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2025-11-05

anond:20251105075406

体重の増減は複雑すぎるよね。一喜一憂せずに長期的に取り組むしかない。

例えば運動による体重の増減。

運動後の体重の増減は、主にグリコーゲンとそれに伴う水分の変化、そして一時的乳酸の処理、そして長期的な体脂肪の変化といった複数の要因が複雑に絡み合って起こります

🏃‍♀️運動直後の体重減少:主に水分とグリコーゲンの影響

運動直後に体重が減少した場合、その主な原因は体脂肪の減少ではなく、主に以下の2点です。

水分(汗)の喪失:

運動中に大量の汗をかくことで、体内の水分が一時的に失われ、体重が減少します。これは最も大きな要因です。水分補給をすればすぐに元に戻ります

グリコーゲンの消費と水分放出:

筋肉肝臓に貯蔵されているエネルギーであるグリコーゲン運動で消費されます

グリコーゲンは水分と結合して貯蔵されており(グリコーゲン1gあたり約3g〜4gの水分)、グリコーゲンが使われると、それに伴って結合していた水分も放出され、体外へ排出されるため、体重が減少します。

📈運動後(数時間〜翌日)の体重増加:グリコーゲン回復

運動後にしっかりと食事特に炭水化物)を摂ると、一時的体重が増加することがあります。これは主にグリコーゲン回復によるものです。

グリコーゲンの再貯蔵と水分の引き込み:

消費されたグリコーゲン回復させるために、食事から摂取した糖質が再び筋肉肝臓グリコーゲンとして貯蔵されます

この際、グリコーゲンは再び水分を細胞内に引き込みながら貯蔵されるため、その分の水分量が増加し、見かけ上の体重が増えることがあります

💪乳酸の影響:体重への直接的な影響は限定的

乳酸疲労物質として知られていますが、近年ではエネルギー源としても再利用されることが分かっています

乳酸の分解・再利用:

運動によって生成された乳酸は、運動後数時間以内にエネルギーとして使われたり、肝臓グルコース(糖)に作り替えられたり(コリ回路)、体内で処理されます

この乳酸自体の重さが体重に与える影響は、グリコーゲンや水分ほどの大きな変動要因にはなりません。

⚖️体脂肪の影響:長期的な変化

体脂肪の減少は、運動後の体重変化を考える上で最も重要ですが、短期間の体重の増減に大きな影響を与えることはありません。

長期的な減少:

体脂肪運動によって時間をかけて徐々に燃焼されます体脂肪1kgを減らすには、約7,200kcalを消費する必要があります

運動直後に体重が減ったとしても、それが体脂肪の減少である可能性は低く、数日から数週間といった長いスパンで見たときに初めて、体脂肪の減少として体重の変化が確認できます

要点:

運動後の短期間の体重変化は、主に水分とグリコーゲンの変動によるものであり、体脂肪の減少は長期的な運動習慣によって達成されます

Permalink |記事への反応(0) | 08:04

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記事への反応 -
  • とか思ってたら、次の日には1kg近く戻ってる… 俺の体、記録のために頑張ってくれたのか…?

    • 体重の増減は複雑すぎるよね。一喜一憂せずに長期的に取り組むしかない。 例えば運動による体重の増減。 運動後の体重の増減は、主にグリコーゲンとそれに伴う水分の変化、そして...

    • 1~2kgの増減なんて誤差の範囲だよ

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