にするように、それが悪いこととも自覚せずに、攻撃的な言葉を吐くのではないか。
結局のところ、自分はそうじゃないだろうと思い込んでいたから怖いのだろうと思う。
確かに存在する自分の負の側面を、善良に振る舞おうとすることで押さえ込もうとしていたから。
「将来俺がおかしくなったら殴ってでも止めてくれ」といったことを言う気持ちが少しわかる。