9月29日、トランプ米大統領とネタニヤフ(イスラエル)首相がガザ和平案について会談し、共同声明を英語で発表した日、ネタニヤフ首相は、イスラエル国内に向けてヘブライ語で動画をSNSにポストしている。
https://x.com/netanyahu/status/1972811715294507360
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質問者:もう一つ質問です。今回の訪問をどのように総括されますか?
ネタニヤフ:素晴らしい訪問でした。国連での始まりも、ワシントンでの締めくくりもです。私が(首相に)就任して以来、これで4回目のワシントン訪問となります。
これは歴史的な訪問です。ハマスが我々を孤立させる代わりに、我々が形勢を逆転させ、ハマスを孤立させました。今や、アラブ世界やイスラム世界を含む全世界が、トランプ大統領と共に我々が策定した条件を受け入れるよう、ハマスに圧力をかけています。
その条件とは、生死を問わず我々の人質全員を(取り戻すこと)、そしてイスラエル国防軍(IDF)はガザ地区の大部分に留まる、というものです。
誰がこれを信じられたでしょうか。常々こう言われてきました。
「ハマスの条件を受け入れなければならない。全員を解放し、IDFは撤退し、ハマスは自らを再建し、ガザ地区も復興できる」と。
とんでもない。そうではありません。全く逆です。
トランプ大統領は、もしハマスが拒否するなら、イスラエルが軍事作戦と(テロリストの)排除を完了させるために、全面的な支援を行うと述べました。
ですから、あらゆる面から見て、これは素晴らしい訪問だったと思います。
質問者:首相、質問があがっていますが、パレスチナ国家に同意されたのでしょうか?
ネタニヤフ: 全くありません。それは合意にも書かれていません。
しかし、一つだけ我々が言ったことがあります。それは、我々はパレスチナ国家に断固として反対するということです。トランプ大統領もこれを言いました。彼はこれを理解していると言いました。彼は国連でも、それがテロに対する巨大な報酬となり、イスラエル国家にとって危険となると言いました。そしてもちろん、我々は同意しません。