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2025-10-07

子どもを産んではいけない人

反出生主義ではない。

しろ子どもを望む人が幸せに育てられる社会であってほしいと願っている。

それでも、「この人だけは子どもを持ったらまずいだろう」と思ってしまう人が、現実にいる。

彼女は若くしてできちゃった結婚をした。

夫のDV離婚し、PTSD鬱病発症

まれたばかりの娘を実家に預け、一人暮らしを始めた。

その後、当事者会で出会った男性交際し、再婚

娘を引き取ったが、環境の変化で娘が情緒不安定になると

発達障害では?」と疑い、診断がつかないと「グレー」と決めつけて嫌悪

苛立ちを娘にぶつけ、不倫をし、再び娘を実家に預ける。

そして離婚

新しい恋人同棲し、「理性があるから子どもは作らない」と言いながら

ピルをやめることに癇癪を起こす。

勤怠不良で退職し、「クビにされた」と周囲に吹聴。

生活に困って再婚実家と絶縁。

それでも「毒親育ちだから絶縁した」とSNS宣言

そして数か月後、

「仲良し新婚夫婦タイミング法で妊活中」

→ まもなく妊娠報告。

……え?妊活、するの?

どんな境遇の人でも、親になる自由はある。

でも、自由の裏には責任があるはずだ。

彼女のように、自分の傷を癒せていないまま、

誰かを“育てる側”に回ってしまうと、

不幸が連鎖していくのを何度も見てきた。

子どもを持たないほうがいい」という言葉は、差別のように聞こえるかもしれない。

けれど、誰かを守れない状態のまま“母親”になることは、

本人にも、子どもにも、地獄を見せることになる。

資格勉強を始めては飽き、

自己啓発に走っては壊れ、

SNSで「HSPです」「毒親育ちです」と肩書きを並べる。

本当は、そうやって自分を保とうとしているのかもしれない。

でも、子どもにとっては「それでもお母さん」でしかない。

誰かを責めたいわけではない。

ただ、こういう連鎖を止める仕組みが、今の日本にはなさすぎると思う。

支援が途切れた人が親になっても、

助けを求める場所がないまま、また次の犠牲が出てしまう。

子どもを持たないほうがいい」と思ってしま気持ちは、

冷たさじゃなく、

“もう誰もこれ以上傷ついてほしくない”という願いでもある。

Permalink |記事への反応(1) | 13:52

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記事への反応 -
  • まさか家族を医師に殺されるとは思わなかった。 いや想像ぐらいはしていたかもしれない。ここは日本という、かつて切り捨て御免がまかり通って国なのだから。 欧米風の法律に着替え...

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