甲府一高の「強行遠足」。この週末に行われたみたい。
男子は100km、女子は40kmを夜通し歩く“伝統行事”だそうだ。
正直、もう時代錯誤の極みじゃないかと思う。
学校は「忍耐力を育てる」「克己心を養う」と言うけど、
そんなの苦しみを美化した根性イベントでしかない。
「苦しいことをやれば立派になる」って、
昭和の企業研修と何が違うんだろう。
しかも危険な夜間歩行。
事故でも起きたら「本人の努力不足」で終わりそうだ。
本来の教育って、苦痛を与えて我慢させることなの?
それは鍛錬じゃなくて支配の再生産だと思う。
そして何よりタチが悪いのは、
卒業生がこの行事を誇らしげに語る構造。
「自分もやった」「あれで強くなった」と。
でもそれって、しんどかった経験を
「意味があったこと」にしないと自分を保てないだけじゃない?
苦しみを正当化することで、
次の世代にも同じ苦しみを押し付けていく──
まるでブラック企業の連鎖。
こういう行事が残るのって、たぶん田舎特有の“精神論文化”が根っこにある。
伝統とか地域の誇りとか言いながら、
実際は変化を恐れてるだけなんだと思う。
誰も疑問を口にしないから、ずっと続く。
伝統という名のもとに、
「みんなやったから君もやれ」という精神論が今も続く。
でもそれを教育と呼ぶのは、もう無理がある。
苦しめば成長できるなんて幻想。
気持ち悪い。
Permalink |記事への反応(2) | 16:17
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各地にあるようやな 強歩大会 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E6%AD%A9%E5%A4%A7%E4%BC%9A
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