防衛とは国を守ることなんです
小泉進次郎が防衛大臣に任命されたニュースが流れた時、
Xではこんな投稿があちらこちらで散見された
進次郎構文の基本構造は
トートロジーと因果の飛躍、擬似パラドックスであり、
そこに短文リズムや、高コンテクスト文化との衝突、
権威とのミスマッチが絡み、
期待違反とツッコミ余白を生み出す
つまり、進次郎構文を成立させるには相当なセンスが必要となる
息の呼吸
というのは天才が生み出した最高傑作である
ところが前述の、防衛とは~、はどうだろうか
反復にはなっているが、それ以外は何もない
つまり、進次郎構文ではない
面白くない以前に構文の体裁すら成っていない
こういったことをパブリックな場で表出してしまう人物というのは、
自分では面白いことを言っているつもりであり、
生まれてからずっと、自分はセンスのある側の人間だと信じている
Xという場所はエコーチャンバーに陥りやすい構造をしている
勘違いした人たちが徒党を組み、ますます先鋭化して、勘違いの深淵に堕ちていく
進次郎構文というのは、
絶望的にセンスが無いにも関わらず勘違いしている人物をあぶり出すリトマス紙として機能する
ゆえにもし、それがあなたのタイムラインに流れてきたら、心の中でこれを詠唱して欲しい
なんだこれチャンスか?
Permalink |記事への反応(0) | 10:51
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